ご無沙汰していました、しもべです。RtRの事やCaleb氏のセラピーに記事についての感想なども。
ご無沙汰していました、しもべです。RtRの事やCaleb氏のセラピーに記事についての感想なども。
ご無沙汰していました、しもべです。RtRの事やCaleb氏のセラピーに記事についての感想なども。

 皆さん、こんにちは。
もとい、お久しぶりです。しもべです。


 本当に久々の更新になります。
ここ最近MTGに触っている暇がなかったので、全く手つかず放置でした。
恒例のSCG雑感も随分やっていませんでしたね。
定期的にご覧になってくれていた方には、大変ご迷惑をおかけしました。
書きかけの考察記事も溜まっていますしね(最後はエターナルスライドだったかな?)。

 実際ここ最近は全く紙にも触らず情報も得ていなかったため現在のメタが全く判りませんw
(よく考えたら、2月から大会に出れていないぞ・・・orz)
その間の話題としては、最も目立つ存在として《全知》デッキが挙げられるのでしょうがそれWhat?How to win?な感じですw
SCGでは「Know and Tell」って記載されていましたが、あれが一般的な呼称なんですかね?
とまぁ、メタ読みも出来ない為、現在は情報収集中であります。
齧った感じでは未だ、RUGとSnT系の2強状態だそうですね。
いつまでこの状態が続くんですかね?
そんな中でも、なんか最近JUNKもSCGで勝ったりしたそうですね。嬉しい限りです。


 今週分のSCGも一応お休みです。結果だけは張っておきますね↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2012-09-09&end_date=2012-09-09&start=1&finish=16&event_ID=20&city=Portland


 さて、ほんじゃあ何故に更新したの?
というと、ここ最近の最も話題性のあるアレ。
RtRの新カード群の事について触れていこうかな?
と思っています。

 Ravnicaは近年のMTGのエキスパンションでも特に人気のあるブロックなので、皆さんが復活を喜ぶのも判る気がします。
何を隠そう、私もMTGに復帰したのはこのRAVからなのです。それまではTORでMTGを引退していたため、私にとっても特に馴染み深いそれですね。
ギルドの雰囲気やギルドランド、美麗な基本土地は改めてMTGに嵌らせてくれました。
今回のRtRもそんな雰囲気になると嬉しいですね。
(ただ、基本地形の絵柄再録は無い。全部新絵にしてほしかったですね。)


 そんなこんなで既発のカード群を見まわしてみましたが中々カードパワーが高いようです。
このブロックは売れそうですね。(個人的には2000年代後半からは第3ではなく第1エキスパンションの方が全体的にKPが上な気がしますが気のせいですかね?)
特に我がThe Rockの根幹たるゴリガリ団のKPの高さには破顔もの!!
セレズニア・ラクドスも中々です。
嬉しい限りです!!

・・・・・・・・しかし

・・・・・・・・

・・・・・・・・

今のところ、その上で 「コレジャナイヽ(`Д´#)ノ!!!」 感が半端ないです。

確かに強い。
強いんですが・・・

既に既存のカードで出来得ることばかりです。
このカラーでの新芽と成り得るカードが無いのです。
現在のデッキ間相性を改善するようなカードも特になく・・・。
別にあっても無くてもいい様な強カード(笑)ばかり・・・。

その様な捉え方をしていくと《ドライアイドの闘士》が最大の収穫なのかな?
と、いうのが今のところの感想ですね。

 まぁ、ギャアギャア文句を言って文句を言ってもしょうがないので、次回から一つずつ考察していこうかと思います。
その時に改めて、何故これは強いのに要らない子扱いなの?的な事も書いていこうと思っています。




 ついでに
rainさんのDN「Caleb DurwardのCabal Therapyの使い方:http://77832.diarynote.jp/201209071306566572/
(本文:http://www.channelfireball.com/articles/legacy-weapon-therapy-session/
が非常に興味をそそったので読んでみました。

 セラピー大好きな私が放っておくわけにはいかない!!
気合を入れて本文を真面目に和訳して文章に起こしていったんですが・・・
3時間ほどかけて半分ほどを訳したところで力尽きました。
英語が得意でない上に・・・思ったより目新しい事が書いていない・・・orz
面倒になって残りは本文を斜め読みで済ませてしまいました(ゝω・)

 Caleb氏もこの文面で書いている通り、基本的な使い方を覚えていればセラピーって簡単なんです。文章に起こすことが少ないんですよね。
理論より、肌で感じて覚えろ!!的な感じです。
ただ、「デッキの主要部を狙うのではなく、よりありそうな小物を狙う」と言う部分は非使用者には特に伝えたい重要な点で、判り易く書いてくれていたと思います。
より抽象的な喩をするなら、「果実を狙うのではなく、枝葉を狙う」といった所でしょうか?
《思考囲い》の様にデッキの根幹パーツを狙い撃ちするのではない。
取り敢えず、表では持っていそうなものを狙い、返す刀で主部を断つ
っていうのがセラピーの使い方だと個人的には思っています。
もっと言うと別に表では当てなくてもいいんですよね。
「手札を見るついでに、適当にハンデスする。」位の勢いで良いと思います。
この「適当」の部分が思いつかなければ、一番持っていてほしくないものを指定するだけです。
こんなチャランポランな使い方しかしてませんが、それでも

セラピーTUEEEEE!!!!!!

と言うのが私の意見です。


他に気になったところは何を指定するか?と言う部分でちらほら思ったことが。

問3
でRUG相手に打った場合。
チョッと文章が判りにくいんのですが、肝要なのは、ハンデスをするためにセラピーを打つのではなく、《稲妻》を強制的にキャストさせるためにセラピーを打つという点。
相手に稲妻があるのがばれている状態でセラピーされたら十中八九、稲妻をキャストしてくれます。
指定されたら確定の枠ですからね。もったいなくて大体の人は切ってくれます。
逆にここで切らなかったら、稲妻を囮にした、より捨てたくないハンドを抱えていると判断できますね。

 その後の指定が恐らくFoWなのは次にキャストする予定が《漁る軟泥》だからでしょうね。
除去を抜いて、後は不確定カウンターしかないわけですから確実な部分を抑えに言っているのでしょうね。


問2
のSneakShow相手に、レスポンスでブレストされた後に、何を指定する?
という問題でA.《引き裂かれし永劫、エムラクール》(大祖師も可)というのは勉強になりましたね。

 ブレストされている状況なのでまともな物が残っていない。つまり、ほぼ何を選択してもいい場面であるわけです。
最も捨てたいのは《実物提示教育》《騙し討ち》(今なら《全知》《燃え立つ願い》?)、次点で《直観》、《渦巻く知識》になるわけですが、捨てたいものは隠されている可能性が高く、ブレストも使用されない状況では何を捨てるべきかという事でしょうね。
ここに来てやっと生物も選択肢に入るわけですが、エムラを選ぶことでHitした場合の強制シャッフルで実質手札破壊3枚分に相当していますね。
これは考えていませんでした。
勉強になりますね。
ただ、他の生物は選ばない方が無難に思えます。
今は判りませんが、アグレッシブサイドでReanimate要素を入れてくる場合もあるので、他の生物を墓地に落とすのは賭けになってきますので。


 色々言っていますが、セラピーは強いので皆さんもっと使ってみてはどうでしょうか?ということ。
表・裏で両方Hitさせた時や、1回で2~3枚ハンデスした時なんかの快感を知ってしまったらもう・・・癖になりますよw
興味がわいた方も上記のCaleb氏の文章を読んでみてはいかがでしょうか?



レガシー) 《見えざる者、ヴラスカ》について長々と考えてみた。
レガシー) 《見えざる者、ヴラスカ》について長々と考えてみた。
レガシー) 《見えざる者、ヴラスカ》について長々と考えてみた。
 みなさん、こんばんは。しもべです。

 昨夜は物凄い豪雨+雷で若干引き気味でしたが、今日は晴れ。
しかも名古屋にしては珍しく、湿度も非常に低い過ごし易い天気でした。
ウレシ。


 さて、前回挙げた通り、RtRの既発カードたちについて考察していこうと思っています。
今日は待望のBGプレインズウォーカー《見えざる者、ヴラスカ》について考えていこうと思います。
いつも通り、特に目新しい事は書いていません。
あしからずww

まずは彼女のテキストをペタル↓


見えざる者、ヴラスカ

BG3 プレインズウォーカー―ヴラスカ 神話
+1: あなたの次のターンまで、クリーチャー1体が~に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。
-3:土地でないパーマネント一つを対象とし、それを破壊する。
-7:「このクリーチャーがプレイヤー一人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。」を持つ黒の1/1暗殺者・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。
 5


 5マナのPWという事で初期忠誠度が高め。
且つ、BGと言う色をよく表している対パーマネント特化のPWです。
高い忠誠度と[+1]で対ビート
[-3]で対コントロール
を熟せる為、受けの広いPWと言えます。

 逆に欠点としては、5マナマルチカラーのPWにも拘らず、[+1]では確定アドバンテージを取れないところ。
また、自らが押している場面では積極的にとれる手段が少ない事。
そして、個人的に残念なのが、
前回書いた通り、このカラーに明確な新たな光明を示すカードではないのが非常に残念です。

 全体的に見てみると《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》に似ている印象を持ちます。
が、それでも使用感は似て非なるものではないかと思っています。


 では、各能力を一つずつ見ていきます。


+1: あなたの次のターンまで、クリーチャー1体が~に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。

 ヴラスカ唯一の忠誠度を上げる能力且つ、小マイナスの値が大きい事から最も使用頻度が多い能力であると思われます。
ブロッカーを用意するわけでもなく、攻撃を妨害をするわけでは無いものの、疑似的に自身を護れる能力とみなせるゴルゴン謹製のデスタッチです。
自身を殴らせるように仕向けながらも、死ににくくするこの能力こそが最もギデオンの影を見せますね。
が、この能力こそが実は最もギデオンとの差を表しているようにも私は感じられるのです。

 ギデオンがレガシーで使用されにくい側面として全くタフでなかったことが挙げられます。
「ミドル級の選手がスタンダードと言うフェザー級環境の相手しかしてこずに、成績を残してきて、いざレガシーに乗り込んで来たらヘビー級の巣だった。」
そんな感じで5マナもかけて場に出しても1ターンで鎮められることも珍しくありませんでした。
つまり、3WWで8~ライフor《聖なる日》の効果しか上げられなかったのです。
5マナもかけてアドバンテージ0です。
(※こんな事を書くとギデオンが弱いように思えますが、別にそういう訳ではありません。あしからず。)
しかし、ヴラスカは異なります。
そう、アタック生物を文字通り破壊します。
初期忠誠度5+1=6はレガシー界ではKoR以外にはまず超える事の出来ない数値です。
大抵の場合、彼女を破壊するには2枚(生物or火力)のカードが必要になってくるわけです。
この時点でアドバンテージを得ています。
小型生物デッキである場合は3体の生物を道連れにする事も可能でしょう。
1体でもブロッカーを保有していれば、なおの事その可能性が上がりますし、その駆け引きを仕掛ける事が出来るわけです。
最低でも 6~ライフ+カード1枚分以上のアドが保障されているわけですね。
そう考えると中々強い能力であることが理解できます。
(※Vindicateされた場合は能力がなんであろうが関係ないのでここでは考慮しません)

 ただし、ギデオンと違い、彼女自身に攻撃を強制する効力はありません。
ギデオンの様に劣勢でも確実に時間を稼いでくれるわけでもなく、素通りされるだけです。他のPWの壁にもなり得ません。
加えて、攻勢を仕掛けている場面でも有用な能力とは言えません。
その点を考えると使用出来る場面が非常に限定的であると言えます。

 最も強力な[-3]のための燃料であると考えれば非常に重要な能力です。
また、[-3]によるプレッシャーを含めた、コンバットでの駆け引きと、その強要、限定的な時期仕様など非常にテクニカルな能力と言えますね。
何にせよ、この[+1]が使いこなせるかどうかで彼女の評価は大きく上下するでしょう。


-3:土地でないパーマネント一つを対象とし、それを破壊する。

 彼女の目玉能力ですね。
疑似Vindicate。この能力のお陰で対コントロールでも非常に強力なPWに成り得る事が出来ます。
ギデオンの[-2]の能力にも似ていますが、[+1]でも生物を破壊できることを含めれば遥かに強力で、且つ範囲の広い能力です。
この能力もスペルでの対処をされる場合はアドバンテージを確保でき、最低でも2~ライフ以上になるもでしょう。
と言うよりも、相手の場に生物が居る場合は基本的には[-3]→生物or[+1]を使用する事になるので、他よりもアドバンテージを確保しやすい能力と言えます。

 Rockの様なグッドスタッフデッキで使用されるのなら、おそらく本家《名誉回復》《大渦の脈動》の枠に代わって使用されるのではないでしょうか?
土地は狙えないものの、その他2つの能力を有するためデッキの展開に幅を持たせる事が出来ます。
ですので、もし交代枠で使用するとしたら、そのような効果を求めていくという明確な意識が必要ですね。
その場合は《モックス・ダイアモンド》《金属モックス》、マナ生物のようなマナ加速が必須となってきますね。
個人的にはやっと出てきた《暗黒の儀式》を使う価値のあるPWである、と言う点も見逃せませんw(私のRitualRockをもう一度構築するための原動力たり得るでしょうかね?w)
 逆に、この能力だけが目当ての場合は、ただ単純に重いだけのカードに成り果てる可能性が出てくるため、採用は見送る方が無難でしょう。

 非常に強力な能力であるものの、やはりそのカギを握っているのは[+1]であると判断できますね。


-7:「このクリーチャーがプレイヤー一人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはこのゲームに敗北する。」を持つ黒の1/1暗殺者・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。

 このカードの奥義であり、どこぞの妹さん3名を召喚する技です。妹さん3名は使い捨てですがねw(なんという鬼畜な響きw)
PWによくあるoverKILL感漂う技でもなく、空気過ぎるほど弱くもない、比較的バランスのとれた能力に思えます。
勝ち確でもなく、且つそこそこ驚異であるという、Low期のPWの様な良調整な奥義ですね(特に3体と言う数が非常にいい調整がされていると思えます)。

 無限ライフデッキに対して明確な勝ち手段となるという点で美点であり、価値を認める事が出来ます。
冒頭で挙げた 「他のカードではできない事が出来る」数少ない優秀さを持っているともいえます。
 が、そのような特殊な状況下ではない限り、対処しやすい脆弱さも併せ持っています。
生物自体はか弱い1/1であるためコンバットではまず生き残る事は出来ず、トークンであるためバウンスにも弱く、部族・小型生物風潮であるため小型範囲除去が闊歩しているこの状況では非常に限られた場面でしか活かせないでしょう。
ただし、そういった状況でも全くの無力であるわけではありません。
《破滅的な行為》を含め、このカラーは元々除去の色。ブロッカーを退かす梅雨払いぐらい造作もない事です。
また、相手の除去にはハンデスで対処可能でもあります。
《野生語りのガラク》《遍歴の騎士、エルズペス》等でサポートを受ける事も考えられます。
単体では力不足なものの、他の簡単な援護・支援があれば十分なフィニッシュ力は保持できているわけですね。

 状況を選ぶ以上、安易に狙うのではなく、基本的にはその他2つで立ち回り、機を見定める能力と言えますね。
また、ギデオンと違いこれは明確な奥義(大マイナス)であるため、小マイナスを使うのに躊躇してしまう場面もありますね。
奥義であるため、たとえ無人の場であってもフィニッシャーをいつでも勤められるわけでもないという点も言えます。



 総じてみていくと、ガチムチファイターであるギデオンに比べ、、癖が強くなった魔法剣士(赤魔道士?)のような印象を受けますね。
一つ一つの効果は強力になったものの、使う場面が限定され、圧倒的な優勢でも、圧倒的な劣性でも使い難くなってしまっています。
が、だからと言って弱いわけではありません。
序文で告げた、BGという色をよく表しているPWであり、デッキの特性・長所をより伸ばすカードと言えます。
他の方も書れておりますが、PWと言う時点で対コンボには無力この上ないのでその点は全くデメリットにはなりません。
対ビート・コントロールの両方に強いというだけで十分でしょう。
 やはり、5マナと重い点は[-3]で書いた使用の心得は良く意識しておく必要がありますね。
また、自ら仕掛ける事に向いていない点も鑑みれば、中・低速コントロールにこそ、その居場所を求めていくべきでしょう。
具体的にはThe RockやBgコントロール、NicFit、DeedStillの様なデッキですね。
逆に幾らカラーがあっていてもDeadguyには間違ってもフィットはしないでしょう。
JUNKやTheGateにも構成にもよりますが向いているとは言い難いかもしれません。




 さて、こんな所でしょうか?
う~ん、久々のカード考察。中々楽しめましたw
が、調子に乗ってまた長文になってしまいました(懲りない奴め!)
読みにくかったら斜め読みしてくださいw

 今回はこれで終わりです。
最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この文章が、どこかの誰かのお役にたてれば幸いです。
 


時事)[英)安楽死退けられた男性 食事拒否し死亡 ]について思った事を長々と・・・

皆さん、こんばんは。
しもべです。

 
 今日は久々に時事です。
と言ってもここ最近の時事ではありません。
DN更新停止期間中のとあるニュースです。


 MTGの記事ではないため興味のない方はスルー推奨です。 
一方的な私の考えであり、理論破綻や不愉快な表現もあるかもしれませんので、よしなに。


点線内転載
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

[安楽死退けられた男性 食事拒否し死亡 ]

■英裁判所、全身まひ患者の「死ぬ権利」認めず - CNN(17日 10:20)

 脳卒中で首から下が麻痺した男性が「死ぬ権利」を求めていた裁判で、英高等法院は16日、男性の訴えを棄却する判決を言い渡した。

 原告のトニー・ニックリンソンさん(58)は7年前の2005年に脳卒中を起こし、動くことも話すこともできない「閉じ込め症候群」の状態になった。現在はまばたきでコンピューターや文字盤を操作して会話している。自ら命を絶つことさえできず、医師に安楽死させてもらう権利があると主張して訴えを起こした。

 高等法院の判決ではこの訴えについて、「非常に難しい倫理的、社会的、法的問題を投げかけるもの」としてニックリンソンさんの状況に同情を示しながらも、訴えを認めようとすれば、本人の意思による安楽死を禁じた法律を覆さなければならないと指摘し、「法改正についての判断は議会が行わなければならない」と判断した。

 やはり閉じ込め症候群に苦しんでいる別の男性の訴えについても同様に退けた。

 判決を聞いたニックリンソンさんは、妻のジェーンさんとともに涙を流し、上訴の意向を表明。コンピューターを通じて、「裁判官や政治家は、真の問題と向き合わずに済むのが一番幸せだと思っていて、この訴訟の担当裁判官も例外ではない」「自分の人生をコントロールできるのが自分なのか国家なのかについて結論が出るまでの間、私はまた身体的不快と惨めさと精神的苦痛の中で過ごさなければならない」とコメントした。

 娘たちは同日、父の「尊厳死の権利」を支持してほしいと短文投稿サイトのツイッターで呼び掛け、わずか数時間で2200人を超す署名が集まった。


■安楽死退けられた男性 食事拒否し死亡 - NHK(23日 9:39)

 イギリスで、全身がまひ状態となり安楽死を望みながら裁判所に訴えを退けられた男性が、みずから食事を拒否するようになって死亡し、安楽死の是非を巡る議論が高まっています。

 死亡したのは、脳卒中でほぼ全身がまひ状態になっていたイギリス人のトニー・ニックリンソンさん(58)です。ニックリンソンさんは、全身が麻痺したことで憲法に定められた「尊厳や自主性」が保たれなくなったとして、イギリスの法律では認められていない、医師による安楽死を認めるよう訴えを起こしましたが、先週、ロンドンにある高等法院が訴えを退けていました。

 ニックリンソンさんの弁護士によりますと、ニックリンソンさんは、訴えが退けられたあと、みずから食事を拒否するようになって衰弱し、22日に肺炎が悪化して死亡したということです。この問題を巡っては、イギリスの医療団体が「医師が患者の命を絶つのは倫理的に問題だ」として裁判所の判断を支持する一方、有力な新聞などは「患者の苦しみを終わらせるために法律を改正すべきだ」とする論評を掲載するなど、安楽死の是非を巡る議論が高まっています。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


 もう、時間が空いてしまって関心の薄れてきた話題ではあります。
が、DNを休んでいる期間に最も衝撃を受けた事件であり、個人的には記事にせずにはいられませんでした。


 国内ではNHKぐらいでしか取り上げられず、扱いが非常に小さい事件ではあります。
が、これほど考えさせられるニュースもなかなか無いと思います。

 ニックリンソン氏は脳卒中から発症した身体麻痺が悪化し、「閉じ込め症候群」の状態になりました。
この事から、「尊厳死」を認めてほしいという訴えを英国高等法院に対して行いました。
が、判決は棄却。
結果、ニックリンソン氏が選択したのは、食事摂取拒否による「餓死」 です。
最後はその食事拒否により、体調を損ない、肺炎が悪化して死亡されました。
直接の死因は異なりますが、彼が「餓死」という選択肢を選んだ事実は変わりません。

