レガシー)今週のSCGの結果 日米連日のSnT優勝で、しもべ怒りの五体投地
2013年9月17日 紹介 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
THSのフルスポが発表されましたね。
余りこれは!?と言う様な拾い物は、残りにはありませんでしたが、皆さんにはどう映ったでしょうか。
何だかんだでもうすぐ発売ですね・・・。
さて、SCG Atlantaが開催されました。Open Legacyも併催されましたので結果を見ていこうと思います。
まずは結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/140913_atlanta.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=20&feedin=&start_date=2013-09-15&end_date=2013-09-15&city=Atlanta&state=&country=&start=1&finish=16&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=
今週の優勝はOmni-TellのBrian Hood氏です。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
OmniTell
BUG 続唱
Burn
Patriot
Merfolk
UR Delver
RUG Delver
Jund
----------------------
WB SfM
Painted Stone
Grixis Dlver
RUG Delver
SneakShow
SneakShow
OmniTell
Burn
です。
見事な真っ青っぷり。
ここまで青いのは久々ですね。寧ろ懐かしいw
コンボにしても殆んどSnT系であり(先週までの墓地勢、先々週のStorm勢は無です)、フェアデッキにしても殆んどテンポ系という2分割な結果でした。
しかし、ここまでUのフェアデッキが多いにも拘らずSnT系がこれだけ残るというのも意外ですね・・・。
さて、ここからは個別に気になった物を見ていこうと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59102
1位、Brian Hood氏のOmniTellです。
近頃、勢力的に元気がなかったSnT系ですが、先週は上位に3名を輩出し、今回は4名で更に1名が優勝です。
SnT系は不思議な物で優勝するまでは徐々に数を伸ばす事が多く、今回もそれに従っていますね。
構築は《無限への突入》型の青単《全知》SnTです。
一時はSneakShowを駆逐しSnT最大勢力になりましたが最近は徐々に数を減らしていました。やはりデッキを把握され始めたのでしょうか。
とは言え、今は同列程度の数ですし、同様のデッキながら対処法が異なるので厄介ですよね。
Brain氏の構築は《研究室の偏執狂》ではなく《蟻の解き放ち》でありこれもここ最近の主流です。
置物に依存しない点と一応場に干渉できる点/対処されづらい点が扱いやすいのかもしれません。
比較的オーソドックスですが、2マナランドを計4枚積んでおり、かつ《古の墳墓》3枚《裏切りの都》1枚と言う珍しい割合です。
速度と継続的な2マナ捻出に力を入れていますね。
加えて言うのなら《否定の契約》を3枚積んでいるところが特徴と言えば特徴です。
《狼狽の嵐》等の細々としたスペルを積む枠ですが、スペルを押し通す事に力を入れていますね。
つまり単騎決戦をより意識している様に見えます。
まぁ、そんな程度の特徴ですか。
(15位のJohn Goins氏の方が余程へんてこな形です。)
が、別にだからと言って対Uで他のデッキに優位という訳では無く、当たった相手がMerfolk→Burn→BUG 続唱だったというのが大きかったのではないかと・・・。
そういえば先日の日本のエターナルフェスティバルも優勝はSneakShowでありSnT系ですね。
国を跨いで連日の優勝とは・・・やってくれるぜ!!
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59104
2位、Chi Hoi Yim氏のBUG 続唱です。
ハンデス枠が2-2のハイブリッドであるというのがメインの特徴ですね。
物量の《Hymn to Tourach》かピンポイントの《思考囲い》かでメタ上でよく判れますが、2-2と言う苦悩と調整が垣間見えます。
面白いのはサイドです。
《虚無の呪文爆弾》1枚以外は14枚のすべてが除去/ハンデス/カウンターに区別できる類の物で特別なHateカードと言うものでは無く汎用性の高いメインから採用するような品々で埋められています。
効果にブレのあるHateカードでは無く、メインの妨害の比率を変えるという異色のアプローチですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59114
3位、Doug Honeycutt氏のBurnです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59131
16位、Jeremy Maciolek氏のBurnです。
Burnが上位に二人と言うのもいつ以来か?と思いますが、アプローチが全く別である点が尚面白いです。
Doug氏のBurnはBurnというよりSlighですね。
生物が15枚も取られており、最近Hotな《若き紅蓮術士》も2枚採られていますね。
正直、2マナ且つおいても単体では何もできない為Burnでの使用は難しいのではないか?とも思うのですが・・・。
しかし何より驚かされるのが
Lands (19)
19 Mountain
でしょうねw
何時のデッキですかww
まぁ、Burnの様な早期決着を望むデッキはあえてそうする事もあるようですがね。
サイドのカードで対SnT枠が4枚も取られているのも驚きで且つメタ読みは抜群でしたね。にも拘らずBrain氏に負けてしまったには本当に残念です。
