皆さん、こんばんは。しもべです。


 タイトル通り、Bリーグ創設年となった今季に置いて初代王者に輝いたのは「栃木ブレックス」でした。
正直日本国内のリーグを見るのは本当に久々でした。基本NBA専門なので。そのNBAすら、プレイヤーを引退してからかなり頻度が落ちていたので国内リーグなんて偶々つけた画面に映っていたぐらいの印象でしたので新鮮でしたね。

 とりあえず、リーグは変わっても外国人にインサイドを支配されている現状は変わらない悲しい現実が広がっていましたね。特に188㎝のPF(30代後半)にフロントコート支配されている現状。
高校生じゃないんだから・・・。

 とはいえ、ゲーム自体は一進一退の攻防が続き最後まで結果が判らない好ゲーム。ハードディフェンス、ハッスルプレイ、クラッチシュート。アレは現場で見ていたファンは嬉しいでしょうね。


 しかし何より目に映ったのは田臥のゲームにおける支配力の高さでした。
出ている時のボードコントロール力と視野の広さ、そしてゲームを落ち着かせる能力は未だ段違いで、栃木は田臥がいない時は常にふらふらと危なかっしいハードプレイの連続でした(それを入れる事が出来ていたからこそ勝ちに繋がったのですが)し、川崎の方は最後の方は焦りが高じているのか本当に浮き足立ってばっかりで。
往年のジェイソン・キッドの如く大黒柱のPGの有無の大きさを感じました。

 また上記した栃木のPFの背番号4番は身体能力が優れているようには思いませんでしたが、非常にクレバーであり高いバスケットIQと重ねられた経験値を感じましたね。とにかく勝負所の見極めやプレイの仕方を把握している感じでした。

 それらに比べると他の選手は能力はあるんですがどうにも頼りないプレイが多かった印象。MVPをとって活躍した古川をはじめ他のガード陣はシュートは上手いんですが、巧さが足りない。
どこか苦し気で浮足立っているんですよね。
ロートル二人の影響力に抗えない若い世代に日本のリーグの実力を垣間見たようで・・・。まぁリーグ決勝戦とは言えたった一戦で判断するようなことではありませんがね。私の杞憂であるほうが有難い。
 リーグ一位のオフェンス力の川崎と、リーグ一位のディフェンス力の栃木の試合と聞いて正にそんな感じではあったのですが、最後一分間ほど栃木は6点差あったとはいえ、オフェンスリバウンドを取られる→3ポイントを撃たれる→リバウンド取られる→をあまりに簡単に3回ぐらい繰り返していて、こっちもこっちでどこか締まらないなぁ・・・と。

 前から思っていた事ですが、身体能力ではまるで敵わない日本人ですが、実はバスケIQだったり、精神面だったりと言う部分でさえもかなり劣っていると思わされるのは辛いなぁ。
鬼気迫るっていう雰囲気を感じない。


 が、この試合一番目についたというか、個人的見解ですが、酷いと感じたのは審判のレベルの低さ。
アウトオブバウンズ(ボールが外に出た時の次の保有権)は間違えまくる、タイムクロック時の判断は間違える。何より笛が凄まじく軽い。NBA専の人間が見るから余計に軽く感じるのかもしれませんが、「手を挙げて立ってるだけの人間に、突っ込んだオフェンス」と言う構図で何度もディフェンスファール吹くとかありえん・・・。
あんなもん軽い軽くない言う話じゃないですよ。どっちのチームも可哀想だったなぁ。
つまり審判のレベルが選手のそれ以上に落差を感じたわけです。
そういうリーグ基準なのかもしれないのですけれど、確実に世界と戦えなくなっていくように思いますがね・・・。

 あと、フリースローの時、相手ファンがよってたかって地面強く踏み鳴らして揺らして妨害するってどうなの?
もうそれは団扇や風船振って邪魔するとか野次とばすとか言うレベル超えてない?


 という事で、久しぶりにがっつりゲームを見て想像以上に楽しい時間を過ごさせて頂いた反面、残念な面も目に付いた何かと退屈しない濃いゲームでしたね~。

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