ELD)フルスポ雑感その5
2019年10月5日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。
しもべです。
ラグビーは大分盛り上がっておりますね。個人的には最もかっこいいスポーツの一つと考えているので、花園ぐらいしか盛り上がらなかった昔から人気が出てきて嬉しい限り。なんだかんだ代表が一番大事なんですよね・・・。
ELDは今日は緑。
・《むかしむかし》
:単色になった代わりに墓地に落とせなくなった《忌々しい回収》。墓地リソースがなくなったのは悲しい。
ただ単色であり、且つ墓地にそこまで固執することのない構築であれば問題が薄い。何より初動であればマナを掛ける必要がないという点が素晴らしく、形を変えた《力戦》系の新種のようなものかもしれない。相手の先行の挙動に割って入ることもできる。
デッキの性質上必然的に生物と土地(またはどちらか片方でもいいが)で大半を生めることのできる構築であるべき。特に生物コンボにとっては極めて有用。
必然的にフェアデッキになりがちだが、土地に注力したいような構築でも使えるはず。Stompyでの運用に耐えるのもいい所だ。
・《恋煩いの野獣》
:「美女と野獣」がカード化。1枚で分割可能で5/5と1/1を埋める4マナと考えると極めて優秀。
しかしBeatdownで扱うには1/1の供給と言う手間と不安定性、およびクロックとして採用したくはないサイズであることがネックであり、どちらかと言うと中速Beatdown向け。トークン供給手段もありますしね。
実は1/1ならだれでもいいという、美談ぶち壊しの悲しさ。
緑Stompyで使える可能性はないわけでもない。
出来事がCotV(X=1)に引っかかるのは悲しいものの、常にCotVがあるわけでもなく、別に他に適当な1/1を見繕えばいいので。
しかしその1/1をどうするのはこちらでも同じ。通常の強化札を使うというのも何か違う。ということで《密輸人の回転翼機》がいいでしょう。
・《豆の木の巨人》
:「ジャックと豆の木」をカード化。出来事では《荒々しき自然》、本体では《マローの魔術師、モリモ》系の土地をサイズに変える生物。《開拓+精神》のように土地を伸ばす行為とそれが恩恵になるその後が保証されている完成度の高いデザイン。
単色で扱えるうえに勝利手段にもなる。
更に出来事の部分が基本地形限定とはいえアンタップインで出せるのでテンポもいい。
丁度巨人でもあるので《王国まといの巨人/脱ぎ捨て》との相性は抜群。どちらも生物であるので調達もしやすく《繁茂の絆》など調達札を絡めればBigmana的な構築もできそうです。
個人的に相性抜群の《サルカンの封印破り》と併用できないのは残念。愛好家にFrontierで堪能していただきたい。
・《金のガチョウ》
:調整版の《極楽鳥》。きれいにマナを生みだせるのは最初の1度ながら、他の食べ物系との併用で劇的に効果が上がり、マナ加速以外にもゲインができるのは便利。Atf数を稼ぐことにも意味があるかもしれず、やることがないときにはせっせと食べ物を運んでくるという金の卵。場に出して即除去されてもゲインも含めて機能するわけで、意外と使えるやつかもしれません。
防衛は持っていないので《策謀の龍、アルカデス》には使えないものの《包囲の塔、ドラン》では抜群の働きができそうで、2/2飛行のクロッカー兼用システム生物となれば採用しない手はない。《罠の橋》を置いて手札ゼロにして一方的に殴りたい。
・《探索する獣》
:メリット能力6つを抱えたてんこ盛り生物。除去耐性こそないもののある意味戦闘用のフェアデッキの生物としては完成形に近いもしれない。
特に小型にブロックを許さない点と速攻+サボタージュで対PWに強いため、緑には珍しい対中・低速デッキへの性能を誇る。警戒と接死も持っているため攻防一帯で、サイズは並みであるもののファッティとも戦えます。
しかし所詮は除去耐性のない戦闘用生物で、盤上を1枚でひっくり返したりもできないし消耗戦では無力。ここ最近は《破滅を囁くもの》や《騒乱の落とし仔》などマナレシオの高い戦闘生物はあるものの、それがどこまで環境的に使われているのか?を見ればこの札の天井も見えてくる気もします。
併用要素としては除去耐性の補強ですが、それ以外だととりあえずトランプルが欲しい。接死とサボタージュのお陰で極めて相性がいいので。
