17年の秋アニメの残りと18年冬アニメの初見感想 その2
17年の秋アニメの残りと18年冬アニメの初見感想 その2
17年の秋アニメの残りと18年冬アニメの初見感想 その2
皆さん、こんばんは。しもべです。


 という事で続きで18年冬アニメの初見の方。
と言ってもまだダーリンとかいくつか見てませんが。ついでに、封神演義はどうして毎度ああなるんでしょうね、呪われてるの?

・ヴァイトレット・エヴァーガーデン
:美麗極まる映像美。派手ではありませんがただただ美しい。ただ光を入れ過ぎな気もします。
テーマは壊れている人間の再生の物語りなので割と好きな形態。各依頼人のエピソードを通して主人公が感情を得ていく感じですかね? ただ、今のところ全体的に人間の内面周りがきれいすぎる感じがします。こういった話は陰惨で暗い部分をどれだけ不快感を与え過ぎず且つ記憶に残すかが重要だと思います。ここをしっかりやらないと落差が生じずらいですからね。
古くは「ミミズクと夜の王」なんてのも読みましたが、最後の最後の一瞬でも良いので視聴者を感涙させる事ができる部分がきっちり用意できるか?にかかっています。

 海外翻訳サイト「アニメ カイガイ ノ ハンノウ」のコメント欄で参考になる部分が有りました。
第1話はヴァイオレットを人ではなく現代でも使われている軍用犬に置き換えるとわかりやすいと思うよ
戦場で最も信頼していた主であるハンドラー(少佐)と前脚を失って義肢でなんとか走れるようになった犬
そして戦場から戻ってペットとして新しい飼い主のもとに送られたけど全く懐かない
なのでハンドラーの戦友が犬を引き取って介助犬として新しい仕事を与えてやるという感じ
2018年1月12日 5:19
視点としてこれを参考にすると話に入り易いかも知れません。
最近「イギリスの軍用犬が、退役し民間に下る訓練を経てペット化させると言うプログラム過程で対応できずにやむなく薬殺処理する方針が決定した。それに対して反対署名が集められている~」なるニュースを見ましたが、要はそれと同じ。通常の人間でも軍役後にはなかなか日常に復帰できないのに、それが当たり前だった存在からそれが奪われると世界の崩壊に近い。課題の難しさがよく判りますね・・・。

 物語の導入は12話を一つの纏まりの話と考えると悪くない。
人物・背景周りの説明とテーマの立ち上げ及び自分の目標を掲げる事。寧ろ最後の目標部分は2~3話目ぐらいに上げてしまっても良いぐらい本作の主題なのですが、その分過程を大切にしているのかもしれないですね。それに話の展開が遅いと視聴者が付いてこない可能性も有るので難しい所です。

 因みに私は本編を見るまではヴァイオレットは完全に機械だと思ってました・・・。だって自動手記人形って普通は仕事名とは思いませんよね。



・高木さん
:やはり想定通り微妙。
まぁ個人的な先入観が先だってしまっている感は極めて強いのだが、どうにも高木さんの声がイメージと違う。ただ違うだけならいいのですがかけ離れ過ぎている・・・。もはや別人レベル。原作の方はもっと活発で茶目っ気が強いのですが・・・。
話自体も二人の間の甘酸っぱさを醸し出そうと躍起になっている感が強く一つ一つの会話に間が空きすぎている。極めてテンポが悪い。もっとキビキビすっすっ~と進んでいった何気ない日常会話のトドメに高木さんがいちゃつくからトドメの一撃的な威力が出せるのに。全体的に間延びしてしつこくメリハリが極めて薄い・・・
あくまで一読者のイメージでしかないので、元々の原作者のイメージはこちらに近いのかもしれないのですが・・・。

 何よりこれを30分はキツイ。原作の3話分を一話に纏めていますが、原作だって月刊誌で一話で丁度良いのに、週一で3話分もやられても確実に飽きる。動きの無い話なんだから。15分アニメでも良く、個人的な上記の印象を踏まえてもっとテンポを上げるのなら5分アニメで十分。今からでも遅くないのでポプテピピックと合わせて30分枠にしましょうぜw

 予想通りの受け入れがたい出来でガッカリ。まぁせめて世間に受け入れられることを祈るのみ・・・。因みに、以前アニメ化の際に主役二人にどんな声優が良いか?みたいなスレを見た事が在って何度かエウレカとレントンの組み合わせと言う意見を見ましたが、高木さんを名塚さんにやってもらうと絢辻さんにしかならない気もする・・・。
しかし高木さんは最初に一巻を買ったころにこのDNのエントリーにも残してますが、誰も知らない漫画だったのに随分ビッグネームになったものですよね。



・恋は雨上がりの様に
:40代のおじさんと女子高生の恋愛と言うどうにも抵抗感のあるテーマと女子向け漫画特有の凄まじい頭身比ながらまぁ1話目は割と普通に見れましたね。後藤隊長が割合好感のもてる人だったので。おじさんが好みに合致したのではなく、スキになった人がおじさんだったと言う系?
しかし表面上の評価でディスられまくっている後藤隊長ながら、ああいう地に足が付いている大人なキャラは結構好きなんですけどね。気が利いて、懐が深くて。おじさんと言うだけで世間の目は厳しいですね。



・ハクメイとミコチ
:雰囲気アニメ。それ以上でもそれ以下でもなくほのぼのするためのアニメ。山も谷も今のところ無さそうですが、雰囲気アニメは好きなのでとりあえず継続予定。
ハクメイは男の子だと思っていましたが女の子らしい・・・。



P.S.
「ポプテピピック」は個人的にはスーパーミルクちゃん以来のくそアニメですがカオス振りはその比ではない・・・。これは何と表現するんでしょうね?よく言えばシュールレアリズム?
視ていて脳みそ融けそうなのでもう視ないと思います・・・。

コメント

pao
2018年1月18日20:01

ポプテピピックはセリフと説明の少ないパタリロであるという母の感想の体の私の意見。

しもべの一人、H
2018年1月18日21:49

>paoさん
たしかにパタリロなんてものもありましたね。アニメを見たのがすっかり前で完全に失念していましたよ。ただパタリロの方がギャグ作品として纏まりが有る気もします。
ポプテはもう意味わからん・・・と言える箇所も少なくないので。
因みに、パタリロは未だ原作が続いているというのには驚きですよね。

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