 壮絶で、悲壮です。
絶望に溢れた決意です。
彼は麻痺した体では、「人間」として生きる事が出来ず、彼にとって「人間」としての最後に残された行動が食事摂取の拒否だったのかもしれません。
望んで死ぬことを選ぶ人間はそうそういる者ではありません。
出来る事なら「生きていたい」と思う人が大半ではないかと思います。
しかし、そうする事でしか、彼には「人間としての尊厳」を守る方法が無かったのかもしれません。
判決文を聞いていた時の、彼の泣き顔は忘れられません。
それは、自分で涙を拭う事も出来ず、目元を隠す事さえも出来ず、ただただ泣いている人でした・・・。


 命は軽んじられていいものではありません。
浅薄な判断で「尊厳死」「安楽死」が認められていいものではないのも判ります。
しかし、それでも認めてもよかったのではないか・・・?という思いがあります。

 国際人権規約第6条1項には以下の様にあります。
「人は全て、生まれながらにして生きる権利を有する。この権利は法によって守られるべきである。誰もこの権利をみだりに奪ってはならない」

この先、治る見込みもなく、悪化するしかない症状。
それも動くどころか話す事さえ出来ず、瞬きでしか意志を表せないほどの深刻な状態。
いずれ意思表示さえも出来なくなるかもしれない。
「人間」ではなく「物」になってしまう前に・・・
「人間として死ぬ事」で「人間として生きたかった」のではないでしょうか?
この判決は彼の人間としての「生まれながらにして生きる権利」を損なわせてしまったように感じます。
「死に方を選ぶ権利」とは「生きる権利」に他ならないのではないのか?そう思います。
(この文章中の表現を、不快に思われる方もおられるかもしれません。
特に、
「人間」ではなく「物」に・・・
の下りで不愉快になる方もおられるかもしれません。
が、これは飽くまで、私の故ニックリンソン氏個人に対する、彼の心情を考えたものであり、類似の障害を持つ方への誹謗中傷の意図は全く無いという事は表記させていただきます。
しかし、その上で、この文章が腹に据えかねるという場合は、すぐにこの文を削除させていただきます。)

 更に、それらの思想的・感情的な物は横に置いておくにしても、
この判決には決定的・根源的な問題があります。
それは結果として故ニックリンソン氏が自らの意志で「死」を選ぶことを防げていない事です。
訴えを棄却したからと言って何の解決にもなっていません。
彼がより苦難な選択をしただけです。
もっと言えば、彼はその方法をとる必要さえありませんでした。
助けを借りて、「尊厳死」が認められているスイスのような場所に「自殺旅行」を敢行するだけでよかった。
結論としては、この判決は、彼個人の問題は棚上げした上で、国の方針を表明しただけ。
裁判と言う場を情報伝達ツールにしただけなのです。
正直、この余りに筋違いで他人事な判決には怒りを禁じ得ませんでした。


 私個人は、自身の尊厳死を認めてほしいと考えています。
寝たきりになったら、一人で風呂に入る事も出来ず、下の世話も満足にできなくなったら・・・。
とても生きていたいとは思えません。
もちろんそれは若い今時分の考えであり、年老いてからは、体を損なったら、その考えが変遷する可能性もあります。
しかしそれでも・・・。
 この思いは父方の祖父の死を経験して尚更強まりました。
祖父は非常に壮健な方で、80代でも日曜大工をこなし、日課の喫茶店通いも毎朝こなしていました。
杖をつくこともせず、電化製品の新作が出ては大型家電量販店に足を運んでいました。
そんな祖父がある時、道端で転び骨折をしてしまい、みるみる弱まっていきました。
次第に寝たきりになり、最後は自分の意志さえ表せなくなりました。
骨と皮だけの存在になってしまいました。
そんな2年弱を過ごして祖父は逝きました。
 祖父は最後の2年が幸せだったのでしょうか?
私にはとてもそうは思えませんでした。
しかし、本人に聞く術も無い以上「生かすことに最善を尽くすのが家族の務め」と父は云い、延命を行ってもらっていました。
でも、少なくとも、そうまでして生きていたくない。
そう、思いました。
(「延命行為が老人虐待なのではないのか?」と言う程、過激な考えを持っているわけではありませんが、過剰な延命行為はやはり望ましくないと思います。
今の医療の在り方事態に疑問も持っています。
DNリンクをさせてもらっているNackeyさんの言葉を借りれば「日本には野たれ死ぬ権利さえない」そうです。)
 祖父の遺志は判りませんが、故ニックリンソン氏は自分でその意思表明をしているのだからこそ認めてあげてほしかったと考えています。

 
 対して、「尊厳死」「安楽死」を軽々しく認めるべきではない理由として
倫理問題以上に、軽はずみな自殺志願者を増やしてしまうというリスクを多分に含んでいるという物があります。
状況が改善する見込みがありながらも、生きる事を早々に諦めてしまう人が増加する。
それを多くの国家では恐れているのでしょう。
そしてその様な事情を組んだうえでの幾ら厳密な優れたルール作りがなされても、
今度はその基準の当落線上で問題が頻発する事は目に見えています。
所詮他人の痛みを完ぺきに理解する事など出来ません。
「尊厳死」が認められるなら認められるで、認められないならそのように、永遠に問題は消える事は無いでしょう。
摩擦は消える事は無いでしょう。
しかしだからこそ、この問題には真摯に取り組んでいってほしいと願うばかりです。



 最後に、日本における「尊厳死」「安楽死」の要件を転載しておきます。
NEWSポストセブン|覚えておきたい「尊厳死の3要件」「安楽死の4要件」

未曾有の高齢化社会の到来を前に、人間が人間としての尊厳を保ちながら死ぬ「尊厳死」、患者の求めに応じ、医師などが積極的あるいは消極的手段によって死に至らしめる「安楽死」に注目が集まっている。尊厳死と安楽死を満たす要件は以下の通りだ。

●「治療行為の中止(=尊厳死)」の3要件

【1】患者が治癒不可能な病気に冒され、回復の見込みがなく、死が避けられない末期状態にある。
【2】治癒行為の中止を求める患者の意思表示か、家族による患者の意思の推定がある。
【3】「自然の死」を迎えさせる目的に沿った決定である。


●「安楽死」の4要件

【1】患者が耐え難い肉体的苦痛に苦しんでいる。
【2】死が避けられず、死期が迫っている。
【3】肉体的苦痛を除去・緩和するために方法を尽くし、ほかに代替手段がない。
【4】生命の短縮を承諾する患者の明示の意思表示がある。

(「安楽死」「尊厳死」ともに1995年3月の東海大安楽死事件・横浜地裁判決による)

※週刊ポスト2010年12月17日号

今は新しい物が出ているんでしたっけ?




 今回はここまで、です。
休んでいた期間中に記事にしたいニュースは色々あったんですが、長すぎて1回にまとめるのは出来ませんでした。
特に、出生前診断のアレについては後に取り上げたいと考えています。
でも、いつになる事やら。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
皆さんはこの問題についてどう思われますか?
取るに足らない、と見なすことも簡単です。
が、この文章が皆さんの考えるきっかけになって頂ければ幸いです。



------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 気が付いたら40000HiTを達成しておりました。
4・・・・4万・・・。
まさかこんな日が来るとは・・・。
しかも7月末から1か月以上更新しておらず、放置するしかなかった間も細々と伸ばしていたようです。

それもこれも皆さんのお陰です。
ありがとうございました。
これからも頑張っていく所存ですので、改めてよろしくお願いします。

非MTG) 皆さんはゲーマーですか?私はゲーマーです。皆さんはゲームミュージックに拘りがありますか?私はあります。
非MTG) 皆さんはゲーマーですか?私はゲーマーです。皆さんはゲームミュージックに拘りがありますか?私はあります。
非MTG) 皆さんはゲーマーですか?私はゲーマーです。皆さんはゲームミュージックに拘りがありますか?私はあります。
皆さん、こんばんは。しもべです。

 今日(正確に言えば昨日ですが…)は、以前DNに挙げたとおりにRTRの既発カードについて記事を纏めようと思っていたのですが・・・

・・・他事やってたら時間無くなっちゃいました(ゝω・)

 という事で、依然にしたためていた非常にどうでもいい記事を上げようかと思います。

ゆる☆して(ゝω・)

文字通り、非MTG記事です。
その上、相変わらず長文なので流し読み推奨w



 皆さんの中の相応の方はゲームをプレイしたことがあると思います。
例えば「ドラゴンクエスト」シリーズ。
例えば「ファイナルファンタジー」シリーズ
例えば「ポケットモンスター」シリーズ
例えば「ぷよぷよ」シリーズ
例えば「ストリートファイター」シリーズ
etc
何かしらのゲームを手に取ったことがある方が大勢だと思います。
私もそうです。
というか・・・ド級ゲーマーです。
(※廃ゲーマーではありません。)

 小学生のころから色々なゲームをプレイしてきました。
そんなゲーマーな私ですが、ゲームを評価する時の一つの項目にゲームミュージック枠があり、これが結構重いウェイトを占めています。
思い返せば、昔から「これには嵌ったわ」というゲームには何かしら好きなBGMがある事が大半でした。
そんなゲームミュージックへの拘りは近年さらに増加し、ここ最近の面白かったゲームには何がしか良曲が高確率で入っていたりします。
今では、結構ゲームのサントラCDを買います。

 そんな事を考えていたら「今までに気に入った曲はどんな曲があったかなぁ~?」と、ふとした拍子に気になりました。
そんなこんなで、良曲のある気に入ったゲームなんかをつらつらと並べていこうと思います。
因みに挿入歌・OP・EDにBGMも含めてです。
ある意味、私のゲーマー史を振り返ることにもなりましたw
中にはプレイしていない物まで入っていますが・・・。


Arc the lad
・Arc the ladのテーマ
   (Arc the lad I/II:主題曲)
 初めて聞いたのは小学校低学年?の時で、その壮大で勇壮な音楽に聞き惚れたものです。
各キャラクターの魅力もさることながら、ガンガン喋るゲームで、スーファミ全盛期の当時としては最もVoiceパターンが多いRPGだったと思います。
意味不明なほどやりこみ要素があり、今もやりこんでいる方がちらほら居られるほど。
今でも最も好きなゲームの一つで、偶にやりますw
BattleBGMも結構評価が高いです。
「からだが熱い」「一撃だぜ!」「いつもどおりにいくぞっ」「勝ちは勝ちだ」「死んで償え!」など記憶に刻まれた名言が多いです。


Final Fantasy Tactics
・Bland Logo~Title back (主題曲)
・主人公のテーマ    (BGM)
・チュートリアル    (BGM)
 その他BattleBGMも含めスクウェア最盛期を表す秀逸な曲揃いです。
ゲーム全体のBGM評価が個人的には最高レベルです。
ゲーム自体もとても好きです。
途中までは比較的難易度の高いゲームバランスと重厚なお話に大嵌りでした。
各キャラのセリフ回しやチュートリアルの説明などにもセンスが感じられる作品。
こんな素晴らしいゲームの原案がまさか「森のクマ」さんのお話だったとは・・・
「BGMききたい」


Saga FrontierII
・Praludium      (BGM)
・Feldschlachtシリーズ(BattleBGM)
・Besessenheit    (BattleBGM)
・Romanシリーズ    (BGM)
・Erflog       (BGM)

 FFTと並んでゲーム全体でのBGM評価が非常に高い作品です。
当然物語も好き。
歴史の教科書で一時代の歴史をなぞっていくかの如き淡泊な描写に反した、キャラクターやストーリーの魅力の高さ。
そのギャップがニクイ作品です。
でもその淡泊さが、肌に合わない人も多く、愚作扱いされることも多い不遇な作品です。
Erflogはこの作品中最もジ~ンとくるあのシーンの曲。


Mother2
・Because I Love You (BGM) 
・Pollyanna     (BGM)
・土星さんのテーマ (BGM)
・CMのアレ     (BGM)
・8メロディー   (挿入曲)

 「古き良き」という言葉をゲーム界で最も最初に体現したゲーム。
綺麗なムービーも無ければ、粗いばかりのポリゴンに当然ながらノーボイス。
特段熱いわけでもないストーリーに、目新しくもない戦闘。
欠点を挙げればきりがない、そんな作品。
 でも「Love」があった。それだけで全てを超越した作品。
作品にある「温かさ」「懐かしさ」「穏やかさ」「微笑ましさ」「もの悲しさ」そして「愛」
ある意味、これを超える作品はもう生まれないであろうとさえ思わせました。
「>祈る」

 余談ですが、人気キャラクター「土星さん」もこのMotherシリーズが原点。
聖剣伝説LoMの「アナグマ」「サボテンくん」張りにカワイイマスコットキャラです。
「ぼえ~ん」


Kingdom Hearts
・光         (主題歌・挿入歌・EDテーマ)

 宇多田さんの歌唱力と楽曲の良さが素晴らしい作品です。
歌詞や曲の中身はそれほど本編にマッチしているわけでもないにも関わらず、不動のテーマソングであるところが凄いです。
思い出深いですね。
 余談ですが派生作品Chain of memorysでの
自分の記憶が薄れていき、自身に懐疑的になっていたソラに向かってのプーさんの名言
「ソラがプーを忘れても、プーがソラを忘れない。そうすれば大丈夫だよ(^^)」
には感動してしまった・・・。
まさか、幼稚園のころから見ていたあのプーさんがこんなにカッコイイなんて・・・。
この作品も、シリーズが増えすぎてわけわかんない事になっていますが、心に残る名言が多いですよね。
他には「記憶したか?」なんてのも好きです。


Talesシリーズ
・夢は終わらない   (ToF主題歌)

 よ~みさんが歌う、これぞRPGのテーマソング!と言える曲ですね。
楽曲自体も素晴らしいですが、OPアニメとのマッチ具合も相まって、個人的にはTalesシリーズ最高のOPであると思っています。
「この世に悪があるとすれば・・・それは人の心だ。」


・夢であるように   (ToD主題歌)
 
 Deenの存在を初めて知ったとともに、「ゲームのOPで主題歌がある!?」という衝撃を与えてくれた作品ですね。
曲自体もいい。
イレーヌさんとマリーさんがお気に入り。リメイク版は合わなかった・・・。
「川´_ゝ`)なに、気にすることはない」


・カルマ       (ToA主題歌)

 Bump of chickenが歌うこの曲は、ゲーム用描き下ろしだけあってテーマソングとしての出来はTales随一ですね。
その深淵な歌詞が素晴らしいです。ストーリー自体も大好きです。
でもOPの出来は個人的にはTalesシリーズ最低レベルであると思っています(´・ω・`)
 話はそれますが、アニメ版EDテーマの「冒険彗星」も素晴らしい作品ですね。
「ホント、《今》が一番幸せなんじゃない、って・・・思えればいいのにな・・・。」
「死を予感して、俺は生きたいと思った。・・・ただそれだけでよかったんだ!」


・Starry Heavens    (ToS主題歌)
・そして僕にできるコト (ToSp主題歌)
・二人三脚       (ToS KoR主題歌)

 シンフォニアシリーズ各種主題歌です。
Day after tommorow/misonoさんが歌うテーマソングはどれもゲームに良くマッチしており個人的に押しです。特に「二人三脚」はOPの出来も非常にいいと思っています。
何故こんな良い曲歌えるのにあんなキャラなのか・・・


・バトルアーティスト (ToL BattleBGM)

 Talesシリーズはこれと言ってBGMで気に入っている物が無いのですが、と言うよりゲーム内ミュージック自体にそれほど惹かれた事は無いのですが、ToLは別格。
その中でも通常戦闘曲に用いられたこれは非常に格好良く秀逸な出来です。


スパロボシリーズ
・鋼の救世主      (SRWα外伝主題歌)
・Skill        (SRWαII主題歌)
・ICE MAN       (SRW OG BattleBGM)
・WOMAN THE COOL SRY (SRW OG BattleBGM)
・ダークプリズン   (SRW OG BattleBGM)
・白銀の堕天使    (SRW OG BattleBGM)
・我ニ敵ナシ     (SRW OG BattleBGM)
・ACE ATTKER     (SRW OG BattleBGM)
・ASH TO ASH     (SRW OG BattleBGM)
・悪を断つ剣     (SRW OG BattleBGM)
・Trombe!       (SRW OG BattleBGM)
・Fate        (SRW J BattleBGM)

 ロボオタである私は当然スパロボもやりこんでいますし、JamProject大好き。
特に「鋼の救世主」はスパロボシリーズ初のボーカルOPテーマですし、水木一郎兄貴が参戦している事から、お気に入りですね。
「ゼーーーーーーット!!!!!!!!( `Д´)/」


Another century episode
・深紅        (主題歌)

 最初に知ったのはSRWα3のMADオリジナルVideoをYoutubeで見たとき。
つまり、作品自体はプレイしていません。
でも良い。
マブラヴにも合いそうですよね。


マブラブ オルタネイティブ
・明日への咆哮    (主題歌)

 近年最高のロボオタ厨作品。
アーマード・コアとは逆路線を行った2次元ロボ物の最高峰だと思っています。
その主題歌に相応しいATUI楽曲です。
地球温暖化の一因を担うとされているJamProjectの真価がここにあります。

 本論とは関係ありませんが、声優若本則夫さんの演じた最高のキャラはセル一択だったんですが、この作品のラダビノッド司令官はそれを越すほどのカッコイイ演説をしてくれます。
先ほど見直してきて、やっぱり惚れた・・・。

 今冬発売予定のPS3版はまた別の楽曲が充てられるそうです。
そちらもなかなかマッチしていて良い曲でしたが、これと比較すると霞んでしまうのが可哀想です。

 オルタはR-18だが、エロゲーじゃなくてグロゲー(`・ω・´)キリッ
心を削られても大丈夫な方のみ、プレイ推奨。
「あいとゆうきのおとぎばなし」


Breath of Fireシリーズ
・街         (BoFIII CMソング)

 Sophia提供の素晴らしい曲。Sophiaの中でも1,2を争う名曲ですね。
当時のCMを見た時の感動は忘れられません。思わずCM買いをするところでした(小学生の懐事情は厳しい)。
最近知ったんですが、「街」は劇中では流れないそうです。Why??

