M14) 夢魔が立ったわ!
M14) 夢魔が立ったわ!
M14) 夢魔が立ったわ!

 生まれたての夢魔が今しっかりとその足で地面に立ったの!!




・・・夢魔が再録されるというだけでニヤニヤできる方は間違いなく古参黒厨です。私の様な。埃かぶってるレベルの古さですw


 まぁ、今やかつての見る影もありませんが、とりあえずFoilは買う。
紅蓮のおねーさんはまた後日。



 P.S.
昨今は《強迫》の有難みを忘れている方が多く悲しい限り。
《強迫》の再録でがっかりする人間がいるなんて信じられないのですが・・・。
《強迫》の無い頃の苦労を知る身としては贅沢言うなや・・・(´・ω・`)と言うか分なのですが、まぁ、昨今のKPの高騰っぷりを見ているとついつい期待してしまうのも判らなくもないかなぁ・・・。

 《思考囲い》も馬鹿みたいに高いですしね。

M14) 紅蓮の達人チャンドラ

皆さん、こんばんは。しもべです。


 昨日、遂に公開されたみんなのチャンドラさん4代目。
本日、公式に登録されていたため、確定ですね(無念・・・)。

[+1]:《焼尽の猛火》+ブロック制限
[0] :1ターン限定の《未来予知》
[-7]: 知ってるか?赤くするとな、3倍になるんだぜ?
 2(R)(R)の4マナで忠誠値は4

です。

 単体で見れば弱くは無い。色まで考慮すると微妙(´・ω・`)と言うのが私の評価です。
ただ、「PW」と言うシステムと「R」と言う色の特性が織姫と彦星ほど乖離している悲劇性があるため、まぁ、色まで含めた評価は微妙にならざるを得ない。

 [+1]:これまでの1点を飛ばすチャンドラ(以下、紅チャン)の能力の中では最高の能力です。
まぁ、これまでがどちらかしか選べなかったカス過ぎる能力だったというのが悲しい現実ですが、それを差し引いても弱くは無い能力です。
この1点で倒せるにしろ倒せないにしろ、強制的に道を抉じ開け得る事が出来るという確固たる事実があります。
+能力で道を抉じ開ける能力で言えば《ラル・ザレック/Ral Zarek》がいますが、紅チャンはアドバンテージも狙えます。

 道を抉じ開けるという観点から考えれば3~4マナ域を頂点としたウィニーかビートダウンで使用するのが効果的かと思われます。
3~4マナなのは生物を展開した後次のターンで自然に展開できるからですね。
この観点を考慮すると非常に珍しいAggro系のPWだと判りますね。
最も計算が立ちやすく安定しているのでこれを基本的に使っていく事になるのではないか?と思われます。


 [0] :1ターン限定の《未来予知》と言う通り、ライブラリーのトップをそのターン限定でキャストする事が出来ます。
まぁ、単純に強い能力だと思います。不確定ではあるもののアドが取れる能力ですからね。
ただ、問題はやはりその不確定さ。
キャストするためにはマナが当然必要です。
手札や盤面の関係上マナを消費するような状況では危なっかしくて使用できません。
また生物ならともかくスペルや土地は状況を選びます。特に本来はいかな場合でも腐りにくいスペルの筆頭である火力は非常に限定的な物が現在の主流です。
《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》
《轟く怒り/Thunderous Wrath》
各種チャーム
どれも真面なキャストは不可能です。
安定して使える火力は《火柱》や《灼熱の槍/Searing Spear》ぐらいの物・・・。その他のスペルはやはり状況に左右されてしまうため使用できない場合も多々あると思われます。
効果としての期待値は、単体では小さいと言わざるを得ません。

 無駄撃ちとアドの可能性の共有を見ると「続唱」を思い出してしまいます。
その観点から見てもやはりライブラリー操作は欲しい。最低でも山札のTopを見る事が可能なカードとの並列が好ましいように思います。
詰まりこちらの能力を活かすのならエターナル環境で~という事ですね。

 Stdでは選べる無駄の無い選択肢を増やすためにやはり生物や火力が中心のデッキに積むべきかと思います。つまりこちらではBeat向き。
ただ、やはり計算の経たない能力であるため無暗矢鱈と使うのではなく、特にやる事の無い状況で使用するべきかと・・・。
取り敢えず[0]連打で~と言う文は、連打できるような環境(場の状況やデッキの構築)が整えられて初めて行る事だと思います。


 [-7]:上記の状況からStdでは期待値が6~9点程度になる可能性のある残念能力(´・ω・`)
ただ、考えてみれば4マナ+[+1]×3+[-7]のターンで最速8ターン目のアクティベイトです。1stや3rdのチャンドラも実は同程度のターンで同程度の火力ですから、過去の自身に比べ、それ程見劣りしているわけではありません。
しかもBeatdownでの仕様上、実行ターンから考えれば十分な〆となるでしょう。

 Eternalの場合は《稲妻》が基本火力となるので9~となるでしょう。《火炎破》や《轟く怒り》を考えれば9~15の範囲内のダメージに収まるはず。
まぁ、十分でしょう。

 そして、ここから判るように[+1][0]は置物が多いデッキの方が使いやすい/信頼度が高いにも拘らず、[-7]は完全にスペル限定です。
つまり 上2つと下の能力があまり噛み合っていないのがこのカードの使い難さを物語っています。
自身の色とPWシステムとのミスマッチどころか、自身でも自己矛盾を抱えている・・・。

きっと難しいお年頃なんですよ・・・更年期 とか・・・。
火力やブロッカーの排除、色の観点からするとラルにも似ている印象を覚えますが、ラルの方がまだ能力が噛み合ってますよね・・・。



 という事で一つ一つは決して弱くは無いのですが・・・。
只やはりRのPWの宿命で何に入れるの?と言う点に行きつきます。
 Stdではウィニーやビートなのですが、より堅実で軽い《ドムリ・ラーデ/Domri Rade》がいます。また4マナ域は只でさえ混雑している状況。喩えISDブロックが退場しても《ラクドスの血魔女、イクサヴァ》《オーガの戦駆り》の様なカードが優先される事も十分あるでしょう。
狭き門です。
と言うか、単純に「半端」なBeat補助具入れるぐらいだったら《地獄乗り》のような「明確」なフィニッシャーを入れるよねw


 [0]ではアドが思うように狙えない以上コントロールに向いているとは思えません。
素直に[+1]×3→[-7]が最も効果的であると思います。

 実は、私は気付くのが遅れたのですが、
・大マイナス以外に忠誠値は下がらない:つまり妨害が無ければ現状維持or上がり続けるという《遍歴の騎士、エルズペス》以来のPW。
・しかもその2つの能力両方でアド獲得が狙えるという稀有な能力持ちです。

腐らせるには実に惜しいですね・・・。

 
 Eternalでは打って変わって中速クロックパーミ以下の速度のデッキとなるでしょう。
当たり前ですが4マナですからね・・・。
ただ、[0]の事を考えるのならライブラリー操作の有るデッキで併用したいところですね。

 因みにPWを評価する重要な点である盤面に干渉し自身を守る事が出来るか?と言う点に於いてはほぼ不合格です。
流石に余りに効力が小さい。故に、可能性のある[0]で尚更ライブラリー操作が重要になってくるわけです。

 URxのコントロールがまず思いつきます。が、これは無い。なぜなら「神」が居れば十分だから・・・。ラルにしろ紅チャンにしろ[+1]の使い道がコントロールでは在りません。
因みにUWtRのMiracle controlも存在するものの、状況を選ぶスペルが多い為あまり向いてはいません。ハンドに来るならともかくリムーブしてしまうため、かなり無駄が出てしまいます。トップ操作も限界がありますしね。


 次に思ったのが’Murica(Patoriot)/Tricorol Tempoですね。
元々このデッキは3~4マナが出る想定のデッキです。火力を実用レベルで積んでおり、それは《聖トラフトの霊》の道を抉じ開けるために使用されてきました。
[+1]の使い道がやっと存在するわけですね。因みに幾つか型はありますが、「《石鍛冶の神秘家》型でもSfM → 《殴打頭蓋》セット → 紅チャン[+1]」と言うルートが使えます。
ライブラリー操作もかなり積んでいるため[0]/[7]共に使えます。
 ただ、
このデッキ《ラル・ザレック》の方が強いんですよね・・・。奥義は兎も角、タフネス3まで安定して除去る事が出来、大型生物の壁も抉じ開けれるため安定感で遥かに上なんですよね。
マナコストもキャストしやすく、UのためFoWで切れます。また土地を1枚立たせる事が出来、その1マナで出来る事(火力・除去・打ち消し・ドロー)が非常に多い出来故に効力がとても高いんですよね。
不安定な[0]に掛けるよりもよっぽど堅実に働いてくれるんですよね・・・。それでなくともこのデッキには《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》がいますし・・・。


 最後に思ったのがDragonStompyです。
そこそこのサイズは合っても回避能力に乏しい生物が多いので[+1]にも意味があります。
且つ重要なのは[0]の方です。ご存じのようにDSはStompyのデッキ宜しく大変回りが不安定です。尖ったカードが多くドロー操作が入っていない/積めないので。
という事でこの[0]がドロー補助になるんではないか?と思っています。
置物が多いため場の状況に関わらずキャストが可能です。
また、Topをリムーブ出来るため、不要な物を引かずに済むという利点があります。チャリスや三球の様な要らない物を中・後半に引かずに済むのは大きな美点かと。
 ただ、デッキのほぼ全てが置物である故に[+1][0]は使いやすいのですが、反面[-7]は完全に唯のガラクタ化してしまいます。
《混沌のねじれ》や《溶岩の玉の罠》の様な特殊なカードを使う必要性があるんですよね、これを使おうと思ったら。
 また、
DSには《槌のコス/Koth of the Hammer》がいます。打点補助・装備品のマナ供給・デッキ戦略(8Moon)に噛み合った奥義と、アドは捕れないものの非常にマッチしたデザインです。
加えて《チャンドラ・ナラー》《燃え立つチャンドラ》と言う選択肢もあるため、やはり狭き門です。


 電波デッキ製作者としては置物(生物/Atf)と火力のバランスの良いBorosのオリジナルデッキを作れなくもない気もします。
しかしBorosカラーは、高い盤面干渉能力と防衛力を有する《復讐のアジャニ》がいますからね。こいつなら土地縛りの戦略も採れますし・・・。
 電波臭で見ても、
個人的には《炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand》の方が即物的で無駄な夢[-2]が在った分だけ魅力があるんですよねww



 ここ最近のPWは専門的なデッキでこそ輝くデザインが多い~と言うようなことを以前から書いていますが、専門デッキを見つける事が出来ないRのPWの物悲しさよ・・・。
彼女の安寧後は何処にあるのでしょうか??



P.S.
電波erとしては《ストリオン共鳴体》や本日発表された魔女グッズ一式の方が余程興味をそそられる。
逆に言えばそれぐらいの関心しかないPW・・・。



非MTG)ガルガンティア最終回見ました。
非MTG)ガルガンティア最終回見ました。
非MTG)ガルガンティア最終回見ました。
「貴官の軍籍をはく奪する」
 ↓
「この空と海の総てが貴方 に可能性を齎すだろう。生存せよ。探究せよ。その生命に最大の成果を期待する」
 ↓
「彼に支援の必要が無い。もはや啓発の余地が無い。」
「後はその前途を阻む障害を排除して私の任務は完了する」


 ガルガンティアの最終回を本日視ましたが良い最終回でしたね。
・取り敢えずチェインバーかっこよすぎ。
・天の梯子ってなんだろう?マスドライバー的な物?でもそうだとして何の役に立つの?と思っていたら本当にマスドライバーでしたw
しかもレールガンと言うか、カタパルト式投石器的な使い方だったw
・ヒロインも一応活躍
  あぁ言う形は何と言うか斬新でしたね。
・突然のアモーレ
くたばれブリキ野郎!!
・鯨イカの声が存在したのが良かった(コミュニケーションへのキー/可能性の提示)。


 話の纏まりが良く出来ていたと思います。
しかし、人気投票したらチェインバー断トツでしょうなw

 海の藻屑と化したチェインバーが鯨イカの棲になっているのが印象的ですね。
現実でも沈没した船籍や古い船舶を沈めた物が、魚たちの棲みかになるという物を模したのでしょうが、鯨イカ(ヒディアーズ)殲滅兵器であるチェインバーが最終的には彼らの依り代になっているという形。
銃を持った兵隊同士が握手でもしているような平和の象徴的な像でしたね。


 面白かったのですが、チェインバーが大破した以上、この話の続きは無さそうですね・・・(´・ω・`)
つまりどう頑張っても2期は無し。
哀しいなぁ(´・ω・`)


 特に不満は無いのですが、
・ラケージ/海賊の扱い:復讐→邂逅→教頭先生ぐらいでよかった気が・・・
・宇宙組は放置。:まぁ、無意味な戦いやってる馬鹿どもだから勝手にやってろ!と言えばそれまで・・・。
・地球丸ごとの世界観のわりに活動範囲が狭い。というか、提示された劇中世界が狭い。
まぁ、しかし、これらは尺の問題でどうやっても足りないので致し方ないですね。



少々中だるみやキャラデザが崩れたりもありましたが、総評として、期待通りの良い作品でしたね。
まぁ、ロボ物ではなかったのは残念ですがw



P.S.
とりあえず、トリミングされたという、ラストの扉絵の全体を見てみたいw
どんなエロいで気なんだ!


M14) 色気を持たない魔女とイモリと、彼女の儀式の刻・・・色物が無ければ、花も映えぬ
M14) 色気を持たない魔女とイモリと、彼女の儀式の刻・・・色物が無ければ、花も映えぬ
M14) 色気を持たない魔女とイモリと、彼女の儀式の刻・・・色物が無ければ、花も映えぬ
 皆さん、こんばんは。しもべです。
寝る前に更新。

《泥沼煎じの魔女》
《魔女の釜》
《ただれたイモリ》

 今回のM14で発表された色物カードです。
明らかにトーナメント級では無いKPで、トーナメント指向のプレイヤーからは忌避される対象でしょう。
ですが、私はこういう色物は嫌いではありません。
全てのカードが強いわけは無く、当然いつも屑カードと言うのは多量に刷られます。
そんなカード群でもただ刷られるだけで見向きもされないようなカードよりは味のある屑カードの方が良いとは思いませんか?
なんせその世界観まで含めて「Magic the Gathering」なのですから。


 MTGの初期から3枚一揃え、所謂三位一体カードという物が在ります。
合体カードをはじめ、3種のカードを揃えると初めて効力を発揮する、それも強力な効果を発揮するという必殺技的な夢の匂い溢れる デザイン群です。
(※ただの3枚コンボでは無い所が味噌!そこまで強力で無い所が重要w)
代表的な物で
・《アーボーグの豹》《吐息の盗人》《残忍な影》→《夜のスピリット》召喚
・《ウルザの鉱山》《ウルザの魔力炉》《ウルザの塔》→7マナを生み出すウルザランド/ウルザトロン
・《闇の嘆願者》+クレリック×3 →《闇の末裔》召喚
・《カルドラの剣》《カルドラの盾》《カルドラの兜》→《カルドラ》本人召喚
・《深遠の覗き見》《霧中の到達》《砂のふるい分け》→《語られざるもの、忌話図》召喚
・《生紡ぎ》+スピリット×3 → 伝説のスピリット召喚
・ アラーラの各色のサイクル5種
・《カルドーサの鍛冶場主》+Atf×3 → 好きなAtf製造
・《帝国の王冠》《帝国の王笏》《帝国の玉座》→ 色々できる帝国シリーズ

 オマケ
《沼》:《暗黒の儀式》《惑乱の死霊》→ 《稲妻》(´・ω・`)
《沼》:《暗黒の儀式》《ファイレクシアの抹殺者》→《ショック》(´;ω;`)


 強いかどうかは別として、多くのプレイヤー、特にメルヴィンやジョニー達に好まれる夢溢れるカード群です。
(どうでもいい話ですが、
私は「三位一体」と聞くと、反射で「ホログラフィック・カモフラージュ!」と言うセリフが頭に浮かびます。
理解できる方は冷静になりましょう。
理解できない方は正常ですのでそのままでいましょうw)

 そんな夢溢れるカード群に今回新たな仲間が加わります!
《泥沼煎じの魔女》
《魔女の釜》
《ただれたイモリ》

「魔女っ娘シリーズ(仮名)」です!!

 これさえあればあなたも立派に魔女っ娘です!!

 冗談は置いておいても、雰囲気と言うか世界観の完成度が群を抜いて高いですね!
ギミックとしても、世界観としても完成しているため、ヴォーソス・メルヴィンの両プレイヤーにお楽しみいただける素晴らしいデザインです。
正に「秀逸」な出来です。

 いやぁ、(無駄な)夢が広がりますなぁww
え?
強さ?
どうでもよくない、そんな事??


 まぁ、多少真面目な話ですが、
《魔女の釜》
《ただれたイモリ》
の2種は其処まで屑カードという訳でもないと思います。
イモリは《ただれたゴブリン》が証明したように中々使い出のあるカードです。まぁ、あの頃とは環境が異なるのでその評価をそのまま持ってくることは適した行動ではありませんが、少なくとも評価される部分はあるという事です。
 因みに、イモリは「相手の」生物限定であるため、自陣の生物に被害が及ぶことはありません。
また、
釜の方も、生物を能動的に墓地送りに出来る点、サイズに関わらず4点ライフに出来る点と言うだけで弱くはありません。
PiGや陰鬱を一使い勝手は良好です。Beat環境故に4点ゲインは強力です。そしてイモリを捧げた場合の4点ドレインは説明不要でしょう。ただ私がドレインが好きなだけとも言います。
 アリストクラッツの様なデッキもありますし、《闇の予言》や《ザスリッドの屍術士》など同セットのみでも結構シナジーの多いカードだと思います。

トーナメント級とはおよそ言えないカードですが、それでも結構使い出のある部分も併せ持っていると思います。
《影生まれの使徒》といい、今回の基本セットはなかなか好きになれそうですww
宇宙からの電波が降り注ぐわぁww



 P.S.
《ヴェンディリオン三人衆》や《セレズニアの声、トロスターニ/》《センの三つ子》《思考の糸の三人衆》《Meddling Kids》も、まぁ、ある意味、と言うか本当の意味ので三位一体ですね。


M14)対抗色サイクル1 黒が強いといったな?それは気のせいだ・・・。
M14)対抗色サイクル1 黒が強いといったな?それは気のせいだ・・・。
M14)対抗色サイクル1 黒が強いといったな?それは気のせいだ・・・。

・・・Legacyではな!


 皆さん、こんばんは。しもべです。



《生命散らしのゾンビ》
:M14の対抗色対策サイクルの黒版。
疑似《タララの苦悩》内蔵生物です。
(《タララの苦悩》がマイナーすぎるのかほぼ名前が挙がっていないです・・・。)

 なんで、なんで「生物」限定なのさ!
何故にWHY??
これによってLagecy界ではカス一歩手前ではないか(´;ω;`)ブワッ
色対策だから色指定があるのは良いとしても、カードタイプは別によくない?ハンデスなんだからさぁ・・・。Legacyに置いて「生物」なんて最もどうでもいい/脅威度の低いカードタイプなのに・・・。
《罪の収集者》である程度補えるよ!ってか?
喧しいわ(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

 まぁ、他のカードも対応できる物が置物かスペルか等、分かれているため判らなくもないんですがね・・・。

《ヴィズコーパの聴罪司祭》
《罪の収集者》
そして、この《生命散らしのゾンビ》
残酷なまでの《ヴェンディリオン三人衆》との格差(ノω・、) ウゥ・・・
そんなに見せ付けなくても良いじゃないか・・・。
・・・これがレアリティの差か(ModernMastersではCliqeは神話レア)

 れ・みぜらぶる・・・orz


 3マナと言う重さのお陰で、現実的なハンデス範囲はさらに少ないです。
《敏捷なマングース》
《死儀礼のシャーマン》
《タルモゴイフ》
《石鍛冶の神秘家》
・Elves一式
・Hatebear組
・Enchantress
は非現実的。
マナ加速且つ先手の場合は2マナ域も対象に出来ますがハードルが高すぎます。
(先手で、妨害なくマナ加速できて、妨害なくキャスト出来て、且つ相手のハンド内に対象がある場合ですからね・・・。跳び箱何段ぐらいの高さ??)

