レガシー)Uのフェアデッキが強いよねまる
2013年12月10日 紹介 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
冷風も吹きすさぶ季節ですね。
しかしまだまだ、冬はこれから。
冬の味覚を楽しみに生き抜く時期が来ます。
結局、謀オークションに彼の方らしき人物は登場しませんでしたね。
まぁ、あの方は既にSummerの《セラの天使》を所持されているようなので、それもむべなるかな。
しかも、そのSummer版は、何と「PSA10」だそうです。
コラムによるとPSA10のSummerセラ天は今のところ世界に一枚しかないんだとか・・・。
いったい、御幾ら万円するのでしょうね??
しかし、PSA10とかどうやって手に入るんですかね?
慎重にパックを開けても、当たり前の様に初期傷だらけだというのに・・・。
さて、先週はお休みだったSCG Openシリーズは今週はOakland開催されました。
Legacy Openも勿論併催されたので早速結果を見てきましょう。
結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/071213_oakland.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2013-12-08&end_date=2013-12-08&event_ID=20
今週の優勝はCharles Gordon氏のEsper SfMです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
Esper SfM
Elves
Affinity
Death&Tax
Patriot
Omni-Tell
Esper SfM
Patriot
--------------
Doomsday
RUG Delver
RUG Delver
Manaless Dredge
Death Blade
RUG Delver
Death&Tax
The SPY
です。
まぁ、いつも通りのLegacyですね。
Uのテンポ系が絶好調です。
上位2名が2位で表示されているのでIDか何かですかね?
それは置いておくとしても、Esper系3名、RUGが3名、Patriotは2名とTop16名中8名がUのフェアデッキです。
また、これに加え、D&Tなどもいて、非常にメタられているのかSneakShowはいません。
代わりに同系として生物要素をオミットしたOmni-Tellがいるのは印象的です。
Uのフェアデッキが多いせいかComboは息がし辛いようです。
が、それとは別にメタ外のコンボは中々に盛況です。
軸さえずらせればCombo系は十分通用するという事でしょう。
Uのフェアデッキは非常に好調です。
《真の名の宿敵/TNN》の登場で、影響を受けにくいComboが多少盛り返すのでは?と言う感想も当たらず、今のところテンポ系が強くなった上で数が増えた・・・と言う状況の様です。
が、またしてもその勢力図では明暗を分けています。
RUG Delverは全てTop8圏外で、DeathBladeを除いたEsperとPatriotは全てTop8圏内です。
もともとカードパワーに差のあるデッキでしたが、ここの所その線引きが明確になってしまったような気がします。
ここからは、気になったデッキを個別で見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61221
まずは1位、Charles Gordon氏のEsper SfMです。
TNNの登場以降、好調をKeepしているEsperです。
が、いくつか種類が分かれるのは今も変わらず。Charles氏は随分とControl仕様の様です。
ハンデスを1枚減量し3枚に。代わりにボードコントロールとして《至高の評決》を採っています。それもメインに2枚目を採りサイドには3枚目を取るという徹底ぶり。対Uのフェアデッキを意識しつつ、面展開をする生物Comboにも間に合えば有効牌となる為非常にメタに合致しています。
ボードコントロールの枠には《拘留の宝球》が取られる事も多いのですが、最近は減ってきていますね。これもメタの変遷か・・・。
また、カウンターも4枚目の《Force of Will》(Bluecountは21枚と少々心許無いです)に加え《対抗呪文》を2枚採っています。
カンスぺは採られていても1枚が多いのですが、代わりとして《呪文貫き》は無し。確定カウンターを重要視していますね。
。
上記評決と合わせて、ここからもControl調の仕上がりが見えます。
