XLN)の全体感想 《火炎舌のカヴー》がいた時は酷い環境でしたよ
皆さん、こんにちは。しもべです。


 昨晩XLNのフルスポがでましたね。
玉石混交かと思いきや構築ぎり及第点の石すら殆ど残っていない。これもリークのせいか。
しかしそれにしても全体的にカードパワーが低い・・・。条件付きデザインのカードが多いのは良いのですがその条件を満たしても大して強くないのが多いんですね。それ以上にアンコモンかと見紛うレベルのレアもちらほら・・・。
気になった各種の感想はまた夜にでも続けます。全体の感想を。


・取り敢えず部族間の差が酷い。
恐竜は単発でも優秀な戦闘力ですが、「激昂」持ちのお陰で割りと殴り合いにも強い。またこれらを活かす事でテクニカルな挙動を取れてシナジー性も高め。強いだけでなく遊び甲斐も有る様に思います。
 海賊は妨害・小型生物の展開を兼ねるクロックパーミッションに近い立ち位置にいるようですが、その割に瞬速持ち・Insが圧倒的に少なく立ち回りが極めて悪い。蓋役もいない。
小兵は立ち回りが生命線。
 吸血鬼はWeenieの立ち位置で小型生物から中堅まで多し。
ただロード役がいないので打点不足。絆魂持ちや数に依るドレイン系が多くてライフレース上ではそれほど変わらないのですが、Weenieは相手を倒してこそ何ぼ。数の確保だけは秀でている。なので神風作戦は可能。
 魚は単純にカードパワーが極めて低い。
サイズ強化やパンプ札が多いように見えて、それができても大して強くない。下で使えそうなシナジーも余り無い。イラストアドは高い。

・取り敢えず恐竜の一強であり、恐竜の欠点はやや重め・選択肢が多いぐらい。
「探索」は悪くないのですが、結局備えている札に真面な札がほぼ無いので死に能力になりそう。アド源としても戦闘力としても中途半端なのに備える方も弱い。実用的なのは《マーフォークの枝渡り》ぐらい。

・「宝石」トークンは「金」トークンのリメイク且つ「手掛かり」トークン亡き後の非生物トークン枠。
しかし弱い。手掛かり自体は良い調整だったと思います。それに比べて使い切りのマナソースとパワーで一歩劣る。にも拘らずそれを備えている札が弱い。と言うか遅い。4マナ5マナ出る頃にマナソース1個とか出して一体何をしようと言うのか・・・。
この手のは1~3マナ域にあって初めて意味が有るのに・・・。

・M10ランドの復帰で土地基盤の調整力が重要になりそうにも拘らずフェッチもないし、《ウルヴェンワルド横断》も落ちてしまうのはかなり勿体無い。(E)を使わないデッキでは《霊気との調和》では力不足ですし・・・。

・土地変身札は死んだ。

・今回はタフネス4に人権が無さ過ぎる。
タイトル通り《栄光をもたらすもの》が嘗ての《火炎舌のカヴー》の如くそれらを締め出しています。ついでにこいつはPWすら締め出している。
しかし他にも《反逆の先導者、チャンドラ》もいますし其の他にもタフネス4の処理が可能な札が多い。多くの生物やPWがタフネス/忠誠度4以下じゃね~となっている現状は如何ともしがたい・・・。
 《闇の萎縮》は落ちましたが、《栄光をもたらすもの》や其処にも使われている其の他生物への対策も兼ねていたので落ちた結果がより酷い格差が付きました。



はてさて、次の環境はどのような環境になるでしょうかね。
願わくば多様性が有り、且つ禁止カードの出ないものであってほしい物です。



P.S.
全然関係ありませんが「阪神の藤波をトレードしたら?このままいても阪神じゃ改善しないでしょ?」と権藤氏が発言したそうです。
ダメなら2軍に落として、ダメなまま2軍から上げて、ダメなのでまた2軍に落とすという意味不明な行為をし続けていて、年を追うごとに悪化している状況らしいので確かに阪神から出すべきだと思います。
コラム内のコメントにあったのですが、先日の藤波の登板後投手コーチが「同じことの繰り返し。死球を当てた後の投球に支障が出る。なんとかしてもらわないと」と言ったらしい。
「何とかしてもらわないと」じゃないよ。何とかするのはコーチ陣の仕事だろう。選手だけで何とかなるならコーチなんていらないよ・・・。

