AER)新カード雑感その13 無色について その1
2017年1月20日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
ようやっと終わりが見えてきた。
Atfは長いので分割。
これまで幾つか有ったAtfがテーマになったブロックは有りましたが、これまでの最後のそれだったSOIブロックのAtfは個人的には良くも悪くも普通で面白味のない札ばかりでした。USGブロックやMRDブロックの様な何処か頭のねじでも外れている様な、禍々しいデザインが少なくて・・・。
しかし今回はKLD含め、そんな私の歪んだ欲望が満たされるかの如く面白デザインが多いですね。
・《パラドックス装置》
:こちらのキャストの度に《劇的な逆転》が誘発する頭のおかしいAtf。本体こそ5マナとかなり重めであるものの幾らでもカバーは出来ます。テゼレットも納得の「これは良い物だ!」
個人的には「パラドックス・エンジン」のままが邦訳はしっくりきました。
とりあえずEDH用に盛り上がっているようですが其方は放置。
統率者は判らんので。
で、現実的な運用ではやはり起動能力を持つ札の併用になるはず。土地こそ起こせないものの、どの道Atfを使うデッキなら重たいAtfを緩和するためにマナファクトを使う事になるのでそれらを当てる事も可能。
↓環境が基本。
《厳かなモノリス》が馬鹿みたいになる。セットの《通電式キー》でも機能するので土地セット前の2t目に着地させ、そこからくるくるさせる事が出来ます。そこまでしなくとも普通に《耽溺のタリスマン》等でも普通に機能するはず。
《威圧の杖》《交易所》や《終末を招くもの》等多数の起動能力持ちも有用。
またキャストの度に~なので《白日の下に》《瞬唱の魔道士》《ゴブリンの闇住まい》《闇の請願》に《巧技》サイクルなど複数キャストが出来るような札を併用する事も有り。
Stdでも《謎の石の儀式》や《ピーマの改革派、リシュカー》がいれば割と簡単に多量のマナを生み出す装置になります。《リシュカー》は次のターンに除去が無ければ大抵5マナに届きますし、単体でも腐らない分《儀式》よりも使い易い。
《薄暮見の徴募兵/爪の群れの咆哮者》がいれば生み出したマナから次の札を調達も出来るのでより便利。
生物が相応にいるのなら《リシュカーの巧技》も良いかも知れませんね。多量ドローも出来ますし、《パラドックス装置》を着地させる事も出来ますから。複数ドローだと《鼓舞する呼び声》が欲しかった・・・。
《面晶体の記録庫》が間に合うのかどうか。《サリアの槍騎兵》とかも良いですね。
他の方のエントリーにもありましたが《装置》+《導路の召使い》+《緑地帯の暴れ者》で無限に出し入れも出来るそうなので、Stdでのコンボの構築も割とできそうですね。
当然プールが広がればいくらでもコンボ構築は叶いそうです。
コンボ札としては多量マナの使い道としての《歩行バリスタ》がいるのも追い風。
・《キランの真意号》
:禁止改定でやや環境価値も変わりました。
ただ正直コプターの後釜に添えようと言うのは流石に無理が過ぎる気がします。確かに《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や3マナPWと合わせると強力なのは事実ですが、それが無いとBeatdownでは極めて使い辛く、その上《ニッサ》は必ずしもBeat向きではありませんしね(新しいプールでは可能性は広がりましたが)。
中速デッキではその限りではありませんが、流石に飢餓感が強すぎる気がします。
もちろん強いであろうという感想は変わりませんがね。
そう言えば搭乗にPWの忠誠値が使えるので《太陽のタイタン》+《サヒーリ・ライ》×2のコンボの《サヒーリ》の2枚目に使える筈。強いかどうかは別ですが少なくとも《サヒーリ》を2枚揃えるよりも現実的です。マナカーブの流れも良いので《真意号》→《サヒーリ》から5点クロックを刻めるのでそこそこの実用性は有るはず。
・《屑鉄さらい》
:自分+自軍のAtfのPiGにそのCMC未満のAtfを手札に戻す事が出来ます。
取り敢えず自分だけでも機能するので消耗戦に強く、生贄エンジンとの相性も抜群。色拘束も薄いので現出との相性も良好。
なるべく上手く回すためにも能動的に落ちるAtfや生贄エンジンが欲しい所。同時に軽いAtfも取っておけば尚良し。《異界の進化》や《病的な好奇心》との相性も良いですね。
《金線の使い魔》《財宝の守り手》でも食べますか。
