レガシー) 今週のSCGの結果 ミラクルのミラーマッチでしたとさ
レガシー) 今週のSCGの結果 ミラクルのミラーマッチでしたとさ
レガシー) 今週のSCGの結果 ミラクルのミラーマッチでしたとさ
 皆さん、こんばんは。しもべです。

 陽射しはあるもののすっかり寒くなってきました。
寒暖差で10度以上なんてところも出てきているようです。
皆さんも、体調管理に気を付けてください。



 さて、今日は恒例のSCG Legacy OPENのエントリーです。
今回はリストが1ページ16個なので見ていくのが非常に楽でしたw
(参加者が91名と少なかったからでしょうか?)
では早速結果を見ていきましょう。

ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/121028_neworleans.html

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t[C1]=3&start_date=2012-10-21&end_date=2012-10-28&start=1&finish=16&city=New Orleans&state=LA&country=US


 今週の優勝はChi Hoi Yim氏のUW Miracleです!!
先週は残念だったミラクルですが、空かさず今週取ってきましたねw
やはり強いですね~。


Top8(上から1位→8位)
UW Miracle
UW Miracle
Zombardment
RUG Delver
RUG Delver
Fearie Stompy
U/R Stiflenaught
Belcher

Top16(上から9位→16位)
Dredge
Lands
Reanimator
RUG Delver
Maverick
High Tide
MUD系Wコントロール
RUG Delver

です。
先週に引き続き中々バラエティに富んでいます。
コンボもそれなりの数が分布していますね。
ただ、その16個の中でも上に上がれたのはやはりUだという事。
特に決勝はUW Miracleコントロールのミラーマッチです。
Uが強い環境は嫌いではありませんが、U一強に近い現在の状況には正直辟易しています。



 さて、ここからは気になったデッキを個別に見ていきたいと思います。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50388
まずは優勝したChi Hoi Yim氏のUW Miracleです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50377
そして、準優勝のJoe Bass氏の同じくUW Miracleです。

 先述したように今回の決勝はUW Miracleのミラーマッチでした。
かなり珍しい事ですが、それだけ今のこのデッキが強いという事でしょうね。
特に《終末》により元々強かった対ビートに磨きがかかり、《精神を刻む者、ジェイス》が対コントロールで強く、そしてこのCTこの簿をメインから搭載した方ゆえに、むらがあった対コンボにも強くなりました。
非常に隙が無いデッキになっていますね。

 決勝の2つは最近の流行であるtRでは無く、純粋なUW2色の形です。
(ただし、Joe氏のそれはサイドからのtR型ではあります。)
対SnTを意識して作られたtRなので、SnTが意気消沈している今必要は無いと切られたのでしょうか?
確かにデッキとしてはこちらの方が安定感は増します。
が、環境が青い今ならそれほど腐る事も無いと思うのですが・・・。

 Chi氏とJoe氏は同じUW2色ですが、その構成は少々異なりますね。
Chi氏はヘビーコントロール型と言えます。
生物はシステム生物が3種4枚だけで、JtMs・独楽にそれぞれ4枚目の枠を裂いています。
溜めて溜めて、じっくりコントロールして、最後に《天使への願い》でFinishという伝統的UWコントロールですね。
基本地形も計8枚採用の土地23枚。
ゲーム展開がゆっくりさせる事が有利なので《不毛の大地》も2枚採用されていますね。
tR型ではないのですが、R絡みのフェッチは入っているだけでサイド後に相手を委縮させる事が出来るのでブラフとしても良い味を出しますね。
 サイド後は、《Moat》《世界のるつぼ》などを《悟りの教示者》から引っ張ってくる、更にコントロールを強めるルートと、《聖トラフトの霊》3枚を用いた中速型の2種類の選択があり柔軟ですね。


