レガシー)今週のSCGの結果 世は大Grixis時代!!
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 皆さん、こんばんは。しもべです。


 久々のSCG Open LegacyがWorcersterで開催されている様なので軽く見ていきます。
ttp://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=03/03/2018&end_date=03/04/2018&start=1&finish=32&event_ID=20&city=Worcester&state=MA&order_1=finish&order_2=last_name&limit=50
ついでにClassicも併催されています。

今回の優勝はDrake Sasser氏のGrixis Delverです。

Top8(上から順に一位~)
Grixis Delver
Elves
Grixis Delver
Miracles
Grixis Delver
Lands
Grixis Delver
Eldrazi
です。

 いやもう、世は大Grixis時代よ・・・。
公開されているTop32名中11名がGrixis Delverですよ。因みにBUG Delverも2名いて他のDelverはなし。なので32名中13名がDelver系でその全てがUBxになっています。もっと言えばMidrange系まで含めた青のフェアデッキは5名ほど増えますがそれも全てUBxです。
う~む・・・。
まぁその中でもGrixis Delverは圧倒的ですね。
少し前までは4cレオヴォルドもいたんですが今は大分数を減らしています。
またしばらく環境を追ってなかったので知らなかったのですが、ここ最近はGrixisのアプローチも殆んどTempo型に統一されているようですね。色を変えたRUG Delverを見ているようで、黒系のPWや妨害札を最小限に抑え、必要ならばサイドから入れる形を取っているようです。まぁその分サイドがかなり人によって異なるので見ていて面白いですがね。
以前までは1枚有るか無いかだった《湿地での被災》の2枚目を取る人がかなり増えている事や、URの特権に近かった《発展の代価》を取っている等など他の構築の特徴的な札を取り入れている感じですね。特に後者なんか諸刃の剣なのに。
Tempo系の多さや4cなどのMidrangeが激減しているところを見ると少し前までのアドバンテージに特化してデッキパワーを高める構築方法は衰退しているようですね。またアドを取る形は枚数ではなくてBlade系に移行している?

 今回はSnTも無しで、Classicの方にReanimatorがぽつり。其方も大半がフェアデッキです。D&Tは変わらず多めで非Uのフェアデッキでは一番。
ANTやElves、フェアデッキに強いLandsやMiraclesと相応にいますがそれでもGrixis Delverは一強体制を築いています。普通はここまでするともう少しメタ場の関係でほかが増えるんですけどね。そしてこの環境ゆえか打消し自体が75枚中でかなり少ないんですよね。別にハンデスも多い訳でもないし益々環境が硬直しているのが不思議。対して上記の《発展の代価》もそうですが、フェアデッキの多さから堅い特殊地形札が増えた印象です。


 因みに、15位のTezeretterですが、近年ちらほらGrixis系が増えているようですね。
まぁその理由は千差万別で《巧妙な偶像破壊者、ダレッティ》や《ダク・フェイデン》だったり、はたまた《エーテリウム造物師、ブレイヤ》だったりします。そもそも基礎構築が青黒茶系Controlと言うだけでStompyやMUD系のそれ以外は自由度が高いので人によってかなり違うリストをしています。アド源も《悪意の大梟》みたいな解り易い物から上記のPW達、他にも《飛行機械の諜報網》だったり《発明の領事、パディーム》も。最近は《パディーム》が特に人気で75枚中には入る事が多いようです。まぁAtfデッキなのでそれを護りつつアドを取れるし本体も壁になるしで確かに便利なんですよね。
他にも勝ち手段のソプターコンボは普通ですが《虚空の力線》+《Helm of Obedience》の瞬殺コンボを入れたり、面展開から《求道者テゼレット》の奥義で瞬殺したり、《液鋼の塗膜》を仕込んで《ダク》で奪ったり、その他シナジーを取ったりとビックリ箱の様です。
構築自由度の高いデッキって本当に素敵ですよね~。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=119282
Classic一位のZac Turgeon氏のDragonStompyです。

 最近はもうドラゴン関係ないのでMoonStompyだったりMono-Red Prisonだったりと名前が変遷している赤茶Stompy。
それどころか後者はBeatdown戦略を排し、ルール改正の後押しを利用して《反逆の先導者、チャンドラ》を利用した赤茶Controlになってます。と言うか除去が激しい環境なので後者が今は主流ですね。
 このリストはBeatdown式になっていて、サイドに《速製職人の反逆者》やスィーパーを仕込んでスイッチできるようになっていますね。メインからでも《熱烈の神、ハゾレト》とナラー夫妻/《チャンドラ》+《罠の橋》でひきこもり戦略も取れるようにはなっていますし、こちらの方がバランスが良い。

 サイドの《瘡蓋族の狂戦士》はなんか目から鱗。元々CotVと三球が有るんですがやはりそれ自体がクロックになるものの脅威度は断然上ですよね。ファッティComboには弱いのが常なこのStompy構築なのですが今は多くないし《橋》もメインから積無構築なのである程度たちまわれるはず。んで《血染めの月》と火力も有るので対フェアデッキも熟せると、安定感さえ出ればもっと行けそうなんですけどね~。
良く判らないのが《硫黄の精霊》+《コジレックの帰還》の5枚二重体制。D&T嫌い過ぎでは?どちらか片方で十分な気もしますがね。ついでに《唐突なる死》も有りますしね。何故に??



 こんな所で。
以前からGrixisはTier1だったのですが、ここ最近はその突出度が群を抜いているようです。勿論構築上色々と変化はしていますが、メタ上でもう少しバランスよくならないものですかね・・・。

 さて、今回はここまでです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。この文章が何処かでお役に立てば幸いです。

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