M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等
M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等
M14) 今まで気になった物色々主にそのFTやイラスト、雰囲気等
皆さん、こんばんは。しもべです。


 参議員選挙まで近づいていますね。
皆さんは入れる党は決めましたか?
この所、時事を全くやっていない事から判るように、現在極めて日本の情勢に興味が無い。特に政治関係は・・・。
一応考えはあるのですが・・・。


 さて、今回もM14の記事ですが、使い方やKP云々の話とは異なった部分の話です。
今回のエントリーはそのカードのイメージやアトモスファーについて。


色々書いてきましたが、今回のM14は雰囲気と言う面でもなかなか個人的にはヒットしています。未だ未発表の物もある段階ですが、それでも、です。
FTも感性に触れる物が多く、近年の基本セットの中では一番のお気に入りですかね。
やはり基本セットはその名の通り基本となる物であり初心者の導入用セットでもあるのでシンプルで味気ない物が多いのですが、いい意味で裏切られて喜ばしいです。
他のカードゲームとの最大の違いはこの世界観の広さだと思うので、もっとそれを大事にしていって欲しいですね。

今回のお気に入り
《夢への放逐》
 「お前はそよ風の影を信じているんだな。」 -・・・

 詩的ですね。


《垣間見る未来》
 「単なるコイン投げではこの難問は解けない。慎重に考え、そして選ばねばならないのだ。」 -・・・

 効果だけを見れば、3枚の選択肢の中から如何にベストのカードを選び取るか?ということを言っているのでしょう。
しかし、もう少し斜に構えて見ると、
「慎重に考えなくても、《垣間見る未来》は選ばずに《禁忌の錬金術》を選ぶよねw」
と言う皮肉に聞こえてきますww

 個人的には《勇猛な反対派》以来の突っ込み属性カードですw


《好機》
 「好機は待ちわびるものではない。生み出すものだ。」

 まさにその通り。人生の格言みたいですね。
聖剣伝説LoMの珠魅族みたいなお姉さんですね。

 因みに7thの
「道徳などと言うちっぽけなもので、野心の達成を妨げるな。」という完全にアーな感じのFT/イラストも好きです。


《時の引き潮》
 「昨日のお前は主人の単なる想像の産物に過ぎなかった。その頃のお前の方が好ましい。」

 これまた詩的なFTです。「夜と昼の恋歌」のそれの様ですね。
効果も相応しい物ですし、イラストの獣の「えー!?」みたいな表情もも面白いです。


《精神腐敗》
 「あら残念。メモしておけばよかったのに」 -リリアナ・ヴェス

 結構頻繁にFTの変わる精神腐敗の新作。どうせだったらイラストも変えて欲しい物です。またFoilを買わねば。
頭(脳みそ)が(物理的か精神的かは不明ですが)吹き飛んでいるイラストまで並列して見てみると、いかに皮肉が効いたセリフかがよく判りますねw
その全くと言っていい程に悪びれていない台詞の軽さは、かの「ヤヤ・バラード」を彷彿とさせますw


《古きものの目覚め》
 「君が立ち上がり、地平に向き合う日もあれば、地平が立ち上がり、君に向き合う日もある。」

 これまた詩的な作品です。
上の2種は情緒的な物ですが、こちらはまた異なった趣で風流です。
 言っている事はただの現象についての説明なのですが、不思議な魅力のある、何か別の事を訴えている様な感じがあります。


《ゴブリンの外交官》
 「ある種の特別なメッセージを伝える必要がある時に。」

 そのイラストと、外国のセールスのチラシ文句のような丁寧な文章とのマッチ感が凄いですねw
慇懃無礼とは正にこの事でしょうw
 《ゴブリンの外交官》という名前もまた秀逸で、ゴブリン達の対外交渉の在り方という物の象徴、顔という物がどういう物であるかをよく表していますねw

 ただ、皮肉を利かせるのは良いのですが、少し格式張り過ぎな気もします。
本元の「When you need to convey that special kind of message.」の方がより雰囲気が出ますね。


