レガシー)《若き紅蓮術士》についての徒然2 併用
2013年8月12日 考察
・《若き紅蓮術士》の相方
基本的には
(1):ピッチキャストが出来る物であり、テンポを得る代わりに失うアドを、異なる形で回収できる。紅蓮術士がサポーター。
(2):複数回のキャストが出来る軽い物であり、Tokenを多数生める。紅蓮術士のサポーター。
という物が採用基準になる。
何にせよ相乗効果がある物が挙げられますね。
当然一枚で効果が高い《稲妻》や《渦巻く知識》は、上の条件とは関係なく採用されるでしょう。
稲妻は貧弱なTokenの道を付ける役割で、ブレストは展開の手助け/手札の調整が出来るため素晴らしい。
とりあえず、汎用ではなく専用構築で行きそうなカードを色関係なく上げていこうと思います。
と言うか私が使いたいだけ。
《陰謀団式療法》
《ギタクシア派の調査》
:至高の組み合わせ。
其々が最高のシナジーを有しています。
特にセラピーとの組み合わせは凶悪其の物。アドロス無し、と言うより寧ろ結果的にアドを得ながら確実なハンデスを敢行できます。
単体でも自身を守るためのハンデスとして機能するため良好。
「コレって壊れてる・・・。」
ギタ調も同じく、テンポロス無しにキャントリップ出来る為、最高クラスの相方。
セラピーとは異なりますが、展開基準を判断できるため、結果的に単体でも機能する。
そして最高なのは3種が揃っている場合。
セラピーを外さず、アドアド。
「コレって壊れてる・・・。」
《Force of will》
:紅蓮術士は真先に狙われるため、守る手段として優秀。
判り易い(1)の体現者で、何故かアドロスしない。
《目くらまし》も悪くはない物の、土地を戻すという事が紅蓮術士とはあまり良い連動では無いでしょう。
《外科的摘出》
《墓場の浄化》/《棺の追放》
:墓地対策。
外科的が(1)。下の2種が(2)ですね。
外科的は特に弱点を補いながら、除去を抜くことで紅蓮術士を守れるので結構重要ですね。
ハンデスやボブの様な囮もいるため外科的はしっかり機能するでしょう。
《救助の手》
《隆盛+下落》
《遠隔+不在》
:回収系2。
隆盛はどちらかと言えばScMとの相性が良いですが、除去された紅蓮術士を回収出来たりTokenのアタック時に邪魔なブロッカーを退かしたりと便利です。
もちろんハンデスも強い。
何にせよアドが取れる。
紅蓮術士を回収できるだけでも強いのですが、どうせなら他の回収対象がいるに越した事は無い。
遠隔は生物の保護が主で、上記と同じくTokenを蒔きながら紅蓮術士を守れます。
要らないなら除去として使えばいい。
運用は難しい物の、長引いた時の5マナ融合も強力。盤面から2体の壁を退かせる為、Tokenの道をこじ開けられます。
対Comboメタなら下落、対Beatメタなら不在を使う事になるのでどちらが良いかは環境次第。
バウンスはSocだが場と墓地其々から戻せ計2体の隆盛とInsな遠隔ではやはり機能が異なる。
隆盛はオフェンシブ、除去を回避できる遠隔はディフェンシブ。
《救助の手》はWeeやニヴメイガスでは在り得ない選択肢ですね。
ただ、単体でFb出来るので相性自体は抜群。紅蓮術士を守りつつTokenを蒔けます。ScMを回収するのも良し。
どれを使うにせよ、ScM/占い師との併用が望ましいですね。
《信仰無き物あさり》
《捨て身の狂乱》/《熟慮》
:複数回ドロー系。
通常のドローはキャントリップで十分であるためこちらは別枠。
物あさりはアドロスが無くなるので俄然使いやすくなりますね。Socである事がネック。まぁInsでは強すぎますが。
2段目はFbまで含め軽いInsのドロー。どちらが良いかはデッキに依りますが、ランダム性がある狂乱はよりシナジーがあるといかもしれません。
《戦慄の感覚》/《抵抗の誇示》
:基本的には攻撃を通す用途の種別。
戦慄の感覚はタッパーであるためテンポが取れるのは重要。
但し基本的に両方とも要らない子。専用の中の専用カード。
《未練ある魂》
:Token用。
Blackの愛を感じる一枚ですね。
単体でも強いので特に必要性は感じませんがどうせなら相乗効果を・・・。
セラピーとの相性もいいですしね。
そして《盲信的迫害》という相棒は紅蓮術士との相性もいい。
物量と言う観点では、スペルに優れているとは言えないオロスカラーが最も優れているかもしれない不思議ですね。
《Pyrokinesis》/《火炎弾》
《殺し》
《罰する火》/《ひどい憔悴》
《水没》/《断絶》
《命取りの魅惑》/《暗黒破》
《溶岩の投げ矢》/《炎の突き》
:複数回の除去枠。
個人的にはタフネス2を2体までを除去できるピッチのパイロキネシスはかなり相性が良いと思います。ただ、ピッチコストのRのカードが基本的には紅蓮術士本人か火力が基本的な選択肢なため、使用しづらい。
火山弾は、土地を使用するため序盤に同じく使いづらい・・・。
効果は相性が良いのですがどちらもピッチコストが重い。
《殺し》はほぼリソースの消費無しで使えるのですこぶる相性が良いですね。
ライフを失う特性も、生み出されるTokenがブロッカーになるので、ダメージレースでは寧ろファッティを除去できる方が上回りますし。
《罰する火》+《燃え柳の木立ち》は
アド回収源が更なるアドを生み出す相乗効果ですね。同じく相手のブロッカーを焼けるため問題性は薄い。
デッキとしてはとても悠長になるように思えますが、元々3マナを最低限生み出せるデッキでなければ紅蓮術士は廻らないので問題性は薄いと言えます。
