MH1)新カード雑感 モダンホライゾンその5(緑)
2019年7月15日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
すっかり放置気味でしたが、とにかく終わらせなければ・・・。
もうすっかり「新カード紹介」でも何でもありませんがねw
ということで今日は緑。
・《熊の女王、アイユーラ》
・《アイユーラの影響》
・《母熊》
:まさかの熊推しのWotCでした。
《アイユーラ》は熊のロード。その上2マナ2/2と、真の熊であり、熊の中の熊。まぁ熊をそこまで数を稼げるのか?と言う疑問符はあるものの《野生の言葉》や《鉤爪の統率者》《灰毛の定め》《カル・シスマの恐怖、殺し爪》《熊人間》など実用性のある札はいくつかあるので何とかなるかもしれません。
《アイユーラの影響》は《突撃の地鳴り》の変形種。《アイユーラ》から並べると凄いことに。
継続的にトークンを生みだす手段は強力ながらPWなどがいるため、これである必要性は薄いうえに盤上や相手の妨害で左右されやすいのでややカードパワーは落ちた印象があります。
ただ肝心の土地を回収/調達する手段は緑の専売であり、《浄土からの生命》もあることからも構築はしやすくなっています。《神々との融和》《発生の器》などの掘削系ドローを利用すればこれを探しながら墓地にLoamと土地を送り込めるので合理的。枚数にしても《ニッサの勝利》などを使えば本当に簡単に土地は増やせます。
色を足すのなら《流刑への道》+《税収》/《土地税》の白がいいですかね。AggroLoamで赤を抜いてしまうのも一つの選択肢かもしれません。
《母熊》はアド生物。妨害にも消耗戦にも強くある意味で《未練ある魂》のように活用できます。もちろん5マナが出る前提ではありますが、コモンとは思えない性能。《成長室の守護者》もそうですが、最近は緑の2マナ域もアドを取りやすくなりましたね。普通にGSZから使えるのでStompy構築で考えてもいいのですが、2/2×2は《ベナリア史》が証明しているようにやや中途半端なのでもう少し利用方法を確保したいところ。
・《ラノワールの部族》
:それぞれの時代の《ラノワールのエルフ》が勢揃いしたカード。または自分で機能するようになった《遺産のエルフ》。ネタ的に見えますが、実は3マナで次ターンには6~7マナの行動が可能ということを考えるとなかなかに馬鹿にならない加速力を持っています。まぁ《稲妻》で落ちるのは変わらないのに3マナはテンポロスなのでまずありえませんがね。
信じんも高いので、緑信心に置けば《ニクスの祭殿、ニクソス》と合わせて爆発的なマナの貢献になってくれると思われれます。
・《溜め込み屋のアウフ》
:《無のロッド》が生物化しました。GSZをはじめ様々な手段で調達できるようになりました。もちろん除去の対象になりますが、対Atf特化札を必要とするようなデッキは大抵対生物はそこまで強いわけでもないですしね。
・《呪詛呑み》
:1マナ2/1でメリット持ちも今や普通の時代に・・・。
Weenieの戦力でありながら中盤以降は大型生物にもなれる貴重なタイプ。Lv3なら分割可能な4/4+除去耐性であり全然ありなのでMidrangeでの運用も考えることができます。
ただ突き抜けた性能ではないので、昨今のMtGではやや不利かもしれません。GSZが使えるG系のStompyでは悪くない。《バーラ・ゲドの獣壊し》は似たような札だが、より質が上がっているといえるわけで、より有用。CotVの問題もGSZで着地させることができるのもいい所。
RUG Delver系で運用される向きも現状あるようです。簿地対策で一網打尽にされないのはいい事なのですがSoc挙動のLvシステムってどうなんですかね?逆にそれが気になりづらいBGx系ではそこそこの機能を見せると思われますが・・・?
