レガシー)今週のSCGの結果 混沌の海ですわ。
レガシー)今週のSCGの結果 混沌の海ですわ。
レガシー)今週のSCGの結果 混沌の海ですわ。

 皆さん、こんばんは。しもべです。


 テーロスの公式ページでカードギャラリーが公開されましたね。
今のところほぼサルベの内容と同じ。
《思考囲い》はここで再録か・・・。
まぁ、環境にもよりますが2Kを切る事は無いでしょうから皆さんお早めに購入を。


 さて、今日はSCG Cincinnatiにて併催されたSCG Legacy OPENの内容を見ていこうと思います。
それではまずは結果をペタる↓
http://www.starcitygames.com/events/310813_cincinnati.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2013-09-01&end_date=2013-09-01&start=1&finish=16&event_ID=20


 今回の優勝はEric Rill氏のGrixis Delverです。

以下Top16(1位→16位)
Grixis Delver
Painted Stone
Belcher
BUG 続唱
Elves
Dredge
Team Italia
4c Loam
-----------------
MUD
Reanimator
4c Looam
BG POX
Belcher
BUG 続唱
SneakShow
Elves

 ということです。
今回は所謂Tier1.5~2の様なデッキやRougeレベルのマイナーなデッキで溢れていますね。
所謂Tier1レベルの今のLegacyを代表するデッキ群は続唱ぐらいですね。
LegacyのデッキはLegacy環境で戦う事を想定していますので、この様な想定外のデッキに当たると結構脆い傾向にはありますが・・・。

 また、先週の優勝に続き、今回も2位につけているぺインターには驚かされるばかりです・・・。



 さて、ではここからは気になったデッキを個別に見ていこうと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58807
優勝したEric Rill氏のUBR Delverです。

 時折見かけはするものの、非常に珍しいカラーリングですね。
基本的にはDelver系のデッキでありその方を踏襲しています。
異なるのはアドバンテージエンジンを軸の一つに採っている事ですね。
《闇の腹心》《若き紅蓮術士》を各4枚ずつ目一杯とっています。
単純な単体の力不足を数で補うようですね。

 《若き紅蓮術士》の能力を活かせるようピッチスペルに溢れているのも特徴で、逆に言えば《呪文嵌め》や《呪文貫き》を取っていないという事でもあります。
受けよりも攻めに重心が置かれているデッキだという事が判りますね。

 墓地をあまり溜める必要性が無い事とマナを多数消費する関係か、RUGとは同じ土地総数でも実存の土地枚数は上ですね。

 少々不明なのは《渋面の溶岩使い》。
1枚のみであり悪まで端役ですが、ここは単純に火力ではいけなかったのでしょうかね?
まぁ1マナ除去は6枚あるため、それよりも複数回使用でき、小粒なアタッカーの道を開けるカードが微調整でほしかったのかもしれませんが・・・。
 サイドの《悪意の大梟》も不思議な登用。
恐らく闇の腹心からコンバートする部分ですが・・・?
何に使うのでしょうね??



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58814
 2位、Reuben Bresler氏のPaintedStoneです。

 先週優勝したJonathan Suarez氏のリストとほぼ同じですが、《紅蓮の達人チャンドラ》の枠が2枚採られています。
先週リストを見た時にドローサポートが弱いのでは?的な事を言っていたら、違う形で補われていました。
基本[0]でドローサポートするのでしょうが・・・コイツでしか行けない理由は何かあるのでしょうかね?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58815
 3位、Ben Perry氏のBelcherです。

 時折交通事故を発生させるBelcherは今回も健在。Uの少ない今回はさぞ暴れやすかったでしょう。
《発熱の儀式》の枠を《魔力変》にしてありますね。
暫く見ても理由が判らなかったのですが、サイドの《先細りの収益》を見て納得。BelcherですがTESにも変化できるわけですね。

 サイドの《耳障りな反応》は??
《紅蓮破》や《赤霊破》ではいけなかったのでしょうか?
Gマナの方が調達しやすいとか・・・?