 対し、Joe氏はSfMを採用した中速コン型です。
どちらかと言うとEsperに近い形ではありますね。
Atfの種類が増えた事から《アカデミーの廃墟》も採用されています。
 サイド後は前述のとおりtRタイプです。
《紅蓮破》に加えて《忘却の輪》も取られているところを見ると、Joe氏はSnTをしっかり意識しているようですね。
サイドは攻め手を変えるのではなく、弱点を補えるような物で纏っていますね。
 


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50379
 3位、Scott Tompkins氏のZombardmentです。

 「Walking Dead」とは動く死体と言うよりも「夜は短し、歩けよゾンビ」なデッキネームですねw
先週もランクインしていたZombardmentのtG型の改修型(?)ですね。
なんとコンボ補助の《血の芸術家》が全抜きされています。
代わりとして入ってきたのが《死儀礼のシャーマン》です。
コンボが始まれば強い反面、それまでは只のお荷物な芸術家と、どの場面でも相応に役立つDrSの比較になりますね。
《苦花》や装備品採用型なら芸術家の斑も緩和されるのでしょうが・・・。
デッキとしての回天の安定性を求めたのかもしれませんね。

 しかし、只でさえマナのかかるデッキに、マナが掛るDrSの存在と言うのは大丈夫なのでしょうかね?
4色目と言う点もハードルを上げている気がしますが・・・。
ただ、DrSの存在も加味して、このデッキは他の多色デッキほどには不毛の大地が痛くないので、案外大丈夫なのかもしれません。

 前回まで1枚挿しだった《悲劇的な過ち》がウェイブされ、代わりにtGの恩恵である《突然の衰微》が入っています。
サイドにも2枚目があり、DrSの存在も含め、デッキとしての対応力が上がっていますね。
ただ、過ちには「1T目の1/1生物を捌く」と言う重要な働きがあったので、Notimeでチェンジとは言えませんね。
動き出してからは強いものの、初動に問題のあるこのデッキでは、過ちの方がマッチしているような気もします。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50378
 6位、Tyler Arceneaux氏のFearie Stompyです。

 前々回にもランクインしたFearie Stompyですが、まさかの2度目・・・。
以外と勝てるのでしょうかね?
構成としてはJohn Miklinevich氏のそれよりもテンポBeat寄りです。

 《礎石の魔道士》なしで、装備品も少なめです。
また、《呪文づまりのスプライト》が4枚取られていますね。
除去の代わりにDazeも3枚取られていますし、装備やら、除去やらしているよりも、如何に自分の展開を維持するかを優先しているように見えます。

 サイドの《基本に帰れ》が中々の厭らしさを醸し出していますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50393
 7位、Dustin Buckingham氏のU/R Stiflenaughtです。

 3~4か月ぶりでしょうか?ドレッドノートですね。
色々な形があるドレッドノートですが、これはテンポ型ドレッドスティルと言う形ですね。
驚いたのは《倦怠の宝珠》が2枚採用されているところですね。
現在はSCM・SfMの2大2マナCIP生物が居ますし、部族や《悪意の大梟》《断片の工作員》など、いろいろなCip持ちがいるので腐る事も無いでしょうね。
《秘密を掘り下げる者》《稲妻》《渋面の溶岩使い》のお陰でドレッドコンボを決めなくても普通にUR Burnの挙動を取れるところが偉いですね。

 気になるのは《呪文嵌め》4枚の存在です。
確かにSnTは少ないですが、《呪文貫き》0枚で、嵌め4枚と言うのは少々不思議な構成ですね。
2マナ域の確定除去は強力ですが、ドレッドノートの保護まで含めれば、ピアスの方が優先順位は上だと私は考えているのですが・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50394
 9位、Joseph Mauer氏のDredgeです。

 ・・・よ、4枚目の《イチョッリド》だとヽ(ill゚д゚)ノ アンビリバーボ!?
また、《戦慄の復活》がありません・・・。
また、サイドには《灰燼のグール》も3枚取られています。
超継戦型Dredgeですね。
Dredgeの事は良く知らないのですが、こんな形もあるのですね・・・。
リターンが無いのはDrS等のピンポイント墓地対策を意識してのことなのでしょうか?