Stdには軽くて優秀なAtfが少ないのはネックですよね。
それでも一応軽量の生贄能力内蔵は幾つか有り、素晴らしきは殆どの札から回収できる《歩行バリスタ》がいる事ですよね。
現実的にはそこまで圧倒的なアドは稼げはしないでしょうが少なくとも1枚稼げているだけでも3マナなら十分。
↓環境ではプールが広がるので流石に強力。
生贄エンジンを用意しておけば高マナ域の札から順に展開→生贄→小型を回収→それを展開→ループと続けて行く事が出来る可能性があり、特に《クラーク族の鉄工所》はAtfの生贄エンジンに最適で(2)を生めるのが素晴らしい。エンジンの最後を《マイアの回収者》にしておけばまた最初に生贄に捧げた重めの札まで戻す事が出来ますからね。
《玄武岩のゴーレム》や《スランの発電機》の様なマナファクトでも良いですし《Su-Chi》《陰極器》でもいい。
「卵」デッキはどうなんでしょうね?機能はするでしょうが、他に回収札も有りますし、そこまで必要かは不明。
《からみつく鉄線》は状況を拘束して時間稼ぎをしつつ、そのうち勝手に墓地に落ちるので扱いやすい。《ネビニラルの円盤》で自軍を吹き飛ばしても、修復可能。
そして0マナAtf群の扱いやすさと言ったらない。
《ミシュラのガラクタ》なら自力で割れるAtf全てにスロートリップが付くような物。《ガラクタ》セットから起動→《彩色の星》セットから起動→ガラクタ回収~で実質1マナ3ドローと意味がよく判らない。除去としては他に《仕組まれた爆薬/EE》《処刑人の薬方》。EEはCMC=0ですし、《薬包》で互いの領域をカバーできます。
《弱者の剣》を絡めて何かできそうな気もしますが、コンボが回ってるならそれで十分です。《搭載歩行機械》は上述のような連動性は有りませんが、序盤から時間稼ぎをしつつ延々と回収→面展開可能。《交易所》があると生物故に、生け贄でAtfの回収に繋げる事が出来る点も優秀。
自力で墓地に行きつつ生贄に出来る《レイモスの目》のサイクルはどうでしょうね。
・《ギラプールの希望》
:《ザンティッドの大群》系の置物。生け贄にしなければいけないので継続運用は出来ませんが、そもそもそんな事する必要は薄いのが《大群》ですからその代りになるでしょう。
本体の性質を考えればこれで殴って割ってからの第二メインにメインの挙動をする為の露払いであり、それを踏まえての避雷針以外には特に何も出来なさそうです。
特に生物の妨害が出来ないのなら生物環境のStdに居場所は無いように思えます。紛争・昂揚・即席とシナジーは多いのですがね・・・。
逆に定期的に回収・運用できる環境のデッキならばセプターチャントのように動けます。
勿論クロック付封殺なのでこれ自体が勝ち手段になると言う明確な利点も有り。
様々な選択肢が有りますが、対生物除去満載にして《空の遺跡、エメリア》や《再誕の宣言》で継続的に釣り上げるのが割と丸い。生物で釣る能力も幾らでも有りますが不安定ですし。
この他だとAtfで統一できる《ミミックの大桶》や露払い・隙もカバーしやすいハンデス・除去持ちの黒で《死体のダンス》で釣り上げるなんて形になるでしょうね。特に《大桶》や《ダンス》は速攻持ちなので隙も少なめ。
これに限らず単純に回収・調達手段も非常に豊富なほぞなのは有難いですね。
普通にAtfで1マナ1/1飛行も優秀ですし。
他の候補は《第三の道のフェルドン》《死に微笑むもの、アリーシャ》《ネル・トース族のメーレン》《死蔵の世話人、死零》《婆カカシ》《最後の希望、リリアナ》《オーリオックの廃品回収者》
に使い切りの《オルゾフの魔除け》《不敬の命令》
調達手段は《粗石の魔道士》や《Tranmute Artifact》《工匠の直感》など。
と言った所。
・《造命師の動物記》
:毎ターン占術1が付くだけでは物足りないので、生物のキャスト誘発が肝。如何に生物を安定してキャストできるかにかかってくるので軽い札が中心になりそうです。
3マナ・紛争状態から《ナーナムの改革破》→1マナの生物を繋げたりすれば2ドロー。《屑鉄さらい》から《羽ばたき飛行機械》を使っていれば更にドローしやすい。
他には《最後の希望、リリアナ》等も良い。
↓環境でも《戦隊の鷹》や《進化の飛躍》等を経由すればどんどんドローは出来ます。
《ティムールの剣歯虎》や《暴走する氈鹿》からCipを繋いだり、《雲石の工芸品》を使ったり。《コーの空漁師》で1ドロー/3マナにしたり。
ただそうは言っても単体で大した機能をしない3マナの置物を使っていられるほど環境は低速なのでしょうか?Stdでさかなり怪しい。