重い以上に相手にライフを与える方が余程問題。
どうせならGも使いたい組み合わせですね。
《水没》/《断絶》はピッチ/フリーのバウンス。
条件付きとはいえアドロスは無いので一方的なアドがゲットできますね。
ただ、元々数で押すデッキなので除去ならともかくバウンスでは些か間が抜けている。
下2段4種は色物的。
《命取りの魅惑》は万歳アタック用。相手のファッティを道連れに出来、こちらは新たな生物が埋めるので一方的ですね。非常に軽いので下手な除去よりもスムーズで強力かもしれません。
が、DrSやKotRの様な起動コストにタップがある生物は躱されてしまうのは難点ですね。
《暗黒破》は環境的にややパワー不足な部分もありますが、DrSやSfMに万歳アタックを敢行し一方的に倒せるのでデッキによってはアリ。発掘をうまくリソースでに還元できると尚良し。
《溶岩の投げ矢》/《炎の突き》は其々使いやすい火力で相性自体もいいのですが、環境的に1点火力が少々力不足。
限られたデッキにしか役に立たないためやや厳しい所ですね・・・。
《大笑いの写し身》
:Insのコピースペル。
???と思うかもしれませんが、紅蓮術士をコピーできればそれで十分強いでしょう?
紅蓮術士+1/1Tokenになるのですから3マナでも十分(2/1と1/1が得られるので)です。
相手の除去対策にもなりますしね。
最悪、DoSをコピーでも十分。3マナで3/2飛行ですからね。
《土地壌土》
:土地が必要なデッキなので土地を持ってこれる点は偉い。
ハンドを晒す難点は状況とプレイングしだいで改善は出来ます。ただクロックパーミの様な構えるデッキでは無い方が望ましいですね。
問題はGに価値が薄い事と《森》絡みの土地しか持ってこれない事か・・・。
《巨人釣り》
:4/4速攻を作り出す特殊なカードですね。
「共謀」出来れば価値があると言えるので、その意味で紅蓮術士とは併用できるかもしれません。
と言うか私が使いたいだけですがw
《沈黙》/《中断》
《時間の熟達》
:TimeWalk系。
基本的に手数で攻めるデッキになりやすく、手数が増えるほど有効性が高い。
故に相手に何もさせない《沈黙》やターンをそのまま手に入れるTimeWalkはその本分ですね。
《時間の恐喝》もRとの併用を考えれば効果だけなら使えるのですがね・・・。
3~4マナ域まで伸ばすことを現実的に考えるのなら《オレリアの憤怒》も価値を見いだせるかもしれませんね。
《精神の剣》
:黒狂信者向け。
Blitzが好きなあなた向け。
勝敗の行方は二の次さ!!
他に何かありますかね?
・《直観》/《物静かな思索》
:以前のEsperの様にScMを絡めてまたは3枚同一サーチして~と言うような使い方は基本的にしないように思える。
中~低速と言う程遅いデッキにはならないだろうし、ましてコントロール要素を高めに保持するデッキでもないので普通にコンボ要素として運用すると思われます。
とするとさーちこうほとして考えられるのが
《罰する火》かセラピーかLgSのどれか。悪魔で基本的に、ですが。
罰する火を運用しないのなら、Black閣下が運用したようにセラピー1枚+LgS2枚/セラピー2枚+LgS1枚のどちらかが実用的。
が、ここで疑問が。
全てFb持ちなら《物静かな思索》でよくない?という事。
Fbしかサーチ出来ない物の1マナ軽い。Socであるがそれでも2マナの方が良くないか?という物です。
因みにこれなら《綿密な分析》もサーチ候補。
1マナ軽い点と一回分のキャストの効果とサーチの自由(Fb以外も可と言う意味で)選択が天秤となりますね。
気になったのはこんな所ですね。
つれづれと文章にしてみました。
個人的にはBlack閣下の4c Tokenの様なデッキに注目していますね。
もともとZombardmentの様なシナジーがデッキになっているようなデッキが好きなので、また別の形で作られた閣下の新作には期待大。
まぁ、墓地依存は減った分、盤面依存にはなっていますが・・・。
電波デッキ製作者としてはフェアデッキに於いてCoolBoysになるよりも破天荒に暴れて欲しいというのが願望ですw
という訳で、《若き紅蓮術師》についてダラダラと覚書でした。
基本的には
(1):ピッチキャストが出来る物であり、テンポを得る代わりに失うアドを、異なる形で回収できる。紅蓮術士がサポーター。
(2):複数回のキャストが出来る軽い物であり、Tokenを多数生める。紅蓮術士のサポーター。
という物が採用基準になる。
何にせよ相乗効果がある物が挙げられますね。
当然一枚で効果が高い《稲妻》や《渦巻く知識》は、上の条件とは関係なく採用されるでしょう。
稲妻は貧弱なTokenの道を付ける役割で、ブレストは展開の手助け/手札の調整が出来るため素晴らしい。
とりあえず、汎用ではなく専用構築で行きそうなカードを色関係なく上げていこうと思います。
と言うか私が使いたいだけ。
《陰謀団式療法》
《ギタクシア派の調査》
:至高の組み合わせ。
其々が最高のシナジーを有しています。
特にセラピーとの組み合わせは凶悪其の物。アドロス無し、と言うより寧ろ結果的にアドを得ながら確実なハンデスを敢行できます。
単体でも自身を守るためのハンデスとして機能するため良好。
「コレって壊れてる・・・。」
ギタ調も同じく、テンポロス無しにキャントリップ出来る為、最高クラスの相方。
