レガシー)Eternal Weekendが有ったようですな。
2017年10月23日 紹介 コメント (3)皆さん、こんばんは。しもべです。
Eternal Weekend(北米)が開かれていたようで700名越えの大規模大会になったようです。
SCG OpenやGPで採用される事が殆ど無くなってLegacy界はすっかり寂れたままです。もう少し何とかして欲しい所ですよね。
でもまぁ結果を見ると致し方ない部分も有りや無しや。
私自身Legacy環境のメタの推移を追わなくなって久しいのですが、中々に歪んでいますよ。軽く見ていきます。
http://www.cardtitan.com/coverage2
優勝はBUG DelverのHans Jacob Goddik氏です。
上から順に1位~8位
BUG Delver
RUG Delver
Grixis Delver
EsperBlade
Czech Pile(4cレオヴォルド?)
Grixis Delver
Eldrazi
Grixis Delver
メタゲームは
Czech Pile 60 8.44%
Grixis Delver 57 8.02%
Sneak and Show 49 6.89%
Reanimator 48 6.75%
Death and Taxes 46 6.47%
Lands 43 6.05%
Eldrazi 29 4.08%
Stoneblade 27 3.80%
ANT 23 3.23%
etc
です。
まぁMiracles禁止後は《トレストの使者、レオヴォルド》を使った3~4cのMidrangeとGrixis Delverが環境を支配しているとは聞いていましたが、まぁ噂に違わぬ中々に酷い状況ですね。Miracles禁止前の方がまだメタ的に回っていたような気がしないでもない。そうでもないですかね?
まぁ上位の結果とメタでは差が有って上位がDelver一色なのでメタ以上に歪んで見えるでしょうが、それでも中々に酷い。
以前はこういった状況だと必ずMiraclesや非Uのデッキが出てきてそれからComboがでてきて~、それを潰すようにComboに強い形のDelverが出て~とメタは一応周っていたんですがね・・・。
今回はTop8にCombo無しなのは中々にヤバい。とは言えファッティ系のコンボは他の大会ではそこそこ上位に入るみたいなのでこの大会が異常極まっただけでもあるんですが。
各リストも本当に以前とは変化していますが、其れの如実に感じたのが1位のBUGDelverですね。
以前から少しずつ見かけるようになったリストの様ですが《墓忍び》で《Hymn to Tourach》を取った黒濃いめの構築。フィニッシャー論は色々あって基本的な《グルマグのアンコウ》、丸いが重い《真の名の宿敵》とある中で最近は《墓忍び》が多いようです。地上生物が多すぎるので、《悪意の大梟》を何とかすれば後は敵は殆どいないサイズ持ちのフライヤーの方がクロックとしては有効ですからね。しかし2枚はきついですな。ギリギリのライン。
(B)(B)は相変わらず問題の様ですがHymn型の様にそれを前提にすれば問題も薄い。
で、驚いたのがこの黒型の象徴の一つだった《ヴェールのリリアナ/LotV》が《最後の望み、リリアナ》に代わってるんですよ。
まぁ小型生物が溢れて、ドローアドを取る手段に特化した4cレオヴォルドとかいる中でLotVは嵌らないでしょうしね。しかしそれでもHymn→LotVの[+1]って黒に置ける数少ない嵌めパーンなのにそれを放棄したと言う事が衝撃で。対Comboとかも兼ね備えていたのに、対フェアに特化した《最後の望み、リリアナ》が採用されているのが、この環境を象徴しています。
しかも再度には《虐殺》と《毒の濁流》が計4枚。どんだけ・・・。
因みに打消しはサイドには《呪文貫き》1枚のみで、《狼狽の嵐》や《浸食手術》無し。一応《外科的摘出》あるとはいえどんだけ・・・。
他のリストもそうですが大なり小なり盤上処理とアドを取る手段に注力していて、打消し系の安全策は減少。
にも拘らずComboが少ないのが、前述しましたが不思議なんですよね。
Bladeも時々出てきているようです。《殴打頭蓋》は兎も角《梅沢の十手》は環境的に強いでしょうしね。ただ《相殺》がなくなって以降《僧院の導師》が使われるとは思っていませんでしたが、守れるんですかね?すっかり見なくなったJeskaiBladeを形を変えた感じになってますが。
後はレオヴォルドのお陰でGが環境的に増えたので《水没》もまた目にするようになったんですね。ちょっとだけ嬉し懐かし。
Grixisは相変わらず構築思想によって大分生物に変化有。
少し前に見た時は《瞬唱の魔道士》や《悪意の大梟》を使う様なアドバンテージ型が多かった印象が有るのですが、この大会は《若き紅蓮術士》+《ギタクシア派の調査》が多いですね。《グルマグのアンコウ》や《真の名の宿敵》の合計2枚目以降を取るリスクも増えてきていますし。
とはいえ、久々にLegacyの大会結果に目を通しましたが、これは宜しくない。
正直梃入れをして欲しい状況ではありますね。しかしそうなると禁止を出すぐらいしかないし、其れだと構築が狭まってしまうんですよね・・・。
これだけ基本地形が少ないとTheRockではなくNicFitで行きたい気分になりますね。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
Eternal Weekend(北米)が開かれていたようで700名越えの大規模大会になったようです。
SCG OpenやGPで採用される事が殆ど無くなってLegacy界はすっかり寂れたままです。もう少し何とかして欲しい所ですよね。
でもまぁ結果を見ると致し方ない部分も有りや無しや。
私自身Legacy環境のメタの推移を追わなくなって久しいのですが、中々に歪んでいますよ。軽く見ていきます。
http://www.cardtitan.com/coverage2
優勝はBUG DelverのHans Jacob Goddik氏です。
上から順に1位~8位
BUG Delver
RUG Delver
Grixis Delver
EsperBlade
Czech Pile(4cレオヴォルド?)
