バスケットボールの歴史に残った日
2016年4月14日 スポーツ コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
レギュラーシーズン最後の日。
この日コービー・ブライアントが引退しました。
以前のエントリーでも挙げましたが、歴代最高のSGの一人であった人間の引退です。なぜNHKはこれを放送しないんだ。GSWと合わせて両方放送しろよ!
因みに衰えに衰えていた今シーズンのコービーですが、この日は60得点を挙げると言う凄まじい数字を残しました。60点と言うと10年間で出るかどうか?レベルの個人得点です。実際私はこれを超える点数は近年81点を取った本人の過去以来目にしていません。前の世代のAIとか今はハーデンやカーメロとかが取ったことが在ったかな?正確な記録を漁ってないので詳しくは判りませんがシーズンで出るのはせいぜい50点越えが数人ですからね・・・。
因みに内訳を見てみると
42分でFGは22/50、3Pで6/21、FTで10/12と率は良くはありません。特に個人で28本もシュート外している事を思えば一人で撃ち過ぎ・ゲームを停滞させたと怒られる場合もあるかもしれません。しかしこのゲームでは勝っているのでその批判は当て嵌めるには適切ではありません。
また、怪我と手術でぼろぼろの37歳がマークを付かれながらゲームで50本シュートを撃つと言うのは途轍もない体力を要求されます。接待DEFとか騒ぐ人もいるでしょうが、コービーは事前に本気を要求していましたし、それほどジャズは手を抜いてもいなかった(割としっかりついてました)。そもそも花を持たせる行為も場合によっては侮辱になりますしね。
コービーは最後まで超人でした・・・。
NBA公式のPVに従いこう言いましょう。
ありがとうコービー。
F○ck Kobe!!
Goodbye Kobe!!!!!
そしてもう一つ、こちらは新しい歴史が刻まれる事になりました。
NBAにて不朽の記録だと思われていた、神様MJ率いるCHIブルズが95-96に達成した年間最高勝率72勝10敗を上回る73勝9敗をカリー率いるGSWがこの日記録しました。
同時にステフィン・カリーは3Pを10本成功させ46得点(30分弱)。年間最多3Pシュート成功数の記録を更新し初の400本越えも達成しています(3Pだけでシーズンで1200点あげてるとか・・・)。こちらも以前のエントリーで挙げましたが自身2度目の更新で、それまでの他者の最高記録が258本だった事を思うと150近くを自身の手で上積み更新している事になるわけです。
本人の記録も、チームの記録も唯一無二のものを達成した怪物。彼は何処まで行くのでしょうかね・・・。
ただし選手としての完成度もチームとしての完成度もMJとCHIブルズに比べると1段劣る印象が個人的には拭えない。
特に弱いチームに負ける事や全く点が取れない場合など、時に見せるチームの不安定さと脆さが気に掛かります。
また、この記録を超える為に突っ走った結果主力組に疲労の気も見られます。先人が評価されたのはこの上で優勝(三連覇)までしてしまう完全なサクセスストーリーであったため。
それを思うとまだ彼らは道半ばですね。
連覇のかかっている彼らにとってはここからが本番なわけですが果たして・・・。
因みに、彼らGSWによってSASのホームシーズン無敗記録が阻止されました。それでも史上最高ホーム勝率タイを達成しましたが。この時のGSW-SASは其々の記録の掛った戦いと言う圧倒的な熱さも有りました。
これやGSWの序盤の連勝記録なども含め今シーズンは本当に熱いシーズンでしたね。
レギュラーシーズンが終わり、これから本番のPOが始まります。
が、はっきり言ってWCのSASかGSWが事実上の決勝戦で他のチームにはマンに一つも勝ち目はないと言われているシーズン。正直盛り上がりに欠けるシーズンになってしまうかもしれませんね・・・。
P.S.
来年ぐらいにはティム・ダンカンも引退するでしょうが、矢張り派手さではコービーには及ばない。それぐらいコービーと言う人間は良くも悪くも人を惹きつけ、全米で注目されていましたからね。
PVの「お前なんか嫌いだ~!!」と言う歌は、それがそのまま彼の凄さを表した、彼を称えた讃美歌でもありました。
個人の通算得点記録はレブロンやKDが今後上回っていくかもしれません。
しかし一所で活躍し続けたスター性と勝者としての在り方(好かれ形・嫌われ形)を考えれば彼らがコービーに及ぶとも今の所思えない。
寂しくなるなぁ・・・。
レギュラーシーズン最後の日。
この日コービー・ブライアントが引退しました。
以前のエントリーでも挙げましたが、歴代最高のSGの一人であった人間の引退です。なぜNHKはこれを放送しないんだ。GSWと合わせて両方放送しろよ!