セラピーとは異なりますが、展開基準を判断できるため、結果的に単体でも機能する。
そして最高なのは3種が揃っている場合。
セラピーを外さず、アドアド。
「コレって壊れてる・・・。」
《Force of will》
:紅蓮術士は真先に狙われるため、守る手段として優秀。
判り易い(1)の体現者で、何故かアドロスしない。
《目くらまし》も悪くはない物の、土地を戻すという事が紅蓮術士とはあまり良い連動では無いでしょう。
《外科的摘出》
《墓場の浄化》/《棺の追放》
:墓地対策。
外科的が(1)。下の2種が(2)ですね。
外科的は特に弱点を補いながら、除去を抜くことで紅蓮術士を守れるので結構重要ですね。
ハンデスやボブの様な囮もいるため外科的はしっかり機能するでしょう。
《救助の手》
《隆盛+下落》
《遠隔+不在》
:回収系2。
隆盛はどちらかと言えばScMとの相性が良いですが、除去された紅蓮術士を回収出来たりTokenのアタック時に邪魔なブロッカーを退かしたりと便利です。
もちろんハンデスも強い。
何にせよアドが取れる。
紅蓮術士を回収できるだけでも強いのですが、どうせなら他の回収対象がいるに越した事は無い。
遠隔は生物の保護が主で、上記と同じくTokenを蒔きながら紅蓮術士を守れます。
要らないなら除去として使えばいい。
運用は難しい物の、長引いた時の5マナ融合も強力。盤面から2体の壁を退かせる為、Tokenの道をこじ開けられます。
対Comboメタなら下落、対Beatメタなら不在を使う事になるのでどちらが良いかは環境次第。
バウンスはSocだが場と墓地其々から戻せ計2体の隆盛とInsな遠隔ではやはり機能が異なる。
隆盛はオフェンシブ、除去を回避できる遠隔はディフェンシブ。
《救助の手》はWeeやニヴメイガスでは在り得ない選択肢ですね。
ただ、単体でFb出来るので相性自体は抜群。紅蓮術士を守りつつTokenを蒔けます。ScMを回収するのも良し。
どれを使うにせよ、ScM/占い師との併用が望ましいですね。
《信仰無き物あさり》
《捨て身の狂乱》/《熟慮》
:複数回ドロー系。
通常のドローはキャントリップで十分であるためこちらは別枠。
物あさりはアドロスが無くなるので俄然使いやすくなりますね。Socである事がネック。まぁInsでは強すぎますが。
2段目はFbまで含め軽いInsのドロー。どちらが良いかはデッキに依りますが、ランダム性がある狂乱はよりシナジーがあるといかもしれません。
《戦慄の感覚》/《抵抗の誇示》
:基本的には攻撃を通す用途の種別。
戦慄の感覚はタッパーであるためテンポが取れるのは重要。
但し基本的に両方とも要らない子。専用の中の専用カード。
《未練ある魂》
:Token用。
Blackの愛を感じる一枚ですね。
単体でも強いので特に必要性は感じませんがどうせなら相乗効果を・・・。
セラピーとの相性もいいですしね。
そして《盲信的迫害》という相棒は紅蓮術士との相性もいい。
物量と言う観点では、スペルに優れているとは言えないオロスカラーが最も優れているかもしれない不思議ですね。
《Pyrokinesis》/《火炎弾》
《殺し》
《罰する火》/《ひどい憔悴》
《水没》/《断絶》
《命取りの魅惑》/《暗黒破》
《溶岩の投げ矢》/《炎の突き》
:複数回の除去枠。
個人的にはタフネス2を2体までを除去できるピッチのパイロキネシスはかなり相性が良いと思います。ただ、ピッチコストのRのカードが基本的には紅蓮術士本人か火力が基本的な選択肢なため、使用しづらい。
火山弾は、土地を使用するため序盤に同じく使いづらい・・・。
効果は相性が良いのですがどちらもピッチコストが重い。
《殺し》はほぼリソースの消費無しで使えるのですこぶる相性が良いですね。
ライフを失う特性も、生み出されるTokenがブロッカーになるので、ダメージレースでは寧ろファッティを除去できる方が上回りますし。
《罰する火》+《燃え柳の木立ち》は
アド回収源が更なるアドを生み出す相乗効果ですね。同じく相手のブロッカーを焼けるため問題性は薄い。
デッキとしてはとても悠長になるように思えますが、元々3マナを最低限生み出せるデッキでなければ紅蓮術士は廻らないので問題性は薄いと言えます。
重い以上に相手にライフを与える方が余程問題。
どうせならGも使いたい組み合わせですね。
《水没》/《断絶》はピッチ/フリーのバウンス。
条件付きとはいえアドロスは無いので一方的なアドがゲットできますね。
ただ、元々数で押すデッキなので除去ならともかくバウンスでは些か間が抜けている。
下2段4種は色物的。
《命取りの魅惑》は万歳アタック用。相手のファッティを道連れに出来、こちらは新たな生物が埋めるので一方的ですね。非常に軽いので下手な除去よりもスムーズで強力かもしれません。
が、DrSやKotRの様な起動コストにタップがある生物は躱されてしまうのは難点ですね。
《暗黒破》は環境的にややパワー不足な部分もありますが、DrSやSfMに万歳アタックを敢行し一方的に倒せるのでデッキによってはアリ。発掘をうまくリソースでに還元できると尚良し。
《溶岩の投げ矢》/《炎の突き》は其々使いやすい火力で相性自体もいいのですが、環境的に1点火力が少々力不足。
限られたデッキにしか役に立たないためやや厳しい所ですね・・・。
《大笑いの写し身》
:Insのコピースペル。
???と思うかもしれませんが、紅蓮術士をコピーできればそれで十分強いでしょう?
