GRN)ラヴニカのギルドの新札雑感 残り(ボロス)
2018年9月24日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
眠い。眠い。ねむい。
SCGのLegacy Open(+Classic)が行われていて結果も載っています(http://www.starcitygames.com/decks/results/format/3/start_date/22-09-2018/end_date/22-09-2018/city/Baltimore/start/1/finish/32/w_perc/0/g_perc/0/r_perc/0/b_perc/0/u_perc/0/a_perc/0/order_1/finish/limit/32/start_num/0/#content_decks_legacy-tab)。
Legacyにて《死儀礼のシャーマン》が禁止されて暫く立ちましたが、ここ最近環境が落ち着いてきて思うのは顔ぶれは変わったものの勢力図は大して変わってない様な気がするという事。環境的な支配層は相変わらず青のフェアデッキで、それがGrixisのControl・DelverとUBx Deathshadowに分かれただけの様な・・・。
まあもう少し見る必要は有りそうですが。
GRNの札は残りはギルド別に見ていきます。今回はWRのボロス軍ですね。
・《正義の模範、オレリア》
:新オレリアは相変わらず自軍の打点補助に勤しんでいるようです。
制限有とは言え、実質的に選択的な4マナ5/6飛行・トランプル・警戒と馬鹿みたいに質の高いマナレシオに疑似的な速攻持ち、そして教導の怖さ。
攻撃ごとに誘発する能力が2つあるので《連続突撃》系との相性は抜群。《反応+反正》とは合わせたいですね。軽量Beatdownだけでなく、中速向きの構築もできる訳で《民兵のラッパ手》《轟音のクラリオン》《胆力の道/制覇の塔、メッツァーリ》との相性も良い。
・《軍勢の切先、タージク》
:軽量BeatdownのBoros軍なのに鈍足4マナだったうっかり具合を克服した《タージク》氏。
シンプルにBeatdownの3マナ域に収まり易く、実質3マナで打点4の速攻と強力で、テンポのこちらとアドバンテージの《軍勢の戦親分》と使い分けできそうです。他の生物への一部除去の盾になる事から《前線の衛生兵》を思い出さなくもない。
・《速太刀の擁護者》
:真《ボロスの速太刀》。タフネス低下したらキーワード能力2つ付いてきた・・・。
恐ろしいのはこの環境では単なるパンプスペル以外にも教導で強化手段が溢れている事。即処理対象ながら処理できなければ恐ろしい・・・。
例えば《ゴブリンの旗持ち》→《擁護者》や《擁護者》+《タージク》で4t目までに2枚で16~17打点を叩き込むという凄さ。これ程ではないにしても教導持ちを連打して突進されると辛いので軽量除去枚数が重要な環境になりそうです。
これ以外にも《騎兵隊の教練官》《ギルド魔道士の広場》の様なサポーターが有るのも嬉しい。
↓環境だとついつい装備品やAuraを付けたくなるロマン枠ですが、簡便な《魂剥ぎ》要員と捉える事もできますね。効果は《原初の夜明け、ゼタルパ》未満ですが単独でキャストできるので差別化は出来ます。 Eternalなら《猛火の群れ》でCMC≧9の札で1ショットキルができます。その上トランプル持ちなのでチャンプも防げます。《荒廃の工作員》的に使っていける訳ですね。貫通力持ちである点も今までの二段攻撃持ちとは違うところ。同じように嘗ての「AggroDomain」系も有るのでそれに使うのも良いですね。
・《轟音のクラリオン》
:その対Weenieをこなす札になりそうで、正直Weenieの色であるBorosが何故こんなスィーパーを持つのか不明。まぁ軍のサポーターは《一斉検挙》なのでしょうが。
