レガシー)今週のSCGの結果 カエルが現れた(どうでもいい)!
レガシー)今週のSCGの結果 カエルが現れた(どうでもいい)!
レガシー)今週のSCGの結果 カエルが現れた(どうでもいい)!
皆さん、こんばんは。しもべです。


 とうとうSOIが発売されましたね。
Stdでは大転換が行われました。果たしてどんなデッキが出てくるのか。Legacyの方は残念ながら変化が有るとは思えないブロックですがネww
今週はSCGがBaltimoreにて行われ、Legacy Classicも併催されています。久々のSCG Legacyなので結果が気になりますね。早速見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=04/08/2016&end_date=04/10/2016&city=Baltimore&start_num=0

 今週の優勝はTyler Bailey死のBUG 続唱です。

以下Top16(一位~)
BUG続唱
Miracles
4c Loam
Death&Tax
ANT
NicFit
4c Loam
UG POST
-----------------
Dredge
Jeskai Stoneblade
Eldrazi
Elves
UR Delver
Grixis Delver
BUG 続唱
Lands

 です。
Eldraziショックがあってから1ヶ月以上経ちますが、前回のIndianapolis Classicの結果と合わせてみると大分Eldraziに関しては落ち着きを見せるようになっていると思えます。と言うか激減しています。大型大会まで含めないと判断が付きませんが、既にデッキとして認知され判らん殺しが通じない状況。同時に各デッキの対策が進んでいますしね。
判り易い所で言えばMiraclesは4枚目の全体除去の保持、サイドに《血染めの月》/《基本に還れ》+《Moat》が非常に多い。
単に生物で突撃するだけでは流石にLegacyを制圧するのは難しい。
しかしデッキとしては強力なのは疑いようもないですし、Modernで禁止された以上プレイヤーがこちらに流れてくる事も予想されるので今後も一定の数は保持すると思われます。

 今回の大会結果の特徴はそのEldraziまで含めて非U系のフェアデッキが目立つと言う事でしょうか。
Eldraziこそ減りましたがLoamのお陰で《虚空の杯/CotV》系のデッキの数は維持されており、加えて《スレイベンの守護者、サリア》等の置物妨害を運用するデッキも相応の数がいます。
 Miracles・Tempo・ComboのLegacyの顔の3種類は数は、実はいないわけでは無く、公開されているTop32まで含めると相応の数が存在します。にも拘らず、上位に上がってこれていませんね。Combo系はやはりCotV系に圧迫されているようです。同時に非U系はTempoに強い構築である事が多いのでその結果も有るでしょう。Miraclesは明確に強いデッキが大挙していると言う訳でもありませんが・・・?
これまでのLegacyでここまで非Uのフェアデッキが幅を利かす場合は必ず、大きくComboに揺り戻しが起きていたのですが、現状Eldraziを含めCotV系が主力である事を思えばそれがどこまで行われるのだろうか?図り切れませんね。
個人的にはJunkカラーのデッキが多いので嬉しいですがネ。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=100743
優勝したTyler Bailey死のBUG 続唱です。

 今回一位のBUG 続唱はMiraclesにも有利が付き、加えて豊富な除去とアド手段でEldraziにも有利が付くとされるので、現環境では相応の環境的優勢が有ります。が、Miraclesは兎も角、Eldraziの上下によってその立ち位置はかなり変わってきそうですね。

 BUGは1マナ域を入れてスマートにする形も少なくは有りませんが、現状CotVの影響下である事を考えれば、Tyler氏の様に極力1マナ域を排し《Hymn to Tourach》等でデッキパワーを上げるのは理に適っていると思います。
同時に《祖先の幻視》で疑似的な1手目を増やしていますが、それはアド合戦特化仕様にもなっていますね。
土地も珍しく《不毛の大地》の4枚目まで取ってある為、対Eldrazi・消耗戦に非常に強い構築になっています。

 代わりに全体除去を入れる枠が無いので継続展開をされると少し辛いですね。
この構築で少し面白いと思ったのは15位Daniel Harrison氏の構築で《梅沢の十手》が入っている事。ハンデスやカウンターが少ないので不正確ではありますが、これまで担い別角度の威力を発揮しそうです。
今回の様にフェアデッキが増えるのなら単にハンドのアドを取るだけでなく盤面のアドも取って行きたいので、下手に減らせない枠になるはず。

 現状はComboを他のデッキがかなり抑えてくれていますが、Eldraziの存在を含めそれは不透明。今後Comboの数が増えてくるのならtWの《翻弄する魔道士》型の再登場の有り得るかもしれませんね。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=100735
4位、Travis Cowley氏のD&Tです。

 特殊地形対策の濃いデッキですが、そこに加えて《月の大魔術師》及びそれをサーチする《帝国の徴募兵》を加えたBoros型。
ここ最近の特徴はD&Tでは《悪鬼の狩人》を採用し能力で除去が出来るようにしている事ですが、徴募兵の恩恵に与れますね。これはサイドのティムも同じです。
 また2大アタッカーとして採用されていた中から《セラの報復者》は排除され《ミラディンの十字軍》のみが残されるようになっています。アタッカーとしてはフライヤーの筈ですが、ブロッカーとしてと言う事でしょうかね?