 現実的なのは
《聖遺の騎士》
《断片無き工作員》
《血編み髪のエルフ》
《土を食うもの》
ぐらいですかね・・・。

 可能性が低いですが範囲内の物は
《絶望の天使》
《エメリアの盾、イオナ》
《ゴルガリの墓トロール》
《大祖始》
《魅力的な執政官》
etc
 
 「威嚇」も微妙・・・。
もちろん弱くはないのですが、DrSが今はそこら辺で闊歩していますからね。
1マナの生物に相討ちでは・・・。
他のフェアデッキは早いですしね。3マナの打点3なんて弱くは無くとも評価点にはならない。
と、Legacy視点で見れば極めて微妙・・・。
リムーブ能力は極めて強いんだけどなぁ(´・ω・`)


 ただ、その環境抜きで見れば、単体としてはもちろん弱くはありません。
3マナで打点3点の回避能力付ですから攻撃性能も十分。
なにより、今のところサイクル中唯一のアドバンテージが狙えるものですからね。
まぁ、制限が結構厳しめなので、逆に空かしてしまえばサイクル中最も外れとも言えます。ハイリスクハイリターンですね。

 Stdでの評価はLegacyとは一転します。
《静穏の天使》《スラーグ牙》《首席議長ゼガーナ》《高原の狩りの達人》《修復の天使》《幽霊議員オブゼダート》《前駆ミミック》《大軍のワーム》《戦導者オレリア》etc
ハイパワーカードが多い環境ゆえに当たった時の効果は目を見張る物が在ります。
メインからは厳しいでしょうが、サイドからは素晴らしいカードとなるでしょう。
 ハンデスという事で、対処の時限が狭く厳しいような気もしますが、逆に《影生まれの悪魔》の様な受けが広い生物だと、強力なCip能力等に間に合わないので、このゾンビの選択肢がベストとなると思います。
軽い所でも《ロクソドンの強打者》《ボロスの反攻者》等厄介な物は多いですからね。同セットの《鬼斬の聖騎士》も十分単体で涙目ものですしねw
《カロニアのハイドラ》やテーロスの生物群もいますし、《ヴィズコーパの血男爵》等の活躍できていないがKPは高い物など潜在的な脅威も多いのでこれからも強いカードだと思います。
 とはいっても、やはり結構制限が厳しいので過剰の期待は禁物かと。
 同時に、タフネスの低さはやはり問題です。
コンバットにも強いとは言えず、火力/修正除去にはほぼ無力。能力の相性もあるため、いい意味でも悪い意味でも完璧なサイド要因ですね。
個人的にはB+ぐらいの評価になります。
(LegacyではC- )
(ゾンビ・戦士とエターナルでこそ価値のある部族なので本当に残念・・・。)



《潮縛りの魔道士/Tidebringer Mage》
:対抗色のR/Gの生物を寝かせる魚の魔道士。
《地下牢の霊/Dungeon Geists》の小型版と考えると判り易いですね。

 既に話されている通り、《水没》の代わりになりますね。
土地さえあれば生物の指定が不要な点、ライブラリーTopに置ける点を小さくない利点ですが、やはりMerfolkは攻めるデッキ。
単純に打点となるのが大きいですよね。
サイズ補正も全部族中最も友好的に手厚く行われているので問題は無いと思います。

 寝かせる生物の色が限定されている事もそれほど問題ではないと思います。
R:《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
G:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
を寝かせる事が出来れば十分でしょう。
《殴打頭蓋》を寝かせられないのは厄介ですが、主流であるBlade系なら大抵U系デッキなので島を渡ればいいだけ。
かなり強いんではないでしょうか?

 難点は2つ
やはり除去では無く拘束である点。
Rは兎も角(元から絶望w)、Gには補色カラーでWorB等があり生物除去も豊富です。
1枚除去を切らせるだけで終わる可能性も高いため、安定的な戦力は期待できませんよね・・・。
まぁ、ロード組の代わりに除去されたと慰める事が出来るかもしれません。
 もう一つは色拘束。
《真珠三叉矛の達人》を導入したことにより以前から厳しい色マナ調達がさらに厳しくなっていたのは事実。
そこに来てさらにこの所業。
正に飴と鞭・・・。
二兎追う者は何兎を得るのか?
ただ、「2マナ」の選択肢が拡充されたため、《霊気の薬瓶》が初手に在れば見事にブレイクスルー出来ますね。

 色対策と言う点に目が行きがちですが《メロウの騎兵》との比較も重要です。
《ぐるぐる》能力でタルモ等を寝かせていたのは非常に強力でしたから。《殴打頭蓋》にも対処できますし。
 1マナ重い(1マナ重い代わりに色拘束が薄いため言う程の重さでは無い。むしろ潮縛りは1マナ軽い事より「2マナ」である事が大きい。)代わりに、ロードである点、対象は自由な点は比較されますね。また《ぐるぐる》自体に非常に応用の幅があるのは高い美点ですからね。
短所は一時的効果である事、トリガーが必要な事。
まぁ、詳しい事は私には判らないので、漁師さんたちが考察してくれるのを持ちます。

 現時点ではサイクルどころかM14中で数少ない明確なLegacy級生物です。
M13の神アトランティスに続き、デザインチームに愛されていますねw

 Stdではどうでしょうね?
落ちる《地下牢の霊》の代わりを務められるでしょうか?
色制限がある上に、本体の戦闘力も極めて低いので個人的には微妙ではないか?と考えています。
まぁ、しかし貴重なUの対生物カードですから時期環境次第でしょうね。




 残るRはなんでしょうね?
予想して見ましょう。

・CipでW/Uの置物(生物)のコントロールを一時的に奪取(→相手に依る)
・CipでW/Uの生物に《紅蓮地獄》          (→弱くは無い)
・CipでW/Uの生物に振り分け3点:《無秩序の点火》  (→ギリギリ妥協できるライン)
・CipでW/Uの生物をターン終了時までブロック制限  (→訴訟 )
・速攻+W/Uの生物に対する回避能力         (→訴訟 )


どんな形になるでしょうね?




 P.S.
読みかけで放置していた「境界線上のホライゾン」を再開しようとして「5巻(中)」を探すも家の中に見当たらない。
無くしたと思い仕方ないから書店で探す。
1店目→なし
2店目→なし
3店目→なし
何故だろう・・・?と思ってから気付きました。
5巻は上・下しか刊行されていませんでした(ゝω・)



M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その1
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その1
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その1
 皆さん、こんばんは。しもべです。

 何の気なしにYoutubeで見かけた軌跡シリーズの戦闘曲集メドレーを聞きました。
(http://www.youtube.com/watch?v=AAxs35Vlu_w)
久々に聴くものも多かったのですが、改めて軌跡シリーズの肝の一つは音楽だなぁ~と思い知らされる出来の良さ。
次回作「閃の軌跡」にも期待ですね。
 因みに、「閃の軌跡」は零の軌跡~紺碧の軌跡の途中ぐらいの間の話だそうです。つまり、相変わらずの「前篇」という事ですね。
・・・嬉しいのやら、悲しいのやら。


 さて、とりあえず、大分M14のカードも増えてきたため気になった物を一つずつ見ていきます。


《威圧する君主》
:《宿命》→《盲従》と来て、とうとうここまでコンパクト化してしまった。
対戦相手の生物をタップインを強制するHatebearの新たな仲間です。
また、最近は
《スレイベンの守護者、サリア》《レオニンの裁き人》等のテンポを取る(相手を減速させる)Hatebearが増えてきたような・・・。

 昨今は一つの能力がやけに推されている(人気になっている)事が多く、それを保持する生物も次々に刷られている(人気取り?)様な気がします。
一昔前は「絆魂」。それまではライフリンクなんてカス扱いで一部のプレイヤーに人気があるだけでしたが「魂の絆」内蔵のカードが徐々にその地位を押し上げ《賛美された天使》《悪残の天使》で確固たる地位になりました。
続いて、最近フォーカスされている気がするのが「速攻」。
最近はやけに強い(と評価されている)生物についている気が・・・。
 そしてそんな流行に対して、後に刷るカードで環境調整をしようと言うのはもはや当たり前に行われています。
こいつもそんな一枚なのでしょうか?

 まぁ、そんなお小言は脇に置くとして、
相手の「速攻」生物を用いるような早いデッキの速度を挫くのはもちろん評価の対象。
しかし、それ以上にブロッカーの供給を許さないという点で素晴らしい親和性を得ています。
自らが生物のカードタイプを得ることで大きな恩恵を得られる典型ですね。
「歌って踊れる」の最高パターンです。

 という事で、「強請」により気長にライフアドを狙っていく《盲従》とは異なり、《威圧する君主》は明らかにBeatタイプに入れるカードですね。
《未練ある魂》等でゲームの引き延ばしを狙うミッドレンジ=ヘビーコントロールに対して特に有効ですね。
Atfに影響を及ぼす事が出来ない点は残念ですが、マナAtfでもない限りほぼ効果は無いに等しいのでそれ程の差は無いです。

 Legacyでも
上記LgSの他にも使用積みのSfMやDrS等のシステム生物、瞬足で出てくるScMやCliqeのコンバットトリックを防げるので見た目以上に攻撃性能の高い生物です。
効果は重複しない為、複数積むのは少々無駄も多いのですが、本体の場持ちはよくは無いため複数が並び続けることは少ないと思います。
比較的フェアデッキに対して効果があるカードですが対コンボにも一部の効果があります。
最も現実的な運用が考えられるのはMaverickですが、
特に元々多量に積んであるHatebearsの効果が薄い生物コンボのSnT/Reanimator/Dredgeや部族(Goblons/Elves)等に効果があり、良い棲み分けが出来ていると思います。
Maverickならば低い戦闘力を補う方法も多数有りますから、純粋に戦力になると思われます。

 現状のDeathBladeでも元のEsperSfMでもどちらにも強い稀有なカードですね。
オフェンシブな攻勢が前提ですがDeadguyでもアリかもしれません。
ただ、これらのデッキは《ルーンの母》でブロック制限を駆ける事も出来るため、それだけのために入れるのも・・・。
やはり対コンボ・部族まで側面に入れて捉えるべきでしょうね。


 Foil買うか・・・。



《憑依された板金鎧》
普通に強い。
マナコスト4は一見重いものの、《突然の衰微》を躱せることがデカい。
Soc除去も躱せる。

遅めのBeatでもコントロールでも使える。
特にコントロールは《至高の評決》等と素晴らしい相性。

個人的には方向性を変えた生体武器と言う印象。
どちらが良いかは一長一短。

 ただの装備品として見る場合、テンポが削がれ過ぎるため、除去耐性のある生物が望ましい。
回避能力よりも除去耐性。

 Legacyでは全く欲しいとは思わないものの、Stdでは色々なデッキに活用できそうですね。
こういう幅のあるカードデザインは良いですね。



《ストリオン共鳴体》
:コピーしたい物
《闇の腹心》:追加のドロー
《石鍛冶の神秘家》:装備品はそんなにないし・・・。
タイタンサイクル:誘発タイミング大杉!!
EVEのしもべシリーズ:色々。
《老練の探検家》:何故か4枚土地ブースト
《永遠の証人》:特に《発掘》→証人をコピーして3マナで使い回し。
《梅沢の十手》/剣シリーズ:疑似2段攻撃
《スラーグ牙》:2種類の誘発
《リリアナの肉裂き》:2個で2倍で!
《惑乱の死霊》:Haha!!Hymnがサボタージュで使えるぜ!!
《叫び大口》《熟考漂い》:想起
《幽霊議員オブゼダート》:4点ドレイン
《炎まといの報復者》:6点ドレイン
《原始の報奨》:何してもアドバンテージ。
《刃砦の英雄》:喊声とトークンの2種がある。
《錯乱した隠遁者》:トークン8体。
《首席議長ゼガーナ》で大量ドロー。《水深の魔道士》も。
《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator(NPH)》:倍返しだぁあああ!!!!
《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》:倍返しだぁあああ!!!
《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》でクルクル
《忘却の輪》《交流の宝球》:一時的とはいえ2個リムーブはエグイです。
《聖トラフトの霊》:天使2倍!まもって守護天使!!
《血編み髪のエルフ》《断片無き工作員》:「続唱」も2倍!。共鳴体が捲れても次が3倍だと思って諦めるんだ!!マナがあるわけないが、足りてればスタックに残ってる場合その俗称をもう一回コピーして~。

《破壊的な流動》《煙突》《陰謀団の先手ブレイズ》
:互いにデメリットがあるくせに、何故か相手だけ2倍に。
《煙突》はカウンターを置く場合と生け贄の場合の其々でチャンスがある。つまり・・・。


 何と言うあふれ出る電波臭ww
ラフレシアの様に濃厚な香りが馨しいww
オラ、ワクワクすっぞw
取り敢えず、コピーにマナが掛る関係上CiP能力では使い難いでしょう。併用するのなら、マナの消費が少なめであろうPiG能力やサボタージュ能力の方が望ましいでしょう。
CiPを使うのなら《霊気の薬瓶》との併用が好ましいのではないでしょうか。マナが掛らない分自由度が高い、もし共鳴体が2枚あれば~という事も可能ですし、Insタイミングの挙動ですからね。
また、同様に、
どうしても行動にはマナが掛るため中速~低速でなければ運用は難しいでしょうね。
上ではノリで入れた物もありますが、Beat関係の生物は軒並み併用は難しいですね(´・ω・`)

 やはり強いのは
・一度で2種類のアドバンテージを獲得できるもの
・いくつかの誘発のタイミング・種類・効果等を持っている物
でしょうね。
そこら辺を積極的に探していきたいですね。

《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》との比較は面白いですね。こちらの最高の相棒はPWでしたが。
基本的には能動的に動けるため扱いやすい効果が多いのが比較上の特徴。対して誘発能力は自分では支配しにくいためやはり効果が大きい物が多い。
その観点でもやはり大振りな効果を持つものを使いたいですね。
また、
誘発能力の効力を増す、と言う観点でいえば《繰り返される悪夢》やブリンク系のデッキと相通ずるカードです。
EternalSlideやブリンクでやりたいことの半分は可能
マナが掛るかどうか・・・。タイミングの自由度はかなり制限されてしまいますがね。


 ScMは効果(汎用性)は素晴らしいものの、マナが掛り過ぎるので使えるかどうか・・・。
其処さえクリアできれば!

NicFitでは
マナ・デッキ速度・誘発トリガー等あらゆる面でシンクロしています。
このデッキが入る枠としては《ヴォルラスの要塞》や《繰り返す悪夢》等があるため、それらと交代で入れることも可能でしょうね。


 想像妄想が留まるところを知らない!!
因みに結構FTの出来も良いですね。



《アジャニに選ばれし者/Ajani’s Chosen》
 :CONの《空位の玉座の印章》の下位種的な能力を内蔵したシステム生物ですね。
能力は
「Encが場に出た時に2/2ネコ(=^・ω・^=)トークンを場に出せる」
「それがAuraなら、そのAuraをトークンに付ける事が出来る」
という物。

 パッと見るとEnchantress専用生物に見えます。
が、システム生物としては除去耐性が低すぎます。また出るトークンも1マナ増やすだけ(《空位の玉座の印章》)で2/2が4/4飛行になる上に本体の除去耐性も上です。
通常のEnchantressなら、これまでのカードより優位性があるようには見えません。

 という訳で、《空位の玉座の印章》とは異なる能力を活かせるデッキであるべきだと思います。
一つは、トリガーがCiP/ETB能力であるという事。
《補充》が別ルートのフィニッシャーになります。これまでもリカバリー+フィニッシャーの役を担ってきましたが、また異なるルートを開拓できるわけです。
生物(と言うかコイツ自身)も戻せる《第二の日の出》も良いかもしれません。

 そしてもう一つがAuraにフィーチャーしているところ。
個人的には普通に使っても、
・Auraキャスト時の、スタック除去によるアド損の回避。
・コイツ自身以外にAuraの装着先を提供する事で、自身の盤面での危険度を低下させ、生存性を高めている。
と言う利点があります。
 が、それ以上にAuraには何度でもキャスト出来る物が在ります。
《ゆらめく翼》《手かせ》《ちらつき護法印》の様な自身で戻る能力を持つAuraや《怨恨》を筆頭としたエターナルエンチャントです。
通常のEncにはあまり存在しないこの能力により、トークン生成能力をより活かす事が可能となります。
 故に、
コイツは「オーランカー」でこそ真価を発揮するカードではないかと思うのです。
《オーラトグ》《コーの精霊の踊り手》と一緒に使用する事でポテンシャルを引き出せると思うのです。
《ちらつき護法印》はコイツ自身を守るのにも使えますしね。

 因みに、
《ちらつく形態》を用いる事と、他にもいくつかの軽量Auraを付属させていれば一瞬で多量の猫を呼び出せますね。
重いのであまり実用的ではありませんが、一様の除去耐性付与カードでもありますし。
 Stdでは《軍団の戦略》はどうでしょうね・・・。
一応、タフネス+明滅で除去耐性を挙げる事は出来ています。Encであるため後続でもトークンは出せますし。
しかし全体明滅、猫は野に帰ってしまいます(´・ω・`)
どうなんでしょうね・・・。
 また、
《聖トラフトの霊》亡き後のAura系デッキの軸となる可能性もあります。
ポテンシャルだけは高いので活躍できることを祈りたいですね。
 
 同じエンチャントレス系であろう《荒廃唱え》は、4マナという事は気にはしていないのですが、それぐらいのマナが在るのなら、小型の除去よりもやりたい事はあるので・・・。せめて0/4程度のサイズならまだ考慮できたのですが・・・。



 こんな所です。


 P.S.
結構《泡立つ大釜》 に喰いついている方が多いのにはビックリです。
DNでも取り上げている方はチラホラ居られるようです。
 そもそもカード単体の性能でも彼の《Diamond Valley》内臓生物の《グリセルブランドの信奉者》が可哀想になるぐらいの凶悪性能ですしね。
 本日発表された《執拗な死者》も良い相棒になりそうです。
本当に黒コンが組めそうですねw



M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等
M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等
M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等
皆さん、こんばんは。しもべです。


 参議員選挙まで近づいていますね。
皆さんは入れる党は決めましたか?
この所、時事を全くやっていない事から判るように、現在極めて日本の情勢に興味が無い。特に政治関係は・・・。
一応考えはあるのですが・・・。


 さて、今回もM14の記事ですが、使い方やKP云々の話とは異なった部分の話です。
今回のエントリーはそのカードのイメージやアトモスファーについて。


色々書いてきましたが、今回のM14は雰囲気と言う面でもなかなか個人的にはヒットしています。未だ未発表の物もある段階ですが、それでも、です。
FTも感性に触れる物が多く、近年の基本セットの中では一番のお気に入りですかね。
やはり基本セットはその名の通り基本となる物であり初心者の導入用セットでもあるのでシンプルで味気ない物が多いのですが、いい意味で裏切られて喜ばしいです。
他のカードゲームとの最大の違いはこの世界観の広さだと思うので、もっとそれを大事にしていって欲しいですね。

今回のお気に入り
《夢への放逐》
 「お前はそよ風の影を信じているんだな。」 -・・・

 詩的ですね。


《垣間見る未来》
 「単なるコイン投げではこの難問は解けない。慎重に考え、そして選ばねばならないのだ。」 -・・・

 効果だけを見れば、3枚の選択肢の中から如何にベストのカードを選び取るか?ということを言っているのでしょう。
しかし、もう少し斜に構えて見ると、
「慎重に考えなくても、《垣間見る未来》は選ばずに《禁忌の錬金術》を選ぶよねw」
と言う皮肉に聞こえてきますww

 個人的には《勇猛な反対派》以来の突っ込み属性カードですw


《好機》
 「好機は待ちわびるものではない。生み出すものだ。」

 まさにその通り。人生の格言みたいですね。
聖剣伝説LoMの珠魅族みたいなお姉さんですね。

 因みに7thの
「道徳などと言うちっぽけなもので、野心の達成を妨げるな。」という完全にアーな感じのFT/イラストも好きです。


《時の引き潮》
 「昨日のお前は主人の単なる想像の産物に過ぎなかった。その頃のお前の方が好ましい。」

 これまた詩的なFTです。「夜と昼の恋歌」のそれの様ですね。
効果も相応しい物ですし、イラストの獣の「えー!?」みたいな表情もも面白いです。


《精神腐敗》
 「あら残念。メモしておけばよかったのに」 -リリアナ・ヴェス

 結構頻繁にFTの変わる精神腐敗の新作。どうせだったらイラストも変えて欲しい物です。またFoilを買わねば。
頭(脳みそ)が(物理的か精神的かは不明ですが)吹き飛んでいるイラストまで並列して見てみると、いかに皮肉が効いたセリフかがよく判りますねw
その全くと言っていい程に悪びれていない台詞の軽さは、かの「ヤヤ・バラード」を彷彿とさせますw


《古きものの目覚め》
 「君が立ち上がり、地平に向き合う日もあれば、地平が立ち上がり、君に向き合う日もある。」

 これまた詩的な作品です。
上の2種は情緒的な物ですが、こちらはまた異なった趣で風流です。
 言っている事はただの現象についての説明なのですが、不思議な魅力のある、何か別の事を訴えている様な感じがあります。


《ゴブリンの外交官》
 「ある種の特別なメッセージを伝える必要がある時に。」

 そのイラストと、外国のセールスのチラシ文句のような丁寧な文章とのマッチ感が凄いですねw
慇懃無礼とは正にこの事でしょうw
 《ゴブリンの外交官》という名前もまた秀逸で、ゴブリン達の対外交渉の在り方という物の象徴、顔という物がどういう物であるかをよく表していますねw