《石臼》
 「精神も山も似た様な物で、粉々に出来ないほど壮大で力強いわけでもない。」

 これまた非常に雰囲気の出ているFTです。人間の頭の形をした台座のイラストと合わせると相乗効果。
このFT中の「山」をゲームの「山札/ライブラリー」に変換すると、意味より深まります。
 安全ピンでちくちく突く様な、ちょっとした、だけど解消されない頭痛の様な厭らしさが表れています。



 他にも先のエントリーで挙げた《ストリオン共鳴体》や「魔女っ娘シリーズ」等、本当に良い雰囲気の出ているデザインのエキスパンションです。
RtRブロックが個人的には抹消したいような物なので癒されますね・・・。
まぁ、RtRはRAVの続編という事で期待値が高すぎました・・・。

 ただ、スリヴァーのデザインだけはちょっと受け付けないですね・・・。
単純に効果だけを見ても強力ですが、自分限定になってしまった灰汁の無さや、人型になってしまった誰コレ?的なイラストも含めて全体的に隙になれません。
KoKブロックの悪鬼はゴブリンです!って言われているのと同じぐらい違和感があります。


 今のところフルスポはまだ先の話ですが、それでもこれだけ琴線に触れるものがあるのは嬉しい事です。トランプやUNOでは味わえない楽魅力ですよね。

レガシー)’Murica(Patoriot)におけるTempoとMidrangeを特に答えも無いままつらつらと・・・。
レガシー)’Murica(Patoriot)におけるTempoとMidrangeを特に答えも無いままつらつらと・・・。
レガシー)’Murica(Patoriot)におけるTempoとMidrangeを特に答えも無いままつらつらと・・・。

 皆さん、こんにちは。しもべです。

 熱くて暑くて・・・。
基本的には膝の関節保護のため、週一で軽い下半身の筋トレを今も続けているのですが、この時期はストレッチするだけでも汗だくになります。
超汗っかきな体質のため部屋中が汗の匂いでヤバい事になる。
もう嫌だこんな季節・・・。


 さて、基本的に付和雷同が座右の銘。
風邪に吹かれるタンポポの様にあっちにフラフラこっちにフラフラ。色々なデッキを除くのが私の特徴です。
TheRockだけは常に真面目に構築して抱えている物の、他は完全に趣味全開で色々妄想しています。
そんな中で、今年の初春ごろからSCGで見るようになったデッキの一つTricorolTempoのお話です。

 未だマイナーデッキのため名前が未定着。
デッキ構築者は’Muricaと名付けています。
ただ、Deck TechではPatriotとも。
一体どの名前が受け入れられるのか・・・。
まぁ、ZombardmentもZombieやWalkingDeadなど、TheSPYだってALL Spellとか色々未だに呼ばれていますしね。定着は難しい。


 このデッキ1~2月ごろから海外で少しずつ成績を残し始めました。
珍しいTricorolのTempoデッキという事で個人的に興味が湧き、デザイナーの記事も拙訳しました。
(本文:http://jupitergames.info/articles/2013/52861/cooks-kitchen-murica-nelc-02022013 )
(意訳:http://kingslover34.diarynote.jp/201302142255086365/


 ただ、この頃から少し疑問に思っている事もあります。
という事で今回はそんな疑問の提示。
特に解答を挙げる気は無い、と言うか出来ない為、皆さんの考える切っ掛けにでもなっていただければ・・・。


 今だ雛鳥の時期であるTricorolはいくつかの種類があります。
そのTricorolTempoに於ける最も明確な違いは《石鍛冶の神秘家/SfM》の存在だと考えています。
これにより、Tempo型かミッドレンジのBlade型かに隔たれています。

