皆さん、こんばんは。しもべです。


 さぁ残りをすべて吐き出すぞい。
前回と同じく下で使えそうなものを中心に気になった物を。

・《狂信的先導者》
:帰ってきたモグファナ。猿にしか見えないがゴブリン。《速攻持ちなので下位交換ではなく、強襲用にも使い易い筈。歩行バリスタ》とも上手く棲み分けも出来る筈。R型の海賊なら当確レベルながらそれ以外でもSlighなら普通に使える筈。一応紛争達成枠としても。


・《帝国の先駆け》
:4マナと重たいものの恐竜の着地の度に1点スィーパーは対小型で見ても、激高目的で見ても有用。必要な激昂持ちをサーチしつつ~と中々に柔軟な挙動も取れるので少し面白い。


・《再燃するフェニックス》
:珍しく中々にマナレシオが良い上に、復活にマナが掛らない不死鳥。時間はややかかるがそれも掛り過ぎる程でもなく、手間もかからない。その上復活時には速攻を持っているのでテンポロスも無い。
非常に質の高い火の鳥。
 ただ「神」のお陰で追放や封印系が多いのでそれを躱す手段はしっかりあった方が良いですね。どうせ復活するので《投げ飛ばし》や《秘密の備蓄品》などの生贄手段を併用したり。一応獰猛を維持しやすい生物。《不屈の神ロナス》や↓環境なら《頑固な否認》等々。仲間である《炎跡のフェニックス》等も有り?
まぁこの色のマナ域は競争率が激しいので、中々運用は難しいかも知れませんが。



・《原初の飢え、ガルタ》
:《金属製の巨像》を緑化したような生物。
取り敢えず《巨大化》系のパンプが何故かマナ加速にもなる不思議仕様。《静電式打撃体》《逆毛ハイドラ》が《霊気との調和》の禁止で解散したので素直に《キランの真意号》《ロナス》や恐竜デッキと一緒に使うのが良いと思います。前者は除去耐性持ちなので特に有用。逆に恐竜デッキは不安定。特に対生物デッキのリセットボタンは致命的。単体で安定している《殺戮の暴君》を上回る利点を見出したいですね。《ピーマの改革派、リシュカー》ならマナ加速の面でもパワー強化の面でも優秀ですね。
 あとは督励から生物を出せる《ロナスの勇者》も併用すると良いかも知れません。と言っても所詮サイズだけの生物なので大して期待は出来ない。
全然考えてませんでしたが晴れる屋の該当ページにて《滋養の群れ》で追放もできるし《御霊の復讐》でも釣れると。確かに便利かも。


・《未踏地への進入》
:《探検》の変形版のような物。生物がいないとキャスト出来ず効果も極めて不安定。折角の1マナと言う軽さも泣いている。
兎に角生物がいないと話にならないので実質的には2~3マナぐらいの遅さ。
↓環境ならば《ステップのオオヤマネコ》等の上陸Beatdownで1チャンス?


・《俊敏な番人》
:魚になった《粘体マンタ》。ロードの保護に使え、瞬速3/3ブロッカー(ロードがいれば4/4とか?)になるだけでもかなり優秀。とは言えStdは兎も角Modern以下の場合は(G)(G)はかなり厳しい


・《若葉のドライアド》
:《新緑の魔力》の下位種の様な物。自力で昇殿に向えるのは便利。しかし除去耐性が薄い。
↓環境で緑系のStompyで1チャンス? 苗木のロードなのでその系統のトークンを併用したい。特に「召集」である《種のばら撒き》との相性は素晴らしいですね。


・《雷群れの渡り》
:《不屈の自然》の劣化版にして恐竜型向上スペル。サポーターの《恐竜との融和》が前身として使える点も有難い。まぁ《融和》が強いだけ泣きがしないでもないですが・・・。マナサポーターとしてはどの札よりも土地加速が安定しているので中速以下御用達になりそうです。


・《川守りの先駆け》
:アドは得られませんが、確実に生物を持ってこれるので何かと便利。個人的にはUG魚の《集合した中隊/CC》の代わりにこれは入らないか?と思わなくもないです。テンポもアドも取れないし奇襲性もないのですが、サーチなので確実に必要な魚を調達可能。CCで捲っても1マナ域2枚とか悲しくなりますしね。そして実質4マナ4/3以上と本体性能もマシな部類。ロードをサーチすれば尚更高め。色の面倒も《魂の洞窟》《手付かずの領土》があるのでCCよりも遥かに使い易い。
と言う事で同マナ域のCCに比べると爆発力などは足りない分運用上の性能は安定していると思います。
そもそも爆発力云々なら多色になって《波使い》が使えなくなったり、土地基盤が弱くなってロード連打が難しくなったりしているUGが気にする話なのだろうか?と言う事になるので・・・。


・《ジャングル生まれの開拓者》
:軽量ロードの多い魚は数を稼ぐだけでもかなり偉い。3マナでも2/2+1/1は相応の評価の筈。ただ3マナと言うのはどうなのだろか?