対照的にJeremy氏は模範的なBurnですが、こちらも変り種が。
《硫黄の渦》がメインから4枚も取られていますね。
2枚程度なら在り得るでしょうが・・・。
3マナも掛けて次のターンからしか機能せず、勝つ時間をかける必要がある為あまりメイン向きとは思えませんが・・・。
それぐらいフェアデッキとの長期戦までを想定しているのかもしれません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59103
5位、David Warshawsky氏のMerfolkです。
《ギタクシア派の調査》が採用されていますね。
ここ最近はコンボに《若き紅蓮術士》系のデッキにと大忙しですがついにMerfolkでもですか。まぁ、畳み掛ける系と言う意味では同じですし、それらよりも個別のパーツが脆いのでこれも良い選択なのかもしれません。
バウンスには《蒸気の絡みつき》ではなく《残響する真実》を採っておりより幅広いデッキに対応できます。
《魂の洞窟》と言うのも珍しいですね。
Uマナの安定供給は心配にもなりますが、スペルが生物以外でも11/18枚が0マナ/無色マナでキャスト出来る仕様なので問題は無いようですね。
この所は自由枠はカウンターが多めでしたが、より能動的な作りになっていて安定して自分の動きを出来る形に整えられています。
逆にそれでコンボと当たってしまったのは皮肉な話ですね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59122
6位、Ricky McCombs氏のUR Delverです。
基軸は忠実なUR Delverなのですが少々変わったところも。
目を引くのが《もみ消し》と《方向転換》の存在。
通常のカウンターでは無い物が採用されるのはとても珍しいように思います。
正直対コンボ(特にStorm)以外では攻防に直接かかわらないためだと思いますが、故に何を目的にしているのか少々不明です。
基本Stifleを入れる場合、シナジーが無いならば土地を攻める事ですが、このデッキでは《不毛の大地》を採っていません。故に土地を攻めるという事は無し。
と言うより《発展の代価》の関係上相手にガンガン特殊地形を並べて欲しいので下手にこの戦略は取れない。
逆に自分の特殊地形を守るというのも枚数の関係と受動的な態度を鑑みれば考えづらい。
とすると・・・?
SfMのCip対策という事もありますが、それなら直接火力を増強すればいいだけの事。
返ってくるのは、対Comboではないか?という事ですかね。
《呪文貫き》や《狼狽の嵐》でない事まで含めれば、ElvesやGoblinsの誘発能力、SneakShowの《騙し討ち》《グリセルブランド》の起動能力とStormにおけるフィニッシュ対策。
しかし、仮にもBurn系統のデッキにまで《もみ消し》を入れなければいけないほどなのでしょうかね?
もう一つのDivertは中々面白いですね。
妨害系の中でも数少ない攻めのカードです。
《秘密を掘り下げる者》や《ゴブリンの先達》に対する除去を跳ね返せればクロックの保護とブロッカーの排除を同時にこなせますし、相手の火力を跳ね返せればそれも良い。
単純に火力を積むよりも余程ハイリターンを狙えるようです。
まぁ、《Hymn to Tourach》を跳ね返せれば一番効果が大きいでしょうが。
残りで気になったのは、土地の実存の数ですね。
《島》《山》で5~6枚程度と言うのも珍しくは無いデッキで、その分フェッチランドを多く積んでいるこのが多いのですが、このデッキでは逆です。
基本地形だけで9枚も取っており、《Volcanic Island》も合わせれば11枚もの土地が入っています。
序盤の安定した挙動に加え、《瞬唱の魔道士》→《発展の代価》へと安定して繋ぐ事も可能かもしれませんね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59117
9位、Jeffrey Moseley氏のWB SfMです。
2週連続で残っていたTeamItaliaから何故かRが抜けてしまいましたw
デッキとしては判り易いBladeデッキですが、Hymnは採られていません。しかしメインには11枚のハンデス可能なスペルが採用されており、セラピーとLotVの関係上枚数以上のハンデスが可能です。
また、ここ最近この手のデッキには必ず《潮の虚ろの漕ぎ手》が入っています。
Hymnは抜いても、それだけ対Comboは意識されているという事でしょう。
また枠に余裕がある事から、他のBladeに比べ《ミラディンの十字軍》《刃砦の英雄》と単体で勝てるカードが取れるのはある種の強みですね。
しかし単体除去は兎も角REBを失ってしまったのは痛い・・・。
因みに《死儀礼のシャーマン》を入れており且つGマナまで出るにも拘らず《突然の衰微》は不採用です。
これも珍しいですね。下手に欲張る必要性は無いという事でしょうかね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59124
11位、Andrew Schneider氏のGrixis Dlverです。
CincinnatiでのEric Rill氏の優勝デッキとほぼ同じメインです。
が微調整の跡が見られますね。
《渋面の溶岩使い》をサイドから1枚メインに増量しています。ブロッカーを退かす作業が重要だったという事でしょうか。
《もみ消し》は減らされいてます。どうだったのでしょうね。
サイドではセラピーの増量が見られますね。
やはりここは外せませんねw
墓地対策と神器対策が入れられておりバランスが取られています。
FoWと《造物の学者、ヴェンセール》は一長一短ですが、FoWの方が幅は広いですね。このデッキならアドの回収も見込めますし。Bulecountはメインで26ありますしサイドから調整も出来ますしね。
不思議なのは《イゼットの静電術師》の存在ですね。
何に使うのでしょうね?《電謀》ではいけないのでしょうか?
瞬足速攻のティムであり事とタフネス3がポイントでしょうか?
