M14) 色気を持たない魔女とイモリと、彼女の儀式の刻・・・色物が無ければ、花も映えぬ
M14) 色気を持たない魔女とイモリと、彼女の儀式の刻・・・色物が無ければ、花も映えぬ
M14) 色気を持たない魔女とイモリと、彼女の儀式の刻・・・色物が無ければ、花も映えぬ
 皆さん、こんばんは。しもべです。
寝る前に更新。

《泥沼煎じの魔女》
《魔女の釜》
《ただれたイモリ》

 今回のM14で発表された色物カードです。
明らかにトーナメント級では無いKPで、トーナメント指向のプレイヤーからは忌避される対象でしょう。
ですが、私はこういう色物は嫌いではありません。
全てのカードが強いわけは無く、当然いつも屑カードと言うのは多量に刷られます。
そんなカード群でもただ刷られるだけで見向きもされないようなカードよりは味のある屑カードの方が良いとは思いませんか?
なんせその世界観まで含めて「Magic the Gathering」なのですから。


 MTGの初期から3枚一揃え、所謂三位一体カードという物が在ります。
合体カードをはじめ、3種のカードを揃えると初めて効力を発揮する、それも強力な効果を発揮するという必殺技的な夢の匂い溢れる デザイン群です。
(※ただの3枚コンボでは無い所が味噌!そこまで強力で無い所が重要w)
代表的な物で
・《アーボーグの豹》《吐息の盗人》《残忍な影》→《夜のスピリット》召喚
・《ウルザの鉱山》《ウルザの魔力炉》《ウルザの塔》→7マナを生み出すウルザランド/ウルザトロン
・《闇の嘆願者》+クレリック×3 →《闇の末裔》召喚
・《カルドラの剣》《カルドラの盾》《カルドラの兜》→《カルドラ》本人召喚
・《深遠の覗き見》《霧中の到達》《砂のふるい分け》→《語られざるもの、忌話図》召喚
・《生紡ぎ》+スピリット×3 → 伝説のスピリット召喚
・ アラーラの各色のサイクル5種
・《カルドーサの鍛冶場主》+Atf×3 → 好きなAtf製造
・《帝国の王冠》《帝国の王笏》《帝国の玉座》→ 色々できる帝国シリーズ

 オマケ
《沼》:《暗黒の儀式》《惑乱の死霊》→ 《稲妻》(´・ω・`)
《沼》:《暗黒の儀式》《ファイレクシアの抹殺者》→《ショック》(´;ω;`)


 強いかどうかは別として、多くのプレイヤー、特にメルヴィンやジョニー達に好まれる夢溢れるカード群です。
(どうでもいい話ですが、
私は「三位一体」と聞くと、反射で「ホログラフィック・カモフラージュ!」と言うセリフが頭に浮かびます。
理解できる方は冷静になりましょう。
理解できない方は正常ですのでそのままでいましょうw)

 そんな夢溢れるカード群に今回新たな仲間が加わります!
《泥沼煎じの魔女》
《魔女の釜》
《ただれたイモリ》

「魔女っ娘シリーズ(仮名)」です!!

 これさえあればあなたも立派に魔女っ娘です!!

 冗談は置いておいても、雰囲気と言うか世界観の完成度が群を抜いて高いですね!
ギミックとしても、世界観としても完成しているため、ヴォーソス・メルヴィンの両プレイヤーにお楽しみいただける素晴らしいデザインです。
正に「秀逸」な出来です。

 いやぁ、(無駄な)夢が広がりますなぁww
え?
強さ?
どうでもよくない、そんな事??


 まぁ、多少真面目な話ですが、
《魔女の釜》
《ただれたイモリ》
の2種は其処まで屑カードという訳でもないと思います。
イモリは《ただれたゴブリン》が証明したように中々使い出のあるカードです。まぁ、あの頃とは環境が異なるのでその評価をそのまま持ってくることは適した行動ではありませんが、少なくとも評価される部分はあるという事です。
 因みに、イモリは「相手の」生物限定であるため、自陣の生物に被害が及ぶことはありません。
また、
釜の方も、生物を能動的に墓地送りに出来る点、サイズに関わらず4点ライフに出来る点と言うだけで弱くはありません。
PiGや陰鬱を一使い勝手は良好です。Beat環境故に4点ゲインは強力です。そしてイモリを捧げた場合の4点ドレインは説明不要でしょう。ただ私がドレインが好きなだけとも言います。
 アリストクラッツの様なデッキもありますし、《闇の予言》や《ザスリッドの屍術士》など同セットのみでも結構シナジーの多いカードだと思います。