 ただ、皮肉を利かせるのは良いのですが、少し格式張り過ぎな気もします。
本元の「When you need to convey that special kind of message.」の方がより雰囲気が出ますね。


《石臼》
 「精神も山も似た様な物で、粉々に出来ないほど壮大で力強いわけでもない。」

 これまた非常に雰囲気の出ているFTです。人間の頭の形をした台座のイラストと合わせると相乗効果。
このFT中の「山」をゲームの「山札/ライブラリー」に変換すると、意味より深まります。
 安全ピンでちくちく突く様な、ちょっとした、だけど解消されない頭痛の様な厭らしさが表れています。



 他にも先のエントリーで挙げた《ストリオン共鳴体》や「魔女っ娘シリーズ」等、本当に良い雰囲気の出ているデザインのエキスパンションです。
RtRブロックが個人的には抹消したいような物なので癒されますね・・・。
まぁ、RtRはRAVの続編という事で期待値が高すぎました・・・。

 ただ、スリヴァーのデザインだけはちょっと受け付けないですね・・・。
単純に効果だけを見ても強力ですが、自分限定になってしまった灰汁の無さや、人型になってしまった誰コレ?的なイラストも含めて全体的に隙になれません。
KoKブロックの悪鬼はゴブリンです!って言われているのと同じぐらい違和感があります。


 今のところフルスポはまだ先の話ですが、それでもこれだけ琴線に触れるものがあるのは嬉しい事です。トランプやUNOでは味わえない楽魅力ですよね。

レガシー)’Murica(Patoriot)におけるTempoとMidrangeを特に答えも無いままつらつらと・・・。
レガシー)’Murica(Patoriot)におけるTempoとMidrangeを特に答えも無いままつらつらと・・・。
レガシー)’Murica(Patoriot)におけるTempoとMidrangeを特に答えも無いままつらつらと・・・。

 皆さん、こんにちは。しもべです。

 熱くて暑くて・・・。
基本的には膝の関節保護のため、週一で軽い下半身の筋トレを今も続けているのですが、この時期はストレッチするだけでも汗だくになります。
超汗っかきな体質のため部屋中が汗の匂いでヤバい事になる。
もう嫌だこんな季節・・・。


 さて、基本的に付和雷同が座右の銘。
風邪に吹かれるタンポポの様にあっちにフラフラこっちにフラフラ。色々なデッキを除くのが私の特徴です。
TheRockだけは常に真面目に構築して抱えている物の、他は完全に趣味全開で色々妄想しています。
そんな中で、今年の初春ごろからSCGで見るようになったデッキの一つTricorolTempoのお話です。

 未だマイナーデッキのため名前が未定着。
デッキ構築者は’Muricaと名付けています。
ただ、Deck TechではPatriotとも。
一体どの名前が受け入れられるのか・・・。
まぁ、ZombardmentもZombieやWalkingDeadなど、TheSPYだってALL Spellとか色々未だに呼ばれていますしね。定着は難しい。


 このデッキ1~2月ごろから海外で少しずつ成績を残し始めました。
珍しいTricorolのTempoデッキという事で個人的に興味が湧き、デザイナーの記事も拙訳しました。
(本文:http://jupitergames.info/articles/2013/52861/cooks-kitchen-murica-nelc-02022013 )
(意訳:http://kingslover34.diarynote.jp/201302142255086365/


 ただ、この頃から少し疑問に思っている事もあります。
という事で今回はそんな疑問の提示。
特に解答を挙げる気は無い、と言うか出来ない為、皆さんの考える切っ掛けにでもなっていただければ・・・。


 今だ雛鳥の時期であるTricorolはいくつかの種類があります。
そのTricorolTempoに於ける最も明確な違いは《石鍛冶の神秘家/SfM》の存在だと考えています。
これにより、Tempo型かミッドレンジのBlade型かに隔たれています。

 個人的には明確なデッキプランを貫くTempo型の方がより自然な形だと思われます。
但し、このデッキには明確な弱点が存在します。
《聖トラフトの霊》が突破できず、且つこちらが干渉できない生物です。
最も顕著な存在は《敏捷なマングース》。
このマングースの、環境における生息数がこのデッキの成功の可否を分けると言っても過言ではありません。デッキデザイナーのBryant Cook氏はマングースが環境に少ないからこそこのデッキを組んだとまで言っています。
次に上がるのが《未練ある魂/LgS》でしょう。これもかなり厄介でこれのために《硫黄の精霊》がサイドに採ってあるぐらいなのですから。

 これらトラフトが敗北する存在を如何に突破するか?
その疑問から生まれたのが後者のBlade型なのだと思っています。
《梅沢の十手》
《殴打頭蓋》
剣シリーズ
これらで日に影にトラフトをサポートする事でデッキプランを強化しているように思えます。

 が、このデッキは大きな問題があります。
・デッキ内のスペル比率が下がるため、《秘密を掘り下げる者/DoS》が採用できない。
 採用したとしても大きく確率を下げる。序盤数ターンが命のTempoにとって無視はできない難点です。
トラフトにフォーカスした結果デッキ全体の攻撃力・速度を落とす事になってしまうのです。
無理やりDoSとSfMを共存させるデッキも在りますがその場合は他の生物の枠が犠牲になります。《渋面の溶岩使い》や《ヴェンディリオン三人衆》もこのデッキにとっては重大な存在なのです。
 また、
・SfMは圧倒的にTempoLossを生じさせる。
 攻撃までのターンが時間が掛り過ぎる。普通の装備品をトラフトに付けようものなら何ターン掛る事か・・・。
また装備品は非常に脆い。
フェアデッキ/ヘビーコントロール相手ならサイドから確定的に対処が入る上に、今はメインから《突然の衰微》まで存在します。
装備品によるサポートはハイリスクハイリターンとも取れます。

 それでなくとも、SfM自身が非常に除去に弱い。環境的に2点除去が減る事は無いので凡そあらゆる除去が飛んできます。
テンポをロスして、その上、除去までされたら目も当てられません。
 元々このデッキがトラフトを中心に添えた理由は除去耐性が有る高打点生物だからです。そのトラフトをサポートするためのカードが除去に弱くては自家撞着もいいとこです・・・。

 トラフトを立てれるのならばSfMを活用すべきなのでしょうろうが、そうするとデッキが歪む。
ですが現実問題トラフトでは対処不能な存在は環境に確実に存在します。切って捨てるのも手ですが・・・。
2者択一。
悩ましい。

 テンポを損なわせる/攻撃の速度を遅らせてまで採用の価値があるのか個人的には疑問です。
故に、SfMを入れる場合はMidrangeにシフトした形も見受けられます。
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=11111&iddeck=81175
これは少し、極端ですがテンポを敢えて狙わずにKPで押す形としては判り易いですね。
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10751&iddeck=78523
4マナ域の存在が象徴的です。
ただ、やはり大半のデッキはDoSとSfMの共存は諦めているようです
これはもう別のデッキでしょうね・・・。

 個人的にはSfMとトラフトを併用するのならDeathBladeの方が優れていると思いますがね・・・。
どうせデッキコンセプトから逸脱するのなら・・・。



 もう一つの要素は《瞬唱の魔道士/ScM》の存在です。
この’Muricaが誕生する以前から、より正確にはScMが刷られた直後からTricorolはLegacyで組まれてきました。
当たり前の話です。
軽量スペルでLegacy界で最も優秀であろう組み合わせなのですから。
ですがこのデッキはあまり世間に浸透することなく廃れてしまいました。決め手が、戦略性が薄いからです。つまりただの紙束です。Junkです。
そこで明確な戦略を基礎として構築されたのがこの’Muricaです。
その’MuricaにScMは最初は不採用でした。
何故か?
Tempo的では否いからです。
まるで尖っておらず切れ味が無い、丸いカードだからです。
こんな物を入れるなら、より軽量スペルなり単体で機能する生物なりを入れた方がデッキとしては健全と判断されていました。

 しかし最近ではそうでもないようです
余りに有用性が高いからですね。
火力に除去にドローに打消しに・・・。
他のTempoでは出来ないであろう3(~4)マナの使用が想定されているこのデッキにおいて使用しないのはあまりに勿体無いのではないか?
そういう事でしょう。
実際入れた方が、デッキとしての受け幅は広がります。
サイドからスペルを入れる場合は更に有用性が高まります。
多岐に亘るデッキタイプを相手にするためには丸さも求めたいという事でしょう。

 とはいえ、やはりTempoカードとは言い難い・・・。
犠牲にされるのは主に他の生物の枠とスペル。
渋面やCliqeの様なテンポカードが削られます。またスペルの枠も消費される事もあるのでややDoSにも影響があります。
 マナ域や(使い回しにより)妨害が出来るCliqeは兎も角、同じく墓地を消費する渋面との共存はやはり難しいですね・・・。
渋面は基本的に相手のシステム生物を焼いたりトラフトの道を抉じ開けたりと結構仕事量が多いカードであり重要なKeyでもあると考えています。
また、《稲妻》の使い回しにより高い威力を持つScMですが、生物を焼く役割に回す必要性が渋面との併用ならば薄れ、その分本体に打ち込む事も出来るので、デッキ特性としてはやはり渋面の方が合っているのではないか?とも考えているのです。
1マナ圏の圧力は多いほど良いと私は思います。
故に2枚ならともかく、他の枠を削って3枚目まで確保するべきか?そう思います。正直、枠の関係では0~1で行くかと・・・。
ただ、それをさせてしまう程ScMの有用度が高いのでしょうね・・・。


 ここでもSfMと同じく丸みを持たせるか、デッキコンセプトを貫くか?この岐路に立たされます。
SfMと異なり汎用性が高いため、あちらほど大きなデッキの変化はありませんが、やはり異なる挙動を強いられてしまいます。
個人的には明確で一貫したデッキコンセプトを好むため、初期型に好意的になるのですが・・・。
 ただ勝つために環境に合わせたデッキなどLegacyでも数多く在ります。
《罰する火》を入れたJundやJtMsを入れたSnTやTeamAmerica(→TeamPortugal)などですね。
そしてそれらは一時的にせよ(メタの産物なので一時的なのは当然)、結果を残しています。
 本来、
Tempoデッキなどメタの産物なのです。
相手の勢いを削ぐには、相手に合わせた削ぎ方を取らなければいけない為ですね。
その意味においてTempoデッキがメタの影響を受け入れる(デッキの変遷)ことは間違ってはいないと思います。
というよりレーゾンデーテルとしては正しいとさえ言えるのかもしれない。
知れないが・・・。



 まぁ、そんな事をつらつらと考えているわけです。
と言うか思っただけです。
別に持っているデッキでは無いですし、そこまで深く考えるつまりはありませんが、そこの所どうなのだろうなぁ・・・と。

 色々と形がずれるのはEsperと同じですが、果たしてこいつはそれと同じ鳳雛の一羽なのでしょうか?



 P.S.
 因みに、私はINV期のMTGに参戦したためTricorolと言う色にはかなりの憧れがあります。
当時の最高の札束の一つがクローシスコントロールでしたが、この色も《吸収》《翻弄する魔道士》等、それに近い物が在ります。
 特にAPCで出た対抗色カードは印象が強く《予言の稲妻》《ゴブリンの塹壕》《ラッカ・ボルバー》《火+水》等強力なカードは多かったです。
なかでも《稲妻の天使》は非常に纏ったカードであり、今でもお気に入りの一枚です。
4マナ3/4飛行・速攻・警戒と攻防一体の完成されたカードであり、rk post氏のイラストも相まって独特な立ち位置を私の中で確立しています。


--------------------------------------------------------------------------------

・本日の電波
DeathBladeに《心霊破》入れれば完璧じゃね?

・・・完璧にダメだろうが(´・ω・`)



レガシー) 今週のSCG・・・色々と試行されている。Jacob氏つおい。
レガシー) 今週のSCG・・・色々と試行されている。Jacob氏つおい。
レガシー) 今週のSCG・・・色々と試行されている。Jacob氏つおい。

 皆さん、こんばんは。しもべです。


 暑い暑いと言っていたら更に熱くなったでござる・・・。皆さんも熱中症には気を付けてください。
 さて、本日は待望?のM14のフルスポが発表されましたね。Rの対抗色対策以外は特に目ぼしい物は無かったですが・・・。
ついでに今日は禁止改定の日で、これまたいつも通り「No Change」です。ハイハイ、天丼天丼。

 M14の気になったカードの続きも書きたいのですが、まずはSCG Open Legacyですね。
今回はWorcesterです。
では早速結果を見ていきましょう・
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/130706_worcester.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2013-07-07&end_date=2013-07-07&start=1&finish=16&city=Worcester

 今回の優勝はJacob Wilson氏のRUG Delverです。

以下順位(上から順に1位→16位)

RUG Delver
RUG Delver
Tricorol Blade
Patoriot
TES
続唱BUG
Goblins
Elves
---Top8-------------
DeathBlade
RUG Delver
Elves
UW MiracletR
UW MiracletB
Maverick
Death&Tax
続唱 BUG

 です。
正直流れもリセットされてきて何が来るか判らない週でしたが、蓋を開けてみたらフェアデッキの大勝利でした。
そしてそのフェアデッキに強い非コンボ系デッキとの呉越道中と言う結果です。

 驚く事に非生物のコンボはTES一つのみであり、SnT系が一つも存在しません。
かなり久々の光景に思えます・・・。


 さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていこうと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57046
1位、Jacob Wilson氏のRUG Delverです。

 久々に優勝したLegacyの顔事、RUG Delverは今回最多の3名を輩出しました。
Jacob氏は結構個人チューンが多いのですが、今回も人とは異なる色を出しています。

 現状はややフェアデッキが多いため、それ用の枠が2~3枚確保されるのが常道です。
打消しで言えば《呪文嵌め》、火力で言えば《Chain Lightning》や《二股の稲妻》など。中型戦力が増えているようなら《四肢切断》。実際に他の2名は採っています。
が、Jacob氏は何れも採らず、採ったのは《ギタクシア派の調査》で、それも枠ギリギリの3枚です。
驚くべき選択ですね。
下手に相手に依った選択するよりも、自身の展開とアクションを確実なものにするという事の様です。
その分のデッキの硬直化は《瞬唱の魔道士》の万能性で多少補うようです。

 サイドは、いつも通り《硫黄の精霊》が採られています。Esper最盛期の頃なら判らなくもないのですが、いったい今は何を想定しているのでしょうかね・・・。
また、《精神を刻む者、ジェイス》が1枚採られています。対フェアデッキ用に広い幅の受け手ではあるのですが、このデッキで使用可能なのでしょうかね?守れるのでしょうか?
《Zuran Orb》も珍しいですが、対R用や、継続的に墓地掃除をしてくるカードに対抗できるので意外と面白いかもしれませんね。ギタ調が痛いので尚更重要です。

 少々他のRUGに比べ、75枚が重めにも拘らず土地の数は同じなのですが、ギタ調を取ってあるのもこういう事も踏まえているのかもしれませんね。

 以外なのは《古の遺恨》が全体的に少ない事。
これだけBlade系が在るのならばほぼ2枚固定かとも思っていたのですが・・・。

 対し、2位のBrian Knoppのデッキが非常にオーソドックスにメタチューンしてあるので対比が面白いです。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57066
 3位、Jared Boettcher氏のTricorol Bladeです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57059
 4位、Erik Smith氏のPatoriotです。

 ちょうど前回、このTricorolのデッキについてのエントリーを上げていたので本当にタイムリーですねw
ただし、デッキはずいぶん異なりますが。

 ここ最近、随分活躍しているデッキカラーですね。打消しを多めに抱え対コンボを備えながら、W/Rでフェアデッキにも耐性を持つため混沌とした時期には比較的合っているかもしれません。
特に今のフェアデッキは火力が有効なのでRが強いですね。

 Jared氏のデッキは正にTricorolカラーのSfMデッキです。
ミッドレンジ~コントロールの間といった所で、EsperSfMとよく似ています。
Rは入っている物の、メインの《イゼットの魔除け》、サイドの《紅蓮破》《仕組まれた爆薬》のためだけであり、UW MiracletRのデッキ構成に似ていますね。
 イゼットチャームは2マナの重さがPatoriotでは敬遠されていますが、このデッキならばそれほど問題は無さそうです。
基本的には中級のパワーカードで圧倒できるように多めの土地に加え、《世界のるつぼ》まで備えていますからね。

 11枚の打消しに、6枚~の除去とかなり妨害スペルに力を注いでおり、サイド後はさらにそれが増えていきます。
そう言う点でもEsperに似ていますね。

 
 4位、Erik氏のPatoriotはお手本のような構成です。
《Force of will》が3枚なのは稀にありますね。今回は、コンボはそう多くは無いと踏んだようです。実際その通りの結果ですしね。
 ただ、残念なのはRUG Delverが残ってしまった所。
サイドのEE2枚だけではどうにもならない為、もう一枚ぐらい何かあると良かったかもしれませんね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57060
 5位、Bryant Cook氏のTESです。

 一時期はANT一色でしたが、最近またTESが多少増えています。
フェアデッキが多いせいでしょうかね。
今のデッキは以前ほど土地/マナを締め付けてこない為、そちらの意味でも余裕があるのかもしれません。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57049
 7位、Jon Ashworth氏のGoblinsです。

 青いデッキが居てい以上になると必ず現れるゴブリンです。
ただ、火力/単体除去が多い現状で《ゴブリンの群衆追い》型にする理由はなんでしょうか?
展開が早くない為、速度を重視しているのでしょうか?

 サイドはtG/Wの主流の形ですが、目立っているのは《エメリアの盾、イオナ》の存在。
一瞬??となりましたが恐らくは青単SnT(《無限への突入》)型用でしょう・・・か?。
SnT→《無限への突入》と繋がる為、イオナを出されるとスタックさえ割り込ませず封殺できます。なんせ青「単」ですからね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57053
 6位、Kevin Jennings氏の続唱 BUGです。

 16位、Jake Gans氏のそれもそうですが、一時期に比べ随分とBeatの様相が強まりました。
嘗てのアドバンテージ型コントロールの面影はありません。
採用カードもやみくもにアドバンテージを偉うようなものが減った気がしますね。

 サイドの《In the Eye of Chaos》は珍しいカードですね。以前[ひまじん]さんがご紹介していただいてその存在を知ったカードです。
対Insですのでかなり多くのデッキに刺さりますが、特にUですね。
このデッキは他のUデッキよりSocが多いですし、《突然の衰微》は無視できるため、結構マッチした形ですね。
黒が《Chains of Mephistopheles》を入れるようなものですかね?
使用感が気になりますね。

 9位のChris Van Meter氏のDeathBladeもそうですが、この手のシフトが増えているようです。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57058
 8位、Nicholas Malatesta氏のElvesです。

 《ジョラーガの戦呼び》が入ってますね。
どう使うのか判らなかったのですが、恐らく《緑の太陽の頂点》→《ジョラーガの戦呼び》→《ワイアウッドの共生虫》でバウンスしながらマナを出す。
という事でしょうかね?それなら《ティタニアの僧侶》が欲しくなりますが・・・。
サイドにも《大祖始》を押しのけてまで入っています。

 7月のルール改正でガイアマンセーが出来るElvesはどう変わるのでしょうね?
楽しみです(^^)



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57068
 12位、Garrett Fehon氏のUW MiracletRです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57070
 13位、Joshua Cicio氏のUW MiracletBです。

 Miracleが出てくるのも久々ですがそれもむべなるかな。
面白いのは対コンボのアプローチが異なる事ですね。
GarrettのtRはスタンダードな構築で《血染めの月》で一部のデッキを封殺できるようになっています。
対し、Joshua氏のtBは余分な枠は撤廃し、メインは基礎で固めて、サイド後に変化を持ってきています。
月は以前より支配力が落ちているのでそれもアリかもしれませんね。

 REBに比べハンデスの方が広いコンボ/それ以外も含めて対処出来るてんを尊重しているのかもしれません。
HelmPeaceコンボや《天使への願い》等大雑把なフィニッシャーなのでその点でもハンデスは良いのかも・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=57051
 14位、Raeef Istfan氏のMaverickです。

 対JtMs、打点強化の《遍歴の騎士、エルズペス》、対フェアデッキ用の《情け知らずのガラク》
対《ヴェールのリリアナ》用のメイン《鷺群れのシガルダ》+サイド《萎れ葉のしもべ》
と、かなり今の非コンボデッキに対する形になっています。
 また、
《罰する火》コンボを採っておきながら、メインには《罰する火》を入れないという大胆の構築をしています。
逆なら判りますが、メインから抜けない土地がある以上、意味あるんですかね?
それでも回りを重視したという事ですかね?

 フェアデッキをしっかりメタっている代わりに、逆に対コンボの枠はありません。とことん削っています。
サイドに申し訳程度に採ってありますが、これでは難しいでしょう。
こういう決断も時には必要何でしょうね。



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_death__taxes_with_th.html
 今週のDeckTech: Death & Taxes with Thomas Enevoldsenです。
興味のある方は拝聴してみては如何でしょうか?




