AKH)雑感　残り（緑）

続き続き

・《横断地のクロコダイル》
：かつて《皇帝クロコダイル》と言う者がおってな。4マナ5/5と当時では異様に高い質を誇りながらも寂しいと死んでしまう可哀想な生き物じゃった。今の若い世代は独りでも生きてけるらしい。皇帝もそれはコモンになってしまう訳じゃな・・・。

　と言うネタは置いておいて、最低でも4マナ4/3速攻。普通に強い。
適当なPig生物にでも宛がっていればロス無しです。↓環境になりますが《絡み根の霊》の「不死」をリセットしつつ速攻で突撃できるわけで、中々に強力です。《異界の進化》してみても良いぐらい。


・《活力の試練》
：サイクル中唯一《カルトーシュ》系との組で直接回収可能。
緑の場合はそれがそのまま除去にもなりますね。まぁそれで死なれたらテンポ悪すぎますが・・・。
と言うか《野望の試練》→《活力の試練》→《活力のカルトーシュ》→試練2度目～とかアドアドしい。《万神殿の伝令》欲しくなりますね。


・《不屈の神ロナス》
：サイクルの緑。蛇神様。
単体では顕現出来ないものの同輩の中では格段に使い易い。Beatdownでの運用になるでしょうが現代の生物・自身の起動能力でかなり簡単に条件は満たせます。
1t目《模範的な造り手》→2t目《キランの真意号》→これと流れるように動く事が可能ですね・・・。破壊不能なお陰で搭乗者としても極めて優秀。色拘束も薄い。そして戦闘も強い。
RGで《熱烈の神ハゾレト》なら5/5破壊不能+5/4破壊不能が殴ってくるとか悪夢その物。他にも《通電の喧嘩屋》《暴力の激励》。
《才気ある霊気体》も強化先としては悪くない。
　また自身の《試練》《カルトーシュ》両札との相性も抜群。惜しむらくは全て3マナ域・・・。
単色で組むのなら《ラムホルトの平和主義者》《横断地のクロコダイル》《逆毛のハイドラ》とか。
就労条件を考えれば《次元の歪曲》も一番使いやすい。

　実にどうでも良いですが《領事府の弩級艦》の乗り手候補にも。《弩級艦》→生物→蛇神で3t目に7/11を出港させ、対処されたら次に蛇神自身が動く。トランプル付与も良い感じ。《攻城化改造》は機体の生物化だけでなく強化Auraで蛇神の就労サポートにもなります。

　↓環境的に見ても使えなくはない。
《四肢切断》は今は多くないので後は追放除去とパワーを満たすだけ。1t目《古の墳墓》+《虚空の杯》→2t目これ→3t目《強情なベイロス》で十分な挙動になります。CotVは他の生物の保護にもなっているのが丁度良いですね。
《カラカス》が癌である事は面倒。


・《名誉あるハイドラ》
：形を変えた《ワームの咆哮》ですね。どちらが良いかは一長一短。
しかし幾つか強みもあるとはいえ、《放浪する森林》を考えると、単に不朽を使うだけでは不足なので、通常キャスト可能か《集団的蛮行》の様なシナジーを満たしたいですね。


・《刻み角》
：現代版《ウークタビー・オランウータン》。同型も多数ありますが、《再利用の賢者》と異なりEnc破壊は出来ません。
対Atf兼サヒーリコンボの妨害にもなります。《屑鉄場のたかり屋》も2度妨害できます。

　地味に↓環境でもAtf/Landや《水連の花びら》《師範の占い独楽》を一手遅らせるいぶし銀。


・《ロナスの勇者》
：「奮励」する事で《秀でた隊長》的に。犬ではなくジャッカル・・・。
これに頼ってファッティを出そうとするのは些か不安定過ぎる。Beatdownの展開加速札が有っていると思います。
　例えば《薄暮見の徴募兵》ならキャストのマナが掛らないのでドロー能力を活かしやすいですし、《爪の群れのウルリッチ》を着地させればより攻撃的に成れたり。


・《造反者の解放》
：サイクリングが有るお陰でメインから積む事が出来る可能性もある対Atf。
変にライフゲインとか付けるよりもこの手の効果が一番ありがたいですね。