下環境ではCotVに守られるStompy系ではそこそこの実用性はあるかもしれない。《不屈の神、ロナス》や《カル・シスマの恐怖、殺し爪》などを相棒にするといい。まぁこの枠は競争率が高いのですが・・・。伝説性やビーストである点は何かしらに使えるかもしれない。
《未練ある魂》《瞬唱の魔道士》《若き紅蓮術師》《悪意の大梟》やD&Tの多くの生物を突破し、軽減孵化のお陰で《真の名の宿敵》も踏みつぶせるのは魅力。
ただ下環境で言うと打ち消されずにプロテクション(U)を持ちキーワード能力も持つ《変容するケラトプス》の方が実用性は高いように思えるが果たして・・・。
・《貪るトロールの王》
:時折現れる特殊方法で復活や踏み倒しのできるファッティの一種。こちらは食べ物トークンx3で墓地から場に戻せる上に戦闘力も高い。
食べ物トークンの安定供給ができるのならば中々の価値を発揮できるはず。トークンの確保が安定的にできればライフゲインもできるしシナジーの確保もできるのもいい所。
ただ、エキスパンション用のメカニズムを目当てにするとどうしても構築の幅が狭くデッキパワーに劣るのが痛い。
《神々との融和》などの掘削札で墓地に落としつつ、適当に食べ元トークンを捻出できる札と《サルカンの封印破り》を用意して、そこから吹き飛ばすという構築をしてみたい。下環境では《獣相のシャーマン》で捨てつつ食べ物を出せる生物を調達したい。
使えるかどうかは別ですが《スクリブ/クウリィーオンのレインジャー》+《金のガチョウ》+《お菓子の小屋》で毎ターン3マナでFoodを3つ調達できます。《獣相のシャーマン》のアンタップに使ってもいいのでここら辺でデッキを組むと面白いかもしれません。
・《巨大な好機》
:《ガチョウ》から2t目トークン生成等動くときれいに3t目に巨人を出せる。また選択的なのでトークンが欲しい場合もしっかり機能する。これで《トロール》も出せる。
単純にトークン展開量は多量なので《オーコ》や《アンティキティ戦争》に利用してもいいし金属術の達成やその他Atf生け贄手段にも活用できるので、結構シナジー性の高い良質な札。
・《グレートヘンジ》
:マナ能力+ゲインとか生物の着地にサイズ+ドローが付くなどプチサービスが行き届いている置物。ただ本体が重く、軽減能力はあるものの、現実的には4/4や5/5を使うことになりそうですがそれなら最初からそれらの生物で殴れよと。それらを使うために機能させやすいボーナス効果なので順序が逆・・・。
まあ《恋煩いの野獣》など軽めの生物を使うといい。ただ《野獣》の1/1をこれの後だと満たせなくなる悲しみ・・・。《台所の嫌がらせ屋》と合わせた無限頑強無限ドローで自爆する悲しみ。
どうにも扱いが難しい・・・。一番無難なのは《成長室の守護者》ですかね?
・《野生語りの帰還》
:5マナもかけて単独では機能しないとかびっくりだよ。
それどころかそこそこの戦力がないといけないとか。
・《意地悪な狼》
:これがレア?と思うほど地味な効果。余りに地味過ぎて狼を娘と読み間違えてしまった。まぁ女性も偶にはオオカミになる。
ただまぁ物足りないものの+格闘の生物と言うのは実際攻めるデッキにとっては悪くない。中速デッキでも相応で特に自身が破壊不能となることを生かし《狼の友、トルシミール》から繋げることで2回の格闘を行えるのは強力。《ガチョウ》でマナ/食べ物の供給もできるのでうまく利用できるはず。
・《僻境生まれの保護者》
:分割可能な《果てしなきもの》と言ったところでどんどん大きくなれる。
Aggro系で序盤に最低限の性能でありながら中盤以降も十分な脅威になることができるわけでなかなかの逸材。とはいえ中盤以降に真価を発揮するタイプでAggroよりはBeatdown向け。
・《エッジウォールの亭主》
:《幸運のクローバー》とともに「出来事」デッキを支えるエンジン。どの出来事だろうと安定してアドを稼げることとシステム生物で最低限の軽さが売り。スペック的に《恋煩いの野獣》との相性は抜群。野獣の恋愛対象は範囲が広いらしい・・・。
個人的には《孵化+不和》と併用したBUG出来事なんかどうだろう?と。
出来事はスペルを生物で纏めることが強みなので生物調達手段がより強力に、なので《むかしむかし》との相性は抜群なわけですが、そこにもう一種程度欲しい。《孵化》は軽いし、唱えやすい。《不破》は減衰系としても使えますし、同時に《亭主》を蛙に変えて打点を引き出すこともできますしね。Uも出来事はそこそこ有用な札があるのでBIG系でも十分生きるはず。Frontier以下の環境ならば《進化の飛躍》とかも一緒に使ってみたい。