ようやっと終わりが見えてきた。
Atfは長いので分割。
これまで幾つか有ったAtfがテーマになったブロックは有りましたが、これまでの最後のそれだったSOIブロックのAtfは個人的には良くも悪くも普通で面白味のない札ばかりでした。USGブロックやMRDブロックの様な何処か頭のねじでも外れている様な、禍々しいデザインが少なくて・・・。
しかし今回はKLD含め、そんな私の歪んだ欲望が満たされるかの如く面白デザインが多いですね。
・《パラドックス装置》
:こちらのキャストの度に《劇的な逆転》が誘発する頭のおかしいAtf。本体こそ5マナとかなり重めであるものの幾らでもカバーは出来ます。テゼレットも納得の「これは良い物だ!」
個人的には「パラドックス・エンジン」のままが邦訳はしっくりきました。
とりあえずEDH用に盛り上がっているようですが其方は放置。
統率者は判らんので。
で、現実的な運用ではやはり起動能力を持つ札の併用になるはず。土地こそ起こせないものの、どの道Atfを使うデッキなら重たいAtfを緩和するためにマナファクトを使う事になるのでそれらを当てる事も可能。
↓環境が基本。
《厳かなモノリス》が馬鹿みたいになる。セットの《通電式キー》でも機能するので土地セット前の2t目に着地させ、そこからくるくるさせる事が出来ます。そこまでしなくとも普通に《耽溺のタリスマン》等でも普通に機能するはず。
《威圧の杖》《交易所》や《終末を招くもの》等多数の起動能力持ちも有用。
またキャストの度に~なので《白日の下に》《瞬唱の魔道士》《ゴブリンの闇住まい》《闇の請願》に《巧技》サイクルなど複数キャストが出来るような札を併用する事も有り。
Stdでも《謎の石の儀式》や《ピーマの改革派、リシュカー》がいれば割と簡単に多量のマナを生み出す装置になります。《リシュカー》は次のターンに除去が無ければ大抵5マナに届きますし、単体でも腐らない分《儀式》よりも使い易い。
《薄暮見の徴募兵/爪の群れの咆哮者》がいれば生み出したマナから次の札を調達も出来るのでより便利。
生物が相応にいるのなら《リシュカーの巧技》も良いかも知れませんね。多量ドローも出来ますし、《パラドックス装置》を着地させる事も出来ますから。複数ドローだと《鼓舞する呼び声》が欲しかった・・・。
《面晶体の記録庫》が間に合うのかどうか。《サリアの槍騎兵》とかも良いですね。
他の方のエントリーにもありましたが《装置》+《導路の召使い》+《緑地帯の暴れ者》で無限に出し入れも出来るそうなので、Stdでのコンボの構築も割とできそうですね。
当然プールが広がればいくらでもコンボ構築は叶いそうです。
コンボ札としては多量マナの使い道としての《歩行バリスタ》がいるのも追い風。
・《キランの真意号》
:禁止改定でやや環境価値も変わりました。
ただ正直コプターの後釜に添えようと言うのは流石に無理が過ぎる気がします。確かに《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や3マナPWと合わせると強力なのは事実ですが、それが無いとBeatdownでは極めて使い辛く、その上《ニッサ》は必ずしもBeat向きではありませんしね(新しいプールでは可能性は広がりましたが)。
中速デッキではその限りではありませんが、流石に飢餓感が強すぎる気がします。
もちろん強いであろうという感想は変わりませんがね。
そう言えば搭乗にPWの忠誠値が使えるので《太陽のタイタン》+《サヒーリ・ライ》×2のコンボの《サヒーリ》の2枚目に使える筈。強いかどうかは別ですが少なくとも《サヒーリ》を2枚揃えるよりも現実的です。マナカーブの流れも良いので《真意号》→《サヒーリ》から5点クロックを刻めるのでそこそこの実用性は有るはず。
・《屑鉄さらい》
:自分+自軍のAtfのPiGにそのCMC未満のAtfを手札に戻す事が出来ます。
取り敢えず自分だけでも機能するので消耗戦に強く、生贄エンジンとの相性も抜群。色拘束も薄いので現出との相性も良好。
なるべく上手く回すためにも能動的に落ちるAtfや生贄エンジンが欲しい所。同時に軽いAtfも取っておけば尚良し。《異界の進化》や《病的な好奇心》との相性も良いですね。
《金線の使い魔》《財宝の守り手》でも食べますか。
Stdには軽くて優秀なAtfが少ないのはネックですよね。
それでも一応軽量の生贄能力内蔵は幾つか有り、素晴らしきは殆どの札から回収できる《歩行バリスタ》がいる事ですよね。