LgS対策可と思ったのですがそれならば《硫黄の精霊》で十分の筈。
ふむむ・・・。
因みにTheSourceではPatriotとGrixisで《若き紅蓮術士》がどちらがより有効に使えるか?と言う様な議論が少し起こってました。
色的に、直接的なシナジーで考えるのなら断然B>Wなのですが、Patriotには《聖トラフトの霊》もいるため単純な比較はできませんね。
Deck Tech: Pyro Loam with Korey McDuffie
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_pyro_loam_with_korey.html)
誰もが考えた《罰する火》+《若き紅蓮術士》のコンボをいれたLoamControlです。
加えてJtMsにDDコンボにと欲張りですね。
興味のある方は是非拝聴してみては如何でしょうか。
こんな所です。
今週のUの台頭とその中身の2分化は実に面白いですね。
本来在り得るはずの無い共存が来大会ではどうなるのか楽しみです。
また、ここ最近は《若き紅蓮術士》が本当に熱い。そこかしこで使われています。
面白いけど遅くて重い、微妙とか言ってた自分はやはりバカでしたww早めに買っておいてよかったですよ・・・。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。
P.S.
最近、安倍首相のビッグマウスが止まらない・・・。
そろそろ、誰か制御してください・・・。
THSのフルスポが発表されましたね。
余りこれは!?と言う様な拾い物は、残りにはありませんでしたが、皆さんにはどう映ったでしょうか。
何だかんだでもうすぐ発売ですね・・・。
さて、SCG Atlantaが開催されました。Open Legacyも併催されましたので結果を見ていこうと思います。
まずは結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/140913_atlanta.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=20&feedin=&start_date=2013-09-15&end_date=2013-09-15&city=Atlanta&state=&country=&start=1&finish=16&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=
今週の優勝はOmni-TellのBrian Hood氏です。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
OmniTell
BUG 続唱
Burn
Patriot
Merfolk
UR Delver
RUG Delver
Jund
----------------------
WB SfM
Painted Stone
Grixis Dlver
RUG Delver
SneakShow
SneakShow
OmniTell
Burn
です。
見事な真っ青っぷり。
ここまで青いのは久々ですね。寧ろ懐かしいw
コンボにしても殆んどSnT系であり(先週までの墓地勢、先々週のStorm勢は無です)、フェアデッキにしても殆んどテンポ系という2分割な結果でした。
しかし、ここまでUのフェアデッキが多いにも拘らずSnT系がこれだけ残るというのも意外ですね・・・。
さて、ここからは個別に気になった物を見ていこうと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59102
1位、Brian Hood氏のOmniTellです。
近頃、勢力的に元気がなかったSnT系ですが、先週は上位に3名を輩出し、今回は4名で更に1名が優勝です。
SnT系は不思議な物で優勝するまでは徐々に数を伸ばす事が多く、今回もそれに従っていますね。
構築は《無限への突入》型の青単《全知》SnTです。
一時はSneakShowを駆逐しSnT最大勢力になりましたが最近は徐々に数を減らしていました。やはりデッキを把握され始めたのでしょうか。
とは言え、今は同列程度の数ですし、同様のデッキながら対処法が異なるので厄介ですよね。
Brain氏の構築は《研究室の偏執狂》ではなく《蟻の解き放ち》でありこれもここ最近の主流です。
置物に依存しない点と一応場に干渉できる点/対処されづらい点が扱いやすいのかもしれません。
比較的オーソドックスですが、2マナランドを計4枚積んでおり、かつ《古の墳墓》3枚《裏切りの都》1枚と言う珍しい割合です。
速度と継続的な2マナ捻出に力を入れていますね。
加えて言うのなら《否定の契約》を3枚積んでいるところが特徴と言えば特徴です。
《狼狽の嵐》等の細々としたスペルを積む枠ですが、スペルを押し通す事に力を入れていますね。
つまり単騎決戦をより意識している様に見えます。
まぁ、そんな程度の特徴ですか。
(15位のJohn Goins氏の方が余程へんてこな形です。)
が、別にだからと言って対Uで他のデッキに優位という訳では無く、当たった相手がMerfolk→Burn→BUG 続唱だったというのが大きかったのではないかと・・・。
そういえば先日の日本のエターナルフェスティバルも優勝はSneakShowでありSnT系ですね。
国を跨いで連日の優勝とは・・・やってくれるぜ!!