・Castle・imitation (BoFVdq 主題歌・EDテーマ)

 初めてゲームで、それもEDで泣いてしまうんじゃないか・・・と思った作品。
鬱屈した世界観に、鬱展開の連続。それを超えた先にある感動に触れた瞬間でした。
忘れられませんね・・・。
こんな素晴らしい楽曲を提供してくれた鬼塚さんには感謝の一念です。
「リュゥゥゥゥゥゥゥゥゥウ!!!!」


サクラ大戦
・「檄!帝国華撃団」 (サクラ大戦主題歌)

 このゲームはプレイした事は無いんですが、それでも非常にインパクトを受けた作品です。
正にサクラ大戦を代表する曲であると思います。
最近Youtubeで聞いたFull(+コーラス)verは凄かったですねw


ヴィーナス&ブレイブス
・Waitz for Ariah  (主題曲)

 全ゲーム中でも1,2を争うPVの出来をしていると思っているV&Bのテーマです。
その完成度の高さに初めて見たときは心が震えました。
何故このゲームのサントラは発売されないのか(´・ω・`)?
「100年間、戦い続けなさい・・・。」


MOON
・KERA MA GO     (挿入歌・EDテーマ)

 「愛」をテーマにした、異色のRPG。
「恋愛」「親愛」「友愛」「隣人愛」など様々な愛に溢れた名作です。
今は無きラブデリック渾身の作品。Motherと共に後世に残したい偉大な作品です。
PSアーカイブスに置いてほしいです。
この「KERA MA GO」はその中のとあるキャラクターが劇中で歌ってくれる曲。「ディキリィキリキリン~♪」
「愛は見つかりましたか?」


FinalFantasy X
・素敵だね      (主題歌・挿入歌・EDテーマ)

 (主題歌・挿入歌・EDテーマ)が表す通り、FFXを体現している作品です。
単体で聞いても良い曲ですが、ゲームとのマッチ具合が凄いです。
特に「聖なる泉」のシーンは思い出深いです。
ついでにCMでエアキスしている男の子の事も妙に覚えていますww
 回顧FF主義者以外には概ね評価の高い、最後(?)のFF作品です。
HDリメイク版が現在開発中との事なので、ぜひ10代の方にもプレイしてみてほしいですね。
「これは、お前の物語だ・・・。」
    
 ただ、本編が回顧主義者から叩かれたり、盗作騒ぎ(被害者側ですが)に巻き込まれたりと、不遇な楽曲でもありますね。


FinalFantasy VII CrisisCore
・Why      (EDテーマ)

 特別評価が高い作品でもありませんが、単純に綾香さんの歌唱力が抜群でしたw


StarOceanIII
・飛び方を忘れた小さな鳥 (主題歌・EDテーマ)

 MISIAさん提供のSOシリーズ初のボーカルテーマソング。
発売前は全く期待していなかったんですが、楽曲自体の良さが光りました。
「フラッシュチャリオット!!」


戦場のヴァルキュリア3
・もしも君が願うのなら (主題歌・OP/EDテーマ)

 May’sさんが歌うテーマソング。
ゲーム自体に非常にマッチした曲であり、May’sさんの良さが前面に出ています。
ゲーム自体も非常に面白かったですね。
 戦ヴァルシリーズは戦闘は面白く、ストーリーは微妙、というのが個人的な評価だったんですが、この作品はストーリーもいいです。
各キャラクターも立ってるし、そこそこ難易度もあって楽しめた作品です。
劇中で随所に入るアニメーションムービーが非常に美麗であったのも印象的でした。
近年でRPG5指に入ると思った良作です。
因みにこの作品のPVの出来も素晴らしく、特に「ネームレス隊員紹介」はV&BのPVに比肩しうるほどです。
「俺はず~と、青臭いデブのまんまさ」


英雄伝説シリーズ
空の軌跡
・琥珀の愛      (劇中歌・・・?)
・星の在り処     (FCの主題歌)
・銀の意志      (専用BattleBGM)
・銀の意志、金の翼  (SCの主題歌)

 楽曲の良さに定評のあるFalcom英雄伝説シリーズです。
また、特に綺麗なグラもムービーもありませんが、RPGにおいてストーリーの大切さを教えてくれる素晴らしい作品。
イベント「再会」の感動は忘れられない。そのテーマである「星の在り処」は存在感抜群です。でもそれ以上に、某ワーストキスはドラッグオンドラグーン以来の衝撃を受けましたね。
また、この曲の存在のお陰で、SCの主題歌たる「銀の意志、金の翼」の存在感が薄れてしまうのが悩みどころですね。
BattleBGM「銀の意志」も非常に素晴らしい熱い曲。BGMにするのが勿体無い裏のテーマソングです。
そしてファンには御馴染みの「琥珀の愛」。
楽曲のもの悲しさと、それが流れる状況とのミスマッチ具合がとても印象的ですねw
「フッ。判ってくれたようだね。・・・つまりラブ&ピースという事さ(`・ω・´)キリッ」

零の軌跡
・Get Over The Barrier!-Roaring ver  (BattleBGM)
・Invitable Struggle        (BattleBGM)
・いつかきっと     (BGM)
・響きあう心      (BGM)

 Falcomの近年のの作品の中では最高の評価を受ける作品。人気は空の軌跡に比肩するほどです。
個人的にも4周しましたw
PSVitaでリメイク版が10月に発売されるそうなので、未プレイの方には是非ともプレイしていただきたいですね。
もちろん私は買いますよww
別名「攻略王ロイドの軌跡」


Personaシリーズ
Persona3
・Soul Phrase     (P3P 主題歌)
・Want To Be Close   (BGM)
・Mass Destruction    (BattleBGM)
・Burn My Dread-Last Battle- (LastBattleBGM)
・キミの記憶      (EDテーマ)

 近年最高のゲームミュージックを提供してた作品だと個人的には思っています。
特に劇中BGMにボーカルソングが当たり前の様にあるのがIMPACT大でしたね。
「Soul Phrase」はオリジナル版OPソング「Burn My Dread」の人気で割を食っていますが、私はこちらの方がお気に入りです。
そして何と言っても「キミの記憶」!!!!
衝撃的なエンディングと、その直後のタイミングに流れるこの曲の攻撃力と言ったら・・・。
大学の帰りに電車内でEDを迎えて、この曲で泣いてしまいました(´;ω;`)
もう一度言いますが、電車の中でゲームしてて泣いてしまいましたww
今思い返すと、超恥ずかしい黒歴史ですww
でもそれぐらい心を動かされた名曲です。数ある名ED曲の中でも堂々の1位と言えるほどの絶曲であると思っています。
「メギドラオンでございます。」

Persona4
・Reach Out To The Truth ver.Full  (BattleBGM)
・Your Affection         (BGM)
・Time To Make History     (P4G BattleBGM)

 P3程ではありませんがこちらも良曲揃いです。
特にParsonaLiveで歌われた「Reach Out To The Truth Full」は素晴らしいの一言。
Youtubeやニコ動で提供されているオリジナル和訳PV動画の出来の良さも相まってただただ、イイ!!!
ゲーム自体も非常に面白かったです。メインストーリーはP3の方が好きですが、キャラクターの魅力ではこちらが上。
「カワイイは正義、菜々子ちゃんマジ天使」は皆の絶対解。
「愛にギモンをかんじたら、魔法の力で速効解決(`・ω・´)(キラーン!!)」



 とまぁ、こんな感じですw
改めて見ると如何に自分がゲーマー人生を歩んできたかがよく判りますねw
おかしいな?これでも私は体育会系なんですが・・・。


 皆さんは、思い出深いゲームミュージックがおありですか?
普段何気なく聞き流していても良曲というのは意外に多いものです。
そしてそんな曲が良ゲーを作っている一端でもあります。
もう少し、意識をBGMに向けるだけでもっと楽しくゲームが出来るかもしれませんよ?


レガシー) 今週のSCGの結果・・・Uばっかりだねww もう、どうにでもな~れ~(ノω・、)
レガシー) 今週のSCGの結果・・・Uばっかりだねww もう、どうにでもな~れ~(ノω・、)
レガシー) 今週のSCGの結果・・・Uばっかりだねww もう、どうにでもな~れ~(ノω・、)
皆さん、こんばんは。しもべです。

 今年最大勢力の台風16号は何とか小規模な被害で済んでいますね。
こう言っては亡くなった方や怪我をされた方に失礼かもしれませんが、この程度の被害で済んで安心しています。
あと数日で熱帯低気圧になるそうなので、後は時間が過ぎるのを待つのみですね。


 さて、今日はSCG LoSでしたね。
久々に見ていこうと思います。
(復活したよ!!)

まずは結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/120916_losangeles.html

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2012-09-16&end_date=2012-09-16&event_ID=20

 優勝はMichael Hetrick氏のUWミラクルコントロールです。

順位は上から
Top8で
・UWミラクルコン
・RUG Delver
・Merfolk
・SlighBurn
・UWミラクルコン
・RUG Delver
・Maverick
・Goblins
Top16で
・UWミラクルコン
・Hive Mind
・Maverick
・Dredge
・Maverick
・RUG Delver
・RUG Delver
・BUG コントロール
です。


 (ノ`Д´)ノ彡┻━┻ イイカゲンニシロー!!

何なんでしょうかね、この青い分布は・・・。
Top8で5/8、Top16で10/16が青いデッキです。
金色夜叉ー!!(コンチクショー!!と言っております)

 その煽りを受けたのか、コンボ組が息をしていません。
特にSnTってTier1だよね?そう聞いたんですが?と言いたくなります。
まぁ、SnTが少ないのは個人的には嬉しいんですが・・・。

という訳でここからは気になったデッキを個別に見ていきます。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49455
 まずは1位のMichael Hetrick氏のUWミラクルコンです。

タイプとしては《ヴィダルケンの枷》搭載型。ついでにサイドからのtR構成です。
特に部族やDelverに対して有効なカードで、デッキの不安要素の改善が狙えますね。
UWコンはヘビーコントロールのくせに土地が21~22と、コントロールの割に少ないのが個人的にはあまり好ましくなかったんですが、Michel氏はきっちり23枚積んでいます。
この枚数ならしっかり回るでしょうから安心ですね。
特に《渦まく知識》《師範の占い独楽》《精神を刻む者、ジェイス》の影響か、(2色のくせに)他コントロールデッキよりもフェッチが多めに搭載されやすいのがこのデッキの特徴ですので、余計にこのくらいは欲しいと考えてしまいますね。
また、《不毛の大地》《雲の宮殿、朧宮》の様な特殊枠は無しのオーソドックス型ですね。《土地税》なんてなかったんや・・・(´・ω・`)

 私がDN中断中に不文律に成ってしまったのか、メイン・サイド合わせて
《終末》4
《相殺》4
《師範の占い独楽》4
のデッキが圧倒的ですね。
対部族戦・対コンボ戦をしっかり熟せる構成が主流になったという事でしょうか?

メインの《忘却の輪》、サイドの赤ブラスト2種計4枚でSnT系もばっちり熟せますね。
墓地対策が《トーモッドの墓所》1枚のみな点は少々行き過ぎな気もしますが・・・今のメタはこんなものなんでしょうか?

 9位Daniel Batterman氏の《斑岩の節》も面白い選択ですね。

 しかし、元々Tier1~1,5レベルの勢力だったのが、9月になって急激に勢力を伸ばしているようです。
RtRからは《拘留の宝球》《至高の評決》に加え、《スフィンクスの啓示》《サイクロンの裂け目》等も追加され更に強化されそうです。
Rock使いとしては、最も苦手なこのデッキが強化されるのも、ヴァリエーションが増えるのも勘弁してほしいんですが・・・

 もうどうにでもな~れ
   *``・*。
   |   `*。
  ,。∩    *
 + (・ω・`)*+゚
 `*。 ヽ つ*゚*
  `・+。*・`゚⊃ +゚
  ☆ ∪~ 。*゚
  `・+。*・ ゚



 環境最大勢力にして環境を映す鏡であるRUG Delverは今回も最大数です。
しかし休んでいる間に少々その構成に変化があったようです。

 一番目立つのは《火+氷》が戻ってきた事でしょうか?
以前はカナスレ系テンポデッキの代名詞だったこのカードは一時2マナでも重いと、敬遠気味でしたが再び日の目を見ているようです。
序盤限定TimeWalkやタルモ・マングースの道抉じ開け係の他に、SnTの2マナランドに効果的な事がその一因と言えるんでしょうかね?
使ったことないので詳細は判らないのですが・・・。
また、《もみ消し》も再び4積が増えてきました。
加えて《呪文嵌め》がかなり減少している点も気になります。

 他にはTop8の両名が《渋面の溶岩使い》《乱暴+転落》を採用していたこと。
そして《古の遺恨》の総数の減少が気になりました。
上はまぁ、部族・Maverickの事を気にしているのでしょう。特に《乱暴+転落》はデッキとの相性が非常にいい素敵カードですね。
知らない間にこんなものが発掘されていたとは・・・。
下は・・・SfMって今少ないんですかね?よ~判らん。

 RtR参入でRUGがどう変化していくか、楽しみですね。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49446
 4位Patrick Sullivan氏のSlighBrunです。

 Burn系の上位入賞は久々の様ですね。
しかし、Slgh型と言っても《苛立たしい小悪魔》も《ケルドの匪賊》も入っていないので準FullBurnですね。

《硫黄の渦》3枚が目を引きます。
前々から使用されていたカードですが、3枚も投入されているのは珍しいですね。
3マナという事もネックですが、それ以前にUpKeepまで効果を待たなければいけないのが少々悠長ですね。
まぁ、各プレイヤーのUpKeepですので、いう程の物でもないのかもしれませんが・・・。

 《轟く怒り》は今はもう使用されないんですかね?
風と共に去りぬ?

 サイドボードが実に漢らしい仕様ですね。

 最近はリアルMTG出来ていないので判らないのですが、愛知は今もBurn天国なんですかね・・・(´;ω;`)?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49450
 7位、Ross Merriam氏のMaverickですね。

 複数ある種類の内の《獣相のシャーマン》型です。
U環境なので《スクリブのレインジャー》には大暴れしてほしい所です。
面白いのはシャーマンの存在のお陰で、《石鍛冶の神秘家》が1枚挿しされている事ですね。
普通、SfM型かNoSfM型に分けるところですが、このデッキはtSfMになっています。
所詮tSfMなので《殴打頭蓋》を入れないのは理解できるのですが、折角なので剣シリーズぐらい何かとってもいい気もします。
 また、HateBearにアクセスしやすいのでこのタイプの方が現環境には合っていますね。

 個人的にメイン以上にサイドの構成が好みです。
同系相手に流行った《静寂の守り手、リンヴァ-ラ》2枚。
コントロール用決戦兵器《ハルマゲドン》2枚に、《最後のトロールスラーン》《遍歴の騎士、エルズペス》
がスパイシーです。

 こちらもRtRの参入で、《裁判官の使い魔》や《ドライアイドの闘士》等をデッキにどう取り込んでいくか注目ですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49466
 8位、Erik Brown氏のmR Goblinsです。

ゴブリンの事はよく知りませんが・・・
《巣穴の煽動者》が4積だと・・・Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
しかも《モグの戦争司令官》が0だと・・・Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ

WHY??
教えて、解かる人!!

モグの方はクレンコ親分が居るからでしょうかね?

ついでに《虚空の杯》型はいないのかしら・・・?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49447
 10位、Ben Swartz氏のHiveMindです。

 よくあるSnTとのハイブリッド型。
気になる事はただ一つ。
サイドの《ヴェンディリオン三人衆》3枚は何のための登用なんでしょうか?
デッキコンセプトから乖離していませんかね?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49452
 17位、Jeff Liu氏のFour Horsemenなるデッキ。

 今回唯一のRouge枠。
DeckTechにもなっています↓
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_four_horsemen_with_j.html

 古のマナ加速器《Basalt Monolith》+《催眠の宝珠》で一気にデッキを掘り進んで《ナルコメーバ》+《戦慄の復活》→《引き裂かれし永劫、エムラクール》をプレイする。
又はモノリスから直接エムラ召喚!!を決める独創的なデッキですね。
他にも《ナルコメーバ》+《爆破基地》→エムラ+宝球で山札回復→ループと言う勝ち手段もあります。
追記→)《覇者シャルム》+《爆破基地》で無限ダメージも明確な勝ち手段。(書くの忘れてたwバヤシさんのとこ見てて書いてないの思い出したよ!!)

 掘削準備に手間はかかるものの、複数の勝ち手段がある独創的なデッキですね。
特にモノリスを加速手段でない方法でコンボパーツに昇華している点が素晴らしいです。
根幹はナルコですが、ナルコが無くてもエムラ召喚が可能なので強引に勝負を決めれる点が魅力。

 また、サイドはアグレッシブサイドボードを2種類採用しており、
1、《絵描きの召使い》+《丸砥石》→ペインター・グラインドストーン
2、《実物提示教育》+ファッテイの増量→SnT
へと変化できます。
計3種類のデッキに変化できるというのも大きなアドバンテージ。
TeamAmericaの様なコンボ全般に強いデッキでない限り、初見で破るにはかなりの難易度ではないでしょうか?

 ただ、DechTechの話になりますが、特に意味のない(と捕られかねない)グルグル行為は遅延行為に捕られかねないので注意してください。
コミュニケ-ションと思いやりが大事なMTG。

 

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49454
 34位、Gregory Hatch氏のUB Delverです。

 以前紹介された《死の影》型テンポデッキ。
非常に好きなコンセプトではありますが、個人的にはもう少し除去カードを増やしたいところ。
能動的にライフを減らす事が出来るので、コンバットには滅法強い影ですが、延々とブロックされては堪らないので壁を抉じ開ける手段は多めに欲しい所です。

 また、色拘束の関係で少々厳しいですがやはり《ヴェンディリオン三人衆》も2枚ほど欲しい所です。
ハッキリ言って悠長にボブ出している暇が無いように思います。

 関係ありませんが、UW Delverって何ぞや?と思って覗いてみたら・・・ただのUW SfMだった件。
厳密には違うのかもしれませんがね・・・。
カナスレに続いてSfMの名前まで食ったデルバー・・・恐ろしい子!!



 さて、こんなところでしょうか?。
久々のSCG雑感。色々端折ったつもりなんですが、やっぱり長いですねw
何とかならないでしょうかね・・・orz

 今回はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役にたてば幸いです。


レガシー) 《死儀礼のシャーマン/ Dethrite Shaman 》について長々と考えてみた。微追記・修正しました。
レガシー) 《死儀礼のシャーマン/ Dethrite Shaman 》について長々と考えてみた。微追記・修正しました。
レガシー) 《死儀礼のシャーマン/ Dethrite Shaman 》について長々と考えてみた。微追記・修正しました。
皆さん、こんばんは。しもべです。

 台風の影響で東海地方雨雨雨です。
愛知県には殆んど被害が無いのですが、三重県のいなべ市では総降水量が690㎜~とか・・・
1時間の降水量90㎜Overとか・・・物凄い事になってます。
近隣の方は十分に注意してください。


 さて、今日はRtRの既発カードで個人的に使いそうなものを考察していく企画の第2弾です。
第1弾のヴラスカから1週間も経ってしまいましたw
実は、その間サボっていたわけでは無く、あ~でもない、こ~でもないと《突然の衰微》の文章を考えていました。現在も執筆中ですが訳もなく長くなっております。
それで、本来はそれを今日上げる予定だったのですが・・・昨日のある時間を境に気が変わり他のカードを今回は取り上げる事にしました。
(何とか1日で文章が仕上がりましたw)

 それは、個人的に最も大きな収穫かもしれません。
それが《死儀礼のシャーマン/ Dethrite Shaman》だ!!

まずはテキストをペタル↓

 
死儀礼のシャーマン/ Dethrite Shaman (B/G)

クリーチャー―エルフ・シャーマン
(T):いずれかの墓地にある土地カードを対象としゲームから取り除く。あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。
(B),(T):いずれかの墓地にあるインスタント・カードかソーサリー・カードを対象としゲームから取り除く。各対戦相手は2点のライフを失う。
(G),(T):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カードを対象としゲームから取り除く。あなたは2点のライフを得る。
1/2


 黒単色にも成り得るマナ生物の誕生だ!!

 _|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!

初日に4枚購入確定レベルの物がやっと来たよ!!!!!!
ヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人ワショーイ


 という事で見ていきましょう。
まずは雑感です。


 癖のあるマナ生物です。
しかし、その癖が持つデメリット以上にメリットを有しています。
マナ生物最大の弱点であるKPの低さ・後半の無駄牌具合が、多芸なシステム生物に化ける事で解消されています。
・マナ加速
・墓地対策
・ライフコントロール(ライフロス/ ライフ回復)
の3種による仕事がこなせます。
個人的には、最強のマナ生物の座を《貴族の教主》から奪い取れるレベル。
B単体で見ても、G単体で見ても十分に機能する点も偉いです。

 また、実質ブロックされない1マナ2/2と書いてある様なもの。
素のタフネスが2であるため1点火力に耐性があり、小型除去に強いのも○。
また、《貴族の教主》では出来ない、子憎たらしい《ゴブリンの従僕》をイワすことも出来ます( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
まぁ、《暗黒破》2回や《二股の稲妻》1*2で沈んでしまいますが、それは使用が無い事ですしね
マナレシオ・・・。まさかのマッスルマナエルフですねw

  ただし、「墓地のカード」というリソースが必要になる点は注意が必要です。
どんな時でも使えるわけでは無いですし、恒常的に使用していけるわけでもありません。
特に複数が場に出ている場面では、あっという間に墓地が枯渇するでしょう。
  故にBというカラーがより肝要になります。
ハンデス・除去の色たるBの真価を発揮し、ガンガン墓地を肥やしていく必要がありますね。

 墓地対策生物でありながら、墓地対策に弱い(墓地対策されると仕事が無くなる)という面白い生物ですね。
同時収録された《安らかに眠れ(?:Rest in peace)》が仕事仇ですねw

 また、墓地対策としては中途半端で加えて1Tに1枚しかリムーブ出来ない点は無視できない点です。特に「Enc・Atfに触れない」点は注意が必要ですね。
エンチャントレスの《補充》やDredgeの《黄泉からの橋》に対応出来ないのは些か難点ですね。
まぁ、ドレッジに関してはリアニメイトルートに対応出来るだけでも十分と言えるでしょう。
Atfは・・・まぁ、ウェルダーMUDぐらいしかAtFを釣るデッキが存在しないので大丈夫でしょう。



 次に各能力を見ていきましょう。

・マナ加速

 注目べきは「土地破壊」戦略にばっちり合致した能力であるという事。
マナ加速と言うのは元々土地破壊(特に《不毛の大地》)と相性が良いのですが、これは寧ろ併用する事が仕様であるかの如き能力。《Sinkhole》の様な土地破壊を終盤でも活用可能なカードに昇華出来る点も優秀。
「墓地土地対策を熟しながら」であるため相手のKoRの縮小が常に狙える点も素晴らしい。
何処の墓地かは問わない為、うまくコントロールすれば自分のKoR・タルモと能力の使用との共存にも差し支えは無いでしょう。

 ただし、「墓地に土地がある」事が前提である為、デッキ内のフェッチランドや《不毛の大地》の総数は通常より多めに取っておく必要がありそうです。
序盤に場に出ても、仕事が出来ないのでは困りますからね。

