AKH)雑感5 リリアナさんは従僕を調達する事を覚えたようです
2017年4月8日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
今日はリリアナについて。
久々に古巣の5マナ界に戻ってきたリリアナ。居心地の良さがイラストからも溢れ出ています。
[+1]は黒単色PW初の+能力でトークン製造能力。
《嘆きのグール》≒2マナ相当。やや小柄ですが忠誠度増兼壁は強力なのでこれで十分。部族・掘削効果の関係でシナジーも組みやすい良能力。
気になるのは掘削が強制である点。ある程度続くのなら他の掘削札と合わせると長期戦ではやや心配。
[-3]は《ゾンビ化》又は《墓場からの復活》レベルで実質4マナ相当。
釣竿の基準が現状5マナである事を思えばこの札の優秀さが表れています。しかも[+1]で自力掘削可能。
《白金の天使》を釣ってギデオンのお株を奪おう。
[-7]はZombie指定の逆《絶滅》。
小能力2つと噛み合っており8マナ相当。+能力で展開から盤面を退かしてフィニッシュまでの流れが作れる能力。
5マナとやや重めながら初期忠誠度も高く、自身を護れる壁の製造も可能。各能力が其々シナジーを形成しています。自己完結しているのが何よりも良い。
ただ悪まで行える事は盤面に生物を提供する事が殆ど。妨害とアドのバランスが取れていた《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》に比べると生物に寄り過ぎていてややバランスが悪いとも言えます。何と無くですが《世界を目覚めさせる者、ニッサ》の同類に見えなくもない。
黒でこのマナ域だとコントロールになるのが必然であり、そうなるとバランスの悪さはやや気に掛かりますね。
まぁ他の黒PWとは棲み分けは出来るでしょうが。
と言う事でそのバランスの是正ができるシナジーを形成を前提にしたい。もっと言うと[-3]を巧く使えるか。
構築の形は何でもいいですが、共鳴者や墓地調達札が欲しい。露払いしつつ墓地送りに出来る《集団的蛮行》は優秀ですがマナ域の流れが悪い。《イフニルの魔神》の様にサイクリングをした札を回収するのも良いですがやや物足りない。
因みに生贄エンジン+《守護フェリダー》+《リリアナ》の[-3]でリソースが続く限りフェリダー/リリアナを出し入れする事が出来ます。環境にあまり生贄エンジンがいないのは残念ですね・・・。
マナが掛っても良いのなら《永代巡礼者、アイリ》。(1)で4点ゲインをし続け、30点以上のライフになれば《完全なる終わり》能力を連発できます。本体も接死壁ですし。
全て生物であるならリリアナ自身で補強できるのも良い。
勝ち手段自体は何が良いかは難しい所。
《敬虔な福音者/むら気な信奉者》なら、表の場合フェリダー×2/フェリダー+リリアナの出し入れで無限ライフ、裏なら∞ドレインになりますが・・・。
まぁ、なんにせよ、《守護フェリダー》が墓地にいれば、コンボが組めずともただで1/4のブロッカーを戻した上でもう一度能力が使えるので、それだけでも価値が有ります。ゾンビより猫の方が可愛いからしょうがないね。
単体で相性が良いのは当然《リリアナの誓い》に、他には《黄昏+払暁》《陰謀の悪魔》《害悪の機械巨人》《豪華の王、ゴンティ》《難題の予見者》等。他には掘削利用の《秘蔵の縫合体》《憑依された死体》《無情の死者》と言った所ですか。《墓所破り》は[-3]をスペルシェイパーとして活かしつつドローエンジンになれます。
《蛮行》→《誓い》→《フェリダー》→《リリアナ》と綺麗に流れる事が出来ますね~。
コントロールならば《木端+微塵》とも相性が良いですね。
下の環境では黒のトークン製造PWと言うだけでも価値が有りますが、やはり[-3]を使いたい。
《暗黒の儀式》や2マナ土地、モックスのある環境では高速キャストも容易ですからね。意味は薄いですが最速1t目着地も。《ヴェールのリリアナ》と言う最大の障壁も分野が全く違うので問題は少ない。
しかしアドを得るのは良いんですが、5マナにしてはパンチ力が弱すぎる。トークンを生むだけなら《苦花》がやってくれます。なのでやはりここでも[-3]が有効になるはず。
Reanimatorは《水連の花びら》《暗黒の儀式》《モックス》系から《墓所のタイタン》など6マナ域のハードキャストは普通に行うのでその選択肢にはなるはず。墓地を経由しない手段ですし。余り枚数は積まないでしょうがSnT系の《精神を刻む者、ジェイス》の様な立ち位置になるかも。