紅蓮術士+1/1Tokenになるのですから3マナでも十分(2/1と1/1が得られるので)です。
相手の除去対策にもなりますしね。
最悪、DoSをコピーでも十分。3マナで3/2飛行ですからね。
《土地壌土》
:土地が必要なデッキなので土地を持ってこれる点は偉い。
ハンドを晒す難点は状況とプレイングしだいで改善は出来ます。ただクロックパーミの様な構えるデッキでは無い方が望ましいですね。
問題はGに価値が薄い事と《森》絡みの土地しか持ってこれない事か・・・。
《巨人釣り》
:4/4速攻を作り出す特殊なカードですね。
「共謀」出来れば価値があると言えるので、その意味で紅蓮術士とは併用できるかもしれません。
と言うか私が使いたいだけですがw
《沈黙》/《中断》
《時間の熟達》
:TimeWalk系。
基本的に手数で攻めるデッキになりやすく、手数が増えるほど有効性が高い。
故に相手に何もさせない《沈黙》やターンをそのまま手に入れるTimeWalkはその本分ですね。
《時間の恐喝》もRとの併用を考えれば効果だけなら使えるのですがね・・・。
3~4マナ域まで伸ばすことを現実的に考えるのなら《オレリアの憤怒》も価値を見いだせるかもしれませんね。
《精神の剣》
:黒狂信者向け。
Blitzが好きなあなた向け。
勝敗の行方は二の次さ!!
他に何かありますかね?
・《直観》/《物静かな思索》
:以前のEsperの様にScMを絡めてまたは3枚同一サーチして~と言うような使い方は基本的にしないように思える。
中~低速と言う程遅いデッキにはならないだろうし、ましてコントロール要素を高めに保持するデッキでもないので普通にコンボ要素として運用すると思われます。
とするとさーちこうほとして考えられるのが
《罰する火》かセラピーかLgSのどれか。悪魔で基本的に、ですが。
罰する火を運用しないのなら、Black閣下が運用したようにセラピー1枚+LgS2枚/セラピー2枚+LgS1枚のどちらかが実用的。
が、ここで疑問が。
全てFb持ちなら《物静かな思索》でよくない?という事。
Fbしかサーチ出来ない物の1マナ軽い。Socであるがそれでも2マナの方が良くないか?という物です。
因みにこれなら《綿密な分析》もサーチ候補。
1マナ軽い点と一回分のキャストの効果とサーチの自由(Fb以外も可と言う意味で)選択が天秤となりますね。
気になったのはこんな所ですね。
つれづれと文章にしてみました。
個人的にはBlack閣下の4c Tokenの様なデッキに注目していますね。
もともとZombardmentの様なシナジーがデッキになっているようなデッキが好きなので、また別の形で作られた閣下の新作には期待大。
まぁ、墓地依存は減った分、盤面依存にはなっていますが・・・。
電波デッキ製作者としてはフェアデッキに於いてCoolBoysになるよりも破天荒に暴れて欲しいというのが願望ですw
という訳で、《若き紅蓮術師》についてダラダラと覚書でした。
レガシー)《若き紅蓮術士》についての徒然1 質
2013年8月12日 考察 コメント (2)
皆さん、こんにちは。しもべです。
太陽が活発に活動中、皆さん如何お過ごしでしょうか。
お盆にて実家に帰り故人を忍んでおられるでしょうか。それとも選ばれし戦士となって約束の地へと向かわれたのでしょうか。
何にせよ体調には気を付けてくださいね。
-------------------------------
紅蓮術士は、想定以上の強さであるというのは、ここ最近の使用されたレポ/報告を読めばある程度は理解できます。
が、やはり、危うく運用の難しいカードであるという事も何と無くですが思います。
通常の運用で想定されているフェアデッキでの使用は特に。
Token発生装置としては《苦花》は兎も角《未練ある魂》には明らかに劣ります。シナジーは横に置いておくとしても、安定性で圧倒的に下回りますからね。
それでも使用する以上、ただ色が合ったから~とな何と無くではない何かが必要になると思います。
Token製造機としての側面だけを見てもLgSのWでは無く、紅蓮術士のRを取る事に意義を見出すべきでしょう。
因みに後で書きますが、Wee系のチェインコンボBeatの駒として機能させるならWee>>ニヴメイガスとなります。
色の組み合わせの観点から考えてみるのも重要。
デッキ構築の観点から得られるものは少なくない。
R:《稲妻》に代表される攻めの色。BurnにしろSlighにしろ最も攻撃的なデッキの一つ。
紅蓮術士を採用するなら、ただのアド製造機では無く、2マナの攻撃手としての価値をそこに見出したい。
突き詰めていくとカルドーサレッドの様なデッキになるのでしょうが、残念ながらこのデッキはスペル比率が高いとは言えない為マッチするか?と問われると微妙ですね。
同じく「大隊」系カードも生物で占められる為微妙。
「速攻」とパンプアップの同時供給が可能な軽量スペルがあると良かったのですが適当な物が無いのは残念。割り切って《ゴブリンの奇襲隊》を使用するのがベストかもしれませんね。流石に《速さの炸裂》では弱すぎる。
因みに1/1では「タフネス2を乗り越えられないから~」という紅蓮術士に対する評価基準はあまり私は難題だとは捉えていません。