Grixis Delver
Eldrazi
Grixis Delver
メタゲームは
Czech Pile 60 8.44%
Grixis Delver 57 8.02%
Sneak and Show 49 6.89%
Reanimator 48 6.75%
Death and Taxes 46 6.47%
Lands 43 6.05%
Eldrazi 29 4.08%
Stoneblade 27 3.80%
ANT 23 3.23%
etc
です。
まぁMiracles禁止後は《トレストの使者、レオヴォルド》を使った3~4cのMidrangeとGrixis Delverが環境を支配しているとは聞いていましたが、まぁ噂に違わぬ中々に酷い状況ですね。Miracles禁止前の方がまだメタ的に回っていたような気がしないでもない。そうでもないですかね?
まぁ上位の結果とメタでは差が有って上位がDelver一色なのでメタ以上に歪んで見えるでしょうが、それでも中々に酷い。
以前はこういった状況だと必ずMiraclesや非Uのデッキが出てきてそれからComboがでてきて~、それを潰すようにComboに強い形のDelverが出て~とメタは一応周っていたんですがね・・・。
今回はTop8にCombo無しなのは中々にヤバい。とは言えファッティ系のコンボは他の大会ではそこそこ上位に入るみたいなのでこの大会が異常極まっただけでもあるんですが。
各リストも本当に以前とは変化していますが、其れの如実に感じたのが1位のBUGDelverですね。
以前から少しずつ見かけるようになったリストの様ですが《墓忍び》で《Hymn to Tourach》を取った黒濃いめの構築。フィニッシャー論は色々あって基本的な《グルマグのアンコウ》、丸いが重い《真の名の宿敵》とある中で最近は《墓忍び》が多いようです。地上生物が多すぎるので、《悪意の大梟》を何とかすれば後は敵は殆どいないサイズ持ちのフライヤーの方がクロックとしては有効ですからね。しかし2枚はきついですな。ギリギリのライン。
(B)(B)は相変わらず問題の様ですがHymn型の様にそれを前提にすれば問題も薄い。
で、驚いたのがこの黒型の象徴の一つだった《ヴェールのリリアナ/LotV》が《最後の望み、リリアナ》に代わってるんですよ。
まぁ小型生物が溢れて、ドローアドを取る手段に特化した4cレオヴォルドとかいる中でLotVは嵌らないでしょうしね。しかしそれでもHymn→LotVの[+1]って黒に置ける数少ない嵌めパーンなのにそれを放棄したと言う事が衝撃で。対Comboとかも兼ね備えていたのに、対フェアに特化した《最後の望み、リリアナ》が採用されているのが、この環境を象徴しています。
しかも再度には《虐殺》と《毒の濁流》が計4枚。どんだけ・・・。
因みに打消しはサイドには《呪文貫き》1枚のみで、《狼狽の嵐》や《浸食手術》無し。一応《外科的摘出》あるとはいえどんだけ・・・。
他のリストもそうですが大なり小なり盤上処理とアドを取る手段に注力していて、打消し系の安全策は減少。
にも拘らずComboが少ないのが、前述しましたが不思議なんですよね。
Bladeも時々出てきているようです。《殴打頭蓋》は兎も角《梅沢の十手》は環境的に強いでしょうしね。ただ《相殺》がなくなって以降《僧院の導師》が使われるとは思っていませんでしたが、守れるんですかね?すっかり見なくなったJeskaiBladeを形を変えた感じになってますが。
後はレオヴォルドのお陰でGが環境的に増えたので《水没》もまた目にするようになったんですね。ちょっとだけ嬉し懐かし。
Grixisは相変わらず構築思想によって大分生物に変化有。
少し前に見た時は《瞬唱の魔道士》や《悪意の大梟》を使う様なアドバンテージ型が多かった印象が有るのですが、この大会は《若き紅蓮術士》+《ギタクシア派の調査》が多いですね。《グルマグのアンコウ》や《真の名の宿敵》の合計2枚目以降を取るリスクも増えてきていますし。
とはいえ、久々にLegacyの大会結果に目を通しましたが、これは宜しくない。
正直梃入れをして欲しい状況ではありますね。しかしそうなると禁止を出すぐらいしかないし、其れだと構築が狭まってしまうんですよね・・・。
これだけ基本地形が少ないとTheRockではなくNicFitで行きたい気分になりますね。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
コメント
>ハイバネさん
もちろん環境に変化が乏しいので偏りが有って、結果も偏り易いので大きな体赤い向きではないのは事実。ですがあまりに開催されないのもなぁ・・・と。
>通りすがりさん
寧ろそれぐらい大きな変化が有っても良い気もしますけどね。どれも殆んどメインの札が被らないんですからw