皆さん、こんばんは。
しもべです。

 今回はここ最近の日常の話です。


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 この世の中は本当に多様な価値観で溢れているという現実をアルバイトをしてから知りました。
自分の価値観は自分の物でしかなく、常識なんてものは実際には存在しないんだという事を思い知らされました。
(「常識」に定型や普遍的形態なんて無いという意味です。)

 以前にも、バイト中の事について少し書きました。
同意して頂ける方もいれば、それはお前がおかしい!という方もおられたと思います。
その事についてはとやかくは無いんです。
そこに良い悪いは無く(明らかに犯罪性のあるものは除く)、ただ、それが多様性なのだろうと思いました。

 しかし、どう頭を絞っても理解できないというか賛同出来ないことはありますよね?

 先日、家に1切り(1コール)電話がかかってきました。
別にイタズラ電話ぐらいよくあるので特に気にも留めなかったのですが、1分後にまたかかってきました。
その1分後にも、更にその1分後にも・・・。
 最初は私もムキになって取っていたのですが、そのうち馬鹿らしくなって放置しました。
すると数分間のコールを最後にその後は静かになりました・・・。

 本人は一体どのような意図を持っていたのでしょうかね?
俗に言う「構ってチャン」だったのでしょうか?
何れにしろ、私にはまるで理解の範疇外であり、不快に思うよりも不思議で仕方なかった出来事でした。

 世の中には理解できない人が、こんなにも身近に溢れているものなのですね・・・。



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 もう少し(夏ぐらい?)で、MTGに復帰できるかもしれません。
昨年のGP名古屋を最後に再びMTGの紙媒体から離れている現状ですが、復帰が待ち遠しいです(^^)


 最近は名古屋のLegacyも大分賑わってきました。
平日の夜にMTGを名古屋で出来る(現状は木曜だけですが、ホビステ名駅店が5月から火曜日に主催を検討しているそうです)なんて、[testing]さん主催のC.B.Lが唯一の大会だった頃からは信じられない発展ぶりです。

 そのC.B.Lも先日4月末の大会では60名オーバーの規模になったそうで、素直に嬉しいです。10~20人強で開かれていたあの頃が懐かしい。
 ただ、運営店舗にはそんなに人を収容できないんですよね・・・。これも嬉しい悲鳴でしょうか?



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 最近、週刊ジャンプの「クロス・マネジ」なる漫画を読み始めました。
主に女子ラクロスをする漫画なのですが、表題「スポーツ×青春×恋」通り色々展開しています。
ごちゃごちゃしてて何が書きたいのかよく判らないのですが、要はそのごちゃごちゃしたのを書きたいのかもしれませんね。
 人によってはこの混ざり具合が良い、と評価もしますし、また別の人によっては全てが中途半端で薄いとも。私は前者でしたね。


 特徴として、キャラクターの心情を表情で表現する事が多く、ここら辺に重きを置いている点が個人的にはヒットしました。
心情背景の扱いですね。
今のジャンプの他の多くのマンガみたいに全てを文章/台詞で表現するのも悪くは無いのですが、そればかりでは飽きますからね。実際の現実では、ちょっとした相手の表情やしぐさに気を使うものですから、より共感できるというか、そういう部分があります。

 ただ、その心情を敢えて表現しない方法も、(比較的リアル志向な)イラストのタッチも、そしてスポーツ、加えて題材「ラクロス」も、絶望的なほど今のジャンプに合っていない・・・。特に題材スポーツがマイナーすぎて真剣なゲームであればあるほど何してるのかよく判らない・・・。バレーやバスケットでさえ一般人にはルールが浸透していないのに、こんなマイナースポーツではいはんやおや・・・。
 主なジャンプ購買層の中学生や高校生の読者の内、これを面白いと捉える(又は、面白い/詰まらないとわざわざ評価を与える能動性のある)割合が今は如何程に上るのだろうか・・・。
面白いんですが、ジャンプでいつまで連載できるのか・・・。人気アンケートが全てのジャンプでは厳しですね・・・。


 因みに、主人公が故障してスポーツを引退したという部分にも勝手に共感を覚えたり・・・。
私自身も小学校の頃からやっていたバスケットを大学2年の終わりの怪我で続行不可能になり、絶望したのを覚えています。
 この主人公とは異なり才能も空っきしのヘボプレイヤーでしたが、それでも10年以上、青春をつぎ込んできた物を失ったあの瞬間・・・。そこから再び歩き始めるまでの苦悩は今でも覚えており、また実際にはあれほどの人生の中心には未だに出会えていない現状です。
ですからこの主人公に感情移入してしまうんでしょうね・・・。
まぁ、何かを失う事は世の必然かもしれませんが。



 とりあえず、明日2巻発売なので買う予定です。


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[高裁に「バカ」…幼児虐待死の両親、求刑より重い判決に“不満たらたら”]
産経新聞 4月28日(日)18時30分配信

 自らに宣告された厳罰を受け入れるつもりはないのだろうか。大阪府寝屋川市で平成22年、三女の瑠奈(るな)ちゃん=当時(1)=に暴行を加え死亡させたとして、両親が傷害致死罪に問われた虐待事件。大阪高裁が4月、両親に懲役15年(求刑懲役10年)を言い渡した1審大阪地裁判決を支持し、両親の控訴を棄却した際、父親は法廷で「ばか」とつぶやき、判決への不満をあらわにした。高裁が踏襲した1審は裁判員裁判で審理されたが、両親の虐待の残虐さに加え、「児童虐待が大きな問題とされている社会情勢も考慮すべき」と指摘。求刑の1・5倍という異例の量刑を選択していた。虐待事件が後を絶たない中、裁判員は「殺人罪より重い」と受け止めたのだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130428-00000537-san-soci

 こういう事実を見ると、司法の限界が見えますね。
まぁ、記事の内容は、5割引きぐらいで見ておくのが良いのでしょうが。

 人が与える罰と本人が背負う罪の違いについて意識せざるを得ません・・・。
謀光市母子殺害事件でも、被告の元少年が友人に出した手紙で「数年ムショで臭い飯を食えばいいだけ」的な文面があったそうですし、幾ら司法の手によって犯した罪に対しての「罰」を与えても、それを本人がまるで受け止めない。受け止める能が無い。
そういう世界である事を思うと本当に空しくなりますね。

 まぁ、裁判とは裁く場ではあっても罰する場では無いので、一概に罰が不当とも言えないのですが・・・。
それでも空しくなりますね、失われた者の事を思うと。


 本来は時事で扱うネタなのかもしれませんが、少し趣が違うと思ったのでここにて扱わせて頂きました。



 さて、こんな日常です。



スタン・レガシー) DGMのカードに対する感想 ゴルガリ編
スタン・レガシー) DGMのカードに対する感想 ゴルガリ編
スタン・レガシー) DGMのカードに対する感想 ゴルガリ編

 皆さん、こんばんは。しもべです。


 「マジック:ザ・ギャザリング日本語版の翻訳に関するお知らせとお詫び」なる謝罪文が公式に載る事となりました。

一部抜粋ですが

 弊社はマジック:ザ・ギャザリングの製品が正しく翻訳されることの重要性を再認識し、日本語版翻訳に関するスタッフ、監修体制、業務フロー等の具体的改善に着手しております。
 十一の言語で展開されているマジック製品のすべてが、全世界のお客様にとってご満足いただけるものとなるよう、努めて参ります。
                           」
との事です。

 今までは謝罪文を出しても全く改善が見られなかったのですが、さすがに今回はあまりに酷いので、誠意をもって対応していただける事を切に願います。



 さて、DGMが発売され、今回でこの感想も最後・・・にしたかったのですが、《縞痕のヴァロルズ》については長くなりそうなので、別途にします。
という事で今回はゴルガリ編です。


----[ゴルガリ]--------------------------------------------------

《縞痕のヴァロルズ》
 :別途



《汚濁まみれ/Drown in Filth》
 ;「自分のTop4枚を削って、その後墓地の土地の枚数分対象の生物に-X/-X修正」をする除去です。
今までには無い珍しい除去ですね。
《根囲い》や《忌々しい回収》等同様「本来の効果+墓地を肥やす」という機能的な除去ですね。
除去其の物の質で見ればハッキリ言ってかなり低い。精々3~4点修正がやっとでしょうね・・・。

 ただ、墓地がリソースである事が既に既定路線であるMTGではその有用性は十分な付加価値として見るかとが出来ると思います。あまり墓地に土地が並ばないStdではさすがに厳しいものが在ると思いますが・・・。
エターナルでは十分な修正値と共にリソースの提供も可能であるため、ある種キャントリップ付の除去の様に機能させることも可能ですね。そう考えれば十分強いと思います。

 エターナルでは《タルモゴイフ》《聖遺の騎士》《瞬唱の魔道士》《死儀礼のシャーマン》《渋面の溶岩使い》など相性の良い生物には枚挙に暇が有りませんね。この関係で特に大きい美点が、1枚で5枚のカードを墓地に搬入できるため《墓忍び》も高確率で次ターンのキャスト出来る点だと思います。バウンスで墓忍びwとか言われる事も無い。
《土を食うもの》も良いと思います。KotRよりも遥かに良い。それはサイズがKotRよりも大きい事もありますが、「トランプル」を有している事で、より強化した分を反映させる事が出来、半端なマイナス修正で(たとえ除去出来なくとも)も問題なく突き抜けて行けるからです。
 また、《師範の占い独楽》や《森の知恵》のTop掃除の役割にも使えますね。Topを除くことで除去の最大範囲の予想を立てれる点も相性が良い。

 《死儀礼のシャーマン》《漁る軟泥》等墓地を食う生物が跋扈している現状、それらを除去しながら同時に墓地を肥やす事が出来るというのは、その系統にとって貴重な効果であると思います。

 ただ、「相手のTopも掃けたら良かったのに~」とか「+X/-X修正がいい!!」とか、「そもそも何でSoc?普通Insでしょ?ねぇ何故??」とかまぁ不満点もありますが、Commonの性能としては十分に強いと思います。
 まぁ、2マナのBGの除去には《突然の衰微》と言うライバルがいる以上、そもそも枠があるのかは怪しい所ですが・・・。コスト対象制限のある衰微よりも恐らく小さな生物しか除去出来ませんしね。ですがまぁ、衰微には無い効用も有るのは事実ですから、デッキ内でどれだけシナジーを組めるかですよね。

 BGx系ならば使用の価値は見いだせると思います。
普通にEvaGreenでも良いですが、スレショ系のBUGでも選択肢としてはアリだと思います。タルモ・忍びに加え《敏捷なマングース》もその恩恵にあやかれますし。もちろんScMもですね。
個人的には、エターナルの既存のBG系デッキでDGM唯一の収穫だと思っています。

 最大の問題は修正地の予測が立てにくい事ですね、当たり前ですが。2ターン目に、それまでに相手の展開した生物でどうしても除去しておきたい(例えばDrSやSfM等のシステム生物)に対してキャストしてもし修正地が足りない場合は悲惨すぎます。2ターン連続でフェッチを切れる事も多くは無いため、最序盤にタフネス2に対して除去を敢行するのは結構な勇気がいります。
(まぁ、そんな最序盤に3枚目の土地をあと4ターンは最低引けない状況もそれはそれで不味いのですがね、デッキ的に。)

 日本人が嫌う仕事の3Kを体現しているようなイラストとFTですね。



《花崗岩の凝視/Gaze of Granite》
 ;「X以下のマナコストの土地以外のパーマネントを破壊する」というみんなが待ってた(?)疑似DeedのSocスペルです。
因みに、《破滅的な行為》や《仕組まれた爆薬》はもちろんのこと、Deedの原形たる《ネビニラルの円盤》《火薬樽》をスペル化した《罪+罰》の《罰》との対比も重要です。
まぁ、基本的にはDeedとの比較をエターナル視点でしていきます。

 基本的にDeedがPW以外の置物(普通は土地も無理ですが)であったのに対し、こちらは土地以外の置物です。
Deed最大の弱点であったPWを葬れる事、これが何を置いても重要な点ですね。
 またSocであるという事も一つの利点です。
まず、《すべてを護るもの、母聖樹》を用いる事が出来るようになり、対Uでの打消しに対抗する手段を得ました。
《急かし》や《圧服》での補助も可能です。
また、Socであるため《燃え立つ願い》でサイドからサーチする事が可能です。
今まではDeedの場合、対象が限定されがちな《きらめくの願い》か5マナと非常に重い《黄金の願い》を用いる必要がありましたが、汎用性の高い《燃え立つ願い》でのサーチが可能になった点は大きいです。

 非常に重いものの《瞬唱の魔道士》《埋め合わせ》でのFBも勿論可能です。
そして、《タルモゴイフ》のサイズコントロールに影響を与えます。
積極的にDeedを使用するようなコントロールデッキの場合、終盤の自陣のタルモが縮小するよりも、巻き返しまでの相手のタルモが縮小する方がメリットは大きい為、これも一つのメリットとして捉える事も可能でしょう。

 起動能力ではなくなったため《瞬髄の針》や《ファイレクシアの破棄者》を置かれて(´・ω・`)となる事も無いですね。
クロックパーミッションに対してもRUG DelverやMerfolkが《もみ消し》を抱えていないかビクビクする必要性が無くなります。
3+Xマナと言う特殊なマナである以上《相殺》に引っかかりにくくなったとも言えます。


 対して、デメリットですが、まず何と言っても尋常じゃなく重い・・・orz
3+XマナなんてLegacyのデッキではまず通常運用が出来ません。
Deedは設置と起動で別々に使用する事が出来ましたが、こちらはどうしても一度で済ませる必要があるのが痛いです。
つまりマナの運用にかなり融通の利くBigMana系統のデッキでなければ運用は難しいという事です。
PWを破壊できる利点も、主に破壊したいのは4マナから(3マナ以下は《突然の衰微》で安定して破壊できるため)。
が、それを成そうとした場合、必要なマナは最低7マナです。Legacyのデッキが通常運用できるマナではないです。
このカード最大の利点も、活かす事は難しいわけですね。
(正直7マナも掛けるのなら色は異なりますが、《壊滅的大潮》や《次元の浄化》の方が軽い広域リセットスペルとして機能するカードは他にありますし・・・。)
 一度の支払いを済ませる必要がある/Xマナである以上、《ガドック・ティーグ》にも引っかかりますしね。
4マナ域のPWに対処できる点も《死儀礼のシャーマン》で4色目を調達しやすくなったBGxとしては《仕組まれた爆薬》でもいいよね?と言えてしまう・・・。

 また、設置+起動の分割払いが出来ない以上に、単純に「設置」と言う行為自体が出来ない事が悩ましいと思います。
設置する事で、相手のターン中で起爆するのも大きな利点です。
そして、設置をする事でDeedは大きな抑止力として機能しました。
序・中盤に設置する事で、リソースを失わせたくない相手の展開を大きく減速し、コントロールのペースに持っていくための時間稼ぎを熟す事が出来ました。またこの時間中にハンデスを敢行する事で、相手のリセット後のプランを大きく破壊するの付随戦略として確かな物が在りました。
 この「設置」こそがリセットとしてのDeedの優秀さを引き上げていたと個人的には思うので、これが使えいないという事は大きな減点対象ですよね・・・。

 まぁ、起動能力で無くなった点は一概には評価しづらいですね。
《もみ消し》には引っかからないものの、マナを多く必要とする分、純粋に《呪文貫き》《目くらまし》には弱くなりました。
サイドからも《狼狽の嵐》や《被覆》《ディミーアの魔除け》に引っかかりますし・・・。


 破壊範囲も一長一短です。
PWを破壊できるという点は当然、逆に自分への足枷にもなります。そもそもこの《花崗岩の凝視》にしろDeedにしろリセットボタンはControlでこそ使用されるスペルであり、そのコントロールという戦略に最もマッチしている置物はPWです。自らの武器を破壊してしまう自家撞着は、他に対処の術があるのなら諸刃の剣と称するにも値しない。
戦略上最も巧くDeedを使用できるのはDeedStillですが、とてもこのカードを使用することは出来なさそうです。

 「土地が破壊できない」点も同じく痛い。
主な対象はミシュラランドとアーティファクトランドですが、自身がこれを起動させるときには殆んどの場合ミシュランは生物化してないはず。当然「親和」のAtfを3マナで根絶する事も敵わない。
つまり簡潔に言ってこの点ではデメリットだけが目立つわけです。


 という訳で、メリット・デメリットの両方を見ていきましたが・・・どちらかと言うとデメリットの方が多いです。
いや、Deedがコントロールの戦略にマッチし過ぎているだけですが・・・。
純粋にメリットの方が大きいと言えそうなのはSoc故に使い回しがしやすいという1点のみでしょうかね?
うん、決して弱くは無いと思います。
ただ、やはりマナ域の関係で使用できるデッキが限られ過ぎますよね。
基本的に使用できそうなのはBigMana戦略の中でも特に膨大なマナを用意できるNicFitと(色調整が難しいですが)Post系のみでしょうか?
ただ、これも、Post系なら《全ては塵に》と言う選択肢もありますしね・・・。
 という訳で結論はNicFit用のリセットボタンになり得るぐらいですかね。
UBG型であるのなら《瞬唱の魔道士》で使いまわせます。
BGR型なら《燃え立つ願い》でサーチ可能。
これぐらいでしょうかね。


 Stdでは、以前の存在したBigMana型のデッキで使用できるかもしれませんね。
ただ、そうすると《原初のタイタン》が無いのは残念です。
DGMには《ワームの到来》が存在し、その他Tockenを生み出す優秀なカードもあります。また「居住」によりトークンがFeatureされているため、今後Tocken掃除と言う役割に置いては価値が期待できるかもしれませんね。
小型の一掃にも使えなくもないのですが、精々5マナ(X=2)が対戦相手まで考慮すれば現実的なのですが、それも今までの話。今の2マナには《炎樹族の使者》がいますからね・・・。圧倒的に展開力が高い。また小型の一掃なら色拘束の薄い《忌むべきもののかがり火》で十分なんですよね・・・。


・・・しかし、《強行軍》を多色化したらこんなに強くなるのか・・・。
時代の流れを感じます。



《腐敗農場の骸骨》
 :ここ最近は当たり前のように出る復活能力を有する生物です。
ただ、コイツで重要なのは墓地からの復活能力では無く、選択的に墓地を肥やす手段であるという事です。
デッキ構築によってはStdでさえ墓地は十分リソースに出来ます。それを能動的に且つ選択的/継続的に行えるのは小さくない利点であるはず。
また、普通に墓地復活する生物として捉えても相手にとってはパワー4の生物が延々と復活されては堪らないと思います。《怨恨》でトランプルを付与出来ればチャンプブロックもさして気になりません。

 嘗てのRAVの「発掘」宜しく継続的に墓地を肥やす手段ですが、使い勝手はかなり異なります。
アドを失う代わりにドロー1枚ごとに使用する機会があった発掘は瞬間的に墓地を肥やせましたが、コイツは速度では大分劣ります。代わりにドローに障害は尽きませんし、単体で機能しますね。

 StdではUG Dredgeで1チャン。エターナルでは発掘を活用するようなデッキでは遅すぎ、墓地復活をするデッキでは重すぎるためノーチャンスでしょうね・・・。

 「植物・ゾンビ」もよく判らない生物タイプでしたが、この「植物・スケルトン」もまた理解しがたい生物ですね・・・。一体どういう生物なのでしょうかね?