・《深き森の隠遁者》
:MH版《錯乱した隠遁者》。ほぼそれだけ。
まぁ実績もあるので使われる可能性はありますね。《夕暮れヒバリ》と一緒に。
・《活性の力》
:緑のピッチスペル。《帰化》2枚分。CMCも効果もそのまま。
装備品や《血染めの月》など強力なものを使うデッキに対して、マナを掛けることなく緊急対応できるのは非常にありがたい。またAtfデッキなど軸をずらした相手に対しても複数機能できる点も非常にありがたい。
ただ通常のデッキに対して《帰化》を2倍されても無駄が多い。
やや扱いが難しい。でも決して弱くはない。
・《氷河の啓示》
:掘削系ドロー札の新種。アド格最大量もそうですが残りは墓地行もいい所。
効果はすごいものの、氷雪系の数を稼ぐのって難しい。土地が欲しいだけなら《根囲い》もありますしね・・・。
・《厚鱗化》
:Socなのでコンバットトリックや点数除去に対応はできないのでほぼほぼ攻撃専用。サイズのみの変更なので二段攻撃や感染持ち、絆魂や回避能力持ちに使うことで効果を底上げできるのが望ましいでしょうね。
《墨蛾の生息地》との併用が望ましいのでしょうが、そうすると合計3マナが必要になるので、見た目ほど軽くないんですよね。
・《春花のドルイド》
:生物化した《砕土》。土地の生け贄が追加コストではなく、Cipかつ任意になり本体が付いてきたのでアドロスは最小限に。
しかしSoc挙動なので相手の《不毛の大地》にスタックして~と動けない上に土地もタップイン。《砕土》の持っていた良さほぼすべてを失ってしまっているので、そうまでして使う気にならない。《砕土》は私のお気に入りスペルなので、悲しい・・・。
・《双子絹蜘蛛》
:強力ではないもののアドは取れるし、数少ない蜘蛛の数を稼げる蜘蛛。《腐後家蜘蛛の群れ》や《墓後家蜘蛛、イシュカナ》の起動能力にとってはなんか中にありがたい存在になりうるかもしれない。
・《嵐の乗り切り》
:ありそうでなかったStorm系ライフゲイン。《霊気貯蔵機》が似たような性能でしたが、相手に反応できるのが偉い。
単純なライフゲインとしては《人生は続く》や《部族養い》などに比べると効率性の問題でやや手間がかかる。代わりに相手が動いてくれるタイプであればそれを利用できるのがうれしいところ。Burnに加えて《苦悶の触手》《ぶどう弾》を利用したStorm系にも使えるサイドボードになるのは嬉しいところ。
ただ、Stormでも《思考停止》や《巣穴からの総出》などがあるため完全な対策にはならずやや半端な部分が見え隠れする。まぁ贅沢の言い過ぎかもしれないが・・・。また現状では他にも《夏の帳》《減衰球》《安全の護符》《スレイベンの守護者、サリア》と対Storm系は相応の数があるためStormとBurnの両者がどれだけ環境にいるかで大分評価が変わってきますね。
・《紆余曲折》
:選択系ドローの新種。2マナSocで生物化土地かを選択し、Top4枚中から捲れた選択したものすべてを手札に入れることができる。土地が欲しい序盤、展開力を確保したい中盤以降で使い分けることができるのが便利ですね。フェッチランドを入れておけば尚更。ただどちらも使いたいデッキとなると必然的に生物系のデッキなのですがBeatdownで考えるとやや悠長な気がしないでもないと少々難しい。まぁ軽いのは事実ですし大丈夫ですかね?
なるべくなら緑を使う土地と生物の中速デッキが一番なのでしょうが。生物で期待値2を超えるとなるとなかなか手間ですしね、Maverickのようなデッキならいけますかね?
しかし《ニッサの誓い》などと同じく、自身を入れることでその比率を下げているのは皮肉ですよね。
正直どこまで行っても土地単ぐらいでない限り期待値は2以下なので2マナSocで使うには微妙なのですが、それよりも時期/状況に応じて使い分けができる点に価値を置けると思います。
・《花の壁》
:良質なアド生物が返ってきた。リセットはない色なので《前兆の壁》ほど使われはしないでしょうが、それでも有り難い。死に辛い《エルフの幻想家》なので他にクロックも用意できますし緑信心ではこちらを優先するのでは?