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59104
2位、Chi Hoi Yim氏のBUG 続唱です。
ハンデス枠が2-2のハイブリッドであるというのがメインの特徴ですね。
物量の《Hymn to Tourach》かピンポイントの《思考囲い》かでメタ上でよく判れますが、2-2と言う苦悩と調整が垣間見えます。
面白いのはサイドです。
《虚無の呪文爆弾》1枚以外は14枚のすべてが除去/ハンデス/カウンターに区別できる類の物で特別なHateカードと言うものでは無く汎用性の高いメインから採用するような品々で埋められています。
効果にブレのあるHateカードでは無く、メインの妨害の比率を変えるという異色のアプローチですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59114
3位、Doug Honeycutt氏のBurnです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59131
16位、Jeremy Maciolek氏のBurnです。
Burnが上位に二人と言うのもいつ以来か?と思いますが、アプローチが全く別である点が尚面白いです。
Doug氏のBurnはBurnというよりSlighですね。
生物が15枚も取られており、最近Hotな《若き紅蓮術士》も2枚採られていますね。
正直、2マナ且つおいても単体では何もできない為Burnでの使用は難しいのではないか?とも思うのですが・・・。
しかし何より驚かされるのが
Lands (19)
19 Mountain
でしょうねw
何時のデッキですかww
まぁ、Burnの様な早期決着を望むデッキはあえてそうする事もあるようですがね。
サイドのカードで対SnT枠が4枚も取られているのも驚きで且つメタ読みは抜群でしたね。にも拘らずBrain氏に負けてしまったには本当に残念です。
対照的にJeremy氏は模範的なBurnですが、こちらも変り種が。
《硫黄の渦》がメインから4枚も取られていますね。
2枚程度なら在り得るでしょうが・・・。
3マナも掛けて次のターンからしか機能せず、勝つ時間をかける必要がある為あまりメイン向きとは思えませんが・・・。
それぐらいフェアデッキとの長期戦までを想定しているのかもしれません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59103
5位、David Warshawsky氏のMerfolkです。
《ギタクシア派の調査》が採用されていますね。
ここ最近はコンボに《若き紅蓮術士》系のデッキにと大忙しですがついにMerfolkでもですか。まぁ、畳み掛ける系と言う意味では同じですし、それらよりも個別のパーツが脆いのでこれも良い選択なのかもしれません。
バウンスには《蒸気の絡みつき》ではなく《残響する真実》を採っておりより幅広いデッキに対応できます。
《魂の洞窟》と言うのも珍しいですね。
Uマナの安定供給は心配にもなりますが、スペルが生物以外でも11/18枚が0マナ/無色マナでキャスト出来る仕様なので問題は無いようですね。
この所は自由枠はカウンターが多めでしたが、より能動的な作りになっていて安定して自分の動きを出来る形に整えられています。
逆にそれでコンボと当たってしまったのは皮肉な話ですね・・・。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59122
6位、Ricky McCombs氏のUR Delverです。
基軸は忠実なUR Delverなのですが少々変わったところも。
目を引くのが《もみ消し》と《方向転換》の存在。
通常のカウンターでは無い物が採用されるのはとても珍しいように思います。
正直対コンボ(特にStorm)以外では攻防に直接かかわらないためだと思いますが、故に何を目的にしているのか少々不明です。
基本Stifleを入れる場合、シナジーが無いならば土地を攻める事ですが、このデッキでは《不毛の大地》を採っていません。故に土地を攻めるという事は無し。
と言うより《発展の代価》の関係上相手にガンガン特殊地形を並べて欲しいので下手にこの戦略は取れない。
逆に自分の特殊地形を守るというのも枚数の関係と受動的な態度を鑑みれば考えづらい。
とすると・・・?
SfMのCip対策という事もありますが、それなら直接火力を増強すればいいだけの事。
返ってくるのは、対Comboではないか?という事ですかね。
《呪文貫き》や《狼狽の嵐》でない事まで含めれば、ElvesやGoblinsの誘発能力、SneakShowの《騙し討ち》《グリセルブランド》の起動能力とStormにおけるフィニッシュ対策。
しかし、仮にもBurn系統のデッキにまで《もみ消し》を入れなければいけないほどなのでしょうかね?
もう一つのDivertは中々面白いですね。
妨害系の中でも数少ない攻めのカードです。
《秘密を掘り下げる者》や《ゴブリンの先達》に対する除去を跳ね返せればクロックの保護とブロッカーの排除を同時にこなせますし、相手の火力を跳ね返せればそれも良い。
単純に火力を積むよりも余程ハイリターンを狙えるようです。
まぁ、《Hymn to Tourach》を跳ね返せれば一番効果が大きいでしょうが。
残りで気になったのは、土地の実存の数ですね。
《島》《山》で5~6枚程度と言うのも珍しくは無いデッキで、その分フェッチランドを多く積んでいるこのが多いのですが、このデッキでは逆です。
基本地形だけで9枚も取っており、《Volcanic Island》も合わせれば11枚もの土地が入っています。
序盤の安定した挙動に加え、《瞬唱の魔道士》→《発展の代価》へと安定して繋ぐ事も可能かもしれませんね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59117
9位、Jeffrey Moseley氏のWB SfMです。
2週連続で残っていたTeamItaliaから何故かRが抜けてしまいましたw
デッキとしては判り易いBladeデッキですが、Hymnは採られていません。しかしメインには11枚のハンデス可能なスペルが採用されており、セラピーとLotVの関係上枚数以上のハンデスが可能です。
また、ここ最近この手のデッキには必ず《潮の虚ろの漕ぎ手》が入っています。
Hymnは抜いても、それだけ対Comboは意識されているという事でしょう。
また枠に余裕がある事から、他のBladeに比べ《ミラディンの十字軍》《刃砦の英雄》と単体で勝てるカードが取れるのはある種の強みですね。
しかし単体除去は兎も角REBを失ってしまったのは痛い・・・。
因みに《死儀礼のシャーマン》を入れており且つGマナまで出るにも拘らず《突然の衰微》は不採用です。
これも珍しいですね。下手に欲張る必要性は無いという事でしょうかね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59124
11位、Andrew Schneider氏のGrixis Dlverです。
CincinnatiでのEric Rill氏の優勝デッキとほぼ同じメインです。
が微調整の跡が見られますね。
《渋面の溶岩使い》をサイドから1枚メインに増量しています。ブロッカーを退かす作業が重要だったという事でしょうか。
《もみ消し》は減らされいてます。どうだったのでしょうね。
サイドではセラピーの増量が見られますね。
やはりここは外せませんねw
墓地対策と神器対策が入れられておりバランスが取られています。
FoWと《造物の学者、ヴェンセール》は一長一短ですが、FoWの方が幅は広いですね。このデッキならアドの回収も見込めますし。Bulecountはメインで26ありますしサイドから調整も出来ますしね。
不思議なのは《イゼットの静電術師》の存在ですね。
何に使うのでしょうね?《電謀》ではいけないのでしょうか?
