レガシー)今週のSCG 次に来る者たち
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皆さん、こんばんは。しもべです。


 SCGの記事を上げるつもりはなかったのですが環境最初の大きな紙を使った大会と言う事で注目度も高いでしょうし、少し見てみました。今週はWorcesterにてLegacy Classicが併催されました。
http://www.starcitygames.com/decks/122385


今週の優勝はJoseph Santomassino氏のEldrazi Postです。

以下Top16(上から順に一位~)
EldraziPost
UW Blade
RUG Delver
Goblins
TurboDepths
JeskaiBlade
BR Reanimator
Grixis Death’s Shadow
------------------------
Patriot
Miracles
Death&Tax
SneakShow
Death&Tax
Infect
Grixis Death’s Shadow
UW Blade

 です。
色々と予想されていた次代の台頭デッキの中で特に目立っているのがBlade系のデッキですね。D&Tまで含めれば16名中6名がその戦略を採用しています。なのでその対策としてか《呪文嵌め》の枚数も増加していて、その他《削剥》《解呪》などAtf対策も相応に見られますね。墓地利用系はフェア/コンボに関わらず余りおらず、駆逐されているのかこれから数が増えて来るのか・・・。速度に耐性のある対策札が大半ですが、墓地対策自体は劇的に多い訳ではないのでこれからガードが下がった頃に徐々に増えて来るんではないでしょうかね。そのたMiracles、Storm系も含め今一つですね。
まだ何とも言えませんが《死儀礼のシャーマン》が過ぎ去っても今のところフェアデッキが環境の大きな勢力図の様です。そしてそれらに妨害や速度などで如何に強いデッキを作れるかで勝ち負けの差が大きく出そうです。


 D&Tは台頭が予想されていたデッキですのでここのところほぼ予定調和。エキスパンションが広がるごとに判り易く強くなっていくのもこのアーキタイプの良い所ですよね。
特に目立っているのが《光異種》。個人的には予想以上に使われていてD&TだけでなくUW Bladeにすら取られています。しかも《ミラディンの十字軍》を残し《セラの報復者》を外しています。貴重な航空戦力ですが、こうする事で《霊気の薬瓶》を「3」で固定しやすくなりますね。デッキの整合性を取り易くなり且つマナも残しやすい。BBDのスポイラーで見ていた時には全然気が付きませんでしたが、結果として《光異種》自体も使いやすくなり手札回収能力と警戒+高タフネス化が非常に厄介ですね。絆魂も含めてフェアデッキにかなり強くなります。


 もう一つ気になるのは《死の影》デッキが出てきている事。
実はここ一年強ぐらいで少数ながら定期的に結果を残してきたクロックパーミッションのアーキタイプでDrS亡き後UBxの後継種になるのでは?と一瞬考えた事が有ります。ただ環境的に妨害は激しいしライフロスのリスクはDrSの禁止でカバーしづらくなった事を考えればピーキー過ぎて使い辛いのでは?と考えていました。
しかし、その後もこうして、そしてこれ以外でも成績を残している点を考えれば意外とこのまま定着するかもしれません。《タルモゴイフ》は墓地対策を喰らうし(G)が使い辛い。軽くない。《真の名の宿敵》は重い、《悪意の大梟》や《若き紅蓮術士》は激減したとするなら《死の影》《グルマグのアンコウ》の両1マナ生物を使ったRUGの代わりとして使われていくかもしれません。
まだまだ歴史の浅いアーキタイプなのでUBや3色構築等割と個性が出ますし、これに限らずTempo系クロックパーミッションはまだまだ不定着でとっ散らかっています今後の環境の推移でまた面白い変化がみられるかもしれませんね。



 こんなところです。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。

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