紅蓮術士を運用する以上デッキ内にIns/Soc比率は高くなるはずです。そしてRでスペルと言えば何よりも火力。通常のデッキよりも多めな火力を入れる事まで行えば小型生物の障害など露と消えます。
そもそも生かしておいてはいけないのがLegacyの小型生物の共通点ですからね。
U:基本的に「Ins/Socを唱えるたびに~」と言うスペルの相方の最右翼となる色ですね。
それは単純にデッキ内の比率が他の色に比べ著しくスペルが多くなる傾向にあるからでしょうね。
キャントリップ系の存在はデッキの安定性を高めるという点で打消しと並びエターナルでUと言う色を強者足らしめている色です。
が、同時に「1マナを使用して手札の質を良くしているだけ」と言う事実も存在します。
後続の展開を有利にしているだけでその行為実体には何ら直接勝利をもぎ取る効果はありません。
紅蓮術士を一として「Ins/Socを唱えるたびに~」系のスペルは、その行為自体に勝利への効果を付属させる事が出来るわけですね。
だからこそ価値が高い。
Uと言う色におけるElementであるからこそ、如何な形のデッキに成ろうと価値を見いだせるわけです。
目指すべき目的は勝利で一致していますし、チェイン型にしろフェアにしろ、必ず通る道ですからね。
どちらが良いかはまた別の話ですが、効果の質として、勝利へと前倒しをしてくれている物なので、攻撃的なデッキの方がより効果の価値が高いと私は思います。
UR Burnやスレッショルドの様なチェインでは無いにしろオフェンシブなデッキが望ましいと思います。
また《渦巻く知識》をはじめとしたキャントリップ系は後(直後)の展開を整える物でもありますから、必要なスペルを揃えられるという事です。
能力の誘発もその分させやすくなるため、相思相愛の組み合わせですね。
キャントリップ同様、打消しにも当然この効果が付加されるため、どうせならば守りの打消しでは無く、《もみ消し》や《目くらまし》の様な攻めの打消しを用いるデッキで使えると良いかもしれません。
B:攻めのハンデス、受けの除去が主なスペルとなりますね。
どちらにしろRやUのように色の運用の基礎と言う部分とは異なり、相手の状況に依存した選択肢であるため上記2色ほどには価値は認めていません。
が、どちらもが使用頻度の高い挙動であるため価値が薄いとまでは言えませんね。
除去は貧弱な生物をサポートできますし、ハンデスは前もって脅威に対処できます。
後から使える打消しの方がシナジーとしては大きいのですが、《突然の衰微》と言う脅威がある以上一長一短です。
また、複数回使える除去もありますし、なにより《湿地での被災》など赤よりも相手限定の全体除去が多い。
ここもポイントですね。
《闇の腹心》の存在も重大。
W:微妙な組み合わせ。
最強の除去スペルを抱えている色ではありますが、打点がどうしても低いこの色ではStPは難しい。相手に土地を与えてしまってもそれが影響しないほど早期に決着を図れる?と言う疑わしい部分もあるためPtEもこれまた微妙。
つまり最大の価値である2枚に価値を見いだしづらい。
小型の全体強化はありますが、それは展開し終わった後に必要になる部分。要素としての重要性は低いと言わざるを得ません。
結局この色では、LgSぐらいしか価値を見いだせず、またそれはオロスカラーになってこその物です。
プロテクションを付与したり、土地を伸ばしたりと色々ありますがそれらは飽くまで枝葉でしかありませんから。
《ルーンの母》とは本来この手のカードは相性が良いはずなのですが、紅蓮術士と併用するほどの価値があるのかは疑わしいですね。
G:相性は最悪の組み合わせですね。
スペル自体が貧弱且つ、単体強化が多い。Weeとの組み合わせは合っても紅蓮術士との組み合わせは皆無ですね。
全く無いわけでもないですが・・・。
・ScMと同じく、3~マナのカード。
2マナのアド生物ですが、実際には出しただけでは何もしない為3マナ以上のカードと見れます。
軽くは無い。
そういう構築が必要ですね。
フェアなデッキで使うなら土地は20枚以上は欲しいところ。可能なら21~22枚。《不毛の大地》を使うならもちろんここ。多少多いような気もしますが、軽量スペルを連打する可能性が高い以上、色マナが必要になる事も多いでしょう。故に土地の総数も必要になると思います。
そういう意味では上記のUR Burnやスレッショルドとはまた異なる形が必要になってきますね。
ManaDenial戦略は難しい。
もみ消しやDazeには付加効果を期待出来るものの、併用が必須となる《不毛の大地》と相性が良いとは言えない為です。
スペルでは否いという点はこの際横に置くとしても、不毛の大地の「自他ともにマナ域を低域固定する」と言う性質が、マナを伸ばしたい紅蓮術士の要望と反っているためです。
どちらかしか取らないのなら残りは無駄牌となり戦略が成り立たないので不採用にする方が良いと思いますが・・・。
StifleやDaze・不毛を使用するなら加えて《壌土からの生命》や《不気味な発見》《税収》の様な土地基盤をサポートするカードが有るとより望ましいと思います。
このデッキでは火力も積むので突き詰めるならManaDenial戦略ははしっかり機能するでしょう。
しかし、半端な選択肢は捕れないのが厳しい。
・汎用デッキで使うのなら
《Regrowth》《瞬唱の魔道士》《埋め合わせ》《闇の腹心》《ボーラスの占い師》
どれが最高の相棒?