瞬足速攻のティムであり事とタフネス3がポイントでしょうか?
LgS対策可と思ったのですがそれならば《硫黄の精霊》で十分の筈。
ふむむ・・・。
因みにTheSourceではPatriotとGrixisで《若き紅蓮術士》がどちらがより有効に使えるか?と言う様な議論が少し起こってました。
色的に、直接的なシナジーで考えるのなら断然B>Wなのですが、Patriotには《聖トラフトの霊》もいるため単純な比較はできませんね。
Deck Tech: Pyro Loam with Korey McDuffie
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_pyro_loam_with_korey.html)
誰もが考えた《罰する火》+《若き紅蓮術士》のコンボをいれたLoamControlです。
加えてJtMsにDDコンボにと欲張りですね。
興味のある方は是非拝聴してみては如何でしょうか。
こんな所です。
今週のUの台頭とその中身の2分化は実に面白いですね。
本来在り得るはずの無い共存が来大会ではどうなるのか楽しみです。
また、ここ最近は《若き紅蓮術士》が本当に熱い。そこかしこで使われています。
面白いけど遅くて重い、微妙とか言ってた自分はやはりバカでしたww早めに買っておいてよかったですよ・・・。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。
P.S.
最近、安倍首相のビッグマウスが止まらない・・・。
そろそろ、誰か制御してください・・・。
THS)感想の続き 英雄と破滅と鞭の黒三枚
2013年9月17日 新カード紹介 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
THSのカードの感想がさっぱり進んでいなかったので再開再開。
発揮良いって完全に旬を過ぎてますがご勘弁をw
書いていたのですが挙げる暇がなかった・・・。
今日はとりあえず黒の三枚。
《運命の工作員》
:ついに出た、Auraの欠点であるアド損を補う英雄化能力持ちのカードです。
今までは自身でアドを稼ぐエンチャントレスや《アジャニに選ばれし者》が居ました。相手に損失を与えられる可能性のある《荒廃唱え》もいましたが確定では初めて?ではないでしょうかね。
本体の性能も3マナでパワー3と合格点です。
タフネスも2あるため1/1でチャンプにならない所は結構接死持ちとしては重要。
3マナで継続的に相手に生物の生贄を要求する様は亡きヴェリアナ姐さんを思い起こさせます。
戦闘で接死、能力で布告ととことん相手に生物アドを要求します。
対生物戦では非常に厭らしい存在となることは間違いないでしょう。が正直、2つも能力が被っているため無駄も多い。対コントロールではただの3マナ生物です。
また、対生物戦ではコイツ以外にも選択肢があるのは逆風ですね。
そして黒のカードでは英雄化を引き起こしにくいため基本的に二色にならざるを得ない点が微妙・・・。
逆にその点を齟齬無く機能させる事が出来れば、相手の生物を何体も血祭りにあげられる為、BeatだけでなくControlでも機能しそうです。
生物が墓地に落ちる度に「占術」が使える《荒野の収穫者》は選択肢の一つですね。
「接死」と言う部分まで当て嵌めると相方になりそうなカードは幾つか余所の色に在ります。
「先制攻撃」を付与できる《素早い正義》はついでに絆魂まで備えているので、ダメージレースでも有利です。
奇襲性はありませんが《天上の鎧》は安定した戦力に繋がります。
「トランプル」を付与できる《野生の飢え》《逸脱者の歓び》《大型化》も良いですね。特に猫は除去されなければ相手の盤面を一掃できる可能性も。まぁ相手が1体のみの人柱で済ませてくれるのならどのみち大ダメージが入るので悪くは無いでしょう。
何故《狩られる者の逆襲》は落ちてしまったのか(´;ω;`)ブワッ
除去耐性を付与する《神々の思し召し》《レインジャーの悪知恵》も悪くは無いですね。微妙ですがw
第一メインorブロック生物指定前(攻撃後)に相手が除去を使ってくれるのなら《エレボスの加護》も選択肢の一つではありますが・・・。
一番相性が良いと思うのは《向う見ずな技術》《トロール皮》のAura2種。
前者は攻撃力過多で、最低複数体を要求するので相手の戦線を崩壊させられます。《神々の憤怒》で死亡する点は難点。
後者は打点の恒常とタフネスの増強/除去耐性が出来ますが2マナ再生はテンポロス。《セレズニアの魔除け》の範囲内と言う点はやや痛い。
英雄化云々は置いておいてもカスの性能ではありませんから、どうせならしっかりと使っていきたいですね。
という事で併用できるのは《狩猟の神、ナイレア》ですね。
接死+トランプルも勿論ですが、パンプで更に上乗せできるので相性は抜群です。
・・・なぜM14には《吸血鬼の夜鷲》はいないのか(´・ω・`)
という訳で2色にするならBWかBGでしょうかね?