・《生類の侍臣》
：「空ノ鐘の響く惑星で」のシャジールの民を連想したイラスト。時折現れる《未来予知》系の一部を内包する生物の新作で、《ガラクの大軍》の同種。
取り敢えずトップ調整系が有ると有難いので「占術」を併用したい。マナが有る程に良いので《ピーマの改革派、リシュカー》等も揃えたい。

　ただ単なるドローサポレベルの生物が4マナな時点で相当厳しい。
《クルフィックスの狩猟者》の様な、20枚前後積むのが当たり前の「土地」ではなく、生物を多数積む様なデッキの大半は軽量生物デッキ。4マナは面倒。マナが出る必要も有り、例えばElvesの様なデッキには合う訳ですが、それが一々この札を本当に必要とするのか？と言うと・・・。土地と違って生物はマナを使う関係上何らかの展開を滞らせてしまう可能性もある。それを思うと尚更土地の様に気軽にはならない。


・《シェフェトのオオトカゲ》
：《クローサの大牙獣》のオマージュ。サイクリングは1マナ重くなったものの効果が《地勢》→「砂漠」カードも探せるIns速度・打消し耐性の《荒々しき自然》に。
実質3マナであり、《致命的な一押し》等を構える事も出来る。「砂漠」関係のシナジー・汎用性も。特にコンボ中の《サヒーリ・ライ》に打ち消されない1点を飛ばせるのは環境的にも大きいですね。緑単色構築でも使えると言う点が重要。そして本体はサイズはそのままに1マナ軽くなっています。

　取り敢えず2マナのマナ加速→これ→自分も含めた5～6マナ域に高確率で繋げる事が可能。《生命の力、ニッサ》や《死の権威、リリアナ》の[-3]でそこから回収する事も出来ると挙動の流れが良い。
　ランパン系としても使い易いので、Bigmana系の選択肢になるかもしれません。《ウルヴェンワルド横断》→《残された廃墟》+《荒野》でマナ加速する様なデッキでも、やはりマナが伸びた後生物として使える点で意味は大いにありますからね。《横断》や《ニッサの誓い》は1マナなのでサイクリングから更に繋げる事も出来ますし。


・《収穫期》
：場の生物に依存する札は色々ありますが、その《不屈の自然》版。よりにも依っての効果でその上タップ限定。一応コストを見れば1枚ではランパン未満、条件付なので2枚《爆発的植生》以上が前提の筈。

　効果は不安定。マナを伸ばすのに生物を使うなら最初からマナ生物で良い。マナを伸ばしただけでは勝ちに繋がらないと、ほぼ良い処なし。《ニッサの探検》はどれ程使われたか？
《森の代言者》や《不屈の追跡者》の様なBeatdown且つ土地が欲しいデッキ専用。


・《ロナスの施し》
：《ガルガンチュアンの贈り物》の変形版。効果は悪くないですが、土地が非対象なので、デッキの割合的に2枚的中が難しい。その上高速環境なのでこんなもの使う暇も無い。

・《大いなるサンドワーム》
：大きいサイクリング生物。LivingEnd。

・《花粉のもや》
：《濃霧》の亜種。サイクリングなのでやはり困らない。本来Beatdown環境でこそ生きる札ですが他のサポート札が足りなさ過ぎてデッキ構築できるかどうか・・・。

・《鱗ビヒモス》
：どこぞの部族は成人の儀式にライオンに戦いを挑むそうですが(別に勝たなくても良い)、活力の試練を受けるにはこの恐竜にしか見えない鰐との戦いに生き残らなくてはいけないらしい・・・。
《ロハス》よりP/T上なんですが・・・。

・《苦しめる一射》
：地味ですが、フライヤーを恒常的に-3/-3出来ればほぼ無力化できます。どうせStdには飛行持ちのファッティなんてほぼいないので、サイクリングも含めて《翼切り》より使いやすい。

・《ハパチラの刻印》
：《刻まれた大怪物》や《雛》サイクルに使ったり、《献身ドルイド》に《砂の造形》と併せて使い10+αマナ生み出してみたり。普通に無限頑強のパーツの保護権使い回しにしたり。
地味ながら悪くない効果です。