 マナ生物という事で、余り《破滅的な行為》との相性が良くありませんが、墓地に落ちても自身を2枚目以降がライフに変換できるため他のマナ生物よりも相性は上と言えます。
 加えて範囲が限定的な《仕組まれた爆薬》との相性は、好きな色を調達できる点も含め、寧ろ良いとさえ言えますね。
 Rock使いの観点から見ても、失われたアドを用いるその性質は、Deedとの併用で確定2アド損になってしまう《モックス・ダイアモンド》よりも遥かにデッキにマッチしていると思います。

 モックスにも言えたことですが、好きなマナを調達できるのでサイドからのtカラーを取りやすいのも嬉しいですね。


・墓地対策

 1マナと言う速度で場に出せる墓地対策であるため、墓地活用デッキに対するプレッシャーはかなりの物でしょう。
ReanimateやDredgeにさえ十分対応出来ます。
1マナという軽さ故に《緑の太陽の頂点》からの高速召喚も可能な点が尚良いです(能力まで含め、重いものの、召喚酔いに影響されない《漁る軟泥》との比較・考察は重要)。
 Insタイミングで起動できるため、非常に隙が少ない点も素晴らしいです。この点は特に、《瞬唱の魔道士》に対して良いプレッシャーを掛けられます。しっかりと避雷針の役割を果たしてくれるでしょう。
余り必要な場面が多いとは言えませんが、《引き裂かれし永劫、エムラクール》や《大祖師》もリムーブできますね。(追記:寧ろ《忠臣》リアニメイトに対処できる方に注目すべきでしたw)

 対象範囲がCre/Ins/Soc/Landのみである点には、冒頭で書いた通り注意が必要でしょう。
加えて対象ごとに必用なマナの色が異なります のでその点にも注意が必要。適当なプレイングをしていると隙を作ってしまいます。
土地限定ではマナが掛らないので、マナが無い場合でも取り敢えず《聖遺の騎士》や《敏捷なマングース》《墓忍び》、加えて《壌土からの生命》等を妨害できるのは有難い差異と言えますね。


・ライフコントロール(ライフロス/ ライフ回復)

 この生物を、《貴族の教主》張りに後半でも有用な生物に変えている重要な能力ですね。
攻撃に転用できる能力に加え、Bのアキレス腱であるライフの回復まで担ってくれます(特に《思考囲い》《闇の腹心》の両名のライフロスは黒にとっての、抗がん剤使用における副作用並みに頭を抱えさせられる点ですのでなお嬉しい
追記:気付いていなかったんですが、囲いで生物捨てたらそのままシャーマンでライフ回復できるんですね。)。
 ただし、Legacyの基本除去は《剣を鍬に》のリムーブである以上、この能力の使用条件が最も厳しいとも言えますね。
自分のデッキではSTPが使用し難いとも言えなくもないです。

 また、今のところ思いついただけでも、この能力は以下のカードとは非常に相性が良いと言えますね(もちろん今まで上げたカードの中にも相性が良いものは沢山ありますが)。是非併用したいところです。

 -《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
   
   システム生物の行動力を2倍にする、ギミックの塊であるレインジャーとは文字通り抜群の相性を誇ります。
  墓地にリソースが必要になるとはいえ1Tで4点火力の砲台に化けます(しかも1マナ4点火力です)。ここまで来ると立派なフィニッシャーと言えますね。
   
   1Tで2枚の墓地リムーブが出来る点も評価に値します。
  特にレインジャーは瞬足を有しているため、KoR・マングースとのコンバットトリックはかなりの効果を発揮するでしょう。マングースを一方的にボテクリコカせ!!

   もちろん、この2体で4マナ出す挙動もアリです。


 -《ヴェールのリリアナ》

   先述したとおり、墓地のリソースが必要になるためBのハンデス・除去が非常に重要になってきます。
  が、ヴェリアナ姐さんなら、3つのすべての能力で墓地を肥やす事が出来ます。
  基本的には「-2」「+1」を連打するだけの姉さんですが、お陰でシャーマンもハッスル出来ます。


 -《悪疫》《小悪疫》

   POX系はCre/Land/Socを1度に墓地に送り、且つライフも削れるため今まではタルモゴイフがその恩恵を受けてきましたが、これからはシャーマンの時代(?)です。
  能力用の弾丸を補充できるだけでなく、自身の巻き添えPOXも後続のシャーマンが再利用できるため無駄がありません。
  キャストも起動も1マナなのがここでも活きます。
  スペルが無いデッキはまず無いので、少なくとも《呪われた巻物》より機能的だと思います。
  一部ではPOXのためのPWと呼ばれている上記のヴェリアナ姐さんとの併用も、もちろん有効ですね。
  


 こんな所でしょうか?
その性質から、中速Beatでもコントロールでも使用可能マナ生物です。
性質上4枚投入は難しいでしょう(初手に2枚とか来られても困りますしね)が、3枚程度なら十分投入可能だと考えています。
もともと、The Rockにおいては《モックス・ダイアモンド》が2~3枚枠なので、それを転換すれば十分だと思います。
(ただし、デッキ内のAtf成分が減る事も含め、タルモゴイフのサイズとの兼ね合いが難しくなる点は悩ましいです。)
 同様、Maverickでの採用も考えられます。
ただし、Maverickの場合はBマナの調達が困難な事、加えて直接的な打点・サイズUP手段である教主の賛美の方が優先されがちであるため、ここは「一考の価値がある」程度に留まるでしょうね。
シャーマンはマナを出すか、ライフコントロールかの2者択一になりますが、教主は同時併願できる点でも劣っていますね。ただマナを出すだけでいい教主に比べテクニックが必要とされるカードであるともいえます。
 POXやDeedStillの様なB系コントロールデッキでも検討の価値があります。
逆に、能力の真価が発揮され始めるのは中盤以降なので、テンポデッキでの採用は難しいかもしれません。
同じDeadguyでもコントロール要素が強いDeadguy Ale/Evaならばともかく、完全なテンポ系であるEva Greenには向いているとは思いません。幾らハンデスが得意でも1Tで2点火力にしかならないのではパンチ力不足と言えるでしょう。

 ここら辺をよく考慮の上、デッキを選択、構築していくと良いかもしれませんね。
私もThe Rockでさっそく試してみたいと思います(次に大会に出られるのは果たして何時の頃になるのだろうか(´;ω;`))。
皆さんも色々考えてみてください。
新しいタイプの生物なのできっと色々面白い事が思いつくと思いますよ!!



 今回はここまで、です。
次回のRtR既発カード考察は予定通り、《突然の衰微》を行う予定です。
飽くまで予定ですがね・・・。

今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かの考える切っ掛けにでもなれば幸いです。



-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

 書いている途中で《ゴルガリのチャーム》が発表されました。
個人的には
・死者再生
・単体-1/-1
・何か屑
みたいな超弱いカードを予想していたので、予想よりはるかに使い勝手がよさそうで安心しました。
使用されるかどうかはまた別の話ですが、Legacy環境でも1チャンある程度の使い勝手の良さだと思います。



非MTG) ここ最近で気になった時事 谷垣氏哀退する、原発は・・・、中国渾身のギャグを披露の巻 etc
非MTG) ここ最近で気になった時事 谷垣氏哀退する、原発は・・・、中国渾身のギャグを披露の巻 etc
非MTG) ここ最近で気になった時事 谷垣氏哀退する、原発は・・・、中国渾身のギャグを披露の巻 etc
皆さん、こんばんは。しもべです。
明日は禁止改訂の日。
ゴクリ・・・。


 さて、今日はタイトル通り時事ネタです。
非MTGなので興味のない方はスルー推奨。
且つ、特に中身のない文章なので生暖かい目で見てやってください。


点線内転載
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

[校長、「いじめを不慮の事故に」と両親に打診]
2012/09/17(月) NHK

 兵庫県川西市で自殺した高校2年生の男子生徒がいじめを受けていた問題で、高校の校長が両親に対して「亡くなった ことを学年集会で説明する際には、自殺ではなく不慮の事故だったことにできないか」と打診していたことが両親への 取材で分かりました。

http://livedoor.3.blogimg.jp/otaku_blog/imgs/c/b/cb4320c5.jpg

[担任教諭からも聴取へ 自殺生徒のPC記録消去 兵庫の高2自殺]
産経新聞 9月19日(水)14時52分配信

今月2日に自殺した兵庫県川西市の県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、兵庫県警が同じクラスの生徒全員から任意で事情を聴いていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。また、自殺した男子生徒のパソコンの記録がすべて消去されていたことも判明。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120919-00000559-san-soci

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 滋賀県大津でのいじめ問題でも、学校と教育委員会のその対応に呆れ果てましたが、他にもそのレベルの人間がいるんですね・・・。
寧ろそのレベルの人間ばかりなのではないかと勘繰ってしまいそうになります。

 よく事件や事故の被害者にレポーターが「今のお気持ちは?」なんて、今やテンプレ化したKYインタビューをしますが、これはそんなレベルを遥かに超えたDQN発言ですね。
よしんば思い立っても、それをよく行動に移せるなと、逆に感心してしまいます。

 「他の生徒への心理的影響に配慮して」と言う高校側の言い分も一理無くも無いのですが・・・。
じゃあもし、それで両親からOKを貰ったとして、「不慮の事故で亡くなった」事としても、それとは別にちゃんと「被害生徒がいじめを受けていた」と言う事実を公表してくれるのですかね?
それをしてくれないのなら、「いじめに対する学校側の責任の回避」のための隠蔽と罵られても文句は言えませんね。
まぁ、十中八九ただの隠蔽行為でしょうが。

気になるのは、自殺した少年の携帯電話や自宅PCのデータが全て消去されていた件。
Forの観点では、当然証拠隠滅が挙げられるのですが・・・、気になるのはWho、誰が?と言う点ですね。
携帯もそうですが、それ以上に自宅のPCのデータなんて家族以外にはそう簡単に手が出せない物なはずですが・・・。



点線内転載
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

[谷垣総裁が立候補断念「執行部から2人出るのは良くない」]
2012年9月10日 スポニチ

 自民党の谷垣禎一総裁(67)は10日、党本部で記者会見し、総裁選への立候補を断念する考えを表明した。石原伸晃幹事長(55)の出馬を~

 http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/09/10/kiji/K20120910004086630.html

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 御疲れ様です。

 私はこの人のやり方は特に嫌いでした。
バカの一つ覚えみたいに政権批判しかしない、小物臭全開の方針。
彼がしたかったのは、政府の行動や運営批判ではなく、政権批判。乱暴な言い方をすると取り敢えず民主党のする事は手当たり次第に批判しておけ、という物。
特にそれを意識させられたのは、東日本大震災の時。
あの時も、批判節は全開。
支援のために、迅速な対応が求められる中で、駄々をこね続け、挙句の果てに「あなたが総理をおやめになれば、速やかに事は進みます」発言。
総理が辞任したら、新総理の選出に新内閣の確立で身動きどころじゃないだろう・・・何言ってんだコイツ??
と、あの時は心底あきれました。

 しかも、最後までその強硬姿勢を貫くのならまだ良かったかもしれませんが、三党合意でその姿勢も放棄。
それでも、やっと柔軟な行動(三党合意の是非は横に置きます)を見せたかと思えば、いきなりの首相問責決議の提出。
しかも、他の党に出されたくない・(野党第1党として)先を越されたくないから、というどうでもいい理由。
政権批判にしても芸のない方法しか取れず、本当に最初から最後まで良い所無しでした。

 が、それでも、当時の泥船自民党の中でトップに立候補するという、文字通り「火中の栗を拾う」と言う行動をとった点だけは評価できます。
良きに付け悪しきに付け、政権交代後はこの人が自民党をトップとして引っ張ってきたのは事実ですからね。

 それを思えば、阿部元首相の面の皮の厚さには心底驚かされます。
この人が、途中で放り投げたものを、その一番苦しい時期を谷垣元総裁は背負ってきたにも拘らずの「谷垣元総裁にはその資格がありません」発言。
正気を疑いました。
それを考慮しないにしても、私は阿部元首相を支持はしません。
この方に如何に能力があろうと、精神疲労で心神喪失する様な人間に、国のトップが務まるわけがない。
外交問題に、エネルギー・経済、社会保障。
安部元総理がトップを務めた時よりも遥かに難局な現状で、とてもこの方にトップをお願いする勇気が私にはありませんね。



点線内転載
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

[「近いうち解散」で首相 「状況に変化あった」]
産経新聞 9月19日(水)2時21分配信

  野田佳彦首相は18日夜のTBS番組で、「近いうちに信を問う」とした自公両党党首との3党合意について「参院に首相問責決議が出てきたという状況の変化があった」と述べ、衆院解散の先送りもあり得るとの考えを示唆した。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120919-00000506-san-pol

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 野田首相が、解散の約束を反故にする動きを見せています。
何処かの某ペテン師の様だ!!!・・・とは別に思いません。

 今回の発端は、そもそも自民党が問責決議を提出するという、三党合意を反故にする様な行動をとったのが原因ですからね。
先に仕掛けたのは自民党の方です。
それも極めて下らない理由で。

 確かに三党合意は「消費税増税を含む社会保障・税一体改革関連法が成立」に対して物もですが、そんなもの口上だけに決まっています。
実質は準合同政権の樹立だったはず。
それを放棄されたのですから、解散はしません発言も別にそこまでトチ狂っているわけでは無いでしょう。
そんな裏事情抜きにしても、「消費税増税を含む社会保障・税一体改革」をこれから行おうとしている政権に問責決議出したら三党合意の要綱自体を破棄しているのと同等でしょう。

正に身から出た錆ですね。



点線内転載
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

[日本側被害、首相「中国に責任」…賠償請求へ]
読売新聞 9月18日(火)21時17分配信

 野田首相は18日夜のTBSの番組で、反日デモによって北京の日本大使館などの窓ガラスが割られた問題について、「日本の企業とか政府の建物とか、在留邦人で被害が出たら、当然、中国が責任を持つのがルールだ」と述べ、日本側の被害に対して中国政府に損害賠償を請求する考えを示した。
(一部抜粋)

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120918-00001179-yom-pol

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 お、珍しく強気な発言ですね。良いぞ!!
・・・と思うかもしれませんが、強気でもなんでもない、ごく普通の当り前の事を言ってるにすぎませんね。

 デモが起こったのは中国国内であり、デモがコントロール出来ずに暴徒化したのは中国側の落ち度です。
それによって生じた損害を中国側が持つのは国際慣習上当たり前の事でしょう?
そもそも当局側がデモを容認したことが、切っ掛けなんですから(彼らがデモの届け出をしているとは思えませんが)。

 日本が云々と言う問題ではありません。
日本側のどの様な行動が、このデモの火付け役になっていたとしても、容認したのは中国なんですからね。

 加えて言えば、合法的にその国にいる人間の安全・財産保障をするのは、その国家の責任でしょう。
当たり前の事です。



点線内転載
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

[中国警察「殴打・破壊行為をした2人の日本人留学生を逮捕した!日本人許せん!!」→公開された写真が・・・]
2012 9月 18  Tiwitter(転載元 はちま起稿)
 
広州警察が捕まえた殴打・破壊を働いた2名の「日本人留学生」の写真が公開されていますw ww1.sinaimg.cn/bmiddle/9f63c8… どっかで見たことあるような・・・(画像2)

 http://blog.esuteru.com/archives/6616301.html

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
< 『おれは奴らの国でとうとうバカが出たと
 |  呆れていたら、いつのまにか爆笑してた』
| 陰謀だとかChinaパワーだとか
 | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
│ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
\____________________:(;゙゚’ω゚’):


 ・・・まぁ、中国渾身のウルトラミラクル一発ギャグは置いておくとして、
真面目な話とすると
やりたいことは判らなくもないんです。
今回のデモは、故毛沢東氏の肖像を持ち上げるような現政権批判に変化してきているので、中国共産党全国代表大会が近い今は政権批判を抑えたいのでしょう。
そして、同時に地元政府へ向く怒り・不満の矛先を変更したいのでしょう。
そこで、テキスト通り、反日感情を煽る工作をしたという処でしょうね。
が、(外敵政策の有用性は脇に置くとしても)この場合は方法論がそもそも間違っています。

 今回のデモの起こりはこうです↓

0:反日教育による反日感情の形成、低所得者増加による不満の蓄積
1:尖閣問題に端を発し、反日感情が増大
2:反日デモ開始
3:デモ暴走、暴徒化へ。
4:反日を超え、現政権への不満・対応も噴出
5:現状対する不満分子が反日を隠れ蓑にし政権批判でもを開始

という物です。

お分かり頂けるように、政権批判へ動きが転じてもその出発点は日本批判です。
ここで反日へ感情を誘導しても5→1に移行し、時間差を経てまた5に戻ってくるだけ。
しかも、時間が感情を鎮静化させてくれる保証なんてどこにもありません。
時間がかかった分さらに、鬱屈するだけかもしれません。

いい加減、政治のやり方を学ばなければ、自滅・自壊も時間の問題でしょう。
しかも、この場合ただの因果応報・自業自得では済みません。
なんせ、今や、経済は世界規模で一体化されているのですからね。


 しかし、先日の
「ヒャッハー!!三菱のマーク引っこ抜いてやったぜー!!」

「何処の高級車からぶち抜いてきたのかは知らないが、それはメルセデスベンツだ・・・(画像3)」
という
ショートコントも含めて、中国は本当にネタの宝庫ですね。



点線内転載
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

[日本、原発ゼロ方針表明=安全向上を協議―IAEA総会]
時事通信 9月17日(月)23時8分配信

 【ウィーン時事】国際原子力機関(IAEA)の年次総会が17日、ウィーンの本部で5日間の日程で始まった。山根隆治外務副大臣は演説で、2030年代の原発稼働ゼロを目指す方針を打ち出した新エネルギー戦略や、19日に発足する原子力規制委員会について説明。再生可能エネルギーの開発に全力で取り組み、原発依存度を減らす方針を表明した。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120917-00000127-jij-int
-----------------------------------------------------------------------------
[原発ゼロ 民主の愚策、日本の「弱さ」と「不決断」…国際的な波紋に]
産経新聞 9月15日(土)20時30分配信

「安全で責任ある原子力利用促進は日本の包括的安全保障に欠かせない要素で、日米の同盟協力を再活性化すべきだ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120915-00000556-san-soci
-----------------------------------------------------------------------------
[<原発ゼロ方針>政府・財界、深まる溝…米倉氏戦略会議欠席]
毎日新聞 9月18日(火)21時14分配信

経団連の米倉弘昌会長が18日、国家戦略会議への出席をボイコットしたのは、政府が30年代の原発ゼロ方針を閣議決定した場合、「国内産業の空洞化が加速し雇用の維持が困難になる」との危機感を内外に訴えるためだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120918-00000084-mai-bus_all
-----------------------------------------------------------------------------
[<原発ゼロ>政府、エネ戦略閣議決定せず 目標後退]
毎日新聞 9月19日(水)11時46分配信

政府は19日、「30年代に原発稼働ゼロを可能とする」との目標を盛り込んだ「革新的エネルギー・環境戦略」について、「柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら遂行する」とする文書を閣議決定し、戦略そのものの閣議決定は見送った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120919-00000035-mai-pol

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 また、バカな事を言っていますね。
将来的に原発をゼロにするというのは判りますが、代替設備を含め具体案をまるで出さずに、御題目だけブチ上げてもしょうがないでしょうに。
まぁ、そんな事は役人も百も承知で、ただの票取り発言なのでしょうが・・・。

 だいたい、自然エネルギー発電施設をある程度増産所持しその様な社会構築を済ませているドイツでさえ、ある筋では原発放棄・エネルギー転換後の電気料金が約1,8倍になったと言われています。
施設設立
社会構築
も済ませていない日本の現状で何を言っているのか?という事。

それは米倉経団連会長も怒髪天でしょう。
発電の保証も十分に得られない国でどうやって工業を行うというのか?

大半の国民からは支持が得られないかも知れませんが、それでもいい加減「無理な物は無理」と言ってほしい所です。
減衰していくにしても、それは順を追っての話。
将来が不安でも、今を成り立たせなければその将来は永久にやってこないのですからね。

また、個人的にフザケンナ!!と言いたいのが「国内の原発開発はやめます。でも原発輸出は続けます(ゝω・)」という方針。
危険性があるので自国では使わない物を他国には売る。無責任です。
自国の技術を輸出する以上、それに対して責任を負うのは当然の事。そしてそれには今後も技術開発に携わっていく必要は当然あります。
世界での安全な原子力利用と言う観点から見てもアメリカが拘るのもよく判りますね。

 更に、政府のこの方針はいきなり、「一応予定。あくまで予定だから変わる事もあるよ?」と言われてしまいました。
被災地の方もそれは怒りますよね・・・。バカにしているにもほどがある。



 さて、こんな所です。
本当はもう少しあったのですが、長くなってしまったので学術的なニュースは次回に回します。
特に「ABC問題」については現在アクセス不可能になっており何が起こったのか気になるためしばし時間を空ける必要が出てきました。

皆さんは気になった時事が最近ありましたか?


