AER)新カード雑感その11 緑について
AER)新カード雑感その11 緑について
皆さん、こんばんは。しもべです。


 そろそろ飽きてきて、他に書きたい事もあるのですが、始めたことなので終わらせねば・・・。という事で続き続き。今日は緑。


・《緑地帯の暴れ者》
:単体では機能しない代わりにマナレシオの高い生物。《はぐれ象》を思い起こさせます。

 必要(E)値が無いと芸をせずに帰りますが、代わりに(E)を置いていくのでE系のBeatdownの初動に悪くない。自力でも(G)×3で着地も出来るのでその場合でもギリギリの性能。意図して組めば2t目の着地も可能。エネルギーアグロでも《牙長獣の仔》《通電の喧嘩屋》《蓄霊稲妻》もいるため使用しやすい。
 3点除去にも耐えますし、壁にもなります。
自分の《次元の歪曲》の対象にも慣れたりと中々に偉い。

 ただ考え方を変えると、その手のデッキでは大抵(E)を何らかのダメージソースに換える訳で、そうするとこの札は本来ダメージに使うはずだったものを使っている事になります。
1マナ3/4+2点ゲイン的な。
その上1t目にキャスト出来ず、(E)が無ければその後もキャスト出来ない、と言う不安定性を見ると見た目の印象ほど使いやすくはないのかも知れません。2t目に安定してキャストしようとすると《霊気との調和》等本来Aggroではあまり使わない札を使っていく事にもなりますし、そうでないと3t目の着地などにもなります。
これは果たして、「強い」と言える範疇なんでしょうかね?

 代わりに《通電の喧嘩屋》《蓄霊稲妻》等を使う札にとってはEの補充手段になる訳で、例えばE=0でも象×2→《蓄電稲妻》と繋げれば5点生物火力になります。
また、他の方のエントリーに載っていましたが、《パラドックス装置》《導路の召使い》とこの象で無限循環できるようです。何かを足せば∞コンボですね。例えば《僧帽地帯のドルイド》等マナ生物がいるなら無限マナなので《歩行バリスタ》で勝てます。

《抽出機構》を横に置けば(G)で(E)(E)を生めます。《牙長獣の仔》は微妙ですがこの手の継続的に(E)を少量食べる手段が有ればいいですね。

 (E)を溜める観点以外にも、「紛争」を満たしたり生物ETBを誘発させたり、「怒濤」に使ったりとテクニカルな作業を行えるのも特徴。なのでどちらかと言うと戦闘力よりも何らかの挙動の歯車やデッキの潤滑油として個人的には期待しています。


・《隠れた薬草医》
:帰ってきた《炎樹族の使者》。紛争が条件なので面倒です。
強みは(1)も入っている事で、メダリオン経由でマナ加速としての運用も可能です。《薄暮見の徴募兵/爪の群れの咆哮者》はメダリオンにマナの使い道などの面で相性が良いですね。
また複数体の展開を行える観点から《ゼンディガーの代言者、ニッサ》の[-2]を一とした全体強化との相性も良い。

 ↓環境では本家宜しく信心要員がまず考えられますが、余りこの手の札を入れ過ぎるとデッキパワーの低下が懸念されます。
他にも《マイアの超越種》の着地や《復讐蔦》に繋げ易くなったり、《ギックスの僧侶》宜しく「現出」の種にしたり。


・《枷はずれな成長》
:《豊かな成長》を見習ってほしい物です・・・。
とは言え昂揚や紛争を考えれば能動的に墓地に置けるのも意味は有るし、何よりマナ基盤が環境的に弱いので何かに使えるやも・・・。


・《造命物の目覚め》
:何かに使えそうな気がしないでもない。
地味にIns速度でAtfの上にX個の+1/+1カウンターを載せる上に効率も悪くない。《歩行バリスタ》など中盤以降に出す際にX=1で出した後、これでマナをつぎ込んだりできますね。5マナで3個と2枚使う価値が有るかは別としても効率はいい。
《搭載歩行機械》などもX=1で着地後、3t目以降にX=2~で使えればアドアドですしね。

 また、非生物Atfを生物化する札と考えても最少1マナ(墓地に落とす作業)で、現実的には2マナとやはり軽いコストで使えるので何らかのコンボに出来るかもしれません。


・《高峰の注入》
:(E)を使うBeatdownなら可能性が有ります。少なくとも《気宇壮大》よりも有効活用可能。Insなのでコンバットトリックにも使えますしね。
《通電の喧嘩屋》や《蓄霊稲妻》がある分ステロイドで真価を発揮しそうです。もちろん《静電気式打撃体》でもいい。


・《襲拳会の革命家》
:《訓練されたアーモドン》の上位交換。
Cip/Pigでカウンターを1つ増やせるので2個増やせるのが強み。特にPWの壁として忠誠度を保護しつつ上げる事さえできる忠誠心の塊。
 対象が多い方が良いのでまぁ+1/+1カウンターを使う生物デッキ+PWなんて組むと良い感じですね。
種類は問わないので(E)でも使えますが効率的とは言い難い。

 その対象が持つすべての種類のカウンターを増やせるので、複数種のカウンターを使っているとより良いですね。まぁ今一つ対象が思い浮かびませんがw
Lvアップ生物にカウンターが置かれていた場合とか?

 まぁ何かしらに使えそうなテクニカルな生物です。
本人も最低限の性能は有りますしね。


・《ナーナムの改革破》
:《節くれ木のドライアド》に続く1マナ接死持ちで次期環境以後もBeatdownへの嫌がらせは完備。最大パワーは劣りますが、昂揚と異なり紛争は多くのデッキで序盤からみたしやすい。
+1/+1カウンターを使う点や部族も含めてシナジーも多め。+1/+1カウンターを使うタイプのデッキは序盤の相手をどう止めるかが重要なのでここで良い働きをしそうです。

 ↓環境ではシナジーもより活かしやすくなりますし、フェッチ等のお陰で1t目から2/3接死で着地できます。
大型種にも対抗できる点を思えば相応の価値あり。昂揚BGは《タルモゴイフ》《残忍な剥ぎ取り》で対処できない範囲を苦手とするので対Eldraziやファッティ様に、《ミシュラのガラクタ》をお供にするかも。


・《自然廃退》
:これで機体も怖くないね。


・《英雄的介入》
:何らかのサイド札?


・《起伏鱗の大牙獣》
:機械巨人が要る以上チャンスが有るとは言い辛いのですが、Cipで《ティタニアの加護》が付いてくる5マナ5/5は中々。
何かチャンスが有るかもしれない・・・。



コメント

ハイバネ
ハイバネ
2017年1月18日23:22

象は軽さとパワーの高さを活かして”搭乗要員”(+オマケのE確保)として使うと良さそうな気がしますね。《霊気圏の収集艇》なんかと組み合わせれば『絆魂』を永続的に使えたり、いざとなれば収集艇で得た(E)(E)を象に使うなんて補完も出来そうです。

しもべの一人、H
2017年1月19日0:34

>ハイバネさん
コメントありがとうございます。

この象は本当に多芸ですよ。余程調教師が優秀なんでしょうね。この手の面白い札は妄想のし甲斐が有って大好きです。

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