普通に考えればScM一択ですが、紅蓮術士との関係上カードタイプがIns/Socである方が望ましい。
また其々に強みがあるので、ノータイムで~という事にはならない。
《Regrowth》はFbでは無く、「回収」と言う利点があり、それもなんでも可能。
《埋め合わせ》はSocのみな点が厳しい(と言うか極めて厳しい)ですが、工夫次第では活用可能。チェンライやポンダーを積むとかですね。本体にもFbがある点が素晴らしい。
デッキにも依りますが、スペル比率が変わるためDoSの変身確率にも影響します。
まぁ、紅蓮術士は兎も角、こんな中速用のカード群との併用が有り得るのか?と言う点では大いに疑問ですが・・・。
《闇の腹心》は生き残ればアド製造機。一度だけのScMよりもハイリターン。
3マナ以降、つまり中盤以降が活躍の場であるScMと異なり単純に2ターン目から置ける。2マナの紅蓮術士と除去が分散される。
《ボーラスの占い師》も同じく2ターン目に躊躇なく置ける点が有用性が高いですね。
墓地に依存しない為、墓地Hateに引っ掛からないし、Topを弾ける。ブレストの使い勝手が増す。
ただ中盤以降はScMの方が遥かに使用可能な選択肢が大きいため、やはりいつの運用か?と言う点が重心となるでしょう。
これらはカード自体の親和性は高いのですが、デッキとしてそもそもそれ用の構築をしていれば必要性が薄れるでしょう。
専用構築では無く汎用構築で価値が認められると言えますね。
・ニヴメイガスとの相性。
は良さめ。
先ず、ニヴは布告に弱いが人柱を用意できる。
また、ニヴは通常のWeeよりも時間の掛るゲームを想定している。
回避能力が無い代わりに恒久強化であるためだ。
そこに同じく場に残るアドバンテージを残せるこいつはよく合致している。1/1でも連続アタックをすれば問題は無いのだから。
また、散々書いてきたが、tokenを多量に生むだけなら《巣穴からの総出》の方が良い。
重い物の、スペルだし、発生量も2倍。
つまり、1ターンでスペルを連打して爆発的な数を出すという事自体に向いてはいない。
この点もニヴメイガスとの相性が良い。
ニヴメイガスはWeeと異なり、スペルが解決されないため、どうやっても同ターン内でのキャスト限界は小さい上にアドバンテージも失う。
継続的な戦略と言う点がマッチしているわけです。
ただし、「ニヴメイガス→ 紅蓮術士」の関係で見ると、自身のアドロスを回収してくれる良い相方ではあるが、「紅蓮術士→ ニヴメイガス」と見ると其処ほどでもない。
上記の様に1ターン中に複数のスペルを唱える必要性は薄い物の、可能ならできるに越した事は無い。
何より効果自体が生物の生成であり、Tokenが召喚酔いと言う質を持つ以上、多数展開を一度でできた方が望ましい。
故にどちらかと言うとWee組との方が相思相愛と言える。
特にその傾向が判り易いのが《魔力変》《ギタクシア派の調査》か・・・。
また、個人的に併用したい《天主の勢力》との相性が絶望的に悪い・・・。
・Wee系との相性。
という訳で相性で言えば確実にWee>ニヴメイガス
このデッキはWeeをはじめ3マナ域にフィニッシャーが多いので2マナ域にそれが増える事態は喜ばしい。
2マナの候補
《窯の悪鬼》→デッキの命
であるのですが、他の候補が
《クウィリーオンのドライアド》
《侵入専門家》
《焼身の魂喰い》
《嵐の精体》
と何処か今一歩なカードが多かったので、純粋に使いやすいカードが増える点はGJ!