 サイドの《色あせた城塞》2枚、《知られざる楽園》1枚の計3枚の土地は何のためなのでしょうか?
単純な土地の増量なら他の選択肢もある気がしますが・・・。

 
 今週のDeck TechはDavid Thomas氏のDredgeです。
興味のある方は傾聴してみては如何でしょうか
(Deck Tech: Dredge with David Thomas:http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_dredge_with_david_th.html



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50383
 13位、Zakary Whyte氏のMaverickです。

 最近の基本形SfM+《獣相のシャーマン》タイプではありませんね。
代わりにしっかりと《梅沢の十手》は2枚取られています。
また、《遍歴の騎士、エルズペス》もいる為、打撃力で困る事は無いでしょう。

 久々に《エイヴンの思考検閲者》が一枚取られていますね。
単純にコンボに効く上に、フェッチランドにも威力を発揮します。
一方的に相手を減速させることも多い為、今でも現役は十分張れると思います。
 加えて、《静寂の守り手、リンヴァーラ》も復活していますね。
対Maverick用兵器だったのですが、今は違うシステム生物が居る為、そちらを意識したのでしょうかね?
DoSやCliqeを一方的に倒せる点でも十分な戦闘力ですしね。

 サイドには《ハルマゲドン》や《窒息》も取られています。
シッカリと4枚目が取られた不毛の大地やエイブンの事を考えると土地を縛る事にウェイトを置いているのかもしれません。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50397
 14位、Jason Suire氏のHigh Tideです。

 特筆すべき事は無いのですが、気になる事が一つ。
サイドの《再建/Rebuild》は何を意識しているのでしょうか?
《真髄の針》でしょうか?それとも《トーモッドの墓所》でしょうか?
他には何かありましたかね・・・?


 因みに今週のDeck TechはMichael Shelkofsky氏のUR High Tideです。
(Deck Tech: U/R High Tide with Michael Shelkofsky:http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_ur_high_tide_with_mi.html

 どんなデッキかと言うと、《世紀の実験》型Stormデッキですね。
若干の時間が掛るとはいえ、ANTよりも膨大なマナを生み出せる為、かなりのスペルを唱える事が出来そうです。
また、《むかつき》と違いライフを削らない為不安要素もありません。
実験2枚、《Volcanic island》1枚の内容から解る様に無くても困らない構築でもあります。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=50387
 15位、Jacob Lombas氏のMonoWhite Prisonです。

 今週のRouge枠ですねw
スタックスやマインティ・クインの様なWベースのAtfコントロールデッキはそこそこの数がありますが、WベースのMUDと言うのは珍しいですね。

 《虚空の杯》《三なる宝球》の伝統的な2種に加えて《Moat》《謙虚》等のW特有のコントロールカードが入っています。
が、《神の怒り》や《罠の橋》は不採用ですね。

 フィニシャーは2種のPWがメインですね。
次いで《ミシュラの工廠》です。
マナの出るデッキなので《殴打頭蓋》でも十分ですね。
また、その膨大なマナを利用して《巻物棚》を使用しています。
《探検の地図》や《悟りの教示者》、《トロウケアの敷石》など、少ないながらシャッフル手段もあるため、何とか使用できるでしょう。

 ただ、最近のテゼレットコンの様にコントロール力は決して高くないので、Beatデッキにはかなり苦戦を強いられるのではないでしょうか?



 こんな所でしょうか?
今週も変わらず、青が強い。
そして取り上げていませんでしたがRUG Delverが4名/16名です。
コンボも増えてきて、デッキ数は増えてきましたがそれでも青の一強は崩れませんね。


 さて、今週はここまで、です。
今回も最後まで読んでいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。




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