続きです。ネタバレ無しは一応これで終わりの予定。
・ストーリーについて
---------------------------
王道に則った、シンプルなストーリーである事はいつも通りです。
目新しい展開は無くどこかで聞いたぞ~的な物も多いですが、だからどうした。話自体が悪くないで気ならず、特段問題なし。近年いやに鼻に付いたラノベ臭い表現やイベントは抑え目なのも有難い。皆無とは言いませんが、この程度なら許容範囲。
今作のアドル達は生活圏・糧食の確保及び島からの脱出が目的なので、その意味で序盤のストーリーは平淡。大自然を突っ切り仲間を集めていく事も視界は新鮮ながら、話的な広がりは有りませんからね。
しかし中盤もう一人の主人公であるダーナ編が度々挿入する事で、ストーリー上に謎が提起され、飽きを感じる前に対処されています。エタニア王国を初めて歩き回った時は初めての漂流村以外の街!人沢山!!で嬉しくて仕方ないのですが、アドル達が訪れた時には遺跡となっています。一体何が有ったのか?ダーナ編を通してみていき、そこからアドル編・ダーナ編が交互に繰り返されていきます。
そもそもなぜ二人は意識を交える事になったのか?それにどんな意味が有るのか?
そして最終的に残った謎がリンクします。
まぁ、上述通り捻った話でもないのですが、徐々に明らかになる仕様と、それまでのダーナ編の積み重ねが合わさる事で感情深く訴えてくるものが有ります。
アドルとダーナが間接的に意識を共有しているおかげで其々の行動が相手に影響を与え、その結果起こした行動がまた相手に更に変化を齎す。持ちつ持たれつの相互補助なのも良いですね。
最初は栄華を極めているところから始まる「エタニア王国」。
対してのアドル編、流れるBGMと平和で笑顔あふれるダーナ編のそれがギャップとなり哀愁を誘います。ストーリーが進むとどんどん悲惨な状況に進んでいき、結果は視えていても見ていてツライ。
アドル編が退屈な分こちらにストーリー性が満載。
いつもいつもご当地のごたごたに理不尽に巻き込まれるアドル。
なんでやねん!と言う思いや違和感と唐突感を覚える事もあるのですが、今作は現地住民のダーナが主人公として主体的に行動していく事でストーリー展開の他人事感が薄い。ダーナとアドルの繋がりもその一助となっていますね。
個人的には、W主人公と銘打っているのでもっとがっつりダーナ編をプレイするかと思ったのですが本当にイベントを見ていくだけなのは少し残念。
ストーリーは「進化」がテーマとなっており度々出てきます。
それと共に序盤から出てきた単語や何気ない読み飛ばしてしまいそうな会話内容が伏線として数多く回収されており、よく収束している印象。2週目をする場合に「ああ、ここはこの事を言っていたのか~」と言う事も非常に多い。
また話の根幹が「進化」であるのに対して、人物劇から考えると「約束」や「誓い」と言うのも大きな意味となっています。各キャラを彩る意味で其々でてくる約束や誓いの果てを追っていくのも楽しいですね。
これは恐らく変えられないものと変えられるものの対比にもなっています。
謎かけは簡単は割と簡単。
殺人鬼の話は情報収集一人目で、目星がついた時は吹いてしまいました。他にもエタニアが滅んだ時期や原因、フードの人物の正体やアリスンさんの容体悪化の原因・海賊の宝地図などは簡単に予想できます。
しかし王国が滅んだ本当に理由や何故獣たちは大挙して漂流村を襲うのか? 古代種と霧の関係など核心的な謎は最終盤まで分からず、かなり引っ張られます。なのでだれにくい。反面、終盤はやや駆け足気味の印象を受けます。
それらのお陰かプレイ時間が膨大な量になっています。
10~20時間でクリアできるとされているシリーズですが、私は今作は50時間を超えてもまだ終わりが見えてこなかった・・・。
