レガシー)禁止改訂から十日余りの種々の大会結果と現状のメタ
レガシー)禁止改訂から十日余りの種々の大会結果と現状のメタ
レガシー)禁止改訂から十日余りの種々の大会結果と現状のメタ
皆さん、こんにちは。しもべです。


 衝撃の禁止改訂で《師範の占い独楽》が失われ、10日余り。
幾つかの大会が行われそろそろ最初の結果を見るには良い頃かな?と思ったので徒然に観察してみました。

http://mtg.bigmagic.net/article/2017/05/article/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8/bmo09/027.html
BMOのLegacyイベントでは上から順に1位~8位で
UR Delver
Eldrazi
Grixis Delver
Death&Tax
Grixis Control
Burn
黒単Reanimator+DDコンボ
UR Delver

http://mtg.bigmagic.net/article/2017/05/article/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8/bmo09/033.html
がメタ内容。

 であるのに対して
400名以上が参加したMKM Series 2017 Frankfurt - Legacy Main Event(http://www.tcdecks.net/deck.php?id=23075)では上から順に1位~8/9位~16位
Sneak Attack
BR Reanimator
Food Chain
Grixis Delver
Aggro Loam
DeathBlade
ANT
Elves
Eldrazi
Jund
DeathBlade
Reanimator
4c Control
Sneak Attack
DeathBlade
4c Control

 になってます。
日本と海外では結構差が有りますね。
後はMO等幾つか見ていますが、全体的に買っているのはSneakShow、Reanimator、ANT系、Elves、Grixis/UR Delver、DeathBlade(BUGtW)ですかね?
まぁそれでもどれかが飛び抜けていると言う程ではない。
Comboも一気に数を増やしたとは言えそれまでが虫の息だっただけですし。まぁ評判の高かったBlade系はUWではなく、ReidがBUG Controlを制作する過程で調整を止めたBUG ControltBladeのような形が主流ですかね。やっぱりより高速環境になっているのに《死儀礼のシャーマン》を使わないのには無理が有りますしね。逆に個人的にはUW Bladeの前評判が何故高かったのか今一つ理解できなかったので、現状の数の少なさにはある程度納得入っています。
HappyMTGで紹介されていたのもBladeと言うよりはMiraclesで時折見られたUW Controlの勝ち手段に《石鍛冶の神秘家》を取っているような形ですしまぁそうなりますよね。


 現状Delverは《若き紅蓮術士》型のGrixisが主流ですが、これもその内《グルマグのアンコウ》や《真の名の宿敵》特化型に変遷するかもしれませんね。今は軽量アドを重視しているだけで。環境の除去が《剣を鍬に》と《終末》が減って、《致命的な一押し》出て《稲妻》が復調傾向なら尚更。
しかしそうは言ってもやっぱり数が多い。そしてGrixisや4c型のControlも基本Delverからの変形版です。
同時にBUGの台頭で禁止改定前は赤≒《稲妻》は激減していたのに対して、現状一気に数を増やしている印象。代りに《剣を鍬に》≒白が激減していますね。4cが増えた関係で《コラガンの命令》とかも久々に見ます。
逆に純粋なBUG系は結構減っていますね。
 Delver系は今は以前からト音軸カードパワー重視になっていますが、その内《不毛の大地》+《もみ消し》型に戻る日も有るやも。Comboが多いのなら尚更。
後はMOLのリストに載ってましたが《呪文嵌め》は増えてくるかもしれませんね。すっかり存在を忘れていましたが。《相殺》こそなくなりましたが、お陰で環境が低マナ域を採用しやすくなったし、Blade戦略にしろYPMにしろ、何にしろフェアデッキコンボデッキに関わらず腐らない。MUDのような大型も減るので尚更有利。
 URも結構勝ってますが、形は非常に不定形。Grixis異常に纏まりが無いのでアーキタイプとして一括りにしていいのか悩むレベルです。

 ANTはまだ数を見たわけではないので何とも言えませんが、久々に16キャントリップ方を見た気がしますね。一時期は死滅していましたが。《独楽》が消えたお陰でデッキに採用も出来ないでしょうが、逆に《相殺》も消えますしね。
 SnT系はOmniよりもややSneakの方が多いぐらいですかね?
ファッティ系はReanimatorも含めれば相応の数はいます。そこまで含めればANTより多いぐらい?

 SneakShowもそうですが、やっぱり《血染めの月》はかなり数を増しているようです。
まぁ各リストを見て観れば判りますが3~4cのデッキが凄まじく多い。狙い撃ちし放題でしょう。Painted Stoneが使い辛くなったのは残念ですがDragonStompyや赤単Sneakは結構いますね。もしかするとD&Tも《唐突な死》まで含めたtR型がもう少し増えるかもしれません。Painter自身も環境には適しているのだから、何とか形を調整して行けば出て来るかも。

 Controlは上述のUW Bladeコントロールの他はLandStillも見ましたがやはり激減中。と言うか元々Miracles以外にはほぼいないアーキタイプなのでやはり勢力の維持は難しいかな・・・と。
敢えて言うなら基本地形も激減している・フェアデッキも沢山なのでNicFitにとってはお客様な相手が増えているんですがね。

 Manadenialはやっぱり有効ですし、4cLoamもチョコチョコ見ますね。前環境から忘れた頃に出てきますが、《相殺》が無くなった分《虚空の杯》の価値は高まりますし、やっぱり《聖遺の騎士》からの《不毛の大地》連打は強い。
その意味ではMaverickも同じく有効な選択肢にはなりそうではあると思いますが・・・。《虚空の杯》の代わりに《スレイベンの守護者、サリア》も有りますし。
 Landsは思ったより数がいないのは気に掛かりますがこれからですかね?
《罰する火》の環境的な価値にも影響されそうですが、フェアデッキには強いわけですしもっと増えてくるはず。



 まぁまだまだ始まったばかり。
かなり混沌としていますが、一体どこに帰結するんでしょうね。こんなにわくわくは久々ですよねこの環境は。




コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索