スタン・レガシー) 《死儀礼のシャーマン》について~2 / 今年のTGSは収穫多し
スタン・レガシー) 《死儀礼のシャーマン》について~2 / 今年のTGSは収穫多し
スタン・レガシー) 《死儀礼のシャーマン》について~2 / 今年のTGSは収穫多し
皆さん、こんばんは。しもべです。

 台風が過ぎ、一段と秋が近づいてきました。
東北地方も早く秋を迎えられるようになると良いのですが・・・。


 今日は禁止改定でしたがやはり「Legacy;NoChange」でしたね。
《実物提示教育》、最低でも《グリセルブランド》を禁止してほしかったんですが・・・。
仕様が無いですね。
SnTは確かに強いんですが、騒がれているほど勝っていないので。飽くまで「堂々のTier1」レベル。
こいつのお陰でBeatが部族以外息をしていませんが、環境で息をしているComboもこれだけなんですよね。
悩ましいです・・・。


 さて、今回もRtR既発カードの発売前考察です。
予定(予告)では《突然の衰微》を書く予定だったんですが・・・
気が変わりました。

ゆる☆して(ゝω・)

 前回のコメントで[鬱っちー]さんから「シャーマンをStdで~」という声を貰い、別にStdをプレイするつもりは全く無いのですが、何の気なしに考えてたら、色々妄想してしまったのでどうせなら書いてみようという事に成りました、次第です。
Stdは(今は)全くの素人なため、基本電波妄想だと思って生温く見守ってやってくださいw
 ついでにLegacy分の追加も少し下の方にしてあります。
だらだら書いていたら、また長くなってしまいました。斜め読み推奨。



 そんなこんなで考えてみたのですが、《死儀礼のシャーマン》ですが、Stdで使用されるのなら同セットの《忌まわしい回収》は良い相棒に成るのではないでしょうか?(先程気付いたのですが、これについては既に[いぜっと@オルゾフ組]さんが言及していました。)
状況に応じて欲しい物をハンドに持ってきながらシャーマン用の弾丸を複数枚補充出来ます。
最低でも2点火力1枚を自身で供給出来ますしね。
流石に下の環境では遅すぎますが、Stdなら十分ではないでしょうか?
色を足す必要がある《追跡者の本能》や選択肢の無い《根囲い》よりも有用な組み合わせに思えますね。
特に本能は、シャーマンで墓地利用できるためFBの恩恵も薄まりますし、RtR環境は墓地対策が厳しくなるかもしれないのでFBに期待するのは難しくなるでしょう。

 あとヴェリアナに繋げる動きなんですが
1T:土地セット→シャーマン
2T:《広漠たる変原地》セット→起動→シャーマンと1tの土地で2マナで何かキャスト
3T:ヴェリアナ
的な感じでしょうか?
やはり、マナ生物として使うには如何に墓地に土地を落とせるかが肝要ですね。


 生物を多めに取ったデッキなら《裂け木の恐怖》なんかも良い相棒に成るかもしれません。
毎ターン2枚墓地に送れるため弾不足に悩む事は無いでしょう。
 少し重いですが、《ゴルガリの死者の王、ジャラド》も1枚位なら良いかもしれませんね。
墓地の生物に依存しますが5/5位になれば十分なはず。
生物を生け贄にする直接火力もシャーマンで無駄なく再活用できますし、何より墓地からの復活能力も生け贄にした土地を使用してマナを出すことで補助できます。この能力のお陰で本能や回収で他の物を優先できる点も有難いですね。
マナ生物と言う利点を最大限に発揮しますね。
 が、飽くまでBeatデッキなら使用したい最優先は本体火力であるはず。
Zombiesの様に大半が生物、且つ再利用可能なデッキではシャーマンの能力も生かせないので別のデッキにするべきかもしれません。
 また、RtR以後は非常に墓地対策が厳しく行われることを考えると、過剰な墓地依存構成は避けるべきでしょう。


 少しリストを見てみたんですが、現環境ではBGと言うカラーはRtRのカードを除けばあまり良い組み合わせには思えません。
シャーマンを最大限活用するには旧メガハンデスやタルモポックスの様な構成であるはず。
しかし、残念ながらこの環境ではそれらは組みたくても組めません。特に2マナ域が死滅しています。
そこで考えてみたのがジャンドで良いのでは?という事。

 直接火力、《戦慄掘り》と言う低マナ域スペルがあり、使用後は直接火力に転用できるためデッキにも噛み合っているのではないでしょうか?
3色という色拘束も、シャーマン本人や《広漠たる変原地》《忌まわしい回収》で十分補えるでしょう。
 低マナ域にも《苛立たしい小悪魔》の様な優秀な小型生物もいますし、《忌むべきもののかがり火》で一撃必殺も狙えます。RtRの《ラクドスの復活》も面白いです。
前者が中・終盤で止め・逆転に使用するのに対し、後者は中盤でX=3、4位で相手のハンドを空にして状況を固定する役割があります。役割が違う以上、上手く棲み分けて使用するべきでしょうが、いずれにしろXスペルである事はマナ生物と相性が良いですしね。
 スペルが多めな構成なら《ニヴメイガスの精霊》も面白いですね。
その状況毎に不要なスペルを食べて、それをそのまま火力に転用できるのでBeatのコンセプトに合っています。《怨恨》を付ければチャンプも無視できますからね。
 この色の中量級には《ファランケンラスの貴種》《高原の駆りの達人》《スラーグ牙》など、現状でも活躍している生物が揃っているのも魅力。

 Rを足すことでドロースペルを足せるのも良いですね。
《信仰なき物漁り》
《危険な賭け》
《魂の再誕》
《野生の勘》
ハンドを充実させながら、墓地も肥やせます。
正により取り見取り。
《悪鬼の血脈、ティボルド》さんはシャーマンで再利用出来ないため却下の方向で・・・。


 《ゲラルフの伝書使》に加え《血の芸術家》《戦墓の隊長》等でガンガン相手ライフを減らしていけるUBゾンビでも上手くいけば居場所があるかもしれません。
が、・・・そもそも《思案》が抜けて《幻影の像》が居なくなるこのデッキが次の墓地対策が吹き荒れるであろう環境に存在しているのかがまず疑問。
しかもシャーマン自体ゾンビじゃないですからね・・・。
 RGステロイドでも活用は可能かもしれませんが、マナ生物としてどこまで働いてくれるのか?という事と、環境に軽量の火力があまりない事が不安要素。

 
 
 まぁ、もともと、Stdは守備範囲外。何と無く思いついたものをつらつらと書き出して行っただけなので、どこまで的を得ているかは判りませんがね。


-------------------------------------------------------------------------------------------------------


 という事で、ここからLegacyです。


 上の文章を書いていて気付いたのですが、Legacy環境で最も《死儀礼のシャーマン》を活用できるのはJundカラーですよね。
理由?お分かりですよね。
どう考えても《稲妻》ですよね。

 カード1枚で5点火力に成るんですよ!?それだけで十分過ぎませんか!?
加えてJund最大の魅力である《血編み髪のエルフ》へのアクセスが1T早まります。
4T目に出るには少々力不足だった彼女ですが、3T目に出すのなら十分過ぎませんか?続唱ギミックである《爆裂+破綻》も、こちらだけマナ生物が居る事を加味すれば十分な威力でしょう。
何より、後手3T目に決まったらそれだけで投了ものな気がします。
 マナ加速できる恩恵として挙げられるもう一つの物が《荒廃稲妻》の存在ではないでしょうか?
強力なカードではあるもののLegacy環境で3T目のアクションとして悠長で力不足が否めなかったこいつも2T目なら十分じゃないでしょうか?
当然、シャーマンの火力にも転用でき、かつ相手の墓地も2枚肥やせますので相性抜群。
3T:チアミ→荒廃稲妻
で再び発狂してみませんか!?
(´Д`)「あの~すばらしいあいをもういちど~♪」

 土地破壊・ハンデス・火力・除去に加え続唱の影響でピッチスペルの様なテンポ系スペルも採用される中速Beatであるため、シャーマンの恩恵を最大に受ける事が出来、且つ恩恵を与える事が出来る正に相思相愛な関係に思えます。
当然《ヴェールのリリアナ》も採用できますしね。
 以前《瞬唱の魔道士》で《稲妻》使いまわすことも含めたアド厨デッキ、《誘導路》入りUBRG続唱を作って遊んでいましたが、シャーマンならすべてが自力で出来ますね。
(そのデッキは《隆盛+下落》や《祖先の幻視》まで入れた完全アド厨仕様だったんですが、寧ろシャーマンをそっちに転用するまであるw)
言いすぎですかね??

 何にせよ、《戦慄堀り》や《突然の衰微》も加わるのでJundは強化されるでしょう。
《殺戮遊戯》という対コンボ決戦兵器が追加されるのも嬉しいですね。重さもシャーマンでおk。
問題は、その前2強スペルが続唱と相性が悪い(仕様のタイミング制限があるので)という事でしょうね。

 正直私のTheRockをWBG→BGRのJund Rockに転向するまでありと思っています。



 その他気付いたこと。 


・UBRでの可能性

 所謂クローシス(世代的にはグリクシスとは言わない)カラーでの採用。
つまり、やっぱり《稲妻》絡みでの検討なわけですねw
ただ、特にドローソースが豊富なためにJundよりも遥かにスペルの数が多いゆえ、墓地のリソースには困らないはず。
この枠には今までは《瞬唱の魔道士》が用いられてきましたが、SCMではたとえ稲妻でも3マナかかってしまいます。ハッキリ言って重い。
しかし、シャーマンなら1マナで済みますからね。
 しかも、マナ加速にもなるため、より構えた動きが出来ます。
これは《イゼットのチャーム》や《ラクドスのチャーム》など2マナInsをこれから使用していく上では非常に有用な点ではないでしょうか?
ただの2点砲台が欲しいだけなら《渋面の溶岩使い》も居ますが、マナ加速はこいつの特権。
Socの《戦慄掘り》に、4マナの《殺戮遊戯》まで使用を考えるのなら尚更活きてきます。

 問題は、SCMはその他のスペルの使い回しも出来た事。特にハンデス・ドロー・打消しの三種が無くなるのは厳しいです。マナが掛かるとはいえ易々と捨てられるほど軽いものでは無い万能性です。
また、SCM自体が採用されないデッキもあります。
 そして、最大の問題は《墓忍び》との相性の悪さでしょう。
文字通りUBテンポ系のフィニッシャーとして不動の地位を築いている彼との相性は最悪。
共存は不可能に近いでしょう。
よってSCMとの比較では前のめりな攻撃力に、マナ加速、墓地対策を如何に評価するかに依るでしょう。
対し、墓忍びとの比較では展開の速さと、リカバリー(2体目以降)のし易さが重点となってきそうです。


・The Rockにおけるタッチの可能性

 以前にも書きましたが、やはり
tUなら《被覆》が最右翼だと思います。《否認》ではやはり重いですからね。
《翻弄する魔道士》も良いかもしれません。
tRなら《紅蓮破》が有力、次点で《古の遺恨》でしょうかね。《戦慄掘り》は強力な物の、The Rockにおいては必要性は感じませんね。

 ただし、マナ生物としては不安定ですので、《モックス・ダイアモンド》程この分野では期待はできませんね。


・シャーマン>モックスは本当か?

 デッキにも依ります。
アドを失わない代わりに、墓地依存かつ生き物ですからね。
また、1T目から2マナ出したいデッキかどうか?で判断も判れますね。
ただ、個人的には1T目《Hymn to Tourach》はあまり強くないので、そのための採用ならシャーマンを推します。
 また、《壌土からの生命》を有するデッキとは一見アンシナジーですが、その様なデッキは大抵《不毛の大地》を使いまわすため、球に困る事は無いでしょう。
が、Loamの場合は《虚空の杯》の存在もありますから、やはりモックス>シャーマンでしょうね。


《思考囲い》

 前回書いている時は気付いていなかったんですが、キャストした《思考囲い》で生物を捨てれば、それをリムーブする事でライフ補填が出来るんですね。
自分の弱点を自分で補っているわけですね。
 強い動きか?と言われれば別ですがZooや魚相手には効果的な挙動のはず。

 わざわざ書くようなことでもない、というか普通は気付くことなんですが、本人がバカすぎて気付かなかったためメモ代わりに書いておきました。

 SCMの除去使い回しに確実に対応できるため、ハンデスの価値が若干復権しました。が、それ以上にシャーマンが先に狙われるのでハンデス→シャーマンを推奨。まぁ、避雷針にするのもアリでしょがね。


《獣相のシャーマン》

 これもMaverickについて言及しているときに気付けよ・・・。という基本的な事ですね。
単純に要らない生物をサーチ用にした後ライフに変換できるよ、という事。
まぁ、これに関しては《漁る軟泥》もいるので優先順位は高くないのですが・・・。



 そんなところです。

しかし、たしかシャーマン初動は4~6$ぐらいだったはずだが・・・。
高くなりすぎだろ!!
いい加減にしろ!!
あんなもの墓地にカードが無いと只のニートだぞ!!目を覚ませ!!
私がカード買えなくなるだろ(迫真)!!


 さて、今回はここまでです。
思いついたままに書いた文章なので、また追記していくかもしれませんが、一応ここで終わりです。
次回こそは《突然の衰微》について書くぞ(書き始めから日数が経ちすぎてテンションガタ落ちです)!!
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役にたてば幸いです。



----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 今年のTokyoGameShowは個人的な収穫デカいですね~!!

・「GravityDaze」の「日本ゲーム大賞」「年間作品部門 優秀賞」受賞 → オメデトウ!!
・PS Vita版「God Eater2」超綺麗ですね!!この系統は興味ないんですが、欲しくなってしまった。
・PS3「大神 絶景版(HDリマスター版)」のPVヤバいです。
・PS Vitaで「俺の屍を越えて行け」の新作開発中 → 幻想水滸伝の様にはならないでください。
・PS3版で「Kingdom Hearts -HD 1.5 Remix-」発売決定。 →本編&CoM+358/2の映像特典だってさ!!
・「YAIBA:ニンジャガイデン」発表
・PS Vitaで「朧村正」発売 → やっはぉぉぉぉぉぉおおおおう!!!!!出来れば追加要素もください。
・PS Vita「Soul Sacrifice」が思ったよりも面白そうだった。
・PS3が新型が25000円だ!! → 第3世代とはいえ、PS Vitaとほぼ同じ値段なのがなんか納得いかない。


・日本FC「【イース セルセタの樹海】4日後にあることが発表されます。 売り切れ必至が予想されます。」
 ↓
 ↓
本日:「ファミ通」でプラチナ殿堂入りしました!!買ってね!! ←(#^ω^)絶対に許さない!!


-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

アクセス解析 「鳥だ 飛行機だ グリセルブランドだ」

 いったいどうしろと・・・?


「ぎゃざガール」をめぐる思ひで (推敲完了)
「ぎゃざガール」をめぐる思ひで (推敲完了)
「ぎゃざガール」をめぐる思ひで (推敲完了)
皆さん、こんばんは。
しもべです。

 急遽、明日もバイトに入る事に成り、テンションが低い今日であります。


 何の気無しにDNを巡回していたら、ある日記のタイトルに「ぎゃざガール」の文字が!
開いてみると、 なんと「ぎゃざガール」のカードスリーブが再販されるとの話!!
http://www.amiami.jp/top/detail/detail?gcode=CGD2-39584&page=top
嬉しいですね。
という訳で今日はぎゃざガールについて私の思ひでを書こうかと思います。


 ぎゃざガールとは、旧「ゲームぎゃざ」(現GameJapan)というカードゲーム(トレーディング・アーケード)をメインに取り扱う雑誌で企画・結成されたグループで、雑誌の表紙を飾る事から看板ガールとしての役割もありました。
実写では無く、イラストレーター田中久仁彦氏によりデフォルメ・イラスト化されたキャラクターが毎月表紙の彩りになっていました。
また、当時のサプライグッズにも採用されていました(グッズ一覧:http://www.geocities.jp/pygmybirdlovesjunkdiver/GirlsTheGathering/Goodstop.html

 当時はトレーディングカードの最盛期であり、日本におけるMTG人口もかなりの数でした。
また、当時はPCが今ほど普及していなかったので、貴重な情報媒体としてゲームぎゃざもMTGプレイヤーに重宝されていました。


 ゲーム「Xenogears」のお陰で田中氏も知名度が高く、かつぎゃざガールの女の子たちも可愛く描かれていたので、ぎゃざガール自体もそこそこ人気があったと思います。
当時のプレイヤーには「~が好き!!」っていう方も結構いるんじゃないでしょうか?
皆さんは誰が好きですか?
 私自身は「はぁ・・・。まぁ、確かにかわいい絵だな」程度にしか感想を持っていませんでした。
表紙絵もチラ見にして終わり、基本はスルーでした。
ある時までは・・・。

 しかし、ある時出会ってしまいました・・・。
運命の女の子に・・・(←バカ)
それは「南草 千里」さんです!!!!
(画像1・2)

 うん、この時の雑誌の表紙(画像2)を見た瞬間に惚れました。
ええ、一目惚れです。
ストライクゾーンど真ん中どころかキャッチャーミット突き抜けていきました。
リアル女子に一目惚れした事ないのに、2次元女子に一目惚れしてしまいましたww

 ガールズランキングではそれほど上位ではなかった(寧ろ下から数えた方が早いかも・・・)彼女ですが、そんなこと関係ない。
只々かわいかったです。
毎月の投票用紙投函するレベルでした(←実際はしていない。)
 因みに1番人気は、不動で「天郷和美」さんでしたね。



 しかし、そこから私自身MTGを一時引退し、時は流れ、復帰した時にはゲームぎゃざは廃刊、当然ぎゃざガールにももう会えなくなっていました。
当時の雑誌も引退中に処分していて、もう一度あの絵を見たいと思っても見れず、悲しい思いをしました。

 そこへ降ってわいたかのごとき話が。
なんと田中久仁彦氏が過去作を集めたイラスト集・画集「龍骨」を発売するとの事!!
田中氏の作品の集大成にするとの宣伝文句!!
http://www.amazon.co.jp/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E4%B9%85%E4%BB%81%E5%BD%A6%E7%94%BB%E9%9B%86%E3%80%90%E9%BE%8D%E9%AA%A8%E3%80%91-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E4%B9%85%E4%BB%81%E5%BD%A6/dp/4829176717
もう歓喜!!
小遣いも無いのに速攻予約しました。
5800円という額も気にせず、、当時のあのぎゃざガールのイラストが見たい一心でした。


 そして届く品物。
ひゃっほー♪しながら実物をクリアプラケースから出すと、 1枚の紙がハラリと床に落ちました。

(^ω^)・・・?

チラシ(画像3)

(^ω^)・・・???

 WHAT?

・・・WHY??


 そう、何故か(確か版権の問題が解決しなかったとか何とか)、収録予定の大半が実際には収録されず、大部分がデビュー初期の、目当てのタッチとは似ても似つかぬ作品ばかりが収められているという作品になっていました。
しかも、印刷・発行時の不良か、ページの最後の方がインクでくっ付いて離れないという不良品。
ゼノギアスやゼノサーガの様な目当てのタッチの作品もありましたが、ゲームの説明書の「キャラ紹介の絵」という、マジでどこでも見れる品が数ページというふざけた仕様。

KUSOOOOOOOOOおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

しかし、
その程度で、この欲求は抑えられない!!
当然、「龍骨・紅琥珀」も速攻で予約!!
(収録されていない作品は別冊2冊の別売りと言う扱いで、紅琥珀はそのうちの一冊です。)
商品が到着する日を今か今かと待ちにまつことにしました。
 余談ですが、インクでくっ付いていたページは後日力技で解決しました。中古市場には流せる品ではなくなってしまいましたが流す気も無いので気にしない。


 そして「紅琥珀」到着!!

UwooooooooooooooooooooooooooOOO♪♪

これで、ついに、 念願のアイスソードを手に入れたぞ!!(←死亡フラグ) 念願の絵が見られる!!

開封

散見

NeeeEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 判り易く言うと 「収録されていませんでした(^^)」


KUSOGGGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


 画像3のチラシ下部を見ればわかるんですが、なんとこの画集、1500円もするのに48Pしかありません。
その上であんなに色々収録作品があったら各作品の収録数は当然残念な事になるわけで・・・。
速攻で予約しに行った私はそんな事確認していませんでした。

 私、基本は冷静だし、我慢強いと言われます。
滅多な事では切れません。
でもこの時ばかりはマジでキレました。
フザケンナヽ(゚Д゚)ノゴルァァア!!
多少高くなっても良いから全部収録しろやマジで・・・。

 まぁ、それでも色々知らない作品が収録されていたので全くの無駄ではなかったのですが、目当ての絵が無いのではねえ・・・。


そんなこんなでぎゃざガールを巡る悲しい「思ひで」でした。


 しかし、私も色々とイラスト集や設定資料集を買っていますが、ここまで「コレジャナイ!!」感を貫いているのは後にも先にもこの「龍骨」のみです。
問題が発生して、喧伝していたような作品が出来なくなるならちゃんと告知しろや!!
「予定なく中身が変更される場合があります」なんて注意書きで収められるレベルを遥かに超えたほぼ詐欺レベルですよあれは・・・。
5800円ですよ?
それだけあれば、あと少し足せばFow当時は2枚買えたぞ!!
しかし、この様な酷い作品に当たっていたからこそ、「ヴァルキリープロファイル2」の設定資料集や「タクティクスオウガ運命の輪 ファンブック」の様な、のちの低劣な出来の本を買っても血管ブチ切れるようなことにならなかったんだと思います。


 さて、話は戻ってきて、「ぎゃざガール」のスリーブが再販されます。
20・30代の方の中には結構思い入れがある方もいるでしょうし、この機会に買ってみてはいかがでしょうか?