 こんなところです。
疲れた・・・。
今週はかなり創られたデッキが多かった印象です。見ていくのは面白いのですが疲れる。
しかしここまでコンボが根絶されてしまうのは些か予想外。
何が有ったのでしょうか?

 さて、今週はここまで、です。
お付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。





M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その2
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その2
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その2
皆さん、こんばんは。しもべです。

フルスポが発表されて暫く経ちますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
世間では塩だの潮だの汐だのSHIOだのと言われていますが、ここ最近の基本セットが利益優先でKPを高くし過ぎただけです。
旧10版までの基本セットの悲惨さを考えればこれぐらい何ともないですよね。寧ろこれでも十分高いと言えます。
まぁ、RtR後、皆さんが満足される様なカードは少ないのも事実ですが、それでも環境に影響を与えるようなカードは相応に出てきているので、こんなものではないでしょうかね?

 という訳で気になるカードの続きです。
とりあえず対抗色対策サイクルの続きとその他少し

《鬼斬の聖騎士》
「絆魂」を得た代わりに除去耐性が薄れた《ヴェクの聖騎士》
又は重くなって、その分で除去耐性を得た《メドウグレインの騎士》。
好意的に見れば、超強くなった《アジャニの陽光弾手》。

 《紅蓮地獄》等の全体火力や《渋面の溶岩使い》に弱くなってしまった点はかなり頂けない。
ただ、「絆魂」と言うのは(特に赤に)それだけ強い能力ですし、3マナを考えれば弱いわけがない。
 ブロックスルーは出来ないものの、先制攻撃があればあまり戦闘で負ける事も無い。特にLegacyの場合は。Stdは知らん。
 よく、Legacyプレイヤーは渋面に対応できない。
終わた・・・。
と言っていますが、私はそれほど悲観的でもありません。
スペルに対応できているだけで十分ですから。Legacy最高の除去StP/PtE以外にほぼ対応できているのでそれで十分。
《稲妻》に比べたら渋面なんて微々たる数しかいませんから。
そもそも渋面なんて使用デッキにもよるでしょうが、見かけたら即除去が基本。機能するまで放置なんてしませんしね。自分の使用デッキがBeatdownなら尚更です。
確かに《ヴェクの聖騎士》の方が場持ちは良いのですが、それ以上に「絆魂」の方が存在はデカいと考えています。
R/Bでパワー2先制攻撃で対処できないのはフェアデッキでは《墓忍び》ぐらいでしょうし。

 まぁ、《ミラディンの十字軍》と比べるのは判りますが、彼とはもっているカードの質が異なるのでそれ程には私は問題氏はしていません。
彼は攻撃手一辺倒で、コイツは攻防両面で使えるカードですから。
そもそも彼は対B/Gで、鬼斬は対R/B。
ベクトルが異なるカードですので使うデッキ・場面も異なるはず。


 個人的には「きざん」ではなく「おにきり」の方が良いのですが(※「おにぎり」ではなく)・・・。


 サイズや除去耐性云々が問題視されていますが、《メドウグレインの騎士》があれだけ強かったんだから、こちらは更に活躍できるはず。
彼女も強化前提なのだからそうすればいいだけでしょう。
プロテクションでない以上その利点を活かさなければ。
《ボロスの反攻者》には弱いので、尚更《火山の力》が活きるはずだった・・・。再録落ち・・・。
Rを使いたくないのなら《聖なるマントル》でどうでしょうかね。
ブロッカーを無視できるのでノーガードの殴り合いが出来る。しかもこちらは強化された「絆魂」持ち。

 強力とは言い難いですが《群れの統率者アジャニ》がいる事も意味はあると思います。
継続して、恒常強化[+1]が出来るので場持ちは良くなるし、アジャニ自身の保護にも繋がる。
また[-3]で瞬間的な強化が出来るのも有難い。ここでも「絆魂」により大きくダメージレースを狂わせる事が出来ます。
 
 優れた性能と除去耐性を有しているためAura系の戦力として捉える事が出来ます。
《アジャニに選ばれし者》もいるため、Wが強い事もそれほど悪い印象にはなりませんしAuraの弱点も補いやすい。
結構活躍できると思います。
ただ、素晴らしいAuraであるはずの《ひるまぬ勇気》や《オルゾヴァの贈り物》の本領が発揮できないのは残念ですね・・・。
《トロール皮》や《シヴの抱擁》とかで我慢するしかないですかね・・・。



《精神灼き》
:3マナ3/2先制攻撃+α
《灰の盲信者》と言い、《丘巨人》wなんて言うセリフが皮肉になるぐらいしょぼかったRのマナレシオも最近は違いますね・・・。
しかもその+αも非常に実用的。
取り敢えず何をされてもW/Uならば2点を飛ばせるわけで、非常に攻撃的な色であるRのやりたい事と防御的で遅い色であるWUのやられたくは無い事の重なっている部分を抑えていますね。
パワー3の先制攻撃持ちなので攻防どちらでも活躍できます。
サイクル中では最も規制が緩く、実用的な能力ですね。

 残念なのは場持ちがヨロシクない事。
除去耐性は無くタフネスは2なので凡そ全ての除去に引っ掛かってしまいます。
場に長くいればいるほど強力な能力なので勿体無いですね。
 特にLegacyでは、最も効果が期待出来るUでも、タッチでW/B/Rの何れかが加味されるのでほぼ確実に1~2マナで処理されてしまいます。
ドロー能力も高いですし、能力の稼げる期待値は大きいとは言えませんね・・・。Modernでも厳しいかも・・・。
サイズは小さくとも1~2マナでこの能力ならもっと使いようもあったかもしれませんが流石に3マナではテンポロスが大きすぎます・・・。

 除去耐性を加味できればもう少し見方も変わってくるでしょう。Modernで言えば《呪文滑り》の様なカードですね。
ただ、この手のカードはミッドレンジの様なカードフィニッシャー足り得るカードを保護するために使うのであって、Rと言う攻撃的なデッキに組み込まれるであろうこのカードをそこまで保護するべきか?と言う風にも感じます。

 Stdではどこまで活躍できるかは不明ですが、攻防で活躍できる《ボロスの反攻者》とはある種ベクトルが重なります。その点では受けの広さで劣り、攻めの深さでは勝っていますね。要考慮が必要でしょうね。
《チャンドラのフェニックス》はコンボ/シナジー向きなのでまた別の枠でしょう。とはいえ同じ3マナ域なので狭き門ですね。




《魔女跡追い/Witchstalker》
:私はある種テンポカードの様に捉えています。

 能力は《カビのマムシ》と《大貂皮鹿》を足して2で割った感じですね。
《復活の声/VoR》の時にも書きましたが、この能力は相手の展開を阻害するテンポカードです。
VoRほど強力な抑止力/応用性ではありませんが、その分本体の戦闘能力が高い。
呪禁は一見価値が非常に高いのですが、相手の的になって且つテンポを削ぐという役割もあったVoRのそれとは一概に比べられませんね。ただし、本体の戦闘能力が高くなった事で呪禁の価値自体は遥かに高くなっています。

 対Uと言う色で見てみると、呪禁トロール2種に比べ、再生が不可能であるため《至高の評決》に弱くなっている点はUWカラーに対して難点。Stdに置いてはやはり全体除去に僅かながら耐性を持っていたVoRに劣ります。
カウンター耐性も無いため一層弱くなっている。
もともと《終末》には無力・・・。

 対して、UB系と言うかBにはメインの《ヴェールのリリアナ》、サイドの《非業の死》があるためそれ程、大勢に影響は無いでしょうね、残念ながら。
寧ろ通常のUスペルに加え、このカラーの重要な要素である《突然の衰微》に対して大きなテンポプレッシャーを迫れる。これは動きだけならStP/PtEと何ら変わりない。ですが、W1マナを用意するのとBGの2マナを用意するのではテンポの差が圧倒的でしょう。


 という訳で、色対策と言うほど劇的な効果を持っているカードでは無いと思います。
少なくとも、フェアリー蔓延時に環境調整/駆逐用(嫌がらせ)として刷られた《硫黄の流弾》や上記《大貂皮鹿》程の実用性はあるとは思えまえん。


 RUG Delverにはスラーンの方が強力。地上生物全てに対処出来たので。狼はサイズが大きくなる必要性がありますからね。
が、別に楽な相手という訳でも否いでしょう。
デッキ色にも依りますが、3マナ出るような状況ならば大抵の除去は通りますし、それでなくとも《突然の衰微》がある環境です。
RUG側からすれば、デッキで一番頼りになる生物であるマングースを、喩えテンポ差で勝っているとはいえ、簡単に失いたくは無いでしょう。
 サイドは今は《乱暴》が主流なので、そこまで含めてみても結構厭らしい相手ではないでしょうか?
まぁ、楽々と3マナ生物を展開させてはくれないでしょうが・・・。《炎渦竜巻》を取っている場合も在りますしね。
 対して、’Murica(Patoriot)にはこちらの方が優位。
マナ否定戦略上マナが軽い方が望ましく、メインのトラフトに対処しやすい。スラーンでは遅い。
マナ否定の関係上RUGでもスラーンは遅いのですが、この狼も遅い事には変わりなく、且つほぼ確実に出した直後の戦闘では沈没してしまうので、それならまだ生存率が高いスラーンを~という事です。
重めなカードが多いため、RUGほど軽快なテンポデッキでは無く、やはり嫌がらせにはもってこいでしょう。
 サイドに全体除去を取りにくいのも追い風。


 個人的には色対策カードとはいえ
《トロールの苦行者》よりは上。スラーンとは場合に依る。
《大貂皮鹿》には打ち消されない点は勝っている物の、2色目も考えればほぼ確実に対処されてしまう皮鹿より上といった所です。皮鹿はBUGぐらいにしか除去耐性が機能しませんからね。


 Stdでの場合はまぁ、セレズニア/Bantに入るでしょう。因みにこちらは《鬼斬の聖騎士》も候補ですね。
ただ、トラフト・《幽体の飛行》が消える以上もはやBantである必要性は薄いでしょう。
GW Auraに素直に出来ますね。
《魔女跡追い》にしろ《鬼斬の聖騎士》にしろダブルシンボルですからね・・・。
《オルゾヴァの贈り物》も実用的になるでしょう。2色ランドも無くなるようなので流石に3色は厳しいでしょうから。
問題は《怨恨》が残ってい無い事・・・。《天上の鎧》だけでは心許無いでしょう。
 また、デッキの方向として恐らく単騎掛けは良く起こり得る状況でしょう。
そうなると心配なのがEdict系の除去。
ヴァリアナはトラフト共に間もなく退場するものの、Auraデッキが存在するのなら確実にEdictも使用され続けるはず。
ならば《肉貪り》や《遠隔+不在》も残る計算です。
今のところ考えられませんが、テーロス後環境が低速化するのなら《捕獲+放流》も視野に入れておく必要があります。
この難関をどう突破できるか・・・。


 どうでもいいけど、コイツの見た目。皆さんカピバラとかイノシシとか言ってるけど、タイプー「狼」を先に見てしまった私に指向/思考の余地はなかった。
コイツは、しかし、何処かで見た・・・。
絶対にあるこの既視感
デジャヴ・・・。
何処だ?

・・・と思ったら同じ発想をしていた方がいて、答えを出してくれました。
「エデンの檻」に出てきた「アンドリューサリュクス」です。
間違いない。
しかし、似てるなぁ・・・。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9

 どうでもいいですが、「エデンの檻」って打ち切りだったんですね。
さっぱり謎が回収されぬまま、しかも現状の問題も解決されぬままで終わって??だったのですが打ち切りなら納得ですね。
いや、納得はできないだろ!!
20巻以上出して打ち切りって、シャーマン○ングか!!



《風乗りスリヴァー》
:多くのデッキが《空中浮遊》や《不可思議》を使って手に入れる「飛行」を僅か1マナで打点つきで手に入れる。
これだけで如何にこのカードが強いのかが証明されていますね。
《有翼スリヴァー》からは1マナ軽くなりました。良い点と悪い点がありますね。
良い点は普通に軽くなった事。EEで一族壊滅の危機から多少生きながらえる事。
悪い点は《霊気の薬瓶》で出すのが手間になった事。
ただし、どうせX=2に至るまでにX=1は経由するのだし、1マナならば展開上で支障をきたす事も無いでしょう。
 「自分だけ~」になった点は素晴らしいですが、どうせミラーマッチなんて起こらないので特に気にする事も無いでしょう。
「スリヴァー」に遭遇するより「多相」持ち(ex.《変わり谷》)に遭遇する事の方が余程確率が高い。



《吸管スリヴァー》
:《精油スリヴァー》よりも軽く扱いやすいのですが・・・。
もともとスリヴァーに入ってる要素では無いですし、W系は《水晶スリヴァー》や《筋力スリヴァー》が存在したために使っている色でした。
《霊気の薬瓶》から外れる色ですし、《魂の洞窟》があるとはいえ必要なマナは少ない方が好ましい。
本家の《精油スリヴァー》とは異なり複数入れる意味も無いですし・・・。
弱くは無いのですがネガティブな要素が揃っていますね・・・。
それ以前にまず枠が無い。


《大身スリヴァー》/《捕食スリヴァー》
 :どれだけ、スリヴァーはプロテインを飲んでいるというんだ・・・。
これで12マッスルになる。正にマッスル集団・・・(;´Д`)ォェ・・・。
魚並み。

 +3/+3の方もいますが、重すぎるので《増力スリヴァー》の方がマシな気が。
それでも重いので、《菅草スリヴァー》で更にマッスルで良い。
そもそも既にマッスル3種目まで出て《幻影の像》まで入れれば4種も有るので要らない・・・。
まぁ、枠もそんなにないので。ルール変更も伴って単純に弱体化する《幻影の像》を補色スリヴァーと入れ替えでしょうね。

 しかし、魚もスリヴァーもマッスルとは程遠い見た目な印象なのですが、何故かマッスルですね。
まぁ、魚は、回遊魚は実際は至極マッスルですが・・・。




こんな所です。


M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その3
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その3
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その3
皆さん、こんばんは。しもべです。

 M14のカードの続きです。
今回は作成して改良を続けているLife系デッキに関連したカード郡です。
では行きます。


《テューンの大天使》
:世間でプチ話題を提供したM14の白の神話枠にして天使枠です。
その様から《悪残の天使》と比較する声が上がりますが、彼女は単体で機能したのに対し、大天使は専用の構築をして初めて輝くカードなので、些か比べるべき対象に相応しいとは言いがたいと思います。

 自分がコントロールする全ての生物に《アジャニの群れ仲間》と同様の効果を与えます。
「5マナで3/4飛行、絆魂+α」ですからそれだけでも悪くない性能ですが、「5マナで3/4飛行、ライフゲインに関係した能力」と言う面では《解放の執政官》にも似ています。
またライフ→強化の流れは《活力の揺り籠》にも通ずるところがあります。

 3/4飛行という近年人気のあるサイズで、《稲妻》されないタフネス4は偉いですね。
ただ、5マナは決して軽くない上に、《悪残の天使》と言う素晴らし生物が居る以上、やはりデッキコンセプトを重視するべきでしょうね。
当然Life系デッキでの運用が前提となるはずです。
ライフ回復・全体強化・フィニッシャーを兼ね備えています。
が、全体強化を活かすほど数を展開できないLifeよりもSoulSistersで使われるべきカードですね。

 5マナと言う程、単体では支配力はありませんし、除去耐性も皆無一歩手前です。
そこら辺もしっかりと意識すべきことだと思います。
単純に強化するだけならStdでも《ガヴォニーの居住区》《練達の生術師》《集団的祝福》等の複数の強力な選択肢がありますし、類似のカードで《勇気の道》も存在します。
5マナを掛ける意味を見出すべきでしょうね。


 SoulSistersならば、ETBでCip誘発するのでそれだけで既に仕事をしています。
仮にSistersが3体場にいれば、自陣の生物全てが恒久「+1/+1」×3なのです。弱い訳が無い。
ある種、クルセイド系の全体強化スペルにも思えますね。
除去耐性が薄くとも、仮に使い切りのスペルとして見ても、《ティタニアの加護》や《草原恵み》を考えれば「+2/+2」出来れば十分なマナレシオとも言えますね。
場に出た時点で、Sisters系が1体でもいれば、自身も「4/5~」のサイズにもなれるため中々のマナレシオとも言えます。
自力で自身を強化していける為、徐々に支配力を高めていく点は面白いですね。

 《再誕の宣言》はSistersで素晴らしい働きをしますが、マナカーブや釣れる量を考えると《不死の隷従》にも価値があります。1マナ以外もつれますしね。
このカードとの併用では釣れる数が多い=自軍の戦線強化ですからね。
 これらのカードで戦線の回復は出来るのでそれ程意味はありませんが、地味に《罰する火》コンボに耐性がありますね。
相手が《燃え柳の木立ち》を起動するたびに生物を強化できます。

 《アジャニの群れ仲間》宜しく、十手がさらに素晴らしくなります。
また、戦闘フェイズが疑似的に異なる「先制攻撃」や「2段攻撃」とも誘発回数が増やせるので素晴らしい。
複数の絆魂持ちが居れば、1回の戦闘で十分全体を巨大化できますね。《鬼斬の聖騎士》は「絆魂」と「先制攻撃」を有していますので良い相棒です。
同セットの《勇気の道》が在れば、戦闘前に自軍を強化できますね。

 Stdでは「強請」持ちとも非常に相性が良い。
その後のスペルが、ドレインに成るだけでなく、それを強化スペルにもなるのですから。
 特に相性が良いのは
ブロッカーを排除しやすく、ライフゲインのお陰でノーガード戦法も採れる《盲従》
「強請」に加え、自身が「絆魂」持ちである《税収飲み》。
特に税収飲みは自力で強化していけます。その強化が絆魂の威力を更に引き上げるループ。
 《太陽の大魔術師の杖》も結構いい動きをするかもしれません。
毎ターン一回程度では価値が薄いですが、この杖サイクルや「強請」の様に誘発条件が軽く複数回誘発も可能な物には価値を認める事が出来ますね。
(新型チャームは2マナならば・・・。
3マナならせめて「あなた」ではなく「プレイヤー」にして欲しかった・・・。
まぁそんな事したらR単とか死んでしまいますか・・・。)


 起動能力でライフを回復したり、各ターン毎に誘発でライフ回復したりと言うカード群も勿論相性は良いのですが、Eternalに於いて5マナの生物がそんなに悠々と場に留まれるわけも無く・・・。
Eternal程では無くとも、それはStdでも同じでしょう。
Sistersの様にCipで機能する/十手の様に単体で高性能
と言う点を除けば悠長に回復して強化して~と言うカード群との併用は優れているとは言えないでしょう。
《台所の嫌がらせ屋》との併用は確かに無限に頑強出来ますが、それならばよりコンボ的な《シルヴォクののけ者、メリーラ》との無限頑強の方が余程効率的で安定的でしょう。
《柏槙教団のレインジャー》よりはマシかもしれないので無限頑強デッキに大天使を投入するのはアリかもしれませんが、逆のLife系に大天使を入れるからキッチンも~と言うのは些か浅薄に映ります。
 ただ、
散々言われている《スパイクの飼育係》との無限ライフには価値はあると思います。
2枚コンボ、且つ他のスイッチは不要で瞬間的に作用できますからね。
他のカードとのシナジーも形成できるカードなので、上手く組み込めばしっかり機能させれるはず。
確実に勝てるコンボではありませんが、決まれば取り敢えずダメージでは負けないのでお守り程度の価値はあると思います。

 SoulSistersはソプターコンボとも相性が良いので併用できるか考えたのですがどう考えてもOverKillでしょうねw
ただまぁ、1枚位入れておくのも良いかもしれません。どうせデッキスピードは遅い構成になりますしね。


 繰り返しますが、「5マナの生物」と言う部分をクリアできるシナジーをデッキ内で形成できるかどうか?でしょうね。
可能ならば複数のシナジーが欲しい所です。



《勇気の道》
:《十字軍》枠の新種ですね。
今回はライフ関係のカードが非常に多くこれもその一種。条件付きなため専用系デッキである事が望ましいのですが、数を展開するウィニー/ビートダウンなら結構なライフ量を回復してくれるでしょう。
ですので、普通の生物デッキでも運用は可能ですね。Beatが用いる対Beat用カードと言えるかもしれません。

 重要なのは、自軍生物の攻撃に誘発で頭数分のライフを回復する能力の事。
この能力を得ようとするとEternalまで言っても《正義の理由》と言う5マナが必要になります。半分しか持っていないとはいえその分クルセイド能力も有るので、このカードがいかに効率的かがよく判ります。
 複数枚張りの方も2種類の効果が両方とも重複するため、《清浄の名誉》よりも1マナ重い事にも溜飲を飲めます。