 因みの13位のJeff Stevens氏も同じリストです。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58811
 7位、Alex Waskelo氏のTeamItaliaです。

 随分久々に見るデッキですね。
基本はWB SfM+火力の形でこのデッキもそれに準じています。
それだけ環境における火力の価値が高いのかもしれません。

 よく判らないのはその火力群を
《稲妻》     2枚
《渋面の溶岩使い》2枚
《稲妻のらせん》 2枚
と散してある事です。
1ターン目の火力と言う点にはそれ程要点を置いていない用にも見えます。
ではなぜ火力なのか?

 特に、継続的な除去が可能な溶岩使いは兎も角、何故稲妻の枠を裂いてHelixなのでしょうね?
3点ゲインに余程の価値を見いだしているのか、それとも上記のように1マナの火力にはそれ程の価値が無いのか・・・。

 《未練ある魂》でも《戦隊の鷹》でもなく《苦花》を採用しているのも特徴と言えば特徴。

 ハンデスの打ち分けも
1マナハンデスが《コジレックの審問》4枚に《思考囲い》2枚です。逆や3-3と言うのならよく見ますがこの内訳は珍しい。
特に速度も速くなく、ランデスが出来るわけでもない構築ですが・・・やはりHelix宜しくライフ云々かもしれません。
《Hymn to Tourach》1枚と言うのも謎。1枚わざわざさすほどのカードなのでしょうか?
ハンデスは増やしたいけれど1マナハンデスはこれ以上は不要、という事ですかね?

 何にせよかなり独自のチューンが入っていますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58816
 10位、David Pistick氏のReanimatorです。

 ハンデス3枚打消し7枚とかなり妨害(と言うと語弊がありますが)に力を入れていますね。
また最近生物群にも特徴が出てきています。
《エメリアの盾、イオナ》《墨溜まりのリバイアサン》等もそうですが、特にそう思えるのが《潮吹きの暴君》の存在。
それ程妨害札が環境に多いという事なのかもしれません。

 しかしこれほど墓地Hateが重ねられている環境でコンスタントに成績を出し続けるのは凄いデッキですね・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58830
 12位、David Nolan氏のBG POXです。

 久々に見るPOXですが環境からいなくなることはありませんねw

 現状中速が多く、色も多用し且つ《死儀礼のシャーマン》に頼っているデッキが非常に多い環境です。
普通はそんな事をしたら《不毛の大地》の的なのですが、このDrSのお陰でその難問を突破しているデッキが非常に多い。
故に《小悪疫》が非常に凶悪なわけですね。
先手2ターン目に相手のマナ生物と土地を潰せれば相手にとってはかなり厳しい状況です。キープ基準によってはほぼ詰み。
《ミシュラの工廠》を除けばダメージソースは《冥界のスピリット》1枚と《呪われた巻物》2枚と少々少ない気もしますが環境的にこれでも許されるのかもしれません。

 《壌土からの生命》は2枚要るのか?とも思いますが、比較的2枚目を取っているリストが多いようですね。《突然の衰微》を4枚積んでいるためでしょうか?


 しかし・・・。
我々は何時から《悪疫》抜きPOXをPOXと呼んでその欺瞞に満足してしまったのか・・・。
こんなPOXは嫌だ!!



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58827
 15位、Adam Jansen氏のSneakShowです。

 最近はすっかり《無限への突入》入りの青単《全知》型のお株を奪われてしまっていますが、こちらもまだまだ現役です。
特に日本ではこちらの方が人気があるようですが・・・。

 特徴的なのはコントロール要素を排し、初動に賭けているところ。
《目くらまし》を使わず、《猿人の指導霊》を取っています。下手にハンデスや打消しに付き合っていられないという事でしょうか。
コントロール要素を入れないという部分は最近は標準レベルで多い《精神を刻む者、ジェイス》が名n/サイドにも無い事からうかがえますね。

 マナ基盤は妨害に悩まされないためか《山》まで取っていますね。



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_explorer_pod_with_ca.html
Deck Tech: Explorer Pod with Caleb Durwardです。


同じく今週のDeckTech: Aluren Combo with Adam Prosakです。
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_aluren_combo_with_ad.html)

興味ある方は是非視聴してみてください。



 こんなところです。
今週は既存ではある物の珍しいデッキが多く、故にRougeに強いBUG続唱やLoamが生き残れたのかもしれませんね。
環境の深遠さが窺えます。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。




お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索