まぁトラブルの先で現地の危機に見舞われるのはいつもの事なので其処は慣れっこ。アドルさんにとってはこの災厄の解決のなんてGWの海外旅行程度のものでしょうw
逆にもう一人の主人公であるダーナの不幸ぶりと言ったら・・・。普段のアドルが背負う分の苦労全てを背負わされている印象です。
正直「桃の天然水」レベルのストーリーなのが通例のイースシリーズの中ではかなり濃いめになっています。
これは他には無い、今作の特徴であり加点要素だと思います。
ストーリーや漂流村のお陰で今回は各キャラクターにも目が行き易い。
ドギ以外の仲間はいつも成り行きレベルの存在感でしたが、キャンプ中をはじめパーティでの会話が多いため、今回はきっちり「仲間」してます。特にサハドとヒュンメルが意外と良キャラしてました。
漂流村のエントリーでも触れましたが、全体的に消えている仲間が少ないのも好印象。
絆イベントだけでなく会話の積み重ねが有りますからね。まぁそれらの弊害は依然述べた通りあるには有りますが。あと好感度がMAXに成ったら強制的に絆イベントが発生するのもやや不親切な仕様ではあったと思いますかね。
今作は好感度イベントと言う名の軌跡における絆イベントもあるのですが、最近の軌跡で感じるような不満は強くない。
理由は考えたのですが、アドルが無個性だから?特定の相手Endではないから? パーティはひと塊での会話が多いから? 特定が突出するほど回数がないから? 全員のイベントを回収できるから?
色々あるでしょうがどれなのでしょうかね・・・。
何にせよ、アドルと誰か~だけ様な形になり辛く、全体と絆を育んでいけます。
・その他
----------------------------
・BGMはそれ程お気に入りは多くは無く全体的にはVIIの方が好みです。
それでも水準は高め。
仲間の過去話等に流れる「RICORDO」やフィールド曲「LOST IN GREEN」「ICLUCIAN DANCE」、エタニアの曲「YESTERDAY IN ETANIA」、ダーナのテーマである「LACRINOSA OF DANA」等がお気に入り。
特に「ICLUCIAN DANCE」はかなり気に入りましたね。アクションだからこそ映えるテンポです。
作品のテーマでもありOPでもある「LACRINOSA OF DANA」は、以前書いた通り最初聞いた時は綺麗ですが静かで特徴や掴みの少ない曲というややマイナスのイメージだったのですが、ストーリが積み重なっていき印象深い曲になりました。
・待望のボスラッシュの実装。
・ロードが長め≒多いのは以前触れた通り。
・広大なセイレン島であるため移動するのは一苦労なのですが、ショートカット/ワープも完備されています。
・メニュー画面は使いやすいですが、ステータス画面が無いのはやや不満。
・タッチ操作のお陰で簡便プレイ可能
:MAP・アイテム欄・メニュー画面等の呼び出しから、会話/メニューの決定選択までタッチで可能です。またその他でも十字きかーから一発呼び出しやショットカット操作が多めなので操作性のストレスフリーにかなり力を割いているのが判ります。
ココは数少ないPS4には無い利点ですからね。
キーコンフィングや設定も割と細々と変更可能です。まぁ私はMAPを北に固定するぐらいでしたが。
・イベント速度早送り、スキップの両方が有るのも有難い。
ただしスクショを取ろうとしてスキップされる悲劇性ありw
・相変わらず各種辞典も充実しています。
それらを眺めているだけでも楽しい。各種素材の収集場所や魔獣の表示だけでなく、その魔獣のページにまで飛べる親切さ。宝箱も各MAPに現収拾数/埋蔵量で表示されるため収集が非常に楽ちん。
地味に嬉しいアイテム疑似図鑑。無くなっても、見る事が出来る。
