[シリアで妊婦を標的とする狙撃横行か、英医師が証言]
AFP=時事 10月22日(火)18時28分配信

【AFP=時事】内戦が続くシリアで、妊婦を標的にした狙撃が横行している可能性があると、同国でボランティアに携わった英国の外科医が19日、語った。

 英チェルシー・ウェストミンスター病院(Chelsea and Westminster Hospital)の血管外科医を務め、トニー・ブレア(Tony Blair)元首相などの治療を行った経験もあるデビッド・ノット(David Nott)医師は、過去20年間、ボスニアやリビア、コンゴ民主共和国(旧ザイール)などの紛争地帯で緊急手術医のボランティアを続けてきた。

 シリアの病院で5週間にわたるボランティア活動に従事後、帰国したノット氏は、英紙タイムズ(The Times)のインタビューに応じ、シリアで治療した銃創から、退屈した狙撃手らが遊び半分で妊婦を標的にしている恐れがあると語った。「ある日は股間を撃たれ、また別の日は左胸を撃たれていた。朝一番に来た患者から、その日1日にどのような患者が来るかほとんど察知できるほどだった。あれは(狙撃手たちの)ゲームだったのだ」

 1日に6人以上の妊婦を治療した日もあった。また別の日には、銃創患者が2人連続で妊婦だった。そして2人ともが胎児を失った。「女性たちは全員、子宮を撃ち抜かれていた。そこが彼らの狙いだったのだろう」とノット氏。「普通、民間人は交戦に巻き込まれるものだ。こんなこと(民間人を標的とした狙撃)を目撃したのは初めてだ。あれは故意だった」【翻訳編集】 AFPBB News

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000037-jij_afp-int

正に、鬼畜で外道。
常人では到底、言われてイメージは出来ても実行する事は考えられないレベルの行動です。
が、彼らが正に外道であるのか?
と言われれば、首を傾げざるを得ません。

 この様な行動自体は間違いなく鬼畜の所業であるのは間違いありませんが・・・。
が、歴史を振り返ってみるとこのレベルの行動は差して珍しくも無いと言えます。
戦争や侵略後の勝戦軍による暴虐非道は常なる物でした。
レ○プや虐殺なんて当たり前に行われていました。
それらが行われない軍隊は「なんて品行方正な軍隊なのだ!」と称賛された物です。
もう、考え方の基準がおかしいんですね・・・。
 現代に入り、人権が叫ばれるようになって大々的に行われる事は少なくなりましたが、それでもこの様な行為は未だに続いています。
最近だと、米国の対イラン戦でも、イラン市民やイラン兵士に対し米国兵はかなりアァーな事をしていました。
でも別にそのような人物たちが全て、常時頭のネジが飛んでいるわけでもないんですよね。
戦争と言う、極限状態であるからこそ起こってしまうんだと思います。

 今回のシリアにおける狙撃も、かなり常軌の逸していますがそれも同じくこのよう(続く内戦)な惨状の産物なのだと思います。
だからこそ、早く終戦に向かって欲しい物ですが・・・。
が、期待は出来ませんかね・・・。
先日も、内戦へ向けて代表者同士の会合の場が持たれるという報道がありましたが、その後日に自爆テロが行われました。
アルカイダ系勢力だそうです。
国内の政争だけでも厄介なのに、宗教闘争の面まで加わってはもう手の施しようが有りません・・・。


昨日のニュースですが、気になったので挙げてみました。




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