AER)新カード雑感その2 《キランの真意号》 下
AER)新カード雑感その2 《キランの真意号》 下
AER)新カード雑感その2 《キランの真意号》 下
皆さん、こんばんは。しもべです。


 本格的に寒くなってきた。
冬布団への感想も終了してぐっすり眠れるようになりました。

 という事で前回の続き。
《キランの真意号》の下環境での感想です。

 ↓環境では除去も強力ですが、《虚空の杯》で多少のカバーは可能。《突然の衰微》は無理ですがそれは他の生物も同じ。
一番の問題は《カラカス》ですかね、やっぱり・・・。
生物がいなくともPWさえいれば良いので、その意味で《終末》への耐性は他の機体に比べればましな方ですか。
 と、そうは言っても単に除去されるだけならそれでもいいんですが、PWの忠誠値をわざわざ使ってまで動かしているのに簡単に除去されては良そうですかとは言い辛い。生物を使って起動しているのなら言わずもがな
同時に、探査生物・タルモゴイフ・Eldrazi群のお陰で4/4警戒の価値が以前に比べるとかなり下がっているんですよね。
それらを考えるとした環境の方がより厳しいように見えます。


 強みはやっぱりカードプールが広い事ですよね。
相性の良い札も見つけやすい。それに空中戦が出来る以上、これを上回るのはコンボ用のファッティや《天使への願い》を除けば滅多に見ない《墓忍び》で、Delver系は探査もYPMもタルモも躱してDoS・Cliqeを上回るのでその点は強力ですよね。

 下の環境も含め+能力で生物化できるPWはどれも相性は良い。
《ギデオン・ジュラ》は[+2]が有り、その上それで相手を惹きつけるので中型までを打ち取る事も出来ますね。[-2]の《復讐》、[0]の生物化に、高い忠誠度まで有るのでバランスも良い。ついでにそのギデオンと相性の良い《変異エルドラージ》が搭乗要員になる事も可能な点でも優良な組み合わせです。
 《煮えたぎる歌》まで考えるのなら《龍語りのサルカン》も悪くは無いんですがね。他の生物化と異なり速攻と回避能力を持っているのが強み。なので2マナ土地から《真意号》→《歌》から《サルカン》で2t目にして4/4飛行×2を叩き込めるのは中々。

 非生物化の中では《巧妙な偶像破壊者、ダレッティ》《真面目な訪問者、ソリン》《遍歴の騎士、エルズペス》《野生語りのガラク》《原初の狩人、ガラク》がトークン製造装置としてはなかなか。
どれも[+1]自体も優秀ですしね。

 それ以外では、中速以下向きで、生物・PWとの併用と考えると《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢者、ニッサ》+《先祖の院、翁神社》との組み合わせも可能。
生物ニッサの状態なら《翁神社》で強化すれば搭乗させる事も可能になり、他で生物化できるのなら《翁神社》で《真意号》を強化可能。PWに変身すれば[-2]のトークンを召喚酔い中に乗せる事も出来るし[+1]を続けて行けば生物化も維持可能。
 ただそれ以上に《群れの統率者アジャニ》と《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》が良いですね。
3マナアジャニはマナカーブの流れも良く、初期忠誠度が高い。しかも[+1]で+1/+1カウンターを置けるので、5/5→6/6→7/7と強化していけます。[-3]で二段攻撃付与をして瞬殺力の発揮も可能なので中々優秀なサポーターだと思います。[+1]で強化する事で搭乗生物の確保も出来なくはないのですが、まぁ価値は薄目。
 変身ガラクは搭乗員を生むのには不足ですが、2/2は生めるので他に適当な生物さえいれば生物化は可能です。しかしそれ以上に重要なのが[0]の格闘を挟まずに忠誠度を減らせる点で、危険を伴わずに変身できます。着地から[0]で2/2を出しつつ、相手のターンに《真意号》を生物化or攻める場合はまず生物化から即変身させて裏[+1]を行えます。後者は忠誠度をすぐに「3」に戻せます。ブロッカーを手配し尚且つ変身可能。本体の色拘束も薄いので扱いやすいですね。


 他だと、生物だと《迷宮の霊魂》《トレストの使者、レオヴォルド》《裏切り者グリッサ》《肉袋の匪賊》や《叫び大口》の様な使い捨て生物などになりますが正直どれも今一つ。

 もっといいのは恐らく《幽霊火の刃》と《鍛えられた鋼》での茶色Weenie。
1t目《メムナイト》+《刃》→2t目《真意号》→搭乗から真意号装備なんて悪くは無い挙動です。まぁこれ以上に早い挙動を押しのける構築とは思えませんが。《鋼》は《霊気装置の展示》とかも有るのが良いですね。後者はコプターとの併用では無駄が多かった組み合わせですがこれなら問題ありません。
同じ様にロードである《エーテリウムの達人》を入れて高い戦闘力を持つ生物を分散してみるのも有り?

 Atfで、生物化できる機体と言う事で、《アーティファクトの魂込め》や《ボーラスの工作員、テゼレット》で5/5生物化するのも良いですね。搭乗で4/4に出来ると考えるとあまりP/Tは上がらないのですが、それでも元々飛行・警戒持ちなので常時生物化できるのなら相応に有効の筈。もちろん他のAtfを5/5にして《真意号》と併せて突撃するのもアリですが。
 安定して運用したいのなら《求道者テゼレット》も悪くない。
[-2]でサーチした返しに忠誠度消費で生物化できるのでクロックとして安定化しやすい。
やっぱりWeenie関係ではAffinityの方がシンプルですしPW Control型の方が相性が良さそうです。


 こんな所ですかね?
探せば探すほど相応に優秀な併用札は出てきそうです。でもそれ以上に除去が辛い環境である事は変わりません。PWが格別強い環境でもないですし、生物化のロスも多い。コプター程解り易いシナジーも有りませんし、正直微妙だと思います。
使う余地はあっても使う余裕が無い感じです。
《情け知らずのガラク》だけは特別なシナジーなので緑茶構築で少し試してみたい気もします。

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