現実的にはそこまで圧倒的なアドは稼げはしないでしょうが少なくとも1枚稼げているだけでも3マナなら十分。
↓環境ではプールが広がるので流石に強力。
生贄エンジンを用意しておけば高マナ域の札から順に展開→生贄→小型を回収→それを展開→ループと続けて行く事が出来る可能性があり、特に《クラーク族の鉄工所》はAtfの生贄エンジンに最適で(2)を生めるのが素晴らしい。エンジンの最後を《マイアの回収者》にしておけばまた最初に生贄に捧げた重めの札まで戻す事が出来ますからね。
《玄武岩のゴーレム》や《スランの発電機》の様なマナファクトでも良いですし《Su-Chi》《陰極器》でもいい。
「卵」デッキはどうなんでしょうね?機能はするでしょうが、他に回収札も有りますし、そこまで必要かは不明。
《からみつく鉄線》は状況を拘束して時間稼ぎをしつつ、そのうち勝手に墓地に落ちるので扱いやすい。《ネビニラルの円盤》で自軍を吹き飛ばしても、修復可能。
そして0マナAtf群の扱いやすさと言ったらない。
《ミシュラのガラクタ》なら自力で割れるAtf全てにスロートリップが付くような物。《ガラクタ》セットから起動→《彩色の星》セットから起動→ガラクタ回収~で実質1マナ3ドローと意味がよく判らない。除去としては他に《仕組まれた爆薬/EE》《処刑人の薬方》。EEはCMC=0ですし、《薬包》で互いの領域をカバーできます。
《弱者の剣》を絡めて何かできそうな気もしますが、コンボが回ってるならそれで十分です。《搭載歩行機械》は上述のような連動性は有りませんが、序盤から時間稼ぎをしつつ延々と回収→面展開可能。《交易所》があると生物故に、生け贄でAtfの回収に繋げる事が出来る点も優秀。
自力で墓地に行きつつ生贄に出来る《レイモスの目》のサイクルはどうでしょうね。
・《ギラプールの希望》
:《ザンティッドの大群》系の置物。生け贄にしなければいけないので継続運用は出来ませんが、そもそもそんな事する必要は薄いのが《大群》ですからその代りになるでしょう。
本体の性質を考えればこれで殴って割ってからの第二メインにメインの挙動をする為の露払いであり、それを踏まえての避雷針以外には特に何も出来なさそうです。
特に生物の妨害が出来ないのなら生物環境のStdに居場所は無いように思えます。紛争・昂揚・即席とシナジーは多いのですがね・・・。
逆に定期的に回収・運用できる環境のデッキならばセプターチャントのように動けます。
勿論クロック付封殺なのでこれ自体が勝ち手段になると言う明確な利点も有り。
様々な選択肢が有りますが、対生物除去満載にして《空の遺跡、エメリア》や《再誕の宣言》で継続的に釣り上げるのが割と丸い。生物で釣る能力も幾らでも有りますが不安定ですし。
この他だとAtfで統一できる《ミミックの大桶》や露払い・隙もカバーしやすいハンデス・除去持ちの黒で《死体のダンス》で釣り上げるなんて形になるでしょうね。特に《大桶》や《ダンス》は速攻持ちなので隙も少なめ。
これに限らず単純に回収・調達手段も非常に豊富なほぞなのは有難いですね。
普通にAtfで1マナ1/1飛行も優秀ですし。
他の候補は《第三の道のフェルドン》《死に微笑むもの、アリーシャ》《ネル・トース族のメーレン》《死蔵の世話人、死零》《婆カカシ》《最後の希望、リリアナ》《オーリオックの廃品回収者》
に使い切りの《オルゾフの魔除け》《不敬の命令》
調達手段は《粗石の魔道士》や《Tranmute Artifact》《工匠の直感》など。
と言った所。
・《造命師の動物記》
:毎ターン占術1が付くだけでは物足りないので、生物のキャスト誘発が肝。如何に生物を安定してキャストできるかにかかってくるので軽い札が中心になりそうです。
3マナ・紛争状態から《ナーナムの改革破》→1マナの生物を繋げたりすれば2ドロー。《屑鉄さらい》から《羽ばたき飛行機械》を使っていれば更にドローしやすい。
他には《最後の希望、リリアナ》等も良い。
↓環境でも《戦隊の鷹》や《進化の飛躍》等を経由すればどんどんドローは出来ます。
《ティムールの剣歯虎》や《暴走する氈鹿》からCipを繋いだり、《雲石の工芸品》を使ったり。《コーの空漁師》で1ドロー/3マナにしたり。
ただそうは言っても単体で大した機能をしない3マナの置物を使っていられるほど環境は低速なのでしょうか?Stdでさかなり怪しい。
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