《肉体+流血》
 ;《肉体》はヴァロルズが持つ活用術を5マナ固定で使用出来るスペルですね。《ドラコ》だって5マナで+9/+9修正に使えちゃうんだぜ!!
・・・うん、《死の影》は1マナで+13/+13ですよね(´・ω・`)
 どちらかと言えば、重要なのは使用墓地の制限が無い方ですよね。
つまりReanimator対策に活用できるわけです。
Legacyでは勿論のこと間に合いませんがww、Stdでは話は別でしょう。相手の《静穏の天使》をリムーブできる点は評価できます。

 もう一方の《流血》。
どちらかと言えばこちらの方が評価が高いです。
《投げ飛ばし》や2段攻撃に例えられますが、どう考えても例えるなら《魂の火》でしょう。
Insとはいえ3マナを要したスペルを2マナで使用できる点は嬉しいですね。
直接的に火力を飛ばすので2段攻撃よりも確実性があり、《投げ飛ばし》と違って生物の生贄が必要ありません。
 もちろん、ダメージを与えるのは使用した生物自身なので「感染」や「絆魂」が使用できますし、「(非戦闘ダメージの)サボタージュ能力」も適用できます。非戦闘ダメージなので《梅沢の十手》や剣シリーズでは活用できませんが・・・。

 もちろん、「融合」スペルのそれである2つ同時に使用する事で効果を上昇させることは出来ます。
ただ、この点では7マナと、このカードの使用が想定されるデッキでは重い為、《縞痕のヴァロルズ》との併用の方が低マナで合計が済ませられそうです。


《死橋の詠唱》
 :4マナであれば・・・。
墓地を一気に10枚肥やせる点は優秀だと思います。
但し、それだけでは重すぎる。
リアニ/リグロースの能力も弱くはない物のランダムではあまりに使い勝手が悪い。残念ながら6マナを払う価値はありませんよね・・・。

 ただ、他の方のDNのエントリーに載っていましたが、回収するカードを選択出来れば毎ターン爆アドですよね。つまり目的の物以外の物を選択的に取り除ければいい訳ですね。
スペルならそれの使い回し、生物ならCiP使いまくりです。
毎ターン《濃霧》したり、毎ターン火力撃ちこんだり、除去使いまくったり・・・。《月の賢者タミヨウ》の奥義的な感じで機能します。
《静穏の天使》なり《スラーグ牙》なりを毎ターン釣るだけで圧勝できますね。生物の能力を毎ターン利用できる点を思えば《前駆のミミック》にも通ずるところがありますね。

 ただ、墓地を掃除する手段や、生物ならば能動的に墓地送りにする手段も必要ですし、何にせよ環境を整えてやっと機能するカードですよね。
普通に「活用」したりFbしたり出来ればなお良いですね。



《化膿》
 :僕らゴルガリの還ってきた化膿さん。
《梅沢の十手》があった頃に比べればAtfの脅威は薄れたものの、生物の質は段違いで挙がっているので今環境でも重要な事には変わらないですね。
 特に現環境では、他の除去が有り得ないぐらい貧弱なので、より重要性を増してきます。

 FTは、よりゴルガリらしいRAVの方が好みですね。
こちらだと自然腐敗的な感じです。



 さて、こんな所です。




 ヴァルヴレイヴの4話を先ほど見終わったのですが、そろそろ見るのが辛くなってきました・・・(ヽ´ω`)

 ストーリーと言うか主人公達学生のその場のノリに全てを賭ける勢いについて行けない・・・。
「スケット・ダンス」のヒメコさん張りに突っ込み所をスルー出来ない気質なので、見ていてつらい。

 脚本も、尺というか分割2クールで余裕が無いせいかとことん端折ってあるので余計に突っ込み所が増える。


【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )
 「戦闘シーンは力は言ってるよね、今のところ使い回し無いし・・・」
 「でもいくら戦闘が良くても、この脚本と本筋は酷い・・・」
 「いやでも、ロボ物の本懐は戦闘だろう・・・」
 「いやでも・・・」

 みたいなループ中。

 突っ込み所をwwwwみたいにネタ扱いに出来れば気も紛れるんでしょうが・・・スルースキルが低すぎる。


 回を追うごとにストーリーが痛くなってくるので、このままだと切ってしまうやも・・・。



新カード妄想)《縞痕のヴァロルズ》的ぐだぐだな妄想は長い・・・。
皆さん、こんばんは。しもべです。


 長々と書いていたヴァロルズの文章がやっと終わりました。
本当に長ったらしくて推敲する気も起きない・・・。
読む方は斜め読み推奨・・・。
では行きます。

Varolz, the Scar-Striped / 縞痕のヴァロルズ (1)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — トロール(Troll) 戦士(Warrior)
あなたの墓地にある各クリーチャー・カードは、それぞれ活用を持つ。活用コストは、それ自身のマナ・コストに等しい。(クリーチャー・カードをあなたの墓地から追放し、それ自身のマナ・コストを支払う:クリーチャー1体を対象とし、それの上にそのカードのパワーに等しい数の+1/+1カウンターを置く。活用はソーサリーとしてのみ行う。)
他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:縞痕のヴァロルズを再生する。
2/2

 :ゴルガリギルドではDGMで最も話題をさらったゴルガリの英雄ですね。
Calebも記事を書いてくれるぐらい期待値は高めなカードです。
(原文はこちら→http://www.channelfireball.com/articles/spoiler-spotlight-varolz-the-scar-striped/
(私の意訳は過去のエントリーを参照してください。)

 元々「活用」自体は強めな能力であったものの、どうにもコストの高さが弊害であったためなかなか浸透しませんでしたが、このカードの登場によってもっと使いやすくなるのだと思えば、自然と期待値は高くなるものです。それもカードプールが広くなればなるほど有用性が広がるカードの典型なので、エターナルプレイヤーの期待が特に高いのも判りますね。


 さて、このカードを使う上で、指針は二つありますね。

1)通常のBeatdownに組み込み、中・後半で除去された生物をリサイクルする「活用」本来の運用思想。
2)巨大な生物を墓地に落して、それを活用する事で生物を超強化するコンボの運用思想。

 基本的には2)の点で注目されていますね。
Std/エターナル関わらず如何にマナレシオの高い生物を活用するか?と言う点で注目されています。
 Stdの場合は効率よく生物を強化する手段を、エターナルでは「Cephalid Breakfast」の様に墓地の巨大生物を利用して場の生物を超強化するコンボ特化式手段を、主に思索されていますね。
 やはりエターナルでのコンボ方面はインパクトが強く興味をそそられますね。
ただ、このコンボ方式の中でも、純粋に瞬殺方式に拘るルートと、超強化を用いた高速Beatの形をとるルートの2通りが存在します。ここら辺の違いも重要ですね。

 1)の方は、「活用」における基本に忠実な使い方なのですが、地味すぎて全く注目されていません。
が、この方面で考えても十分に強力であると私は考えています。
《滑り頭》を除いて「活用」持ちは非常に重たく効率の悪い物ばかりでしたが、それらを軽くでき遥かに使いやすくできます。修正値の大小にあまりかかわらずに4マナ5マナ平気で掛っていたコストを現実的な1マナ2マナ3マナに落し込めるだけでも十分に強力ですよね。

 地味と言えば、ヴァロルズの「再生」能力も素晴らしい物なのですが、こちらもほぼ無視されていますね。
この生け贄コストにより、生物を即座に強化スペルへと転化させる事が出来るため、選択的な有効性として自身の能力をより強力な物に昇華させています。自転車と三輪車レベルの使いやすさの違いを個々で生み出せていると私は思います。
 環境的に「陰鬱」を見たす目的での使用も可能で、非常にシナジーのある能力に仕上がっています。
 Legacyで言えばStP/PtEのリムーブを躱せるだけでも十分でしょう。確定除去だけでも厳しいですが、折角の活用も機会ごと奪われるため、それを防げる点は有用と言って差し支えないと思います。
 加えて、本来の再生能力で見ても勿論有用ですね。
システム生物故に狙われやすいんですが、この能力が有るお陰で生き残る選択肢を持てます。普通に使うには少々重たいコストですが、無いよりは遥かにマシという物でしょう。


 因みに、Stdでの使用の場合、超強化するには十分なマナプールが存在しない為、基本的に、効率的な強化を旨とする構築になりますね。
但しここで問題があります。
効率的な強化であれば当然マナレシオが高く且つ低コストである必要性があります。それらは往々にしてWeenieのデッキタイプの戦略に合致する生物群です。対して「活用」と言う能力自体は基本的にBeatdownの速度の戦略です。そもそもKeyとなるヴァロルズ自体が3マナスタートしている状態です。
  つまりデッキコンセプトに致命的な開きが存在するんですね。
適当にカードを突っ込むだけではこの差を埋める事が出来ないただのJunk、各カードが完全に乖離したデッキになってしまいます。これをどう埋めていくかがStdにおけるヴァロルズデッキの構築要点になるのではないかと思います。

 -《忌々しい小悪魔》
  :AVRで話題になった懲罰者ですね。基本的に相手の最も有利な選択肢を取る事になりますが、どちらを取ってもコイツは優秀ですからね。
 1マナでパワー4と、エターナルまで見渡しても素晴らしいマナレシオです。
中・後半以降は役立たずの4/3と戦場に出る事が多い小悪魔ですが、ヴァロルズが場にいる事で(生贄に捧げて)即座に単体強化として用いる事が出来ます。1マナで4点or2マナ(RR)で+4/+4修正(もちろん生物のままでも良いんですが)です。選択肢がこちらにも用意されているため懲罰者としての難点が薄れ、自身に最も有利な選択が可能になっていますね。
結果として、いつ引いても腐らない生物になります。

 -《まどろむドラゴン》
  :同じく、最高レベルのマナレシオを持つ生物ですね。ヴァロルズの能力で「+1/+1×5以上のカウンターが必要」と言う難条件も薄れます。問題は2マナで打点強化にしようが、強化して8/8飛行としてつかおうが、中・後半以降にしか役を成さない事ですね。ブロックさえ出来ないので序盤は完全に捨て札。「格闘」させる手段があればまだ使えない事も無いのですが・・・。

 -《ロッテスのトロール》
  :BG系の主力の1枚ですね。
生物を捨てる事により自身を強化できますが、その能力によりヴァロルズの「活用」を「場に出して、即座に生け贄」という工程を省く事が出来ますね。より軽くテンポ的な挙動となります。
その上、自身が「トランプル」「再生」を有するために強化先としても非常に優秀です。
やる事が無いときは壁としても使えるので、いつ引いても腐りにくい生物ですね。自身も2マナでパワー2ですから、活用の効率が悪いわけでもないですね。

 -《群れネズミ》
  :上と同じく、共鳴者として使う事が出来ます。残念ながら3マナが掛るため共鳴者として優れているという訳ではないのですが、その代わり全てのハンドを使用でき、ネズミトークンを場に出せる為戦力の拡充では単体としてはトロールより上ですね。
しかも、サイズが特定定義能力であるため、活用コスト2マナでの超強化も可能性があります。
まぁ、高いマナレシオを有するような状況(場にネズミが4,5体以上?)ならそのまま殴ればいいだけなのでOverKill感漂ってますが・・・。

 -《裂け木の恐怖》
  :特定定義能力を持つ生物です。
サイズ構成が「貴方の墓地にある生物の枚数」なのでイマイチ「活用」とは噛み合ってないのですが・・・。
まぁ、それでもトランプルを持つのでフィニッシャーとしても優秀。
何より毎ターン墓地を2枚肥やす能力があるため、活用し過ぎて弾不足・サイズ不足になるのを補う事が出来ます。《骨塚のワーム》との大きな違いですね。
ただ、活躍できるのは能力の関係上、中盤でもさえ難しく、いつコイツを使うのか?と言う状況になりがちですね・・・。


 対して、エターナルでは2)の方面で使用するのなら重要になるのは他の類似コンボデッキとの比較です。もっと言えば このコンボを使用する優位性を見いだせるかどうか?に懸かってきますね。
 まずはっきり言って、「速度」と言う部分に置いて、このデッキに優位性は存在しません。
TheSpyの「Cephalid Breakfast」型(《擬態の原形質》→《巨大ヒヨケムシ》+《絶滅の王》)の方が類似のルートでも遥かに速いからです。墓地・生物を使った高速コンボなら他にもTinFins等もありますしね。
つまり瞬殺方面は「無し」の方が健全だと考えています。
また、ヴァロルズ自身が3マナの生物でタフネス2、と致命的なほど脆い点も憂鬱な点。コンボの片割れとするにはあまりに不確定要素が多いのです。
超強化を用いた高速Beatの形を取る事になりそうです。

 高速Beatと言っても準コンボ仕様が旨であり、瞬殺とまでは行かないまでも2~3パンチぐらいで倒せるぐらいが基準になると思います。
が、問題はその場合に発生する弊害ですね。
まず、上記した通り、ヴァロルズ自体が3マナとエターナルでは少々重い生物である事。加えて、墓地に弾となる捕食用生物を捨てておく必要があり、その上で墓地Hateの吹き荒れるLegacy界でゴミ箱の中身をコンボに使用するまで死守しておく必要があるという事。最後に付け加えるのなら、強化先の生物が除去耐性や回避能力を有しているべきである事ですね。
ここまで書くと、 使用するまでの越えるべき障害がかなり多い事が判ります。

 -《ファイレクシアン・ドレッドノート》
  :真先に名前が挙がったマナレシオとい言葉の代表格ですね。
Legacyでもスタイフルノートの代わりにヴァロルズを用いる意見はよく出ています。
ドレッドノートを宛ら2マナの強化スペルの様に用いて生物を+12/+12の永続強化が出来ます。ちょっと何言ってるかよく判らないですねw
ただし、ヴァロルズの3マナにドレッドノートの1マナ+活用コスト1マナを合わせると 計5マナも掛ります。妨害の非常に多いLegacyで分割してターンを返すことは容易ではない為、この5マナが基本、最低でも4マナ程度はかかると見ていいと思います。
やはり重すぎますよね・・・。
この他にも安定した強化先も手配しなければいけない・・・。
 加えてこの2種が単体ではあまりに役立たずであり、噛み合わなかった時の動きが酷過ぎますね(まぁ、コンボなんて概ねそんな物ですが・・・)。
そこで現在主流で考えられているのが、《もみ消し》を採用しUBGカラーのハイブリッドにする事ですね。
が、Tempo型のデッキとのハイブリッドと異なり、中速Beatdownでは《もみ消し》も単体で活かせるカードとは言い難いと思います。
 結局、ドレッドノートを使用する場合、既存のドレッドノートのデッキよりも優れた構築が可能か?と言われると疑問符を持たざるを得ません。《突然の衰微》により影響力を落したドレッドノートのカバー手段として用いる程度の物だと思います。が、それもUBにしてハンデスや《幻視の魔除け》を搭載した種を超える物か?と言われると・・・。

 -《死の影》
  :マナレシオの界の現第一位です。
既に既存のUBx系Tempoデッキで使用されていますね。
ただし、ヴァロルズを併用する場合はやはり中速Beatdownにしかできない為、それらの構築とは異なるものになると思います。
ただし、そこはやはり黒。
《闇の腹心》に《思考囲い》に《殺し》にフェッチ・・・。放っておいても勝手に死にそうなライフになっているため、ドレッドノートと異なり、単体で全く使用できる目途が立たないわけではありません。
使用するのなら、基本的には強化スペルとして使いながら、後半以降は追加の打点として機能させる形になるのではないでしょうか?
《ギタクシア派の調査》や《殺し》《森の知恵》の様なスペルもあるものの、折角ヴァロルズを使用するのでしたら《肉裂き怪物》を使ってみるのも手ですね。


 他にも《狩り立てられた恐怖》や《誘うワーム》等いくつかの高いマナレシオを有する選択肢もあるものの、Legacy界では2マナは軽くは無いため、そのため(強化スペルとして)だけでは費用対効果として優れているとは思えない故に、個人的にはあまりお勧めできません。準コンボ仕様にするのなら上記の2種で十分であると思います。
 《鎌虎》の能力が「被覆」では無く「呪禁」だったならと思わざるを得ませんが・・・。


 エターナルでは1)の方面でもStd以上に強力であると思います。それは、当然ですがマナレシオの優れた生物がカードプールが広い分だけ多く存在するためですね。その意味では中速Beatdownで用いても十分に機能し、デッキの打点強化に繋がります。
装備品などでは対処される恐れもあるものの、除去耐性の高い生物をそのまま強化できれば、より安定した戦力として期待できます。
 また、こちらのルートなら、敢えて墓地を使用に迫られるものでもなく飽くまでついでの業なので相手の墓地Hateへの問題も比較的抑えられます。
 個人的には、使い勝手の良さから、下手にコンボを意識する必要もないとまで考えています。
コンボ性ばかりが目につくヴァロルズの特性ですが、私としてはこの通常のデッキへの投入と言うほうが遥かに現実的な選択肢に思えます。除去や打消し・ハンデスに対して、デッキとして耐性を挙げる事が出来るという「だけ」でも十分な効果が見込めると思います。
(まぁ、そこそこの打点を墓地に落し、そこから場に影響力を施すという点では準コンボであるUG Madnessや亜神Boon!!を覚えますが・・・。)


 -《タルモゴイフ》
  :「「活用」をついでに使う」と言う用法の代名詞ですね。
2マナでパワー4程度なら安定して成長させる事も出来るので、除去耐性の無さも問題になりません。
場に在っても、死んでもナイスガイ。

 -《土地を食うもの》
  :サイズに於いて、タルモを遥かに凌駕するフィニッシャーですね。
トランプルも兼備しているため、チャンプブロックも許さず、強化先としてもより効果的です。
除去耐性は変わらず皆無であるものの、墓地に落ちてもやはりその打点を再び場に行使できるので使用の価値はありますね。
3マナと少々重いものの、それに値する強さです。

 因みに、この2種は低マナ域で特定定義能力の変動サイズを有しているため優秀なのですが、最も軽い生物に《金屑の悪鬼》と言う1マナの生物もいます。BRG(Jundカラー)でAtfを活かすデッキは難しいものの《処刑人の薬包》や《裏切り者グリッサ》等を用いたデッキもあるので参考までに・・・。

 -《ドライアドの闘士》
  :継続的な特定の墓地Hateが出来る生物です。
Legacyにおいて非コンボのUデッキには十中八九でScMを用いているためそれらに対して効果的な生物です。また、タルモや墓忍び、マングースの天敵でもありますね。が、同時に除去もされやすい生物です。
その除去されやすさを逆手に取れるわけです。
本来の機能とは違うものの、1マナでパワー2を強化できるのなら、余剰効果として十分な働きではないでしょうか?

