新カード雑感)ドミナリア1
2018年3月23日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
新エキスパンション「ドミナリア」の公式・正式なプレビューが始まっていますね。まぁ正直盛り上がりは微妙なのですがw
でもイラストの有無ってやっぱり大事。
という事でリリースノートが出たときに書いた通り雑感も少しずつやっていこうかと思います。一応プレビューで発表された物からにしておこうと思いますが、どうしましょうね・・・。
まぁその時の気分で。
・《ウルザの殲滅破》
:ほぼ1マナ軽くなった《次元の浄化》と考えると「伝説のSoc」「伝説を処理できない」の制限の強さが目立つ。
現状余程の高速Beatdownでもないと伝説の生物は相応にいます。高速Beatdownには遅すぎる。低速コンにはPWの対処が出来ない。制限が強い割に全てにおいて中途半端。まぁしょせんウルザだし・・・。
・《ランプのジン、ザヒード》
:社宅が用意された《マハモティ・ジン》。お陰で家賃がお安くなりました。テキストや《願いのジン》等を考えるとディズニー映画のジーニーのストーリー中の変遷を思い出しました(ランプから解放されたジーニーは最終的に願い事を聞いてくれなくなる代わりに友人のために力を尽くすようになります)。
茶系を足せるUなら一考の価値あり。
Stdだと弱くはないでしょうがControlならもっとCipとか除去耐性が欲しいでしょうし、Beatdown形だとAtfってそんなに使うっけ?と言うレベル。つまりその手の新しいデッキを作る必要あり。
Legacyだと一応「Faerie Stompy」に採用は可能。
2マナ土地のお陰で狙えば4マナは払えなくはないコストで、デッキの基礎である《虚空の杯》や《三なる宝球》を当てる事もできるので割と安定して4マナキャストできる筈。CotVが自身の除去耐性のカバーにもなるので合理的。対して《三球》はタップしていると妨害できなくなるのは微妙か・・・。
1t目《古えの墳墓》からCotV→2t目《島》から《フェアリーの大群》でマナ加速して《ザヒード》ができる。また《金属モックス》+《島》から入る事でも《ザヒード》には繋げ易いです。
5/5を受け止める事ができるサイズのお陰で攻防で安定させやすいのは良いトコロ。問題は《カラカス》か・・・。
アドを取れたり、テンポが取れたりする生物は他にもいますが、戦闘用の中では使い易いサイズです。《幻影の天使》に比べるとやや重いのですが手間がかかるのはどちらも一緒で、且つ《致命的な一押し》《突然の衰微》《四肢切断》には引っかからないのは良い所です。
・《不純な捧げ物》
:素の効果はギリギリながら、生物の生贄キッカーで-5/-5に。Stdでは《渇望の時》との競合枠で、《捧げ物》はBeat用ながら環境柄使われているクロッカー/フィニッシャーの大半を処理可能。《ヴラスカの侮辱》でなくとも神の処理ができ、それら+PWなどを使うMidrangeに対してBeatdownが持てる武器になるかも。中速以下で非生物型でも使える《渇望の時》しっかり棲み分けできそうです。
紛争を満たす事もできますが、《脅しつけ》系との併用も有用で、特に有難いのが《炎鎖のアングラス》の存在。重さをカバーする軽量除去として最低限デッキのバランス取れます。同じ様な観点では《投げ飛ばし》《高くつく略奪》も有りますが、こちらの方がバランスが良い。
↓環境的に見ても-5/-5は相応に有用。
《無垢の血》とは比較対象になるはず。軽く且つSoc+生贄の《無垢の血》に対して、2マナと重くInsで対象を取れる。CotV-《呪文嵌め》の関係性も。基本ファッティ対策までできてこちらが生物無しでも使える《無垢の血》の方が有用でしょうが、GrixisやEldraziの様に5/5の横に複数生物を並べられると弱いのは辛いし、扱いが難しいので《捧げ物》も悪くはない。
・《喪心》
:2マナIns破壊除去の《破滅の刃》系の新種。今回のデメリットは伝説生物を処理できない点。
字面は悪くない軽量有用除去なのですが、AKH~期のStdでは伝説の生物がかなり多めであり、その上ドミナリアではそれがさらに増大する事が予想されます。とすると正直MRD期の《恐怖》の如く微妙な性能になってしまいがちに。より軽い《致命的な一押し》、追放の強みが有る《ヴラスカの侮辱》と今の環境の除去枠の組み合わせはバランスが取れていますしね。ただまぁすべては環境次第ですし、基本スペック自体は悪くはないので環境の基本除去になるポテンシャルは有りますね。
対して↓環境では伝説の生物は大して多くはないので、より使い易くなるはず。
・《ケルドの炎》
:Cipで手札を捨て、次のターンに2枚引き、その次のターンに自分用の時限付疑似《ラースの灼熱洞》。少し形は違いますが、《燃え上がる憤怒の祭殿》の様に後詰的にBurnに入れる事はできないでしょうかね? 機能的にランダム性が有るとはいえ、着地から数ターンは単体ではほぼ無力な《祭殿》には無い強みも有りますし。
手札を使い切ってから補充しその価値を高めて一気に~なら結構使えそうでModernで使われていた《宝船の巡航》的に機能しませんかね?