両モード使えるに越した事はないですが無駄ですが多く、中速向き。W・R系Beatdownに対してはこれで一掃でき、ライフゲインで安全圏まで逃げる事もできるかもしれません。Boros系のMidrangeを組めるのならかなり対Rに対して極めて優秀な性能を誇るはず。
しかし《防御牝馬》《秋の騎士》は焼いてしまい《陽光鞭の勇者》はもういない。プロテクションは偉大だったなぁ・・・。中速で組めるのなら《罠顎の暴君》が最良の相棒になるのではないでしょうかね。時間稼ぎやサイズ・激昂とよく合います。同じように《恐竜との融和》《雷群れの渡り》を併用するNayaカラーの恐竜Bigmana系でも有用に使えるはず。《切り裂き顎の猛竜》とかね。
Beatdownようだと《アダントの先兵》が有用。
↓環境だと火力と生物に絆魂を与えると言う特殊性質から《ボロスの反攻者》に適当な手段で破壊不能を付与する事で無限ライフゲインになります。
・《真火の隊長》
:《ボロスの反攻者》を思わせますが能力的には《モグの偏執狂》の上位種。
相変わらずダメージ系に対して嫌がらせが出来るので立ってるだけでも面白いのですが、通常の4マナ域としては力不足なので、適当な大型生物火力を含めたCombo向きの札ですね。
赤単での運用は出来なくなりましたが、信心は高く《勝利の神、イロアス》を顕現させるにも良い存在でしょうね。
・《ボロスの挑戦者/Boros Challenger》
:2マナ2/3教導+4マナでパンプ。死ぬほど効率が悪いパンプですが実質+2を狙える場面も。それでなくとも素の効果だけでも十分優秀なマナレシオ。爆発力では《擁護者》に劣りますが安定性や扱い安さは遙かに上ですね。2点スィーパーで処理されないのも偉い。
・《裁きの一撃》
:大体の状況で除去になるはず。ただ範囲外に《オレリア》など気に掛かる部分も有るので注意は必要、対し6/6を潰せる点は有難い。
・《空騎士の軍団兵》
:ラヴニカ系のセットに必ずいる顔役の一つ。相変わらず扱いやすいスペックで、今回は《ベナリア史》との併用もできます。
イラストやFTはRAVのそれが一番好きですね。
・《反応+反正》
:前者は《砂塵破》のほぼ上位交換。後者は《連続突撃》+警戒・先制攻撃付与。どちらも元々の札を考えればかなり効率が上がっています。
レンジストライクはやや使い辛いのですが、どの道5点が必要になる様な生物はクロッカーなので問題無し。《残骸の漂着》の序盤の隙埋めや小分け攻撃に対処しやすいですね。↓環境でも《血染めの月》影響下でも使えるのも有難いですね。言わずもがなですが《真火の隊長》等が要れば本体火力にもなります。
後者は5マナは重たいものの十二分に強力で特に先制攻撃のお陰で中々に酷い事になりそうです。《戦闘の祝賀者》がいないのは残念ですが、Stdにも《風雲船長ラネリー》《軍勢の戦親分》《正義の模範、オレリア》もいますので巧く使えるかもしれませんね。
・《完全+間隙》
:前者は+2/+2のパンプ、後者はマナコストが倍になった《稲妻のらせん》。そうやって聞くと弱いように感じますが、分割である事まで考えればこれでも割と適正コスト。《らせん》がおかしいだけです。効果自体は保証されていますし、対Aggroにも有効。《擁護者》や教導持ちの補助もできるので無駄も少なめ。
Beatdownでパンプ~最後の一押しまで使えるそこそこの札になりそうです。
ボロス軍は正直微妙な札よりも構築級・実用的な札の方が多く、高速AggroからBeatdown、点突破から面展開、中速型の構築形態に伝説≒歴史的や部族などを絡める事もでき構築の余地が幅広く有り非常に強力ですね。
4~マナ域は《オレリア》は個人的には鉄板級ではあるものの伝説ですし、他にも《暴君への敵対者、アジャニ》《敬慕されるロクソドン》《包囲攻撃の司令官》《英雄的援軍》《再燃するフェニックス》《レオニンの戦導者》、3マナ域にも《ベナリア軍司令》《ベナリア史》《弱者の師》など選択肢も多いので、構築の方向性やメタでかなりばらけるのではないでしょうかね。