 -《潮の虚ろの漕ぎ手》
  :Cipでナイトメアな《酷評》が打てるJunk/Deadguyの対Combo生物ですね。
アンフェアなデッキに非常に強く、フェアなデッキに対して非常に脆い極端なカードですが、上手くやれば安定して手札破壊として機能させる事が出来ます。
まぁ、ヴァロルズの後にキャストする必要があるため、マナカーブ的には微妙なのですが、それでも酷評+活用と使う事が出来るので、アタックもブロックも出来ずにただ戦場に置いておくよりも遥かに使いやすくなります。

 因みに、通常のデッキに組み込む上で《スレイベンの守護者、サリア》《闇の腹心》《ファイレクシアの破棄者》《月の大魔術師》など非常に除去されやすい他のシステム生物もリサイクル出来るのでこれらの脆さにも多少は溜飲を下げる事も出来ます。
特にサリアに関しては、自分を強化する場合も考えられ、先制攻撃のお陰でかなり高い戦闘力を期待できますね。


 また、仕様の関係上、自動的に墓地に落ちる代わりに高めのパフォーマンスを有するカードやCiP使用後には用済みの生物等の再就職先としても悪くない選択肢かと思います。

 -《火花の精霊》
  :知ってる人は知っているプチ《ボール・ライトニング》です。
最序盤に使用できない限りあまり有用なカードでは無いのですが、Legacyならタルモ・KotR・墓忍び以外には十分なサイズであり、ワンパンチ後は速やかに強化スペルとして活用できます。全く役に立たない状況ならそのまま2マナのスペルにします。
要は形を変えた《地獄火花の精霊》だと思っていただければいいと思います。
地を這う3点火力が付いた強化スペルとして見る事も出来ますね。
単体で見れば中速に入る筈も無いスペックですが、ヴァロルズを用いる事で(瞬間では無く継続的な影響力を行使できるので)アリになります。
 中盤以降もまずは打点として計算したいのなら《稲妻の大蛇》と言う選択肢もあります。また、色を増やしたくないのなら《ウークタビー・ドレイク》と言う手もありますね。1打点落ちるものの、必要に応じて場に残せる為継続的な活動も視野に入れる事が出来ます。
 この手の話題になると《ボール・ライトニング》や《地壊し》は??と言う話も出ると思います。3マナで6打点強化は、一働きの後のサービス残業には十分すぎる働きではありますが・・・。残念ながらトリプルシンボルのハードルが高すぎるように思います。3マナ自身も費用対効果は高めなものの重い事には変わりありませんしね。これらを使用するのなら《ケルドの匪賊》の方が使いやすいでしょう。

 因みに、Bにも《待ち受ける禿鷹》という類似の生物が居ます。
Bの1マナ最高レベルのコストパフォーマンスを誇るのですが、継続使用はまず無理なので不要と思えばとっとと墓地送りに出来ます。
Ins速度(正確にはスタックを用いないのでそれ以上)で、自分でハンドからゴミ箱に落ちる事が出来るので他の生物よりも強化だけなら使いやすいです。同様の生物《墳墓の食屍鬼》よりも、アタッカーとしてもマナレシオも、強化の弾としても優れています。

 -《ヨツンの兵卒》
  :ハ?墓地使うデッキで墓地掃除する生物とか頭悪いの?と思われるかもしれませんがちょっと聞いてくださいな。
御存じのように、墓地を掃除しつつアタックする生物です。固定値のサイズは優秀で、これがWeenie/Beatdown問わず使用されてきた事でも証明されています。大抵2~3パンチで維持不可能になるのですが・・・。
 が、それで問題ないのです。数回殴った後はその間に展開された後続の強化に使用できますからね。ヴァロルズの活用を用いれば破産後も場に打点4を提供する事が出来ます。
 もちろん、相手の墓地を掃除する事で一定の効果を上げる事も出来ますし、自分に被害が出る様になったら支払いを拒否すればいいだけの事です。これまでは場の打点を維持するか墓地のリソースを取るかで悩まされましたが、活用に使用できるのならそれ程維持に拘る必要性は無くなりますね。

 -《クァーサルの群れ魔道士》
  :ここ最近は色々な事情により存在感が薄くなりつつあるQPMです。
が、置き《解呪》が重要である事は今なお事実です。
戦場に残り打点となるのも良いですが、必要とあらば躊躇なく起動しますよね。その後の使い回しが出来るという点で無駄が無いです。特に継続的な墓地Hate《安らかなる眠り》を破壊できる点は、デッキにとって重要なはず。
マナレシオも最低限のラインを保持。

 -《エレンドラ谷の大魔導師》
  :置き《否認》。
打点は低く、マナレシオも極めて低いものの、能力が強力で、それを使い回せる回数を増加させれるのならそれだけの価値はあります。

 -《台所の嫌がらせ屋》
  :上でも書いた「頑強」持ち生物。
その中でも特に安定した戦力ですね。
ヴァロルズがいれば安定して生け贄に出来るので好きなタイミングでライフゲインも可能です。頑強の回数を増やせるのでライフゲイン量も増やせます。頑強持ちでは数少ない下限以上のサイズであり、3マナで3打点なのでマナレシオも悪くは無いですね。
これら「頑強」持ちは「無限頑強」デッキも存在しますが、それほど本格的にデッキを寄せる必要は無く、飽くまでついでのシナジー程度に抑えられます。
 よりオフェンシブなら《ゲラルフの伝書使》もありますが、ブロッカーとして極めて使用しにくく、また「不死」は頑強と異なり強化先としては優良とは言い難いので、キッチンに比べると評価は微妙です・・・。

 -《瞬唱の魔道士》
  :極めて使いやすいCiP能力と、極めてどうでもいいサイズを兼備したScMはCiP後さっさと戦闘で使用して、その後、主戦力の強化に使用するには持って来いの性能です。 
 もともと2マナ生物ではありものの、実際には3~4マナ程度の重さなので、中速デッキの速度に合致します。
2マナでパワー2なので弾としても悪くは無い性能です。

 -《真面目な身代わり》
  :ScMと同じく極めて高いCiP能力を誇ります。
特に《不屈の自然》は中速デッキとしては非常に有難いです。
が、やはりマナレシオは最悪に近いので、無いよりはマシ程度の存在。
中速と言うよりもコントロールデッキでの使用が輝る生物なので、流石にヴァロルズとの併用は微妙ですかね?
 よりオフェンシブな選択としては《ヤヴィマヤのドライアド》が良いですね。
マナレシオもまだマシな部類で、土地を伸ばせるのは変わらず。
重要なのは相手に押し付ける事が出来る点で、かつ「森渡り」を持っている点。自身を強化できればアンブロッカブルなマッスル生物に出来ます。

 -《芽吹くトリナクス》
  :極めて高性能なPiG能力です。
墓地に落ちた後も複数の打点を残す事が出来、マナレシオも悪くは無いです。リムーブは問題でしたが、サクリ台が横にいるのなら問題は無いですね。

 -《ファイレクシアの抹殺者》
  :漢は其処に夢を見る。
喩えタルモを壁に置かれても、稲妻で黒焦げにされても・・・。
俺たちは、唯の転がり落ちる石なのさ・・・。



 と、こんな所です。
通常のBGxデッキに用いると言っても多少はヴァロルズの特性に寄せる必要があるため《朽ちゆくヒル》等を用いるのは難しいですね。
 また、上に挙げた物は死肉漁り用として優秀なカードでしたし、強化先としても相応に優秀です。
 対して、強化される事のみが優秀な生物群も当然存在し、
Stdで言えば《水深の魔道士》《野生の獣使い》《円環の賢者》等
エターナルで言えば各種スパイクや《トリスケリオン》等
がそれに当たります。
これらは本体が強化される事には向いていても、それ自身が弾となるには絶望的に向いていない、一方通行の関係のため、個人的にはあまり良い組み合わせであるとは思いません。一方通行の関係ならばもっとハイリスクハイリターンである方が望ましいと感じます。ローリターンとまでは言いませんが、噛み合わない場合に脆すぎるので・・・。

 そして、
強化先として優れているのは、サイズが挙がる事が純粋に有用である、コンバット生物だと思います。
・トランプルや飛行、アンブロッカブル等の回避能力
・絆魂や警戒・感染や2段攻撃等の攻防に強い能力
・プロテクションや呪禁等の除去耐性
を有する生物達ですね。
私が、上で挙げてきた普通のデッキに投入すると言う考えは、普通にこれらの生物を強化した場合の恩恵が大きい点であると思います。つまり 「普通に使えば、普通に強い」んですね。
《樹上の村》《墨蛾の生息地》等ミシュラランドや《シミックの魔鍵》《ディミーアの魔鍵》等でも強化先としては悪くは無いですね。これらは一方通行の関係ですが、普通にマナを供給する役目があるため、単体で役に立たないという事は無いので問題はありませんね。
 また、強化先として《最後のトロール、スラーン》がよく名前が挙がりますが、強化前提で行くのなら《トロールの苦行者》の方で良いと思います。4マナ:+4/+4よりも3マナ:+3/+3のほうがLegacy的には現実的だと思います。
 《ドライアドの東屋》は勘違いされがちですが、マナコストは0では無く、「無い」ため、活用は出来ません。ここは注意が必要ですね。



 さて、ここまでは能力に直接使用する・されるカードについて挙げてきましたが、ここからはそれを運用するため補助カードを少し見ていきます。ヴァロルズを使用する上で相性の良いカード群ですね。
「活用」自体は強力であるものの、それを使用するにはある程度の状況を作らなければいけません。そういう物を整えるのに優位性を見いだせる物を見ていきたいと思います。

 Std;
 -《ジャラドの命令》
  :墓地・ハンドに其々カードを一枚ずつ補充できるカードです。如何なる状況であってもハンドに《縞痕のヴァロルズ》を、墓地に捕食用の弾を補充出来ます。既に場にヴァロルズがある状況ならば、強化先としてより良い生物を手配する事も出来ますね。4マナとサーチスペルにしては重い点がネックです。

 -《忌々しい回収》
  :DrSの時にも書きましたが、選択的に墓地/ハンドにカードを落せる為、必要牌を揃えやすいです。ヴァロルズよりも軽い2マナであり、Insである点も優秀。特にシナジーを意識しなくても普通に強い。
同様《追跡者の本能》や《根囲い》等でも良いですね。ただ、単体ではやはり回収が一番扱いやすいです。

 -《礼儀正しい識者》
  :変身能力を持ったルーターですね。普通にルーターをするだけでも強く、活用のために生物を落せば自身をアタッカーとして使用する事も出来ます。通常、ルーターのみのスペル/能力ではどうしても用法が限定されがちで腐る場面もあるのですが、攻撃手にもなれるためBeatdownとしても使用しやすいと思います。
ルーター能力に拘るのならば《信仰なき物あさり》の方が遥かに優秀ですね。

 -《ヴェールの呪いのガラク》
  :[-1]によって、必要牌を探しながら、盤面の不要牌を墓地に落して活用の弾に出来ます。能力自体は《ジャラドの命令》と同程度に使いやすいと言えます。また、表の[0]で目障りなチャンプブロッカーを退かし、Tocken生成により強化先の担保も出来ます。非常に使いやすいですね。
 《ドムリ・ラーデ》と言う選択肢もあります。[+1]で生物を捜し、[-2]で強化した生物を用いて「格闘」が出来るため能力がこちらも噛み合ってます。また、不要な生物を格闘させて相手の壁を退かしたうえで強化に用いる場合もありますね。黒ガラクの裏面程マッチしていないものの、表面よりはマッチしているPWですね。


 Eternal;
 -《獣相のシャーマン》
  :生きた《適者生存》ですね。
ヴァロルズを使用する上でここまでフィットするカードも少ないですね。
必要牌のサーチはもちろん、強化用の弾を墓地送りにする事まで同時にこなせます。当然、単体で使用しても変わらず強力で、打点の調達や銀弾の手配もこなせます。
専ら《復讐蔦》を使ったMadnessかMaverickの銀弾/《忠臣》コンボのための存在でしたが、今後は可能性が増えそうです。それらとのハイブリッドでも問題はありませんがね。

 -《生き埋め》/《納墓》/《直観》
  :墓地にカードを置くためのLegacyの基本カードですね。
ベリアードは墓地に置く枚数が、納墓は生物以外のサーチと軽さが、直観はハンドに1枚残せる点でそれぞれ強みがありますね。
生き埋めはそれに特化し過ぎるので《納墓》ぐらいが気楽に使えそうです。

 -《出産の殻》
  :Modernでは御馴染みのポッドも可能性はありますね。
生物のサーチと、場の生物の墓地送りを同時にこなせるので、上手く機能させれば良い働きをしそうです。
 問題は、なら普通に無限トークンや無限頑強で良くない?という事。
わざわざ単品で使用するのなら上記のシャーマンの方が遥かに使いやすいので、これには特にお世話になる事は無さそうです。


 -《壌土からの生命》/《腐敗農場の骸骨》
  :Topを墓地に継続的に落とす手段ですね。
巧く調整すれば断続的に強化用の弾を手配できます。
Loamは《師範の占い独楽》との併用で扱いやすさが増しますし、Calebの記事でも載っていましたが《ヴォルラスの要塞》を併用すれば戦場に必要な生物を釣り上げる事も可能です。
 対して、骸骨は自身が生物であるため不要なら食べる事が出来ます。もちろんアタッカーとして使う事も出来、非リムーブ系除去を主体とするデッキには価値を見いだせますね。

 -《よりよい品物》
  :私の好きなカードの1枚です。
「引いて、捨てる」ルーターを継続的にこなせます。他の物と同じくサーチ/ドローと墓地供給を同時にこなせますが、コイツの重要なところは活用によるサイズ強化で、効果の質を上げる事が出来る事ですね。
ついでにリムーブ避けにも使えます。
本体が重く、2枚目が不要な点が痛いですね。


 と、ここまでが状況整理のためのカード。
次に整理後の利用、及びその他相性の良いカードを挙げます。

 Std;
 -《ゴルガリの死者の王、ジャラド》
  :自身が《霊の花輪》で大きくなれるため活用で墓地の生物数が減る事は余り良い事ではないのですが、強化した生物を投げる事が出来る点と、能動的に墓地送りに出来る点が優秀。
単純に強化の効力をその時だけ2倍にしているようなものですからね。投げた後はその生物を再び活用すればいいですし。
また、復活能力のお陰で強化先としても悪くは無いです。
設置・起動・復活の全てのコストが重い点と、自分を砲弾に出来ない点が残念ですね・・・。
 
 -《ボーラスの信奉者》
  :こちらも同じく活用で強化した生物との相性が良い生物です。
強化した生物で殴った後、それを食べてドロー・ライフゲインの質を上げる事が出来ます。《よりよい品物》にも通じていますね。
ただ、引いたカードを直接は墓地送りにはできませんが。
もちろん食べた生物を活用に使う事も出来ますし、Cip後には本体が用済みなのでさっさとこいつも墓地に落して活用の弾に出来ます。

 -《原初の狩人、ガラク》/《首席議長ゼガーナ》
  :パワーを強化した分ドローを強化できる点で上と同じ。
生物を供給できる点も良い。
重さに耐える事が出来るのなら・・・。

 -《欄干のスパイ》
  :Cipでライブラリーを削る事が出来るため活用用の弾の補充が狙えますね。
強化先としても飛行を持つ為にそこそこの性能。
《地底街の密告人》とも機能性は被りますが、単体では何も仕事をしない密告人より強力です。

 -《怨恨》/etc
  :パワー分の数値をしっかり活かす意味でチャンプブロックを許さない点は重要です。
軽く、使い回しが効き、普通に強い。
能力付与カードが、生物である事に拘るのなら《冠角獣》《翼作り》《ゴーア族の暴行者》等も選択肢ですよね。

 -《ヴェールのリリアナ》
  :[+1]でハンドの生物を墓地に落して弾の補充、ブロッカーを退かす事で強化したサイズをより活かす2面で相性が良いです。
普通に使っても強い所が尚良い。

 -《ウルヴェンワルドの足跡追い》
  :ドムリでも上げましたが、活用は「格闘」と相性が良いです。
落とせるサイズは上がりますし、生物を墓地に落せる点も良い。現状は「破壊されない」生物での併用が基本ですが、活用でも相方としては悪くないです。
ドムリとの違いは本体が軽く、生物である事。

 -《炎樹族の使者》
  :前環境で、環境速度を一段階前に押し上げたカードですね。
戦力を展開しながら後続につなげる事が出来る点が本当に優秀です。
ヴァロルズと併用する場合でも、単純に展開速度を上げて攻撃、凌がれた後の強化の弾として~、と中速よりも一歩速いデッキを構築したいならアリだと思います。
また、本体の存在が役に立たない中・後半以降は2マナで+2/+2で手札から使用できる強化スペルとして使えますね。普通はディスカード手段が無い限りはキャストコスト+活用コストが必要になるのですが、これは単体でその弊害を解決してくれます。


 因みに、単純にサイズを挙げるだけなら《ウルフィーの銀心》等の生物もいますが、活用とは働き方が異なるので、それらについての留意は必要です。


 Eternal;
 -《陰謀団式療法》
  :相手のハンドの脅威を抜く、自分のハンドの生物を落す、場の生物をFbで利用後のリサイクル。
全てが噛み合っています。特に露払いは、活用と言う大きくテンポをロスする行為を行う以上、強化した生物の安全は確保する事が最優先事項なので、その地固めが出来る点は非常に優秀です。

 -《発掘》/《墓所の勇者》
  :生物の再利用。特にヴァロルズは3マナと重い上に除去耐性が皆無なのでコイツで回収できる点は優秀です。
他の生物も大体は釣れますし、要らないならサイクリングすればいいだけの事です。
 《墓所の勇者》も同様の使い方が出来ます。
相手の生物を釣るリスクもありますが、《死儀礼のシャーマン》《漁る軟泥》でリムーブ出来るでしょう、マナカーブの関係上。
また、2段攻撃を持つ生物であるため、強化先としても非常に優秀です。+2/+2程度で十分フィニッシャーになれます。
効率は悪いですが、自身もパワー2で活用できますしね。

 -《オルゾフの魔除け》
  :ヴァロルズコンボの脆さを補強できます。
《死の影》を用いた準コンボ型高速Beat仕様にする場合、《死の影》を単体で使いたい場合も十分考えられます。
使えるサイズ(ライフ9程度から?)ならそのまま使っても強力ですし、ヴァロルズが揃わない場合は墓地にとどめておいても仕方が無いので。
 また、ブロッカーを退かす手段にもなり得るので、その意味でも使いどころに困りません。
「救出」の方も無いよりマシでしょう。

 -《小悪疫》
  :各リソースを削るカードですね。
ハンドから捨てる/盤面から落とす事で活用の弾を補充出来ますし、それらのマイナス要素を緩和できるとも言えます。
同時に相手の生物も減らせるため除去としても優秀で不快な壁を退かす事も出来ます。
BG系デッキの供である《タルモゴイフ》とも相性が良です。
問題は自分の土地まで削るため、活用を使用するような中速デッキの展開を阻害しかねない所ですね。
それらを補う意味でもLoamの併用は相乗効果です。

 -《歩く墓場、髑髏茨》
  :手札やライブラリー以外の領域移動の場合、カウンターを保持したまま移る事が出来る生物です。墓地に落ちても釣り上げる手段さえ用意出来れば、活用をロスすることなく継続して使用できます。
ヴァロルズがサクリ台として機能できるため、後は釣り上げる手段だけですね。《発掘》のような軽い使い切りの釣竿から、《夜の断片》《繰り返す悪夢》等、また《ヘイヴングルの死者》《幽霊の酋長、カラドール》等を駆使する事で再度戦場を駆ける事が可能ですね。
「速攻」を持っているため、釣り上げた直後から戦力として計算でき非常に使いやすいです。
ただ、何にせよ、活用との関係が上で述べた一方通行の関係なので、主力として使用するには少々厳しい。これを使用する事でデッキパワーが相対的に著しく落ちてしまいます。

 -《霧虚ろのグリフィン》
  :「取り除く」系の効果で御馴染みのこのカードですね。
非常に重いものの、多くの状況で何らかのアクションが出来るようになります。
ハンド/追放領域 → キャスト、墓地 → 活用
ですね。類似の使い方としては《ムーアランドの憑依地》がありますね。どちらが良いかは一長一短。

 -《霊気の薬瓶》
  :活用は準コンボ仕様にする以外は基本的に相応のマナが掛り、相応のテンポロスを生じます。その意味で装備品と同じです。
一々コストを支払っていてはとても展開がままならないので、その意味で生物の展開を無視してくれるこのカードはとても重要です。

 -《原初の成長》
  :上記の薬瓶と目的は同じです。が、マナを掛けないかマナを伸ばすかの違いはありますね。
キッカーを用いる事で2枚土地をサーチする事が出来、マナブーストとしても優秀です。土地はアンタップですので隙も少ない。そして、不要な生物を墓地に落す事で活用の弾にする事も出来ます。
 本体の軽さと打ち消されない/マナを掛けない生物への相性の薬瓶に対し、こちらは生物を落したり、単純に土地を伸ばす事の中速デッキへの恩恵等の違いがありますね。


 と、ざっと思いつくだけでもこれだけのシナジーがあるカード群です。
実用的/非実用的は置いておくとしても非常に遊び甲斐のあるカードだと思えますねw

 色々なカードを挙げましたが、使うデッキは?という事思えば、現行ではJunk系orMaverickになるかと思います。
 Junk系はPT JUNKの様なWBGかJund(BRG)カラーになると思もわれます。
何れも中速デッキですね。
Junk系でBUGが無いのは、BUG系で採用される生物の悉くが相性が悪いからです。一方通行どころか相互不可通行な生物が多いためです。
そもそも、構える必要性のあるデッキではSocタイミングで動く活用は使いづらいでしょう。
対して、WBG/BRGは生物の質が比較的優秀なので、より使いやすく、構える状況もほぼ無いため問題性も薄いですね。その両条件を考えればWBG>BRGのフィット感かもしれませんね。
Rockに関しては、最近は幾つかの軸から寄せ集める事が多くなっていますが、この《縞痕のヴァロルズ》は新しいデッキの軸の一つに出来るやもしれません。ただし、そこほどは強くは無いので2・3本目のそれだと思っていますが・・・。