BGの方が相性の良いカードも多いのですが、BWには《オルゾフの魔除け》と言う素晴らしいカードもあります。Brも悪くは無いですね。
Legacyでも可能性はあります。
単体ではアドは稼げませんが、上手く組めば逆に幾らでもアドを稼げますからね。最低でもスタック除去でも1体は布告できますので損はしていない。
当然ながら相性が良いのは《怨恨》。
エターナルエンチャントの神髄ですが、トランプル+接死のパワー5も十分エグイです。場を空に出来るでしょう。
当然先に挙げたエントリーでの紹介通りAurancerで使用するのが一番。《ちらつき護法印》等もありますしね。
が、普通にBGのデッキで使うだけでも十分です。
何故なら《怨恨》は単体で十分強く《タルモゴイフ》に付けるだけで除去されなければ勝てるので。BG版TheGateの様な感じになるでしょうかね?
他にTheSourceで挙がっていましたが《暗黒破》を是非一緒に使いたいですね。
連続誘発は難しいのですが、毎ターン相手の生物を減らすだけでもかなり凶悪。
LgSトークンなどのチャンプブロックを減らせますし、3/2と微妙なボディをコンバットトリックで守る事も出来ます。なにより《闇の腹心》や《若き紅蓮術士》《渋面の溶岩使い》《石鍛冶の神秘家》に部族の初動生物等非常に良い対策になるカードですので使い出が有ります。
タルモやDrS等、墓地を肥やせるカードとも相性は良いですしね。
上で挙げた《狩られる者の逆襲》は是非電波的に一度使ってみたいですねww
因みにFTは「お前の吸っている空気は、借り物なのだよ。」という物なのでてっきりその空気を奪う敵な感じなのかと思ったらイラスト的にはどう考えてもナイフで刺してますよね。
え?空気の代金代わりにお命~ってことですかね?
何処の詐欺グループの手口だw
消費者庁から怒られますよ?
《英雄の破滅》
:《闇への追放》のほぼ上位交換にして《破滅の刃》の上位種ですね。
え?《殺害》?
もうあれの話はイイでしょ!。もうStdには居なくなるのよ、済んだ話でしょもう止めてあげて!!
そもそも歴代で最低のKPを誇るあのカードの話なんて・・・(生物の質が軒並み上がる中で除去の質を軒並み下げる謎仕様の環境でしたからね)。
新しい火力が出ても誰も《焦熱の槍》の話をしないのと同じ。話す価値すらない。
でも《殺害》のイラストは好きでした。
待ちに待ったハンデス以外でPWを直接的に対処出来る黒のスペルです。
他の4色には在って、唯一盤面に置かれると何も出来ない色だった黒にも待望の対抗手段が(ノω・、) ナミダデマエミエナイ・・・
JtMsを殺るのならVindicateでも良くない?と言う意見は多いのですが、私としては、この意見に対してはYesでありNoでもあります。
破壊するだけなら問題は無いと思います。
が、より重要なのはこのカードが単色である事では無く、Insであるという事だと思います。
(《内にいる獣》?ナンノハナシデスカ?)
相手に少なくとも一度の起動能力を使用させるというのは、私はそれほど安いリスクだとは思っていません 。
悪までハンド内に破滅/Vidicateを有しているとして、最も危惧すべきは、相手に[0]ブレストをされてしまうという事です。
この行為によって相手は打消し(というかFoW/ミスディレ)を入手する可能性があり、JtMsを守るための手段を調達できる可能性があるわけです。
Vindicateの場合はこの行為にはなす術はありませんが、《英雄の破滅》ならば相手が防衛札を入手する前に処理できる可能性があるわけです。一度マウントを取られると脱出困難であるJtMsの嵌めゲーに対抗手段を得た訳です。
これは小さくは無い利点だと思うのですが?
相手が元から打消し持っていたりした場合はどのみち対応できませんし、マナを立てていない場合も意味はありませんがね・・・。
また、同時に、Cliqe等の検閲にも対応できるのも偉いと思います。
今までの黒のデッキは対抗手段が少なかったため、防衛手段がなくともJtMsを置くリスクは他のデッキよりも高くはありませんでした。今後はその舐めプレイを禁じるだけでも効果はあります。
正直、破壊するだけならば《戦慄掘り》で良い。
汎用性を考えるのなら《名誉回復》《大渦の脈動》《忘却の輪》で十分。
Insである事がこのカードの何よりの利点であるはずです。
もちろんデメリットもありますがね
Insである事は確かに便利ですが、上記のように相手が4マナに到達する事時期にJtMsを狙い撃ちするために3マナ断たせておくというのはかなりテンポロスではあるのですがね・・・。
因みに、個人的には、たしかに針でもPWの対策は十分できるのですが、「これ使うなら針で良い」と言うのは些かずれていませんかね?