 私はどうしましょうかね?
千里さんシングルのグッズが欲しいです。

レガシー) 今週のSCGの結果 Invitational編
レガシー) 今週のSCGの結果 Invitational編
レガシー) 今週のSCGの結果 Invitational編

 皆さん、こんばんは。しもべです。

 今年最後(?)のSCG Invitational(Atlanta)が行われました。
トッププレイヤー達による、Legacy界最高のトーナメントの一つもこれで今年は最後かと思うと寂しいですね。
全体的にU系、特にRUG Delverが人気な感があるInvitationalですが、今回は何(誰)が優勝したのでしょうか?

 なお、今回は長くなりそうな予感がしたのでInvitationalとOpenの方は分けて書くことにするとします。

それでは見ていきたいと思います。
まずは結果をペタル↓

http://www.starcitygames.com/events/120923_atlanta.html

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2012-09-23&end_date=2012-09-23&event_ID=21


 という事で優勝はTodd Anderson氏のRUG Delverです!!
やはり環境の王者ですね・・・。
RUG強し!!。

以下順位
[top8]

RUG Delver
UWtR Miracle
Reanimator
Esper SfM
Goblins
Esper SfM
Dredge
Burn

[top16]

Zombardment(Zombies)
Merfolk
Goblins
Esper SfM
UW Miracle
Maverick
UB Tempo
UB Tempo


 もう、何と言っていいのか…この青さ。
幾らInvitationalではUが多いと言っても・・・この青さは無くないですか?
特に、公開されているリストの中ではUWxMiracleの多さが、14/48と半端ないです。
また、RUGは当然ながら、SfMもそこそこ数がいたようです。

 対してSnTは何とTop16に零どころか、リストInすらしていません。非公開だったのか、取り上げてもらえなかったのか、はたまた本当に人がいないのか?
日本でSnT!!とか騒いでいるのがバカらしくなるほどに最近は停滞気味です。
本当にTier1なんでしょうか?


 それではここから気になったデッキを見ていきたいと思います。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49558
 まずは当然、優勝したTodd Anderson氏のRUG Delverです。


 まず、目に付くのは《森の知恵》の存在。
時折、RUGでも見かけられますが、2マナでSocタイミングなのがネックですね。《タルモゴイフ》と違い直接的な戦力にもならないのも難点。
しかし、その隙を乗り越えれば、圧倒的なカードの枚数と質のアドバンテージを得る事が出来ます。
 このデッキは土地が18枚と少なめで、且つドローも9枚と多くはありませんが、この知恵の存在がその矛盾を解消しているのかもしれません。
折角《森の知恵》を積んでいるのなら《思考掃き》を増量したいところではありますが・・・。
同じ土地18枚でも29位Matthew Costa氏は11枚のドロースペルを入れているのが対照的ですね(もちろん知恵は無し)。

 次に目に付くのが《もみ消し》4枚の存在。
先週も記述した通り、再び存在感を増してきた感がありますね。
以前からの用途に加え、今は「奇跡」や「複製」を打ち消す仕事も加わっています。
他のDNの方が仰っていたのですが、土地破壊として使用する機会は減っており、中盤以降での上記のような強力なスペルを無力化するのが最近の主な仕事になっているようです。

 《呪文貫き》2枚に《呪文嵌め》は0枚と、テンポ系のカウンターにはあまり比重を置いてはいないようです。

 サイドには《硫黄の渦》と《被服》が取ってあります。
渦は、やはり序盤の優位をそのまま結果に変えてくれる素晴らしいカードですね。RRのダブルシンボルさえ出れば素晴らしい働きをしてくれると思います。
《被服》も個人的に押しているのでこうやって採用されているのを見ると嬉しいですね。
ミラクルにしろ、環境のコンボにしろ、何かと役に立つはずです。


 しかし、さすがRUGですね。
今年は一貫して勝者であり続けた年でしたね。
しかし、そんなRUGもRtR後は受難の日々が始まりそうですね・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49604
 続いて、2位のChi Hoi Yim氏のUWtRミラクルコントロールです。

 Michael Hetrick氏が直前のSCG Openで持ち込んで見事優勝を果たしたせいか、只でさえ多いMiracleコンの中でもさらに一大勢力となっているtR仕様。
Chi氏はMichel氏のメインが《ヴィダルケンの枷》→《仕組まれた爆薬》になっているだけ。
攻撃力よりも、ボードコントロール力を付けた感じですね。折角なので《アカデミーの廃墟》も使用したいところですが・・。
 その関係か、サイドには《粗石の魔道士》も採用されています。
全体的にデッキをよりスムーズに動かせるようにした感じでしょうか?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49608
 3位、Milton Figueroa氏のReanimatorです。

 面白いのは《ウスーンのスフィンクス》の存在ですね。
一瞬どうせなら《ルーン傷の悪魔》の方が・・・なんて思ったのですが、違いましたね。それはStdのハートレスの思考でした。
こいつは、墓地を肥やしながらアドバンテージが取れるのでした!!

 《グリセルブランド》程の継戦力はありませんが、ノーアクションで次の展開が可能な場合もあり得る能力です。爆発力と言うべきでしょうか?
そして、その影響か、軽量FBスペル《ひどい憔悴》《綿密な分析》の2種が採用されています。

 また、サイドはアグレッシブサイドボードの構成で、しかも変化先がUB Delverです!
よくサイド後はSnTに、なんていうのは聞きますが、まさかのDelverとは・・・。
非常に特殊なデッキですね。
でもこういうオリジナルチューンはわくわくしますよねw



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49566
 4位、Ben Friedman氏のEsper SfMです。

 メインはよくあるEsperコントロールタイプです。
ハンデス・除去・打消しがバランスよく入っているオーソドックスタイプです。
しかし、サイド後は
1:《未練ある魂》Blade型
2:《終末》ミラクルコン型
の2種類へとシフトとする事が出来ます。

 アグレッシブサイドと言う程ではありませんが、基本戦略を変えることなく攻め筋を変化させるという面白いデッキですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49536 
 8位、Ali Aintrazi氏のBurnです。

 先週のOpen3位 Patrick Sullivan氏の構成と非常によく似たSlighBurnです。
違いはPatrick氏が《炎の裂け目》を採用していたのに対しAli氏は《焼尽の猛火》を採用しています。
より、Cre対策に重きを置いていたようですね。
個人的にはダメージ効率が良く、且つ《神聖の力線》に左右されない裂け目の方が好みですが、《ゴブリンの先達》の様なSligh型なので猛火の方がデッキの特賞国はあっていると思います。

 まぁ、実はサイドまで含めた75枚で見ると、全く同じ採用ない様なんです。
メインでの思想の違いだけですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49551
 9位、Sam Black氏のZombardment(Zombies)です。

 ご自身が持ち込んでから、ずっとチューンを続けていますね。
しかも結果を出し続けている。
初期のころから比べるとBeat+Comboの様な構成からComboへのシフトが少し見られます。
より純粋な形になったという事でしょうか?
一撃系コンボや対策にやられないよう《潮虚ろの漕ぎ手》の4枚目が今回は採用されていますね。

 ずっと《悲劇的な過ち》が1枚採用されていますが、これは何を意図しているんでしょうかね?
除去用の枚数とは思えませんし・・・自殺用兼ついでに除去ということでしょうか・・・。

 誰か、このデッキの挙動を含めた解説をしてほしいですね。
勝ち手段とかはわかっても、私には明確な挙動やKeep基準が判らないので・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49660
 18位、Kenneth Joa氏のtU型Maverickです。

 メインは《聖トラフトの霊》のみのU要素。
以前はtUなら《ロウクスの戦修道士》だったのですが、よりオフェンシブですね。
サイズの小ささは《ルーンの母》《貴族の教主》《クァーサルの群れ魔道士》が解決してくれます。

 サイド後は《否認》1、《呪文貫き》2、《水没》2、と色々なカードを足していますが、中でも《精神を刻む者、ジェイス》の存在が目立ちますね。
tU程度で4マナUUシンボルのカードです。それも2枚も入れています。
一体どんな相手の場合にサイドインするんでしょうかね?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49632
 15位、Micheal Rooks氏のUB Aggro Tempoです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49605
 16位、AJ Sacher氏のUB Snapcaster Tempoです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49534
 22位、Gerry Thompson氏のDeath’s Shadowです。

 其々が同じUB系Tempoデッキですが、アプローチがずいぶん異なります。
対比してみると面白いですね。

 Michel氏は《フェアリーの大群》に《深き刻の忍者》《呪文づまりのスプライト》等を積んだ古きFishタイプです。
サイド構成が個性的で《減衰のマトリックス》に《インプの悪戯》《滅び》など、他では見られないようなものが入っています・
個人的に《インプの悪戯》はU系Beatなら生物数差を「-1 → +1」に出来る色物ではあるものの価値のあるカードだと思っています。
《滅び》を加えれば、Tempo系→コントロールへと早変わりですねw

 AJ氏の構成が一番個性的です。
生物の内容はコントロール寄りなのに、スペルの内容がTempo系という非常にアンバランスなデッキ。
ここまでしていて、《秘密を掘り下げる者》も《墓忍び》もいません。
しかも何故か《ドライアイドの東屋》が1枚・・・?Why??
一体どのようにして勝っているのか・・・?

 Gerry氏はTeamAmericaの派生種。
《墓忍び》→《死の影》へと変化させています。
死の影登場当初に構想されたような形ですね。
 注目するのは《森の知恵》が3枚も採用されているところ。よりアグレッシブであるともいえますが、2枚目が完全に捨て札になる知恵が3枚ですか・・・。
余程、重きを置いているという事でしょうか?
Rも以前ほどの数はいないので、ライフ管理も少しは楽かもしれないですね。
 サイドの《ジェイス・べヘレン》が目立っています。
3マナの神ジェイス対策兵器としては最高のカードですね。アドバンテージ源にもなる。下手に神ジェイスを足してコントロール仕様にしない所に好感が持てます。

 後追いで気付きましたが、こちらも今週のDeck Techで紹介されていますね。
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_bug_deaths_shadow_wi.html)



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49603
 72位、Phimus Pan氏のUG Infectです。

 今週のDeck Tech(http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_gu_infect_with_phimu.html)にもなっています。
テクでも触れられている《ペンデルヘイヴン》が全てを物語っていますねw

 小型の感染持ち生物を一転強化する戦術です。
MTG初心者がGのデッキで一番最初に組むような単純な戦略ですが、感染の存在がその戦略を凶悪な物へと変えていますね。
しかし、ここまで突き抜けると凄いとしか言いようがないですね。
どうせならtBで《疫病のとげ挿し》まで入れたいところですね。
また、《不安定性突然変異》も面白いと思います。



 という事で以上、SCG Invitational Atlanta編でした。
Invitationalは大振りなデッキは避けられ、堅実なデッキを使用される傾向が高かったのですが、今回もその例外に漏れず非常に理解しやすい結果でしたね。
 やはり環境の王者はRUG Delverという事でしょうね。

 しかし、自由参加であるOpenの方はやはり趣は異なるもの。
どの様な違いがあるのか楽しみです。
という事で、次に続きます。

・・・果たして今夜中に書き終わるでしょうか?
無理な気がするぉ・・・(;´Д`)
レガシー) 今週のSCGの結果 Open編  何とか夜更かしして終わらせたよ!!TUKARETA
レガシー) 今週のSCGの結果 Open編  何とか夜更かしして終わらせたよ!!TUKARETA
レガシー) 今週のSCGの結果 Open編  何とか夜更かしして終わらせたよ!!TUKARETA

 という事で、引き続きSCGの結果を見ていこうと思います。
今回はSCG Openです。


 プロもしくはそれに準拠するようなレベルの人が出るInvitationalと違い、Openは完全に自由枠です。
その分様々なデッキが見られ、デッキ分布も分かれ気味です。
それらを意識の片隅において、Openの今回の結果を見ていきたいですね。

 という事で、まずは結果をペタル↓

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2012-09-23&end_date=2012-09-23&event_ID=20

 優勝はMax Tietze氏のGoblinsです!!

いやぁ、Goblinですねぇ~(←意味不明)
 比較的Goblinsは成績を残していますよね。ここ最近では部族で最もいい成績を残しているかもしれません。
個人的には大好きなデッキですし(使うつもりはありませんが)、BeatデッキとしてはLegacy最高のデッキだと思っているのでこれからもがんばってほしい所です。

 以下成績
Top8
Goblins
Esper SfM
UWtR Miracle
Omni and Tell
UWtR Miracle
RUG Delver
Maverick

Top16
Elves
Merfolk
RUG Delver
Esper SfM
UW Miracle
Metalwoker
Omni and tell
Sneak Show

 と言う成績です。
一番の違いはSnT系の数でしょうか?
Invitationalでは零だったSnT系が公開レシピ28個中で5個です。十分Tier1を張れる勢力と言えるでしょう。
また、環境の王者RUG Delver、安定感のあるUWx Miracle、対部族の雄SfM系のEsperカラーも多く、そして部族で最勢力であるGoblinsが多いです。
安定感より単純にデッキパワーの高さを優先しがちな感もありますが、それでも環境を代表するデッキでこれでもか!と言うぐらいに固まっています。
寧ろ、今回のInvitationalよりもRougeデッキは少ないですねw
面白いものです。


 さて、ここから先は気になったものを個別に見ていきましょう。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49688
 まずは、優勝したMax Tietze氏のGoblinsです。

 ここ最近最も影が薄かったRtG型ゴブリンですね。
G型の最大の魅力は《ブリキ通りの悪党》の存在でした。《梅沢の十手》等強力な装備品にメインから対応できることで登場以後もてはやされてきた悪党さんですが、最近は《タクタクの潰し屋》にその居場所を取られがちでした。
潰し屋の場合は単色の構成が可能で、tGの魅了も薄かったのでこれはしょうがないとも言えますね。
潰し屋は重いもののCip能力であるのに対し、悪党はプレイである事が条件なのも痛い点ですね。

 しかし、ここに来てtGの必要性が増してきました。
そう、《クローサの掌握》です。
対象は絶賛活躍中(?)の《全知》ですね。
この《全知》は非常に強力な物の最低1アクション必要になります。
「SnT → 生物 」である場合はどうしようもないですが、
「SnT → 願い 」である場合はこのタイミングで破壊できるため、大きな活路に成ります。
もちろん、ギリギリのマナで出てきた《騙し討ち》にも問答無用です。
 また、同じく流行のUW Miracleの《師範の占い独楽》《謙虚》《Moat》
天敵SfMの《梅沢の十手》《殴打頭蓋》など、3マナと言う重さがネックな物のグリップは今非常に強いです。

 コンボ・コントロールに強いtW(というよりtサリア)や大型生物に強いtBなど、タッチカラーは色々ありますが、現環境では受けの広いtGも十分に検討の価値がありますね。
(まぁ、何がBestかなんて私には判らないので専門家の[-]さんや[6号]さんにお任せします。いつかしてくれる事を期待しましょう。)

 しかし、このMax氏のSnTへのHate値は異常ですねw
《紅蓮破》は当然かもしれませんが、《絶望の天使》を3枚もサイドに積んでいますww
殺ル気満々ですw

 最近では珍しく、《ゴブリンの親分、クレンコ》を積んでいませんね?
Why?
《モグの戦争司令官》3枚や《包囲攻撃の司令官》2枚など数で押す戦略を取っているにも拘らず、です。
《ゴブリンの酋長》のKPの低さを嫌ったんでしょうかね?
しかし、親分どころか《鏡割りのキキジキ》も《稲妻造り士》も積んでいません。
ここ最近の必殺仕事人を悉く回顧しています。
《ゴブリンの群集追い》の4枚目やギャンコマの2枚目等、tGの事も含め結構古いタイプのゴブリンですね。

 デッキパワーの高い代わりに若干の低速化と大振りが特製なデッキと、安定性の代わりにデッキパワーを下げたデッキ。
これらが環境の中心になってからというもの、ゴブリンは非常に活躍しています。
この活躍は何処まで続くのでしょうか?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49679
 2位、Brian Eason氏のEsper SfMです。

Invitationalといい、このOpenと言い、SfM系は悉くがEsperカラーですね。
純正2色ほどストイックでは無いものの、よりコントロール力を環境柄優先しているという事でしょうか?

 優先されている軽量カウンターは 《呪文貫き》です。
《聖トラフトの霊》を見てもその構想はやはり比較的Tempoよりです。

 しかし、tBの真価はサイド後ですね。
《非業の死》や《外科的摘出》の様な優秀なサイドを積めるのが何よりの魅力。
また、Invitationalでも触れましたが、tBにより、デッキの攻め筋を変える事も出来ます。
単騎突破から面制圧へ、またTempoからコントロールへ。
非常にテクニカルなデッキに成りますね。

 《翻弄する魔道士》の存在もSnTの様な低速大振りなデッキには強力なはず。

しかし、剣シリーズメインに1本も無いのにデッキネームが~Bladeって何か間違っていませんかね?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49672
 3位、Marius Cholewa氏のRUG Delverです。

 特質すべきは何と言っても《罰する火》コンボを積んでいる事でしょう。
部族の流行を受けての採用でしょう。
Tempoデッキのコンセプトに反していますが、背に腹は代えられないという事でしょう。
それを考えれば、個人的には《思考掃き》の3枚目を入れたいですね。《燃え柳の木立ち》《罰する火》の両コンボパーツを探すにも、通常よりも必要になるであろう土地を探すにもドロー呪文の増量が望ましいように思えますが・・・。
《罰する火》に関しては直で山札から落としても良いわけですしね。
少なくなったフェッチランドの分の墓地枚数もそこで補えるでしょう。
・・・問題はスペースですがねw
 また、SCG KansasCity時のAndrew Lozano氏の様に《壌土からの生命》でも良いですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49674
 4位、Joe Lossett氏のUWtR Miracleです。

 Invitationalでも人気でしたが、こちらでも大人気ですね。
メインにそれ程特筆すべき点はありませんが《先触れ》が1枚採用されています。
以前から細々と使用されているこれですが、デッキコンセプトを全うするには結構重要なカードなのかもしれませんね。
KPが低すぎるのでこれ以上の増量は難しいかもしれませんが・・・。
ここをEEにする方もいれば枷にする方もいる。結構好みが出ている部分なのかもしれないですね。

 サイドは《悪残の天使》が2枚採用されています。
RUG Delverに非常に強いコイツですが、単純にフィニッシャーとしても超優秀ですね。除去耐性の無さを相殺コンボや《瞬唱の魔道士》で補えるからこその採用でしょうが、やはり強いですね。
《法の領域》も同じくRUGに効きますね。Burnには絶大。この手のカードの中で、これが何よりすぐれているのはマナが設置以後はかからない所ですね。
安心してドローゴーが出来ます。

 現在はSnTに対しては合わせて《忘却の輪》を置くのが最も一般的です。
が、このJoe氏は《浄化の印象》を採用していますね。SnTに対しては打消しである程度対処出来る以上、先置きしてプレッシャーを与えられる印象を優先したという事でしょうか?
どうせなら《Moat》も《罠の橋》に変えたいところですが、こちらは対部族を優先しているのでしょう。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49678
 5位、Trevor Petrilli氏のOmni and Tellです。

 現在最もSnT系で流行している《全知》型ですね。
《全知》の存在に加え、《圧服》まで積んでいるため、フィニッシャーをはじめとした枠が非常に圧迫されてしまう処が痛いですね。
決まった時はより強力な動きであるものの、更に大ぶりな感じが増しています。

 通常の《ぶどう弾》フィニッシュではなく、《苦悶の触手》が採用されています。
そのため、1マナドロースペルは3種4枚計12枚が採用されている仕様ですね。デッキパワーは下げているものの、結果として非常に安定した展開が出来ますね。

 少々変則的なTrevor氏に対し15位、Marshall McClarnon氏は非常にオーソドックスなサイドです。
《洞察力の花弁》→《ぶどう弾》仕様です。《生ける願い》からのシフトで《緊急時》の採用もあり、非常にサイドに余裕を持てています。

 
 16位、Corbett Gray氏のSneak Showを今見るとシンプルな公正な事に若干感動を覚えましたw
対してみると面白いですが、強襲力はやはりSneakに軍配が上がりますね(当たり前だ!!)