これらが今一歩なのは、単体除去に弱く、特に《突然の衰微》まであるにも拘らずいまひとつ決定力に欠けている点。
魂喰いは火力は十分だが回避能力は無いし、除去耐性は最低。失敗した時のリスクが大きすぎる。
Rであるため、マナの問題も薄く、《焼尽も猛火》も採用しやすい。
2に続く。
太陽が活発に活動中、皆さん如何お過ごしでしょうか。
お盆にて実家に帰り故人を忍んでおられるでしょうか。それとも選ばれし戦士となって約束の地へと向かわれたのでしょうか。
何にせよ体調には気を付けてくださいね。
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紅蓮術士は、想定以上の強さであるというのは、ここ最近の使用されたレポ/報告を読めばある程度は理解できます。
が、やはり、危うく運用の難しいカードであるという事も何と無くですが思います。
通常の運用で想定されているフェアデッキでの使用は特に。
Token発生装置としては《苦花》は兎も角《未練ある魂》には明らかに劣ります。シナジーは横に置いておくとしても、安定性で圧倒的に下回りますからね。
それでも使用する以上、ただ色が合ったから~とな何と無くではない何かが必要になると思います。
Token製造機としての側面だけを見てもLgSのWでは無く、紅蓮術士のRを取る事に意義を見出すべきでしょう。
因みに後で書きますが、Wee系のチェインコンボBeatの駒として機能させるならWee>>ニヴメイガスとなります。
色の組み合わせの観点から考えてみるのも重要。
デッキ構築の観点から得られるものは少なくない。
R:《稲妻》に代表される攻めの色。BurnにしろSlighにしろ最も攻撃的なデッキの一つ。
紅蓮術士を採用するなら、ただのアド製造機では無く、2マナの攻撃手としての価値をそこに見出したい。
突き詰めていくとカルドーサレッドの様なデッキになるのでしょうが、残念ながらこのデッキはスペル比率が高いとは言えない為マッチするか?と問われると微妙ですね。
同じく「大隊」系カードも生物で占められる為微妙。
「速攻」とパンプアップの同時供給が可能な軽量スペルがあると良かったのですが適当な物が無いのは残念。割り切って《ゴブリンの奇襲隊》を使用するのがベストかもしれませんね。流石に《速さの炸裂》では弱すぎる。
因みに1/1では「タフネス2を乗り越えられないから~」という紅蓮術士に対する評価基準はあまり私は難題だとは捉えていません。
紅蓮術士を運用する以上デッキ内にIns/Soc比率は高くなるはずです。そしてRでスペルと言えば何よりも火力。通常のデッキよりも多めな火力を入れる事まで行えば小型生物の障害など露と消えます。
そもそも生かしておいてはいけないのがLegacyの小型生物の共通点ですからね。
U:基本的に「Ins/Socを唱えるたびに~」と言うスペルの相方の最右翼となる色ですね。
それは単純にデッキ内の比率が他の色に比べ著しくスペルが多くなる傾向にあるからでしょうね。
キャントリップ系の存在はデッキの安定性を高めるという点で打消しと並びエターナルでUと言う色を強者足らしめている色です。
が、同時に「1マナを使用して手札の質を良くしているだけ」と言う事実も存在します。
後続の展開を有利にしているだけでその行為実体には何ら直接勝利をもぎ取る効果はありません。
紅蓮術士を一として「Ins/Socを唱えるたびに~」系のスペルは、その行為自体に勝利への効果を付属させる事が出来るわけですね。
だからこそ価値が高い。
Uと言う色におけるElementであるからこそ、如何な形のデッキに成ろうと価値を見いだせるわけです。
目指すべき目的は勝利で一致していますし、チェイン型にしろフェアにしろ、必ず通る道ですからね。
どちらが良いかはまた別の話ですが、効果の質として、勝利へと前倒しをしてくれている物なので、攻撃的なデッキの方がより効果の価値が高いと私は思います。
UR Burnやスレッショルドの様なチェインでは無いにしろオフェンシブなデッキが望ましいと思います。
また《渦巻く知識》をはじめとしたキャントリップ系は後(直後)の展開を整える物でもありますから、必要なスペルを揃えられるという事です。
能力の誘発もその分させやすくなるため、相思相愛の組み合わせですね。
キャントリップ同様、打消しにも当然この効果が付加されるため、どうせならば守りの打消しでは無く、《もみ消し》や《目くらまし》の様な攻めの打消しを用いるデッキで使えると良いかもしれません。
B:攻めのハンデス、受けの除去が主なスペルとなりますね。
どちらにしろRやUのように色の運用の基礎と言う部分とは異なり、相手の状況に依存した選択肢であるため上記2色ほどには価値は認めていません。
が、どちらもが使用頻度の高い挙動であるため価値が薄いとまでは言えませんね。
除去は貧弱な生物をサポートできますし、ハンデスは前もって脅威に対処できます。
後から使える打消しの方がシナジーとしては大きいのですが、《突然の衰微》と言う脅威がある以上一長一短です。
また、複数回使える除去もありますし、なにより《湿地での被災》など赤よりも相手限定の全体除去が多い。
ここもポイントですね。
《闇の腹心》の存在も重大。
W:微妙な組み合わせ。
最強の除去スペルを抱えている色ではありますが、打点がどうしても低いこの色ではStPは難しい。相手に土地を与えてしまってもそれが影響しないほど早期に決着を図れる?と言う疑わしい部分もあるためPtEもこれまた微妙。
つまり最大の価値である2枚に価値を見いだしづらい。
小型の全体強化はありますが、それは展開し終わった後に必要になる部分。要素としての重要性は低いと言わざるを得ません。
結局この色では、LgSぐらいしか価値を見いだせず、またそれはオロスカラーになってこその物です。
プロテクションを付与したり、土地を伸ばしたりと色々ありますがそれらは飽くまで枝葉でしかありませんから。
《ルーンの母》とは本来この手のカードは相性が良いはずなのですが、紅蓮術士と併用するほどの価値があるのかは疑わしいですね。
G:相性は最悪の組み合わせですね。
スペル自体が貧弱且つ、単体強化が多い。Weeとの組み合わせは合っても紅蓮術士との組み合わせは皆無ですね。
全く無いわけでもないですが・・・。
・ScMと同じく、3~マナのカード。
2マナのアド生物ですが、実際には出しただけでは何もしない為3マナ以上のカードと見れます。
軽くは無い。
そういう構築が必要ですね。
フェアなデッキで使うなら土地は20枚以上は欲しいところ。可能なら21~22枚。《不毛の大地》を使うならもちろんここ。多少多いような気もしますが、軽量スペルを連打する可能性が高い以上、色マナが必要になる事も多いでしょう。故に土地の総数も必要になると思います。
そういう意味では上記のUR Burnやスレッショルドとはまた異なる形が必要になってきますね。
ManaDenial戦略は難しい。
もみ消しやDazeには付加効果を期待出来るものの、併用が必須となる《不毛の大地》と相性が良いとは言えない為です。
スペルでは否いという点はこの際横に置くとしても、不毛の大地の「自他ともにマナ域を低域固定する」と言う性質が、マナを伸ばしたい紅蓮術士の要望と反っているためです。
どちらかしか取らないのなら残りは無駄牌となり戦略が成り立たないので不採用にする方が良いと思いますが・・・。
StifleやDaze・不毛を使用するなら加えて《壌土からの生命》や《不気味な発見》《税収》の様な土地基盤をサポートするカードが有るとより望ましいと思います。
このデッキでは火力も積むので突き詰めるならManaDenial戦略ははしっかり機能するでしょう。
しかし、半端な選択肢は捕れないのが厳しい。
・汎用デッキで使うのなら
《Regrowth》《瞬唱の魔道士》《埋め合わせ》《闇の腹心》《ボーラスの占い師》
どれが最高の相棒?
