皆さん、こんばんは。しもべです。


　寒すぎて寒すぎて・・・・。
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　今日から始まったBNGのプレビューが気になります。
良いカードは出ますかね～。
　因みに、各神はハイブリッドは2重カウントは出来ないようですね。残念。
また、各一個の常在能力を持つとかリーク情報に書いてありましたが、まさかの「破壊不能」のこと？
それわざわざ書く様な事ですかね？THSの神から1個分能力減ってるじゃないですか！！


　さて、今日は恒例のSCG OpenがOrlandoにて行われました。
Open Legacyも併催されているので結果を見ていこうと思います。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/110114_orlando.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=01/12/2014&end_date=01/12/2014&event_ID=20

　今回の優勝はBUG DelverのLaurence Moo Young氏です。

以下Top16(1位→9位→16位)
BUG Delver
Reanimator
Omni-Tell
ANT
Patriot
Jund
UR Delver
Elves
------------------
UR Delver
TES
Patriot
Burn
Belcher
D&T
D&T
Pariot


　です。
前回から矢張り随分と顔ぶれが変わってきました。
Tier1はPatriotが維持し続けているのは同じですがね。
コンボ勢がかなり息を吹き返しました。またにも拘らずSnT系は主流のSneakShowでは無くOmniTell一名のみと言う結果です。やはりメタられていますね。
前回あれだけ非U系デッキが増えたためコンボが上位を占める結果と言うのは順当なのですが、SneakShowをこれだけ続けてみないというのも不思議ですね。

　あれだけいたB系のデッキは今回はJund一名のみ。
後はD&Tが2名のみと非U系のフェアデッキは再びの苦境ですね。

　ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62544
1位、Laurence Moo Young氏のBUG Delverです。

　TNN参戦期に数を増やしていたBUGカラーのDelverですがここ最近はかなり数を減らしていましたね。
今回も入賞はこのデッキのみです。
打消しとハンデスの両方が使える利点が活きづらい環境なのかもしれませんね。

　リストは《ヴェールのリリアナ》が75枚中3枚も用いられているのが特徴。
アドの手段なら他にも《森の知恵》等があり、除去にしても《四肢切断》の方がDelverデッキとしては一般的です。
特に布告はフェアデッキには、除去の総枚数の少ないこのデッキでは活かしづらいのですが・・・。
ハンデスと除去の丸みを取ったという事でしょうか？
実際のあたりを見ればTop8からUR Delver→ANT→Reanimatorなので大当たりの采配だったのでしょうが。

　フィニッシャーはやはり《墓忍び》。
《精神を刻む者、ジェイス》が減り、同時に《水没》も支配力が低下している現状ではかなり復権してきたようにも見えます。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62547
3位、Tyler Wilkerson氏のOmni-Tellです。

　SneakShowが不調の性かとみに目にする《全知》型です。
少々疑問なのはあれだけ前回黒系のデッキとU系Tempoが多かったにもかかわらず、打消しも最小限で《誤った指図》も入っていません。相手の妨害に対しほぼ無抵抗と言ういさぎいい形です・・・。

　面白いのは《急かし》の存在。
《実物提示教育》や《無限への突入》をInsでキャストする事で相手の意表を突けますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62548
6位、Chris Janus氏のJundです。

　最近は《罰する火》型が主流ですが、珍しい《稲妻》と《罰する火》のハイブリッドタイプです。
故に火力がメインに計5枚と多めになっています。
《罰する火》は確かに強力ですが、やや遅くテンポも悪い。
1ターン目から除去したい相手が多いような場合には《稲妻》もまだまだ現役ですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62543
9位、Andrew Schneider氏のUR Delverです。

　今週のDeckTechでもあります（Deck Tech: U/R Delver with Andrew Schneider：http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_ur_delver_with_andre.html）

　実は2012年にSCGにUR Delverについて寄稿しており中身が把握でき、それと比べると変化も非常に理解しやすくなっています。
動画でも触れていましたが、《タルモゴイフ》や《聖遺の騎士》の数は明らかに減少しています。
サイドに《水没》を取っていないのは不思議なチョイスではありますが、環境的に影響力が低下している今なら頷けますね。
代わりにより攻撃的な《溶岩の撃ち込み》である点もU系のフェアデッキは初動が遅くなっているので優れた威力を発揮するはずです。

　以前の文では《粉々》は2マナでは重すぎるので《溶解》を、《硫黄の渦》はBlade戦略に対してゲインを防ぐ意味も含めて2枚からの増量を～と言う意図で書かれていたはずですが、ここら辺についてはどの様な事を考えてそのままだったのでしょうね？



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62559
11位、Vicente Varela氏のPatriotです。

　表記上はUR Delverになっていますがリストはどう考えてもPatriotです。
特徴的なのは一般的なOwen型から
《呪文貫き》1枚 → 《二股の炎》1枚
になっている点。
つまり5枚目の火力/9枚目の除去を取っているという点です。
　先週は大人しかったとはいえ苦手なD&TやElvesの様な面展開をするフェアデッキ用といった所でしょうか？
同系にも1マナで2点火力は有用でしょうしね。きっちりサイドに《渋面の溶岩使い》を2枚採っているのも意識の表れ。
しかし、除去のだぶつきからStPを減らすなども出来た筈ですがピアスを抜いてより除去に寄せているというのが印象的です。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62545
19位、Ryan Steiner氏のJund Depthsです。

　先回鮮烈(?)なデビューを飾ったJund Depthsですが、今回はかなり形が変わっていますね。
まずデッキの要たる《納墓》が僅か2枚まで縮小されています。
故に墓地を使った銀弾がオミットされています。
結果的に土地の数もかなり減縮されていて他の枠に回されていますね。
　次に《信仰なき物あさり》は零枚です。
が故に墓地を第2のハンドとしてリソースを得ていくという手段がここまででかなりパージされている事が判ります。

　代わりに生物が《冥界のスピリット》1枚と言うフィニッシャーからより直接的な《墓忍び》2枚に変更され、更に《吸血鬼の呪詛術士》3枚＋《生ける願い》3枚からよりDDコンボへのアクセス力を高めている事が判ります。

　除去に関しても《小悪疫》を1枚減らし《罰する火》を1枚増量、《突然の衰微》2枚を投入するなどより明確な除去を入れています。


　Kennen Haas氏のJund DepthsはJundカラーのPoxデッキと言う印象でしたが、このRyan氏のそれはJundコントロール＋DDコンボと言う印象でPox要素はカードも含め戦略上からかなり薄れているのが判りますね。
まぁデッキ名としてはより相応しい形になったと言えますが、もはや別のデッキに見えます。



　こんなところです。
今週は余りに気になるデッキが無かったので少な目です。
まぁ、メタの変遷は非U系が増えたからコンボが今回増えた～という絵に描いたような判り易い物になりました。
次回がメタ的にはより重要な結果になりそうです。

　しかし上でも書きましたが、ここ最近、明確にタルモとJtMsの減少を感じます。
良い傾向なのかしら？
まぁ、ここら辺はメタ要素で幾らでも増減する織得る筈も無いカードなので一過性かもしれませんが。


　さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。



　P.S.
　過去の大会の記録/デッキを参照していた「TC Decks」と言うサイトが閉鎖(?)してしまったため、デッキを調べるのに非常に不便になってしまいました(´；ω；｀)
何処か良い所ないかしら・・・。