欲を言えばロケーションポイントの辞典も欲しかった。自然物だけでなく、地下墓所の様な明らかに謎の残る建物等も有ったわけですしね。
・ストーリー進行メモだけでなく、広域MAP確認時やセーブ時に何を目的にして行動しているかストーリの進行ごとに表示・更新されていくため、ここも非常にわかりやすい。
ストーリーのイベント発生ポイントも相変わらずついているのですが、今回は「閃の軌跡」と異なり広大な島を走り回る事になるためこれが無いとやってられない事もあります。軌跡とは違って有難い存在に。
ただ区域が制限されているような場所での探索ではやはりイベントが作業になるので邪魔にも感じました。難しい塩梅ですね。
と細かい調整や気遣いが息づいており快適な操作性が確保されています。ここは明確な評価ポイントであると思います。
クリアLvは81、名声値251、移動距離約1000クリメライ、プレイタイム約85時間でした。撮ったスクショは2200枚強。
やりこんだり、終章の迎撃戦のために恐竜狩りをしていたりでかなり時間が延びましたが、それらを抜いても多分60強~70弱は有るはず。
ノーマルやバッドエンドは見てないので判りませんが、いずれ機会が有れば見てみたいとは思います。
トロフィーはナイトメアなら丁寧にプレイすれば1周で集められるはず。
私が持っていないのは序章から2章までをプレイした時にもらえる分(体験版から引き継いだのでトロフィーが貰えなかった)分を回収すれば後はナイトメアラスボス撃破とフルコンプだけ。どれもそれ程手間を掛けずに得る事が出来るので、これまでのFalcom作の中では一番簡単なはず。
全体として見れば本当の秀作。
フィールドは広大で長大、冒険は楽しい。戦闘はいつも通りシンプルで爽快。BGMやグラフィックも良くも悪くもいつも通り。そして丁寧でユーザーへの配慮や気遣いに満ちた作り。
其処に加えてストーリー性やキャラクター性と言う側面が付加された事で過去作よりも、より高いレベルの作品へと昇華されているように思います。
種々雑多な意見は有るでしょうが、前評判通り、確かに過去最高傑作の一つと言っても良いかも知れません。
Falcomの近年のゲームで面白い物の紹介を頼まれたら、私は間違いなく本作を推します。
P.S.
クリア後に何気なく「Tales of Phantasia」のテーマソング「夢は終わらない~こぼれ落ちる時の雫~(よーみ)」を聞いていたらこれがかなり合うようにおもいました。OP差し替えても良いぐらい。
まぁ雰囲気がかなり変わってしまいますがw
・ストーリーについて
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王道に則った、シンプルなストーリーである事はいつも通りです。
目新しい展開は無くどこかで聞いたぞ~的な物も多いですが、だからどうした。話自体が悪くないで気ならず、特段問題なし。近年いやに鼻に付いたラノベ臭い表現やイベントは抑え目なのも有難い。皆無とは言いませんが、この程度なら許容範囲。
今作のアドル達は生活圏・糧食の確保及び島からの脱出が目的なので、その意味で序盤のストーリーは平淡。大自然を突っ切り仲間を集めていく事も視界は新鮮ながら、話的な広がりは有りませんからね。
しかし中盤もう一人の主人公であるダーナ編が度々挿入する事で、ストーリー上に謎が提起され、飽きを感じる前に対処されています。エタニア王国を初めて歩き回った時は初めての漂流村以外の街!人沢山!!で嬉しくて仕方ないのですが、アドル達が訪れた時には遺跡となっています。一体何が有ったのか?ダーナ編を通してみていき、そこからアドル編・ダーナ編が交互に繰り返されていきます。
そもそもなぜ二人は意識を交える事になったのか?それにどんな意味が有るのか?