土地はその分23枚を採ってあり、UUのカードも8枚と多めで在るため2枚目の《島》を採っています。評決のWWを考慮すると4枚目の《Tundra》でも良い様な気がしなくもないですが・・・。まぁ使う場面は限られていますからね。
サイドは判り易く纏っています。
《翻弄する魔道士》はここ最近4枚が増えてきました。Blade戦略を取る上での有用性が認められてきたのでしょう。
《盲信的迫害》は本来は対部族用であり、更にミラーマッチでも効果を発揮するため効果を期待できるカードですね。
最も流動性の高いLegacyのデッキですが、その構築の幅を寄せた結果が巧く勝利に繋がったように思えますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61227
3位、Ian Anderson氏のAffinityです。
メインはほぼ茶単です。
Wが入っているのに《石鍛冶の神秘家》を入れず、Uが入っているのに《物読み》を入れない。
辛うじて入っているアド手段は1枚入っている《アカデミーの廃墟》を除いては、フィニッシャー兼用の《ボーラスの工作員、テゼレット》のみ。
アドバンテージに目もくれず、ひたすら殴る速攻仕様ですね。
サイドも非常に綺麗に割り切られており、墓地対策の《安らかな眠り》4枚を除けば、対コンボに11(4+4+3)枚を使用しています。下手な対抗手段を用いず、やりたい事をよる感じですね。
まぁ、今のフェアデッキはアド重視であり、物量合戦しても勝ち目は無く、逆に速度が下がっているのを見越して速度に掛けているのなら、環境に合わせた自然なシフトとも言えますね。
ここ最近は僅かずつながらAffinityも数が増えてきている気がします。
対して一時期は多かったTezzereterが減ってきているようにも思えます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61235
6位、Michael Lewis氏のOmni-Tellです。
久しぶりの登場のOmni-Tell。一時期の流行もかつての栄光か・・・。
が、見てみると中々特殊な構築です。
まず、カウンター枠に《狼狽の嵐》が3枚採られています。《否定の契約》がFoWの追加のカウンターとしては標準的ですがどの様な事を考えていたのでしょうか・・・。対Stormは考え辛い。リスクは伴わない為制限はうすのは確かに嵐ですが・・・。
また、ドロースペルが実質的な物まで含めると計14枚採られており
《渦巻く知識》4枚、《思案》4枚。《定業》3枚に加え、《ギタクシア派の調査》2枚に《親身の教示者》1枚です。
《衝動》や《直観》では無いところを見ると、取り回しの簡単さと回転率の向上を目指したようです。
何と無く、最速でコンボを決めるよりも、多少時間をかけても確実にコンボを達成する事を念頭に組まれているようにも見えますね。
サイドの《猿術》は珍しいですねw
《サファイアの魔除け》の枠でしょうか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61220
8位、Jacob Wilson氏のPatriotです。
RUG Delverの印象が強いJacob氏ですが今回はPatriotです。
が、そこはJacob氏、人気のOwen型では無く随分と調整を利かせているようです。
具体的には
《呪文貫き》1枚 →《翻弄する魔道士》1枚
《剣を鍬に》2枚 《ギタクシア派の調査》2枚
へと変更されています。
Owen氏のリストはその鋭角的な構築がやり玉に上がりがちなのでここに手を加えられるのも比較的理解できます。
打点の層の薄さを補いつつ対コンボ要素を下げないようにかメッダーがサイドから一枚メインへと挙げられているのがよりデッキを丸くしようとしている様に見えますね。
1マナ除去2種8枚を捨て、ギタ調を採っているところなんかは諸にRUG Delverの構築思想が見えますねw
とはいっても一応StPは2枚残っているのでPatriotとRUGの中間的な形に落ち着いています。
実は抜かれた物はサイドに置いてあり、結果的に見ればメインとサイドのカードコンバートしたような形です。
本来尖ったカードの置き場であるサイドのカードを入れる事で丸くなるメインと言うのも面白いですねw
上でも書きましたが、RUGとPatriotをメインサイドでスイッチ出来るような形になっています。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61230
9位、Jonathan White氏のDoomsdayです。
SCGでは初めて見る気がしますね・・・。
正直、ANTの《むかつき》《炎の中の過去》を《最後の審判》に置き換えた形にしか見えない。土地は遥かに多いのですが。
軽さとカード一枚が発揮できる安定性と言う部分ではANTを上回っていると言えなくもないのか?