 Maverickは、デッキの性質上どうしても生物が必要になるので、それに越した事は無いでしょう。
強化した生物を《ルーンの母》で保護できる点も良い。
現状tB型はサリア抜きの非生物スペルが多めになる構築ですが、このヴァロルズではまた異なる構成に出来そうです。
マナを多量の伸ばせるマナ生物や《スクリブのレインジャー》、《獣相のシャーマン》《緑の太陽の頂点》等の生物サーチなどいい条件も揃っています。
 問題は基本的にマナレシオが高いとは言えない生物群ばかりである事でしょうか?
余り高性能な強化は期待できません。
ただ、本来パワー不足だからこそ、そこを補えれば余計に効果的とも言えますね。

 あとはBGデッキですかね?
ただし、EvaGreenの様な高速Tempo系では全くマッチしない。スモポを使った純コントロールビートであるべきでしょう。


 と、こんな所ですかね?
これらのカードと共に使っていくと相乗効果でより使いやすくなると思われます。
ただし、飽くまで、 ついでで使用しているという事を忘れてはいけないとも思います。
相乗効果も良いですが、それらを多少入れておくだけ、デッキとして多少寄せておくだけ、に留まるのが望ましいと思います。単体で戦えなければ仕方ありませんので。
基本的な「軸」としてに意識しておくことは
a)マナレシオが良さめな生物/生物の質
b)生物を保護する手段
c)生物の数
d)活用が使えるだけの土地を伸ばせるようにする

だと思います。
個の上に、肉付けとしてカードを足していく感じで良いと考えています。


 という訳で、ヴァロルズの使い方/相性の良いカード群を考えてきました。
2)のコンボ要素は非常に魅力的です。
ただ、やはりコンボパーツとしては不安定に過ぎる点が如何ともしがたい問題です。
そしてそれらは単体で途方も無く弱い。
「StifleNaught」が優秀だったのは、コンボ自体の軽さカード2枚と、(1)Uの2マナと言う色拘束も薄い軽さ/つまり早さ。そしてそれらが揃わない場合でも《もみ消し》の環境的な優秀さがあってこそだと思います。
対してヴァロルズコンボは5マナで遅く、両方ともが非常に弱い。
少なくとも私は、これに特化したコンボを使う/優先する理由は見つけられません。
ハイブリッドもありますが、そこまでして捻じ込む程の優秀さを見つけられません。デッキの構造を歪めてまで入れる程か?と思います。

 故に、これを使うのなら1)の様に通常のBeatdownのブラッシュアップのためのパーツとして用いる方を推します。
多少寄せてるだけで十分使いどころのあるカードとしてデッキにフィットするはずです。それぐらいBG系は元々相性の良いカードで占められてます。

除去や妨害からのリカバリー手段
装備品やPW等による強化手段の新手


それがこのカードの使い方としては適切だと私は考えるに今回は至りました。
まぁ、しかし新しいカードでもあります。
膨大なカードプールではこれ以外の、又はもっと深い使い方など無数に存在するかもしれません。
考えれば考えるだけ使い方はあると思います。
そういう事を考えると、時に何か思いもしない発見があるかもしれませんね。


 さて、今回はここまで、です。
今回は久々に、本当に長ったらしくなってしまいましたw
果たして最後までちゃんと読んでいただけた方は如何程になるのか・・・。
少なくとも、私なら途中で断念しますねww

そんな訳で、最後までお付き合いいただけた方も、諦めた方wにも改めてお礼を言わせていただきます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かの考える切っ掛けになれば幸いです。


だって黒erだもの。仕方ないもの。
だって黒erだもの。仕方ないもの。
だって黒erだもの。仕方ないもの。

 衝動買いしたくなる時もあるよね?

 
BoMのVintage大会にて《輝くオオヤマネコ》が煌めいたそうな
BoMのVintage大会にて《輝くオオヤマネコ》が煌めいたそうな
BoMのVintage大会にて《輝くオオヤマネコ》が煌めいたそうな

 皆さん、こんばんは。しもべです。


 BoMのVintageにて白Weenieがトライアルで暴れていたらしいです。
以前から、私がリンクさせて頂いている[MUD]さんが「白WeenieでもVintageで戦える!」と言う記事を書いてくれていました。
 実際にこうして海外でも成果を見せていますし(まぁ、これはMox等入ってますが、それでも紛れもない白Weenieです)、俄然Vintageへの興味も出てくるという物です。

 が、それ以上に興味を引いたのが《輝くオオヤマネコ/Glittering Lynx》の存在ですね。
まさかこれを構築戦で見る事になろうとは・・・。
《ファイレクシアの破棄者》を使用し、強制的に使用不可にする事も出来るようですが、マナ基盤を攻める構成であるため、普通にしていても厳しい感じに仕上がっているようです。

 環境は違いますが、Legacyでも、こうなってくると1チャンス無いかなぁ~と思いますね。
破棄者でも良いですが、カードをそれ専用に2枚使用するのはあまり良い気もしないので、個人的には《抑制の場/Suppression Field》の方が良い気がします。
フェッチランドもPWもこれ1枚でガタガタに出来ますしね。結果的にマナ否定戦略が取れます。
《聖なる後光の騎士/Knight of the Holy Nimbus》と供に、破壊されないコンビでGo!!

 これまではヤマネコと言えば《幽体オオヤマネコ/Spectral Lynx》だったのですが、これからは・・・。MTGを始めた初心者の頃はコレツエーと言って使っていた思い出が甦ります。あの頃使っていたカードは未だボロボロですが、ちゃんととってあります。


 というか2枚使ってこんな事するぐらいなら、最初から「破壊されない」カードで十分かしら(´・ω・`)??


 あと、《概念泥棒/Notion Thief(DGM)》も登場しているとの事。
CliqeはLegacyでもお馴染みですが、Vintにはアンリコがありますからね~。ツイスターやフォーチューンもあるし、ブレスト4積は無い環境ですが、色々悪さはやっぱりできるようですね~。





《漁る軟泥》が採録されるらしいですね。
《漁る軟泥》が採録されるらしいですね。

 どこソースかは知りませんが、M14で《漁る軟泥/Scavenging Ooze(CMD)》が採録されるらしいです。


 Eternalでの需要は数知れず、今や3000円Overのウーズさんの再録は、全国のMTGファン感涙ですね。
 DrSの登場で以前よりも重要は落ち着いたものの、未だに人気はありますからね。

 Stdでも《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》を中心としたReanimatorが環境では常に一定の成果を残していますが、今後は絶望的な戦いを強いられそうですね。
 また、Eternalよりも遙かに生物戦が多い環境であるため普通に使っていても4/4ぐらい簡単に成長しそうですね。
また、セレズニアは強化されてしまいましたね。


 まぁ、いろいろ言ってますが、一番嬉しいのはやっぱりEternal民ですよね。
普通に重要もありますが、それ以上に

「キラッ☆」

出来る事が一部の方々には重要なので。


 今頃は、各地で「ヤックデカルチャー!!」とか「デカルチャー・・・」とかの叫びが巻き起こっているかもしれませんねw


 
「キラッ☆(ゝω・)」


レガシー)SCGの代わりにBoM トライアル/レガシー本戦の結果・・・刺激的な構築に溢れています。
レガシー)SCGの代わりにBoM トライアル/レガシー本戦の結果・・・刺激的な構築に溢れています。
レガシー)SCGの代わりにBoM トライアル/レガシー本戦の結果・・・刺激的な構築に溢れています。
 皆さん、こんばんは。しもべです。


 連日夏日の名古屋ですが、湿度も気温もまるで問題が無い程度です。
名古屋の夏はこんなもんじゃない。
明日は真夏日らしいのですが、この様子なら問題は無さそうです。


 今週もSCG Legacy OPENはお休みで寂しい限りです、
が、海外ではBoM VIIが開催されていましたので、折角なのでそちらの結果の紹介でもしていこうと思います

(http://www.watchdamatch.com/tournois/coverage/bom-day-4/)

 5月9日のBoM VII - Legacy Trialには420名
 5月11日のBoM VII - Legacy Eventにはなんと709名もの参加者が!

 SCGほど頻繁でもありませんが、その分大きな規模に成りやすいBoMですが、う~ん・・・さすがですね。

:Trial Top8(上から順に1位→8位)
(http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10818)
Jund
Bant Aggro(MavericktU)
Elves
Jund
Maverick
Blade Control
BUG Control
RUG Delver

:本選 Top8(上から順に1位→8位)
(http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10830)
OmniSnT
Elves
ANT
Jund
Maverick
RUG Delver
Merfolk
BUG Control

 と言う結果です。
何時の時代のメタだ?と言う感じでもしないでもないですが、それでも勝っているデッキはしっかり残っていますね。

 個人的には、U系統・コンボ勢の両勢力が予想以上に少ない結果ではあります。
特に、コンボ勢はもっと数を増やしてもよさそうな程のUの少なさなのですが・・・、序盤で切られてしまったのでしょうかね?
まぁ、本戦上位4名中3名がコンボですから、言うほど勝ててないわけでもないのかもしれません。


 さて、ここからは、個人的に気になったデッキ/構築を少し見ていきます。

 
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10830&iddeck=79078
 本選、優勝したのはNicolas Goldberg氏が駈る「OmniSnT」です。
このNicolas氏の構成は非常に特徴に溢れており、新鮮味溢れるリストになっています。

 まず、OmniSnTの中でも《全知》《ドリーム・ホール》の4積のドリームホール型なのですが、勝ち筋は《無限への突入》(からの《研究室の偏執狂》)に一本化されています。
そのため、《実物提示教育》や《ドリーム・ホール》が無い場合は完全な無駄牌になりがちな生物のスロットを撤廃でき、土地スロットも《Karakas》を積む必要性がありません。
故に十分なスロットを潤滑油で満たす事が可能となっています。

 また、《狡猾な願い》の4積も特徴であり、サイドボードはフィニッシャー・銀弾だけでなく、多分にサーチカードで溢れ、サイドボードも出含めてデッキの形を成していますね。
故にこちらも特殊なカードが在り、それらを一気に4枚も(ライブラリーに)引っ張ってくる《研究+開発》や、3枚のInsをサーチ出来る《火想者の予見》など何れも扱いにくくも大きな効果を望めるヘンテコなカードです。

 色が散ってない影響か《衝合》は無し。
また、初速を重要視する傾向にあるこのデッキで《睡蓮の花びら》もなしです。Atfである事を嫌ったのでしょうかね?

 12ドローに加えて《衝動》を足して依りデッキの安定性を高めています。まぁ、これはドロースペルが勝ち手段でもあるので判らなくもないですね。
フィニッシュターンの挙動を邪魔させないためにか、《否定の契約》も3枚取ってあります。

 速度よりも周りを重視している構築であり、フェアなデッキ/妨害カードが多いと判断するのなら、より望ましい寄せ方ですね。
反対に対コンボでは速度負けしそうですが・・・。しかしそれでも勝ってますからねw

 比較的固定化されやすいSnT系ですが、こうまで既存のデッキでありながら刺激的なデッキはなかなかいないですねw



 他にも結構変わった構築のデッキも多いです。


http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10830&iddeck=79079
 本選2位、Schulhof Leo氏のElvesはtUです。
Yes,that’s right!
予想通りの、《唯々+諾々》が1枚採られています。
また、《背教の主導者、エズーリ》が取られており、フィニッシャーを《自然の秩序》また《孔蹄のビヒモス》を経由する必要が無くなっています。
ただ、それらの重い物を積んでいるせいか、通常より土地が多めですね。

 tUで《唯々》は確かに効果がありますが、それ以上にサイドにカウンターを取れる点が大きいと思いますね。
しかし、これでElvesもGtWUBの多色デッキの仲間入りですね。

http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10818&iddeck=79009
 トライアル3位、Meciek Berger氏のElvesは普通の構成ですが、
以前から時折見かける《威厳の魔力》無し、《孔蹄のビヒモス》2枚のオフェンシブ仕様ですね。
《ティタニアの僧侶》では無く、《エルフの大ドルイド》でもあるため、GSZからの総攻撃と言う選択肢も付け加えてあるようです。
とりあえず、フィニッシュの安定性を高めている感じです。



http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10830&iddeck=79080
 本選3位、Yohan Fatela氏のANTは去年あたりから主流である12(16)キャントリップの形ですが、
《渦巻く知識》《思案》《定業》の登用は変わらないまま、《ギタクシア派の調査》が採用されていません。その影響か《陰謀団式療法》も採用されておらず、ハンデスには代わりに《思考囲い》が使われています。
セラピーでなければ《コジレックの審問》が常道ですが、より単体で腐りにくい物を使用しているという事でしょうかね?一枚ずつが確実な仕事をする構築です。
ハンデス枠も7枚目を取ってあり対妨害・対コンボに力を入れていますね。
ドローも少なめですが、その分3枚目の《むかつき》も採られているためコンボのスタート自体はそう影響なさそうです。

 しかし、《炎の中の過去》登場後、それまで程ライフを苦にする事も無くなったANTですが、このデッキはかなりSuecideな仕上がりですね・・・。
まぁ、環境は遅いのでこれぐらいでも大丈夫なのでしょうかね?



http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10830&iddeck=79085
 本選7位、Omar Rohner氏のMerfolkもこれまた久々に見る16ロードです。
というか《幻影の像》が4枚取られているので20ロード?
除去もアド蓋も目もくれず、ひたすら打点を追求していますね。これも環境の低速化の余波でしょうか。
 ただし、結果として、スペルを、(カウンターはサイドにあるから抜くとしても)特に《行き詰まり》を抜いてしまったことは上位陣のコンボへの耐性を下げる結果となってしまいましたね。
ここ最近は《もみ消し》も抜かれているため、ますます対コンボ耐性がメインから落ちていきますね。

 サイドの《水大工の意思》は、以前《広がりゆく海》が少し話題になりましたが、疑似的な土地破壊を熟す海と異なり水大工は島を渡るだけなのでKP不足と言って切られていましたね。
結果的にはどうだったのでしょうかね?
これだけ打点強化にウェイトを置いているデッキならば、半端な土地破壊よりも1マナである点の方が活きてくるでしょうかね?
ただ、どちらにせよ、非U系統のデッキが多かったようなのでこの類型のカードは役に立ったのではないでしょうか。



http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10818&iddeck=79011
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10830&iddeck=79082
 Luis Viciano氏のMaverick・・・という事なのですが、果たしてこれをMeverickと呼んでいいのでしょうかね?

 構成は比較的Maverickのそれなのですが・・・《緑の太陽の頂点》を積んでいません。
まぁ、コントロール要素を持つ生物を盤面に展開する事で、BeatとControlを同時にこなすWGの中速Beatdownと言う定義からは外れてはいませんが・・・。
GSZの不在による対応力が失われてしまっています。
まぁ、Tempoロスを強いられていた面もありますから、マイナス要素ばかりではありませんね。大きな大会では《呪文貫き》を無視しやすくなる点も小さくは無いでしょうし。
 そのお陰か、通常ならば1枚挿しであろう多くの生物が2枚挿しが成されており、結果的に生物の層が分厚い展開が可能となっています。
また、《霊気の薬瓶》も4枚取られており、GSZの不採用も相まって格段に展開力が増していますね。
しかし、やはりこれはもうMaverickLikeなWG Beatdownなのでは?

 GSZが無い分、土地銀弾力が落ちているため《雨ざらしの旅人》が採用されていますね。
序盤から展開できる分、効く相手には脅威ですし、土地戦略で遥かに優位に立てますね。《森を護るもの》《スクリブのレインジャー》で土地の量をコントロールできるため、能力の制限もかなり緩そうです。
《霊気の薬瓶》《地平線の梢》など、土地枚数をコントロールしやすいカードもあるので尚更ですね。
 《Maze of Ith》はこれだけEsperが多いのならば納得ですね。
個人的には《市長の塔》よりも受け幅が広くて好みです。

 《聖遺の騎士》への依存度が落ちているためか、究極の墓地Hate《安らかなる眠り》を採用できる点は良いですね。

 それでも不思議な点はまだいくつか。
何故《貴族の教主》では無く《極楽鳥》なのか?装備品を担ぐことでFlyerになれるのは事実ですが、《森を護るもの》《雨ざらしの旅人》等、通常よりも遥かに多い「人間」を採用しているのなら《魂の洞窟》を活かすためにも《貴族の教主》で良い気がしますが・・・。
また、装備品Beatは通常通りなのですが、《石鍛冶の神秘家》を採用しつつも《殴打頭蓋》が不採用な点も些か疑問ですね。
SfM無しならば当然ですが、部族等それだけで勝率を引き上げれる相手がいるのなら1枚挿しはSfMがいるのならば十分理由が付くと思うのですが・・・。
思いのは事実ですが、通常のマナ生物枠に加え、旅人、レインジャーそして《ガイアの揺籃の地》まであれば他のデッキよりも遥かに気軽に使用できると思うのですが・・・。


 本選では《漁る軟泥》が2枚足されています。
「本当の意味」で足されており62枚構成です。因みに、それに伴い、DeckNameが「Maverick」→「The Real Maverick」に変更されていますww
 墓地Hateである軟泥を足す事には同意できます。
何故他を削らないのかは疑問ですが・・・。全部役に立ったから捨てるところが思いつかなかった!!的な感じでしょうか?


 色々不思議な構成ですが、面白そうです。



http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10818&iddeck=79071
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10830&iddeck=79084
 トライアル8位、本選6位と素晴らしい成績を残しているFrederico Bastos氏のRUG Delverです。
トライアルと本選では《四肢切断》1枚が《壌土からの生命》にコンバートされているほかは同じです。

 カスタム枠に
《二股の稲妻》《呪文嵌め》を1枚ずつ取っておりよくメタにあっていますね。
また、トライアルでは《四肢切断》を2枚、本選では《四肢切断》《壌土からの生命》を採っており、対同系にシフトしたものの、やはりフェアデッキへの意識の高さがうかがえますね。
相応にコンボも相手取らなければならない大きな大会で、ここまでフェアデッキへの比重を強めているのは凄いですね。
ただ、それは結果、功を奏しているようですね。


http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10818&iddeck=79058
 Simon Rouze氏のEsper SfMは、トライアルで6位進出を果たしています。

 これも通常のEsperBladeとは随分趣が異なります。
生物では《瞬唱の魔道士》と《未練ある魂》の不在が最大の特徴。代わりとして《闇の腹心》《悪意の大梟》等が取られています。
また、3本目の装備品として《饗宴と飢餓の剣》が取られています。これは展開力を挙げるのもあるのでしょうが、地上戦を意識しているのでしょうね。

 この手のデッキで《思案》が取られる事はままありますが、Simon氏は《定業》を取っています。この事からより中/長期的な戦略を取っているようですね。
しかもそれが4枚も採られている点でも驚きです。
加えて、なんと《剣を鍬に》が2枚のみ。通常取られるであろうScMの不在もありかなり薄い生物デッキへの耐性です。4枚も採られている《思考囲い》と、上記《悪意の大梟》4枚でカバーできるという事なのでしょうか?

 サイドにはおそらく同系への意識としてか《概念泥棒》が・・・。


http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10818&iddeck=79007
 トライアル1位のDaviot Michel氏のJund
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10818&iddeck=79010
 トライアル4位のDaniel Majano氏のJund
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10830&iddeck=79081
 本選4位のChristophe HostettlerのJund

 細かな違いは有れど、本筋は皆同じで、繰り返し使用できる火力を用いています。
Davit氏は《渋面の溶岩使い》、残りの二人は《罰する火》。
SCGでも最近見られるのはやはり《罰する火》型が中心です。
フェアなデッキ全般に強くなるこの構成の方が現在のメタ向きという事なのでしょうね。



 こういう構築を見ると、SCGというか米国のデッキデザインって土地切り詰める傾向にある以外は、意外と日本に近いんだぁ~とひしひしと感じますねw
でも、色々な構築思想のデッキを見るのは楽しいですね(^^)
 
 来週はSCGでもOpen Legacyが開催されるようなので楽しみですね。
さて、どんな結果になる事やら。



 こんかいは、ここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立て打幸いです。



 P.S.
大分昔に、使う当ても無いのに、綺麗だからという理由だけで《狡猾な願い》のJudgeFoil買ったのを思い出した。と言うか今まで忘れてました。


【駄文】悲劇の英雄、ミリーの肖像
【駄文】悲劇の英雄、ミリーの肖像
【駄文】悲劇の英雄、ミリーの肖像
 皆さん、こんばんは。しもべです。


 
 これは天運に恵まれなかったある悲劇の猫物語。
一応考察もしていますが、本論ではないので悪しからず。



 3マナで、キーワード能力3つの生物。
 サイズは2/3。

 皆さんならまず何を思いつきますか?


