レガシー)今週のSCGの結果 より甲子園が楽しい。
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皆さん、こんばんは。しもべです。


 昨日の甲子園、東邦と八戸は凄い試合でしたね。
地元としては東邦が勝ってくれて嬉しいのですが、逆に八戸は少し可哀想でしたね。実際にはそうではなく単純に盛り上がるエンターテイメントを期待しているだけなのでしょうが、会場全体がヒットが出る度に盛り上がって、彼らにとっては逆転を期待する大声援に聞こえたでしょうし。
ああいう負け方するとトラウマにならないかと言う心配も・・・。まぁ9-2から逆転劇に盛り上がるなと言う方が無理です。



 さて、今週もSCGを見ていきましょう。
今週はSyracuseにてClassic Legacyが併催されています。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/14/2016&end_date=08/14/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=syracuse

 今週の優勝はNizar Sarhan氏のInfectです。


以下Top16(上から順に一位~)
Infect
Belcher
Bant Blade
Elves
Burn
Jund
ANT
Grixis Delver
---------------------
BUG 続唱
Grixis Delver
ANT
Death&Tax
Grixis Delver
Maverick
Miracles
Jund

 です。
前回に比べると軽量のフェアデッキが増えている印象ですね。同時にMiraclesの減少、Eldrazi/SnT系の不在がやや気に掛かります。フェアデッキの内訳で見ると前回異様に多かったBlade系は常態に戻りつつあります。しかしMidrage・アドバンテージ型、Tempoと中々にバランスが良いですね。
Grixisは最近《グルマグのアンコウ》を用いた大型化やアドバンテージを採ってデッキパワーを追い求める傾向にあったのですが、今回は《もみ消し》を採用した純Tempo仕様。デッキパワーではどこまで行っても中速にかなうものではないため、そのようにシフトしたのですかね?

 またCombo系が早いANTとBelcherの3名になっていて、上記の様にSnTは不在。
特にANTは《闇の請願》抜きの《金属モックス》型や、《汚物の雨》型などになっていますね。


 さて、ここから先は気になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=106356
14位、Karim Badrudin氏のMaverickです。

 《異端聖戦士、サリア》採用型Maverickです。
今週はD&Tには不採用。代わりにMaverickには採用されているようです。う~む・・・。まぁ元は似た様なデッキの方向性なので転用されるのは判りますがネ。
土地縛り・盤面支配と言う点に関して言えばD&Tの方が上の筈(形にも依りますがネ)。対してMaverickはマナ生物を採用しているため、素早く《サリア》の着地が可能。相手の土地を勝手に縛っていってもらうためには着地が早い方が望ましいので、この点は大きい。特に1マナ生物がこのデッキでは5枚+《緑の太陽の頂点》(X=0:《ドライアドの東屋》)4枚で実質9枚体制になっているのでかなり力が入っています。

 サイドの《戦争と平和の剣》は一体何を想定して入れるのでしょうね?
Grixis Delverの《若き紅蓮術士》群対策?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=106353
16位、Joey Sacino氏のJundです。

 メインは《思考囲い》3枚、《Hymn to Tourach》3枚、《ヴェールのリリアナ/LotV》4枚の耐性になっており代わりに万能除去などがオミットされています。サイドの《Chains of Mephistopheles》を含めかなりハンデス特化型の形をとっているのが判りますね。
現環境でハンデス型って強みは何処にあるんですかね・・・。

 面白いのは再度の《最後の希望、リリアナ》の存在。
流石にLotVを押しのける事は出来ませんが、彼女の特徴は[+1]で小型除去をし続ける事が出来る点。なのでLotVが苦手な小型面展開の物量戦に向いています。メインがハンデス特化型であるのに対し、サイド後は必要に応じて対フェアデッキを熟せるようになっていると言う事。特にGrixisが多いのなら尚更です。
 正直あまり強い能力ではありませんが[-2]の掘削能力も《罰する火》の調達に加えて、《血編み髪のエルフ》を回収出来ればアドバンテージを引き延ばせますからね。そのチアミンの「続唱」からキャスト出来ますし、サイズ不足も[+1]でフォローできます。

 強いかどうかは判りませんが、この様な特化型のスイッチ手段としては有りなのかもしれませんね、《最後の希望リリアナ》は。
 因みにこの札は9位Stephen Snelson氏のBUG 続唱のサイドにも使われています。今後ちょくちょく見るんですかね?まぁ《罰する火》には及ばなくとも、Bにとってはネームレスハーコンよりは使いやすい継続小型除去手段ですからね。

 物量戦用と言えば同じJundでも6位のJonathan Delano氏は《コラガンの命令》を2枚採っています。同じ小型除去/生物回収の意味ではこちらの方が遥かに丸いですが、どうなのでしょうね。



 こんな所です。
まぁ当たり前ですがEMNの影響はほぼない環境なので今はStdの方が個人的には面白いのですが、それでも僅かながら環境も変化しているようですね。

 さて、今週はここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。



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