しもべです。
ラグビーは大分盛り上がっておりますね。個人的には最もかっこいいスポーツの一つと考えているので、花園ぐらいしか盛り上がらなかった昔から人気が出てきて嬉しい限り。なんだかんだ代表が一番大事なんですよね・・・。
ELDは今日は緑。
・《むかしむかし》
:単色になった代わりに墓地に落とせなくなった《忌々しい回収》。墓地リソースがなくなったのは悲しい。
ただ単色であり、且つ墓地にそこまで固執することのない構築であれば問題が薄い。何より初動であればマナを掛ける必要がないという点が素晴らしく、形を変えた《力戦》系の新種のようなものかもしれない。相手の先行の挙動に割って入ることもできる。
デッキの性質上必然的に生物と土地(またはどちらか片方でもいいが)で大半を生めることのできる構築であるべき。特に生物コンボにとっては極めて有用。
必然的にフェアデッキになりがちだが、土地に注力したいような構築でも使えるはず。Stompyでの運用に耐えるのもいい所だ。
・《恋煩いの野獣》
:「美女と野獣」がカード化。1枚で分割可能で5/5と1/1を埋める4マナと考えると極めて優秀。
しかしBeatdownで扱うには1/1の供給と言う手間と不安定性、およびクロックとして採用したくはないサイズであることがネックであり、どちらかと言うと中速Beatdown向け。トークン供給手段もありますしね。
実は1/1ならだれでもいいという、美談ぶち壊しの悲しさ。
緑Stompyで使える可能性はないわけでもない。
出来事がCotV(X=1)に引っかかるのは悲しいものの、常にCotVがあるわけでもなく、別に他に適当な1/1を見繕えばいいので。
しかしその1/1をどうするのはこちらでも同じ。通常の強化札を使うというのも何か違う。ということで《密輸人の回転翼機》がいいでしょう。
・《豆の木の巨人》
:「ジャックと豆の木」をカード化。出来事では《荒々しき自然》、本体では《マローの魔術師、モリモ》系の土地をサイズに変える生物。《開拓+精神》のように土地を伸ばす行為とそれが恩恵になるその後が保証されている完成度の高いデザイン。
単色で扱えるうえに勝利手段にもなる。
更に出来事の部分が基本地形限定とはいえアンタップインで出せるのでテンポもいい。
丁度巨人でもあるので《王国まといの巨人/脱ぎ捨て》との相性は抜群。どちらも生物であるので調達もしやすく《繁茂の絆》など調達札を絡めればBigmana的な構築もできそうです。
個人的に相性抜群の《サルカンの封印破り》と併用できないのは残念。愛好家にFrontierで堪能していただきたい。
・《金のガチョウ》
:調整版の《極楽鳥》。きれいにマナを生みだせるのは最初の1度ながら、他の食べ物系との併用で劇的に効果が上がり、マナ加速以外にもゲインができるのは便利。Atf数を稼ぐことにも意味があるかもしれず、やることがないときにはせっせと食べ物を運んでくるという金の卵。場に出して即除去されてもゲインも含めて機能するわけで、意外と使えるやつかもしれません。
防衛は持っていないので《策謀の龍、アルカデス》には使えないものの《包囲の塔、ドラン》では抜群の働きができそうで、2/2飛行のクロッカー兼用システム生物となれば採用しない手はない。《罠の橋》を置いて手札ゼロにして一方的に殴りたい。
・《探索する獣》
:メリット能力6つを抱えたてんこ盛り生物。除去耐性こそないもののある意味戦闘用のフェアデッキの生物としては完成形に近いもしれない。
特に小型にブロックを許さない点と速攻+サボタージュで対PWに強いため、緑には珍しい対中・低速デッキへの性能を誇る。警戒と接死も持っているため攻防一帯で、サイズは並みであるもののファッティとも戦えます。
しかし所詮は除去耐性のない戦闘用生物で、盤上を1枚でひっくり返したりもできないし消耗戦では無力。ここ最近は《破滅を囁くもの》や《騒乱の落とし仔》などマナレシオの高い戦闘生物はあるものの、それがどこまで環境的に使われているのか?を見ればこの札の天井も見えてくる気もします。
併用要素としては除去耐性の補強ですが、それ以外だととりあえずトランプルが欲しい。接死とサボタージュのお陰で極めて相性がいいので。
下環境ではCotVに守られるStompy系ではそこそこの実用性はあるかもしれない。《不屈の神、ロナス》や《カル・シスマの恐怖、殺し爪》などを相棒にするといい。まぁこの枠は競争率が高いのですが・・・。伝説性やビーストである点は何かしらに使えるかもしれない。
