レガシー)今週のSCGの結果 もうすぐGPですね。
レガシー)今週のSCGの結果 もうすぐGPですね。
レガシー)今週のSCGの結果 もうすぐGPですね。
皆さん、こんばんは。しもべです。


 GP千葉が週末に迫りLegacy界隈の話題が急に減ったDNは寂しいものですね。
まぁ皆さん本気の証拠。
と言う事で今週もSCGがKnoxvilleにてLegacy部門もClassicにて開催されたので結果を見ていきましょう。
ペタル↓

今週の優勝はDrake Susser氏のOmni Showです。

以下Top16(一位~)
Omni Show
ANT
Miracles
BR Reanimator
Miracles
Grixis Delver
Sneak Show
Elves
-----------------
Eldrazi
おにぎりウーズコンボ
NicFit
Eldrazi
BUG続唱
Grixis Delver
UR DelvertW
Enchantress

 です。
ようやっとCombo壊滅状態からの揺れ戻しが起きましたね。Top8中5名がコンボです。まぁ所詮まだ揺れ戻しに過ぎません。SnT系2つとANT1つと環境を代表するコンボはそれでも多くは有りません。対してElves・RB Reanimatorは健在で、同じくローグ系コンボも有ります。
勝ってはいるものの、ただ一度の結果である点を横に置くとしても未だ環境で復興とは言えないレベルですね。
おにぎりウーズの存在感が半端ないw

 対してフェアデッキは複数いる物の、やはりコンボの海を渡ってTop8に入っているのは全てU系のデッキです。
このところ、EldraziにしろD&Tにしろ数はいるものの限界値が見えている様な気もしますね。


 因みに晴れる屋さんでも神挑戦者決定戦が開催背れています。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3541
メタゲーム:http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3545
満員御礼の300名と言う事で規模的にも、地域的にもGP千葉を想定するのならこちらの方が参考になりそうです。
メタは上からMiracles>Eldrazi>D&T>続唱>4c Delverの様ですが、結果的にTop8に残ったのはMiracles×3・Eldrazi×3・Delver×2で、その上決勝はMiracles対決と言う結果を見るとやはりEldrazi・D&Tの両デッキの底が透けているように思えます。
同時にやはりMiraclesの安定性がどう考えても強く、大型大会を想定するなら数も実力もNo.1でしょうね。

 因みにその大会のCombo勢と言うとTop16の下に3名に入っています。が、同じくこちらでも振るっているとは言い難い。元々の数も多くはないとはいえ、安定して勝てる環境とは言い辛いようですね。


さて、ここから先は気になったデッキを見て行こうと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=109752
5位、Jacob Hagen氏のMiraclesです。

 様々な形のあるMiraclesですがこれは《僧院の導師》型。
《天使への願い》は抜いて奇蹟への依存は最小限。誘発を活かせるように《思案》4枚型ですが、同時に土地23枚とかなり多めに取られている奇形でもありますね。
その意味が75枚中の《世界のるつぼ》2枚と《不毛の大地》4枚のようです。

 サイドに《血染めの月》も《基本に帰れ》も無いように、この《るつぼ》+《不毛》の一風変わったManadenial戦略を取っているようです。これで《導師》等で時間稼ぎをしている間にEldraziもしばき倒す感じのようですね。
《Moat》無いのでガードが甘い様な気もしますが。
同時に最近流行っている?Landsの《幽霊街》型にも《るつぼ》は効果が有りますね。ついでにフェッチの回収も出来るので《独楽》にとっても恩恵が有ります。

 しかし何故《平地》2枚なんですかね?
《天使への願い》も無いのでダブルシンボルは1枚挿しの《議会の評決》のみですし、今なら2枚目の《カラカス》に換えてしまっても良い様な気もしますが・・・。
まぁその代わりの《封じ込める僧侶》かも知れませんが。


 ところで《僧院の導師》と言えば2位Jiana Duan氏のANTのサイドに4枚、15位Dalton Ozmun氏のUR DelvertW(http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=109776)のメインに4枚採られていて地味に今週は採用率が高いです。
一時期よりかなり数は減っているので環境のガードは下がっていますし、今の面処理は小型処理が多いので果敢持ちである事は有用なのかもしれませんね。
 ANTにとってはかなり違う勝ち筋になりますし、打点も高め。
URでも基本的にこの枠は《若き紅蓮術士》だったのですが、わざわざこのためにtWをしている以上、その高い打点を意識しているのでしょうね。このリストは《嵐追いの魔道士》まで入っており、かなり果敢を意識しています。展開後に《騒乱の歓楽者》からの補充から一気に勝負を決める事ができるようになっているようですね。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=109768
11位、Mitchell Stephensen氏のNicFitです。

 この所SCGでも少し見る事のあるNicFit。
まぁコンボが減ってフェアデッキが増えているのなら強いので当り前ですよね。その上Miracles以外の低速も多くはない。《血染めの月》や《基本に帰れ》も関係ないので。

 最近の流行りに乗って《トレストの使者、レオヴォルド》も積んであります。《緑の太陽の頂点》からのサーチも出来ますし、《老練の探検家》から《島》を持ってくる事も出来るように1枚入れてありますね。
お陰で《陰謀団式療法》の威力が引き上がりますし、《失われた遺産》のリスクも減りますね。3枚も積んであるのは珍しいのですが、レオヴォルド様々。しかし《外科的摘出》まで2枚採ってあり、やややり過ぎな感もします。当たり前の様に《漁る軟泥》と《死儀礼のシャーマン》+GSZもデッキに積んであるのですから。

 また《法務官の声、アトラクサ》で同じくUの恩恵を利用しているようです。もちろんGSZからのサーチも可能。恐らく《ネル・トース族のメーレン》の枠を使っているのでしょうが、コイツを使う理由はなんですかね?
接死・飛行・警戒・絆魂の丸さ?壁役? 私はこの札の運用をするなら5枚とは言わなくともそれに準じるレベルのPWの枚数を入れて「増殖」の強みを最大限に発揮したいと考えていたのですが、このリストを見るとそうでもないようです。他に利用できそうな札も《漁る軟泥》ぐらいしか居ませんしね・・・。
まぁ《生命の力、ニッサ》がマナカーブに沿って展開してから次のターンに[-6]を使っても生き残れますし、[-3]×2も十分に強力ではありますがネ。
と言うかかなり重たい構築ですね・・・。


 こんな所です。
後はおにぎりコンボには《集団的蛮行》がメインに入っていないのが意外だったり、今のEnchantressにはGSZが入ったりするリストがあるのか・・・とやや驚き。

 OmniSneakShowは以前からありましたが、メインサイドのスイッチ型が以前は多かった様子。メインに両方ブチ込む関係で勝ち筋は増えましたが、カウンターが減っているおかげでノーガードに近く、Comboの中ではかなり遅くもある。
どうなんでしょうね?


 さて、いよいよ週末の大型大会ですが結果が楽しみですね。
今回はここまで、です。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。


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