《英雄の破滅》はメインで使うもので針はサイドの筈。
他のPWに対してもやはり一定の効果は持っています。
ヴェリアナは取り敢えず対消滅できなくなったという意味で除去できるのは大きいです。
他にも《ヴェールの呪いのガラク》や《遍歴の騎士、エルズペス》、MUDの《解放された者、カーン》やUBの《ボーラスの工作員、テゼレット》等対処したい物は山程あります。
しかし何より重要なのはBと言う色の対応能力が上がった事だ!!
昨今の黒は、「除去の色(笑」レベルの低除去にしか割り当てられていなかった。
特にPWと言う新カードタイプが誕生し、W/R/Gで対応できる中除去の色の黒には出来ないという切なさが常にあった。
「黒さんには《蔑み》在るじゃないですかwww」とか言われていた・・・。
しかし、いま雌伏の時は終わったのだ!!
今このあのにっくきPWどもを叩きのめすのだ。
ジークジオン!!!
真面目な話に戻りますが、
「能動」の色である黒が「受動」の選択肢を持って、同時使用/選択が出来る等になったというのはかなり大きい事ではないか?そう思います。
もちろん、だからと言って破滅>Vindicateになるという訳ではありませんがね。
また、今は基本除去の枠は《突然の衰微》が有り、これが主にハンデスとの分業制を確立していますからね。そこに追加で入れるわけにもいきません。
結局は要調整です。
個人的には十分なハンデスとPWに強いカードを揃えているのならまぁ、そこまで必要は無いかとも思います。
具体的には6~7枚のハンデスと《未練ある魂》(加えて《師範の占い独楽》/《森の知恵》)ですね。
これらがあるのなら十分にプレイングで対応できるので、まぁ3マナの単体除去など要らないのではないかと思います。
FT「運命は選ばれた少数の者を讃えるが、英雄とていずれ倒される時が来る。」
;まさにその通りで、栄枯盛衰・生者必滅、英雄でも倒されるときは来るのでしょうが・・・倒され方が蟻が踏み潰されるかの如き酷さ・・・。
ヴァンダレイ・シウバにスタンプされてるファイターよりもひどい状況。宛らゼットンになす術も無くやられた初代ウルトラマンの様です。
《エレボスの鞭》
:エレボス神のお鞭様。
「果てしなく伸びる細い影のような途方もない長さの鞭である」→禁鞭?(封神演義より)
「必要とあらばその鞭を用いて苦痛を負わせる」→マイナス修正か《炎上》の様な追撃系?
「渋る死者を絡めて彼の領域へと引き込む――もしくは引き戻す」→《鎮める者、アシュリング》の様な死んだ生物のリアニメイト?
だと思っていたのですが、結構違いましたね。
まぁ、「魂」という物を吸ったり、引き寄せたりと十分に黒らしい能力ではありますねw
常在能力は自陣への絆魂付加でした。
実は制限/時限抜きの絆魂付加の置物は初めてではないですかね?記憶違いでなければ。
また起動能力はスペルでいうのなら《浅すぎる墓穴》ですが、より近いのはALAブロックに在ったキーワード能力「蘇生」だと思います。
相手の生物まで範囲内だったらTopレアを競えましたねw
Ins速度で釣れたら神話レアを含めてトップだった・・・。
とりあえず相性と言う意味で、持ち主であるエレボスもそうですが、より凶悪であるのは《幽霊議員オブゼダート》と《霊異種》の2種ですね。
これは既に散々DN内でも解説されているため、改めて言及する必要もないかと思います。
両方とも自分で明滅できるためリムーブを回避できるルールの悪用。
オブゼさんは速攻で殴れるので攻撃力が半端ない。むしろ黒単でオブゼさん使うまでありますねw攻撃力もですが同量のゲインも出来るのでダメージレースが馬鹿らしくなる。
《スラーグ牙》も目が点でしょう。
《霊異種》は速攻は無いものの自力でいつでもブリンクできるので除去に強く、アンブロッカブル/パンプ可能であるため攻撃力ではオブゼさん以上。
何言ってるのか判らない・・・。
この方法で使用していくのならば墓地に生物を落す挙動がどうしても必要となってくるので、それらをどう補えるかでしょうね。
色は合っていないものの《神々との融和》が挙動上では良い相棒でしょうか。または《忌々しい回収》《汚濁まみれ》ですかね。
《汚濁まみれ》は問題となる墓地Hate生物を除去しながら墓地も肥やせる為ある種の理想的でもあると言えます。
他にも《ロッテスのトロール》が居れば序盤の攻防を担わせながら能動的に墓地に生物を置けます。
《群れネズミ》は面白いですがマナに余裕がないのが何とも・・・。
他には、やはり1ターン限りのリアニメイトですのでCip持ちが重要ですね。
《アスフォデルの灰色商人》ならばその2枚だけでもCipで4点ドレイン→チャンプブロックで2点ゲイン→次ターンに釣る4点ドレイン→速攻なので攻撃で2点ドレインとドレインしまくりですw
《生命散らしのゾンビ》《罪の収集者》で2度のハンデス。分野が違うのでサイドで対応。
《影生まれの悪魔》で生物破壊+パワー5飛行
《忌まわしき首領》で最低でも1/1飛行ハーピーが4体。それを表裏で機能させられます。首領を直接出せるのならアップキープに自身を生け贄にする事で簡単に釣れますね。
その場合はハーピー(飛行・絆魂)×8体+パワー6の飛行・絆魂・速攻です。
重いですが、《ニクスの祭殿、ニクソス》があれば単色ならば十分可能でしょう。
Stdではリアニスペルの不足に悩まされていましたが、継続的な能力を持つ置物で解決するという逆転の発想ですねw
マルチカラーにしても良い。
《静穏の天使》《灰塵の乗り手》:盤面干渉
《虚無の王》《陰鬱の始源体》:相手からの戦力の強奪
《怒れる腹音鳴らし》:サボタージュ能力で墓地を肥やしながら、土地を投げれる
《巨大オサムシ》《トロスターニの召喚士》《ウトヴァラのヘルカイト》:継続的な戦力の拡充
と結構選択肢は豊富です。
それらのみでフィニッシャーにはなれませんが、Cipと速攻+絆魂の組み合わせで十分場を掌握しつつダメージレースも優位に運べますね。
リカバリーを考えればCipでCre/Encを回収できる《ファリカの癒し人》も2枚程なら入るやもしれません。
強いのは仕様が無いが何故か黒だけ神+武具=7マナの法則では無い・・・。
重い。
また黒虐め(仲間外れ)か。
しもべ怒りの「遺憾である」宣言!!