黒信心は《群れネズミ》で捨てた分を回収できますし、《ニクスの祭殿、ニクソス》からのマナ調達も有るので5マナの着地は難しくない。只やはりControl系では怪しい。黒茶系にとっては割と待望の存在に思えますが、こちらだとLotVと被る可能性も・・・。
Junk系では個人的には微妙ですね・・・。
+能力が強いのは言うまでも有りませんが、[-3]を使うほど積極的に重い札を積むデッキではない。
確かにNicFitでは5~6マナ域の生物を頂点に使いますがそれは精々2~3枚。墓地に調達する手段も無いですし、《ヴォルラスの要塞》《ネル・トース族のメーレン》《永遠の証人》で普通に回収→キャストが可能。そして1~2マナのシステム生物が生物枠の半分前後を占めているわけです。其れよりもこのデッキは準Controlである事を思えば《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の方が遥かに使い易いく、《生命の力、ニッサ》は回収能力と打撃力の両方を既に提供してくれています。トークンを生むなら《情け知らずのガラク》でいい。
この札が合わないとは言いませんが、これに頼る必然性が感じられません。
まぁ《出産の殻》型の様に生物特化の形を目指すならアリかもしれません。[+1]が強いのは紛れもない事実ですしね。
他にも単純に《叫び大口》で「想起」→[-3]と繋げるのも悪くはないですし、《聖遺の騎士》で掘削のマナ加速から着地させつつ[+1]でサイズの向上とかも出来るのでこれだけでも悪くはない。
サイクリング札も《クローサの大牙獣》《永遠のドラゴン》《よじれた嫌悪者》など優良な物が多いのも良い。
《爆破基地》や《屍肉喰らい》《臓物の予見者》《カルテルの貴種》等々生贄エンジンも多数揃っていますからフェリダーコンボも運用もしやすいですね。当然部族でも組みやすい。
部族はロードも多く《死の男爵》なら接死壁に。《ゾンビ使い》は再生壁だけでなく《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》でアンブロッカブルに。
こんな所です。
優秀な事は事実ですが、単体ではやや芸が無いし、圧倒的に状況を決める能力を持ち合わせているわけでもない。しかしポテンシャルは有るのは事実なので上手く引き出したいところですね。
どうでも良いですが、リリアナって結構イラストに恵まれていますよね~。
今日はリリアナについて。
久々に古巣の5マナ界に戻ってきたリリアナ。居心地の良さがイラストからも溢れ出ています。
[+1]は黒単色PW初の+能力でトークン製造能力。
《嘆きのグール》≒2マナ相当。やや小柄ですが忠誠度増兼壁は強力なのでこれで十分。部族・掘削効果の関係でシナジーも組みやすい良能力。
気になるのは掘削が強制である点。ある程度続くのなら他の掘削札と合わせると長期戦ではやや心配。
[-3]は《ゾンビ化》又は《墓場からの復活》レベルで実質4マナ相当。
釣竿の基準が現状5マナである事を思えばこの札の優秀さが表れています。しかも[+1]で自力掘削可能。
《白金の天使》を釣ってギデオンのお株を奪おう。
[-7]はZombie指定の逆《絶滅》。
小能力2つと噛み合っており8マナ相当。+能力で展開から盤面を退かしてフィニッシュまでの流れが作れる能力。
5マナとやや重めながら初期忠誠度も高く、自身を護れる壁の製造も可能。各能力が其々シナジーを形成しています。自己完結しているのが何よりも良い。
ただ悪まで行える事は盤面に生物を提供する事が殆ど。妨害とアドのバランスが取れていた《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》に比べると生物に寄り過ぎていてややバランスが悪いとも言えます。何と無くですが《世界を目覚めさせる者、ニッサ》の同類に見えなくもない。
黒でこのマナ域だとコントロールになるのが必然であり、そうなるとバランスの悪さはやや気に掛かりますね。
まぁ他の黒PWとは棲み分けは出来るでしょうが。
と言う事でそのバランスの是正ができるシナジーを形成を前提にしたい。もっと言うと[-3]を巧く使えるか。
構築の形は何でもいいですが、共鳴者や墓地調達札が欲しい。露払いしつつ墓地送りに出来る《集団的蛮行》は優秀ですがマナ域の流れが悪い。《イフニルの魔神》の様にサイクリングをした札を回収するのも良いですがやや物足りない。
因みに生贄エンジン+《守護フェリダー》+《リリアナ》の[-3]でリソースが続く限りフェリダー/リリアナを出し入れする事が出来ます。環境にあまり生贄エンジンがいないのは残念ですね・・・。
