皆さん、こんばんは。しもべです。


 禁止改訂の衝撃も冷めやらぬ中、粛々とM19の残りの感想を。
・《蔦草牝馬》
:馬サイクルの緑。《逆毛ハイドラ》を継ぐ4マナパワー5の呪禁。
黒は色的には生物はあまり並びませんが、近年は黒のBeatdownが一定数いる事を思えば悪くない。《墓地の司令官》も活躍するかもしれませんし、《秘宝探究者、ヴラスカ》にも強い性能です。タフネスの低さはやや気に掛かるがそこは強化の色でもあるので頑張りたい。
《不屈の神、ロナス》や《原初の飢え、ガルタ》も大満足の一品。
《ハイドラ》とどちらが強いかは一長一短ですが、隙が有った分場合によっては除去を引っ掛ける事もできた挙動が使えなくなったのは残念。まあ《霊気との調和》がないこんな世の中じゃぽいずんなので・・・。
FTと能力が今一つ乖離してる感が有る。


・《緑探しのドライアド》
:2マナ1/3で(T)でTopが土地の場合は手札に入るシステム生物。
過去の《血統のシャーマン》の土地版。軽めですしマナも掛らないのは良いのですが効果は不安定だし、召喚酔いもする。即除去対象だし、個人的には「探検」生物の方が使い易いと思います。
タップで継続的に得るアドよりもCipの方が使われるのは歴史が証明している。


・《秘紋のアルマサウルス》
:時折現れる起動能力対策生物。
《過酷な指導者》が対策札としてさっぱり使われていない事を考えてもそれよりも遅いコイツはまず無理。
ただ1枚でもドロー出来れば十分。3マナ2/5と壁としては相応なので《トレストの使者、レオヴォルド》的に使えませんかね?
↓環境だとフェッチランド、D&Tの生物群やLandsの一部の土地、《不毛の大地》等々Legacyのフェアデッキの大半に機能するでしょうから悠長なアド生物としてなら少し使えるかもしれません。《死儀礼のシャーマン》は死んだ!もういない!!

 サイズが1つ上がるだけでもパワー5も受け止める事もできるので適当な強化手段も併用したい。《凶暴な踏みつけ》等でもいいかもですが。


・《カル・シスマの恐怖、殺し爪》
:「獰猛」に優しい熊。4マナ4/3で獰猛を満たす生物に対しての(2)メダリオンと自身が攻撃に参加する度に自身も含めて獰猛を満たす生物に対して強化《スタンピード》。実質4マナ5/4トランプル以上と中々に質の高い生物です。

 ただこれ自体の除去耐性は皆無であり、これを期待して獰猛生物を多めに取ると展開が極めて不安定。
正直ポテンシャルだけは高いタイプだと思います。
元々軽量なタイプを更に軽量にするとか、その他に軽く場に出せる手段を持っている生物を使うなどこれに頼らない構築をした上での上乗せ程度に抑えるべきかと思います。《不屈の神、ロナス》《原初の飢え、ガルタ》にとっては有難い存在ですね。

 ↓環境ではもう少し面白い。
「想起」「疾駆」や「探査」持ちが有りますし、《マイアの超越者》の様な制限生物も有ります。そもそも最初から軽い《タルモゴイフ》もある。また調達手段も《緑の太陽の頂点》や《異界の進化》等である程度安定的に運用も出来る筈。「獰猛」や伝説性を考えれば《英雄の刃》型の緑Stompyで運用でかも知れません。特に《刃》は獰猛を満たしやすくトランプルの価値も引き上げる事もできるので。


・《茨の副官》
:2マナ2/3で+α×2とスペック的には中々。サイズやエルフである事、土地が伸びた先の強みを持っている事を思うと《森の代言者》を思い起こします。
取り敢えず適当にBeatdownに組み込んでも中盤以降機能する可能性は有ります。
ただ6マナまで出る状況なんて多くはBeatdown失格なのでもっと素のスペックの高い札を使いたい。
 除去されても良いと考えれば、狙われやすい状況を作るべき。《ピーマの改革派、リシュカー》なら強化しつつマナも調達できるので巧く使えますね。
《野生林の鉤爪》は良い相棒になるかもしれない。

 下では単独である程度戦える気がしないでもないですが、マナを出せる状況のElvesはエルフが並んでいる状況なので面に効果のある札の方が望ましい。狙われるのも恐らく後回し。2マナで複数のエルフが欲しいのなら《ドウィネンの精鋭》でいい。


・《ブランチウッドの鎧》
:久々の再録。低価格デッキのお供。環境に緑単も有りますしね。



P.S.
 W杯で日本は負けてしまいましたが、よく頑張りましたよ。
あのごたごたからチームを形にした上で用いた戦略は相応に機能してた。と言うより香川が役割と輝いてたのを見るのは代表では初めてだったかも。
 今回のベルギーには力負けしましたが優勝候補相手に善戦はしましたし、以前までのどうしようもない、全く可能性を感じない敗退よりはましかな?と。少しずつ日本も強くなってきたのかな?と言うのが印象です。
思っていたよりもずっと楽しめました。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索