 珍しいのは《濠の大魔術師》。
上述の様にMoat自体の数が増えているのですが、同じ用途でもこのデッキの場合は徴募兵からのサーチが行えるのが非常に大きいですね。どのみちEldraziにはほとんど除去が無いので生物化する事のデメリットも少ないでしょう。
 《歪める嘆き》は2枚入っていますが、D&Tに関してはサイドボードで割と安定的に見るようになりましたね。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=100737
8位、Joseph Milia氏の12 Postです。

 今回唯一のSnT系ですね。と言っても概要はPostなので別物ですが。
Ladnsに近く土地銀弾が出来るので《Glacial Chasm》《Maze of Ith》で時間稼ぎが出来るのが対Beatdownには有難い。両方揃えている以上意識しているのでしょうね。
また、CotVを意識しているのか1マナ域は全体的に抑えめ。代わりに《粗石の魔道士》で水増し補填していますね。
 あまり採用されていないのですが《大いなる歪み、コジレック》のお陰で地味に盤面に蓋をする能力も上がっていますし、Post系はもう少し増えても良い様な気もするんですがネ。まぁポスト自体であまりこいつは使われていないようですが。弱いという意見も聞かないのですがね。

 時折見かけるメインの《計略縛り》は何に使うんですかね?
《狼狽の嵐》が代わりに入っていたりする事も有るので、対Stormとかですか?


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=100792
20位、Jason Collins氏のDark Maverickです。

 D&Tに加えてMacverickも少しずつ見るようになりましたね。
その殆んどが《死儀礼のシャーマン》採用型なので以前とは異なりますが。このデッキに至っては《貴族の教主》が完全に抜け落ちています。またここ最近の傾向で《クルフィックスの狩猟者》に依るアドを狙う形、《殴打頭蓋》が抜けて2色剣を採用する形が増えています。

 実に恐ろしきは《ギトラグの怪物》の存在・・・。
まぁ《聖遺の騎士》で《輪作》するたびにドローの名でドローエンジンにはなっていますが。ついでに《スクリブのレインジャー》《壌土からの生命》まで入れて回転率を上げているため割と本気です・・・。
強いの?
ただ素のサイズが不足しがちなデッキなので確定6/6は割とありがたいかも知れません。
 それよりも気になるのは《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》。
この枠は他にも色々選択肢が有り《情け知らずのガラク》が割と使われていますが、何故ギデオン? よくは判りませんが[-4]の全体強化は《僧院の導師》のお陰でスィーパー及び《夜の戦慄》が増えた巻き添え被害を多少緩和してくれもするはずなのでそれもありかも。紋章なので《萎れ葉のしもべ》よりも安定しますしね。
そしてその《夜の戦慄》を自分で使える利点にも繋がります。
ついでにこいつを運用しているのも[0]のTokenのサイズが2/2である事も理由の一つでしょうかね。

 しかし枠を取り過ぎたせいか通常の土地枠が削られている上に《不毛の大地》が入っていません。土地の枚数はLoam・マナ生物等である程度カバーできますが、何故不毛を入れないんですかね?
カエルの着地には邪魔でしょうか?

 正直現状のメタでそれ程優位が付くとも思えませんがどうでしょうね?
息を吹き返す日は来るのでしょうか?



 こんな所です。
今回は上記の通りかなり非Uのデッキが多かったので、割とばらけていて見るのも新鮮味が有りましたが、個人的に考えていた以上にSOIの札を見る事にもなりました。
 13位UR Delverには《氷の中の存在》が入っていました。《もみ消し》をサイドに置いてスイッチできる代わりにメインはどんどんスペルを繋げていく形で他の3色Delverより採用に整合性があるように思えました。
またそれにも入ってましたが、それ以上に21位のBUG Delverにも入っていた《侵襲手術》。元々《被覆》が有るのでそこに入れ替わりで入るでしょうが、元の存在よりも使われる枚数が増えていますね。可能な限り「昂揚」を満たしたいのですが、特にBUGは積極的に使えるハンデス・《森の知恵》のEnc・《ヴェールのリリアナ》のPWとあるのでその中でも特に見たいしやすいと思います。続唱にも入る可能性はありますね。
現状でも追いやられているComboにとってこの《侵襲手術》はさらに追い打ちをかける存在になるのでしょうかね?

 しかしそうはいってもここまでになると揺り戻しも期待してしまします。
Dredgeには新戦力候補も有りますし、環境に対応したComboの形成の可能性も・・・。《氷の中の存在》入りのStormなんてCotVやスィーパーに対処出来る一手段になるかもしれませんしね。
現状確かに向い風なのは事実ですが、非Uフェアデッキには限界が有りますし、それに16位のLandsの様に《抵抗の宝球》1枚仕様の様なガードを下げた構築も増えてくるでしょうからね。


 と言う事で、今回はここまで、です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章がお役に立てば幸いです。


P.S.
《祖先の幻視》が何やらすごい値上がりをしています。「今これを買え!」に従い買っておくべきか・・・と一瞬後悔しましたが、よく考えたら自分が幻視を使う構築をする事は恐らくないであろうことから、その後悔は霧散しました。
しかしこれからBUG 続唱を組もうという方々にはとばっちりですね。


コメント

nophoto
風太
2016年4月12日8:55

再録で[汚染された三角州]が安く4枚買えたので、プラマイ0だと考えるようにしてる(白目)

しもべの一人、H
2016年4月13日23:51

>風太さん
まぁ確かに《汚染された三角州》と《溢れかえる岸辺》は再録前は異様な値段になってましたしね。Modernでも扱えるようになったことも含め、フェッチ再録は本当に英断ではありましたよね。
そうやって人は己を納得させざるを得ないのですかね・・・。

nophoto
風太
2016年4月14日9:36

BUGカスケードを0から集めるのはキツイですね。タルモ・アンシー・トロピー・バイユ・・・
カード1枚辺り2万円って冷静に考えると、凄い金額のような。

しもべの一人、H
2016年4月14日19:19

まぁそれはLegacy全てに言える事ですがね。特にU絡みは全てのパーツが高いので。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索