 個人的には明確なデッキプランを貫くTempo型の方がより自然な形だと思われます。
但し、このデッキには明確な弱点が存在します。
《聖トラフトの霊》が突破できず、且つこちらが干渉できない生物です。
最も顕著な存在は《敏捷なマングース》。
このマングースの、環境における生息数がこのデッキの成功の可否を分けると言っても過言ではありません。デッキデザイナーのBryant Cook氏はマングースが環境に少ないからこそこのデッキを組んだとまで言っています。
次に上がるのが《未練ある魂/LgS》でしょう。これもかなり厄介でこれのために《硫黄の精霊》がサイドに採ってあるぐらいなのですから。

 これらトラフトが敗北する存在を如何に突破するか?
その疑問から生まれたのが後者のBlade型なのだと思っています。
《梅沢の十手》
《殴打頭蓋》
剣シリーズ
これらで日に影にトラフトをサポートする事でデッキプランを強化しているように思えます。

 が、このデッキは大きな問題があります。
・デッキ内のスペル比率が下がるため、《秘密を掘り下げる者/DoS》が採用できない。
 採用したとしても大きく確率を下げる。序盤数ターンが命のTempoにとって無視はできない難点です。
トラフトにフォーカスした結果デッキ全体の攻撃力・速度を落とす事になってしまうのです。
無理やりDoSとSfMを共存させるデッキも在りますがその場合は他の生物の枠が犠牲になります。《渋面の溶岩使い》や《ヴェンディリオン三人衆》もこのデッキにとっては重大な存在なのです。
 また、
・SfMは圧倒的にTempoLossを生じさせる。
 攻撃までのターンが時間が掛り過ぎる。普通の装備品をトラフトに付けようものなら何ターン掛る事か・・・。
また装備品は非常に脆い。
フェアデッキ/ヘビーコントロール相手ならサイドから確定的に対処が入る上に、今はメインから《突然の衰微》まで存在します。
装備品によるサポートはハイリスクハイリターンとも取れます。

 それでなくとも、SfM自身が非常に除去に弱い。環境的に2点除去が減る事は無いので凡そあらゆる除去が飛んできます。
テンポをロスして、その上、除去までされたら目も当てられません。
 元々このデッキがトラフトを中心に添えた理由は除去耐性が有る高打点生物だからです。そのトラフトをサポートするためのカードが除去に弱くては自家撞着もいいとこです・・・。

 トラフトを立てれるのならばSfMを活用すべきなのでしょうろうが、そうするとデッキが歪む。
ですが現実問題トラフトでは対処不能な存在は環境に確実に存在します。切って捨てるのも手ですが・・・。
2者択一。
悩ましい。

 テンポを損なわせる/攻撃の速度を遅らせてまで採用の価値があるのか個人的には疑問です。
故に、SfMを入れる場合はMidrangeにシフトした形も見受けられます。
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=11111&iddeck=81175
これは少し、極端ですがテンポを敢えて狙わずにKPで押す形としては判り易いですね。
http://thecouncil.es/tcdecks/deck.php?id=10751&iddeck=78523
4マナ域の存在が象徴的です。
ただ、やはり大半のデッキはDoSとSfMの共存は諦めているようです
これはもう別のデッキでしょうね・・・。

 個人的にはSfMとトラフトを併用するのならDeathBladeの方が優れていると思いますがね・・・。
どうせデッキコンセプトから逸脱するのなら・・・。



 もう一つの要素は《瞬唱の魔道士/ScM》の存在です。
この’Muricaが誕生する以前から、より正確にはScMが刷られた直後からTricorolはLegacyで組まれてきました。
当たり前の話です。
軽量スペルでLegacy界で最も優秀であろう組み合わせなのですから。
ですがこのデッキはあまり世間に浸透することなく廃れてしまいました。決め手が、戦略性が薄いからです。つまりただの紙束です。Junkです。
そこで明確な戦略を基礎として構築されたのがこの’Muricaです。
その’MuricaにScMは最初は不採用でした。
何故か?
Tempo的では否いからです。
まるで尖っておらず切れ味が無い、丸いカードだからです。
こんな物を入れるなら、より軽量スペルなり単体で機能する生物なりを入れた方がデッキとしては健全と判断されていました。