マナが掛っても良いのなら《永代巡礼者、アイリ》。(1)で4点ゲインをし続け、30点以上のライフになれば《完全なる終わり》能力を連発できます。本体も接死壁ですし。
全て生物であるならリリアナ自身で補強できるのも良い。
勝ち手段自体は何が良いかは難しい所。
《敬虔な福音者/むら気な信奉者》なら、表の場合フェリダー×2/フェリダー+リリアナの出し入れで無限ライフ、裏なら∞ドレインになりますが・・・。
まぁ、なんにせよ、《守護フェリダー》が墓地にいれば、コンボが組めずともただで1/4のブロッカーを戻した上でもう一度能力が使えるので、それだけでも価値が有ります。ゾンビより猫の方が可愛いからしょうがないね。
単体で相性が良いのは当然《リリアナの誓い》に、他には《黄昏+払暁》《陰謀の悪魔》《害悪の機械巨人》《豪華の王、ゴンティ》《難題の予見者》等。他には掘削利用の《秘蔵の縫合体》《憑依された死体》《無情の死者》と言った所ですか。《墓所破り》は[-3]をスペルシェイパーとして活かしつつドローエンジンになれます。
《蛮行》→《誓い》→《フェリダー》→《リリアナ》と綺麗に流れる事が出来ますね~。
コントロールならば《木端+微塵》とも相性が良いですね。
下の環境では黒のトークン製造PWと言うだけでも価値が有りますが、やはり[-3]を使いたい。
《暗黒の儀式》や2マナ土地、モックスのある環境では高速キャストも容易ですからね。意味は薄いですが最速1t目着地も。《ヴェールのリリアナ》と言う最大の障壁も分野が全く違うので問題は少ない。
しかしアドを得るのは良いんですが、5マナにしてはパンチ力が弱すぎる。トークンを生むだけなら《苦花》がやってくれます。なのでやはりここでも[-3]が有効になるはず。
Reanimatorは《水連の花びら》《暗黒の儀式》《モックス》系から《墓所のタイタン》など6マナ域のハードキャストは普通に行うのでその選択肢にはなるはず。墓地を経由しない手段ですし。余り枚数は積まないでしょうがSnT系の《精神を刻む者、ジェイス》の様な立ち位置になるかも。
黒信心は《群れネズミ》で捨てた分を回収できますし、《ニクスの祭殿、ニクソス》からのマナ調達も有るので5マナの着地は難しくない。只やはりControl系では怪しい。黒茶系にとっては割と待望の存在に思えますが、こちらだとLotVと被る可能性も・・・。
Junk系では個人的には微妙ですね・・・。
+能力が強いのは言うまでも有りませんが、[-3]を使うほど積極的に重い札を積むデッキではない。
確かにNicFitでは5~6マナ域の生物を頂点に使いますがそれは精々2~3枚。墓地に調達する手段も無いですし、《ヴォルラスの要塞》《ネル・トース族のメーレン》《永遠の証人》で普通に回収→キャストが可能。そして1~2マナのシステム生物が生物枠の半分前後を占めているわけです。其れよりもこのデッキは準Controlである事を思えば《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の方が遥かに使い易いく、《生命の力、ニッサ》は回収能力と打撃力の両方を既に提供してくれています。トークンを生むなら《情け知らずのガラク》でいい。
この札が合わないとは言いませんが、これに頼る必然性が感じられません。
まぁ《出産の殻》型の様に生物特化の形を目指すならアリかもしれません。[+1]が強いのは紛れもない事実ですしね。
他にも単純に《叫び大口》で「想起」→[-3]と繋げるのも悪くはないですし、《聖遺の騎士》で掘削のマナ加速から着地させつつ[+1]でサイズの向上とかも出来るのでこれだけでも悪くはない。
サイクリング札も《クローサの大牙獣》《永遠のドラゴン》《よじれた嫌悪者》など優良な物が多いのも良い。
《爆破基地》や《屍肉喰らい》《臓物の予見者》《カルテルの貴種》等々生贄エンジンも多数揃っていますからフェリダーコンボも運用もしやすいですね。当然部族でも組みやすい。
部族はロードも多く《死の男爵》なら接死壁に。《ゾンビ使い》は再生壁だけでなく《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》でアンブロッカブルに。
こんな所です。
優秀な事は事実ですが、単体ではやや芸が無いし、圧倒的に状況を決める能力を持ち合わせているわけでもない。しかしポテンシャルは有るのは事実なので上手く引き出したいところですね。
どうでも良いですが、リリアナって結構イラストに恵まれていますよね~。
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