 恐らく多くの方が《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》と仰るのではないでしょうか?
私もそう思います。
近年、黒で実績を残し、再録までされた生物ですからね。

 しかし、私が言いたい生物はそれでは無いんです。
もっと、古典プレイヤーに御馴染みのアレです。


 ・・・えっ?《ヴェクの聖騎士》?
惜しい、これは2/2です。


 ・・・判りますかね?
そう、アレです。
悲劇の英雄、ミリーです。


《Mirri, Cat Warrior / 猫族の戦士ミリー》(1)(緑)(緑)
[伝説のクリーチャー ? 猫・戦士]
先制攻撃、森渡り、警戒(このクリーチャーは先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与え、それは防御プレイヤーが森(Forest)をコントロールしているかぎりブロックされず、攻撃してもタップしない。)
2/3

 近年のプレイヤーの皆さんにはミリー?誰それ??
な存在ですが、初期MTGにおけるストーリーの主人公サイドの重要人物の一人でした。

 そんなミリーもついにEXOにてカード化。
3マナにして+のキーワード能力3種を持ち、マナレシオも上々、当時からしてみればむしろ良好とさえ評価できるでしょう。
にも拘らず、彼女は日の目を見ませんでした。
・・・Stompyが緑の標準であった当時、3マナも掛けてパワーが2しかないミリーに居場所が無かったのです。
後に《怨恨》は登場するものの、ウィニー生物も多量に刷られたため、やはり3マナがネックとなり使用されませんでした。

 Story面でも、悪堕ちの転換期のクロウヴァス(その時点では味方)に殺されてしまいます。その前にもセレニアというクロウヴァスの片恋相手のスニークアタックで重傷を負い、その後黒くなったクロウヴァスが飛行船を落そうとする現場に遭遇。
瀕死の重傷をおして戦うものの敢え無く戦死。
と言う悲劇のキャラ。

 それから、間が空き、アソロジーにて再録されるも再びの悲劇。
何故か誤植で、タフネスが1減らされ、レアリティがコモンの黒色にされる(実際にはレア)と言う扱いを受けます。
一体何の虐めなのか・・・。

 
 時代が変わりTSPブロックにて昔のカードがPickUpされ、PLCにてTSB枠で登場する事となりますが、彼女の悲劇は続きます。
「次元の混乱」の表題通り、本来の歴史とは異なる道を歩んだ結果の姿とされ、何と悪堕ちするのはクロウヴァスでは無くミリー自身に!!
(悪堕ちと言うか吸血鬼に噛まれて的な・・・)
よって、呪われた形で復帰するミリー。その名も《呪われたミリー》・・・まんまか!!
 しかも、
この時もやはり、クロウヴァスとの諍いが事の発端の一部ですが、何故かクロウヴァス自身は普通に英雄として立身出世。別に強くは無かったのですが、それでもこのStoryの扱いの差は・・・。主要キャラの悪堕ちと言うIMPACTも《妖術の達人ブレイズ》の存在の前には霞んでしまいました・・・。

 多少マナレシオは落ちる物の、速攻・飛行・先制攻撃に吸血能力と素晴らしいラインナップであり、4マナであってもそれほど悪くは無い性能でした。
が、呪いの力か、はたまたミリー自身の不幸力のなせる業か、当時黒に生物Beatは存在せず、コントロールに/ウィニーに部族に傾倒していた時代。
除去耐性の低いこのカードが使われることはありませんでした。
BのBeatdownが活き活きとしている現在ならば!と思ってしまいます。

 そして、《鋭い感覚/Keen Sense》。
偉大なUのエンチャント《好奇心》のタイムシフトとして期待を浴びたカードであり、同じくミリーの最後の場面に関係したカードです。
が、これも呪いの力か、前評判なんてどこ吹く風・・・まるで使われることはありませんでした。
Auraによるアド損が嫌われ、より確実で優秀な《調和》にBeatdownでさえ居場所を奪われる始末・・・。


 数少ない関係カードで使用されたのは自身の色とは全く関係ない上記《好奇心》と、《ミリーの悪知恵》ぐらいです。
しかも前者の好奇心は、ISDで再録されイラストが変更、悪知恵は、Enchantressで今でも使われていますし、FT的には寧ろ能力の高さに感心されているにも拘らずこのイメージの悪いカード名。


 ミリーが・・・
 ミリーが・・・いったい何をしたというんだ!!?


 という訳でMTG史において、斯様に不幸なる存在であるミリーに少しでも愛を注ごうではありませんか。

  ↓


 結果は全く良い案が思いつきませんでした(ゝω・)


一応、真面目に使おうと思えば使えます。強くはありませんがね勿論。可能性も特に感じません。

取り敢えず、思いついたのは、職業部族「戦士」である事。
《茨森の模範/Bramblewood Paragon》
《黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe》
により強化可能です。
なんにせよ、能力だけはそろっているため、サイズを補う事がもっとの簡単で効果的な強化方法でしょうね。
1個サイズを挙げるだけでも、パワー3を止められますし、《稲妻》も無視できます。故にそこが基本ですね。
 単純にサイズを挙げるだけならば《融合する武具》でも十分です。
「+2/+1+速攻」or「+3/+2」で天秤ですね。

 次に能力を活かす方法。
「先制攻撃」が付与されているため、「絆魂」/「接死」との相性が素晴らしいです。
1枚で両方を補える《バジリスクの首輪》は良い相棒となります。流石に使い回しが難しく、マナも掛る《アルマジロの外套》は微妙です。
これらの能力は、「警戒」によりさらに昇華される点も見逃せませんね。
ただ、やはり攻防を支配できても、打点は低いままなのでそこは注意が必要ですね。

 また、重要な能力として「森渡り」を持っている点があります。
サイズ不足で悩むミリーですが、サイズ負けしそうなタルモ・KotRの両名をスルー出来るこの能力は素晴らしい。
+1/+1でもサイズを補えれば、マングースも止める事が出来ますし、ライフリンクがあればダメージレースでも十分優位に立てます。
 またこの能力により、攻撃を相手に捻じ込みやすいとも言えるので、剣シリーズでの強化のし甲斐があります。
(G)を補う必要が無く、他の2種まで含め最大3種類の色のブロッカーを無視できるわけですからね。


 打点は低いものの、何らかの形で補ってやればやはり攻防を支配できる能力は有ると言えます。
ただし、単体ではやはり力不足感は拭えません。
今のところどうやってもファンデッキの域を超えないんですよね。



 あらゆる状況で不当な扱いを受けてきたミリー。
何とか彼女に日の目を見せてやりたいものですが・・・。
彼女が報われる日は来るのでしょうか・・・。





 皆さん、こんばんは。
しもべです。


 今日は久々に時事の感想。
溜まっていたせいでかなり古い物がggg・・・

 まぁ、相変わらずぬる~い意見なので斜め読み推奨。
では行きます。

以下、点線内転載
[橋下市長もう止まらない、慰安婦問題発言 「アメリカはずるい」「建前は止めた方が良い」]
J-CASTニュース 5月14日(火)10時21分配信

 大阪市の橋下徹市長(日本維新の会共同代表)が、いわゆる従軍慰安婦の制度について「必要なのは誰だって分かる」などと発言し、米軍司令官に「もっと風俗業を活用してほしい」と述べたことが波紋を広げているが、橋下市長は2013年5月14日朝ツイッターを20回以上にわたって更新して釈明した。

 慰安婦問題については基本的に従来の見解を繰り返したが、米国が公娼制度を認めていないことについて「だいたい、アメリカはずるい」「建前は禁止でも、軍人の性的欲求が0になるわけがなない」などと主張した

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130514-00000000-jct-soci

 主張の良し悪しは一概に述べることは出来ませんが、一定の評価(悪まで一定)を、この発言には私はしていいと思います。
また改めての見直しの必要性と言う部分には賛同できます。

 少なくとも、建前論や棚上げでなぁなぁにするよりは遥かに良いと思います。
今までは、直接言及を避ける方向でそれが通ってきたのは事実ですが、現実に今問題になっている以上明確な問題提起をする事は重要な事だと思います。
たとえそれが一定以上の煩雑を起こそうが。
 現状日本は言われたい放題ですから、明確な立場の主張・意見の表明は行うべきです。
現実の在る無いは置いておいても、外交に利用され被害者妄想を加速させ続ける事はさけるべきです

 また、「性とそれに関わる職種」についても言及しています。
この意見も、実際のところ、現実的に未だ存在する事実です。
過激だ~とか女性をバカにしてる~とか色々な意見が挙がっていますが、現実的に存在する事実/問題には目も向けず、それらを提起している意見には攻撃を加えるというのはおかしな話だと思います。
 個人的に最も賛同しているのは、職種とは「時代に即したものが存在する」と言う部分。
かなりキツイ言い方にはなりますが、現実、過去の歴史を見渡しても、軍属に対する慰安婦という物は何処の世界でも存在しましたし、売春婦と言うのは一つの職種として定着していました。
そして現代でさえも、性風俗という物は存在します。
それらの現実・時代背景や状況を無視した一方的な人権論は間違っていると私は思います。
現代ならば、侍はある種人殺しですし、それでも立場が違えば戦時の軍人として当然の行動で許容されますしね。

 従軍慰安婦も、他国も戦時下では同様の行動をしているのに日本だけが非難されるのも確かに理不尽ではあります。
特に韓国には「ライダンハイ問題」はどうなのよ??
って小一時間ぐらい問い詰めたいですしね。
アメリカだってベトナム戦争やイラク戦争で結構好き勝手してますしね。

 ただ、それとは別に、強制連行があったかどうかは重要な要点です。
他の売春職と異なり、こちらは完全に人権無視ではあるので、時代背景云々を踏まえても問題にならないわけは無い。
この問題だけは明確な区切りをつけて欲しいところです。
(喩えあったとしても、賠償の責任があるかどうかは、また別の話。
日本としては「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」で賠償済みが立場ですしね)
 まぁ、
個人的な予想としては、在ったのではないかと思います。
喩え、日本兵が強制連行をしていなくても、現地で集募を担当した現地人が強制連行してこなかったかは別の話ですし、戦時下で食い扶持減らしのために家族から強制的に放り込まれた人もいるでしょうしね・・・。


 何にせよ、重要なのは、問題提起が正解人から明確な提起がされたという事。
臭い物には~理論を適用せずに、面倒でも解決に繋げて欲しいのですが・・・。


 で、逆に反対的な感想として、
やはりもう少し、言葉を選ぶ必要があると感じました。

 今のところこの方の発言自体に、決定的な女性自身を卑下する部分があるとは思わないのですが、唯過激に過ぎる。
「時代に存在していた」のは事実であっても、「だからなんだ!日本は悪くないだろ、何処でもやってたんだから!!」のような発言をすれば、その行為自体を容認していると取られても致し方ないかもしれません。
後になって釈明のような形でのフォローは、いやいや付け足した感が出てしまいます。
「慰安婦」自体の可否も前置きの理論の前に存在が霞んでしまう。
実際、最初の発言時から、「慰安婦自体は良いとは思っていない」「強制的に働かされた方には支援と保証は必要」のような話をしていますが、完全に無かったことにされています。
まぁ、これはマスコミがその部分をカットして報を流すのにも問題はあるのですが・・・。

 また、「本音と建て前」は得てして「その気も無いのに適当にその場を繕っているだけ」と忌避されるような風潮がありますが、社会を円滑に回すためには必要な物です。
誰もが、現実では痛い物を直視できるわけでもないですし、それを相手に言及されることを喜ばしく思う訳でもありません。
米韓を巻き込んで、お前らも~と直球発言は、事実かもしれませんが、そんな事をしても相手のメンツが傷つくだけで同調なんか得られる筈も無い。
恥ずべき行為だと理解しているのなら尚更です。

 今回のこの発言は、個人の意見としては、上記の通り見るべきところはあると思います。
が、組織の長としては、国内外で混乱を引き起こしてしまう事態で、優れた手腕であるとは言えません。


 問題を投げかける/提起する事と、無用に混乱を引き起こす事はまるで別の話。
この方の行動には比較的賛同できる部分もあるのですが、常に、騒動を引き起こすこの様は何とかならない物でしょうか・・・。
もう少し、事故を振り返りコントロールする術を身に着けて頂きたいところです。


[飯島内閣参与が訪朝=官房長官らが了承―拉致問題協議か]
時事通信 5月14日(火)20時48分配信

 飯島勲内閣官房参与が14日、北朝鮮の平壌を訪問した。北朝鮮の朝鮮中央通信が報じた。目的は不明だが、日本人拉致問題の解決に向け、北朝鮮当局者と協議した可能性がある。飯島氏は小泉純一郎元首相の秘書官として2回にわたる訪朝に同行、北朝鮮に独自の人脈を持つとされる。政府関係者は、飯島氏が今回の訪朝を菅義偉官房長官、古屋圭司拉致問題担当相と協議して決めたことを明らかにした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130514-00000170-jij-pol
----------------------------------------------------------------
[<北朝鮮>短距離ミサイル3発を日本海に発射]
毎日新聞 5月18日(土)20時23分配信

 【ソウル大貫智子】韓国国防省は18日、北朝鮮が日本海に向け短距離ミサイル3発を発射したと明らかにした。午前中に2発、午後に1発発射した。聯合ニュースは、地対地ミサイル「KN02」(射程約120キロ)の改良型か、新型の地対艦ミサイルとみられると伝えた。通常の訓練か発射実験が考えられるという。ただ、韓国軍は追加発射などに備え警戒を強化している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130518-00000074-mai-kr

 圧倒的に外交下手な日本。
流石NIPPON
圧倒的敗北感。


[「琉球問題は未解決」=共産党機関紙が異例の論文―尖閣に続き沖縄で圧力・中国]
時事通信 5月8日(水)16時52分配信

 【北京時事】8日付の中国共産党機関紙・人民日報は、「歴史的な懸案で未解決のままの琉球(沖縄)問題を再び議論できる時が来た」と主張する論文を掲載した。党・政府の見解を反映する同紙が、沖縄の主権について「未解決」とし、中国に領有権があると示唆するのは異例。中国政府としては沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる対立を受け、沖縄でも日本側に圧力をかける狙いで、日中関係に波紋を呼びそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130508-00000088-jij-cn&pos=3

 交渉の基本は、必要以上の過剰の要求を行い、そこから「譲歩した」ポーズを演出する事で本来の要求を通しやすくするという物だそうですが・・・。
あからさま過ぎて、反応の仕様もありませんね・・・。

 最近は、領海/空侵犯をするだけで大人しい、と思ていましたが、こんな事をたくらんでいたとはねぇ・・・。


[<日露首脳会談>プーチン氏から「領土」 面積等分切り出す]
毎日新聞 4月30日(火)21時28分配信

 【モスクワ影山哲也】安倍晋三首相は29日午後(日本時間同日夕)、プーチン大統領と会談し、停滞していた北方領土交渉の加速化で一致した。日本政府高官によると、プーチン氏は「大事な話をしないといけない」と北方領土問題を切り出し、ロシアが係争地の面積を2等分して境界を画定した中国、ノルウェーとの交渉例を引き、「他国とはこう解決した」と説明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130430-00000115-mai-pol
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[北方領土交渉、次官級ですぐに始まる…官房長官]
読売新聞 4月30日(火)13時19分配信

 菅官房長官は30日午前の記者会見で、安倍首相とロシアのプーチン大統領が首脳会談で、北方領土問題の交渉を加速させることで一致したことを受け、首相の帰国後、速やかに日露の次官級による交渉を始める考えを示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130430-00000633-yom-pol

 まぁ、ロシアとしても、前々から頭痛の種でしたし、この機会に前進させたいというのは判りますね。
特に、いま日本は上昇の兆しがありますし、それでいてエネルギー分野では非常に脆弱なままです。
80~90年代に進めていたようなエネルギー売買の交渉のチャンスとしてはまたとない機会の筈。
そしてそれは日本にも言える事です。
無用な意地に拘らず、有益な交渉を進めて欲しい物です。
 

[日本への天然ガス輸出を解禁…米エネルギー省発表]
読売新聞 5月18日(土)4時7分配信

 【ワシントン=岡田章裕】米エネルギー省は17日、米国内で生産が増大しているシェールガスを含む天然ガスの日本向け輸出申請を認可したと発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130518-00000165-yom-int

 原発不信の続く日本にとっては有難い話です。
米国自体との関係強化にも使えますし、貿易摩擦の多少の改善に繋がるはず。
(TPP以後は判りませんが)

 ただ、米国としても、関係強化と専守防衛は重要。
現状、日本が自力での海洋資源を中心としたエネルギー問題解決に向かう中、今のうちに米国枠を作っておきたいという事。
加えて、進展の可能性のある日露でのエネルギー協定の問題。
北方に解決の兆しがあれば、すぐさま大攻勢をかけてくるであろうロシアに市場を渡すわけにはいかないという事。
これらを感が合えれば米国が積極的に動くのも理解できます。


 日米ともに経済の復調の兆しがある中で相乗効果を狙えるので有難い限りですがね。


[<参院>川口順子氏の解任可決 常任委員長では初]
毎日新聞 5月9日(木)11時2分配信

 参院は9日午前の本会議で、国会の許可がないまま中国出張を延長し委員会が中止となったとして野党7党が提出した自民党の川口順子(よりこ)環境委員長の解任決議案を、野党の賛成多数で可決した。常任委員長が決議によって解任されるのは衆参両院で初めて。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130509-00000016-mai-pol

 個人的には其処まで騒ぐほどの事か?と。
国会会議を返上してまで、政治を止めてまで騒ぐようなことか?と言うのが正直なところ。
まぁ、現状、与党に対しての攻撃材料が少ないので、明確なPointに過剰反応しているのではないかと・・・。

 ただ、思う処もあり、
「国会を休んで云々」はどうでもいいのですが、政府の人間でも、外務省の人間でもない人間が、本来の役目・職務を放棄してまで携わるべき所業であったのか?と言う点です。
外交とは、「政府」が行う事であり、この方は政府の人間でも、まして外務省の人間でもない。
にも拘らず、飛び込みで関係の無い仕事を行い、本来の職務を放棄。その上、「自分には正義がある」のような態度を取っていては問題が無い筈も無いかと。


 解任が当然かどうかはまた別ですが、ね。


[<裁判員>ストレス障害の女性、週明けにも国賠提訴]
毎日新聞 5月3日(金)12時5分配信

 強盗殺人罪などに問われた被告に死刑を言い渡した裁判員裁判で裁判員を務めた福島県内の60代の女性が急性ストレス障害(ASD)と診断された問題で、女性が週明けにも、慰謝料など200万円を求める国家賠償訴訟を仙台地裁に起こすことが分かった。「裁判員制度は苦役からの自由などを定めた憲法に違反する」と主張し、立法府としての国会の責任も追及する方針。元裁判員が制度の是非を問う訴訟は初めて。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130503-00000012-mai-soci

 裁判員制度の予想され得る弊害の一つですね。
罪刑が感情論に落し込まれる点が最もクローズアップされますが、この様に人を「裁く」と言う行為自体に抵抗を覚え、心的圧迫を受ける型は少なくは無いと思われます。それは「死刑」のような思い罪状を言い渡す場合だけではないという事ですね。
私もこの場面に遭遇すれば、少なからず自身へのストレスを覚えるでしょう。
 ただ、ある種(本当に一部分だけですが)、国民に望まれて始まった裁判員制度で、国民側から不満が続出しているようでは、いったい何のために始めたのか?疑問を感じざるを得ませんね。
今回のそれで国側が負ければ、その疑問はなお一層強まります。


[米政府止めたが…3Dプリンター銃製造法が流出]
読売新聞 5月18日(土)13時18分配信

 【ジュネーブ=石黒穣】文字を印刷する感覚で立体物を作る3D(3次元)プリンターで、実弾を撃てる小銃を製造するための設計データが欧州をはじめ世界各国に流出した。

 米テキサス州の学生らの団体がデータをインターネット上で公開したためで、新技術につきまとうリスクが表面化した形だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130517-00001005-yom-int

 恐れていた事態になりましたね。
続く銃犯罪に高まる規制の意気も全くの無駄ですね・・・。

 しかし、
銃社会と言われるような場所だからかもしれませんが、銃事態に関する認識が本当に緩いですね。
容易く犯罪や騒乱の助長につながる兵器の設計図とは言うのは、元来最も気密性が高くなければいけないはずの物。
にも拘らず、手軽な銃の作り方を一般公開する、と言うのは本当に何を考えているんだか・・・。

 彼らの技術力は賞賛されるものでしょうし、また何らかの理念があったのやもしれませんが、軽率と言うか浅薄というか・・・。
彼らは自分たちの行為が将来自身の身内に向けられる可能性を把握しているのでしょうか?