 サイドに《神聖の力線》無し、《防御の光網》3、《裂け目の突破》4とひたすらアグレッシブですね。


 
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49677
 8位、Will Stevens氏のMaverickです。

 部族を意識してか、SfMパッケージを採用しています。
しかもSfMは3枚と言う気合の入りっぷり。
更にサイドには《はらわた撃ち》2枚に、メイン・サイド合わせて《流刑への道》2枚とかなり、軽量除去にも力を入れています。

 他には《忘却の輪》が3枚も取られている等、自制を感じさせる構成ですね。《エーテル宣誓会の法学者》も2枚です。
以前までならばもう1枚ずつ減らして《悟りの教示者》のその枠に入れるのが主流でしたが、今はそんなゆとりプレイは許されない厳しい環境ですね。

 《饗宴と飢餓の剣》がシリーズ唯一の採用のなのは、プロテクション(G)の有用性は当然として、(B)でグリセルブランドを突破できる点でしょうか?
もちろん装備まで良ければ、コンボにも強く、展開速度も飛躍的に上がるのも強みではありますが・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49686
 27位、Ken Adams氏のZombardment(Zombies)です。

 Sam Black氏のそれとは少々趣が異なるようです。
デッキの根幹たる《ゴブリンの砲撃》がなんと1枚のみです。しかし、それの代わりとして《ゲラルフの伝書使》が2枚取られています。
単体でも機能するカードを優先しており、デッキパワーを高めていますね。

 ゾンビデッキ御用達の対コンボ用カード《潮虚ろの漕ぎ手》は無し。
代わりとして《忘却の輪》がメインから採用されています。
もともと、ハンデスにも打消しにも除去にも強いこのデッキです。ストームも少ない今それほどこのカードに拘る価値が無いとみたのかもしれません。
汎用除去であり、対SnTもこなせるリングを代わりに当てたようですね。

 デッキパワーを挙げてある分でしょうか?それとも1枚挿しが多い為でしょうか?《師範の占い独楽》が採用されていますね。
サイドからのボブ登用も考えればないわけでは無いですね。

 また、序盤に難があるためか部族に強い《渋面の溶岩使い》も目を引きます。一見墓地をリムーブするため相性が悪いように見えますが、必要な枚数は限られてくるため、数発使用するぐらいなら問題は無いと思われます。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49692
 33位、Joseph Herrera氏のNO Bantです。

 久々に見ました《自然の秩序》パッケージBantです。
いや、懐かしい、《大祖始》とKoRの2強で攻める・・・?


Σ(||゚Д゚)「《聖遺の騎士》の霊圧が消えた!?」

 そう、驚くことにこのデッキはKoRを積んでいません。
デッキの攻撃力の低下もさることながら、その真価は《輪作》能力にありデッキの対応能力を飛躍的に向上させていたナイトさん。
まさか首にされるとは・・・。
まぁね、東芝やPanasonicだってヤバいこの世の中ですからね・・・(意味深)。

 《貴族の教主》4枚に《緑の太陽の頂点》4枚+《ドライアイドの東屋》を見るにどうやら、3T目に《自然の秩序》をキャストする事に魂かけてるんじゃないかと・・・。
《ヴェンディリオン三人衆》も3枚採用されていますしね。

 しかし、この環境で《Karakas》まで抜いてしまう理由は何かあるのでしょうか・・・?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=49671
 79位、Chris Andersen氏のUG Enchantressです。

 DNなどではWGが主流で続いてWUGのバントカラーをたまに見るEnchantressですが、UGカラーなんてあったんですね。
《セラの聖域》も無し。
デッキとして「Eternal Wind」なんでしょう
(僕はガンダムではF91が一番好きです!わかる人だけ判ればいいネタ)
が、フィニッシャーはなんですかね?
まさかの《フェアリーの大群》?
そんなデッキでしたっけ?まぁ、相手の場が綺麗になった時点で生物のパワーなんて関係ないでしょうが・・・。

 当然と言えば当然かもしれませんが、《踏査》はメインにゼロなんですね。
う~ん。
同じエンチャントレスでもずいぶん異なるデッキになるものですね。
私はそこらへんが判らないので詳しい事は専門の方にお任せします(ゝω・)



 こんな所でしょうか?
しかし、冒頭でも上げましたが、本当にデッキが固まっています。
SnT、RUG、SfM、UW Miracleでなんと 18 / 28です。
(今回優勝したゴブリンを含めると 21 / 28まで増えますが)

 それにしても、青い。蒼い。碧い。葵・・・。
金色夜叉ー!!
しかし、今のうちにいい目を見ておくがいいわ!!
RtR後の「打ち消されない」シリーズが参入すればこの図式もかなり変わってくる。
これからは非Uデッキの夜明けじゃ!!
(「打ち消されない」シリーズを使うデッキで一番強いのはUデッキと言うのは☆秘☆密☆)

InvitationalとOpenとはやはり傾向が異なりますが、それでも勝ってくるデッキは統一されています。
これがどう変化するか、どう変化させていくか、今から楽しみですね!!
楽しい新構築のお時間ですw



 さて、今回はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役にたてば幸いです。




------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 何とか終わった・・・(;´Д`)
チョ~寝み~です。



配られたトランプで勝負するしかないのさ
配られたトランプで勝負するしかないのさ
配られたトランプで勝負するしかないのさ
 YahooのTopPage「メットライフアリコ」動画のカッコイイ名言が気になって調べてみたら・・・

>「 配られたトランプで勝負するしかないのさ 」

 これ、スヌーピーのセリフなんですねww
お前かっこよすぎるだろ!!
セリフ内容、超ハードボイルドだぞ!!
葉巻とか咥えていそうな方のセリフですよコレ!!
もしくはジャズバーにいるミュージシャンでしょ!!

 貼り付けた画像と合わせて、スヌーピーが段々サッチモに見えてきましたw


P.S.
 名曲「What a woderful world」はあの濁声以外は想像できない。


--------------------------------------------------------------------------------------------------

アクセス解析

>迎えに来たぞ、古き友よ

 カッコいいけど、・・・何のネタ?

--------------------------------------------------------------------------------------------------

「 PS Vita『地球防衛軍3 PORTABLE』3rd」
のPV第3弾が発表されてますが、千葉さんがホント良い仕事していますね。
もうこの勢いで「時は世紀末!!」ぐらい言って欲しいものですw

 というか、地球防衛軍の巨大昆虫ワラワラの状況ですが、画面の\(^o^)/オワタ感がマブラヴを髣髴とさせる。

 もし、マブラヴをアクションGameで発売したらこんな感じになるのでしょうかね?「真・三國無双」シリーズの「地獄」よりも速いペースで味方が文字通り駆逐れていく姿が目に浮かぶ・・・。

 イースは買う予定ですが、地球防衛軍はどうしましょうかね・・・。
RtRのせいで金が無いのですが・・・。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------

 ミスチルの新アルバムが11月末に発売されるよ!やったね!!



非考察)《荘厳な大天使》って・・・
非考察)《荘厳な大天使》って・・・
非考察)《荘厳な大天使》って・・・
 (※電波注意※)

 《荘厳な大天使》ってMaverickに入れたら強くないですか?
採用生物が軒並み《聖遺の騎士》に準ずるサイズになりますよ?
《ルーンの母》が横にいれば万全!!


 →除去耐性ないし、同じ4マナなら《遍歴の騎士、エルズペス》で良いんじゃね?


レガシー) 《突然の衰微》について延々と考えてみた前篇:カード特性
レガシー) 《突然の衰微》について延々と考えてみた前篇:カード特性
レガシー) 《突然の衰微》について延々と考えてみた前篇:カード特性
 
「 I got it!! I got it!! Iー 」


 皆さん、こんばんは。しもべです。
早いもので今日で9月も終わりです。


 さて、そんなこんなで今日も書いていきましょう。
今日はRTRの既発カードについて考えるの第参回。
御題は皆大好き(?)《突然の衰微》です。
そのカードパワーの高さからLegacy民も注目しているBGカラーの新星ですね。

(やっと書き終わる事が出来ましたよ・・・。
要した時間2週間。しかもその間に3回ほど諦めて投げた・・・。
全部読んでいると間違いなく鬱陶しくなるため斜め読み推奨。)

 さして目新しい事は書いてないので、要注意w


 まずは、テキストをペタル↓
《突然の衰微/Abrupt Decay》     (黒)(緑)
インスタント       レア
Abrupt Decayは呪文や能力によって打ち消されない。
対象のマナコストが3以下である土地でないパーマネントを破壊する。


 スポイラー登場当初から各地で祭りが起こったカードですね。
これぞ「パワーカード!!」の代名詞の様なカードです。
ただ、私は「涎が出るほど~」と言うほどには評価してはいません。
非常に強力なカードではありますが、飽くまで要検討が必要なカードだと思っています。

 私がこれを見て思ったのは、まずKPは高いものの「何かの上位交換ではない」 という事。
レガシーのカードは各カード強力ですが、それ以上に1枚1枚に積まれている意味、明確な役割 を持っています。
その観点から言って、このカードが何かの代わりに・・・という期待を完ぺきに果たすものではないと考えています。
間違っても《名誉回復》の代わりになるなんて事はありません。
一応、比較され得る(万能)除去カードを少し挙げます。

《名誉回復》:Simple is Best!!
《大渦の脈動》:アドバンテージ・フレンドリーファイヤの両可能性あり
《忘却の輪》:SnT対策の常備兵装。でも脆い。
《拭い捨て》:安定していて強い。がダブルシンボルが厳しく、同マナ域に《ヴェンディリオン三人衆》がいる。
《混沌のねじれ》:SnTがいる限り、「江村さん、こんにちは(^^)」が怖すぎて使えない。リアニメイトもいるし。
《内にいる獣》:安定しているけど、少々リスキー。押してる場面でそこそこ強く、押されている場面では超弱い。自分の土地にも使えるなど応用が利く。

また、これらの他にも、StPやPtE等、環境柄使われているカードは様々です。
これらのカードを頭の片隅に置きながら、この《突然の衰微》の効能について見ていきます。


 
メリット)
・「打ち消されない」点
より具体的には
a) 《相殺》
b) 《虚空の杯 / CotV》
c-1) 《秘密を掘り下げる者 / DoS》
c-2) 《ヴェンディリオン三人衆 / Clique》
c-3) 《聖遺の騎士 / KoR》
c-4) 《タルモゴイフ》
c-5) 《梅澤の十手》/《石鍛冶の神秘家 / SfM》
c-6) 各種剣シリーズ
d)  《霊気の薬瓶 / Vial》
e) 《ヴィダルケンの枷》

に、高確率で対処出来る事でしょう。
主にU系統のデッキで使用される致命的・要対処なカード群です。

 《誤った指図》や《方向転換》等で対処されてしまうため僅かな隙はあるものの、それ以外はほぼ気にならない程に安心感のある実行力を持ちます。

 a)はCTGやミラクルコントロールで用いられているため、メタデッキに対しても一定の効果を上げる事が期待できます。
CTGは環境にはそう多くはいませんし、ミラクルコンも搭載枚数はデッキによってまちまちであるため劇的な効果を望むべくもありませんが、それがデメリットと言えるものではないでしょう。

 b)はスタックス系やMUD、各ストンピィ系などが搭載しているチャリスに劇的な効果を望めますね。
特に所詮1T目にX=1でチャリスを置かれてGGにならない所が良いです。
30人規模以上の大会にもなれば1人以上は見る事の出来るデッキタイプのため、デッキの受け幅の向上の一助になりますね。

 C)は見て頂ければお分かり頂けると思いますが、現環境の主要な軽量フィニッシャー達です。
これらのフィニッシャーに「高確率で対処できる」と言う点については明確なメリットであり大きく勝率を上げる事が可能でしょう。
 特にc-1、2はU系デッキのメインフィニッシャーであり、かつ飛行を備えている事から、非常に驚異な存在でした。
が、これらを確実に落とせることで相手のデッキの勝ち手段を明確に潰す事が出来ます。
 同様に、c-5、6も~Blade系デッキのフィニッシャーみたいな物です。これらを落とせることも右に同じ。
RUGやUW、Bantの様なデッキに対して劇的に刺さる素晴らしい部分です。

 d/e)は各デッキのサポートであり、a/b程致命的ではなくとも対処出来るに越した事は無いカードです。
d)は主に部族が使用しますが、これを安定して破壊できる事は、明確に展開速度に支障をきたす事に成ります。「数の暴力」が基本の部族の戦略を潰せることは大きいです。
e)はU系のヘビーコントロールが使用してきます。KoRぐらいのサイズなら問題ないのですが、タルモや《墓忍び》ぐらいでは結構簡単に奪われてしまいます。衰微のお陰で +1 → -1という戦力転換を防ぐ事ができるわけですから疑似的なアドバンテージさえ稼いでいると言えますね。
特にこれはTeamAmericaにとっては有難いことだと思います。まぁ、その以前に、枷で奪われる様な状況になる前に決着を付けろよ!と言う部分もありますが・・・。

 Rockの視点から言えば、特にc)に働きが有難いです。
飛行系フィニッシャーは基本的にブロック出来ないので、それらを潰せればかなりゲームが楽になります。
地上戦では圧倒的に有利ですからね。
ただし、ハンデスの存在があるため、巧く立ち回ればクロックパーミッションは不利が付くデッキではないので、飽くまで有れば嬉しい程度ですね。
CTGやMUDも同じく不利が付くデッキではないので、こちらも同じ。
ミラクルコンへの勝率が僅かでも上げれる点は評価すべき点でしょう。


・「(土地以外の)パーマネント破壊」(万能除去)である点

 そのままの意味です。
非常に丸いスペルであり、序盤に展開される大半のスペルパーマネントに対処できます。
これをデッキに取る事でデッキの対応能力はかなり上がるでしょう。
生物除去→突然の衰微
置物除去→突然の衰微
とする事でも簡単にデッキの対応力を挙げる事が出来ます。


・インスタントである点

 カラーがBGであるため基本的にはSocタイミングで挙動を取るデッキでの運用が多くなります。
(例外はBUGぐらいでしょうか?結構構える動きが少ないTeamAmericaですが、その大半がピッチで動けるためここではカウントしません。)
同じインスタントでもUやR程にインスタントである事に旨味はありません。
但しIns≫Socあるのは明らか。
有るに越したことはありません。
生物主体のデッキならコンバットトリックにも使えます。
ハンデス、特にInsタイミングでハンデスをしてくるCliqueに完璧に対応できる点は評価され得る美点と言えると思います。
EverGreenの様なデッキ内でインスタントが少ないデッキではその比率を高める事でタルモの巨大化にも1役買えます。相手のデッキに依存しないで良い、と言い換える事が出来ますね。


・GBの2マナである点

 基本スペルとして見た場合のギリギリの軽さを維持していると言えるでしょう。
テンポ系デッキにとってはそれでも些か重いかもしれませんが、費用対効果を考えれば文句は言えませんね。
中速系デッキにとってはもちろん気にならない重さと言えます。
DeedStillにとっては《瞬唱の魔道士 / SCM》でのFBが可能なギリギリ現実的なラインを維持しています。
Rock系は《闇の腹心》でのライフロスが少ないのが有難いです。
 また、最近は高確率で採用されている《モックス・ダイアモンド》を併用すれば、これをキャストしながらその他の展開も可能になります。
新顔《死儀礼のシャーマン》との相性も良いです。マナ加速である点は当然として、「破壊」除去であるため、破壊された生物はライフに、本体は火力に転用できます。
素晴らしいシナジーですね。

 「打ち消されない」と言うテキストを持つため、《方向転換》を除けば、ほぼ確実に2マナで機能するという安心感もありますね。
(《目くらまし / Daze》《呪文貫き / Pirce》に怯えて、展開を遅くする必要がありません。)

さて、ここまでが主に利点として捉えられる部分です。
次はその逆を見ていく事にします。



デメリット)

・4マナ以上に対処したいカードが多すぎる環境である点

 KPのバランスを取るために刷られた文面「3マナ以下の~」と言う点が非常に悩ましい点です。
嘗てのLegacy環境なら
  
 (゚∀゚)こまけぇこたぁいいんだよ!!
 
で、済まされた問題なのですが・・・今はそうはいきません。
中級スペルにもPWをはじめ、非常に強力な物が増えているため見過ごせない部分です。
ざっと見た中でもこれだけ不味い物があります。
《謙虚》
《神聖の力線》
《遍歴の騎士、エルズペス》
《大修道士、エリシュ・ノーン》

《精神を刻む者、ジェイス》
《全知》
《集団意識》

《墓忍び》
《グリセルブランド》

《騙し討ち》
《包囲攻撃の司令官》
《群衆の親分、クレンコ》

《煙突》
《ゴブリンの放火砲》
《殴打頭蓋》
《引き裂かれし永劫、エムラクール》

《ボーラスの工作員、テゼレット》

その他リアニ生物各種
その他PW各種

等、「Legacy環境での4マナ以上の基準は必殺級であること」を体現するかの如きカード群です。
処理できなければ文字通り「GoodGame(^^)」な可能性が高いでしょう。
そして、ここに挙げられるという事はつまり、それだけ現環境ではこれらのカードで溢れている(一部例外)という事。
衰微は汎用性は高いかもしれませんが、これほど多くに対処できないというのはかなり痛い点でもあります。
もう少し言えば、負けの要素を自分から作る 事になる、ということです。


・範囲が限定的である点

余りに中途半端であり、どのカードの代わりにもならない点

 上記の点と些か被る文面ですが、視点を変えて見た場合の難点。
汎用性が非常に高い除去であるため、当然採用したいのですが、上記に挙げられた対処出来ない物が多すぎて、単純にどれかの交換枠で入れる、と言う選択が出来ません
《剣を鍬に / StP》→リアニ生物等のファッテイへの対処、リムーブ、緊急時のライフ回復手段
Edict系      →「布告」という除去耐性のある生物への対処
《殺し》     →ピッチスペルでありテンポデッキのお供
《名誉回復》   →土地、PWまで割れる万能性
《クローサの掌握》→《謙虚》《全知》《騙し討ち》《殴打頭蓋》《梅沢の十手》《師範の占い独楽》等の 環境Tier1レベルのカードに確実に対処出来る。

 先にも述べましたが、Legacyのカード群は積まれる明確な理由が其々にあり、簡単に放棄できるような働きではありません。
ここに挙げたものは除去としては一部ですが、それでも交換で採用するにはこれだけの弊害を乗り越える必要が出てくるという事です。
そうでなければ、これのための枠を作る努力が必要になります。


・《コジレックの審問 / IoK》との相性の悪さ 

 同じく「3マナ以下」というテキストを持つ、優秀なハンデス《コジレックの審問》との相性の悪さも問題です。
パーマネント破壊と言うベクトルが一緒である以上、仕事の範囲(この場合は対処できない範囲と言う方が判り易いかもしれませんね)が被ってしまうのは構築上の無駄が多いと言えます。

 当然、カードの性質上、採用されるであろうデッキは類似傾向にある以上、よく吟味する必要があります。
大きな違い(カードタイプは別にして)は、審問は能動的パーマネント対処カードであり、衰微は受動的パーマネント対処カードであるという事。
審問は1マナと軽いが先出しかできない、衰微は2マナと重いが後出しでもOK(但し、コンボは無理ですが・・・)。
この違いをよく考えた上でどちらがデッキに合っているか調整する必要がありますね。


・《破滅的な行為 / Deed》との相性の悪さ

 Deedは状況の回天(中・終盤)及び、状況の膠着・展開の抑止(序盤)が主な仕事です。対して、衰微は単体除去が仕事であり、除去としての役割は大きく異なります。
が、それでもDeedのX=~3・4である事が殆どであり、その除去範囲は被っています。
役割が異なるとはいえ、対処できる範囲が非常に似通っている以上、デッキの対応力の観点から同時併用は難しいのではないでしょうか?
(つまり、ここも、上記IoKと同じ問題を定義しているわけです。)

 また、これは類似効果を期待される《仕組まれた爆薬 / EE》に対しても言える事です。
と言うよりも、Deed以上に1-1交換に成りやすいEEは、より効果が被り易く、共存はさらに難しいと思われます。


・《流刑への道 / PtE》との相性の悪さ。

 :現環境で最も強悪なファッティである《グリセルブランド》の台頭とともに日の目が当たり始めたPtEですが、当然衰微との相性は悪いです。
衰微が除去出来ないファッティに対処できる代わりに、衰微自体のデメリットを肥大化させます。

 つまり、衰微を採用するデッキはただでさえグリセルブランドに弱い構成になるにもかかわらず、PtEも積めないという事です。
気にするほど些細な事でもないかもしれないですが、相性を悪化させる可能性もはらんでいるという事です。


・レアである点

 (ノ`Д´)ノ彡┻━┻



 結果として効きにくい相手は?
・SnT系(SnaekShow/Onmi/Hivemind)
・Reanimate
・Dredge
・ANT
・Burn
・Lands/ScapeShit
・Goblins
・NicFit
・Zombardament


 逆に高い効果が望める相手は?
・RUG Delver
・UWx Miracle
・Ux SfM (~Blade)
・Merfolk
・Team America
・MUD
・Enchantress
・Bant
・~Stompy
・Death & Tax


 さて、カード単体の考察はこのぐらいにして、それでは実際に

・どのようなデッキに合うのだろうか?
・どの様なカードとの相性が良いのだろうか?