・《むら気な長剣歯》
:この所よく目にする《踏査》内蔵生物。3マナ5/5と至れり尽くせりと見せかけて昇殿が無ければ戦闘に参加できない。
なので後半まではただの3マナの《踏査》。
《ラムナプの採掘者》と自壊能力のある土地が有るのが有難い。特に《廃墟の地》は毎ターン相手の特殊地形をガンガン破壊し、且つ自分の土地を増やしていけるので昇殿のサポートも可能に。他にも《魔学コンパス》や《翡翠光のレインジャー》など複数の土地を獲得できる手段、《約束の刻》を絡めるなどしてどんどん土地を伸ばしていくと良い。砂漠関連は《採掘者》との相性もいいし、3つ以上を満たせれば昇殿との相性もいいので。

 ↓環境だとサイズが上がった代わりに《踏査》×1になった《迷える探求者、梓》。
コンボ性と速度が売りの「アミュレット・ブルーム」では可能性は薄いでしょうが、土地関連のアドを取るとはいえBeatdownである「GW Company」なら可能性は有るんじゃないでしょうかね?《集合した中隊》や《不屈の追跡者》を使えば結構簡単に昇殿は満たせる気もします。《採掘者》《追跡者》に加えて《クルフィックスの狩猟者》まで有るデッキなので《踏査》系は少しでも生存能力が高い事が売りですし。伝説でもないので2枚目の登用も可能。



・《炎鎖のアングラス》
:攻めに力を注ぎ過ぎているもののアドも稼げるし盤面干渉もできる、そして勝てる奥義。決して悪くはないものの、バランスの悪さが突出しているPW。
5マナと言うと、もう少し明確に盤面を固定する様な威力が欲しい。反面[+1]は対Controlにかなり強く、盤面の圧が強くない相手には[+1]連打からそのまま[-8]で勝てるので相応の驚異です。まぁ生物環境のStdでは腐りやすいのですが、それは他の札で補強すればいい話で、意外とバランスよくデッキが纏るのではないか?と思わなくもない。
現環境では黒は他に比べ除去系がそこそこ充実していますし《強迫》もある。黒の5マナPWでコントロール向きと言うと《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》を思い出してしまいますが、あちらに比べてバランスが悪く不器用と言うだけで使えないほど弱い札ではないと思います。
マナ域の割に効果が~とは思いますが《秘宝探究者、ヴラスカ》もマナ域の割にはカードパワー低いですし、環境さえ合えばこれも使えない事はない筈。

 貴重な《反逆の行動》系の効果持ちなのでそれを生かす構築は出来る筈。
特に環境に《ハゾレトの使命》も有りますし、ヘンテコデッキに組み込めるはず。このデッキは奪う対象に乏しい非生物デッキに致命的に相性が悪かったのですが、それをしっかりカバーもできています。


・《軍団の副官》
・《マーフォークの霧縛り》
:シンプルに2マナのロードが一番強いよねwと言う悲しい現実を突きつける一枚。多色化は一長一短。
ただ魚に関しては明確にUG型を組む理由になっていますね。



・《胆力の道/制覇の塔、メッツァーリ》
:ボロスが好みそうな4種のキーワード能力に関する変身条件持ち。
Beatdownの対中速以下のデッキ対策となり得る決戦兵器。今は無き《ラムナプの遺跡》の志を継げそうです。変身要件は面倒ですが、ラムナプレッドには既にそれらの能力持ちが多数使われていますしね。小型は火力で焼ければ除去モードも有用な筈。
 ただどうせなら表面も活かせるとよりよい。が、どうやって?
例えば《戦凧の匪賊》とか? 《羊術》で小型化できれば十分。他の火力も活かせるようになるし、土地をスペルとしてのクロックパーミッションのように組む事も出来る筈。



・《黄金の守護者/黄金炉の駐屯所》
:(2)で何故か仲間と格闘する4マナ4/4。きっと大人に反発する反抗期真っ只中な青少年なのでしょう。ヤンキーイズム溢れるね。
《征服者ガレオン船》と同じ無駄魂を感じるぜ・・・。