まぁ手札を捨てるので本当に前のめりにしか使えないのですが・・・。《騒乱の歓楽者》が似たような感じで使えてないし難しいかも知れませんが、手札が不要牌なら墓地に関係なく固定2マナなのでそこそこではないかと思いますがどうでしょうね?
普通に下環境で使えると思います。
・《苗木の移牧》
:《急報》系の新種でトークンの色の癖に何故か今まで無かった緑担当。キッカー持ちで土地が伸びた後半戦では6マナで4体生成可能な使い分けができます。
Stdでは「昇殿」達成に寄与できるし《光輝の運命》《若葉のドライアド》とその方向性で都合がいい。他にも3種目の面強化が出来る《胞子冠サリッド》がいたり、トークン系として《選択された行進》を取れたりとプールに恵まれていますね。稀に見る《光輝の勇者、ファートリ》を使ったトークンデッキでももちろん使えますね。
土地ブースト系昇殿構築の《むら気な長剣歯》や《約束の刻》等でキッカーを狙っていくのも良いですね。小回りが利き、シナジーも形成でき、マナフラッドにも対応できる優秀なスペルです。
一応下環境でも2マナ土地や《似通った生命》でどう方向性のデッキをより組みやすくなってます。《種のばら撒き》の「召集」コストに充てて部族性を高める事も出来ます。《ばら撒き》《移牧》はともにコモンなので《大量の芽吹き》も加えてPauperでも使えるかもしれません。
・《ザルファーの虚空》
:Cipで占術1ができる無色土地。悪くはないのですがこれだけの為に《荒地》を入れる理由があるのでしょうか?
単色に近い構築なら可能でしょうか? THSブロックのアレはタップインとは言え2色出るのは構築上の強みでしたし。占術を有効に使う事ができ、且つそれ自身が土地サポートになる探検系構築なら結構良いかもしれませんが・・・?
まぁ単色で組めるのが一番でしょうね。そうすればほぼリスクは無いですし。
↓環境でも無色系で考える事もできるしょうが、その手のデッキって大抵専用の特殊地形を多用するので枠の問題も有るはず。たかが使い切りの占術1のため他の土地の枠を削りだせるほどではないと思いますが。
こんな所で。
P.S.
《ラノワールのエルフ》は格好良いですが、パンチが足りない。やはり6版までのアレこそ至高。
新エキスパンション「ドミナリア」の公式・正式なプレビューが始まっていますね。まぁ正直盛り上がりは微妙なのですがw
でもイラストの有無ってやっぱり大事。
という事でリリースノートが出たときに書いた通り雑感も少しずつやっていこうかと思います。一応プレビューで発表された物からにしておこうと思いますが、どうしましょうね・・・。
まぁその時の気分で。
・《ウルザの殲滅破》
:ほぼ1マナ軽くなった《次元の浄化》と考えると「伝説のSoc」「伝説を処理できない」の制限の強さが目立つ。
現状余程の高速Beatdownでもないと伝説の生物は相応にいます。高速Beatdownには遅すぎる。低速コンにはPWの対処が出来ない。制限が強い割に全てにおいて中途半端。まぁしょせんウルザだし・・・。
・《ランプのジン、ザヒード》
:社宅が用意された《マハモティ・ジン》。お陰で家賃がお安くなりました。テキストや《願いのジン》等を考えるとディズニー映画のジーニーのストーリー中の変遷を思い出しました(ランプから解放されたジーニーは最終的に願い事を聞いてくれなくなる代わりに友人のために力を尽くすようになります)。
茶系を足せるUなら一考の価値あり。
Stdだと弱くはないでしょうがControlならもっとCipとか除去耐性が欲しいでしょうし、Beatdown形だとAtfってそんなに使うっけ?と言うレベル。つまりその手の新しいデッキを作る必要あり。
Legacyだと一応「Faerie Stompy」に採用は可能。
2マナ土地のお陰で狙えば4マナは払えなくはないコストで、デッキの基礎である《虚空の杯》や《三なる宝球》を当てる事もできるので割と安定して4マナキャストできる筈。CotVが自身の除去耐性のカバーにもなるので合理的。対して《三球》はタップしていると妨害できなくなるのは微妙か・・・。
1t目《古えの墳墓》からCotV→2t目《島》から《フェアリーの大群》でマナ加速して《ザヒード》ができる。また《金属モックス》+《島》から入る事でも《ザヒード》には繋げ易いです。
5/5を受け止める事ができるサイズのお陰で攻防で安定させやすいのは良いトコロ。問題は《カラカス》か・・・。
アドを取れたり、テンポが取れたりする生物は他にもいますが、戦闘用の中では使い易いサイズです。《幻影の天使》に比べるとやや重いのですが手間がかかるのはどちらも一緒で、且つ《致命的な一押し》《突然の衰微》《四肢切断》には引っかからないのは良い所です。
・《不純な捧げ物》