そして最終的に残った謎がリンクします。
まぁ、上述通り捻った話でもないのですが、徐々に明らかになる仕様と、それまでのダーナ編の積み重ねが合わさる事で感情深く訴えてくるものが有ります。
アドルとダーナが間接的に意識を共有しているおかげで其々の行動が相手に影響を与え、その結果起こした行動がまた相手に更に変化を齎す。持ちつ持たれつの相互補助なのも良いですね。
最初は栄華を極めているところから始まる「エタニア王国」。
対してのアドル編、流れるBGMと平和で笑顔あふれるダーナ編のそれがギャップとなり哀愁を誘います。ストーリーが進むとどんどん悲惨な状況に進んでいき、結果は視えていても見ていてツライ。
アドル編が退屈な分こちらにストーリー性が満載。
いつもいつもご当地のごたごたに理不尽に巻き込まれるアドル。
なんでやねん!と言う思いや違和感と唐突感を覚える事もあるのですが、今作は現地住民のダーナが主人公として主体的に行動していく事でストーリー展開の他人事感が薄い。ダーナとアドルの繋がりもその一助となっていますね。
個人的には、W主人公と銘打っているのでもっとがっつりダーナ編をプレイするかと思ったのですが本当にイベントを見ていくだけなのは少し残念。
ストーリーは「進化」がテーマとなっており度々出てきます。
それと共に序盤から出てきた単語や何気ない読み飛ばしてしまいそうな会話内容が伏線として数多く回収されており、よく収束している印象。2週目をする場合に「ああ、ここはこの事を言っていたのか~」と言う事も非常に多い。
また話の根幹が「進化」であるのに対して、人物劇から考えると「約束」や「誓い」と言うのも大きな意味となっています。各キャラを彩る意味で其々でてくる約束や誓いの果てを追っていくのも楽しいですね。
これは恐らく変えられないものと変えられるものの対比にもなっています。
謎かけは簡単は割と簡単。
殺人鬼の話は情報収集一人目で、目星がついた時は吹いてしまいました。他にもエタニアが滅んだ時期や原因、フードの人物の正体やアリスンさんの容体悪化の原因・海賊の宝地図などは簡単に予想できます。
しかし王国が滅んだ本当に理由や何故獣たちは大挙して漂流村を襲うのか? 古代種と霧の関係など核心的な謎は最終盤まで分からず、かなり引っ張られます。なのでだれにくい。反面、終盤はやや駆け足気味の印象を受けます。
それらのお陰かプレイ時間が膨大な量になっています。
10~20時間でクリアできるとされているシリーズですが、私は今作は50時間を超えてもまだ終わりが見えてこなかった・・・。
まぁトラブルの先で現地の危機に見舞われるのはいつもの事なので其処は慣れっこ。アドルさんにとってはこの災厄の解決のなんてGWの海外旅行程度のものでしょうw
逆にもう一人の主人公であるダーナの不幸ぶりと言ったら・・・。普段のアドルが背負う分の苦労全てを背負わされている印象です。
正直「桃の天然水」レベルのストーリーなのが通例のイースシリーズの中ではかなり濃いめになっています。
これは他には無い、今作の特徴であり加点要素だと思います。
ストーリーや漂流村のお陰で今回は各キャラクターにも目が行き易い。
ドギ以外の仲間はいつも成り行きレベルの存在感でしたが、キャンプ中をはじめパーティでの会話が多いため、今回はきっちり「仲間」してます。特にサハドとヒュンメルが意外と良キャラしてました。
漂流村のエントリーでも触れましたが、全体的に消えている仲間が少ないのも好印象。
絆イベントだけでなく会話の積み重ねが有りますからね。まぁそれらの弊害は依然述べた通りあるには有りますが。あと好感度がMAXに成ったら強制的に絆イベントが発生するのもやや不親切な仕様ではあったと思いますかね。
今作は好感度イベントと言う名の軌跡における絆イベントもあるのですが、最近の軌跡で感じるような不満は強くない。
理由は考えたのですが、アドルが無個性だから?特定の相手Endではないから? パーティはひと塊での会話が多いから? 特定が突出するほど回数がないから? 全員のイベントを回収できるから?