 しかし最近ではそうでもないようです
余りに有用性が高いからですね。
火力に除去にドローに打消しに・・・。
他のTempoでは出来ないであろう3(~4)マナの使用が想定されているこのデッキにおいて使用しないのはあまりに勿体無いのではないか?
そういう事でしょう。
実際入れた方が、デッキとしての受け幅は広がります。
サイドからスペルを入れる場合は更に有用性が高まります。
多岐に亘るデッキタイプを相手にするためには丸さも求めたいという事でしょう。

 とはいえ、やはりTempoカードとは言い難い・・・。
犠牲にされるのは主に他の生物の枠とスペル。
渋面やCliqeの様なテンポカードが削られます。またスペルの枠も消費される事もあるのでややDoSにも影響があります。
 マナ域や(使い回しにより)妨害が出来るCliqeは兎も角、同じく墓地を消費する渋面との共存はやはり難しいですね・・・。
渋面は基本的に相手のシステム生物を焼いたりトラフトの道を抉じ開けたりと結構仕事量が多いカードであり重要なKeyでもあると考えています。
また、《稲妻》の使い回しにより高い威力を持つScMですが、生物を焼く役割に回す必要性が渋面との併用ならば薄れ、その分本体に打ち込む事も出来るので、デッキ特性としてはやはり渋面の方が合っているのではないか?とも考えているのです。
1マナ圏の圧力は多いほど良いと私は思います。
故に2枚ならともかく、他の枠を削って3枚目まで確保するべきか?そう思います。正直、枠の関係では0~1で行くかと・・・。
ただ、それをさせてしまう程ScMの有用度が高いのでしょうね・・・。


 ここでもSfMと同じく丸みを持たせるか、デッキコンセプトを貫くか?この岐路に立たされます。
SfMと異なり汎用性が高いため、あちらほど大きなデッキの変化はありませんが、やはり異なる挙動を強いられてしまいます。
個人的には明確で一貫したデッキコンセプトを好むため、初期型に好意的になるのですが・・・。
 ただ勝つために環境に合わせたデッキなどLegacyでも数多く在ります。
《罰する火》を入れたJundやJtMsを入れたSnTやTeamAmerica(→TeamPortugal)などですね。
そしてそれらは一時的にせよ(メタの産物なので一時的なのは当然)、結果を残しています。
 本来、
Tempoデッキなどメタの産物なのです。
相手の勢いを削ぐには、相手に合わせた削ぎ方を取らなければいけない為ですね。
その意味においてTempoデッキがメタの影響を受け入れる(デッキの変遷)ことは間違ってはいないと思います。
というよりレーゾンデーテルとしては正しいとさえ言えるのかもしれない。
知れないが・・・。



 まぁ、そんな事をつらつらと考えているわけです。
と言うか思っただけです。
別に持っているデッキでは無いですし、そこまで深く考えるつまりはありませんが、そこの所どうなのだろうなぁ・・・と。

 色々と形がずれるのはEsperと同じですが、果たしてこいつはそれと同じ鳳雛の一羽なのでしょうか?



 P.S.
 因みに、私はINV期のMTGに参戦したためTricorolと言う色にはかなりの憧れがあります。
当時の最高の札束の一つがクローシスコントロールでしたが、この色も《吸収》《翻弄する魔道士》等、それに近い物が在ります。
 特にAPCで出た対抗色カードは印象が強く《予言の稲妻》《ゴブリンの塹壕》《ラッカ・ボルバー》《火+水》等強力なカードは多かったです。
なかでも《稲妻の天使》は非常に纏ったカードであり、今でもお気に入りの一枚です。
4マナ3/4飛行・速攻・警戒と攻防一体の完成されたカードであり、rk post氏のイラストも相まって独特な立ち位置を私の中で確立しています。


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・本日の電波
DeathBladeに《心霊破》入れれば完璧じゃね?

・・・完璧にダメだろうが(´・ω・`)



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