レガシー)このカードを使いたい《ラクァタスのチャンピオン》 / BUG NicFitの《激浪のこそ泥》
レガシー)このカードを使いたい《ラクァタスのチャンピオン》 / BUG NicFitの《激浪のこそ泥》
レガシー)このカードを使いたい《ラクァタスのチャンピオン》 / BUG NicFitの《激浪のこそ泥》

 皆さん、こんにちは。しもべです。


 久々に使いたい微妙なカードの紹介コーナー。
今回はこのカード↓
Laquatus’s Champion / ラクァタスのチャンピオン (4)(黒)(黒)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) ホラー(Horror)
ラクァタスのチャンピオンが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは6点のライフを失う。
ラクァタスのチャンピオンが戦場を離れたとき、そのプレイヤーは6点のライフを得る。
(黒):ラクァタスのチャンピオンを再生する。
6/3
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%A1%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%AA%E3%83%B3/Laquatus%27s_Champion
(MTG Wikiより本文転載)

 黒がフィーチャーされているTORにおいて注目された一枚です。
パワー6に再生を持つフィニッシャーですが、Cipで一時的に6点ライフロスを起こすその凶悪性から発売当初は期待の一枚でした。
当時の私もその単純な効果に惚れて使ってみたい!!と思っていましたが、結局その機会には恵まれませんでした。
その後MTGを一時期離れていて、戻ってきたときにはすっかり忘れ去られているカードです。

 少し前にたまたま見つけ思わず購入。
そんな意味でお金の無かった時代の遺物を是非一度使ってみたいなぁ・・・と。

 はっきり言って効果は強力な事には違いありませんが、6マナと言う重さがまずネックで、次にライフロスがナイトメア能力である点が問題。
ご存じの様にLegacyには最強の生物除去《剣を鍬に》が有ります。
1マナで無力化されアドも得られないため使う価値はほぼありません。

 しかし6点ロスがそのままフィニッシュになるのならまた話は別なのではないか?と思います。
要は「ドラゴンストーム」の《ボガーダンのヘルカイト》宜しくそのCip火力で〆れるのならば価値は有るだろうと。
という訳で宛らSoc/Insの様な直接火力にするわけですね。


 しかし、話はそこまで。
Wikiに載っているような《生き埋め》から3体釣り上げと言うのも面白くはあるのですが、それなら《直観》からの《復讐の亜神》を使う「亜神BooM!!」の方が面白そうです。
で、話は止まっていたのですが、先日KMCの対戦動画で実に面白そうなデッキを発見しました。


 所謂BGカラーのNicFitなのですが
《ゲラルフの伝書使》→《残忍なレッドキャップ》→《アスフォデルの灰色商人》へと《出産の殻》を用いて次々と繋げていくデッキでした。ふつうNicFitは殻にしろGSZにしろ、盤面へのコントロールやドロー等を中心とした実体のあるカードアドバンテージを優先します。しかしこのデッキは最もアドの実存の薄いライフロスを積極的に取りに行く異色のデッキでした。
中速~低速のコントロールデッキであるNicFitがこの様なアグレッシブな戦法を取るのは理に適っているのか?と言われれば悩ましい部分ではありますが、その普通には無い在り方に電波デッキビルダーのアンテナがビビッ!!と反応しましたw

 そして、閑話休題。
チャンピオンの話に戻ってくるわけです。
で、殻の挙動の頂点にもう一段、《アスフォデルの灰色商人》→《ラクァタスのチャンピオン》の動きを入れられないか?と考えているわけです。
普通は「頑強」後の赤帽子からもう一度灰色商人に繋げばいいだけですが、除去されている可能性も有りますし、そもそも信心が足りていない場合もあります。それを直接的に固定値6点を狙えるカードを入れておけば万全だろ!!
と妄想したわけですねw
 盤面支配とライフロスを同時に行える《虐殺のワーム》まで入れておけば、展開の幅を持たせながら積極性も保てます。
StP持ってる相手にはサイドから《自由なる者ルーリク・サー》に入れかえましょう。


 という事で、Cipでライフを攻めるアグレッシブNicFitに《ラクァタスのチャンピオン》を入れて使ってみたい今日この頃です。
どうでしょうかね?



 P.S.
 私はつい先日、実に10年以上の間、このカードの名前を《ラクァタスのチャンピオン》ではなく「「ラファタスク」のチャンピオン」だと思っていましたww
実に恥ずかしいですねww





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 Nic Fit関連の話題をもう一つ。
先週のCFBのCaleb Durward氏の記事Legacy WeaponでBUG Nic Fitの《激浪のこそ泥》についての記述がありました。
想像はついていても疑問の余地もあった枠だったので、折角ですので意訳を載せておきます。

「 僕はこのカードがとても好きで、でもGPではあまり使った事が無いんだ。
対SnTと対Storm戦では素晴らしい。SnTとはマッチした事が有るけどStormとは無いんだ。対StormでもElvesの様なのにはもちろんダメだよ。Reanimatorも試した事は無いけど、まぁ塩を送るだけだと思うよ。
あまり多くは使っていないけれど、僕はほぼ基本のカードだと考えている。対SnT/Storm戦のファーストプランはこのこそ泥を抱えながら突然死しないようにハンデスとカウンターを使う事だよ。
BUGの、他のNicFitに無い主な魅力は大半のデッキを倒す事が出来る事だと考えているけれど、それは《激浪のこそ泥》無しでは在り得ないぐらいだよ。」

 とのこと。
まぁ、石鍛冶デッキがこぞってサイドに《饗宴と飢餓の剣》積むぐらいですから、この毎ターンのハンデスと言うのは重要なのでしょう。
が、このカードが基本的なデッキ枠の一種であり、これ無しでは考えられない~と言わせるほどのカードだとは思いませんでしたね。
同型異色の《首を狩る者》との格差が激しい・・・。
やはりカードは青くなると一段以上強くなりますねw




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