RNA)新カード雑感 その1
2018年12月20日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
新エキスパンション「ラヴニカの献身」のカードが公開され始めましたね。
正直「絢爛」はともかく「順応」と「死後」はわざわざギルドのテーマ能力にするようなものなのか?と思わなくもないのですが、まぁ今後それらを生かせるシナジーを持つ札が公開されることを祈るのみ。
と言うことで早速いつも通りゆったりと気になったカードの感想でも挙げていきます。
・《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》
:《イマーラ》に倣いスリム化した《ラヴィニア》。対戦相手に、自身の土地総数以上のCMCの非生物スペルをキャストを禁止し、同時にマナが支払われていないスペルを打ち消すアゾリウスの2マナ2/2の伝説の人間・兵士。
Manadenial戦略をあざ笑う軽減効果や代替効果・複数マナを生む土地を活用したBigmana戦略にけたぐりをかます能力ですね。0マナファクト・ピッチ・親和・待機・奇跡・怒涛・召集・マッドネス・徘徊・探査・続唱・秘匿etcや、TronにPostと言ったデッキなどカードプールの広い環境でこそ生きそうですが、そういった札が支配的ならば別にそこ限定でもないような怖さを感じますね。
例えばLegacyだと重たいピッチと言うと《意志の力》と《火炎破》《戦慄の復活》ぐらい。前者はそこに《終末》まで入るので有用に感じますが、Miracles・Burnどちらも対小型生物には難儀しないデッキなのでどこまで機能するかは怪しいところ。Dredgeには間に合わない可能性大。それよりも2マナ土地・FoW・《全知》を使うOmniTellの方が効く気もします。
対して《宝船の巡航》《時を超えた探索》《奔流の機械巨人》《霊気池の脅威》のすべてに対応できるためFrontierの様な現代的な環境の方が威力を発揮するかもしれないですね。
ModernはTronに《終末》《召喚の調べ》《祖先の幻視》《死せる生》《予言により》《血編み髪のエルフ》などいろいろ効くものはありますが、対生物除去も多いのが悩ましい。
ちなみに対戦相手限定の規制なので《風への放流》が少し強力になります。あくまで選択性なのでマナを支払われれば意味がないのですがその場合はスペルのバウンスのようにテンポを稼いだと思えばいい。もちろん自軍の救出もにも使えます。
この関係で《遅延》や《呪文捕らえ》の様な時間差を生じさせるタイプのカウンターもかなり使いやすくなりますね。ほぼ確定カウンターですし、《ラヴィニア》を守ることにも使えます。
とにかく軽量化した重量札をたたきつける戦略が難しくなるのでManadenial系での運用もいいかもしれません。UWでその系統のデッキは今はありませんがね。
土地の枚数を責めれば非生物スペルに対する圧も強くなるので《ライオンの瞳のダイアモンド》《闇の請願》《苦悶の触手》を扱うANTには非常に効果的でしょうね。同じようにManadenialとの相性のいいHatebearの《スレイベンの守護者、サリア》との相性が悪いので二者択一ですが、まぁ方向性がやや異なりますし棲み分けはできそうですかね。《サリア》に比べると1点スィーパーで処理されない点と自分は制限を受けないのでFoWとDaze相克しないのがいい点でもあります。
・《リックス・マーディの歓楽者》
:2マナ2/2でCipで赤型の1ルーター。絢爛を満たすとラクドスカラーの4マナで支払い全ての手札を捨てて3ドローのモードを選んでもいい。絢爛を満たしたときの効果から《騒乱の歓楽者》の変形種のような感覚。ただどう転んでも絢爛の条件・4マナの重さ・サイズの貧弱さは変わりません。代わりに選択的に使うことができ腐ってもルーター付きの熊と考えれば悪くはないです。シンプルにSligh系で無駄牌を交換しながら中盤以降に絢爛。《狂信的扇動者》はStdの良き相棒になりそうですね。
下環境だと4マナは重たいものの素の効果だけでも相応で、そこに土地が伸びたとき用のモードもあるぐらいの感覚でいいはず。Stdと同じようにBeatdownでルーター付きで運用できます。部族的にも人間やシャーマンで使えますね。軽いルーターなので《癇しゃく》《血管の施し》のマッドネスと合わせやすいですし、2マナならBridgeVineでも1チャンスありますかね?