トーナメント級とはおよそ言えないカードですが、それでも結構使い出のある部分も併せ持っていると思います。
《影生まれの使徒》といい、今回の基本セットはなかなか好きになれそうですww
宇宙からの電波が降り注ぐわぁww



 P.S.
《ヴェンディリオン三人衆》や《セレズニアの声、トロスターニ/》《センの三つ子》《思考の糸の三人衆》《Meddling Kids》も、まぁ、ある意味、と言うか本当の意味ので三位一体ですね。


M14)対抗色サイクル1 黒が強いといったな?それは気のせいだ・・・。
M14)対抗色サイクル1 黒が強いといったな?それは気のせいだ・・・。
M14)対抗色サイクル1 黒が強いといったな?それは気のせいだ・・・。

・・・Legacyではな!


 皆さん、こんばんは。しもべです。



《生命散らしのゾンビ》
:M14の対抗色対策サイクルの黒版。
疑似《タララの苦悩》内蔵生物です。
(《タララの苦悩》がマイナーすぎるのかほぼ名前が挙がっていないです・・・。)

 なんで、なんで「生物」限定なのさ!
何故にWHY??
これによってLagecy界ではカス一歩手前ではないか(´;ω;`)ブワッ
色対策だから色指定があるのは良いとしても、カードタイプは別によくない?ハンデスなんだからさぁ・・・。Legacyに置いて「生物」なんて最もどうでもいい/脅威度の低いカードタイプなのに・・・。
《罪の収集者》である程度補えるよ!ってか?
喧しいわ(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

 まぁ、他のカードも対応できる物が置物かスペルか等、分かれているため判らなくもないんですがね・・・。

《ヴィズコーパの聴罪司祭》
《罪の収集者》
そして、この《生命散らしのゾンビ》
残酷なまでの《ヴェンディリオン三人衆》との格差(ノω・、) ウゥ・・・
そんなに見せ付けなくても良いじゃないか・・・。
・・・これがレアリティの差か(ModernMastersではCliqeは神話レア)

 れ・みぜらぶる・・・orz


 3マナと言う重さのお陰で、現実的なハンデス範囲はさらに少ないです。
《敏捷なマングース》
《死儀礼のシャーマン》
《タルモゴイフ》
《石鍛冶の神秘家》
・Elves一式
・Hatebear組
・Enchantress
は非現実的。
マナ加速且つ先手の場合は2マナ域も対象に出来ますがハードルが高すぎます。
(先手で、妨害なくマナ加速できて、妨害なくキャスト出来て、且つ相手のハンド内に対象がある場合ですからね・・・。跳び箱何段ぐらいの高さ??)

 現実的なのは
《聖遺の騎士》
《断片無き工作員》
《血編み髪のエルフ》
《土を食うもの》
ぐらいですかね・・・。

 可能性が低いですが範囲内の物は
《絶望の天使》
《エメリアの盾、イオナ》
《ゴルガリの墓トロール》
《大祖始》
《魅力的な執政官》
etc
 
 「威嚇」も微妙・・・。
もちろん弱くはないのですが、DrSが今はそこら辺で闊歩していますからね。
1マナの生物に相討ちでは・・・。
他のフェアデッキは早いですしね。3マナの打点3なんて弱くは無くとも評価点にはならない。
と、Legacy視点で見れば極めて微妙・・・。
リムーブ能力は極めて強いんだけどなぁ(´・ω・`)


 ただ、その環境抜きで見れば、単体としてはもちろん弱くはありません。
3マナで打点3点の回避能力付ですから攻撃性能も十分。
なにより、今のところサイクル中唯一のアドバンテージが狙えるものですからね。
まぁ、制限が結構厳しめなので、逆に空かしてしまえばサイクル中最も外れとも言えます。ハイリスクハイリターンですね。