《未練ある魂》《瞬唱の魔道士》《若き紅蓮術師》《悪意の大梟》やD&Tの多くの生物を突破し、軽減孵化のお陰で《真の名の宿敵》も踏みつぶせるのは魅力。
ただ下環境で言うと打ち消されずにプロテクション(U)を持ちキーワード能力も持つ《変容するケラトプス》の方が実用性は高いように思えるが果たして・・・。
・《貪るトロールの王》
:時折現れる特殊方法で復活や踏み倒しのできるファッティの一種。こちらは食べ物トークンx3で墓地から場に戻せる上に戦闘力も高い。
食べ物トークンの安定供給ができるのならば中々の価値を発揮できるはず。トークンの確保が安定的にできればライフゲインもできるしシナジーの確保もできるのもいい所。
ただ、エキスパンション用のメカニズムを目当てにするとどうしても構築の幅が狭くデッキパワーに劣るのが痛い。
《神々との融和》などの掘削札で墓地に落としつつ、適当に食べ元トークンを捻出できる札と《サルカンの封印破り》を用意して、そこから吹き飛ばすという構築をしてみたい。下環境では《獣相のシャーマン》で捨てつつ食べ物を出せる生物を調達したい。
使えるかどうかは別ですが《スクリブ/クウリィーオンのレインジャー》+《金のガチョウ》+《お菓子の小屋》で毎ターン3マナでFoodを3つ調達できます。《獣相のシャーマン》のアンタップに使ってもいいのでここら辺でデッキを組むと面白いかもしれません。
・《巨大な好機》
:《ガチョウ》から2t目トークン生成等動くときれいに3t目に巨人を出せる。また選択的なのでトークンが欲しい場合もしっかり機能する。これで《トロール》も出せる。
単純にトークン展開量は多量なので《オーコ》や《アンティキティ戦争》に利用してもいいし金属術の達成やその他Atf生け贄手段にも活用できるので、結構シナジー性の高い良質な札。
・《グレートヘンジ》
:マナ能力+ゲインとか生物の着地にサイズ+ドローが付くなどプチサービスが行き届いている置物。ただ本体が重く、軽減能力はあるものの、現実的には4/4や5/5を使うことになりそうですがそれなら最初からそれらの生物で殴れよと。それらを使うために機能させやすいボーナス効果なので順序が逆・・・。
まあ《恋煩いの野獣》など軽めの生物を使うといい。ただ《野獣》の1/1をこれの後だと満たせなくなる悲しみ・・・。《台所の嫌がらせ屋》と合わせた無限頑強無限ドローで自爆する悲しみ。
どうにも扱いが難しい・・・。一番無難なのは《成長室の守護者》ですかね?
・《野生語りの帰還》
:5マナもかけて単独では機能しないとかびっくりだよ。
それどころかそこそこの戦力がないといけないとか。
・《意地悪な狼》
:これがレア?と思うほど地味な効果。余りに地味過ぎて狼を娘と読み間違えてしまった。まぁ女性も偶にはオオカミになる。
ただまぁ物足りないものの+格闘の生物と言うのは実際攻めるデッキにとっては悪くない。中速デッキでも相応で特に自身が破壊不能となることを生かし《狼の友、トルシミール》から繋げることで2回の格闘を行えるのは強力。《ガチョウ》でマナ/食べ物の供給もできるのでうまく利用できるはず。
・《僻境生まれの保護者》
:分割可能な《果てしなきもの》と言ったところでどんどん大きくなれる。
Aggro系で序盤に最低限の性能でありながら中盤以降も十分な脅威になることができるわけでなかなかの逸材。とはいえ中盤以降に真価を発揮するタイプでAggroよりはBeatdown向け。
・《エッジウォールの亭主》
:《幸運のクローバー》とともに「出来事」デッキを支えるエンジン。どの出来事だろうと安定してアドを稼げることとシステム生物で最低限の軽さが売り。スペック的に《恋煩いの野獣》との相性は抜群。野獣の恋愛対象は範囲が広いらしい・・・。
個人的には《孵化+不和》と併用したBUG出来事なんかどうだろう?と。
出来事はスペルを生物で纏めることが強みなので生物調達手段がより強力に、なので《むかしむかし》との相性は抜群なわけですが、そこにもう一種程度欲しい。《孵化》は軽いし、唱えやすい。《不破》は減衰系としても使えますし、同時に《亭主》を蛙に変えて打点を引き出すこともできますしね。Uも出来事はそこそこ有用な札があるのでBIG系でも十分生きるはず。Frontier以下の環境ならば《進化の飛躍》とかも一緒に使ってみたい。
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