《歓楽者》に比べると4マナは面倒なものの最序盤や墓地対策を喰らっても2マナで最低限の機能が保証されているので4枚積みをしやすいのはいいところですね。ただ本体はどこまで行っても2/2くま~。同じ中量級のアド生物である《歓楽者》や《血編み髪のエルフ》に比べると戦闘力も不足するので、絢爛のことを考えてもBurn要素の強いBeatdown向きの生物。
DrSが生きていたら大変なことになってた。
なるべくマナを掛けずに絢爛を満たしたいのですが《はらわた撃ち》や《モグの狂信者》では貧弱すぎる。マナファクトまで扱える中速で《歩行バリスタ》と合わせて使うなんてどうでしょうかね?生物回収役の《コラガンの命令》や《最後の望み、リリアナ》など優秀なスペルもあり、《バリスタ》ともども再利用が楽なのはいい事です。ただやはり手札をすべて捨てるので構える挙動はできない以上は前のめりな挙動こそが最善であり中速以上で組むべきでしょうね。《集団的蛮行》は手札を減らすのにもライフを攻めるのにも使えるので丁度いい。
軽い生物、Cipのルーター、上乗せでそれ以上のモードもありで《王神の贈り物》の時代にあったらいかに強力だったか・・・と思わせてしまう仕様ですね。思い入れのある方は構築してみてもいいかもしれません。
・《徴税人/Tithe Taker》
:2マナ2/1の人間・兵士でこちらのターン中にキャストや能力の起動に(1)マナ課税する。新能力「死後1」を持つ。
課税と言う部分からか何故かそこここで《サリア》と言われているもののどちらかと言えば変形《堂々たる撤廃者》では?妨害ではなく自分をサポートする生物。 アドを得る可能性はあるもののHatebearに求められているものはそこではなく、肝心に効果はやや下方修正されている。フェッチをやや扱いづらくするぐらいですが、それなら自分のターンに起動されるだけ。そして大元の《撤廃者》が使われているのか?と言うとさっぱり使われていない。なのでこいつも微妙ではないですかね?
こちらの行動への妨害に対しての能力なので、相手が普段構いたくなるような装備・機体への搭乗、Auraやパンプなどをしていくのが合っているのかもしれません。
新エキスパンション「ラヴニカの献身」のカードが公開され始めましたね。
正直「絢爛」はともかく「順応」と「死後」はわざわざギルドのテーマ能力にするようなものなのか?と思わなくもないのですが、まぁ今後それらを生かせるシナジーを持つ札が公開されることを祈るのみ。
と言うことで早速いつも通りゆったりと気になったカードの感想でも挙げていきます。
・《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》
:《イマーラ》に倣いスリム化した《ラヴィニア》。対戦相手に、自身の土地総数以上のCMCの非生物スペルをキャストを禁止し、同時にマナが支払われていないスペルを打ち消すアゾリウスの2マナ2/2の伝説の人間・兵士。
Manadenial戦略をあざ笑う軽減効果や代替効果・複数マナを生む土地を活用したBigmana戦略にけたぐりをかます能力ですね。0マナファクト・ピッチ・親和・待機・奇跡・怒涛・召集・マッドネス・徘徊・探査・続唱・秘匿etcや、TronにPostと言ったデッキなどカードプールの広い環境でこそ生きそうですが、そういった札が支配的ならば別にそこ限定でもないような怖さを感じますね。
例えばLegacyだと重たいピッチと言うと《意志の力》と《火炎破》《戦慄の復活》ぐらい。前者はそこに《終末》まで入るので有用に感じますが、Miracles・Burnどちらも対小型生物には難儀しないデッキなのでどこまで機能するかは怪しいところ。Dredgeには間に合わない可能性大。それよりも2マナ土地・FoW・《全知》を使うOmniTellの方が効く気もします。
対して《宝船の巡航》《時を超えた探索》《奔流の機械巨人》《霊気池の脅威》のすべてに対応できるためFrontierの様な現代的な環境の方が威力を発揮するかもしれないですね。
ModernはTronに《終末》《召喚の調べ》《祖先の幻視》《死せる生》《予言により》《血編み髪のエルフ》などいろいろ効くものはありますが、対生物除去も多いのが悩ましい。
ちなみに対戦相手限定の規制なので《風への放流》が少し強力になります。あくまで選択性なのでマナを支払われれば意味がないのですがその場合はスペルのバウンスのようにテンポを稼いだと思えばいい。もちろん自軍の救出もにも使えます。