 専用のライフ系デッキならばLifeよりSoulSisters型で輝くカードですね。
数を展開しますし、それらが戦力になるため一石二鳥です。ライフを獲得と戦線の強化を1枚でやってのける為、デッキコンセプトに完璧にマッチしています。
 しかし、《魂の管理人》達は幾ら戦闘力が挙がっても全線には投入しづらいため、Tockenをばら撒くような類のカードも欲しいですね。
ただ、そうすると3マナと言うのは決して軽くないのも事実です。
《未練ある魂》や《幽体の行列》と同じマナ域なのは頂けませんね・・・。Stdの新戦力である《鬼斬の聖騎士》ともマナ域が被る・・・。
元々ライフ系は序盤から殴っていくデッキでは無いので早く置けることに意義が大きいという訳でもないのですが・・・。
ただ、強化条件がライフ20以上であることを条件としているのなら、悠長に構えるのも無理があるかもしれませんしね。

 強化に対して色の指定は無いため、GのTockenを生む《生存+存命》は使いやすくなっていますね。
一緒に使えるでしょう。
このカードの最大の敵は、戦略上より強力であろう《テューンの大天使》が同セットに存在する事ですねw
同時に使うのもアリかもしれませんが・・・。
Eternalなら《エルズペス・ティレル》の方が戦略上マッチしているでしょうがね。LgSなどに比べ、素のキャストは些か重い物の、テンポ良く展開できる点を考えると《金切るときの声》は結構良好な選択肢かもしれません。



《天使の協定》
:条件達成で「4/4飛行」の天使をゲットできるため効果自体は非常に強力です。
ただ、4点ゲインがトリガーであるため、工夫無しでの条件達成は難しいでしょうね。ライフ系のデッキならば無理なく達成できるため検討できます。
4マナ域だと余り比較対象がありませんがCipゲインの生物だったり《活力の揺り籠》等が比較対象になると思われます。
 単体では何もしない為、しっかりとトリガーを用意できることが望ましいですね。
その意味ではライフ回復の機会は多くとも1度の回復量が少ないSoulSistersよりもLife系の方がより望ましいでしょうね。

 もう一つの問題は4マナの置物であるという事。
昨今は《突然の衰微》の登場に依り、軽い事が一概に美点では無くなりましたが、やはり単体で機能しない上に4マナは重い。
一刻も早く置いて一刻も早く機能させたい以上、設置時に、マナが掛らず任意で4点ゲイン出来るカードとの相性が良いですね。
条件を満たす物は
《斑の猪》
《魂の打ち込み》
の2つ。
魂の打ち込みは効果は安定しているのですが、ピッチコスト(黒2枚)を用意するのがハードルとしては高すぎるためあまり現実的とは言えませんね。
猪はStdで同席しているカードで、「チャンプブロック→4点ゲイン」が出来、それで天使を召還できるので非常にこちらは実用的です。
Life系のデッキ特性にも合っているので採用は検討可能でしょう。StdではLife系のデッキは組めませんが、その他のパーツで試行錯誤する事で組めなくもないでしょう。
《清々しい雨》をピッチで撃つという荒業も有りますが、流石に条件がきつ過ぎるw

 このカードの重要な点として「各終了ステップ」に誘発可能である事です。
つまり1ターンの表裏で天使を2体まで召喚可能なわけです。
ならば継続して4点ゲインする方法がある事がより望ましいですね。それが任意ならば最高の相性となるはずです。
で条件を満たす物が
《交易所》
《泡立つ大釜》
ですね。
そう、共にStdに在ります。
 《交易所》はハンド1枚と1マナで天使が召喚できます。多機能なカードなので無駄に為り難いのも良いですね。只協定と同じ4マナ域なのは頂けないですね。
 《泡立つ大釜》は既にいろいろなところで検討されているためご存じの方も多いですが結構凶悪なシナジーです。
「どんなサイズでも生物1体と1マナで4点ゲイン」故に、適当な生物をチャンプブロックや除去にスタックで天使へと変換できます。
また、生み出した天使を煮込む事でまた4点ゲイン→天使召喚です。
つまりマナさえあれば天使は疑似除去耐性・疑似警戒・無敵ブロッカーを保持できるわけですね。
上々の戦力比は変わらずとも4点ゲインを続けているだけで対Beatdownには十分。つまり2枚目3枚目が無駄に為り難いんですね。
これは協定が2枚目3枚目遠ければ更に凶悪化します。
設置コストが2マナである点も有難いですね。マナカーブが整っています。これだけでも十分なため無理に残りのセットを使う事もないでしょう。
 OverKill感は漂うものの両方あれば尚良いですね。
《交易所》は1ライフと1マナで0/1のヤギを作れるため、大釜でそれを煮込めます。
また、戦場の生物1体と1マナで破壊された《交易所》《泡立つ大釜》を回収できます。
取り敢えず、全てに無駄が無い。

 因みにEternalでは他にも
《太陽の報奨》なんかも現実的です。生物死亡時に復活コスト2マナとCMC2マナの計4マナで4点ゲインが出来るため大釜よりは大振りな物のしっかり機能します。単体で動けると事は美点。《失われし者への祈り》でもいいのですが本体が重い上に単体で機能しない為×。
単純に「絆魂」「魂の絆」持ちで殴ればいいだけ~と言うのも一つの答えですね。
《殴打頭蓋》なり装備品やEncですね。
ただ「それらが安定して機能しているのなら最初から《天使の協定》なんて要らない。」と言う結論に陥りますが・・・。
 《Zuran Orb》は現実的には可能ですが、土地2枚は少々難易度が高いかもしれません
《壌土からの生命》や《トロウケアの敷石》《土地税》等が必要になりますね。只それらは無駄が多い・・・。
 《エルズペス・ティレル》も面白い選択ですね。
[+2]でライフ回復、[-2]で生物を投入できるため、単体でも時間は掛るものの機能します。
 《崇拝の言葉》はアドバンテージを得ることは出来ませんが、安定して5点ゲインと天使を1マナが確保できます。
戦況によって任意に判断できますし、他のドロー手段を用意できてれば問題は無いですね。

 Eternalには《剣を鍬に》が存在するため、Life系Beatdownに普通に組み込むだけでもリスクヘッジになります。
一応重要なポイント。

 と、まぁ、色々悪さの出来るカードではあるので使ってみるのも面白いかもしれません。
単体では機能しない事
そのくせ、4マナと重い事
など問題点も少なくないのでしっかりと構築段階で意識する必要性はあると思います。
 既に、アリストクラッツの様なデッキでの運用を検討している方もいるようですね。
《泡立つ大釜》の関係上生物を多数必要とするので、比較的継続展開が可能なデッキでの運用を旨としているようですね。
序盤は壁
中盤以降はライフと天使の種
と言う中速コントロールてきな感じですかね?
オフェンシブなデッキなら素直に《セレズニアの声、トロスターニ》で良いと思います。
ただ、《大食のワーム》との共存はトリガーの関係上可能でしょうね。



《大食のワーム》
:《墓所生まれの恐怖》の逆版として見ると非常に判り易いですね。
マナコストが軽く、最初から2/2~が保障されています。代わりにトランプルが無いためただの木偶の某になる可能性が大きいのが残念。
効果は面白く強大化しやすいです。
スペルによるパンプの場合、ゲイン>ダメージのマナ効率なので効果は高い。
ただし、戦闘ダメージなど、、不安定ながらマナの掛らない方法もあるダメージとは一長一短。この動きを取ろうとすれば「絆魂」や《魂の絆》関連の能力を持つ生物に限られてしまうため何とも難しい。
常在型能力であるため、《魂の管理人》系を併用して自身をトリガーにする事は不可能な点が痛い。

 故に、2マナと言うのは見せ掛けだけで、実際には追加でライフ獲得用のマナが必要になります。
つまり3マナ4マナ5マナが普通と考えられるという訳ですね。
 Stdでは上記の絆魂系を用いるのが手っ取り早いでしょう。
《ひるまぬ勇気》《オルゾヴァの贈り物》を用いた生物でライフを獲得し、そこから展開するという物です。
自身を展開するしかない場合は能力の旨みは全く無くなってしまいますが、Auraの強化できるので最低限の戦力にはなります。
また《鬼斬の聖騎士》は場持ちが良いため、良い相棒に成りそうです。
 次にスペルを用いて強化し展開する場合です。
やはり1マナ圏が有力になります。
生物なら《大聖堂の聖別者》を使えば、実質3マナで5/5.まぁ弱くは無いでしょう。
スペルなら展開上の制限はあるものの、《生存+存命》を使用すれば上手くいけば6点回復ぐらいは出来ます。数を展開する事が前提ならば《勇気の道》でも十分ですね。

 ただ、やはり何らかのトリガーが必要である点は痛いですね。
2マナと言う軽さの意味が薄らぐため、マナが掛る点もそうですが、特定のカードが伴わなければ意味が無い所が何とも・・・。
序盤から展開するのが難しいため何枚入れるのかも悩ましいでしょうね。


 Eternalでは少々事情が異なります。
抱える問題は同じな物の、カードプールが圧倒的に広いため改善策もいくつかあります。

《砂の殉教者》を使用すれば、9点回復ぐらいは軽く出来ます。同じ3マナでも11/11程度なら現実的に整える事が可能です。
《崇拝の言葉》も先置きから「1マナ+1ドロー置換で5点回復」できます。それだけでも7/7と十分なサイズです。が、それ以上に、このワームを足す事でデッキカラーがWGになる事が特徴です。
つまり《森の知恵》が併用可能なわけです。本来膨大なライフの使い道となるカードですが、コイツが在れば「1マナ+1ドロー置換で5点回復」を1ターン毎に3回まで起動可能です。サイズ調整を行う事が出来、2マナ2/2・3マナ7/7・4マナ12/12・5マナ17/17まで好きなように選べます。
中盤以降が主な機能時間帯になりますが、故にドロー力を上げることで引き増す能力で巧く弱点を補えるので良い補強です。
 ただ、Legacy以下の環境で最も重要なのは《剣を鍬に》が存在する事。
相手がライフ回復を詩hてくれる場面もあるという事です。
基本的にライフ系デッキは《砂の殉教者》→回復→《セラの高位僧》が基本となります。
この時StPを食らう事が最大の問題点なのですが、その流れを逆手に取るわけですね。これなら相手にマナを使わせた上に6点ゲインなので8/8が場に出せます。
除去されずとも「絆魂」で6点ゲイン出来るためどちらにも対応できます。
《突然の衰微》相手なら諦めるw

 また《霊気の薬瓶》があるため多少マナ基盤にかかる負担も抑えられます。
もともと2マナ圏の薄いデッキでもあるため選択肢の一つになりそうです。

 悪まで考えられるのはライフゲイン系デッキであり、同じくライフ系でもSoulSistersには難しいかもしれません。
元々1度の回復量は少ないデッキですし、自身をトリガーにできない事は上記の通り。何よりこのデッキには《アジャニの群れ仲間》がいるためそれ程2マナ圏に困っていないのが実情ですしね。



 こんな所です。
前回挙げた《鬼斬の聖騎士》やDGM/GTCのカードなどここ最近Life系に検討できるカードがかなり刷られているので嬉しい悲鳴ですw



皆さん、こんばんは。
しもべです。

 今日は久々に気になった時事です。
と言っても少しだけ。
相変わらず世事にほぼ興味が湧かないので・・・。


 特に難しい事は書いていないので斜め読み推奨です。
では行きます。
以下、点線内転載

[児童わいせつ、氏名記載要求=被害者匿名の起訴状で東京地裁―地検は拒否]
時事通信 7月13日(土)12時19分配信

 強制わいせつ事件の起訴状で、東京地検が被害児童を保護するため氏名を伏せたところ、東京地裁が記載を命じていたことが13日、関係者への取材で分かった。地検は応じず、地裁と協議しているが、起訴状の不備を理由に公訴棄却が言い渡され、裁判が打ち切られる可能性もある。
 関係者によると、問題になったのは、児童が見ず知らずの男に公園のトイレに連れ込まれ、わいせつな行為をされて写真を撮られた事件。2次被害を恐れる両親の強い要望を受け、地検は起訴状で児童の氏名は伏せ、犯行日時や場所、方法とともに、年齢のみ記載した。
 これに対し、地裁は起訴内容が特定されていないとして、児童の氏名を記載するよう補正を命じたが、地検は応じていない。被告の男の弁護人は氏名を伏せることに同意しており、地検は被害者が特定可能な別の記載方法について地裁と協議を続けているという。
 刑事訴訟法は「日時、場所、方法」によって起訴内容を特定するよう求めている。被害者の氏名は明記されていないが、犯罪事実の一部であり、通常は起訴状への記載が必要とされる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130713-00000050-jij-soci

う~ん・・・。
刑事裁判とは、加害者の罪状の確定とそれによる社会への今後の適用等を決める物で、有態を言えば加害者のための物。加害者を罰するための場所でも否ければ、ましてや被害者のために開かれるものでは無い。
その原則は判るのですが・・・。
 そうだとしても、社会秩序の制定・安定保持と社会正義の実現と言う観点も無いわけでは無いはず。
ならば、喩え被害者のための物では無いにしても被害者を保護する・守るという事に掛けては妥協してはいけないのではないか?
そう思わざるを得ないのですが・・・。


 この件を見ていて思いついたのは昨年の下記の事件です。
「逗子ストーカー殺人事件」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%97%E5%AD%90%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 昨年、元交際相手の男性が探偵を使って相手を探し出して殺害、その後自殺した事件です。
名前を言っても判らないかもしれませんが、概要を見れば思い出される方も多いのではないでしょうか?
 この事件で、後に判明したのが、警察が容疑者の過去の取り調べの時に「被害女性の結婚後の名字や転居先の市名などを読み上げていた」ことです。
本来、犯罪を抑止し、市民を守る立場の警察がやらかしてしまった大失態です。
このケースも被害者の個人情報が漏えいされなければ防げた可能性は十分にあったはず。

 ここで話は戻りますが、
今回のケースも、被害者を特定する事は、刑事訴訟法に明記されている事であり、加害者のための裁判故に厳格な施行を成そうとするのも判るですが・・・。
それで被害者に将来の被害の可能性を植え付ける事、禍根を残す余地が許容されるのでしょうか?

 私のDNでは今まで何度も謳ってきましたが、幾ら原則として加害者のための物であっても、相対的に見て被害者≪加害者と言う権利保護の今の形には疑問を持たざるを得ません。
これはもう、刑事と民事の関係性や、被害者の救済や利益確保と言うのとは別の問題ではあると思います。
と言うよりもっと根本的な大原則である。
私はそう思うのですが・・・。


 今回の裁判では被害者側・地検・加害者の裁判を成り立たせる主要者全員が、被害者の不特定化には賛成しています。
反対しているのは地裁だけ。
司法だけ。
厳格な法の施行執行に拘るあまり、世事・世論から乖離し、被害者を蔑ろにする。
こんな社会が果たして法治国家と呼ぶに足る存在なのでしょうか?
私には甚だ疑問でしかありません・・・。

 裁判員裁判などと言う無理やりな介入が在ってさえ未だ逃げ水のように遠く捕えがたい(理解しがたい)存在ですね。



[わいせつ写真のCG加工で児童ポルノ禁止法違反 「モデル実在ならアウト」は初のケース]
J-CASTニュース 7月12日(金)19時13分配信

 わいせつな写真をCG加工した画像で、児童ポルノ禁止法違反――。岐阜市の52歳の男が、全国初となるケースで逮捕となった。

 実在する少女の写真をもとに精巧に加工された画像だったため、CGでも同法による取り締まり対象になったようだ。ではCGではなく、「絵」そのものだったらどうだろう。弁護士がインターネット上で論じている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130712-00000005-jct-sci

 まぁ、色々小難しい点はあるのでしょうが、特に知識の無いパンピーな私の意見からすれば、

 「加工云々しようが、写真取り込んでそれを基にしてる時点で完全にOUTだろ
( ゚д゚)、ペッ」

 という事です。
暈そうがペン入れようが、「実在」だろうが・・・。
 まぁ、有識者の方は、加工というクッションが存在する事で実在と非実在の中間点に存在し、故に非実在物への規制の橋頭保になるのでは?
と危惧されているようで、それも判らなくもないのですが、喩えそうだったとしても実在の時点でOUT。
もう言い訳の仕様が無い。

 私は児ポ改正法の現行案には散々表明している通り反対派ですが、こういう事案はどんどん取り締まってほしいですね。
やっぱり規制強化で犯罪が減るか云々は何とも言えませんが、このレベルの準犯罪者を野放しにすべきではないと思います。




 世の中は、参院選関連のから騒ぎですが、全く興味がありません。
中身に乏しい大声演説煩いわ、選挙法違反無視で電話かけてくるわ、チラシ配るだけ配って捨てられた分回収しないから街中ゴミだらけだわ。
イラつくばかり。
甚だどうでもいい事です。
とはいえ、参政は国民の義務ですし、それで後に「やっぱ~はダメだわ!」とか言うような卑怯者にもなりたくは無いので大人しく何処か投票には行こうと思いますがね・・・。



M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その4
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その4
M14) 今まで気になった物色々主にLegacy、ついでStd視点 その4
皆さん、こんばんは。しもべです。

 M14の続きを今回も。
今回で性能に対する感想は終わりです。
では行きます。


《イーヴォ島の管理人》
:中々シンプルで素敵な能力ですね。
こういう自分を含め後続を軽く出来るカードは何時も1チャンあります。まぁそう言っていて《エーテリウムの彫刻家》は目が出ませんでしたが・・・。

 《フェアリーの大群》がさらに素敵な能力になりますね。
装備品で打点は補えますし、その分のマナをコイツの能力浮かせられるので相互関係にありますね。
まぁ、ここら辺は[ノートン]さんにお任せ。

 見た目はODSブロックのエイヴンに見えますね。


《闇の予言》
:まぁ弱くは無いのですが、リスクヘッジの意味で入れておくのなら別の手段(同セットの《ザスリッドの屍術士》とか)もあるし・・・。
普通に引き益したいのなら《ファイレクシアの闘技場》や《闇の腹心》で良い。
 また、能力が後ろ向きなくせに3マナは重い。色拘束も強い。
一応、DrS等のマナサポートから2T目等に出したりすることは出来るのですが、やはり 後ろ向きな能力で3マナは重い・・・。
《小悪疫》の様なアドロス前提のカードを使うのもある意味良いかもしれませんが、POXとの併用は3マナでは難しい。
また、自分の生物がトリガーであるのも厳しいですね。

 とは言え、リスクヘッジの意味で入れておくのもまぁ、弱いわけでは無いですよね。LgS等を使うのなら普通に強いのです。4ドローは保証されているわけですから。
但しそういう使い方はかなりライフが痛い。望みもしないのにライフを失う事も多々考えられます。対Beatdownでは寧ろ自分の首を絞めてしまうかも・・・。
利点を取り、欠点を抱える事を許容できるのなら、《勇気の道》は良い相棒に成るかもしれません。
攻撃ごとにライフを得られますし、それら自身を強化も出来ます。一体ブロッカーに残してチャンプしてドロー。
性能的には巧くバランスを取っていると思います。
ただ、それら全てが3マナなので展開の関係上極めて回りが悪いのは難点ですね・・・。

 PIGでドローをコンボとして使用するのなら《繁殖力》の方が遥かに楽に運用できるので、色の関係を除けば《闇の予言》が使われる事は無いでしょうね。
そして色の関係はEternalでは寧ろ《繁殖力》の方がハードルは低いので、コンボ要素としては「無し」だと思います。

・リスクヘッジのためのカードとしては重い事。
・ライフロスが強制である事
を許容できるのなら採用もあるかもしれませんね。


《不気味な帰還/Grim Return》
 :同ターン中に墓地に落ちた生物を釣り上げる特殊なリアニメイトです。
 アド採れる生物を普通に釣り上げるだけでもまぁよ枠は無いと思います。
《スラーグ牙》とかね。
ただ後ろ向き過ぎます。
まぁ、普通に除去やコンバットのリカバリーでも良いですが、やはり何らかの悪巧みをしたいですよねw

という訳で思いついたのが、想起と相性良し。
まぁ、それだけなら《死せざる邪悪》のほうが遥かに軽い使いやすいです。
ただし、《叫び大口》が宛ら《支配魔法》になる動きは面白いですね。
一応のアド損も無し。相手に除去でも使用させれば+1のアドが稼げます。Encでは無いので支配権は基本は返還されませんしね。

 何と無く、2枚のカードで《支配魔法》というと《命令の光》系+《雲隠れ》を思い出します。
つまり弱いw


《リリアナの肉裂き/Liliana’s Reaver》
 :リリアナ製のゾンビ。
《冷たい亡霊》がリリアナの魔力(1マナ)により強化されるとここまで強くなるらしいです。

 とりあえず、サボタージュ能力2つが強力で、「接死」により生物を打ち取る事も可能。
通すにせよ、通さないにせよ、相手に何らかの人柱を要求するところが厭らしいですね。