眠い。眠い。ねむい。
SCGのLegacy Open(+Classic)が行われていて結果も載っています(http://www.starcitygames.com/decks/results/format/3/start_date/22-09-2018/end_date/22-09-2018/city/Baltimore/start/1/finish/32/w_perc/0/g_perc/0/r_perc/0/b_perc/0/u_perc/0/a_perc/0/order_1/finish/limit/32/start_num/0/#content_decks_legacy-tab)。
Legacyにて《死儀礼のシャーマン》が禁止されて暫く立ちましたが、ここ最近環境が落ち着いてきて思うのは顔ぶれは変わったものの勢力図は大して変わってない様な気がするという事。環境的な支配層は相変わらず青のフェアデッキで、それがGrixisのControl・DelverとUBx Deathshadowに分かれただけの様な・・・。
まあもう少し見る必要は有りそうですが。
GRNの札は残りはギルド別に見ていきます。今回はWRのボロス軍ですね。
・《正義の模範、オレリア》
:新オレリアは相変わらず自軍の打点補助に勤しんでいるようです。
制限有とは言え、実質的に選択的な4マナ5/6飛行・トランプル・警戒と馬鹿みたいに質の高いマナレシオに疑似的な速攻持ち、そして教導の怖さ。
攻撃ごとに誘発する能力が2つあるので《連続突撃》系との相性は抜群。《反応+反正》とは合わせたいですね。軽量Beatdownだけでなく、中速向きの構築もできる訳で《民兵のラッパ手》《轟音のクラリオン》《胆力の道/制覇の塔、メッツァーリ》との相性も良い。
・《軍勢の切先、タージク》
:軽量BeatdownのBoros軍なのに鈍足4マナだったうっかり具合を克服した《タージク》氏。
シンプルにBeatdownの3マナ域に収まり易く、実質3マナで打点4の速攻と強力で、テンポのこちらとアドバンテージの《軍勢の戦親分》と使い分けできそうです。他の生物への一部除去の盾になる事から《前線の衛生兵》を思い出さなくもない。
・《速太刀の擁護者》
:真《ボロスの速太刀》。タフネス低下したらキーワード能力2つ付いてきた・・・。
恐ろしいのはこの環境では単なるパンプスペル以外にも教導で強化手段が溢れている事。即処理対象ながら処理できなければ恐ろしい・・・。
例えば《ゴブリンの旗持ち》→《擁護者》や《擁護者》+《タージク》で4t目までに2枚で16~17打点を叩き込むという凄さ。これ程ではないにしても教導持ちを連打して突進されると辛いので軽量除去枚数が重要な環境になりそうです。
これ以外にも《騎兵隊の教練官》《ギルド魔道士の広場》の様なサポーターが有るのも嬉しい。
↓環境だとついつい装備品やAuraを付けたくなるロマン枠ですが、簡便な《魂剥ぎ》要員と捉える事もできますね。効果は《原初の夜明け、ゼタルパ》未満ですが単独でキャストできるので差別化は出来ます。 Eternalなら《猛火の群れ》でCMC≧9の札で1ショットキルができます。その上トランプル持ちなのでチャンプも防げます。《荒廃の工作員》的に使っていける訳ですね。貫通力持ちである点も今までの二段攻撃持ちとは違うところ。同じように嘗ての「AggroDomain」系も有るのでそれに使うのも良いですね。
・《轟音のクラリオン》
:その対Weenieをこなす札になりそうで、正直Weenieの色であるBorosが何故こんなスィーパーを持つのか不明。まぁ軍のサポーターは《一斉検挙》なのでしょうが。
両モード使えるに越した事はないですが無駄ですが多く、中速向き。W・R系Beatdownに対してはこれで一掃でき、ライフゲインで安全圏まで逃げる事もできるかもしれません。Boros系のMidrangeを組めるのならかなり対Rに対して極めて優秀な性能を誇るはず。