[<富士山>世界遺産へ ユネスコ諮問機関、登録を勧告]
毎日新聞 4月30日(火)23時43分配信

 世界遺産への登録の可否を調査する「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)は30日、日本が推薦していた「富士山」(山梨、静岡両県)を「三保松原(みほのまつばら)を除き登録」、「鎌倉」(神奈川県)を「不登録」とするよう、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に勧告した。日本の推薦案件が「不登録」とされるのは初めて。今年6月にカンボジアで開かれる第37回ユネスコ世界遺産委員会で、正式に決定される見通し。「富士山」が登録されれば日本の世界文化遺産は11年の平泉(岩手県)、小笠原諸島(東京)以来17件目となるが、「不登録」となった鎌倉は、断念も含めた根本的な見直しが必要な事態となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130430-00000134-mai-soci

 目出度い事なのでしょうが・・・。
あんな小汚い山、今の状態で登録を考慮しても良いんですかね?しかも三保松原は無いとか、有り得ない・・・。それも含めて「富士の山」何ですがね・・・。


[人クローンES細胞作製…日本人研究者ら世界初]
読売新聞 5月16日(木)1時1分配信

 【ワシントン=中島達雄】同じ遺伝情報を持つ細胞を作る「クローン技術」を使って、様々な細胞に変化する能力を持つ、人のES細胞(胚性幹細胞)を世界で初めて作製したと、米オレゴン健康科学大の立花真仁(まさひと)研究員らが15日、米科学誌セルに発表した

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130515-00001708-yom-sci

 OH!!
人工細胞に後れを取りつつあるES細胞ですが、まだまだ後塵に期すわけにはいきませんね。
こちらの方が実用化が早いと考えていたのは今や昔、世間もiPS一色ですからね。

 日本人の細胞研究分野での近年の成果は素晴らしい物が在りますね!
続報に期待したいところ。




 こんな所です。
皆さんは最近何か気になった時事はありましたか?



【あの懐かしい~】 人生初のレア
【あの懐かしい~】 人生初のレア
【あの懐かしい~】 人生初のレア
 他のDNで、このネタを見かけたので何の気なしに思い出してみた。

 友人に誘われ、INVのスターターパックを買ったのが初めての事。
出てきたレアが以下の物
《巣を守るものカンジー/Kangee, Aerie Keeper》(画像1)
《超心理戦/Psychic Battle》(画像2)

 うん、押しも押されぬカスレアです。
しかも、カンジーに至ってはエラーカードww
(画像をクリックしていただければ判るかと)
人生初のレアがエラーカードって・・・(´・ω・`)ショボーン

 ちょうど時期的にTCGブームの真っ最中で、ブルーハリケーンの伝説もあったため、友人たちはエラーカードの出現に騒いでいましたが、そんな知識の無い私にとってはひたすら憂鬱でした。
この溢れるクソ臭・・・。
まぁ、ある意味持っている!のかもしれませんがww

 因みにカンジーについては文字通りカスで、一度も使用機会はありませんでしたが、《超心理戦》は実は構築で使用したことがあります。
当時はピッチスペルカウンターと《対抗呪文》、《吸収》《蝕み》の関係で非常に青が多かった時代。
そんな中対Uの筆頭だったのが《ウルザの激怒》であり、キッカー込みで10点ダメージと言うIMPACTの大きさも子供心に引き付ける物が在りました。
が、そんなカジュアル気味な大会の構築戦で、キッカーレイジを跳ね返して10点!した事がありますw


 人生で最も多く引いたレアは
《デイガボルバー》
です。
 お小遣いの少ない子供の時に、パックから5枚、Foilも合わせれば計6枚出現したコイツ。
どれ程憎たらしかったことか・・・。


 MTG復帰後はシングル買いしかしない為、こういうランダムレアの出現のドキドキと言うのは久しく味わってません。
パックの購入は、個人的には無駄が多いと感じているため今後もしないでしょうが、あの感覚は懐かしくもあります。




 
 皆さん、こんばんは。しもべです。
M14のカードが早くもスポイラーで公開されています。
真偽不明な情報でもあるため過度な期待は出来ませんが、期待するなと言う方が無理ですよねw


《Savage Summoning》G
インスタント

~は打ち消されない。あなたが次に唱えるクリーチャー・カードはそれが瞬速を持っているかのように唱えられる。その呪文は打ち消されない。そのクリーチャーは追加の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。

 《獰猛な召喚》でしょうか?
M14のスポイラーで注目を集めているカードですね。

過去のカードの《力説》(若しくは《秋の帳》)と《斥候の警告》を足して1,5で割った感じです。
このシリーズ特有の、「ハンドの枚数消費無し」に次のカードを補助する、と言う特性は失われていますが、代わりに多くの物を手に入れています。

このカードの特性は
「本体が打ち消されない」
「後続の生物が打ち消されない」
「瞬足付与によるテンポ」
「+1/+1修正」
の4つです。
 同時にデメリットは
「1マナ分のテンポロス」
「アドを失う」
「単体で仕事をしない」
です。

ハンドアドは消費するものの、この手のカードとしては最も欲しい 「確実性」を有しているため、十分にトレードオフと言えると思います。

 そして、このカードで最も重要なのが、その「確実性」に加えて
「瞬足付与」
である事。
この 2つがあるからこそ素晴らしいカード足り得ると思います。
個人的には自軍の生物を《空殴り》化するような感覚です。つまり対Uに置いて素晴らしい性能を発揮するという事ですね。
今一、対Uとして信用性が欠如していた《空殴り》の不足を、他の生物を使用する事で補なう事が出来るようになるわけですね。


 さて、対Uとして使用する旨は既に述べましたが、具体的には何を使用しましょうか?
個人的に考えている物が以下の物

・《潮虚ろの漕ぎ手》
 :疑似《ヴェンディリオン三人衆》になります。
これにより相手の「奇跡」に誘発してハンデスが可能となります。当然後続で除去されますが、素のキャストならばそれほど問題にはならないでしょう。
 他にも、対SnT戦で《実物提示教育》キャスト時や《騙し討ち》起動時にも(1度目だけですが)対応できます。
対《石鍛冶の神秘家》戦でも、起動能力使用時に装備品を抜き去る事が出来ます。
  ハンデスをIns速度で、確実に使用できます。
それも 黒でな!!(`・ω・´)キリッ

・《クァーサルの群れ魔道士》
 :Ins速度で《解呪》したいだけです。
故に《レオニンの遺物囲い》《調和スリヴァー》でも問題はありません。
同じく対Miracle戦で役に立ちますね。《相殺》《安らかなる眠り》を速やかに除去出来ます。
装備品を担いだ生物を装備品を除去しながらブロックしたりなんかも・・・。
しかし《謙虚》には変わらず無力・・・。
もちろん、SnTでの《全知》《ドリーム・ホール》《騙し討ち》にも対応できます。

・《漁る軟泥》
 :Ins速度で墓地掃除ですね。
マナ域的には《土覆いのシャーマン》でも構いません。PinPointかAllかは状況に依りますからね。

・《悪鬼の狩人》
 :対生物戦ですね。
対Sneak戦で特に有効ですね。
残念ながら《叫び大口》は非対応。

・《ファイレクシアの破棄者》
 :対起動型能力戦
取り敢えず、Socタイミングの起動型能力は完封できます。


 とまぁ、とりあえずCipや能力を有する生物を「確実に」「瞬足で」使用できると、今までの不利がかなり改善できます。
文章量でも判りますが、特にハンデスを昇華出来る事が本当に有難いですね。
また、SocをComboの〆にしているデッキ相手に、優先権が放棄されたところで《エーテル宣誓会の法学者》や《ガドック・ティーグ》で封じるのもアリですね。
ガドックは「奇跡」誘発時にも使用可能です。
 上記の通り、実行時にアドは失いますが、行わなかった場合にそれ以上に盤面での状況が悪化し決定的に劣勢に追い込まれてしまうので差して問題は無いはず。

他にも、
・ドローフェイズの《ヴェンディリオン三人衆》にも、及び相手のハンデス時に対応してキャスト。
・JtMs(笑)に対して、瞬足キャストでノックアウト/つまり疑似速効強し。
等、とりあえず、このカラーで瞬足である事が本当に活きてきます。


 ここまで書いているので見えているとは思いますが、アドを失う以上はそれを補える要素のあるカードを使いたいですね。
故にCip能力が中心です。
また、コンバット等の戦線定着を旨とする生物ならば除去耐性のあるものにしたいですね。
折角の強化も使用できるならそれに越したことはありません。
前もってハンデスである程度露払いで来ているのならそれでも十分ですが。

 対カウンターとして見た場合、《相殺》を抜けれる点が特に素晴らしいですね。
《最後のトロール、スラーン》や《空殴り》でも抜けれますが。
ただ、対カウンターで見ても、
その他の類似カードも高確率で、スペルでのカウンターならば対応できるので・・・。
対応されるとしたら《呪文貫き》→生物に《Force of will》ぐらいじゃないでしょうか?
単に打ち消されたくないのなら《魂の洞窟》もありますしね。
故に、やはり 瞬足である事に意義を見出すべきです。

 +1/+1強化修正はオマケですね。
無いよりはマシ。ですが、召喚時にしか適用できない為普通の強化スペルとしては活用できません。
 普通にサイズアップさせるのもよし、《マイコロス》や《精霊の魂、アニマー》《胞子の教祖、ゲイヴ》等で使うもよし。
一応、《屍体屋の脅威》がいれば+1/+1×2になるので強化部分だけを見ても相応になります。

 1個サイズを挙げる事により恩恵は
《稲妻》があるエターナルならばやはりタフネスが4になるような生物
Stdならば、同じく4に、若しくは増えるであろう4点除去を躱せるタフネス5になるような生物に大きいですね。
ダメージに影響するので
「先制攻撃」「絆魂」持ちにも効果は大きいですね。
Stdなら《ボロスの反攻者》や《ヴィズコーパの血男爵》でしょうか?
Legacyならば《スレイベンの守護者、サリア》がパワー3に到達できる点が何より重視されるでしょうね。
他には、《吸血鬼の夜鷲》が《稲妻》に耐えるだけでなく、《秘密を掘り下げる者》も一方的に倒せるようになります。もちろん絆魂も良い。



 問題は、このカードは対Uとして相応の効果を持っている事は事実ですが、このカード単体では何もできないという事。
飽くまで、仕事をするのは生物であるため、Hateカードを入れておく他に、このカードもサイドボードに備える必要性が出てきます。 2重にスロットを消費するわけです。
元々メインボードにHateカードを挿しておく選択肢もありますが、やはりスロットの圧迫は避けられませんね。
正直、今のデッキは、特にサイドにはスロットに余裕がない物が大半であるため、スペースの確保は・・・。

 他にも、やはり使用条件というか活用可能条件が限定され過ぎている点が憂慮の対象です。
《秋の帳》は、対カウンターの他に、中途半端ながら除去耐性の付与も行えました。《突然の衰微》の登場で価値は上がったと言えます。BUGも多い事ですしね。
《力説》《斥候の警告》は腐っても、1ドローカードになりました。
しかし、これは本当に召喚用の補助としてしか使えない。

 また
「後続の生物が打ち消されない」
「瞬足付与」
はエターナルならば 《霊気の薬瓶》1枚でも可能な事です。
その上、薬瓶はマナコストもかかりませんからね。
初手・序盤に無ければ紙屑と化す薬瓶ですが、逆に序盤に置けるのならば遥かに有用でもあります。
 まぁ、
薬瓶自体はカウンター耐性は無く、また《突然の衰微》《クァーサルの群れ魔道士》、サイド後の《解呪》系により簡単に対処されますし、マナコストをある程度一定に抑える必要がありますから一長一短ですが。
が、やはりメインから組み込みやすい点は大きなメリットですね。


 上記2点(効果)は同じにも拘らず、

序盤に最高の働きをし、テンポを稼ぐ、メインで使用される薬瓶
に対して、
中/後半で最高の仕事をし、1マナ増強によりテンポを失う召喚は、基本はサイド

この対比は面白い物が在ります。

 基本的には薬瓶の方が遥かに強力ですが、確実な仕事をするという召喚の美点は小さくも無いと思います。
薬瓶はセット後、使用できるまでにタイムラグも有りますしね。


 他に気になるのはやはり、1マナのテンポロスである事。
《緑の太陽の頂点》でも同様の問題がありましたが。
ただ、メインから仕込まれるGSZと違い、サイドから投入される可能性の高い召喚は、デッキのカーブのバランスを崩し、うまく回らない可能性が出てきます。
調整がより一層難航しそうです。
もちろん普通に1マナ増える事も小さくはないデメリットです。



 素晴らしい効果を持ちますが、
果たしてこれを入れる枠があるのかどうか・・・。



 P.S.
以前とって録画してあった「氷菓」のBDのデータを触っていたら、消えた・・・。
消し飛んだ・・・。
バックアップ無い(´;ω;`)ブワッ



レガシー) 今週のSCGの結果 何時から三竦みは失われてしまったのか・・・。/ ボブがカッコいいけどコレじゃない感
レガシー) 今週のSCGの結果 何時から三竦みは失われてしまったのか・・・。/ ボブがカッコいいけどコレじゃない感
レガシー) 今週のSCGの結果 何時から三竦みは失われてしまったのか・・・。/ ボブがカッコいいけどコレじゃない感
 皆さん、こんばんは。しもべです。


 M14も注目ですが、本日の一大ニュースと言えばModernMastersの収録内容の一枚が発表されました。
 ↓↓

 《闇の腹心/Dark Confidant》

 Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
しかも新イラストです! (画像1)

 何か悪い人っぽい印象がしっかり出ている黒々しいイラストですね!
でも、なんだろう・・・コレジャナイ的なこの衝動。
なんかもっと小物臭い顔したオッサンが良いよやっぱり(ボブには大変失礼ですが)。

 しかし、タルモゴイフもそうですが、これ再録する意味あるんですかね?
確実にイラスト需要で超高騰しますよね。
しかもその分、ノーマル版の値が落ちるか?と言われるとそれも怪しい所です・・・。



 さて、話は変わって、今日は3週間ぶりにSCG Legacy OPENが行われました。
DGM解禁後初の大会なので結果が気になりますね。早速見ていきましょう!
 ペタル↓

http://www.starcitygames.com/events/130518_nashville.html

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=&feedin=&start_date=2013-05-19&end_date=2013-05-19&city=&state=&country=&start=1&finish=16&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%5B2%5D=&compari


 今週の優勝はEsper Stonebladeを使用したLauren Nolen氏です。

以下 Top8(上から順に1位→8位)
Esper SfM
Esper SfM
No Bant
続唱 BUG
ANT
ANT
Esper SfM
UB Tezzerator

以下 Top16(上から順に9位→16位)
ANT
Omni SnT
RUG Delver
SneakShow
Merfolk
RUG Delver
BUG Control
Reanimator


|←樹海|  ┗(^o^ )┓三

 何だこれは・・・。
見事に青とコンボしかいません。
ここは何処の海ですか?
ANT以外は、コンボも含めて全てカウンターを積んでいます。何ぞこれ・・・。

 しかもそれだけ青が多いにも拘らず、上位に挙がっているのはカウンターが少なめな(それ程青い中ではコンボに強いわけでは無い)デッキが中心で、しかも下しているのはコンボです。
不思議な現象ですね・・・。


 さて、ここからは気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55937
 優勝したLauren Nolen氏のEsper Stonebladeです。

 16名中最多の三名を、厳密に言えばTop8に輩出したEsper Stonebladeは今週最大の勝ち組でしょう。1,2フィニッシュしていますしね。
その中で優勝したLauren氏と、2位のJack Fogle氏はかなり特徴的なリストをしています。

 Esper SfMのリストは7位のEvan Allen氏のリストを見てもらえれば判りますが、《瞬唱の魔道士/ScM》《石鍛冶の神秘家》《未練ある魂/LgS》が基本でそこに+αしていきます。
他の生物は入っても1~2枚程度のメタ的な調整部分なだけです。
また、除去・ハンデス・カウンターをバランスよく積んでいます。総合して、これらでBeatしながらコントロールするデッキです。

 が、Lauren氏は《死儀礼のシャーマン》を入れる事でよりテンポを採れるような形にしています。
これにより、より有効に《不毛の大地》を使用でき、自らの加速と、相手の減速につなげています。本来早い相手はもちろん、それ以上に同側の相手より先に仕掛ける事が出来る点が優れています。
また、《闇の腹心》により超的なアドバンテージも狙っています。
以前、少し見かけた形(BBDのDeathBlade)ですが、これほどの結果を残すのは意外です・・・。
 生物数を多めに取っているため、担ぎ手が十分なのか、LgSは抜かれています。
LgSを使用しないという事は確実にサイド後に対処されてしまう脆さをぬぐえているというメリットもありますね。

 また、このデッキはカウンターは最少で押さえてあり、ハンデスの比重が少し上です。
Jack氏に至ってはメイン零枚です。
除去・ドローも含め各スペルに散らす、と言う行為が見られ時非常にすっきりとしています。ScMの有効活用の一部分だったのですが敢えて切っていますね。

 多くの方が目に留めているであろう《概念泥棒》もちゃっかり1枚採用されています。
私はコンボパーツ以外でなら完全にサイド用だと考えていたのですが、ここまで青い環境であるのならばメインではさぞや良い能力を発揮した事でしょう。
DrSの恩恵で4マナも現実ラインですね。
《概念泥棒》は15位、Mike Kletz氏のBUG/8位、Christoffer Andersen氏のUB Tezzeratorにもサイドにとられています。

 比較的纏ったメインに対してサイドはかなり散らばっています。
よく見ると、本来Esper SfMがメインに採用しているようなスペルをサイドに置いているわけですね。
結果LgSや《聖トラフトの霊》等の本来サイドに置かれている打点が締め出されていますね。

 対同系で強いメインと、Esperの本来の動きのサイドで使い分ける面白いタイプです。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55953
 3位、Joseph Herrera氏のNo Bantです。

 ここの所、定期的に上位入賞しているBantとMaverickのスプリットデッキです。
《緑の太陽の頂点》と多数の生物を用いたコントロールビートですが、打消しの数も多めであり、構成は兎も角配分はBantよりですね。
特徴的なのは《大祖始》プランを積んでいる事が一つ。
どうしても足は速くないデッキですし、アドが取れるデッキでもないので、中速戦で物量に押されるより早く決着させる手段が欲しかったのかもしれません。
もう一つの特徴が《ギタクシア派の調査》を積んでいる事です。
それほどテンポを取る事の旨みがあるデッキにも見えないので、単純に前方確認の手段だと思いますが。通常のスプリット型よりも僅かに多めに積まれたカウンターと合わせて《自然の秩序》を通す手段にしているのでしょうね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55949
 5位、Jacob Baugh氏のANTです。