色々あるでしょうがどれなのでしょうかね・・・。
何にせよ、アドルと誰か~だけ様な形になり辛く、全体と絆を育んでいけます。
・その他
----------------------------
・BGMはそれ程お気に入りは多くは無く全体的にはVIIの方が好みです。
それでも水準は高め。
仲間の過去話等に流れる「RICORDO」やフィールド曲「LOST IN GREEN」「ICLUCIAN DANCE」、エタニアの曲「YESTERDAY IN ETANIA」、ダーナのテーマである「LACRINOSA OF DANA」等がお気に入り。
特に「ICLUCIAN DANCE」はかなり気に入りましたね。アクションだからこそ映えるテンポです。
作品のテーマでもありOPでもある「LACRINOSA OF DANA」は、以前書いた通り最初聞いた時は綺麗ですが静かで特徴や掴みの少ない曲というややマイナスのイメージだったのですが、ストーリが積み重なっていき印象深い曲になりました。
・待望のボスラッシュの実装。
・ロードが長め≒多いのは以前触れた通り。
・広大なセイレン島であるため移動するのは一苦労なのですが、ショートカット/ワープも完備されています。
・メニュー画面は使いやすいですが、ステータス画面が無いのはやや不満。
・タッチ操作のお陰で簡便プレイ可能
:MAP・アイテム欄・メニュー画面等の呼び出しから、会話/メニューの決定選択までタッチで可能です。またその他でも十字きかーから一発呼び出しやショットカット操作が多めなので操作性のストレスフリーにかなり力を割いているのが判ります。
ココは数少ないPS4には無い利点ですからね。
キーコンフィングや設定も割と細々と変更可能です。まぁ私はMAPを北に固定するぐらいでしたが。
・イベント速度早送り、スキップの両方が有るのも有難い。
ただしスクショを取ろうとしてスキップされる悲劇性ありw
・相変わらず各種辞典も充実しています。
それらを眺めているだけでも楽しい。各種素材の収集場所や魔獣の表示だけでなく、その魔獣のページにまで飛べる親切さ。宝箱も各MAPに現収拾数/埋蔵量で表示されるため収集が非常に楽ちん。
地味に嬉しいアイテム疑似図鑑。無くなっても、見る事が出来る。
欲を言えばロケーションポイントの辞典も欲しかった。自然物だけでなく、地下墓所の様な明らかに謎の残る建物等も有ったわけですしね。
・ストーリー進行メモだけでなく、広域MAP確認時やセーブ時に何を目的にして行動しているかストーリの進行ごとに表示・更新されていくため、ここも非常にわかりやすい。
ストーリーのイベント発生ポイントも相変わらずついているのですが、今回は「閃の軌跡」と異なり広大な島を走り回る事になるためこれが無いとやってられない事もあります。軌跡とは違って有難い存在に。
ただ区域が制限されているような場所での探索ではやはりイベントが作業になるので邪魔にも感じました。難しい塩梅ですね。
と細かい調整や気遣いが息づいており快適な操作性が確保されています。ここは明確な評価ポイントであると思います。
クリアLvは81、名声値251、移動距離約1000クリメライ、プレイタイム約85時間でした。撮ったスクショは2200枚強。
やりこんだり、終章の迎撃戦のために恐竜狩りをしていたりでかなり時間が延びましたが、それらを抜いても多分60強~70弱は有るはず。
ノーマルやバッドエンドは見てないので判りませんが、いずれ機会が有れば見てみたいとは思います。
トロフィーはナイトメアなら丁寧にプレイすれば1周で集められるはず。
私が持っていないのは序章から2章までをプレイした時にもらえる分(体験版から引き継いだのでトロフィーが貰えなかった)分を回収すれば後はナイトメアラスボス撃破とフルコンプだけ。どれもそれ程手間を掛けずに得る事が出来るので、これまでのFalcom作の中では一番簡単なはず。
全体として見れば本当の秀作。
フィールドは広大で長大、冒険は楽しい。戦闘はいつも通りシンプルで爽快。BGMやグラフィックも良くも悪くもいつも通り。そして丁寧でユーザーへの配慮や気遣いに満ちた作り。
其処に加えてストーリー性やキャラクター性と言う側面が付加された事で過去作よりも、より高いレベルの作品へと昇華されているように思います。
種々雑多な意見は有るでしょうが、前評判通り、確かに過去最高傑作の一つと言っても良いかも知れません。
Falcomの近年のゲームで面白い物の紹介を頼まれたら、私は間違いなく本作を推します。
P.S.
クリア後に何気なく「Tales of Phantasia」のテーマソング「夢は終わらない~こぼれ落ちる時の雫~(よーみ)」を聞いていたらこれがかなり合うようにおもいました。OP差し替えても良いぐらい。
まぁ雰囲気がかなり変わってしまいますがw
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