しかし《防御牝馬》《秋の騎士》は焼いてしまい《陽光鞭の勇者》はもういない。プロテクションは偉大だったなぁ・・・。中速で組めるのなら《罠顎の暴君》が最良の相棒になるのではないでしょうかね。時間稼ぎやサイズ・激昂とよく合います。同じように《恐竜との融和》《雷群れの渡り》を併用するNayaカラーの恐竜Bigmana系でも有用に使えるはず。《切り裂き顎の猛竜》とかね。
Beatdownようだと《アダントの先兵》が有用。
↓環境だと火力と生物に絆魂を与えると言う特殊性質から《ボロスの反攻者》に適当な手段で破壊不能を付与する事で無限ライフゲインになります。
・《真火の隊長》
:《ボロスの反攻者》を思わせますが能力的には《モグの偏執狂》の上位種。
相変わらずダメージ系に対して嫌がらせが出来るので立ってるだけでも面白いのですが、通常の4マナ域としては力不足なので、適当な大型生物火力を含めたCombo向きの札ですね。
赤単での運用は出来なくなりましたが、信心は高く《勝利の神、イロアス》を顕現させるにも良い存在でしょうね。
・《ボロスの挑戦者/Boros Challenger》
:2マナ2/3教導+4マナでパンプ。死ぬほど効率が悪いパンプですが実質+2を狙える場面も。それでなくとも素の効果だけでも十分優秀なマナレシオ。爆発力では《擁護者》に劣りますが安定性や扱い安さは遙かに上ですね。2点スィーパーで処理されないのも偉い。
・《裁きの一撃》
:大体の状況で除去になるはず。ただ範囲外に《オレリア》など気に掛かる部分も有るので注意は必要、対し6/6を潰せる点は有難い。
・《空騎士の軍団兵》
:ラヴニカ系のセットに必ずいる顔役の一つ。相変わらず扱いやすいスペックで、今回は《ベナリア史》との併用もできます。
イラストやFTはRAVのそれが一番好きですね。
・《反応+反正》
:前者は《砂塵破》のほぼ上位交換。後者は《連続突撃》+警戒・先制攻撃付与。どちらも元々の札を考えればかなり効率が上がっています。
レンジストライクはやや使い辛いのですが、どの道5点が必要になる様な生物はクロッカーなので問題無し。《残骸の漂着》の序盤の隙埋めや小分け攻撃に対処しやすいですね。↓環境でも《血染めの月》影響下でも使えるのも有難いですね。言わずもがなですが《真火の隊長》等が要れば本体火力にもなります。
後者は5マナは重たいものの十二分に強力で特に先制攻撃のお陰で中々に酷い事になりそうです。《戦闘の祝賀者》がいないのは残念ですが、Stdにも《風雲船長ラネリー》《軍勢の戦親分》《正義の模範、オレリア》もいますので巧く使えるかもしれませんね。
・《完全+間隙》
:前者は+2/+2のパンプ、後者はマナコストが倍になった《稲妻のらせん》。そうやって聞くと弱いように感じますが、分割である事まで考えればこれでも割と適正コスト。《らせん》がおかしいだけです。効果自体は保証されていますし、対Aggroにも有効。《擁護者》や教導持ちの補助もできるので無駄も少なめ。
Beatdownでパンプ~最後の一押しまで使えるそこそこの札になりそうです。
ボロス軍は正直微妙な札よりも構築級・実用的な札の方が多く、高速AggroからBeatdown、点突破から面展開、中速型の構築形態に伝説≒歴史的や部族などを絡める事もでき構築の余地が幅広く有り非常に強力ですね。
4~マナ域は《オレリア》は個人的には鉄板級ではあるものの伝説ですし、他にも《暴君への敵対者、アジャニ》《敬慕されるロクソドン》《包囲攻撃の司令官》《英雄的援軍》《再燃するフェニックス》《レオニンの戦導者》、3マナ域にも《ベナリア軍司令》《ベナリア史》《弱者の師》など選択肢も多いので、構築の方向性やメタでかなりばらけるのではないでしょうかね。
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