 自軍の生物を使うのも良いですが、パクリファイス系で一時的に奪った後の処理方法として使ってみるのも良いですね。と言う事で《アングラス》の[-3]などマナを使わないといいですね。壁にもなるし。
Pig前提の生物を使うのが普通ですかね?紛争札なども良い。なので《秘密の備蓄品》は良いですね。生贄エンジンにもなるので《選定された行進》もあるので変身後も威力を引き出せるはず。
 ↓環境だともう少し遊べるはず。
例えば《ぬいぐるみ人形》と並べるとか。(2)のみで格闘できるので《守護者》と《人形》を壁にしつつ4点を飛ばす茶系デッキとかが組めますね。少なくともこの時点で2回起動できるので割と素早く決着をつける事もできる。《罠の橋》も有りますし。


・《アゾールの門口/太陽の聖域》
:ルーターですが、ただ捨てるだけでなく追放なのでかなり特殊。お陰でマッドネスや墓地利用にならない。なので正直ルーターとしての質は低め。ただこの性能でもAtfルーターの中ではマシな方なので余り文句は言えない。また墓地利用をする気が無ければまぁ関係ないので普通に使っていける筈。
変身すると膨大なマナを生める可能性も有りますので夢は有る。

 とは言え、これを変身させるときには残っているライフは不透明。下手したら10点前後で精々あっても25点。しかも変身は基本は最速5ターン。悠長な割に大した期待値も無い。そんな手間をかけるのなら∞マナを定期な2~3枚で組んだ方が楽。
なのでルーターを使える方が前提でそこから何か使える札に繋げる敵な形になるはず。ついでにライフを護らなければならないのでControl系に近い方が良い。
当然膨大なマナを使う先も有るべき。Stdなら《木端+微塵》や《歩行バリスタ》等でしょうか?

 下だと《通電式キー》等で起動回数を増やせると良い。不要牌も溜まり易い茶系では相応。ただ上記の様に隙だらけの上に機能も安定とは言い難い。ならシンプルなMUDで《金属細工師》や《厳かなモノリス》が使える現状で十分ではないでしょうかね?現状でも相手の妨害が無いと言う《門口》と同じ条件なら10マナ以上割と簡単に用意できますし。ルーターの価値が無い訳ではないのは事実ですが・・・。機能性を上げる札は幾らか見つかりますが、これである必要性を感じません。


・《沈黙の墓石》
:《地の封印》がほぞに。基本的には墓地を使用するデッキが墓地を保護するデッキで且つ墓地を対象に取らないタイプ。なのでリアニメイトではなく《復讐蔦》や探査生物、他に純粋に墓地に有ると機能する札を使うDredgeの一部構築などで使える。
タイプの変更は一長一短ながら《粗石の魔道士》でサーチ出来るのは強みの筈。
が、それを使い且つ墓地を使用し且つ自分では使わないとはいったいどのようなタイプなのか想像がつかない・・・。


・《きらめく障壁》
:普通に運用していればアドとは言い辛いし、《ぶどう棚》等を考えるとマナ生物としても微妙ですが、Atf関連の生贄札として2度の仕様ができる壁と考えるとみ方も変わる。
Bigmanaとしても死んでも良い壁ですが、やはりシナジー重視が良い。《秘密の備蓄庫》や《艱苦の伝令》を考えればその性能の活かし方の方向性もある程度決まってくるかもしれません。
 ↓環境でもやはり生贄エンジンとは相性が良く、且つAtf系デッキでのシナジーも期待できます。《飛行機械の鋳造所》の弾にしたり《エーテリウム造物師、ブレイヤ》等も良いかも知れない。



こんなところで。

P.S.
「機体」はメカニズムとしてはかなり弱いと思いますが、逆にエネルギーは最終的には結構振り切れてたメカニズムになってしまいましたね。最初みたときは消費がデカすぎて継続的な運用は難しいと考えてもいましたが、そもそもカード一枚をそんなに継続的に運用するなんてMtgではない事ですし。1度使えれば普通で2度使えれば上々という事を最初は失念していましたよ。

 そしてデザインとしてエネルギー消費関係の札が多芸過ぎましたね。
マナ、パンプ、トークン、ドロー、なんでもござれで・・・。しかもそう言った事をするときに多くがマナを伴う事なく動けると言うのもまた壊れ要素でしたね。MtGはシステム上何をするのでも基本的にマナを掛けることになるのだから、その必要のない行動で且つ多芸なら弱い訳ないんですよね、今考えると。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索