只扱いは遥かに難しそう・・・。
正直使われた事もっ使ったことも無いため良く判りません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61239
10位、Riky Sidher氏のRUG Delverです。
ここ最近、勝ち切れていない印象の強いRUG。
TNNの登場以降、そのデッキが如何に変わるか?を注目していたのですが、特段の変化は今のところ見られません。
サイドも《紅蓮破》や《古の遺恨》の増加を予想していましたが思った程でもありません。
が、このRicky氏の様に自分でTNNを場合によっては使える様にサイドに入れておくという形は増えたように思えますね。
結局のところ、先置きした方が勝ちなTNNレースは、その着地を引き延ばせるだけ引きのばしてその間に減らせるだけ相手のライフを減らす。その上でTNNで詰める、と言う使い方/戦略が採られているようです。
《もみ消し》が4枚より減らすリストが減ってきているのはその印象を私に強めます。
また、このRicky氏は《火+氷》を用いて追加でManadenail戦略を強化していますね。
対Elvesにも役に立ちます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61229
17位、Khang Ngo氏のUW MiracletRです。
コンボ仕様の無い純正Miracleです。
《終末》は1枚サイドに落され《至高の評決》をメインに持ってきています。より堅実なカードを1枚欲しかったという事でしょう。《瞬唱の魔道士》も採られていませんしStPも3枚です。細かな対応をする気はありま無いという事なのかもしれません。
3枚目の《天使への願い》が取られているのは珍しいですね。
勝ち筋がコンボ型よりは薄くなるのは事実ですが・・・それだけ結果的な勝ち確定ターンを早めたいのかもしれません。
ScMはいませんが、代わりに《ヴェンディリオン三人衆》が3枚採られています。
少々疑問でしたが、SfMが増えている環境に備えているのかもしれませんね。
こんな所でしょうか?
しかし振り返ってみてもUのフェアデッキは強いですね・・・。
対してSnTの静けさよ・・・。
今までなら盛大な巻き返しが在るのですが果たして?
採用カードを見ても、メインの《拘留の宝球》、サイドの《忘却の輪》等は減っており、一時期あれだけ使われた《白鳥の歌》もいません。それだけ必要の無いメタになったという事でしょうね。
さて、残すところSCGも来週のLasvegasだけとなりました。
Invititonalも併催されるので年内最後の大会の結果は楽しみですね。
という事で今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方に感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が、何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
厳島神社に悪戯するバカは海の底の都にでも沈むと宜しい。
冷風も吹きすさぶ季節ですね。
しかしまだまだ、冬はこれから。
冬の味覚を楽しみに生き抜く時期が来ます。
結局、謀オークションに彼の方らしき人物は登場しませんでしたね。
まぁ、あの方は既にSummerの《セラの天使》を所持されているようなので、それもむべなるかな。
しかも、そのSummer版は、何と「PSA10」だそうです。
コラムによるとPSA10のSummerセラ天は今のところ世界に一枚しかないんだとか・・・。
いったい、御幾ら万円するのでしょうね??
しかし、PSA10とかどうやって手に入るんですかね?
慎重にパックを開けても、当たり前の様に初期傷だらけだというのに・・・。
さて、先週はお休みだったSCG Openシリーズは今週はOakland開催されました。
Legacy Openも勿論併催されたので早速結果を見てきましょう。
結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/071213_oakland.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2013-12-08&end_date=2013-12-08&event_ID=20
今週の優勝はCharles Gordon氏のEsper SfMです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
Esper SfM
Elves
Affinity
Death&Tax
Patriot
Omni-Tell
Esper SfM
Patriot
--------------
Doomsday
RUG Delver
RUG Delver
Manaless Dredge
Death Blade
RUG Delver
Death&Tax
The SPY
です。
まぁ、いつも通りのLegacyですね。
Uのテンポ系が絶好調です。
上位2名が2位で表示されているのでIDか何かですかね?