また《策謀の龍、アルカデス》を利用したBeatdownでもクロックとして活用しやすいはず。
すっかり放置気味でしたが、とにかく終わらせなければ・・・。
もうすっかり「新カード紹介」でも何でもありませんがねw
ということで今日は緑。
・《熊の女王、アイユーラ》
・《アイユーラの影響》
・《母熊》
:まさかの熊推しのWotCでした。
《アイユーラ》は熊のロード。その上2マナ2/2と、真の熊であり、熊の中の熊。まぁ熊をそこまで数を稼げるのか?と言う疑問符はあるものの《野生の言葉》や《鉤爪の統率者》《灰毛の定め》《カル・シスマの恐怖、殺し爪》《熊人間》など実用性のある札はいくつかあるので何とかなるかもしれません。
《アイユーラの影響》は《突撃の地鳴り》の変形種。《アイユーラ》から並べると凄いことに。
継続的にトークンを生みだす手段は強力ながらPWなどがいるため、これである必要性は薄いうえに盤上や相手の妨害で左右されやすいのでややカードパワーは落ちた印象があります。
ただ肝心の土地を回収/調達する手段は緑の専売であり、《浄土からの生命》もあることからも構築はしやすくなっています。《神々との融和》《発生の器》などの掘削系ドローを利用すればこれを探しながら墓地にLoamと土地を送り込めるので合理的。枚数にしても《ニッサの勝利》などを使えば本当に簡単に土地は増やせます。
色を足すのなら《流刑への道》+《税収》/《土地税》の白がいいですかね。AggroLoamで赤を抜いてしまうのも一つの選択肢かもしれません。
《母熊》はアド生物。妨害にも消耗戦にも強くある意味で《未練ある魂》のように活用できます。もちろん5マナが出る前提ではありますが、コモンとは思えない性能。《成長室の守護者》もそうですが、最近は緑の2マナ域もアドを取りやすくなりましたね。普通にGSZから使えるのでStompy構築で考えてもいいのですが、2/2×2は《ベナリア史》が証明しているようにやや中途半端なのでもう少し利用方法を確保したいところ。
・《ラノワールの部族》
:それぞれの時代の《ラノワールのエルフ》が勢揃いしたカード。または自分で機能するようになった《遺産のエルフ》。ネタ的に見えますが、実は3マナで次ターンには6~7マナの行動が可能ということを考えるとなかなかに馬鹿にならない加速力を持っています。まぁ《稲妻》で落ちるのは変わらないのに3マナはテンポロスなのでまずありえませんがね。
信じんも高いので、緑信心に置けば《ニクスの祭殿、ニクソス》と合わせて爆発的なマナの貢献になってくれると思われれます。
・《溜め込み屋のアウフ》
:《無のロッド》が生物化しました。GSZをはじめ様々な手段で調達できるようになりました。もちろん除去の対象になりますが、対Atf特化札を必要とするようなデッキは大抵対生物はそこまで強いわけでもないですしね。
・《呪詛呑み》
:1マナ2/1でメリット持ちも今や普通の時代に・・・。
Weenieの戦力でありながら中盤以降は大型生物にもなれる貴重なタイプ。Lv3なら分割可能な4/4+除去耐性であり全然ありなのでMidrangeでの運用も考えることができます。
ただ突き抜けた性能ではないので、昨今のMtGではやや不利かもしれません。GSZが使えるG系のStompyでは悪くない。《バーラ・ゲドの獣壊し》は似たような札だが、より質が上がっているといえるわけで、より有用。CotVの問題もGSZで着地させることができるのもいい所。
RUG Delver系で運用される向きも現状あるようです。簿地対策で一網打尽にされないのはいい事なのですがSoc挙動のLvシステムってどうなんですかね?逆にそれが気になりづらいBGx系ではそこそこの機能を見せると思われますが・・・?