 Stdでの評価はLegacyとは一転します。
《静穏の天使》《スラーグ牙》《首席議長ゼガーナ》《高原の狩りの達人》《修復の天使》《幽霊議員オブゼダート》《前駆ミミック》《大軍のワーム》《戦導者オレリア》etc
ハイパワーカードが多い環境ゆえに当たった時の効果は目を見張る物が在ります。
メインからは厳しいでしょうが、サイドからは素晴らしいカードとなるでしょう。
 ハンデスという事で、対処の時限が狭く厳しいような気もしますが、逆に《影生まれの悪魔》の様な受けが広い生物だと、強力なCip能力等に間に合わないので、このゾンビの選択肢がベストとなると思います。
軽い所でも《ロクソドンの強打者》《ボロスの反攻者》等厄介な物は多いですからね。同セットの《鬼斬の聖騎士》も十分単体で涙目ものですしねw
《カロニアのハイドラ》やテーロスの生物群もいますし、《ヴィズコーパの血男爵》等の活躍できていないがKPは高い物など潜在的な脅威も多いのでこれからも強いカードだと思います。
 とはいっても、やはり結構制限が厳しいので過剰の期待は禁物かと。
 同時に、タフネスの低さはやはり問題です。
コンバットにも強いとは言えず、火力/修正除去にはほぼ無力。能力の相性もあるため、いい意味でも悪い意味でも完璧なサイド要因ですね。
個人的にはB+ぐらいの評価になります。
(LegacyではC- )
(ゾンビ・戦士とエターナルでこそ価値のある部族なので本当に残念・・・。)



《潮縛りの魔道士/Tidebringer Mage》
:対抗色のR/Gの生物を寝かせる魚の魔道士。
《地下牢の霊/Dungeon Geists》の小型版と考えると判り易いですね。

 既に話されている通り、《水没》の代わりになりますね。
土地さえあれば生物の指定が不要な点、ライブラリーTopに置ける点を小さくない利点ですが、やはりMerfolkは攻めるデッキ。
単純に打点となるのが大きいですよね。
サイズ補正も全部族中最も友好的に手厚く行われているので問題は無いと思います。

 寝かせる生物の色が限定されている事もそれほど問題ではないと思います。
R:《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
G:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
を寝かせる事が出来れば十分でしょう。
《殴打頭蓋》を寝かせられないのは厄介ですが、主流であるBlade系なら大抵U系デッキなので島を渡ればいいだけ。
かなり強いんではないでしょうか?

 難点は2つ
やはり除去では無く拘束である点。
Rは兎も角(元から絶望w)、Gには補色カラーでWorB等があり生物除去も豊富です。
1枚除去を切らせるだけで終わる可能性も高いため、安定的な戦力は期待できませんよね・・・。
まぁ、ロード組の代わりに除去されたと慰める事が出来るかもしれません。
 もう一つは色拘束。
《真珠三叉矛の達人》を導入したことにより以前から厳しい色マナ調達がさらに厳しくなっていたのは事実。
そこに来てさらにこの所業。
正に飴と鞭・・・。
二兎追う者は何兎を得るのか?
ただ、「2マナ」の選択肢が拡充されたため、《霊気の薬瓶》が初手に在れば見事にブレイクスルー出来ますね。

 色対策と言う点に目が行きがちですが《メロウの騎兵》との比較も重要です。
《ぐるぐる》能力でタルモ等を寝かせていたのは非常に強力でしたから。《殴打頭蓋》にも対処できますし。
 1マナ重い(1マナ重い代わりに色拘束が薄いため言う程の重さでは無い。むしろ潮縛りは1マナ軽い事より「2マナ」である事が大きい。)代わりに、ロードである点、対象は自由な点は比較されますね。また《ぐるぐる》自体に非常に応用の幅があるのは高い美点ですからね。
短所は一時的効果である事、トリガーが必要な事。
まぁ、詳しい事は私には判らないので、漁師さんたちが考察してくれるのを持ちます。

 現時点ではサイクルどころかM14中で数少ない明確なLegacy級生物です。
M13の神アトランティスに続き、デザインチームに愛されていますねw

 Stdではどうでしょうね?
落ちる《地下牢の霊》の代わりを務められるでしょうか?
色制限がある上に、本体の戦闘力も極めて低いので個人的には微妙ではないか?と考えています。
まぁ、しかし貴重なUの対生物カードですから時期環境次第でしょうね。




 残るRはなんでしょうね?
予想して見ましょう。

・CipでW/Uの置物(生物)のコントロールを一時的に奪取(→相手に依る)
・CipでW/Uの生物に《紅蓮地獄》          (→弱くは無い)
・CipでW/Uの生物に振り分け3点:《無秩序の点火》  (→ギリギリ妥協できるライン)
・CipでW/Uの生物をターン終了時までブロック制限  (→訴訟 )
・速攻+W/Uの生物に対する回避能力         (→訴訟 )


どんな形になるでしょうね?




 P.S.
読みかけで放置していた「境界線上のホライゾン」を再開しようとして「5巻(中)」を探すも家の中に見当たらない。
無くしたと思い仕方ないから書店で探す。
1店目→なし
2店目→なし
3店目→なし
何故だろう・・・?と思ってから気付きました。
5巻は上・下しか刊行されていませんでした(ゝω・)



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