それは置いておくとしても、Esper系3名、RUGが3名、Patriotは2名とTop16名中8名がUのフェアデッキです。
また、これに加え、D&Tなどもいて、非常にメタられているのかSneakShowはいません。
代わりに同系として生物要素をオミットしたOmni-Tellがいるのは印象的です。
Uのフェアデッキが多いせいかComboは息がし辛いようです。
が、それとは別にメタ外のコンボは中々に盛況です。
軸さえずらせればCombo系は十分通用するという事でしょう。
Uのフェアデッキは非常に好調です。
《真の名の宿敵/TNN》の登場で、影響を受けにくいComboが多少盛り返すのでは?と言う感想も当たらず、今のところテンポ系が強くなった上で数が増えた・・・と言う状況の様です。
が、またしてもその勢力図では明暗を分けています。
RUG Delverは全てTop8圏外で、DeathBladeを除いたEsperとPatriotは全てTop8圏内です。
もともとカードパワーに差のあるデッキでしたが、ここの所その線引きが明確になってしまったような気がします。
ここからは、気になったデッキを個別で見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61221
まずは1位、Charles Gordon氏のEsper SfMです。
TNNの登場以降、好調をKeepしているEsperです。
が、いくつか種類が分かれるのは今も変わらず。Charles氏は随分とControl仕様の様です。
ハンデスを1枚減量し3枚に。代わりにボードコントロールとして《至高の評決》を採っています。それもメインに2枚目を採りサイドには3枚目を取るという徹底ぶり。対Uのフェアデッキを意識しつつ、面展開をする生物Comboにも間に合えば有効牌となる為非常にメタに合致しています。
ボードコントロールの枠には《拘留の宝球》が取られる事も多いのですが、最近は減ってきていますね。これもメタの変遷か・・・。
また、カウンターも4枚目の《Force of Will》(Bluecountは21枚と少々心許無いです)に加え《対抗呪文》を2枚採っています。
カンスぺは採られていても1枚が多いのですが、代わりとして《呪文貫き》は無し。確定カウンターを重要視していますね。
。
上記評決と合わせて、ここからもControl調の仕上がりが見えます。
土地はその分23枚を採ってあり、UUのカードも8枚と多めで在るため2枚目の《島》を採っています。評決のWWを考慮すると4枚目の《Tundra》でも良い様な気がしなくもないですが・・・。まぁ使う場面は限られていますからね。
サイドは判り易く纏っています。
《翻弄する魔道士》はここ最近4枚が増えてきました。Blade戦略を取る上での有用性が認められてきたのでしょう。
《盲信的迫害》は本来は対部族用であり、更にミラーマッチでも効果を発揮するため効果を期待できるカードですね。
最も流動性の高いLegacyのデッキですが、その構築の幅を寄せた結果が巧く勝利に繋がったように思えますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61227
3位、Ian Anderson氏のAffinityです。
メインはほぼ茶単です。
Wが入っているのに《石鍛冶の神秘家》を入れず、Uが入っているのに《物読み》を入れない。
辛うじて入っているアド手段は1枚入っている《アカデミーの廃墟》を除いては、フィニッシャー兼用の《ボーラスの工作員、テゼレット》のみ。
アドバンテージに目もくれず、ひたすら殴る速攻仕様ですね。
サイドも非常に綺麗に割り切られており、墓地対策の《安らかな眠り》4枚を除けば、対コンボに11(4+4+3)枚を使用しています。下手な対抗手段を用いず、やりたい事をよる感じですね。
まぁ、今のフェアデッキはアド重視であり、物量合戦しても勝ち目は無く、逆に速度が下がっているのを見越して速度に掛けているのなら、環境に合わせた自然なシフトとも言えますね。
ここ最近は僅かずつながらAffinityも数が増えてきている気がします。
対して一時期は多かったTezzereterが減ってきているようにも思えます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61235
6位、Michael Lewis氏のOmni-Tellです。
久しぶりの登場のOmni-Tell。一時期の流行もかつての栄光か・・・。
が、見てみると中々特殊な構築です。
まず、カウンター枠に《狼狽の嵐》が3枚採られています。《否定の契約》がFoWの追加のカウンターとしては標準的ですがどの様な事を考えていたのでしょうか・・・。対Stormは考え辛い。リスクは伴わない為制限はうすのは確かに嵐ですが・・・。
また、ドロースペルが実質的な物まで含めると計14枚採られており
《渦巻く知識》4枚、《思案》4枚。《定業》3枚に加え、《ギタクシア派の調査》2枚に《親身の教示者》1枚です。
《衝動》や《直観》では無いところを見ると、取り回しの簡単さと回転率の向上を目指したようです。