この関係で《遅延》や《呪文捕らえ》の様な時間差を生じさせるタイプのカウンターもかなり使いやすくなりますね。ほぼ確定カウンターですし、《ラヴィニア》を守ることにも使えます。
とにかく軽量化した重量札をたたきつける戦略が難しくなるのでManadenial系での運用もいいかもしれません。UWでその系統のデッキは今はありませんがね。
土地の枚数を責めれば非生物スペルに対する圧も強くなるので《ライオンの瞳のダイアモンド》《闇の請願》《苦悶の触手》を扱うANTには非常に効果的でしょうね。同じようにManadenialとの相性のいいHatebearの《スレイベンの守護者、サリア》との相性が悪いので二者択一ですが、まぁ方向性がやや異なりますし棲み分けはできそうですかね。《サリア》に比べると1点スィーパーで処理されない点と自分は制限を受けないのでFoWとDaze相克しないのがいい点でもあります。
・《リックス・マーディの歓楽者》
:2マナ2/2でCipで赤型の1ルーター。絢爛を満たすとラクドスカラーの4マナで支払い全ての手札を捨てて3ドローのモードを選んでもいい。絢爛を満たしたときの効果から《騒乱の歓楽者》の変形種のような感覚。ただどう転んでも絢爛の条件・4マナの重さ・サイズの貧弱さは変わりません。代わりに選択的に使うことができ腐ってもルーター付きの熊と考えれば悪くはないです。シンプルにSligh系で無駄牌を交換しながら中盤以降に絢爛。《狂信的扇動者》はStdの良き相棒になりそうですね。
下環境だと4マナは重たいものの素の効果だけでも相応で、そこに土地が伸びたとき用のモードもあるぐらいの感覚でいいはず。Stdと同じようにBeatdownでルーター付きで運用できます。部族的にも人間やシャーマンで使えますね。軽いルーターなので《癇しゃく》《血管の施し》のマッドネスと合わせやすいですし、2マナならBridgeVineでも1チャンスありますかね?
《歓楽者》に比べると4マナは面倒なものの最序盤や墓地対策を喰らっても2マナで最低限の機能が保証されているので4枚積みをしやすいのはいいところですね。ただ本体はどこまで行っても2/2くま~。同じ中量級のアド生物である《歓楽者》や《血編み髪のエルフ》に比べると戦闘力も不足するので、絢爛のことを考えてもBurn要素の強いBeatdown向きの生物。
DrSが生きていたら大変なことになってた。
なるべくマナを掛けずに絢爛を満たしたいのですが《はらわた撃ち》や《モグの狂信者》では貧弱すぎる。マナファクトまで扱える中速で《歩行バリスタ》と合わせて使うなんてどうでしょうかね?生物回収役の《コラガンの命令》や《最後の望み、リリアナ》など優秀なスペルもあり、《バリスタ》ともども再利用が楽なのはいい事です。ただやはり手札をすべて捨てるので構える挙動はできない以上は前のめりな挙動こそが最善であり中速以上で組むべきでしょうね。《集団的蛮行》は手札を減らすのにもライフを攻めるのにも使えるので丁度いい。
軽い生物、Cipのルーター、上乗せでそれ以上のモードもありで《王神の贈り物》の時代にあったらいかに強力だったか・・・と思わせてしまう仕様ですね。思い入れのある方は構築してみてもいいかもしれません。
・《徴税人/Tithe Taker》
:2マナ2/1の人間・兵士でこちらのターン中にキャストや能力の起動に(1)マナ課税する。新能力「死後1」を持つ。
課税と言う部分からか何故かそこここで《サリア》と言われているもののどちらかと言えば変形《堂々たる撤廃者》では?妨害ではなく自分をサポートする生物。 アドを得る可能性はあるもののHatebearに求められているものはそこではなく、肝心に効果はやや下方修正されている。フェッチをやや扱いづらくするぐらいですが、それなら自分のターンに起動されるだけ。そして大元の《撤廃者》が使われているのか?と言うとさっぱり使われていない。なのでこいつも微妙ではないですかね?
こちらの行動への妨害に対しての能力なので、相手が普段構いたくなるような装備・機体への搭乗、Auraやパンプなどをしていくのが合っているのかもしれません。
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