久々にJundカラーのNicFitについて少し考えた。
久々にJundカラーのNicFitについて少し考えた。
久々にJundカラーのNicFitについて少し考えた。
皆さん、こんばんは。しもべです。


 NicFitも基本的にTheRockと同じBG/BGWの選択をしているので他の構築は滅多に考えないのですが、環境の変化に加え、《騙し討ち》型なる物を見たので少しJundカラーの構築についても考えてみました。

 最初に《騙し討ち》型を見た時にはいくら視野の外からの高速コンボ打ち込むプランが有ると言ってもかなり浮いていて合理性が有るとはあまり考えていなかったのですが、環境の変化で考えを少し改める。
SnT系が増えてくるのならそれに合わせて出す事の出来るこのプランも無くは無いかなぁ?と。
それに見たリストには載ってませんでしたが、前々からもう少し《老練の探検家》を墓地に落とす手段が欲しいと考えていて赤型にはその点で《大いなるガルガドン》が有ったので、これは《騙し討ち》型で使う理由にもなるのではないかと思います。環境的に白も減ってきてはいると言ってもやっぱり安定した生け贄エンジンの存在は小さくは無いので。
後は《業火のタイタン》も悪くない。《騙し討ち》でマナ消費を抑えつつ残った(R)をブレスにつぎ込めるので一撃で15点程度を計上する可能性もありますしね。小型デッキが増えるのなら《弧状の稲妻》の支配力も増すわけですし。素のキャストが出来る範囲でもあるので素引きした際のリスクも小さい。
 ただそうは言っても《騙し討ち》は土地を伸ばすプランのデッキに入れる必然性はやっぱり薄く、その上単体では完結しないので微妙です。
同じコンボを仕込むのでもデッキの方向性に在っているScapeshift型が以前から同色に在りますし、《風景の変容》や《原始のタイタン》からのDDコンボ、《自然の秩序》プランだって仕込むことは可能なのに何故これに拘るのか?と言う疑念は残ります。
《ルーン傷の悪魔》は昔使っていたので親近感も沸きますがねw

 一応妨害等も有りますし、手札で腐るのも嫌なので《騙し討ち》以外にも何か出すプランは用意しておきたいとは思いますね、もし構築するなら。
《死の権威、リリアナ》とか使えるかも・・・。
ScapeshiftプランですがMiraclesの消滅で優位性を失っていますしその意味ではより速いコンボが欲しいのかもしれませんね。それにどうしても《山》の必要枚数のお陰で土地基盤が歪む点でもリスクはありますからね。


 Jund型ですが高速環境になって事で近年はさっぱりだった《罰する火》が使いやすくなったのか?とも思わなくもないのですが、同時にMiraclesの消滅も有るのでやっぱり±0ですかね? Eldraziは減るかもしれませんし、Death&TaxやDelver等の小型が増えるのは良い傾向ですが探査生物や《真の名の宿敵》には無力。《トレストの使者、レオヴォルド》がいても悲しみを背負う。やっぱり復権は無いかな・・・。


 《コジレックの帰還》を使うEldrazi型は最近までは《天使への願い》対策も出来る《老いたる深海鬼》型の方が圧倒的に環境に合っていたわけですが、その必要も無くなったので単純にアドを稼げて妨害に強い《膨らんだ意識曲げ》型≒Jundプランが優勢になりましたね~。
D&TにしろDelverにしろ効果的ですし。
《破滅的な行為》の価値も薄れたので、この枠に《帰還》を収めても問題なさそうです。まぁTNNだけはどうにかしなければいけませんが。ついでにその関連で見る事になるかもしれないBlade型への対応力も落ちるのは更に痛手。


 《木端+微塵》はあと1点増えて5点生物火力なら言う事は無かったのですがねw そうは言っても2マナなら十分でしょうし、土地を伸ばすデッキにも合うのでJund型の戦力増強になるはず。
 似たような枠として《不敬の命令》も使っていますが、デッキ的に畏怖モードを付ける事も無いですし、修正除去もシステム生物相手でも3~4マナ掛かるのろさを考えると除去の枠で考えるのは非現実的。そう考えるとリアニモードぐらいしか強みは無い訳で、特殊な構築(たとえばどうしても《老練の探検家》を使い回して土地を早期に伸ばしたい≒Scapeshift型とか)でもない限りは《木端+微塵》の方が断然使いやすそうではありますね。
と言うか土地を伸ばす事はどちらにとっても有難いので寧ろ併用しても良いぐらい?


 見た事はありませんが、《反逆の先導者、チャンドラ》ってNicFitに合うのかしら?
ベテランで土地を抜くので[+1]で土地が捲れるリスクは少ないですし、[+1]のマナソースは基本的にランプデッキにはありがたい。対Beatデッキなので守り易いし[-3]自体も有難い。
悪くない札ですが何故見ないのでしょうか・・・。
Jund型自体が斜陽過ぎるから?


 環境自体が前のめりになり赤も増えてきているので《精神を刻む者、ジェイス》はこれから順に数も減らしていくはず。
基本地形枚数も確実に数は減っていくはずで、そうすると《老練の探険者》のリスクも減りますし、やっぱりより勝ちやすいデッキになりそうです。Miracles自体も苦手でしたし。
同時に特殊地形も増えるのでサイドに《血染めの月》を積めるのもNicFitの中での利点になりそう。
 ただ高速Comboもどうしたって数は増えるので結局その対策をどうにかしなければいけないんでしょね。加えてJund型の強みだった《紅蓮破》系の価値はやや下がり、それ以上に《殺戮遊戯》の価値は激減。
やっぱり一長一短かなぁ・・・。

コメント

中の人
2017年5月18日15:48

どうも、最近スニーク入りのNicfitを回しております。
ガルガドンの採用型は完全オリジナルかなーと思っていましたが、先人がいらっしゃるとは。

正直今の環境でも微妙な感じです。オーダー両用がいい感じです。
グリデルと石鍛治がグッと多くなって来て、ビートされるようになってPW型は消滅。
こちらもビートで攻めたいのですが、生物が物足りない感じです。
TNNとかバッターとか強すぎで…。
ハンデスの使い所をかえて、テンポを稼ぐ時→スニークorオーダーを通す時に
重点を置く様にしてます。

いっそのこと赤抜いて黒緑。オーダー→大そし、世界棘。緑タイタン→DDを投入した方が強い気がしてきました。

長々すみません。
個人的にはもう少し調査を続けます。

しもべの一人、H
2017年5月18日19:17

>中の人さん
コメントありがとうございます。

>ガルガドン
これに関してはNicFitの命題の一つが如何に安定してベテランを落とすか?という事も有るのでTheSourceなどでも色々話されていて、ガルガドンに関してもJundカラーでは以前から試されている方もいるようですよ。まぁ今一つ定着しているとは言い難いですが。
ただ今回の形は《ガルガドン》を《騙し討ち》から出せるという追加ルートが有る点が秀逸だと思います。

 TNNはマイナス修正かリセットで対処するしかないので、Deedの使い方が重要になりそうですね。バターはセラピーのお陰で意識すれば対処可能だと思います。場合によってはメインから《コラガンの命令》とかも行けるかもしれませんね。

 コンボを軸にするのならハンデスが仰るように重要になるので、5~6枚目のハンデスを増量するのも良いかもしれませんね。
《自然の秩序》は強いんですが、《大祖始》が環境のファッティに比べると微妙なんですよね・・・。どうせ《世界棘のワーム》を入れますし、ハンデスも有るのだから割り切って《森滅ぼしの最長老》とかの方がバランスが取れるかもしれません。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索