 今回、Esper SfMとともに上位に3名を輩出した勝ち組です。順位の関係上Esperの次点となりますが。
驚くべきことに、土地の配分数の違いはあるものの、スペルは全く同じで土地の総数もほぼ同じ。つまり3枚とも同類のデッキです。

 内容は去年から流行っている16キャントリップ版です。
このリストが如何に完成されているかがよく判ります。
対U/Bにも強く、若干の速度は落ちる物の安定性も抜群です。

 サイドもほぼ同じ内容です。
只々驚きの結果です。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55927
 8位、Christoffer Andersen氏のUB Tezzeratorです。

 久々登場のテゼレッターですね。
今週のDeckTechでもあります。
(:http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_ub_tezzeret_with_chr.html)

 特徴がソプターコンボを仕込んでいる事。
これにより中盤戦以降、非常に生物デッキに強くなります。
 基本は序盤多量のマナアーティファクトや2マナランドでマナ加速し、その間に妨害置物を設置していくのですが、過程上マナは多量に出るようになるし、不要な神器も消費先があるので《飛行機械の鋳造所》は無駄が無いです。

 また《Transmute Artifact》も目を引きますね。
これにより銀弾神器もコンボパーツも探す事が出来ます。これ系の特徴に反し、飽くまで効果上の生贄なので打ち消されてもダメージは低いですしね。
また、《弱者の剣》や《アカデミーの廃墟》もあるので生贄自体それ程痛みを伴いません。
メインでも十分に強力ですが、特にサイド後に効果の重みが増しますね。これがInsだったら・・・。
 このでっきは《虚空の杯》の関係上《渦巻く知識》を積めないので必要牌をサーチ出来る点は本当に重要です。

 初動は遅いものの、《ボーラスの工作員、テゼレット》の関係上、攻めに転じてからはそこらの中速デッキよりも遥かに早い決着が望めます。
如何に序盤に優位を気付くかが分水嶺ですね。
しかし面白いデッキです。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55956
 11位、Joshua Seylar氏のRUG Delverです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55957
 14位、Nick Woerner氏のRUG Delverです。

 二人とも、特徴としてカウンターをかなり多めに取っています。
メインから《Force of will》《目くらまし》に加えて《呪文貫き》《呪文嵌め》の3rdオプションを計4枚以上です。
これまでは2~3枚程度に抑えられており代わりに2ndの火力が投入されていましたが、対生物より対コンボを考えたのでしょうね。
特にNick氏は《もみ消し》も4枚取られておりかなり打ち消しに力を入れていますね。

 コンボも小型生物系のフェアデッキも相応にいる為難しい判断です。
今回に関してはどちらが正解と言うのは無さそうです。当たり運ですね。



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_5_color_cascade_with.html
 Deck Tech: 5 Color Cascade with Eric Sollisです。

 4cはそれなりにいましたが、Eric氏はWも混ぜて5cにしたようです。
個人的にはList上でそれ程白の存在意義を感じないのですが・・・。




 こんな所です。
今週は予想に反して真っ青(2重の意味で)な顔ぶれでしたね。
新エキスパンション後はもっとカオスなデッキも出てくるものですが・・・これがSHIOの力か・・・。
流石に今週ここまで一面青だと次回は鳴りを潜めそうですが、いやはや…。

 さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
この文章が、何かのお役に立てば幸いです。






【ルール変更】私はね、もうね、声を大にして言いたいわけですよ!ルールの簡略化と簡素化は別だろ!・・・少々訂正
【ルール変更】私はね、もうね、声を大にして言いたいわけですよ!ルールの簡略化と簡素化は別だろ!・・・少々訂正
【ルール変更】私はね、もうね、声を大にして言いたいわけですよ!ルールの簡略化と簡素化は別だろ!・・・少々訂正
 激震奔る本日のMTG界。


 みなさん、こんばんは。しもべです。


私も他の記事をアップの予定でしたがそんな場合では無くなってしまいました。

 項目は以下の4つ
1)伝説性/唯一性ルールの変更
2)サイドボードの扱い
3)「破壊されない」の能力化(非文章化)
4)土地のセットに関してのルール


 現状で思いついたことや雑感、他のDNの方の記事を読んで見えた事の書き殴り。
特に真新しい事は無いので悪しからず。
私の感想が中心。


 とりあえず1)について
人生2度目のレジェンドルールの変更(後続のキャスト制限/対消滅)です。
これにより、基本的には伝説系のカードは、単体で見た場合、強くなりました。

 対消滅ルールが消え、
a)コントローラーが同じ場合、どちらを残すか決め、残りは墓地に。
b)コントローラーが別の場合は、特に影響なし。


 PWの超強化・・・。
只でさえ現状PWに対抗する手段が限られているのにその手段をさらに減らしました。
PWゲーとなって久しいStdですが、今後はさらにPWの影響力が増しそうです。
以前よりPWの影響力は落ちていますが、それは初期のAFO~なKP設定が是正され、刷られるPWが弱くなっただけでPWと言うカードタイプが弱くはなっていない。
直接破壊の手段も増えてはいますが、それでもなお影響力を環境的に低減させるほどではない。
StdにしろEternalにしろ、PWの超強化ですね。
これ以上PWを強化してどうするんや・・・アレ嫌いやねん(´;ω;`)ブワッ


 どちらかを残すという行動により、
疑似的に置物を疑似的にアンタップするような動きが可能となり、トリックが増えました。
生物にしろ他の置物にしろアンタップ能力の強さは言わずもがな。
 特に話題になっているのが《ガイアの揺籃の地》と《オパールのモックス》の2枚。
2種とも、2枚目以降をマナソースの様に活用する事が出来ます。
これにより4枚投入が可能となるデッキも存在しますね。
特にクレイドルは《輪作》を有するElvesでは意味の解らないマナソースになりますね・・・。
《セラの聖域》も危険な香りがggg・・・。《水辺の学舎、水面院》は2マナのアンタップスペルに。

 PWのマイナス能力の使い勝手が俄然増しましたね。
《ヴェールのリリアナ》や《復讐のアジャニ》《ドムリ・ラーデ》等の[-2]能力を持ったカードをSocの如く使い捨てに出来2枚目につなげる事が出来るようになりました。
《求道者テゼレット》や《見えざる者、ヴラスカ》等の大きなマイナス能力も同じくです。
Eternal環境のPWの筆頭《精神を刻む者、ジェイス》は気兼ねなく[-1]を使用する事が出来ます。
まぁ、私はJtMsを使う事は恐らくないので関係ありませんが、使用する方にとっては有難い事この上ないですね。
《野生語りのガラク》で4マナ以上、《槌のコス》《求道者テゼレット》で5マナ以上出せればマナソースになります。
同じく、置かれているカウンターを使用するカードも使用しやすくなりました。
《生網明神》とかですね。

 《首席議長ゼガーナ》が2枚目でも超ドロー出来る可能性が。
→[追記] 2枚目なんぞ無くてもクローン系でも十分でしたね。つまり《前駆ミミック》ですね。

 《トロウケアの敷石》については一長一短。
同一ターンに3枚の土地をセットできたことが「上陸」系デッキにとってはメリットでした。デッキの圧縮にもなりましたしね。
逆に、2枚目を土地として使用できないので、盤上でマナが足りない場合や土地サーチのサーチ先が無い場合は有利に。

 他のDNの方が提起されていましたが
《演劇の舞台》で《暗黒の深部》をコピーした場合に、DDコンボが出来るようになりました。
土地2枚と2マナで使用可能です。
または《ヴェズーヴァ》でも可能です。こちらは本当に土地2枚且つ0マナ。
《もみ消》さないでね!
お願いだよ!!《不毛の大地》でもGGですが。
これは価値がありますね!
→[追記] 私は知らなかったのですがDDは誘発もみ消されても、再び誘発するんですね~。


 対消滅の不可能により、~の対策に~をというミラー作戦が不可能になりました。
最も影響を受けるのは
 Stdの場合、一番影響のある生物は《聖トラフトの霊》でしょうね。
もう対消滅に悩まされる事も無いためミラーマッチの場合も先手ゲー化します。
ヤソ氏に何ですったのか意味不・・・とまで言わせたこのカードの強化をする理由は・・・。

 Legacyでは《Karakas》と《梅沢の十手》の2枚。
 基本的にカラカスを構築上のギミックで使用しているデッキは多くなく、相手の伝説置物に対する対抗札、又は対抗札のカラカスに対しての対抗札でした。
が、今後は後者が不可能しなります。
最も大きな影響を受けるのは対抗札として採用していたコンボデッキのReanimatorやSnTですね。特にReanimatorは・・・(´;ω;`)ブワッ
一応Dredgeも。
恩恵を受けるのは、大半のフェアデッキです。
その中でも積極的にギミックを使用するD&T、ヘビーコントロールであるUW Miracleは特に恩恵が大きいです。
D&Tは説明不要。Miracleはヘビコン故にカードの防衛性能が増す事で生存可能時間が延長された事、と加え《ヴェンディリオン三人衆》《造物の学者、ヴェンセール》等の伝説生物も積極的に使用するので大きい恩恵だと思います。
TricoTempo/Mavercik/Junk/Deadguy系は一長一短ですね。

 十手は十手ゲー対策の十手と言う不文律が崩れましたね。
正直何とも言えませんが・・・、Merfolkにとっては痛手の様です。
私も壊す能力があった方が安心だったので、どちらかと言うと残念・・・。無くてもデッキの性質として勝てますが、相手に握られていると負けるので。
特にEsperの様なBlade系デッキがLegacyでは多いですし。

 対消滅の消滅により《クローン》系カードの効果が著しく減衰しましたね。
《ファイレクシアの変形者》《幻影の像》が特に影響が大きいでしょうね・・・。
Merfolkはどちらも採用する可能性はありますが、特に像が最近は多い仕様なので痛手ですね。
 U系デッキの対SnT系、Reanimator系の戦略に影響しそうです。
変形者を使用するであろうMUDやテゼレッターもダメージですね。

 そして神ことJtMsの存在。
 まず、《ジェイス・べヘレン》の価値がほぼ消滅しました・・・。
今までは神よりも1マナ軽い事が存在の8割を支えていましたが、今後は先置きで蓋をする方法が使用不可能に・・・。
本当に只のドロー装置になってしまいました・・・。
 加えて、U対Uは先にJtMsを置いた方が勝ち!と言う風潮が一層強化されました
・・・なんのゲームやねん(´・ω・`)ショボーン
《忘却の輪》での一時的な追放や《信仰の足枷》等の相手のJtMsを使った蓋と言うプレイングも使用不可能になりました・・・。
リングの価値も減衰しましたね・・・。

 
 とりあえず言える事は伝説カードの超強化
・十手ゲー再臨
・PWは4積も正義
・SnTのミラーのチキンレース化の加速
という事。
ギミックが増えるであろう、a)はまだ面白いと言えるのですが、
只でさえ強いカードを更に強くするb)については賛成しかねますね・・・。



 2)サイドボードの扱い
も不思議なルールですね。
デッキが60枚以上なら、サイドボードは15枚以下の範囲で自由設定可能。
まぁ、今までの0or15は面倒と言えば面倒でしたが。
 私は、一度カードを戻し忘れてサイド14枚でゲームをスタートしそうになった事があるので、そういう間違いが起こらないのは嬉しいです。

 ただ、他の方も仰ってますが、イカサマの発生が懸念されます。
サイドを15枚固定にするわけでは無いため、山札の枚数を把握しにくく、例えばゲーム外の領域から不正に数枚足されていても気付くのが難しいです。
他にもいくつか混乱を招きそうです。
もちろん正確な行動と、厳重な管理、必要があればリストを用いた確認等でこれらを監視/混乱回避する事は可能ですが、こんな事が一一起こってはその方が混乱を助長するような・・・。

 とりあえず、サイドの枚数が「15枚以下」という事で何か変わった方向のデッキが生まれないかしら?



 3)「破壊されない」の能力化(非文章化)
は、まぁ、どっちでもいいです。あまり関係が無いので。
《変化+点火》や《謙虚》が強くなりますね。
ただ、個人的にはさっさとキーワードにしてくれた方が有難い。毎度「破壊されない」とか「ダークスティール」って文字数使って書き難いんですよね。



 4)土地のセットに関してのルール
ルールを簡略化し、単純にプレイヤーが持つ土地のプレイ可能枚数の増減をするだけになりました。
理解は確かに簡単です。

《踏査》でも、土地プレイ時に、これはどっちの能力の土地で~の様な事をする必要が無くなりましたから。
ただ、《踏査》系のカードはかなり弱くなり、テクニックも失われました。
バウンスして再セットで「別オブジェクト扱いにして、更に追加の土地セット」が出来なくなりましたし、《踏査》セット後に優先権を渡してしまい《踏査》が破壊されてしまった場合再び、土地のプレイ可能枚数は「1」に戻ってしまいます。
著しくプレイの幅が減りました。




以上、今回のルール改正に伴う雑感です。


 取り敢えずね?
ギミックと言うかトリックが面白いわけですよ、私は。
そういうテクニックが極力少ない簡明なルールのゲームがやりたいのならポーカーやブラックジャックをしますよ!
想像の余地を減らすような行為は止めて欲しいのですが・・・



 だから、

何が言いたいのかと言うと、

今回のルール改正とかどうでもいいので



私達にコンバットトリックと旧オーナールールを返してくれませんか?
「ハンテッドブランド」を返してください(´;ω;`)ブワッ



 と言う名の古参の叫び。
今までつかえていた物が奪われるのはやはり中々我慢のならない所業なんです・・・。
もちろん、ルールが簡単になる事も恩恵はあるのですが・・・。





【ルール変更】私は大変重要な事に気が付いていないアンポンタンでした。+その他/ ここ最近のロボオタ的日常
【ルール変更】私は大変重要な事に気が付いていないアンポンタンでした。+その他/ ここ最近のロボオタ的日常
【ルール変更】私は大変重要な事に気が付いていないアンポンタンでした。+その他/ ここ最近のロボオタ的日常

 皆さん、こんばんは。しもべです。


・伝説性/唯一性ルールのルール変更:「同一コントローラーが同時に2枚場にそれらを出した場合、どちらかを残す」
と言うルールですが、大変重要なことを失念しておりました・・・。

 《ヴェールのリリアナ》コントロール時に「続唱 」でヴェリアナ捲れても

ギャアァァァァ━━━━━━(゚Д゚|||)━━━━━━!!!!!!

 って成り難くなりましたね!!

この事を完全に失念していましたよ。
使い捨ては、自分でのキャストの時だけしか想像してませんでした。

もしかして皆さん気が付いてました?
私だけAFOでした?

 まぁ、忠誠度が[3]以上のタイミング、特に5や6以上の時に捲れたら(´・ω・`)ショボーンになる事この上ないのは変わりありませんが・・・。
しかし、やはりJundでの《血編み髪のエルフ》の使い勝手がググッと増した気がします。
「ヴェリアナは4が正義!!」と多くのプレイヤーが言ってますし、それを維持したままリスクを減らせるんですよね、今回の変更によって。
「続唱」と言えば最近は《断片無き工作員》が主流ですが、これでチアミンも多少は持ち直しますかね?



・対消滅不可のに依る対Esperでの攻勢が怖い~的な事を書きましたが、よく考えれば自分の《梅沢の十手》は残るので寧ろ相手の《未練ある魂》を根絶できるんじゃないですかね?プロテクション(白)の生物に十手持たせるだけでEsper戦負けなくなるのでは?
・・・ついに私の《黒騎士》の出番か!

 今までは対消滅のための2枚目の十手が採用されていましたが、単純に引く枚数を増やすために2枚目を入れるのもアリかもしれませんね~。

 また、相手のヴェリアナや十手の対消滅が不可能である事を考えると、エターナルにおける《突然の衰微》の必要性が増しましたね。

 同様、より除去に価値が置かれる事になりました。ここは重要です。

 特に意味はありませんが《霊体の正義》とかも少しは可能性出てきますかね?



・[migiT]さんの所に書いてありましたが、
《果敢な勇士リン・シヴィー》で「自身への除去にスタックで2枚目の自身をサーチして~」と言う動きが可能なんですね。また、墓地の分はもう一つの能力でライブラリーに戻しておけば次の除去にも対応出来る。
レベルもヤリおるわ・・・。
また、
《オパールのモックス》は、前回書いた通りマナソースになり、スペルなので当然Stormカウントも稼げる(つまり《水蓮の花びら》化する)のですが、Atfを相応に使用しなければいけない関係上、何か使えるデッキはあるのか?思い悩んでました。
が「エラヨウ親和」ならば十分可能ですね。
まぁ、《突然の衰微》で全ての努力が水泡に帰すことには変わりないのですが・・・。



・《不同の力線》がお亡くなりになられたとお嘆きの諸君。しかし我々にはまだ、《不同の焦点》が残っている!
・・・だからどーした(´・ω・`)ショボーン



・多少の注目を集めるDDコンボですが、
今回最も大きい点は《吸血鬼の呪詛術士》を使用しなくてもよくなった点ですね。

 これにより、土地のみのコンボ構成が出来るようになった為、打消し・ハンデス・除去等の妨害全般にかなり耐性が付きました。
また、無色2マナ+土地2枚で敢行可能なためかなり使用デッキ制限が緩くなりましたね。
BBの関係上、どうしても黒が濃いデッキに限られましたので。

 という訳で使用できるとしたら?
サーチ手段をメインに考えると

1枚で2種とも揃えれるカード群
-《未知な領域》:《暗黒の深部》《演劇の舞台》《石化した原野》《トレイリア西部》で可能
-《直観》:《暗黒の深部》《演劇の舞台》《壌土からの生命》で可能
 ;共に3マナのInsである事がPoint。同様に《けちな贈り物》でも可能ですが特に意味は無いですね。

-《風景の変容》:《暗黒の深部》、《演劇の舞台》
-《原始のタイタン》:土地2枚
 ;共にヴァラクートコンボで使用されるカードですが、それよりも少数枚数でのコンボが可能である事がPoint。
変容は4マナで2種を揃える事も出来ます。《石化した原野》まで持ってきておけば《不毛の大地》も怖くない。または《演劇の舞台》を2枚持ってきて置く。

 タイタンは、他にも選択肢はありますが、とりあえず、Cipで持ってこれるので、相手にはタイタンへの対処とDDコンボへの対処を迫る事が出来、1枚で2方面攻略戦が可能となります。
NicFitに入れるか、Postに入れるかの選択肢がありますね。

 ある種、現状の12Postより楽な条件ではあると思います。土地2枚ですからね。
ただ、《引き裂かれし永劫、エムラクール》ほど優秀ではありませんが・・・。

サーチ手段
《生ける願い》《森の占術》《探検の地図》《女王への懇願》
《輪作》
《雨ざらしの旅人》《聖遺の騎士》
 ;色々手段はありますが、Ins速度で場に出せる《輪作》と、継続したサーチが可能な下段2種の生物が相棒としていいですね。
旅人もKotRもどちらもそれぞれ利点がありますが、DDコンボの障害となる《不毛の大地》《Karakas》を処理出来る《不毛の大地》をサーチ出来る点は重要ですね。
また土地を回収できる《壌土からの生命》を仕込めるG
STP/PTEを捌いたりバウンスを捌いたりする事が出来るWの《ルーンの母》《献身的な世話人》、Loamの代わりに《聖なる場》という選択肢も(使い勝手は格段に落ちますが)。
Bのハンデスが重要な色になりそうです。

 という訳でKotRが使用できるWGに仕込むのが良いかと・・・。
Maverickなら上記何れのカードも仕込めますね。
KotRやルンママを使用するのなら《スクリブのレインジャー》も良いかもしれません。

 現状《石鍛冶の神秘家》系のEquipや《獣相のシャーマン》+《忠臣》コンボ等の戦略がありますが、それに追加の戦略が取れるようになりますね。
KotRは4積も自然ですし、2回サーチでコンボ完成ですね。

 どうでも良い事ですが《セレズニアの声、トロスターニ》《ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士》等は「居住」させる事で除去やバウンスからマリット・レイジを守る事も出来ます。
GSZのオプションの一つになるやも・・・。
まぁ、《森を護るもの》の方が手軽ですが・・・。


 これまでは黒単か黒が濃いめのBGしかありませんでしたが、今後は・・・。
まぁ、今まで通りBBやBGに新たに仕込むのでもいいのでしょうがね。
特に、今後PWの存在感が増すようならば《吸血鬼の呪詛術士》は貴重な対PWカードになるやもしれません。
ハンデスも含め、故に、一概に黒を排する事が利点に成るとも言えません。
色々考える必要性がありそうです。



・《蔑み》や《脳食願望》も多少使い勝手が増す環境になりますかね?