 この発言自体は真偽は不明ですが、たとえこのコメントが無かったとしても阪神の藤波の扱いの酷さが変わるわけではない・・・。
日ハムに行くのが良いのかと言うと怪しいですがね。

コメント

ハイバネ
ハイバネ
2017年9月16日12:09

下環境で明確に使えそうなのはコパラと遠眼鏡くらいですかねぇ。

セットのデザイン的には《強迫》《選択》《稲妻の一撃》みたいな基本カードが帰ってきて駆け引き要素が少し戻るんじゃないかなと安心感もあります。(それまでのメンコ・ザ・ギャザリングが酷すぎた・・・。)

nophoto
通りすがり
2017年9月16日13:05

恐竜以外の小兵は小回りの利く良い感じのが揃っているんですが、どうにもこうにもデッキとして軸になるパワーカードが無い感じですかね。
スタンダードは小粒でコツコツ妨害するよりパワーカード連打するか速攻かけた方が強い環境がずっと続いてますからね~。

一方恐竜は仰られるとおり面白そうなカードが揃ってますね。
敢えて、取れる選択肢が多いことが欠点として挙げられているのに笑ってしまいました(他の部族に少し分けてやって欲しい)。
スタンで猛威を奮っている各種火力除去に対しても激昂や高タフネスである程度耐性がありますし、今の所、実に恵まれている印象ですね。

しもべの一人、H
2017年9月17日0:11

>ハイバネさん
コメントありがとうございます。

基本は大事ですよね。ここをおろそかにすると奇抜なアクションの取り合いかそれを無視した力技と運げーになりがち。今回の基礎札の再録から落ち着いたゲームに戻る事を望みます。
そもそも基本が有るから異色も有るんですしね。


>通りすがりさん
恐竜はあまりにも圧倒的ですよね。しかしその恐竜で固めるよりも前のセットの残りでデッキを組んだ方が強いのではないか?と言う一抹の不安。もしそうなると他の部族は目も当てられませんし。

 小粒系は小技の連打して繋げていく事で勝ちを拾う必要がありますから、どうしても一つ一つの効果は小さくとも確実性が求められるんですよね。それを求められるほどプールにあるとは思えませんよね。

nophoto
ギデオン
2017年9月17日3:21

フルスポ見ましたけど、やはり部族テーマは1セットだけじゃ力不足って印象ですね
ロマンの無い話ですがティムールエネルギーをそのまま持ち込んだ方が勝てそうです

藤浪は・・・どうしてこうなっちゃったの?って感じです
あれだけの直球があるのですから内角攻めや変化球に頼らずともアウトロー一本で十分抑えられると思うんですよね(実際我が巨人軍はキリキリ舞いでした)
それが死球一つでダメになるのはやはり気持ち、ひいては環境の問題なのでしょうか・・・
鳴り物入りのドラ1ですからそうそう手放すことはないでしょうが、大田を切った巨人のように電撃トレードという形はあるかもしれません

しもべの一人、H
2017年9月18日13:19

>ギデオンさん
コメントありがとうございます。
部族はプールの狭さも致命的ですが、嘗てのLOWやONS期ほど部族自体に力を入れてないように思えます。セット全体のテーマではなくて一要素レベルに。しかし半端な事をされると数とシナジー命の部族では微妙さに拍車が掛かりますよね。
普通に前のセットの札の方が単体で強くて部族組むほど強いか?となってしまうのが現状の感想ですね。


>藤波
彼はもう散々言われているようにイップスなどメンタルの問題なんだと思います。ただそれが改善されなずに続いている状況が精神面での不可に拍車を掛けていると気がしますね。自身の直球の威力があるからこそ、死球の危険性も判っているでしょうし、周りからの声が有る分投げないわけにもいかないのでしょう。早よ直せ!と言われ続けてますしね(そうなる環境や判断自体もまずおかしいんですが)。
実際コントロールが良くなればどんな投手になるのか!と期待せずにはいられない逸材ですし、投げられなくてもいいや~で満足させてはくれないでしょうね。

 しかしやはりコーチ陣は酷いようです。
「我々が出来る事はやった。あとは本人のメンタル」とか平気で口に出してるんですからね。メンタルケアはスタッフに関係ないとかどんだけ・・・。数シーズン前に「黒田が危険球投げられた時に怒り過ぎたから~」とか恨み節も有るようで勘違い見当違いも甚だしい。

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