非MTG)最近のマスコミは本当にどないなっとるんの・・・。森元総理云々
2014年2月22日 時事 コメント (2)皆さん、こんにちは。
しもべです。
マスコミの余りの汚物ぶりに久々にMTG以外のエントリーでも書こうかと思います。
この先はストレス発散の部分もあり言葉が汚らしくなるかと思いますので、先に進まれる方はご容赦を。
ソチ冬季五輪の女子フィギュアスケートの浅田選手のSPプログラムの出来について、歩く失言こと森元総理の発言が世間を騒がせ非難の的になっています。
曰く「真央ちゃんは大事なところで必ず転ぶ」
だとか。
確かに、前回のバンクーバー、今回のソチと、その両方で失敗しているので事実には違いありませんが、その余りの無神経でリスペクトの無さを見れば、非難されて当然の発言です。
心の中でどう思おうが本人の勝手ですが、思っていても言うべきではないし、人情のある話ではないでしょう。
が、この発言。
本来の発言を拾ってくると、受け取れる印象が大分異なってきます。
↓
http://sankei.jp.msn.com/smp/sochi2014/news/140220/soc14022019180058-s.htm
私の感じたままの意訳ですが
「勝てる見込みの薄そうな団体に強引に出場させ、結果上手くいかなかった。
その分の責任を余計に背負ってしまった。結果、気負い力み過ぎて大事なトコロで失敗してしまった。」
と言う感じかと。
「見事に転んだ」など相変わらず歩く失言の面目躍如でありますが、その言おうとしている部分は報道されている部分と全く異なる事が理解できます。
ここまで来ると偏向とか曲解とかのレベルではなく捏造の域だと思います。
こんな事をしておいて、鬼の首を取ったかのごとく意気揚々と批判文を晒し民衆を焚き付けます。
恥ずかしくないのか?
虚構新聞もビックリの虚偽報道でしょう・・・。
しかし、ここ最近のマスコミの所業はこれだけではありません。
この少し前なら、NHK新会長の諸井氏の「慰安婦」に対する発言でしょう。
これも報道では、諸井氏がさも「慰安婦」を肯定するような報道がされていますが、実際にはそんな発言は何処にも無い。
その主旨は「慰安婦の是非は横に置くとしても、戦前の時代、何処の国地域でも行われていた。お隣ではもちろん欧州だってそうだ。なのになぜ日本だけがここまで訴追を受けるのか。」という発言です。
間違ったことは何一つ言っていない、ただの事実です。
また「この問題は解決済み」と言う考えも「日韓基本条約」で締結された真っ当な事実です。
これの何処がいけないというのか?
最初は趣旨は兎も角、発現する場を考えないのは問題であると私は考えていましたが、どうやらそれも事情があったようです。
最初は就任会見に相応しくない話題だからと記者からせっつかれても拒否していたそうです。
が、余りにしつこく記者が食い下がるので渋々出た発言が上の物。
にも拘らず、この発言が出た瞬間に「その発言をこの場でするのはおかしい」「今のは記録しました、もう消せません」で次の日には慰安婦自体が正義だったかの如き内容に変えられています。しかも居直った事にされている。
誰がそんな事言ったんだ。
(因みに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140208-00000554-san-soci
の記事が結構真っ当な事を書いています。
産経なのは・・・まぁw)
その前は、
記憶にあるのは去年の麻生財務大臣のナチス云々でしょう。
大臣は「ナチスの手口に学べ」と言う発言で世間国内外から非難を浴びましたが、実際には「憲法改正は、ナチス時代にさえ、民主主義に則って行われた。日本もそのようにありたい。今は興奮状態だ。もう少し落ち着いてゆっくり慎重にやっていこう。」
という物。
誰が、ナチスマンセーなんて発言したんだ。
最後に思い付くのは2011年の民主党政権下での鉢呂吉雄元経済産業相の「放射能付けてやろうか」発現。
これを聞いた時には日本国民全員の神経を逆なでさせるようなそれに呆れました。
が、真相は
被災地の視察から帰ってきたお疲れの大臣に記者がアタック→適当にあしらわれる→記者アタックを続ける→大臣は無視して家に入ろうとする→記者「そのまま入って大丈夫なんですかw 家の中に大臣に付いた放射能入っちゃいますよww」→大臣ブチ切れ「そんなに言うんなら、放射能付けてやろうか!!」
という物。
どう考えても記者が悪い。
確かに、返した言葉尻は咎められるものですが、本当に咎められる人物が誰なのかは明白。
しかし、結果は知っての通り。
上でも書きましたが、曲解とか偏向とかいうレベルではありません。
特に2つ目と4つ目の件については寧ろ失言を誘発させようとしている様にさえ感じます。
ここまでしていても、相変わらずマスコミは大正義面。
マスコミの行いに苦言を呈せば「報道の自由を奪っている!」「報道規制/統制だ!」「ウケイカダー!!」の3種の神器。
報道の自由がある以上、どの部分を報道するかは確かに、各マスコミ/各人に委ねられます。
しかしここまで来ると自由で済まされる範囲を超えているように思います。
しかも彼らがするのは著名人の批判だけ。
3種の神器を使えば自分たちは安全だと知っているのでしょう。
絶対公平であれとは言いませんが、彼らの言が正しいというのなら、それへの反論記事(少数ですが書いている新聞やライターの記事があります)への反論をすればいい。
にも拘らず、それらについては徹底無視。
そういう物に対処すると、その様な記事/意見が世間に存在するという事がばれてしまいますからね。
彼らの絶対正義の立場が揺らぎます。
だから、安全な領域から反撃しない相手に石ころを投げつけるだけ。
(本気でブチ切れた人もいますけどね、大阪の某市長とか・・・)
上記の方たちの発言に問題が全く無いか?と問われれば否でしょう。
煽られたり求められたりした結果、自分が口から出した言葉ですし、単語自体が非難される部分も少なくは無いでしょう。
ですので、そこを非難するのなら判ります。
しかし彼らを非難するマスコミの殆どは単語や部位、枝葉の批判なんてしてません。
幹そのものを批判しています。
しかも自分たちの都合が良い様に。
芸能やスポーツ新聞が品が無いのは昔からで、無い事をある事の様に書立てる代表でしたが、最近はそうでもないようです。
1~2年前には、ネット上の個人掲示板などでHit数を稼ぐために曲解されるような、若しくはありもしないような見出しを付ける事に各マスコミが苦言を呈していましたが、どの口が言うというのか・・・。
この様なエントリーを書くと、世のマスコミ総てが屑のように思いますが、実際にはほんの一部でしょう。
真面目に誠意をもって取材報道をされている方も多いと思います。
しかし、そうでない者たちの跳梁跋扈があまりにあんまりです。
嫌ですね・・・。
本当に・・・。
P.S.
浅田選手のフリーは実際感動ものですよね・・・。
あれだけの悪い状態からよくあそこまで。演技後に感極まった瞬間は今後何度となく放送されるであろう名場面でしたね。
まぁ、相変わらず点数評価法云々で論議が起こっているのは本当に空しいものですが・・・。