 単体で使用しても素晴らしいですが、何らかの補助があると尚良いです。
なんと言っても目玉はサボタージュ能力ですし、少なくともトークンが起きるまでは、攻撃一辺倒な能力/サイズなので何とか攻撃を通す術があると良いですね。
個人的には、エターナルのゾンビロードが素晴らしいラインナップ。
最も強力なのが《ゾンビ使い》で「再生」と「沼渡り」を付与出来ます。《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》があれば確実にアドバンテージです。
打点の強化なら《アンデッドの戦長》で回収も可能、防衛能力ならトークンが接死持ちになる《死の男爵》ですね。

 本体が「接死」持ちなので《怨恨》も素晴らしい働きをします。
打点6なので一体で止め切る事は難しいでしょう。2体3体でブロックしてくれるのなら御の字でしょう。

 Stdで言えば再生付与が出来る《骸骨の渋面》や《トロール皮》が良いですね。
軽めのマナで、打点も強化できます。
サボタージュ能力を活かす事を最上とするのなら、素直に《ならず者の道》で良いでしょう。マナが少々かかりますが高確率でアドバンテージを2種確保できるので実質5マナもそこまで高いコストではないかと。
色拘束が許すのなら《聖なるマントル》《シヴの抱擁》でも良いですね。数ターンで決着がつきます。

 欲を言えば、4/3では無く、3/4が良かったですね。ぶっちゃけ接死を有しているのなら1/4でも良かったわけですし・・・。
しかし頭でっかちの方が余程黒らしいですよねw



《ザスリッドの屍術士》

 Sam BlackがきっとLegacy版アリストクラッツにいれるでしょうw
ただ、元々同機能のカードは《オルゾフの御曹子、テイサ》をはじめ幾つかある上に、「人間」と言う部族指定が扱いにくい。
場持ちが良いとは言えないので普通に《未練ある魂》を使用していれば十分でしょうね。

 Stdでもアリストクラッツで使われるでしょうが枠はあるのでしょうか?
また、アリストクラッツの大半がISDブロックのカードである以上テーロス後は同様のデッキの存命は厳しいでしょうね。
 ただ、普通に使っても3マナで2/2×2で「人間」も変わらず多い部族なので弱い事は決してないでしょうね。テーロスがギリシャ神話のそれを参考にしているというのなら人間も出てくるでしょうし。
まあぁ、結局はテーロスが全てを握っていると言えますね。
カードの性能自体は雑に強い関係のカードですが、単体で相手を制圧するレベルでは無く3マナと軽くも無いので結構バランスの取れたカードだと思います。

 《町民の結集》や《高まる献身》はイマイチ使いやすいとは言い難いので、テーロスでより使いやすい「人間」tocken製造機が出ると良いですね。



《オーガの戦駆り/Ogre Battledriver》
 :《戦の只中/In the Web of War》内蔵生物です。
《ラクドスの血魔女、イクサヴァ》が悲しそうな目でこちらを見ていますが、まぁ、彼女は本体のコンバット能力が高いですから!・・・。
周囲の打点を引き上げる点では《地獄乗り》が比較対象ですね。
 単一への瞬間的な効果ならオーガが上手ですが、後続にしか効果が無いのが痛いです。
地獄乗りは、前後関係なく生物に効果を付与出来ましたし、特に前半で展開した/する様な生物に役割を与える事が出来ました。
数の展開でこそ活きる生物なので、ライダーはWieneeのフィニッシャー向き。マナ生物や《炎樹族の使者》を使うような軽量で多数の展開が出来る事が望ましいカード。
 対して、
オーガは後続の強化が中心なので、どちらかと言えばBeatdownのサポーターですね。
4マナ~以降のフィニッシャーの強化に向いています。
また、上記の通り早く展開が出来るほど旨味が増すので何らかのサポートがあると良いかもしれません。Firesよろしくマナ生物があると良いですね。4マナと難しいマナなので《円環の賢者》《ザル=ターのドルイド》の様な物ですかね。
まぁ、4マナ以降~で数を展開出来るスペルが在るのならば良い相棒に成るかもしれません。
《軍勢の集結》や《高まる献身》の様なね。Fbも入れれば《未練ある魂/LgS》でも良いかも。
でもそれっていったいどんなデッキなんでしょうね?・・・。

 ただ、単体では間違いなく強いカードなのでもう少し評価されても・・・と思わなくもないです。
上記のLgSとか、オロスカラーでハードルは高いものの、5マナで「3/1飛行・速攻×4」ですよ?
普通に強くないですか?
 R単で「《若き紅蓮術士》→《溶鉄の誕生》で3/1速攻×3+コイントス」とかも面白そうです。



《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
 :新たなXerox系生物。軽くなった《空召喚士ターランド》の様ですね。
はたまた、前置き型の《巣穴からの総出》?
ゴブライダーの新戦力?

 面白い生物ですが・・・
Xeroxとして見る場合、ダメージ分は+1/枚です。これでは低すぎる。《小柄な竜装者》や《どぶ潜み》など使われるかどうかのギリギリのラインでさえ+2/枚ですからね・・・。
総出として見ると、軽くて先置きは良いのですが、出るトークンの量は半分ですし、そもそも置物のコンボパーツと言うのは頂けない。
TockenBeatdownの《地獄乗り》の相棒としては、カーブ的にも「設置→スペル」と動けるので素晴らしいのですが、デッキ的にスペルの量の確保が難しそうな・・・。

 今一歩なカードです。

 Stdで言うのなら、生まれる時代を間違えたカード・・・。
ScMやDoSがいる時代の方がより望ましかったでしょうね。《ニヴメイガスの精霊》がいるとはいえ・・・。

 ただ、「《火炙り》デッキ」なるデッキでは使える余地があるそうな・・・。
Storm系とTockenBeatの2種が主にあるようです。
只、素朴な疑問ですが後者は普通に《地獄乗り》がフィニッシャーで良い気もしますが・・・。



《ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas》
 :《雷口のヘルカイト》の代わりに入る事になった神話レアドラゴン。
レアドラゴンの座に恥じない残念枠ですが、まぁ、雷口が強すぎただけです。5マナ4/4飛行+ブレス+Cip火力ですからね。生物のマナレシオがお世辞にも高いとは言えないRにしては十分です。

 エターナルだとやはりコンボパーツとしての価値が出るかと。
つまりCipでダメージを飛ばす能力ですね。
《ドラゴンストーム》で同時に並べる事で、Nの3乗(N=《Scourge of Valkas》の枚数~として)を最低でも与えられるわけです。
N=2でも8点。N=3なら27点です。
《カラストリアの貴人》宜しく数が重複する点が強く飛躍的にダメージを伸ばせます。

 これなら非常に少ないストーム数で勝利に直結できます。今までのドラゴンストームよりXの値を1以上減らせます。X=3なんて、普通にCMCの9マナを捻出する為にマナソース分で十分達成できるほど小さい値です。
また、5マナと先置き可能であり、先置き後なら更にストームを減らせます。先置き1体にストーム:X=2でも3×(2+2+2)+1=19点です。

 5マナの普通の戦力で計算も出来るため、《ドラゴンストーム》愛好家には有難い一枚だと思います。
私も密かに収集だけはしています。
カスレアが華々しく環境を走破する様はいつみても気持ちの良い物ですからねw

(追記:ストームなので同時ではない!当たり前ですねorz
   しかしまぁ、X=4でも結局ボガヘルよりは使い易い事には何ら変わりないので問題はありません。どっちにしろX=3、つまりマナブーストは2回だけで9マナなんて早々辿り着けませんしね。ドラストの現実的な戦力という点では揺るがないと思います。)

 あまり重宝するとは思いませんが、Stdにおける《軍団の戦略》を併用したいカードの1種です。
自軍限定の全体明滅によりCip火力を再利用できるからです。
仮に、戦略・災い魔Aが1枚ずつ場に出ている状況で、追加の災い魔Bを投入した場合
・まずBのCipで2点。同時に同様AのCipで2点。Aで攻撃4点+事前にAのCipで1点 =9点(火力のみで5点)
・次に戦略の明滅をアクティベイト
・自分のターンの戦闘フェイズで戻ってきて、A・BのCipでそれぞれ(2+2)×2=[A(2a+2b)+B(2a+2b)]=で8点
 その後の攻撃の速攻付攻撃で4点×2=8点。 =16点(火力のみで8点)
となります。
中々高い攻撃力ですよね。
災い魔2枚を揃えるのは些か敷居が高いでしょうが決して起こらない状況では無いと思います。
 また、
戦略+災い魔単体の状況でも十分。マナ配分は無視するとして点数のみで見た場合、明滅による除去回避を備えたままブレスを3回は最低発動できます。
つまり攻撃力は8点。
飛行付のパワー8で除去耐性まであるのならそれでも十分でしょう。
次のテーロス環境が遅めの環境になるのなら十分実用的です。マナカーブの関係で《オーガの戦駆り》と併用できればいいかもしれません。
まぁ、併用するなら《戦導者オレリア》の方が強いのは秘密w


 Stdでは《変わり谷》があるので、実はドラゴンも今までの環境よりは調達がしやすいでしょうね。
まぁ、《ヴァルカスの災い魔》+2マナが必要になるので少々難しいかも知れませんが・・・。
《軍団の戦略》からのETBならば十分活用できるはず。 



《凶暴な召喚/Savage Summoning》
 :以前書きましたが補足。
一瞬、《ニヴメイガスの精霊》の相棒に成るかも・・・と考えましたがそれなら《秋の帳》の方が有用です。
ニヴメイガスは自力で簡単にサイズアップできるため+1/+1修正にそれ程旨味はありません。ならば、打消しで対応できない《突然の衰微》を躱せる《秋の帳》の方が有用性があります。
まぁ、「瞬足」は確かに有用ですが。

 1チャン考えたのは《聖トラフトの霊》。
Bant型にして《貴族の教主》がいればテンポロスは避けられる上に、トラフト最大の障壁である《敏捷なマングース》を「賛美」も含めて突破する事も出来ます。
Bant型なら生物の選択肢も多いので、よりサポートが活きる気も・・・。
しかし、Bantでは他にこれを併用したいカードがメインからは存在しないため腐る点が難点。

 Stdではぶっちゃけ使い道はあるのですかね?
瞬足で出したい生物なんてそこまでいませんし(出れるに越したことはありませんが)、何よりカウンターがそれほど凶悪な物が無いですしね。
Modernでさえ必要性を感じません。



《原始の報奨/Primeval Bounty》
 :今回のワクテカ枠。私の様なアド厨歓喜です。
個人的にはNicFit一択。
《水深の魔道士》が馬鹿ドローエンジンになる。
 :+3/+3で3ドロー
《罰する火》が馬鹿強化スペルになる。
 :2点ー1点+3点(+3/+3分)=4点分の働きに1回でなる。
《瞬唱の魔道士》が馬鹿アドバンテージになる。
 :3/3トークンと+3/+3修正。

 NicFitは《老練の探検家》や《緑の太陽の頂点》等、序中盤は基礎としてデッキを支える代わりに後半は腐りやすいカードが多いので、それらを使用する事でアドが得られるようになるのは非常にありがたいですね。

《ヤヴィマヤのドライアド》や《真面目な身代わり》でも良いですね。宛ら《高原の狩りの達人》の表側のCipの様です。
実質「上陸:ライフゲイン3点」なのでフェッチランドや《聖遺の騎士》《スクリブのレインジャー》でも良いですね。
 必要性は感じませんが発掘持ちや《繰り返す悪夢》の様な何度でも使用できるスペルも同上ですね。

 《死橋の詠唱》とは何だったのか・・・(´・ω・`)ショボーン
取り敢えずアドバンテージ厨の私のためにある様なカード。
 Stdでは何に使われるか疑問ではあります。特にBeatdown環境なので展開が早い上に優れたマナブーストが無いのが現状ですしね。
カード自体は純コントロール向け、最低でもミッドレンジ以下の速度のデッキ向けのカードなのでISDが落ちるまでは使われないのではないでしょうかね?

 ただまぁ、色々聞き心地の良い事を言っていますが、別の角度から見れば、6マナも払って単体で機能しない上に勝利に直結するような劇的な効果を持っているわけでもないカードです。
強力な事には変わりありませんが、悠長すぎて普通に使うにも厳しい状況ではあるでしょうね。
とりあえずアドを獲得したい方向けw



こんな所です。


M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等 その2
M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等 その2
M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等 その2
皆さん、こんばんは。しもべです。

 今週はSCGはM14の関係でお休みなので悪しからず。

 という訳でM14ネタ。
前回の記事ではご指摘いただいた通り、ストームの性質を失念していた恥ずかしい(/ω\)
しかし、悲しい事にドラストを現実的に使用する事に対して、私の失念なんて雀の涙の如く些末な事案である方がある意味悲しいわけで・・・。
X=3でなんて中々《ドラゴンの嵐》はキャストできない上に、出来たらそれはコンボとしてそれだけ土地が並ぶほどの遅いスピードだという虚しい現実が横たわっているわけです。
レ・ミゼラブル(´・ω・`)

 気を取り直して、M14ネタ。これで最後です。
今回は依然やった雰囲気系で気になった物をフルスポ後にもう一回した見ようという物です。
それでは行きます。

《陽動の達人》
「戦闘は慎重に選ぶんだ。例えば、デカい奴は避けて通るとか。」

:言っている事は正にその通りなのですが、イラストは思いっきり「デカい奴」と対峙しています。命がけで囮作戦刊行していますw
男前だけど、言ってることが違うw
まぁ、「慎重に選ぶ」とは能力の対象の事を表しているのでしょうがね。
 因みに《ひるまぬ勇気》とは同じく囮作戦刊行している感じで表面上は似ていますが、絵の立ち位置が逆な事と連動するように、思いっきりビビッて怯んでいる/逃げているセレズニア教の戦士との対比が面白いですね。
《陽動の達人》も言ってる事とやってる事が全く逆と言う点は確かに類似点ですw

《西風の突撃》
「およそ軍は高きを好みで下きを悪み、陽を貴びて影を賤しむ。」-孫子-

:「孫子」って欧米でも通じる方なんですかね?

 と、思いましたが調べてみたらHitしただけでも
《野焼き》《まやかしの敗北》《猛虎》《魏の斥候》
PTKのカードにて「Sun Tzu, Art of War」の表記で既に使用されているようです。探せば他にもあるかもしれませんね。
今回のFTも良いですが有名どころの
《野焼き》「侵掠すること火のごとく、動かざること山のごとし。」
《猛虎》「虎穴に入らずんば、虎児を得ず。」
も良いですよね。


《珊瑚マーフォーク》
「昔の船乗りはそれが目の錯覚か、あるいはせいぜいマナティだろうと考えていた。だが[マナティの襲撃]によって行方不明になる船が増えるにつれて、真実が白日の下になっていった。」

:現実世界で「人魚」と言う幻想をマナティが打ち破った事とは全く逆の現象が起きているわけですね。
中々に面白い現象です。

 しかし[rk post]氏の気合の入ったイラストを見るに、寧ろこれを見てどうやってマナティと思い込むことにしたのか/自分を納得させたのか?と言う疑問が生まれはしますがw
大雑把過ぎでしょうw


《壮大な鯨》

:名前の通り「壮大」と呼ぶに相応しい鯨です。
今までも巨大である事が表記されてきたカードは多々在ります。
 FTでは
・餌の一つが「都市」と言う《超大なベイロス》
・頭の先から尻尾の先までの距離を進むのに壱日を費やすという《土着のワーム》
・死ぬとその死体が後に島になるという《巨大鯨》
・何年も掛けて通り過ぎるのを待っても未だに通り終わらない《無限のワーム》
 イラストでは
・風景との対峙がなされているエルドラージシリーズや《大祖始》
・右下に立ち向かう人間を描くことで巨大さを表現した《ファイレクシアン・ドレッドノート》
・そのドレッドノートが頭角の先に引っ掛かるレベルのサイズである《B.F.M》
しかもこいつは2枚分割カードである事がその存在の大きさの印象を更に強めています。

 この通り、巨大さ・長大さを表したカードは数あれど、今回の《壮大な鯨》程の大きさのイメージが湧きやすい物もなかなか無いですね。
FT組は、正しく長大、《無限のワーム》に至っては超大と言うレベルなのでしょうが如何せん文字では伝わりにくい。
イラスト組は、直観的な理解はしやすいはずですが、対比されている物の存在が小さすぎて判りにくい。

 対してこの鯨は、巨大な帆船という判りやすい物を一番正面に持ってきており、そのバック/背景に鯨を添える事で対比が非常にしやすくなっています。
イラストにおける主観が上記の2種とは逆になっているんですね。
しかも、後方の帆船を見れば判りますが、この帆船と鯨の目が(遠近法で見ても)大体同レベルのサイズですw
顔だけドアップという書き方や、鯨と言う現実に存在する故に想像しやすい物である事もイメージの確定の手助けになっています。

 故に、MTG史でも、最も判り易い「巨大さ」を表現したカードの一つとして非常に良い味を出していると思います。


《呪文破》
「石でも投げてた方が良いんじゃない?あんたの知性にはそのぐらいがお似合いだよ。」

:恐らく相手の魔法を、このイラストの如く格好良く無力化しているときに出た台詞なのでしょうが・・・私には「石=その辺にある十把一絡のような存在=《取り消し》レベルのカウンター」でも使った方が良いんじゃない?こんなスペルを使うのなら。
と言う風にも聞こえますw
因みにTE版の「これは思慮ある魔導師による暴力とでも言おうか。」というFTが好きです。相手にマナを払わせるかどうかを悩ませる様を表しているようで雰囲気に合っています。


《工匠の呪詛》
「見つけ無い方が良い財宝だってある。盗むなどもってのほかだ!」

:「呪われた武具」という如何にもな存在をうまく表していますね。
SFC版「トルネコの大冒険」でよく「(呪われた)正義のそろばん」ばっかり拾ったのを思い出しましたw

 今までも《融合する武具》等はイメージ的にはそちら系ですが、やはり本場は違いますねw
こういうデザインが出るのなら、「村正」の様な類の曰く付装備品もそのうち出るかもしれませんね。


《血の幼子》

:見た目が生々しくて怖い・・・。
《ファイレクシアの食屍鬼》《ナントゥーコの鞘虫》《吸血鬼の貴族》に続く4回目の同型再販。
《血の座の吸血鬼》もいますし、判らなくもないのですが同じの刷り過ぎでしょう・・・。

 どうでもいいんですが、カードギャラリーの真下にある《夜の子》を見てふと思いました。
「イラスト的にどう考えても《夜の子》の方が年上ですが、タフネスは1小さい。
・・・これが若さか(´・ω・`)」


《闇の領域の隆盛》
「活きている人間が一人でもいれば、その前に何世代にもわたる死者がいる。どちらの領域を支配したいかって話よ。」‐リリアナ・ヴェス‐

:言っている事は御最もなのですが、私はどちらかと言えばSocよりもPWを使いたいですねw

しかしまぁ、全ての魂の還る場所と言われる「グレートスピリッツ」が全知全能の霊と評されるように、死者の数は人の歴史そのものですから、戦力比で言えば比べるべくも有りませんよね。

 全然気が付きませんでしたが、姐さん、骸骨の頭の上に足載せてるっていうか・・・完全に踏んづけてる・・・。
腕持ち上げさせてる。きっとそういうPLAYなのさ。
流石や姐さん・・・。
どうでもいいですけど居心地/座り心地、物凄く悪そうですね。姐さんは良い表情してますがw


《吸血鬼の大将軍》
「如何にして我に使えればよいかだと?死ねばよい。」

:清々しいまでの断言っぷりですねww
「死ねばよい」ってアンタ・・・。

 吸血鬼故に、吸血で命を吸い取っているのか、それとも攻撃への盾にしているのかは判りませんが、よくいる部下の命に毛ほども気を使わない悪役の再現ですね。


《消耗品の弾幕》

:イラスト・能力・FTのすべてが調和している素晴らしいデザインです。
が、そんな事はどうでも良くて、私が気になるのはただ一点。
右上背景の同じく投擲されているゴブリンですが、彼、ライダーキックしてませんか?

・・・理解っているな!!