:素の効果はギリギリながら、生物の生贄キッカーで-5/-5に。Stdでは《渇望の時》との競合枠で、《捧げ物》はBeat用ながら環境柄使われているクロッカー/フィニッシャーの大半を処理可能。《ヴラスカの侮辱》でなくとも神の処理ができ、それら+PWなどを使うMidrangeに対してBeatdownが持てる武器になるかも。中速以下で非生物型でも使える《渇望の時》しっかり棲み分けできそうです。
紛争を満たす事もできますが、《脅しつけ》系との併用も有用で、特に有難いのが《炎鎖のアングラス》の存在。重さをカバーする軽量除去として最低限デッキのバランス取れます。同じ様な観点では《投げ飛ばし》《高くつく略奪》も有りますが、こちらの方がバランスが良い。
↓環境的に見ても-5/-5は相応に有用。
《無垢の血》とは比較対象になるはず。軽く且つSoc+生贄の《無垢の血》に対して、2マナと重くInsで対象を取れる。CotV-《呪文嵌め》の関係性も。基本ファッティ対策までできてこちらが生物無しでも使える《無垢の血》の方が有用でしょうが、GrixisやEldraziの様に5/5の横に複数生物を並べられると弱いのは辛いし、扱いが難しいので《捧げ物》も悪くはない。
・《喪心》
:2マナIns破壊除去の《破滅の刃》系の新種。今回のデメリットは伝説生物を処理できない点。
字面は悪くない軽量有用除去なのですが、AKH~期のStdでは伝説の生物がかなり多めであり、その上ドミナリアではそれがさらに増大する事が予想されます。とすると正直MRD期の《恐怖》の如く微妙な性能になってしまいがちに。より軽い《致命的な一押し》、追放の強みが有る《ヴラスカの侮辱》と今の環境の除去枠の組み合わせはバランスが取れていますしね。ただまぁすべては環境次第ですし、基本スペック自体は悪くはないので環境の基本除去になるポテンシャルは有りますね。
対して↓環境では伝説の生物は大して多くはないので、より使い易くなるはず。
・《ケルドの炎》
:Cipで手札を捨て、次のターンに2枚引き、その次のターンに自分用の時限付疑似《ラースの灼熱洞》。少し形は違いますが、《燃え上がる憤怒の祭殿》の様に後詰的にBurnに入れる事はできないでしょうかね? 機能的にランダム性が有るとはいえ、着地から数ターンは単体ではほぼ無力な《祭殿》には無い強みも有りますし。
手札を使い切ってから補充しその価値を高めて一気に~なら結構使えそうでModernで使われていた《宝船の巡航》的に機能しませんかね?
まぁ手札を捨てるので本当に前のめりにしか使えないのですが・・・。《騒乱の歓楽者》が似たような感じで使えてないし難しいかも知れませんが、手札が不要牌なら墓地に関係なく固定2マナなのでそこそこではないかと思いますがどうでしょうね?
普通に下環境で使えると思います。
・《苗木の移牧》
:《急報》系の新種でトークンの色の癖に何故か今まで無かった緑担当。キッカー持ちで土地が伸びた後半戦では6マナで4体生成可能な使い分けができます。
Stdでは「昇殿」達成に寄与できるし《光輝の運命》《若葉のドライアド》とその方向性で都合がいい。他にも3種目の面強化が出来る《胞子冠サリッド》がいたり、トークン系として《選択された行進》を取れたりとプールに恵まれていますね。稀に見る《光輝の勇者、ファートリ》を使ったトークンデッキでももちろん使えますね。
土地ブースト系昇殿構築の《むら気な長剣歯》や《約束の刻》等でキッカーを狙っていくのも良いですね。小回りが利き、シナジーも形成でき、マナフラッドにも対応できる優秀なスペルです。
一応下環境でも2マナ土地や《似通った生命》でどう方向性のデッキをより組みやすくなってます。《種のばら撒き》の「召集」コストに充てて部族性を高める事も出来ます。《ばら撒き》《移牧》はともにコモンなので《大量の芽吹き》も加えてPauperでも使えるかもしれません。
・《ザルファーの虚空》
:Cipで占術1ができる無色土地。悪くはないのですがこれだけの為に《荒地》を入れる理由があるのでしょうか?
単色に近い構築なら可能でしょうか? THSブロックのアレはタップインとは言え2色出るのは構築上の強みでしたし。占術を有効に使う事ができ、且つそれ自身が土地サポートになる探検系構築なら結構良いかもしれませんが・・・?
まぁ単色で組めるのが一番でしょうね。そうすればほぼリスクは無いですし。
↓環境でも無色系で考える事もできるしょうが、その手のデッキって大抵専用の特殊地形を多用するので枠の問題も有るはず。たかが使い切りの占術1のため他の土地の枠を削りだせるほどではないと思いますが。
こんな所で。
P.S.
《ラノワールのエルフ》は格好良いですが、パンチが足りない。やはり6版までのアレこそ至高。
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