何と無く、最速でコンボを決めるよりも、多少時間をかけても確実にコンボを達成する事を念頭に組まれているようにも見えますね。
サイドの《猿術》は珍しいですねw
《サファイアの魔除け》の枠でしょうか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61220
8位、Jacob Wilson氏のPatriotです。
RUG Delverの印象が強いJacob氏ですが今回はPatriotです。
が、そこはJacob氏、人気のOwen型では無く随分と調整を利かせているようです。
具体的には
《呪文貫き》1枚 →《翻弄する魔道士》1枚
《剣を鍬に》2枚 《ギタクシア派の調査》2枚
へと変更されています。
Owen氏のリストはその鋭角的な構築がやり玉に上がりがちなのでここに手を加えられるのも比較的理解できます。
打点の層の薄さを補いつつ対コンボ要素を下げないようにかメッダーがサイドから一枚メインへと挙げられているのがよりデッキを丸くしようとしている様に見えますね。
1マナ除去2種8枚を捨て、ギタ調を採っているところなんかは諸にRUG Delverの構築思想が見えますねw
とはいっても一応StPは2枚残っているのでPatriotとRUGの中間的な形に落ち着いています。
実は抜かれた物はサイドに置いてあり、結果的に見ればメインとサイドのカードコンバートしたような形です。
本来尖ったカードの置き場であるサイドのカードを入れる事で丸くなるメインと言うのも面白いですねw
上でも書きましたが、RUGとPatriotをメインサイドでスイッチ出来るような形になっています。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61230
9位、Jonathan White氏のDoomsdayです。
SCGでは初めて見る気がしますね・・・。
正直、ANTの《むかつき》《炎の中の過去》を《最後の審判》に置き換えた形にしか見えない。土地は遥かに多いのですが。
軽さとカード一枚が発揮できる安定性と言う部分ではANTを上回っていると言えなくもないのか?
只扱いは遥かに難しそう・・・。
正直使われた事もっ使ったことも無いため良く判りません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61239
10位、Riky Sidher氏のRUG Delverです。
ここ最近、勝ち切れていない印象の強いRUG。
TNNの登場以降、そのデッキが如何に変わるか?を注目していたのですが、特段の変化は今のところ見られません。
サイドも《紅蓮破》や《古の遺恨》の増加を予想していましたが思った程でもありません。
が、このRicky氏の様に自分でTNNを場合によっては使える様にサイドに入れておくという形は増えたように思えますね。
結局のところ、先置きした方が勝ちなTNNレースは、その着地を引き延ばせるだけ引きのばしてその間に減らせるだけ相手のライフを減らす。その上でTNNで詰める、と言う使い方/戦略が採られているようです。
《もみ消し》が4枚より減らすリストが減ってきているのはその印象を私に強めます。
また、このRicky氏は《火+氷》を用いて追加でManadenail戦略を強化していますね。
対Elvesにも役に立ちます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=61229
17位、Khang Ngo氏のUW MiracletRです。
コンボ仕様の無い純正Miracleです。
《終末》は1枚サイドに落され《至高の評決》をメインに持ってきています。より堅実なカードを1枚欲しかったという事でしょう。《瞬唱の魔道士》も採られていませんしStPも3枚です。細かな対応をする気はありま無いという事なのかもしれません。
3枚目の《天使への願い》が取られているのは珍しいですね。
勝ち筋がコンボ型よりは薄くなるのは事実ですが・・・それだけ結果的な勝ち確定ターンを早めたいのかもしれません。
ScMはいませんが、代わりに《ヴェンディリオン三人衆》が3枚採られています。
少々疑問でしたが、SfMが増えている環境に備えているのかもしれませんね。
こんな所でしょうか?
しかし振り返ってみてもUのフェアデッキは強いですね・・・。
対してSnTの静けさよ・・・。
今までなら盛大な巻き返しが在るのですが果たして?
採用カードを見ても、メインの《拘留の宝球》、サイドの《忘却の輪》等は減っており、一時期あれだけ使われた《白鳥の歌》もいません。それだけ必要の無いメタになったという事でしょうね。
さて、残すところSCGも来週のLasvegasだけとなりました。
Invititonalも併催されるので年内最後の大会の結果は楽しみですね。
という事で今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方に感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が、何処かでお役に立てば幸いです。
P.S.
厳島神社に悪戯するバカは海の底の都にでも沈むと宜しい。