《炬火の炎》
「あんたは幸せよ。私の物を分けてあげる。」-チャンドラ・ナラー-

:どう考えても幸せなのは貴方です。
良かったですね、日本語版が(誤字が修正されて)買ってもらえますよw

 まぁ、普通に見れば、自分の力を(攻撃と言う形で)くれてやろうw的な皮肉なんでしょうが・・・。
残念ながら、初代PWの中でJaceと並んで主人公格で4枚目なのに彼との扱いの差に、周囲に八つ当たりをしている様にしか見えないww


《肉潰しの巨人》
「小さい生物が嫌いなわけでは無い。ただそれらが潰れるときに出す音が好きなだけだ。」

:完全に幼稚園児です。
嬉々としてアリを踏みつぶす彼らと同じです。
今考えると物凄く残酷ですよね・・・。無邪気って怖いです。


 その意味で、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を小学生の時に初めて読んで、衝撃を受けましたね。


 実にどうでもいいのですが、あの頃はそんな事をしても何の抵抗も無かったのですが、親にはきっちり怒られました。しかし先生には怒られた記憶がありません。
まぁ、人間性の教育にまで責任を持てとは言いませんが、そういう部分を蔑ろにしてきたから少年犯罪を増やしてしまった一因ではないか?とも考えるわけです。
実に話がそれていますが・・・。


《溶解》
「どうやらダークスティールでは無かったようだ。」-槌のコス-

:うん。実に判り易いですね。
御見事です。

因みに今回からキーワード能力になった旧「ダークスティール」能力ですが、名称が「破壊不能」って・・・もうちょっとどうにかならなかったんですかね(´・ω・`)


《巨大化》
《大蜘蛛》

:安易な話題作りのために俺達を切り捨てた恨みを忘れない(#^ω^)ピキピキ


《原始の報奨》

:豊穣の森とか桃源郷とかそのあたりを連想させる美しいイラストですね。
あらゆる物が満たされる様は能力と連動していて、マナコストの大きさは森の規模の大きさを表しているようです。



 やはりMTGの世界観は素晴らしいです。
イラストやテキストなど味と趣がある。他のカードゲームの追随を許さない部分だと思います。
カードパワーやデッキ構築・プレイングにウェイトを掛けるのも楽しみですが、こういう余剰部分でも楽しめるのは良い事だと自分では思います。


 しかしM14の事を色々書いてたら実に長かったですね・・・。



P.S.
 M10以降毎年カードが刷られるわけで当然基本セットなので再録などが増えるわけですが、どうせならイラスト、最低でもテキストくらい変えてほしいですよね。3回も4回も同じイラストでは飽きてしまいます。



非MTG)本日はスパロボOEの発売日だが・・・/ (MTG)例の話題について
非MTG)本日はスパロボOEの発売日だが・・・/ (MTG)例の話題について
非MTG)本日はスパロボOEの発売日だが・・・/ (MTG)例の話題について
 皆さん、こんばんは。
しもべです。


 タイトル通り、本日は「スーパーロボット大戦 OperationExtend」の配信日です。
私は所謂ロボオタですし、ガンオタですし、故にスパロボ厨です。
持っているハードなら基本買います。
2次アニメ大好きなため今回の3D使用はあまり好きではありませんが、別にそれは好みの優先順位と言うだけです。
特に今回は分割販売という新しい試みであり1章(20話)500円という安さであったため即購入を決め込んでいましたが・・・。

本日以下のリストを発見して購入を止めました。
 ↓
[ダウンロードコンテンツリスト]
改造制限解除 任意の1体 機体1機の改造が20段階まで可能になる。 7月18日 100円[税込]
経験値2倍 Lv1 部隊全体 ミッション中に得られる経験値が2倍になる。 5ミッション有効。 7月18日 100円[税込]
経験値2倍 Lv2 部隊全体 ミッション中に得られる経験値が2倍になる。15ミッション有効。 7月18日 200円[税込]
経験値2倍 Lv3 部隊全体 ミッション中に得られる経験値が2倍になる。30ミッション有効。 7月18日 300円[税込]
強化パーツ獲得率UP Lv1 部隊全体 敵撃墜時の“強化パーツ”の獲得率が上がる。5個まで有効。 7月18日 100円[税込]
強化パーツ獲得率UP Lv2 部隊全体 敵撃墜時の“強化パーツ”の獲得率が上がる。15個まで有効。 7月18日 200円[税込]
強化パーツ獲得率UP Lv3 部隊全体 敵撃墜時の“強化パーツ”の獲得率が上がる。30個まで有効。 7月18日 300円[税込]
EC2倍 Lv1 部隊全体 ミッションクリアー報酬のECが2倍になる。5ミッション有効。 7月18日 100円[税込]
EC2倍 Lv2 部隊全体 ミッションクリアー報酬のECが2倍になる。15ミッション有効。 7月18日 200円[税込]
EC2倍 Lv3 部隊全体 ミッションクリアー報酬のECが2倍になる。30ミッション有効。 7月18日 300円[税込]
資金2倍 Lv1 部隊全体 敵撃墜時の獲得資金が2倍になる。5ミッション有効。 7月18日 100円[税込]
資金2倍 Lv2 部隊全体 敵撃墜時の獲得資金が2倍になる。15ミッション有効。 7月18日 200円[税込]
資金2倍 Lv3 部隊全体 敵撃墜時の獲得資金が2倍になる。30ミッション有効。 7月18日 200円[税込]


(;´Д`)オッフ・・・。
アカン搾取する気満々や・・・。

上記以外にも追加のステージも有料配信されるとか・・・。
とりあえず課金したいならソーシャルでやってくださいよ。コンシューマーにまで持ち込むな・・・。
正直、「戦場のヴァルキュリア」シリーズでもここまで酷くは無かった・・・。
なんだ改造段階20段階解禁=100円/ 一機って!
これは酷過ぎるだろう(;´Д`)

 しかもこれは現状決まっている物であり、今後はさらに搾取商品がガンガン追加されそうです。
追加ユニットとかありそうですよね。
ホント止めてよこういうの・・・orz


 という訳で私は今回はスパロボOEから手を引く次第です。
素直にドラクラ買う事にします。
もしよかったら買った方は感想を聞かせてくださいな・・・。

 マスの廃止とかシステム周りで従来の物から結構変化があって面白すそうだったのですが・・・。

 P.S.
 ドラクラと言えば
「朧村正」のDCは何時になるんでしょうかね?
DC購入後に一気にやろうと画策していた私は未だに封すら開けれていないのですが・・・・。




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 何やら、DNで愛知のLegacyでの起きた小事が問題になっているようです。
記事を曲解する輩や無駄に煽る輩まで現れているようで少々面倒になっていますね。

 まぁ、それぞれの立場と言い分があるでしょうし、ここ(DN上)で言っていても仕方がない事。その問題は当事者間で詰めてどうするかを選択するしかないですね。
今のところ何が正しくて何が間違っているのか(情報の真偽)さえ不明ですから。

 ただ、今回の問題から学ぶべきは
「何を置いても、まずはジャッジを呼ぶ」
と言う事ですね。

 かくいう私も未だにルールが不明確であり、対戦中に私もしくは相手が問題を起こすことも当然あります。努力はしていますが、ヒューマンエラーは致し方ない。起こる物です。
それでも経験上、最も傷が浅く済むのが、「放置/スルーor自分たちで解決する」では否く、必ずジャッジを即座に呼ぶことだと学んでいます。
それがお互い一番納得できる妥協点ですしね。


 自分の不利有利を思わず考えてしまったり、面倒になって流してしまったりと言うのもよくある事かもしれませんが、後になって禍根を残すだけです。
余計に傷が広がるだけです。
ですから、何か起きたら
自分で考える(解決を図る)前に、まず「ジャッジ~( ゚д゚)ノ」を習慣づけています。
その方が私個人では後腐れが今のところありません。
もう脊髄反射で呼ぶようにしています(;^^)

 結果、去年のGP名古屋のLegacy大会で危うく失格(ミスプレイしたり処理間違えたりで3回ぐらいジャッジ呼んだ→点数overの失格一歩手前)になるところでしたがね(;^ω^)
それでも即座に呼ぶ癖のお陰で傷口が最小限に止める事が出来ました。
相手の方にはご迷惑をかけたので申し訳なかったですが・・・。


 あと大会規模にも依りますが、ギャラリーのゲーム進行へ影響を及ぼすほどの干渉はやはり問題です。
今回のように処理ミスを正す目的でも、必ずしも立場が正当化されるわけではないので・・・。
明らかなイカサマ等は摘発義務があるとは思いますが、処理ミスぐらいなら自己責任だと私は考えています。まぁ「進行を助ける」干渉は可能という事ですが。

 あと煽りはダメ。絶対。



 対人ゲームですし、携わる各人が気持ちよくゲーム進行を行う/行えるように心掛けるのは義務だと私は思います。

・問題を起こさないようにする
・ 起こってしまった問題は正しく解決を図る

互いを尊重し、清く正しいMTGを心掛けたいですねw
何より遊びに来ているんですから。楽しくなくては意味が無い。




皆さん、こんにちは。
しもべです。

 明日は参議員選挙の投開票日ですね。
先ほども電話で宣伝活動をある党がしてきました。それだけでもイラつきますが、それが電子音声の録音テープの物で余計に腹立たしい。
イライラ。


 まぁ、話は変わって今回は気になる時事です。
以前から扱っている記事ですが、続報があったので挙げる事にしました。
特に深い内容ではないため斜め読み推奨。

以下、点線内転載
[新出生前診断、開始3カ月で陽性29人 1534人検査]
朝日新聞デジタル 7月17日(水)18時51分配信

 【下司佳代子】妊婦の血液からダウン症など3種類の染色体異常を調べる新型出生前診断で、今年4月からの3カ月間に全国で計1534人が利用し、1・9%の29人で「陽性」と出たことが分かった。このうち、羊水検査による確定診断を受けた2人が人工妊娠中絶をしていた。診断を行う22の病院で作る研究チームは、遺伝カウンセリングの効果などを検証する。

 導入からの想定利用者について、当初1千人と見込んでいた。しかし、高齢妊娠の増加などを背景に、想定の約1・5倍の人が利用していた。

 共同研究チームによると、これまでに「陽性」と出た29人のうち、ダウン症が16人、様々な成長障害があり、生まれても短命になる18番目の染色体が1本多い18トリソミーと、13番目の染色体が1本多い13トリソミーがそれぞれ9人、4人だった。
.
朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130717-00000034-asahi-sci

 出征前診断の臨床実験/実用検討段階における民間テストが始まり3か月も経つのですね。
記事の通り、予想以上の方が検査に望まれているようです。
ここは予想以上ではありますが現実的に理解はできます。
完全に予想外だったのが、約2%と言う高確率で染色体異常と胎児が診断されていたことです。


 今まで私は、出生前診断の可否について言及してきましたが今回のそれを聞いて「容認」と言う方向で行こうと考えるに至りました。
生命の選別等、倫理観的問題が非常に大きく簡単には結論は出せなかったのですが、やはり理想よりも現実を取るべきであると考えています。


 依然、エントリーで書きましたが、私にはダウン症の従兄がおりました。
生まれた直後に医師から10歳まで生きられないと言われた彼は、最終的に18歳を目前に鬼籍に入りました。
が、彼は非常に幸せだったと私は確信しています。
障害はありましたが、それを考慮の上でしっかりと家族/親族の一因でした。
しっかり褒められ、しっかり怒られ、しっかり教育され、しっかり愛されていました。
従兄達の中ではマットもおませで将来の夢もちゃんと持ってました。
辛いとき、苦しい時もあったでしょうが、それでも誰からも大切にされた彼はいつも活力に満ちていました。

 ただ、実際は彼の様な人間は少数派だと思います。
同じ障がい児の他家の様を見ていても、蔑ろにされたり、家族のお荷物のように扱われている子がいた光景を祖母は何度も目にしたそうです。
精神的にも、または身体的にも手が掛り、何より金銭的な手が掛る。実際に洒落にならない苦労がそこには存在するはずです。
私の従兄でさえ、その祖母(私とは血縁の無い方の)からも非常に愛されていましたが、その祖母が
「自分が墓に入る前に、あの子を看取りたい。」
と言ったそうです。
大切だからこそ自分が面倒を見れない、先の不安が在ったのでしょう。
目に入れても痛くないほど可愛がられていたにも拘らず、そういう発言をした、せざるを得なかった葛藤は慮ることは私には到底出来ません。

 彼の場合でさえそうだったのですから、精神的/物質的な余裕が無い家に生まれた子と家族の苦労は・・・。
ここまで考えるに至り、
倫理観的問題と言うのは理想論であり、また一つのエゴであると自分の中で形づけるに至りました。
どれ程理想を吠えても、現実が追随しなければよ針それは空虚で無責任でしょう。
「余裕」の無い家でそのようなハンデを持つ子供を産む/育てるという方が余程、問題がある。
「余裕」の無い家ならばそこで中絶するというのも、「生命」に対する一つの責任の取り方ではないか?
そういう風に納得するに至りました。


 実際に、景気が苦しい中で「余裕」のある家庭は少ないでしょうし、家族をこれから持つことになるとされる主格の方々がこれほど必要としているのならば、それは時代が求めているのだとも言えます。
最も身近で問題/責任を抱え、今後も抱えていくであろう方々の意見が、論を囀るだけの外野よりも優先されないというのもおかしな話ですしね。


 ついでに、下世話な話ですが、新生児の2%に障害が見つかるという事態が危機的状況であるとも思います。
昨年の新生児の数は約103万人だそうです。
其の103万人中の2%程度=2万人もの障害児が生まれてくる日本の社会が今後安定して保って行けるのか?と言う話にもなります。
まぁ、実際には、不安のある(例えば高齢出産とか)妊婦の方がこの検査対象であるわけで、現実的な数値で2万も出るはずはありません。在りませんが、今後高齢出産はますます増えていくと言われています。ならば将来的にこの2%の近似値に到達する可能性も有るわけです。
そんな事に成ったら国が壊れます。
「命」の問題で、そういう経済的な話では無いと御怒りになる方もおられるかもしれませんが、個人の集約で社会とは成り立っているのであり、ミクロな視点をマクロな視点へと持っていく事も現実的には必要になるわけです。
不謹慎ですし、反吐が出るような考え方です。
が、汚い部分を見なかったら現実は成り立たないのですから・・・。どんな完璧超人だって空は飛べないし、トイレにはいきます。
それが現実です。



 斯様な訳で、私はこの問題には出征前診断の容認を旨とするに至りました。
今で黎明期の話ですし、人倫以外にも問題はあります。
これから出てくる新たな事実に揺れ動く事もあるでしょう。
例えば下記の様な物ですね。
ですが今のところ私の考えは「可」です。

 社会はどのように受け止めるのでしょうね。
皆さんもお暇があれば考えを少し巡らせてみてください。



[ダウン症iPS、修正成功=余分な染色体の働き止める―将来は治療応用も・米大学]
時事通信 7月18日(木)2時5分配信

 ダウン症候群の患者の細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、特殊な遺伝子を使って通常より1本多い染色体の働きをほぼ止めることに、米マサチューセッツ大医学部のジャンヌ・ローレンス教授らが成功した。17日付の英科学誌ネイチャー電子版に論文を発表した。
 この遺伝子は女性に2本あるX性染色体のうち、片方の働きを止めている「XIST」遺伝子。
 ダウン症は21番染色体が通常の2本でなく、3本あることが原因で起きる。知的発達の遅れや心臓疾患などの症状や程度はさまざまで、21番染色体にあるどの遺伝子の働きが多いことが原因なのか、詳しい仕組みの解明が進んでいない。
 しかし、この技術を応用すれば、同じ患者の細胞で21番染色体の働きを制御して影響を調べられるため、症状と原因遺伝子の関係の解明が進むと期待される。
 これまで一つの遺伝子の異常が原因で起きる病気には、遺伝子治療が試みられてきた。ローレンス教授は「長期的にはダウン症患者の『染色体治療』ができる可能性がある」と説明している。同教授らは今後、ダウン症のモデルマウスを使って、染色体治療ができるか取り組む方針。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130718-00000010-jij-sctch

 例えば、この研究によってダウン症が治療できるようになれば、また出生前診断に対しての考え方も変わってくるでしょう。

 iPS細胞では臨床実験の許可も下りましたし、今後ますます県境が盛んにおこなわれるでしょうね。
確か筋ジストロフィーでもiPS系の研究が行われていた筈ですし、期待は深まるばかりです。





Wotc、エクテン止めるってよ 他 / クロスマネジ終了でまたジャンプで読む物が一つ減った。
Wotc、エクテン止めるってよ 他 / クロスマネジ終了でまたジャンプで読む物が一つ減った。
Wotc、エクテン止めるってよ 他 / クロスマネジ終了でまたジャンプで読む物が一つ減った。
 本日午後、MTGのFormatの一つ。Extended/エクテンが鬼籍に入られました。
MTG中初期に誕生し、古いカードも新しいカードも使える健全なフォーマットとしてベテランも新人も一緒になって楽しめるフォーマットとしてプレイヤーの獲得に貢献してきました。
 ここ最近は、労働環境の変化や新興勢力に押され、かつての勢いは失われいた中での最後でした。
ですが、それでも長い間、人気フォーマットとして活躍し多くのプレイヤーに愛された事実に偽りはありません。
今までありがとうエクテン。
この悲しみを胸に、これからも私はMTG(電波)プレイヤーであり続けたいと思います。

有難う・・・。

 「Rest in peace」


 皆さん、こんばんは。しもべです。



 いやぁ、悲しいですね・・・。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/07222013
Modernが公式FormatとしてGP等で取り上げられるようになってからすっかり廃れ忘れ去られていました。
本当にここ2年程度の新規プレイヤーの方には「エクテン?何それ??」という方も少なくないのではないでしょうか?
しかし、MTG初中期からのプレイヤーである私の様な人種には結構衝撃的です。

 当時、MRQ~INV期に参入した私にとっては過去の強力カードDualLandや《呪われた巻物》《変異種》《マスティコア》等が使用できる環境であり、ある種憧れを持っていた環境でもあります。
今のStdプレイヤーがLegacyやVintageを見るような感覚です。
故に多くのプレイヤーに人気が高かったです。
カードプールの広さとプレイヤーの多さでバランスの採れた環境であり非常に多くの、そして名デッキが生まれました。

Donate
Oath
スリーデュース(Zooの先祖)
シークレットフォース
NWO/ナイトメア・サバイバル
フォービディアン
8Man(スレッショルド系の元祖)
ミラクルグロウ
クレイジーグリーン
ターボランド
Elves
Benzo
カウンタースリヴァー

枚挙に暇が有りません。
何を隠そう、私のマイデッキである「The Rock」の原形であり同素体である「マルカ・デス」と出会ったのもこのフォーマットです。

 土地が僅か10枚前後しか採用されない様なデッキやDonateやOathの様なStdには全く存在しないような挙動を見せるコンボがそこには溢れ、正にそこは「新世界」そのものでした。
それら独創的なデッキの他にも、Std期から強化されたMomaやメグリムジャー、ネクロ系の凶悪デッキも多かったのも印象的です。

 ローテーション後は私は一時MTGを離れていたので、その当時に思い入れはありません。
が、Goblinsをはじめこの時に誕生したデッキも多いですし、やはり実際にプレイしていた方には思い入れもあるのではないでしょうか?


 斯様に素晴らしいデッキの数々を生み出し、長い間プレイヤーを楽しませてきたフォーマットが廃止されるのは残念でなりません。
まぁ、現実的に機能していた無いシステムを残しておいても弊害が生まれるだけなので致し方ない気もします。
時間的淘汰と言う意味でも間違ってはいないのでしょう。
しかしいくら廃れようと、そこで育まれた思い出が消えるわけではありません。
哀しひなぁ(´;ω;`)ブワッ



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 EDHの新セットのプレビューが始まっていますね。
前回は《漁る軟泥》や《狼狽の嵐》等強力カードも封入されましたし、今回も期待は高まりますね。

《Jeleva, Nephalia’s Scourge》
《Prossh, Skyraider of kher》

が今のところ発表されたカードですが、個人的には是非一度《Jeleva, Nephalia’s Scourge》を使ってみたいですね。
それで巨大スペルを使用してみたいです。

 何を併用したいかですか?
もちろん《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum》ですよ!!

 《苦悶の記憶》や《Stunted Growth》《記憶の欠落》等が相棒ですかね。
特に《苦悶の記憶》は意中のスペルをパくるのに最高の相棒です。
また、《強迫》の様なハンデスも良い相棒です。
通常の除去除けと言う仕事の他に、スタックでブレストされた時にこいつを出してやれば結果的に相手が隠したかったものを纏めて除去出来ます。

 Cip能力ではありますが、キャストしていなければ意味が無い所が結構重要なポイントですね。
マナコストに不満は無いのですが・・・。
1/4か、1/3速攻ぐらいにして欲しかったですね・・・。


 何となく、マナコスト無しでTopのカードを唱える~と言う部分を考えると「続唱」に近しい気もしますね。
 難しいのはSoc/Ins限定だという所ですね。
続唱もそうですが結局のところ場面に左右されない物にしなければいけないので使えるものは限定されます。とすると結局使う物は決まってくるのですが・・・。「火力」とか「待機」とかですね。
ただ、カードタイプは指定されている物の、マナコストは指定されていないので、上記の様に是非ビッグスペルを唱えたいですね。
続唱では「ブレスト→《祖先の幻視》→続唱」は微妙とか言われていましたが、「ブレスト→《残酷な根本原理》→Jeleva」ならその価値はあるでしょう!?