という事を見ていきたいと思います。


 後篇に続きます。
レガシー) 《突然の衰微》について延々と考えてみた後篇:構築
レガシー) 《突然の衰微》について延々と考えてみた後篇:構築
レガシー) 《突然の衰微》について延々と考えてみた後篇:構築

 さて、カード単体の考察はこのぐらいにして、それでは実際に

・どのようなデッキに合うのだろうか?
・どの様なカードとの相性が良いのだろうか?

という事を見ていきたいと思います。

 最も最初に挙げられるのは、やはりテンポ系のデッキでしょう。
=序盤に優位を築き、そのまま封殺するパターンが取れるデッキですね。
IoKとの相性の項目で挙げたとおり、同様のデッキで運用は可能なはずです。
つまり、「3マナ以下」という限定条件が気にならない、若しくは緩和される ようなデッキですね。
ランデスでもたつかせながら、生物で高速Beatを仕掛けるデッキなら純粋にメリットを取る事が出来ます。
 その場合、より能動的(前のめり)なIoKの方がデッキコンセプトとしては合っていることが、採用に対する弊害となるでしょう。
この点をどう考えるかが重要ですね。


-TeamAmerica

 :BG系テンポデッキの筆頭に挙がるでしょうチメリカは当然採用候補です。
特にランデス特化スタイルの方はコンセプトとしてよく合うと思います。
昔から「ランデスとハンデスの相性は悪い」と言われてきましたから、能動的な働きをランデスに任せて、受動的な部分をより安定してこなせる衰微は良い組み合わせになるのでは?、と思われます。
ハンデスは状況的にスカることもありますが、ランデスはその要素はほぼありませんからね(後半の無駄牌具合はランデスの方が上ですが・・・)。

 付け加えると、TeamAmericaにはテンポ御用達カウンターDaze、Pirceの2種類が存在します。
この2種類を、使用せずとも所持している可能性を相手に考えさせるだけで、相手は展開が遅く なりがちです。
直接的な効果を持たずとも、これも間接的に「3マナ以下」の条件緩和に役立ちます。

 ただし、ハンデス要素が減衰されると、当然対コンボの勝率は大きく後退します。
ソコを考えれば、一概にハンデスを削る選択は出来ませんね。

 また、幾ら軽いとはいえ、クロックパーミに2マナ構える挙動を取るのは少々酷です。
その点も要検証。
苦手なU系に強くなる点を持ってして、天秤がどちらに振れるかでしょうね。

 ランデスとの相性が良い事は述べた通りですが、それは別にハンデスとの相性が悪いと言っているわけではありません。
前述しましたが、ハンデスは能動的で、除去は受動的です。
スタンスが違う事を意識した上で巧く使い分ければいいというだけの話です。
 衰微に「3マナ以下」という限定条件が付いている以上、それらを補えるハンデスを採用すべきですね。
筆頭は、当然《思考囲い》です。《強迫》、Clique等も優秀です。
要はこちらの選択権のあるハンデスですね。
逆に相性が悪いのは《Hymn to tourach》《ジェラードの評決》等の非選択型ハンデス。
先述のとおり《コジレックの審問》も×です。
《脳食願望》は逆の対象範囲を有しているものの、本体が使いにく過ぎる為、これも無いでしょう。


-Eva Green

 :同じくBG系テンポデッキです。こちらにも良くフィットするでしょう。
寧ろ、デッキにおける必要度では上でしょう。
チメリカと違い打消しが無く、飛行生物も無く、STPの様な軽量の除去も無いデッキですので、デッキの需要に適っています。
また、Insであり、「破壊」除去であるため《タルモゴイフ》のサイズに貢献しやすいのも○


-Deadguy Eva

 :BWGカラーの準テンポデッキです。
基本的にEvaGreenと類似の用法が出来るものの、STPがあるため除去には困らず、また、封殺よりもコントロールにデッキの比重が傾いています。
その点をどう考えるかにより重要度は変化してくるでしょう。


 次に中速Beatでの考え。
正直「効果が半端である」という難点が最も際立つデッキタイプだと思います。
過度な状況への干渉手段(つまり封殺手段)も薄く、早々に勝負を決める速度も無いデッキです。
「3マナ以下」の負要素をうまく打ち消す正要素が無い以上厳しい採点になるでしょう。

-PT JUNK

 :BWGカラーで最も相性が悪いと考えています。
このデッキは《名誉回復》を《不毛の大地》と絡めて用いた「土地破壊」がデッキの戦略の一つとなっています。
 仕事が被るカードが既にあり、かつデッキコンセプトに合っているVindicateの方が優先度は遥かに高いと言えるでしょう。
速度を補う《モックス・ダイアモンド》が、最近は基本的に採用されているので、3マナと言う重さもそれほど気にはしません。

 もちろん、「土地破壊」戦略を取り入れていないデッキもありますが、このデッキは封殺は基本的に苦手で、また攻撃の速度も有能とは言えません。
大抵相手にも相応に重いスペルがキャストされる状況に持ち込まれるため、「3マナ以下」の縛りが非常に痛いです。
その点を取っても《名誉回復》《大渦の脈動 / Pulse》の代わりを務めるには至りません。
精々、5枚目以降のSTP枠ではないでしょうか?


-Jund

 :基本はJUNKと同じく、それ程有用な組み合わせとは思いません。しかし、この色には「火力」 という切り札があります。
個体ごとのサイズでは及ぶべくもありませんが、総合的な攻撃力ではJUNKよりも上です。
加えて、対処したい4マナ以上のカードの筆頭に挙がるカードがPWであり、その点も火力が補ってくれます。
(《精神を刻む者、ジェイス》にはサイドからの《紅蓮破》があり、《全知》《集団意識》の対処もできますからね。)
 また、Wが抜けたことで単体除去が不足する場面もある、というデッキの弱点も衰微の投入である程度補えています。

 「打ち消されない」と言う点はこちらでも評価は高いものの、軽量火力の関係で、小型生物の序盤における脅威は他のデッキに比べ低い為、それほど重要ではないと考えています。
Atfへの対処も、サイドに《古の遺恨》が取れるためそれ程旨味を感じません。

 相手に何もない場面で《血編み髪のエルフ》から捲れても(´・ω・`)ショボーン
軽いという点がここでは、逆にデメリットにもなってしまいます。

 総じて可も不可もなく、と言うのが印象です。
PulseもBWGカラー程、自陣を巻き込む可能性が高くはありません。
喩えいれるにしても、半端な位置取りに成りそうなので、明確な採用根拠を確立したうえでの調整が必要ではないでしょうか?


 最後にコントロールでの採用に関して。
こちらは「3マナ以下」という制約に目を瞑る代わりに、「打ち消されない」点に重きを置いた 採用が出来ます。
元々の展開速度が遅い為、どうしても序盤に隙が出来やすいデッキ群ですが、安定した働きを期待出来る衰微は採用の価値があると思います。

-The Rock

 :アリと言えば有、と言うレベルかと思います。
序盤の脅威は実は、STPと《思考囲い》である程度捌けるため、無くてもそれほど問題はありません。
《タルモゴイフ》や《暗黒破》を積んでいるようなデッキなら尚更です。
上記メリット)に挙げられるa)~e)は、上記に加えDeedまで含めれば全て対処可能です。
引きやプレイングに左右される部分もありますが、よく練りこみ、練習を積めばそれほど必要性は無い、と言うのが今のところの私の意見です。

 加えて、遅いデッキであるため、やはり「4マナ以上の脅威」に対処できない点は大きなデメリットとなります。

 ただし、「安定感」と言う点では他の追随を許さない為、採用の価値が無いとは言えません。
上記のカード群、そのデッキに対処できると言っても、多くは勝率が4~6割程度です。それらの勝率を最大で2割程度はこのカードだけで上昇させる事も可能だと私は考えております。
故に「勝てるデッキに確実に勝つ」 と言うプランでいるのなら十分採用の余地があると思います。


-BUGコントロール

 :コントロールデッキとしては最も相性が良いと思います。
衰微は、ヘビーコントロール故に序盤に押し込まれると脆い弱点をシッカリとカヴァーできるカードです。
(このデッキでは軽い除去が不足しがちですので)
特にRUG Delver、Merfolkに対しての安定した働きが大きな助けですね。
加えて《瞬唱の魔道士》により使いまわせることを考えれば、《破滅的な行為》の枠をそのまま交換するのも十分にありではないでしょうか?

 「打ち消されない」カードが最も輝くのはU系デッキ、と言う通説を地で行く結果でしょう。


-NicFit

 :コントロール枠では最低の相性です。
《老練の探険者》により自ら消費期限を早めてしまう というデッキ構造上の欠点が致命的です。
《緑の太陽の頂点》と合わせてデッキ上7~8枚カウントになるベテランは必ず使用すると言っても良く、使わないわけにいきません。
また、それにより高速で土地を伸ばせる為、Deedを一とした全体除去を必用十分な速度でキャスト出来ます。
《陰謀団式療法》のお陰でヘビースペルも高確率で通せる為、「軽い除去」「打ち消されない」と言う強みがそれほど利点に成りません。
ハッキリ言って、デッキに必要な要素が全く持ってない、と言うのが私の考えです。
こんな物入れてる暇があったら《見えざるもの、ヴラスカ》入れます。


-BUG続唱

 :何かDN内で早ているようなので、一応書いておきます。
が、《断片無き工作員》で暴発するリスクがある、と言う以外BUGコントロールとの違いはありません。

 暴発するリスクも、序盤の脆弱性を補えるという大きな利点がありますし、こちらの方が多少Beat寄りの構成でもあるため壁を退かせる利点もある事から、それほど大きなマイナスにはならないでしょう。
枚数を調整すれば暴発も防ぐ事は可能でしょう。

 BUGよりも扱いが難しくなった分、要検討といったところでしょう。


 といった所でしょうか?
お分かりのように、基本的には「3マナ以下」という部分を如何に緩和できるか?と言う点がやはりデッキの採用における命題に成ります。
そのためのハンデスであり、打消しであり、ランデスです。
具体的には
A)「3マナ以下」と言う消費期限を如何に延ばせるか
B)「4マナ以上」の脅威に如何に仕事をさせないようにするのか
という事に成ります。
A)が主にランデスであり、B)が主にハンデス・打消しですね。
それらを意識したカードの組み合わせ・デッキ構築が肝要となるでしょう。


 最後に、これらの部分を抑え、併用が望ましいと感じたカードを上記で挙がってない物の残りを挙げます。
但し、電波も多分に含みますww

・《スレイベンの守護者、サリア》

 :明確に[A]カテゴリーに入る「消費期限を先延ばしする」カードですね。
4マナのカードは5マナになるため、一気にキャスト可能ターンが遅くなります。デッキの使用上、ほぼ確定で《不毛の大地》も積むことになるため、尚更4マナ以上のキャストの現実味が薄れますね。
当然、こちらの衰微も重くなるものの、3マナなら許容範囲でしょう。
《貴族の教主》の様なマナ生物が居れば尚更問題ありません。サリアがP=3で先制攻撃持ちになるためアタッカーとしても相応に成ります。

 《別館の大長》《審問官の使い魔》も類似の用法は出来る者の、限定的すぎるので現実的ではありませんね。《トゲ尾の雛》は現実味はあるものの、同2マナ域であるため少々テンポが悪いですね。


・《ガドック・ティーグ》

 :[B]カテゴリーに入る数少ないカードです。
文字通り、4マナ以上をキャスト出来なくなるため、衰微の弱点を完全に補ってくれます。カラー的な事を考えれば、ハンデスに依る露払いも出来る為、場持ちも安定します。
Maverickの様に《ルーンの母》等で安定して守る事も出来るデッキであれば、なお良し。
完全なシステム生物であり、戦闘は二の次な物の、KoKの伝説ランド等のサポート手段は豊富にあります。


・《Nether Void》

 :[A][B]両カテゴリーに入る希少なカードですね。
全てのカードが+(3)マナ必要になるというとんでもない効果で、出せば、軽量級スペルでさえ行使が難しくなります。中級以上は言わずもがな。
Pointは「打ち消す」というテキスト。そう衰微は何の影響もなく一方的 に行使できます。
本体が4マナな事と、自身も大いに影響を受けるので扱いが難しいですが、面白みのあるカードです。
 《In the Eye of Chaos》でも類似の効能ですが、限定的すぎる為、こちらは厳しいでしょうね。


・《冬の宝珠》

 :[A]カテゴリー。
古のストンピィを一としたウィニーのお供ですね。かなりの時間を稼いでくれます。
これの嫌らしい所は、ヘビースペルのキャストは可能であるものの、時間が掛る上に、キャスト後も数ターン無防備になってしまうという事。
相手はかなり躊躇する事になるでしょう。
こちらは《クウィリーオン・レインジャー》やマナ生物、《霊気の薬瓶》にピッチスペルなど色々方法があるので、専用構築に成りますが検討の余地はあると思います。
ただ、カラー的に上記の中ではEvaGreenぐらいでしか現実味はありませんが・・・。
加えて、飽くまでプレイし辛いだけの効果ですので、数ターン後には確定でキャストされます。


・《リシャーダの港》

 :[A]カテゴリー。
古き良きマナ拘束ランドの元祖ですね。要は4・5枚(2種類)目の《不毛の大地》ですね。
不毛と違い、自分の土地の数を減らさずに相手を拘束できるため、自分のマナ調達に融通性がある点が美点ですね。
基本地形にも効く点も貴重です。
難点は、相手の土地1枚を縛るのにこちらは土地2枚が必要になるという事でしょうね。ある程度展開後に仕掛けるカードとも言えます。要は序盤は使い難い。
KoRの存在があるので1枚挿しで十分ですね。

 《復讐のアジャニ》が相性が良いカードですが、色的に衰微とは合わないため、ここでは却下ですね。


・《からみつく鉄線》

 :[A]カテゴリー。
上2つと同じく互いを拘束するAtfです。
ただし、本体をタップ対象に出来る為かなりこちらが有利に展開できます。
効果時間は短いですが、3マナとしては十分な時間稼ぎが出来ると思います。
やはり、Beat向けのカードですね。《裏切り者グリッサ》などを用いた専用の中速Beatなら比較的実用的なカードだと思います。

 類似カードである《ミシュラのらせん》は逆にコントロール向きです。
本体が5マナで、毎ターンタップ用のマナが必要な点を考えるとこちらはあまり実用的ではありませんね。


・《黄塵地帯》/《壌土からの生命 / Loam》

 :[A]カテゴリー。
《黄塵地帯》は繰り返し使える《不毛の大地》ですね。3マナと起動は重いものの使用できないレベルではありません。
重要なのは、このカードが場に出ている事で抑止力 になるという事。
また、要らなくなったフェッチランドをコストに当てれる点も美点。
最序盤は置いておく以外に仕事が出来ない為、KoRからの1枚挿し推奨。

 Loamの方が基本的に使いやすい物の、ローム+不毛の2種類が必要になるという点が欠点ですね。
ただし、序盤から仕事をこなせる上に、相手の土地破壊戦略にもかなり効果的なのでそこらへんが天秤に掛ります。


・《悪疫》/《小悪疫》

 :[A][B]カテゴリー。
御存じPOX!!!!ですね。
単純に土地破壊と言う点だけ効果的ですが、それ以上に、同時にハンドを攻めれる点が有用性が高いです。
序盤に打てば、大抵は土地か重めのスペルを捨てる可能性が高い為、衰微にとっての泣き所を攻めれます。
 「生け贄」であるため、ファッテイに対して効果が見込め、序盤ではマナ生物を潰す事も出来ます。
(特に先手2T目で、相手のマナ生物と土地を同時に落とせたときは笑いが止まりませんw)
FoWの様なピッチに対しても、軽いマナで安定して働く衰微はお互いの弱点を補える良い組み合わせではないかとも思います。
モックスがあればこちらのマナはそれほど気にはなりませんしね。

 問題はスペースですかね。

 《陰謀団の先手ブレイズ》も同様の働きを期待できます。
が、こちらは4マナと重く、生物故に場持ちが悪いところが難点ですね。
ただし、「相手から拘束を受ける」と言う点はPOXや類似カードの《煙突》には望めない利点です。


・《爆裂+破綻》

 :[A]カテゴリー。
Jundのランデスですね。
続唱ギミックばかりに目が行きがちですが、爆単は2マナの軽量ランデスです。不毛やフェッチを自分の対象にすれば、色拘束の軽い《Sinkhole》に早変わり。
マナが余れば、6マナ《ハルマゲドン》にもなりますが・・・、6マナ出る事には相手も普通に4マナ以上のスペルを唱えられるので意味は薄いでしょう。
こちらはやはり続唱ありき。
まぁ、選択肢がある分《Sinkhole》よりも使いやすいでしょう。


・《ファイレクシアの破棄者》

 :[B]カテゴリー。
4マナ以上のカードの中には少なくない起動能力持ちカードがあります。
それらを封殺する役目を負えるこいつは優秀です。
軽く色拘束も無い為、早々にキャスト出来、BGカラー的に打点にもなる点が有難いです。


・《根絶》/《外科的摘出》

 :[A][B]カテゴリー。
不毛で割ったランドを、又はフェッチを根絶!!
カードアドは失っているものの、潜在的なアドはかなりの物です。
《Tropical Island》や《Tundra》《Underground Sea》を割れればそれだけでほぼ勝ちです。

・・・衰微要らなく無い(´・ω・`)??
姿勢が前のめり過ぎますw


《束縛》

 :[A][B]カテゴリー。
Gの《もみ消し》です。相手の不毛やフェッチを割ってアドを得ましょう。
2マナカード1枚で、-1 → +1 に変えた上に1ドロー出来ます。
(フェッチは兎も角、不毛はキャストさせることが重要なので、誘う動きが必要になってきますね。
ぶっちゃけ、不毛を起動させた時点で相手の展開は1T分以上遅くなっているため、[A]に加えていいかどうか微妙ですね・・・。)
《騙し討ち》やPW、《グリセルブランド》、Deedに対処できる点も有難い。

 問題はGという色にも拘らず、2マナ構えなければならない点。
前のめりなのか、後ろ向きなのかよく判らないカードですねw
色物として、相手をびっくりさせれば十分でしょうww
神ジェイスの奥義に合わせよう!!


・《The Tabernacle at Pendrell Vale》

:[A]カテゴリー。
Stax・Lands系御用達の対生物カードですね。
生物を維持させることで展開を縛る事が出来ます。
問題は、相手がクリーチャーデッキである必要がある事と、縛るか(縛られるか)どうかは相手に選択肢があるという事。
安定した働きを求めるのは酷かもしれないですね。

 
・《時間の熟達》

 :[A]カテゴリー。
相手を遅らせるのではなく、こちらの行動を増やすことにより、相対的に速度差を付ける カードですね。
要は、決着までに消費期限が持てばいいんだから、こちらの行動回数を増やそう!!と言う発想です。
チメリカを中心としたBUG系テンポデッキにはお試し枠としていいかもしれませんww



 さてさて、こんな所です。
素晴らしいKPを誇るものの、よくよく見てみると穴も多い《突然の衰微》です。
特に2マナカードである事が、その悩ましさに拍車を掛けますね(《コジレックの審問》は1マナだからまだ許せる気分になります)。
色々書いてきましたが、少なくとも手放しで即投入!!!!
・・・出来るカードではないという事です(´・ω・`)

 癖をよく攫んだうえで、デッキとの相性を見据え、効能を求める事が肝要 となってくるでしょう。
また、環境に非常に依存するカードでもあるため、環境考察・頻繁な調整が必要となってきます。

 私も、そのうち買おうと思っているものの、今のところは様子見です。
今回書いたことを踏まえたうえで、これからデッキとの噛み合わせを図っていく事に成ります。
今のところは相性の向上を目的に2枚程度を試してみようか、と考えています。
 
「帯に短し、たすきに長し」

とてもじゃないですが、危なっかしくて何かの代わりに入れるという選択肢は取れそうにありません。
その場合は、受けの広い5,6枚目のStP と言う扱いになるかと思います。

 皆さんも是非、色々悩んでみてくださいw
([バヤシ]さんのところで知りましたが、Cockatriceでは既にRtRに対応しているようです。Let’s download!!)


 今回はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(__)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。




-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 P.S.

 今更、【「空の軌跡 FC改(HDリメイク)」PS3で発売!!】

 ・・・て無くないですか(´・ω・`)??

せめてVITAにしろや・・・。
HDってPCのグラ使い回せばいいだろうが・・・。
そして何故にFCのみ??+SCぐらいしろや・・。
3990円と微妙に高いし・・・(単品として見れば安いけど、10年以上前のソフトな上にFCって「前編」ですからね・・・)。



お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索