因みに衰えに衰えていた今シーズンのコービーですが、この日は60得点を挙げると言う凄まじい数字を残しました。60点と言うと10年間で出るかどうか?レベルの個人得点です。実際私はこれを超える点数は近年81点を取った本人の過去以来目にしていません。前の世代のAIとか今はハーデンやカーメロとかが取ったことが在ったかな?正確な記録を漁ってないので詳しくは判りませんがシーズンで出るのはせいぜい50点越えが数人ですからね・・・。
因みに内訳を見てみると
42分でFGは22/50、3Pで6/21、FTで10/12と率は良くはありません。特に個人で28本もシュート外している事を思えば一人で撃ち過ぎ・ゲームを停滞させたと怒られる場合もあるかもしれません。しかしこのゲームでは勝っているのでその批判は当て嵌めるには適切ではありません。
また、怪我と手術でぼろぼろの37歳がマークを付かれながらゲームで50本シュートを撃つと言うのは途轍もない体力を要求されます。接待DEFとか騒ぐ人もいるでしょうが、コービーは事前に本気を要求していましたし、それほどジャズは手を抜いてもいなかった(割としっかりついてました)。そもそも花を持たせる行為も場合によっては侮辱になりますしね。
コービーは最後まで超人でした・・・。
NBA公式のPVに従いこう言いましょう。
ありがとうコービー。
F○ck Kobe!!
Goodbye Kobe!!!!!
そしてもう一つ、こちらは新しい歴史が刻まれる事になりました。
NBAにて不朽の記録だと思われていた、神様MJ率いるCHIブルズが95-96に達成した年間最高勝率72勝10敗を上回る73勝9敗をカリー率いるGSWがこの日記録しました。
同時にステフィン・カリーは3Pを10本成功させ46得点(30分弱)。年間最多3Pシュート成功数の記録を更新し初の400本越えも達成しています(3Pだけでシーズンで1200点あげてるとか・・・)。こちらも以前のエントリーで挙げましたが自身2度目の更新で、それまでの他者の最高記録が258本だった事を思うと150近くを自身の手で上積み更新している事になるわけです。
本人の記録も、チームの記録も唯一無二のものを達成した怪物。彼は何処まで行くのでしょうかね・・・。
ただし選手としての完成度もチームとしての完成度もMJとCHIブルズに比べると1段劣る印象が個人的には拭えない。
特に弱いチームに負ける事や全く点が取れない場合など、時に見せるチームの不安定さと脆さが気に掛かります。
また、この記録を超える為に突っ走った結果主力組に疲労の気も見られます。先人が評価されたのはこの上で優勝(三連覇)までしてしまう完全なサクセスストーリーであったため。
それを思うとまだ彼らは道半ばですね。
連覇のかかっている彼らにとってはここからが本番なわけですが果たして・・・。
因みに、彼らGSWによってSASのホームシーズン無敗記録が阻止されました。それでも史上最高ホーム勝率タイを達成しましたが。この時のGSW-SASは其々の記録の掛った戦いと言う圧倒的な熱さも有りました。
これやGSWの序盤の連勝記録なども含め今シーズンは本当に熱いシーズンでしたね。
レギュラーシーズンが終わり、これから本番のPOが始まります。
が、はっきり言ってWCのSASかGSWが事実上の決勝戦で他のチームにはマンに一つも勝ち目はないと言われているシーズン。正直盛り上がりに欠けるシーズンになってしまうかもしれませんね・・・。
P.S.
来年ぐらいにはティム・ダンカンも引退するでしょうが、矢張り派手さではコービーには及ばない。それぐらいコービーと言う人間は良くも悪くも人を惹きつけ、全米で注目されていましたからね。
PVの「お前なんか嫌いだ~!!」と言う歌は、それがそのまま彼の凄さを表した、彼を称えた讃美歌でもありました。
個人の通算得点記録はレブロンやKDが今後上回っていくかもしれません。
しかし一所で活躍し続けたスター性と勝者としての在り方(好かれ形・嫌われ形)を考えれば彼らがコービーに及ぶとも今の所思えない。
寂しくなるなぁ・・・。
コメント
個人的な感想で申し訳ないのですが、レイカーズ黄金時代からずっとコービーが好きだったので、今シーズンの引退を聞いた時は衝撃でした。レブロンもデュラントも勿論素晴らしいプレイヤーですが、やはり個人の技量やスター性は俄然コービーに軍配があがると私も思います。
シャックとの確執や、その後の怪我、優勝迄の長い道程など、コービーは本当にドラマを持った選手でした、引退が本当に寂しいです
コメントありがとうございます。
私もシャック&コービーの時代を見ていたので、彼の引退はショックです。しかしここ数年怪我と手術の繰り返しで真面にシーズンを過ごせていなかったことを思えば致し方ない事かとも思えました。
LBやKDは素晴らしい選手なんですが優等生過ぎるんですよね。我が足りない。皆に推されたからリーダーやります!みたいな。対してMJやコービー、シャックなどは圧倒的なエゴイストで、俺が中心で俺が引っ張るという気概に満ち満ちていました。どちらが良いかは一長一短ですが、話題性があるのはやはり後者なんですよね。
仰るように本当に長い事NBA界の中心にいた選手ですので、これで時代の終わりの一つを迎えたように思います。
悲しいなぁ・・・。