Cipでないのでアドを失いやすいのは厳しいです。逆に複数回のアドが狙えるという旨味もありますが・・・。




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 今週のジャンプで「クロス・マネジ」が終了しました。
以前書いたように結構好きで、アンケも出していたぐらい応援していたのですが・・・。

 まぁ、正直3巻ぐらいで打ち切られても仕方がない様な掲載順でしたしね。
それを思えば5巻まで出て、ジャンプNEXTで補完話まで載るそうですから十分かもしれませんが・・・。

 運動や青春の汚い部分までも含めた群像劇と言うのはかなり好きなテーマだったのですが、やはりジャンプの層には合わないですよね・・・。
よく言われていますが他の雑誌だったら~と思わないでもないです。

群像劇も面白かったのですが、それだけでなく最終的には結構試合も面白かったので、個人的には予想以上に面白かったという評価をして間違いは無いです。


 早く5巻まで欲しいのですが、11月は遠いなぁ・・・。




Std)バカにルールを教えてください。
Std)バカにルールを教えてください。

以前、エントリーで《ウルフィーの銀心》→《首席議長ゼガーナ》では13ドロー出来ないと[遊星]さんからご指摘を受けました。

その時はそうなのか~と納得しましたが、よくよく考えると何故出来ないのかが理解できない。
出来ないのなら出来ないで構わないのですが、何故出来ないのか理解はしておきたいのです。

結婚している銀心:8/8(4+4/4+4)がいる状態でゼガーナをキャスト/場に出すスペルをキャスト。
 ↓
常在型の置換効果「首席議長ゼガーナは+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xは、あなたがコントロールする他のクリーチャーの中の最大のパワーである。 」がスタックに乗らず計算。場の最高パワーが銀心の8ならその数値を適用。
 ↓
銀心、銀心の結婚相手、ゼガーナに妨害が入らず、ゼガーナが場に出る。
ゼガーナ:9/9(1+1×8/1+1×8)
 ↓
銀心の結魂・ゼガーナの「首席議長ゼガーナが戦場に出たとき、これのパワーに等しい枚数のカードを引く。」のCIPが同時に誘発する。
 ↓
同一コントローラーの能力なので好きな方からスタックに載せ、解決する。
 ↓
ゼガーナCIPを先に載せ、銀心結婚を後に載せる
 ↓
銀心の結婚の件から解決。
ゼガーナと結婚。サイズは13/13(9+4/9+4)に
 ↓
ゼガーナのCIPを解決
解決時のパワーの数値の枚数分ドローなので13ドロー

 だと思っているのですが・・・、
出来ないと言われた以上、何かが違うようです。

 ですが何が違うのかが判らない。
一通り考えたのですがやはりわからない。
という事で、ルールに詳しい方、心優しい方、何が違うのか教えてください。
宜しくお願い致しますm(_ _)m



《若き紅蓮術士》は強いのか?
《若き紅蓮術士》は強いのか?
《若き紅蓮術士》は強いのか?

《若き紅蓮術士》は前評判よりも大きく可能性を秘めているようです。
思ったよりも強いという意見が多数。

 ただ、StdやVintageで強かろうが、私の生息地域はLegacyであり、やはりその評価をそのまま持ってはこれないんですよね。
 特にVintageは一件近い環境ですが近いのはカードプールだけですしね。
Soc/Insの性能は前後するところはありますが、1/1生物が真面な戦力なる環境ではないのがLegacyなので・・・。

 ただ、
 個人的には[Saya]さんのところで載っていた

 《若き紅蓮術士》+《陰謀団式療法》

 は詐欺くさいギミックだなぁwと感心。
数少ないLegacyにそのまま転用できるシナジーですね。

・tockenを生むカードとしてはやはり安定性が無い点で
・Wee系では費用対効果(打点)の点で
物足りないので、今のところそれ以外特に気になるカードは無いのですが、上の組み合わせの様に色々な可能性が眠っているのは事実ですね。


 また、もしやこいつがLegacy2マナ最強サイクルいるか?との話もあるようですが、
W:SfM
U:ScM
B:ボブ
R: ×
G:タルモ

どうでしょうね?
そこまでの可能性は感じませんが・・・。
しかし、もし入るとしたらRまでがアドバンテージカードに傾倒しているようでなんだかな・・・。
まぁ、ボブと同じように前衛的なアドカードではあるので無くはないのですが・・・。



レガシー)考察?)ハンデスについて:時節と目的
レガシー)考察?)ハンデスについて:時節と目的
レガシー)考察?)ハンデスについて:時節と目的
皆さん、こんばんは。しもべです。


 先日、[listener]さんのDNで「《強迫》のベストタイミング」なるエントリーが挙げられていました。
まぁ、その内容通りで強迫のベストな時節は~と言う簡易文章です。

 これを見て久々に真面目なハンデスについての考察でもしてみようかと思います。
と言うより説明書の様な物ですが・・・。知ってる人にとっては当たり前のことなのでご容赦を。
長くて長いので、読まれる方はご注意をw



 Legacyを代表する3大妨害は除去・打消し・手札破壊と言って差し支えないでしょう。
このうち除去はほぼ全ての色が使えるため横に置いておきます。
とすると、より特色が出るのは打消しとハンデスという事になります。

 交通事故が頻発しているLegacyに於いてこれらの妨害はほぼ必須要素であり、それ以外にも何らかの妨害要素を取っています。
それらが無ければ、幾らKPが高くデッキパワーも高くともZooの様に駆逐されてしまいます。
現状、生き残っているフェアデッキの殆どは打消しかハンデスを取っていると言っても差し支えは無いでしょう。
(・・・と言うか両方取ってるデッキも多いですよねw)
(もちろんその他の妨害要素を取っているデッキもいはしますが・・・。)

 が、その上でより重要なのはカウンターとされています。
何故か?
受け幅が広く、受動的な手段だからです。
カウンターは相手の動きに合わせて好きなタイミング/適切なタイミングで動きやすい。
対してハンデスは能動的な手段であり、自分から仕掛ける必要があります。仕掛けても外れてしまう場合もありますし、回復(今引き/引き増し等)されてしまう場合も多々あります。
後出しが有利とされるMTGの概念を象徴していますね。

 まぁ、だからと言って必ずしもハンデス<カウンターという訳ではないのですがね。
場合によってはハンデス>カウンターとなる場合も結構あります。

 ただ、何にせよ能動的に動く以上「 そのタイミングを見計らう必要性がある」と言う事実には違いがありません。
それを出来なければどんな強力な札もただのゴミ。
逆にそのタイミングを適切に判断できれば、唯1枚のカードを損なわせる以上の価値があります。
《思考囲い》でさえ、使い方を誤れば《苦痛》にしかならない場合もありますし、《名誉回復》以上に強力な場面もあります。
 偶に
「ハンデスは後半使えないから~」と言う意見を聞きます。確かにハンデスは序盤に比べ後半/終盤ではその価値を大きく減じさせていますが、価値が無いわけではありません。
もしハンデスを「後半は全くの無価値」と判断しているのなら、これは典型的なハンデスを使い熟せていない状況と言えます。
 また、
ハンデスは序盤が強力なのだから「1T目:囲いが正義!!」と信じている方もいるようですが、これも違います。
1T目囲いが強力な事に論ずる余地はありませんが、万事を優先してまでする事ではありません。
これも典型的な手成りプレイと言えるでしょう。

 そういう考えに捉われている方も間々いるようなので、今回は少し自分なりの考えを書いてみようかと筆を取ってみます。



 ハンデスで重要なのは
「何を落したいか?」≒「 何をしたいか?」と言う部分です。
能動的な行動だからこそ目的達成に意義が集約されます。

 「何を落したいか?」という部分でも
また何故落としたいのか?と言う目的は生じることになり、それにより
i)相手の脅威に対処するための攻撃的防御法
ii)自身の脅威を通すための防御的攻撃法
に大別されます。
 

 i)は、[listener]さんが書いている様に、もし相手のデッキの中で《天使の協定》を落したいとするのなら、相手は4マナが揃うまではどうしたってプレイはしてきません。
それならばその間は放っておいても何の問題もありません。
それより先にハンデスを敢行したところで、相手のハンドには何もない場合もあります。逆に時間が経てば経つほど相手はカードを引き増し、それをプレイするための準備をしているので抱えている可能性が増します。

 Legacyでも例えば相手の脅威がJtMsであるなら4マナが揃うまで、SnTなら3マナが揃うまで、HymnやSfMなら2マナが揃うまでにハンデスを敢行すればいいだけです。
必ずしも1ターン目にハンデスを行う必要など何処にも無いのです。
ここまでを考えれば《脅迫状》や《脳食願望》など使い難いとされているハンデスも必ずしもゴミでは無いという事が理解できるはずです。
(ただ、囲いはその括りや時限制限が最も緩いカードであるため、殆んどの場合を内包できるという事実には変わりありませんが・・・。)
 しかし、だからと言ってダラダラと悠長に構えている暇は実際にはなかなか無いのも事実です。
マナ加速の整っているLegacyですからね。
フェアデッキでは《死儀礼のシャーマン》が常駐しています。
JtMsが2ターン目に出てくる事(Tezzereter)やSnTが1ターン目に出てくる事もザラです。
相手はハンデスにスタックでブレストしてきますし、カウンターも抱えいます。ハンデスをしようと期を窺っていたら逆にハンデスされましたwなんて事もあるでしょう。
 ですので、
急ぐ必要もありませんが待ち惚けでもいけません。
大事なのは、相手のデッキを把握し、何を落したいのかを見定め、適切なタイミングを計る必要があるという事です。

 同時に、パワーカードに溢れたLegacy界ではデッキ全体がパワーカードの塊なんて事も少なくありません。
一々対応していたら何もできないし、そもそも妨害札も足りません。
自分の抱えている/山札に眠っている除去/妨害札と相談しながら、
加えて、状況/場面的に相手の札で「何が」優先的対処を必要としているのかまで考えながら行動する必要があります。

 能動的な対処だからこそ、判断項目が多いのです。



 また、i)では「何を落したいのか?」という事に言及していますが、
ハンデスの役割はそれだけではありません。
例えば《強迫》系ならば、ハンドを覗く事で相手のゲームプランを把握するという目的があります。
《陰謀団式療法》の表なんてその目的で使用される事も少なくありません。
《Hymn to Tourach》系ならば、相手のハンドを破壊する事でゲームプランを崩すという目的があります。
「何を目的にするか」と言う観点で言えばi’)と言えますね。
これらは明確な「何か」をハンデスする事を目的としているのではなく、ハンデスは結果のための過程若しくは副次的な効果と言ういう意味で括られています。
それはii)にも繋がる部分です。


 ii)も同じくハンデスは飽くまで副次的な物です。
ですが、勝ちを拾うために/何かを通すため/攻勢に出る為に必要な露払いであるという観点からすれば、明確な相手の何かを除いておきたいというi)思考へと連結されていますね。
キャストを通すためのカウンターを取り除く
パーマネントを守るための除去を取り除く
何れも、能動的な防衛方法です。

 その上で、上記i)の時節の考えまで含めれば後半のハンデスの使いようも理解できるはずです。
後半が想定されるフェアデッキとの対戦では消耗戦になりがち。
如何に自分の勝ちに繋がる状況を整えられるかが肝要です。
価値(≒勝ち)札を手成りでプレイするのではなく、適切なタイミングまで我慢し、その間に状況を整える。そのための手段としてハンデスは重要な役割を持ちます。
同時に相手に状況を整えさせない様にするためにもハンデスは価値があります。
溜めこんで一気に開放するにしろ、定期的に検閲し妨害するにしろ、勝ちを拾うための状況整理にハンデスは使い道が残っています。
ただ、 序盤の使い方とは使用方法/貢献方法が異なるというだけです。
序盤と終盤で異なるのはハンデスの価値では無く、使い方である。それが事実なのです。
ハンデスに後半云々と言うのは、それだけを持って判断することは出来ないと判ります。



 能動的だからこそ目的を見定め勝ち筋に当たりを付ける事が、ハンデスを使用する上での基本であると思います。
また、ここら辺が理解できてくると《陰謀団式療法》と言うカードもより使えるようになります。

 セラピーはよく「何を指定していいか判らない・・・。」と言う意見を聞きます。
が、ここまで読んでもらえれば判りますが、ハンデスと言うのはi)にしろii)にしろ何らかの「目的」を持って行動をとります。
何を落したいのか
何を通したいのか
この「何か」を普通のハンデスでさえ意識した上でキャストするのが当然なのです。ならばセラピーとて同じこと。その目的に沿ったものを指定するのが基本となるでしょう。
非常に厳しい言い方になりますが、セラピーで「判らない」と言う意見をする方はここら辺への考えを巡らせず漫然とハンデスをキャストされているのではないでしょうか?
逆にこの様な事を理解され、実践されればセラピーの効果も高まってくるはずです。

 もちろん、それで高確率で当てれるかどうかはまた難しいのですがねw
ただ、Hitさせるのだけがセラピーの仕事では否い、ひいてはハンデスの仕事では無いとも言えなくも有りません。「目的」を達成するのがハンデスですからね。
乱暴な意見である「迷ったら握られて嫌なもん適当に言っとけ!」というのはつまりそういう事です。
状況判断が欠落していますし、使用デッキによって強弱の分かれる方法ではありますが、これはハンデスの本質の一端を捉えていると私は考えています。



 多少話は戻りますが、
「時節」と「目的」を理解できてくると《Hymn to Tourach》の使用時期にも考えを巡らせる事が出来るようになります。
つまり1T目の囲い宜しく、2T目のヒムについての云々という事です。

 ヒムはLegacyで使えるハンデスの中でもKPと言う観点で言えば最高の一枚です。
そしてMTG Wikiにも載っている通り2T目で土地×2枚を落せたときの威力と言ったらありません。これを持って「ヒムは2T目に撃つべき物である!」と言う考えに固執している方が時折おられます。
が、私はこれまでと同じく、これもまた真実ながら一面でしかないと思います。
ここでも「何」を目的とするのかが重要になってきます。
そしてその目的を見定める為には、相手のデッキを良く把握する必要があります。

 例えば、この土地を落すという行為でさえ疑う余地があるのです。土地2枚は強力ですがそればかりではありません。土地1枚の場合もあります。そしてなんにせよ、その土地を落す行為が相手にとって脅威となるのか疑わしい事さえあるのです。
かつて、私が先手2T目に《ジェラードの評決》を相手にキャストした時、相手は普通のクロックパーミッションだったのですが平然と土地2枚を捨てました。
それは相手のデッキの採って土地2枚など痛くも痒くもない、又は土地よりも余程スペルの方が重要という事だったのでしょう。
もちろんそれは相手のハンドにもよりますが・・・。
 昨今は1枚毎のKPの高まりと共に《死儀礼のシャーマン》等を一としたマナサポートも積んでいるデッキが多く、土地1枚程度なら痛くも無いというデッキは増えています。《不毛の大地》で破壊される事など当たり前の前提としてゲームプランを構築しているデッキも少なくありません。
または、単純に土地よりもスペルを落したいデッキ。スペルを落す事が何よりも優先される場合です。
それに加え、デッキ的により有効牌を落したい場合。1マナのカードよりも2マナ3マナのカードを狙いたい場合です。
そういう場合、徒に早くヒムをキャストする事に価値は認められません。
土地を置いたりキャントリップしたりしてハンドの中身がある程度に詰まったところを狙う方が価値のある場合もあるでしょう。
より捨てるカードの重さ/重要性を高めやすいと言えます。

 まぁ、もちろん2T目が強力な事には変わりありませんがね。
2ターン目に撃つべきなのか、3ターン目に撃つべきなのか、はたまたモックスを使ってまで1ターン目に撃つべきなのか?
そういう事も含めた「時節」と「目的」の判断なわけです。



 判断は割と容易であり、状況によってはたった一手でゲームプラン崩壊と言うレベルまで相手の計画を狂わせる事が出来る場合もあります。
幾つか簡単な例を出しましょう。

1.以前、対UWコントロールと対戦していた時、こちらが序盤から生物を2枚3枚と重ねた時がありました。それらは通り、一機に盤面では優位に立ちました。
が、そこであまりに可笑しい/不自然である事を覚え、独楽で次のドローを操作した時に押し込みのための強生物かハンデスかを選ぶ場面がありました。
不安を解消するためにハンデスを取ってキャストすると、案の定相手は《神の怒り》でこちらを一掃する気満々でした。
結果として相手のプランは崩壊し、早期にゲームが終わりました。

 比較的解りやすい釣りですね。
他にもなぜSfMは通ったのか?とか比較的解りやすい釣りは多いです。
相手の行動の一つ一つを見て、判断する事の大切さです。
喩え考え過ぎだとしても、それぐらい「もしも運転」は大切です。


2.相手に囲いを食らったとき、解決時に相手は除去と複数ドローのスペル2枚のこちらのハンドの内、除去を捨てさせました。
ハッキリ言ってその時点では除去は盤面に対して無駄牌でした。しかも独楽で有効牌をTopにかき集めている状態で、私は喜んで除去を捨てました。
 返しにフルタップでドロースペルを使い有効牌を引き込みターン終了。
そこで相手がキャストしたのはHymn。こちらはハンドを空にさせられました・・・。
結局そのマッチはすさまじい長期戦・消耗戦の末に勝ったのですが、私のゲームプランは見事に崩壊させられました。

 一見、盤面に対しての不要牌とアドを採れる複数枚ドローの有効牌の選択肢で、わざわざ不要牌を捨てさせるという疑問符が付く行動も、相手がHymnを握っていたこと、そして黒いデッキを相手に私が独楽でTopに有効牌をかき集めていた状況を相手の方がしっかり観察していたという事を鑑みると見方が変わってきます。
相手の方は敢えて無駄牌を捨てることで、ドロースペルを誘ったわけですね。
結果として私はフルタップで使用したマナと数ターン掛けて溜めこんだ勝ち筋をいっぺんに失いました。
得られるアドを捨て、こちらのテンポと潜在的な脅威を潰したわけですね。
そういう意味でわざわざ、先に囲いを撃ってきたこの方の行動は感嘆の一言です。


3.対ZooでTheRockを使っているときの2戦目。自称8-2(9-1)の相性差のあるこのマッチでサイドまで含めたこのマッチを私は落とす事を欠片も考えてはいませんでした。
1T目は相手は生物を展開。対して私は2手の選択肢がありました。
《強迫》で相手のハンドを覗くか、GSZで《ドライアドの東屋》を持ってきてマナ加速か最低でも相手の除去を釣るか。
Deedを含めて有効牌を仕込んでいた私は苦も無く後者を選択しました。土地を伸ばし且つデッキを圧縮したかったからです。
が、返しで相手がキャストしたのは《森の知恵》。
私は絶望しました。
そこから相手は毎ターン1枚若しくは2枚の引き増しを行い、怒涛の勢いで展開続け攻撃をを重ねてきました。
最終的に私は相手の生物を6体近く捌き、また除去される事の無いファッティを2体ほど場に出しながら、小型/中型生物の群れの前に圧死したのです。

 このゲームでは後手1ターン目の時点で既に勝敗の8割方はついていたのです。その後の引きと言う運要素に左右される事無く相手が勝利を収めただけの話。
私は単体除去も全体除去も引き増したがそれでも手数の暴力に抗いきれませんでした。
この時、私は《強迫》を対Zoo戦に於いて生物の除去除けにしか考えが回っていませんでした。
《森の知恵》まで視野に入れたうえでGSZを取ったのなら、結果として選択ミスで済んだでしょう。
が、それさえ出来なかった私は、相手の戦力比を見誤りと言う根本的な問題を抱えていたのです。これは判断を間違えた典型的な例ですね。


 「時節」と「目的」の判断の有無。
それを有効に使えた時、ゲームの早いLegacyではそれこそ 勝利を決定づける一球になる事さえあります。
そして逆に、それを違えた時、 敗北を決定づける一球にさえなるのです。
個人的にはハンデス1枚にはそれ程の効果が潜んでいるのだと私は思っています。



 最後に、私が最高だと思うハンデスカードを挙げます。
一つ目は《思考囲い》
二つ目は《ヴェンディリオン三人衆》
です。
囲いは兎も角、Cliqeに僅かな疑問符を持たれる方もいると思います。
しかし、これまでの私の文章を見てきていただければある程度納得できるのではないでしょうか?
 そう、
「時節」と「目的」の判断、そしてそれらを内包した能動性の自由度の高さです。

 1T目からキャスト出来る囲い、3マナ掛るとはいえInstantと言う最高の行動力。
そして枚数に拘ることは出来ませんが、カードタイプに制限が限りなく低い事。
自由度が高く同時に干渉力も高い。
自分の下す判断を行動に移すのために最も友好的なツールであるという事です。




 カウンターと異なり、ハンデスは能動的であり、能動的でなければいけません。
しかし、逆に言えば能動的に動けるわけです。
攻めの守りも、守りの攻めもこちらの手の中に在ります。
「時節」を見極め、「目的」を見定めれば、必然的に勝ち筋を付けれるようになります。
適切な行動をとればそれは何物にも代えがたい価値札になる(かもかも)のです。

 今回書いたことは、知っている方にとっては当たり前のことかもしれません。
また、中には私とは異なる考えを持っている方もおられるかもしれません。
今回の考察はある種私の黒MTG歴で培われた経験論ですからね。
しかし、もしそこから何かを汲み取っていただければ幸いです。

 長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m



 P.S.
FtV:20thのHymnカッケーな。
暗黒の儀式的なイラストで画像2の人の輪のイラストに近い感じですかね?
個人的には狼のイラストが好きだったので少々残念。



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