普通に考えればScM一択ですが、紅蓮術士との関係上カードタイプがIns/Socである方が望ましい。
また其々に強みがあるので、ノータイムで~という事にはならない。
《Regrowth》はFbでは無く、「回収」と言う利点があり、それもなんでも可能。
《埋め合わせ》はSocのみな点が厳しい(と言うか極めて厳しい)ですが、工夫次第では活用可能。チェンライやポンダーを積むとかですね。本体にもFbがある点が素晴らしい。
デッキにも依りますが、スペル比率が変わるためDoSの変身確率にも影響します。
まぁ、紅蓮術士は兎も角、こんな中速用のカード群との併用が有り得るのか?と言う点では大いに疑問ですが・・・。
《闇の腹心》は生き残ればアド製造機。一度だけのScMよりもハイリターン。
3マナ以降、つまり中盤以降が活躍の場であるScMと異なり単純に2ターン目から置ける。2マナの紅蓮術士と除去が分散される。
《ボーラスの占い師》も同じく2ターン目に躊躇なく置ける点が有用性が高いですね。
墓地に依存しない為、墓地Hateに引っ掛からないし、Topを弾ける。ブレストの使い勝手が増す。
ただ中盤以降はScMの方が遥かに使用可能な選択肢が大きいため、やはりいつの運用か?と言う点が重心となるでしょう。
これらはカード自体の親和性は高いのですが、デッキとしてそもそもそれ用の構築をしていれば必要性が薄れるでしょう。
専用構築では無く汎用構築で価値が認められると言えますね。
・ニヴメイガスとの相性。
は良さめ。
先ず、ニヴは布告に弱いが人柱を用意できる。
また、ニヴは通常のWeeよりも時間の掛るゲームを想定している。
回避能力が無い代わりに恒久強化であるためだ。
そこに同じく場に残るアドバンテージを残せるこいつはよく合致している。1/1でも連続アタックをすれば問題は無いのだから。
また、散々書いてきたが、tokenを多量に生むだけなら《巣穴からの総出》の方が良い。
重い物の、スペルだし、発生量も2倍。
つまり、1ターンでスペルを連打して爆発的な数を出すという事自体に向いてはいない。
この点もニヴメイガスとの相性が良い。
ニヴメイガスはWeeと異なり、スペルが解決されないため、どうやっても同ターン内でのキャスト限界は小さい上にアドバンテージも失う。
継続的な戦略と言う点がマッチしているわけです。
ただし、「ニヴメイガス→ 紅蓮術士」の関係で見ると、自身のアドロスを回収してくれる良い相方ではあるが、「紅蓮術士→ ニヴメイガス」と見ると其処ほどでもない。
上記の様に1ターン中に複数のスペルを唱える必要性は薄い物の、可能ならできるに越した事は無い。
何より効果自体が生物の生成であり、Tokenが召喚酔いと言う質を持つ以上、多数展開を一度でできた方が望ましい。
故にどちらかと言うとWee組との方が相思相愛と言える。
特にその傾向が判り易いのが《魔力変》《ギタクシア派の調査》か・・・。
また、個人的に併用したい《天主の勢力》との相性が絶望的に悪い・・・。
・Wee系との相性。
という訳で相性で言えば確実にWee>ニヴメイガス
このデッキはWeeをはじめ3マナ域にフィニッシャーが多いので2マナ域にそれが増える事態は喜ばしい。
2マナの候補
《窯の悪鬼》→デッキの命
であるのですが、他の候補が
《クウィリーオンのドライアド》
《侵入専門家》
《焼身の魂喰い》
《嵐の精体》
と何処か今一歩なカードが多かったので、純粋に使いやすいカードが増える点はGJ!
これらが今一歩なのは、単体除去に弱く、特に《突然の衰微》まであるにも拘らずいまひとつ決定力に欠けている点。
魂喰いは火力は十分だが回避能力は無いし、除去耐性は最低。失敗した時のリスクが大きすぎる。
Rであるため、マナの問題も薄く、《焼尽も猛火》も採用しやすい。
2に続く。