・《深き森の隠遁者》
:MH版《錯乱した隠遁者》。ほぼそれだけ。
まぁ実績もあるので使われる可能性はありますね。《夕暮れヒバリ》と一緒に。
・《活性の力》
:緑のピッチスペル。《帰化》2枚分。CMCも効果もそのまま。
装備品や《血染めの月》など強力なものを使うデッキに対して、マナを掛けることなく緊急対応できるのは非常にありがたい。またAtfデッキなど軸をずらした相手に対しても複数機能できる点も非常にありがたい。
ただ通常のデッキに対して《帰化》を2倍されても無駄が多い。
やや扱いが難しい。でも決して弱くはない。
・《氷河の啓示》
:掘削系ドロー札の新種。アド格最大量もそうですが残りは墓地行もいい所。
効果はすごいものの、氷雪系の数を稼ぐのって難しい。土地が欲しいだけなら《根囲い》もありますしね・・・。
・《厚鱗化》
:Socなのでコンバットトリックや点数除去に対応はできないのでほぼほぼ攻撃専用。サイズのみの変更なので二段攻撃や感染持ち、絆魂や回避能力持ちに使うことで効果を底上げできるのが望ましいでしょうね。
《墨蛾の生息地》との併用が望ましいのでしょうが、そうすると合計3マナが必要になるので、見た目ほど軽くないんですよね。
・《春花のドルイド》
:生物化した《砕土》。土地の生け贄が追加コストではなく、Cipかつ任意になり本体が付いてきたのでアドロスは最小限に。
しかしSoc挙動なので相手の《不毛の大地》にスタックして~と動けない上に土地もタップイン。《砕土》の持っていた良さほぼすべてを失ってしまっているので、そうまでして使う気にならない。《砕土》は私のお気に入りスペルなので、悲しい・・・。
・《双子絹蜘蛛》
:強力ではないもののアドは取れるし、数少ない蜘蛛の数を稼げる蜘蛛。《腐後家蜘蛛の群れ》や《墓後家蜘蛛、イシュカナ》の起動能力にとってはなんか中にありがたい存在になりうるかもしれない。
・《嵐の乗り切り》
:ありそうでなかったStorm系ライフゲイン。《霊気貯蔵機》が似たような性能でしたが、相手に反応できるのが偉い。
単純なライフゲインとしては《人生は続く》や《部族養い》などに比べると効率性の問題でやや手間がかかる。代わりに相手が動いてくれるタイプであればそれを利用できるのがうれしいところ。Burnに加えて《苦悶の触手》《ぶどう弾》を利用したStorm系にも使えるサイドボードになるのは嬉しいところ。
ただ、Stormでも《思考停止》や《巣穴からの総出》などがあるため完全な対策にはならずやや半端な部分が見え隠れする。まぁ贅沢の言い過ぎかもしれないが・・・。また現状では他にも《夏の帳》《減衰球》《安全の護符》《スレイベンの守護者、サリア》と対Storm系は相応の数があるためStormとBurnの両者がどれだけ環境にいるかで大分評価が変わってきますね。
・《紆余曲折》
:選択系ドローの新種。2マナSocで生物化土地かを選択し、Top4枚中から捲れた選択したものすべてを手札に入れることができる。土地が欲しい序盤、展開力を確保したい中盤以降で使い分けることができるのが便利ですね。フェッチランドを入れておけば尚更。ただどちらも使いたいデッキとなると必然的に生物系のデッキなのですがBeatdownで考えるとやや悠長な気がしないでもないと少々難しい。まぁ軽いのは事実ですし大丈夫ですかね?
なるべくなら緑を使う土地と生物の中速デッキが一番なのでしょうが。生物で期待値2を超えるとなるとなかなか手間ですしね、Maverickのようなデッキならいけますかね?
しかし《ニッサの誓い》などと同じく、自身を入れることでその比率を下げているのは皮肉ですよね。
正直どこまで行っても土地単ぐらいでない限り期待値は2以下なので2マナSocで使うには微妙なのですが、それよりも時期/状況に応じて使い分けができる点に価値を置けると思います。
・《花の壁》
:良質なアド生物が返ってきた。リセットはない色なので《前兆の壁》ほど使われはしないでしょうが、それでも有り難い。死に辛い《エルフの幻想家》なので他にクロックも用意できますし緑信心ではこちらを優先するのでは?
また《策謀の龍、アルカデス》を利用したBeatdownでもクロックとして活用しやすいはず。
コメント
コメントありがとうございます。
MH1ってさすがにStdむしでつくったエキスパンションだけあって全体的なカードパワーも高いのですが、想定した以上にEternal環境にも影響を及ぼしてますよね。Legacyでも明確に環境変わりましたし。
まぁこれぐらいないといつまでたっても停滞していてカビが生えそうな時期も少なくないので、いいことではあるのかもしれませんね。