 まったく関係はありませんがYou Make the Card 4で2枚のカードが選別されたようです。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/248d
何のエキスパンションにて入るかは知りませんが、なるべく低コストだとありがたいですね。

《Blood in the Watering Can》は3マナ
《Revenge of Necromancy》は4マナ
なら構築級です。
それ以上なら採用は難しいですね・・・。

 《Revenge of Necromancy》は5マナでもかなり厳しい・・・ですが黒erとして使用するかも・・・。
ヴェリアナやヒッピーから繋げられる4マナ以下が有難いですが、エターナルには《暗黒の儀式》もありますしね。
ただし、6マナだったら死亡。
でも6マナっぽいんですよね・・・。
取り敢えず、3マナ以下はまずないので、《ニヴメイガスの精霊》等と同様にハンデスを異なる効果へと転化できるカードと捉えておくと良いかもしれません。




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今週のロボオタ的日常

・ヴァルヴレイブのOP「Preserved Roses」のCDの売り上げが11万枚Overらしいです。

 やはり、OPが本編でアニメ部分はオマケだったか・・・。
流石のコラボやで~。
まぁ、しかし何だかんだで切らずに毎週見てますしね。



・今週のマジェスティックプリンス「ケレス大戦」は戦闘シーンOnlyで面白かったです。
ロボオタとしてはこういうアニメが見たいですよね~。
正直、一番期待していない作品だったのですが、最もロボ物してますね今のところ。



・ガルガンティアは3種の中では一番好きですが、ロボ物では無く、異文化交流アニメだったでござる。ナディアだったでござる。
いつ登場人物の「女の子」が無残な死を遂げるのか?不安で仕方ない。
偶には人死に無しでも良いと思うんですですよ、私は。



・マヴラブTEは売上的にどうなんでしょうかね?
1万2千強って勝利とはいえ無さそうですが、超赤字と言えるレベルでもなさそうな気がします。もとは18禁ゲーですからね。
 ただ、色々と仕様上残念らしいので
全改修のもと、PCで出てくれませんかね~・・・。
と言うか小説でいいので。
ノベルゲームやるの面倒い。目が疲れる。

 私は、権謀術数渦巻く話やメカニックオタ的な話も好きなのですが、生粋のマヴラブファンの層の一部にはあまりTE自体受けが良くない場合もあるそうな・・・。
まぁ、何が好きかは人それぞれですからね。
ただ、系統作品でも別作品なので、 作品の味付け/指向は別物でも特に問題は無く、これはこれで~と思うのですがね・・・。



・ロボスレにてスパロボのベストBGMを決めよう的なスレがありました。
http://blog.livedoor.jp/robosoku/archives/28347797.html

オリジナル作品を除く版権作品の中では、
個人的な10傑は以下の物ですね(順序不同)。

-MX;ラーゼフォン:ヘミスフィア
-D;ゲッターロボ 地球最後~:Heats
-GC;真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ :「STORM」
-Z2;G OO 2ndシーズン:儚くも永久のカナシ
-α3;トップをねらえ:FLY HIGH
-α3;テムジン:In the Blue Sky
-α外伝;ブライガー:銀河旋風ブライガーOP
-F;ダンバイン:ダンバイン翔ぶ
-XO/MX;ドラグナー:夢のチェイサー
-Z2;ボトムズ:鉄のララバイ

次点はα3の
Last Impression
リアライズ
Reideen the Brave
マジンカイザー
等ですかね。

飽くまで原曲の甲乙では無く、スパロボ戦闘BGMとしてのアレンジの出来の話ですが、上記の物は特に好きですね。
特に、ヘミスフィアなんかは原曲より良い出来かもしれません(http://www.youtube.com/watch?v=AYnZHxT_jE4)。

基本的に残念アレンジの多いスパロボですが、中には出来の良い/世間の評価の高いBGMもあるんですよ?


 ライディーンのテーマなんかはアニオタ/ロボオタ以外の人でもかなりの人が聞いたことがある有名なテーマソングですよね。
甲子園のTV中継では一試合に一回は流れるレベルですからね。
他にも「クレヨンしんちゃん」のOPの原曲ですし。


そんなこんなの日常。






非MTG)20万Hitしました / 今週のVVVで・・・
非MTG)20万Hitしました / 今週のVVVで・・・
非MTG)20万Hitしました / 今週のVVVで・・・
 皆さん、こんばんは。
しもべです。


 先ほど、カウンターを見たら20万を回っていました!!
なんとぉー!!!!(F91風)

 今年の初めに10万Hitキャッキャウフフ・・・してたと思うのですが、早いもので20万です。

 思えば最近は未リンクの方や、非DNの方からもコメントを頂けるようになり大変嬉しく思っておりました。
 始めた当初の、意見を発信するだけでなく意見を貰えるようなDNになりたいなぁ~という願望は徐々に叶いつつあると認識できるようになりました。
有難い限りです。

 今後とも、電波塗れのエントリーを挙げていくつもりですが、これまで同様、生暖かくお付き合いいただければ幸いです。

 よろしくお願いいたしますm(_ _)m


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 今週のVVVでなんとメガネが割れました・・・


 「眼鏡が割れ」た、まさかの展開。
前回、人死に無くても~とか書いてたらいきなりこれだもの(ノω・、) ウゥ・・・。


 しかも、何と200年以上にもわたる超戦記物である事が判明。謀最低野郎どもの世界の銀河戦争もビックリの期間ですよ・・・。
このための分割2クールだったのでしょうか・・・?
そしてマジで「ニンゲンヤメマスカ?」→「Yes」だったでござる・・・(ヽ´ω`)


 最近、サキちゃんが腹黒小悪魔系ヒロインでは無く、優しくされたら惚れてしまう系チョロイン(ex:ハマーン様、ヶ原さん)ではないか?と思うようになった・・・。


 因みに、キャッチコピーは「世界を曝く」で、個人的に暴かれたのは今のところ、世界と人間の醜さだけ。
これから何が暴かれるのか・・・。


 そして、EDが変更されました。
あれも、曲その物の出来も中々ですが、なにより本編との絡みでネタに溢れる良いEDだったのですがね~。





 皆さん、こんばんは。
しもべです。

 ここ最近は少々やる気減退気味でかつ忙しかったため放置気味でした。
また、個々のところ余りに下らない時事ばかりだったため感想を書く気も失せていました。
が、タイトルのとおり「『児童ポルノ禁止法』 一部改正法案」だけはスルー出来ないため、取り上げる事に。

 基本素人の意見ですが、一応本人は真面目に考えています。

以下、点線内転載
[児童ポルノ改正案を提出=自公維]
時事通信 5月29日(水)14時24分配信

 自民、公明、日本維新の会の3党は29日、児童ポルノ禁止法改正案を衆院に共同提出した。今国会での成立を目指す。改正案は、現行法で規制されていない児童ポルノの単純所持を禁止。「自己の性的好奇心を満たす目的」での所持に1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科す規定も、新たに設けている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130529-00000088-jij-pol
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[「漫画・アニメ」も視野に入れた「児童ポルノ禁止法改正案」の問題点とは?]
2013年05月29日 16時05分

「児童ポルノを持っているだけで犯罪」とする児童ポルノ禁止法改正案が5月29日、衆議院に提出された。自民・公明・維新の3会派による改正案は、児童ポルノの単純所持を禁止する規定を新たに設けるほか、「児童ポルノに類する漫画やアニメ」の規制も将来的に検討するという内容だ。

http://www.bengo4.com/topics/432/
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[児童ポルノ禁止法改定の真の目的は何か? 単純所持禁止、マンガ・アニメ「調査研究」への懸念]
ITmedia ニュース 5月27日(月)17時58分配信

「児童ポルノ禁止法」の改定案が自民党・公明党による議員立法で近く国会に提出されるという。

 本来この児童ポルノ禁止法の立法趣旨は、第1条で述べられているように「児童に対する性的搾取及び性的虐待」から児童を護ることである。

 これ以前は法的に児童を守る方法がなかったことを考えると画期的な法律である。この点において児童ポルノ禁止法の必要性、重要性は十分に理解できるし、むしろ積極的に運用していくべきとさえ筆者は考える。

 ところが、今回の改定案を見ると諸手をあげて賛成できない案になっている。すなわち、法本来の趣旨から逸脱して、目的が変わっているのではないかと思える部分が散見できるのだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130527-00000092-zdn_n-sci

 この頭の可笑しい法案が提出される様を見ると、ダウンロード禁止法案の再来か・・・と思ってしまいます。
と言うよりもあれより遥かに性質が悪いですね。
しかもほぼ通貨の見込み・・・。

「児童ポルノ禁止法』 一部改正法案の概要
http://taroyamada.jp/wp-content/uploads/2013/04/jipo.pdf#search=’%E5%85%90%E7%AB%A5%E3%83%9D%E3%83%AB+%E3%83%8E’)

 難しい点は上記の記事で簡明に説明してくれているので詳しく論述はしませんが(出来ないですし・・・(´・ω・`))、言いたいことは言わせていただかないと。


 取り敢えず、大原則たる「児童を性的搾取/性的虐待」から守る!と言う部分には賛成します。
これについてはまぁ、反対する方はマイノリティこの上無いでしょう。
 私は自称ですが、ロリコンではありませんし、寧ろ嫌悪感を持つ人間です(偽物語の入浴シーンは血吐いた・・・(ヽ´ω`)
偽物語買わなかった原因の五割はアレ)。
また、性犯罪者については再犯防止/刑事罰の両意味でもっと罪を重くしても良いと思っている派の人間です。
具体的にはパ○プカットか去○です。
(人権保護は真っ当な人間を優先するべき。)
割と真面目に考えています。
1万歩譲ってGPSの埋め込み。
という事で、性犯罪被害者を守るための法案には大賛成です。

 が、
定義が曖昧すぎます。
一体何を持って児童ポルノとするのか?「児童ポルノ所持等の禁止」とは何を持っていたらダメなのか?

 一応の定義として
1.児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態。
2.他人が児童の性器等(性器、肛門又は乳首)を触る行為又は児童が他人の性器等(性器、肛門又は乳首)を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの。
3.衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの。

であり、重要なのは
「性欲を興奮させ又は刺激するもの」
(Wikipediaより転載:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%AB%A5%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E
であること。

 今のところ、の境界として
OUT↓
ヌード写真、動画
乳首 (女子のみ)が見える写真、動画
AV出演
OK↓
ビキニを含む水着
ブルマー等の体操着
乳房の間の肌
バスタオルをまとった姿
下着姿
だそうです。

 しかし、これは今までの判断であり、それが今後も守られる可能性は低いでしょう。
そんな事ならこんな法案作成しませんしね。

 まぁ、
「児童の裸」ならばまぁ、大体のBan指定の理解は得られるでしょう。
しかし、児童を性対象と見ている人間のすべてが、別に裸のみ興奮しているわけでもないでしょう?
スカートの中や水着、もっと言えば体操服や、普段着でさえ人によってはおかずになりますよね?
そして年齢の定義は?
まぁ、何歳以下と言うのは言えるでしょうが(規定では18歳未満)、じゃあ何歳以上とかあるんですかね?
生まれたての赤ちゃんは皆裸ですよ?
なら、何を持って児童「ポルノ」になるのでしょう?


 「自己の性的好奇心を満たす目的での児童ポルノ所持等について」
とありますが、
児童「ポルノ」と本人が認識している物を、性目的以外で所持する事なんてあるんですか?
そもそも性目的て何でしょうか?
マスター○ーション?
それとも「可愛いなぁ~」と眺めるだけでも?この「可愛いなぁ~」にさえ普通に子供を愛でるだけの場合と倒錯的な場合がありますよね?
喩え、所持していたとしても、それを性目的かどうかなんてどう判断するんでしょうね?
 (非常に残念ではありますが、)親が子を襲うという事実も時にある以上、ホームビデオの様な物を所持していたとしても、それがメモリアル用なのかどうかなんて正確な判断はつかないはず。普通は、特に考えなくてもメモリアル用ですが、定義が曖昧ゆえに適用の乱用が出来てしまいます。
故に、下手をすれば、
上記と合わせて、ただ、子供が映っている写真やビデオと言うだけで「児童ポルノ」嫌疑をかける事さえ可能になってきます。
米では、既に逮捕者アリ ・・・。)
何だそりゃ??
私が小学校の運動会で取った友人たちとの集合写真でさえ、やろうと思えば「児童ポルノ」指定可能なわけです。
(性別の同異は言い訳にはならない。)
ビーチを映した風物詩的な風景写真(の片隅に子供が写っていたら)だって「児童ポルノ」指定可能なわけです。

 また単純所持禁止となる故に、過去に入手した品物までその法律適用範囲になる可能性があります。
まぁ、普通に児童の猥褻画像所持してたら素直にお縄になれや!!、と言えるのですが、例えば私が買っている週刊少年ジャンプとかでよく出てくるプレゼントコーナーとかに乗っている上半身裸の仮装少年でさえ「ポルノ」です(乳首写ってますしね男の子の)。
それで興奮する人間がいればね。普通は「無いだろ・・・(´・ω・`)」と言えますが、適用自体は出来るわけです。
「お前、過去のジャンプ買ってたよね?児ポの疑いがあるからちょっと家の中調べさせろ」と言えるわけです。
同様、雑誌のビーチ写真とかでも、(子供の水着姿が写ってる可能性があるから)可能です。


 また、誤ってそういう類のサイトに入ってしまった場合、キャッシュの履歴が問題になります。
よく言われていますが、嫌がらせ/イタズラでの「児童ポルノ」送付テロも行えます。
麻薬類や拳銃等に比べて入手が非常に容易なので、「何かの間違い」とか言い訳になりませんからね。
本人にその気が無くても、その可能性があれば、「そう」と警察が判断する事で逮捕可能です。
つまり冤罪の温床。
 当然、それを利用した犯罪の温床。普通のサイトを装ったトラップなんて物が溢れる世界に・・・。
(これまではAVサイトの金銭要求トラップは誤って入った場合は無視する事も可能でした。「取引の成立」が成されていない為に。
しかし、今回のそれは明確に「犯罪」です。それで脅されたらどうしようもない・・・。)



 そしてその意味不明な曖昧さは、何と今回2次元にまで適用されます。

「漫画、アニメ、CG、疑似児童ポルノ等」

 現実でさえ曖昧模糊な指定範囲が一次元増えることで更に理解不能な物に・・・。
取り敢えず、何度も言いますが、何を持って児ポなのか?

・ドラえもんの静香ちゃんの入浴/シャワーシーンは?
・サザエさんのワカメちゃんの見せパンは?
・手塚治虫の「火の鳥」にだって裸のシーンは出てきますよ?
・To LOVEるしちゃったら?(←まぁ、これはOUTでしょうねw)

上でも書きましたが、服を着てたって関係ない方には関係ないんですよ?
重要なのは
「性欲を興奮させ又は刺激するもの」
であること
ですからね。
普通のイラストでさえBan!の可能性。
つまり厳格に法廷を適用させるなら青少年の存在自体がBan!!
(「ONE PIECE」も「DRAGON BALL」も児童ポルノ!)
これからの漫画はオッサンばっかりの絵面を楽しんでね(`・ω・´)!


 それでも設定はどうすのでしょう?
所謂「ロリババア(でしたっけ?)」の様なキャラは?
上で書いたハートブレードさんなんて、私は血吐くレベルでしたが設定では年齢三桁ですよ?
つまり年齢も判断指標になり得ない。
2次元を加えることで、唯一の指針たる「年齢」さえ曖昧になります。
 そして、亜人や人の形をした人外(天使や悪魔、吸血鬼)設定はどうなるの?
これは動物虐待が適用されるのでしょうか?
鉄腕アトムのアトム君はロボットですがパンツ一丁。これも適用外でしょうか?しかし見た目はほぼ人間ですが・・・。


 ちなみの「児童ポルノ」生産大国の米国は当然日本より遥かに厳しい法律が定められています。
上記の通り、信じられない逮捕者も出ていますが、それでも最高裁判断に依り、二次元は対象外です。
理由は「創作物(2次元)と現実は違うだろ?よく考えろよ。」 という事。
当たり前だ・・・。
(まぁ、異なる事と犯罪の有無はまた別の話ですが)



 曖昧曖昧と私は言いますが、厳格な定義なんて定めようが無いんですよね、今のままでは。
「性欲を興奮させ又は刺激するもの」
とはいえ、性欲/性の嗜好なんて千差万別。それら全てを網羅する事なんて出来る筈も無いんです。
そして、現案のこれを適用した場合、捜査可能対象は日本人の大半です。
ではその大半をきっちり捜査できるか?と言えば対象が多すぎて絞り込めない。
つまり適切に機能しない。させしょうがない。
 他のルートから明らかに「黒」である人間への押し込み様に使うぐらいしか想像できません。

 ならそれ以外での有用性は?
警察がモリモリ職権乱用して大半の国民宅に突撃できます。
怪しい(と思えば)資料/情報の検閲し放題です。

 誰が得をするの?
圧倒的に警察で、お零れで児童。
・・・何じゃこりゃ??


 また、児童の「保護」を謳いながら、保護にそれ程の気概を感じない。
警察の能力強化が主眼に置かれるような文言で、児童保護はその余剰効果にしか見えません。
 これだけ声高に規制規制と動いているものの、実際の被害者への保護は積極態に行われていないそうです。
被害者救済に国家予算がついていない というのは、今回の騒動で初めて知りました。
今回の法案でもその部分は不明瞭です。




 この様な法を用いると、
犯罪を減らせるだろう!いや、仰圧され結果暴走行為が増えるという「犯罪が増えるか減るか」議論(これは鶏と卵の議論になる不毛な物)や「表現の自由が失われる」「基本的人権の侵害」
等、他にも議論対象は多く出てきます。
が、難しい事は判りません。
これらも重要な案件なのでしょうが、私には判断が出来ません。
(まぁ、銃バンバン撃つような映画や人をバサバサ切って捨てる時代劇が許容されてて、犯罪の助長がどうのこうのもおかしな話ですが・・・。
かと言って、鬼平やダーティハリーとかが禁止されても私は泣きます。)
しかし、
実在児童を対象にする事と、2次元を対象にするのでは確かに全く意味合いは変わりますが、それでもそれが犯罪の助長につながる事が明確なら、これは致し方ないかなとも思わなくもありません。
それでもおかしな話だとは思いますが、背に腹は代えられない。
児童の保護は何より優先され得るべきことでしょう。
が、それも明確な因果関係が立証されてからだと思うのですが・・・。


 ここ程に突っ込みどころ満載なのは今回の法案が十分な議論が行われないまま作成提出されたためです。
そう、あのスカスカ法案ダウンロード禁止法と同じです。
憲法に触れることでもありますし、もう少し、国民を介入させ、十分な時間と議論を重ねることしなければ有用性が見られない事は明白ではないでしょうか?

 真面目に考えた結果がこの間抜け丸出しな法案なのか
それとも
警察等組織力の強化のためなのか・・・。
はたまた別の目的があるのか・・・。



 児童の保護と犯罪の抑止は非常に重要なのは判りますし、そのためならば不自由も致し方なくもあります。
が、
私には本当にこれが児童の保護/犯罪の抑止に繋がるのか甚だ疑問です。



 とりあえず、パンピーたる私のパンピー意見をつらつらと。
言わなきゃ気が済まないもの・・・。
ホントに児童を助ける気あんの??




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