EMN)新カード雑感１３　追加感想

皆さん、こんばんは。しもべです。


　フルスポの感想は全て終わったのですが、なんとなくその後に思った事等ややあるので書き足しのつもりで。


・次の環境で少し注目されているスピリット。
個人的にはもしStdやるならシナジー好きなのでこのデッキを組むと思います。
特に《オジュタイの命令》《鎖鳴らし》《霊廟の放浪者》の3種で其々シナジーを組めるところが大好きで、クロック・生物カウンター・Ins/Socカウンター・保護・回収を揃える事が出来ますからね。ついでに《無私の霊魂》《呪文捕らえ》が入ると更に隙を埋められますし、《命令》と《非現実化》で環境の大型スペルにも対処可能ですからね。

　打力が足りない事とアドバンテージ手段が薄い事以外は不満の無い形になりそうです。

　ただ、今一つよく判らないのはこのスピリットデッキに置いて《霜のニブリス》が期待されている事。
確かに能力はIns/Soc誘発で《氷の猛進》と間違いなく優秀なのですが、そもそも部族デッキで非生物中心に組めるほどプールが潤沢でもない。同時に果敢と《氷の猛進》は取捨選択になり易く、今一つチグハグ。そして果敢の誘発が無ければ4マナ3/3飛行と歯牙にもかけられません。
　下環境のFearie程に小粒で優良なクロッカー2～3種と、残りをIns/Socで埋める形ならまだわかるんですが、そんなデッキ組めるんですかね？
正直部族から離れた方がこいつの進化は発揮されやすいと思いますが・・・。



・現出は下環境なら他にも《ギックスの僧侶》《フェアリーの大群》等有りましたね。またStdでも猪と併せるなら《無謀な奇襲隊》も。猪に繋げずとも面展開から打撃できますしね。ついでに怒涛なのでCMCもそこそこ。



・《異界の進化》は注目札であるのはStdも同様。
特に3マナ→5マナ圏が現実的に考えられているようです。まぁ7マナ圏とか現実的に出せないと意味が無いので数枚添える程度で、中心はやはり4～5マナ域ですよね。
　しかし個人的には《巡礼者の目》とかもっと注目されないのかなぁ？と。
とりあえずCipの確保は出来ていますし、何より《異界の進化》を引けなかった場合に4～5マナ域を直接キャストする必要があるわけで、なのでCipで土地を確保できるこの《巡礼者の目》や《巨森の予見者、ニッサ》等が扱われても良い様な気もするんですがネ・・・。



・《狼の試作機》と使えそうな札を他にも探してみたらちらほら。
特に《殺人者の斧》は2体以上生物がいれば能動的に手札を好きな枚数減らせる上に、使う事になるであろう軽量生物群をサイズ強化できるのでより戦いやすくなるはず。同じマナ域の《強欲なドラゴン》も良いですね。毎ターン2ドローですがどの道2枚程度ならすぐに空に出来そうですし。どちらもマナが掛らないのでマッドネスとの相性も抜群。
単体で機能する札を使うか、他の生物の補強札を使うかの差。

　因みにこの《斧》は《流城の密教信者》と相性が良い。
サボタージュ能力なのでサイズ強化は有難いし、小野の装備コストで本体を展開できますしね。ただこの手の方向性で考えた場合《密教信者》の能力自体が手札に入らないためマッドネスと今一つ相性が良くないと言う矛盾を抱えてはいますがネ・・・。



・《紅蓮術士のゴーグル》を併用する場合に《集団的抵抗》ばかり考えていましたが、《正気の欠片》もかなり有効でしたね。
ゴーグルの真価を発揮するためには手札がいるし、ゴーグル着地までの時間稼ぎをする為の手札も必要。
なのでその両方をこれで補えれば、願ったりですね。まぁ倍加させてもアドは1枚しか稼げませんが、4枚Ins/Socを回収出来れば十分でしょう。そこから十分勝てる。
　《正気の欠片》自体も十分有効札ですしね。
他にもIns/Socの確保の観点から考えれば《氷の中の存在》《霜のニブリス》と其々併用できそうですね。前者はControl、後者はTempoで運用でき、それぞれIns/Socの回数を稼ぐ事が出来る。その上火力では対処しづらい中～大型生物に対処出来るのが素晴らしい。



　こんな所で。
今のところ4枚買うのはレア以上では《集団的蛮行》だけで、イシュカナも1～2枚買ってみても良いか？程度ですが。代わりにコモンアンコモンに良質な札が多いので、そこそこ収穫のあったエキスパンションになりそうです。