で、肝心のLegacyに関して、ですが、まぁ、無くは無い。
使い様はあると思います。
文字通り、全体絆魂付加はLegacyでも強力な事には変わりありません。
が、それだけでは流石にKP不足です。
より重要なのは「蘇生」の方です。
で、私はこちらの方を特に評価しています。
継戦能力が高い/リカバリー力もあるという定的な部分でも十分です。今のフェアデッキ戦は消耗戦に成りやすいですからね。
が、「どの生物にも速攻を与えて墓地から釣る」という事自体が対PW戦に強いのです。除去されたり打ち消されたりと状況を整えて出されたPWに牙を剥く事が出来ますからね。
また「ハンデス」「除去」の両方に対処できる故に特にLotVに強いと言えます。
Stdでの挙動である《幽霊議員オブゼダート》を釣る動きはLegacyでも普通に強い。
LgS等を使うなどで生物に余裕があるのなら《オルゾヴァの幽霊議員》の方が自力ブリンク持ちなので使いやすい可能性も。
3T、LotV→[-2]
4T、鞭→[+1]
5T、[-2](盤面を空にする)→オブゼを釣る。
と言うのが基本でしょうかね。
これの前に露払いを掛けておくことが重要ですが。
絆魂持ちのファッティを出すという動作を見るに《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》の挙動を連想させられます。
しかしSfM→バターよりも強力ではある物の明らかに遅い。より大雑把になった感じです。
加えて、全体絆魂は強力ですが、本当に絆魂が欲しい相手には4t目は間に合わないのでは?とも思います。
まぁ、それはSfMバターも同じですか・・・。
それらよりも強みを挙げるとしたら、ある種、SfMよりもハンデス/除去に強い(打消しには弱い)ことですかね。SfMバターは両方が揃っていて初めて機能するのでどちらかを落されるだけでも厳しかった。ですが、これの場合、生物を落されても墓地から奔らせる事が出来ます。鞭が落されたなら本来の生物を展開するだけ。
つまりカード自体の単体ごとの運用ではより強固になったとも言えなくもないという事です。
対コンボでは役立たずとかAtf対策で涙目とかは同じ・・・。
《死儀礼のシャーマン》をはじめ、墓地Hateに弱い事は無視できない点ではあります。が、それとは別にDrSだろうが軟泥だろうが見たら即除去です。墓地掃除されると困る云々とは関係なく除去するのでまぁ、そこほど気にする事ではないでしょう。
こんなところで。
THSのカードの感想がさっぱり進んでいなかったので再開再開。
発揮良いって完全に旬を過ぎてますがご勘弁をw
書いていたのですが挙げる暇がなかった・・・。
今日はとりあえず黒の三枚。
《運命の工作員》
:ついに出た、Auraの欠点であるアド損を補う英雄化能力持ちのカードです。
今までは自身でアドを稼ぐエンチャントレスや《アジャニに選ばれし者》が居ました。相手に損失を与えられる可能性のある《荒廃唱え》もいましたが確定では初めて?ではないでしょうかね。
本体の性能も3マナでパワー3と合格点です。
タフネスも2あるため1/1でチャンプにならない所は結構接死持ちとしては重要。
3マナで継続的に相手に生物の生贄を要求する様は亡きヴェリアナ姐さんを思い起こさせます。
戦闘で接死、能力で布告ととことん相手に生物アドを要求します。
対生物戦では非常に厭らしい存在となることは間違いないでしょう。が正直、2つも能力が被っているため無駄も多い。対コントロールではただの3マナ生物です。
また、対生物戦ではコイツ以外にも選択肢があるのは逆風ですね。
そして黒のカードでは英雄化を引き起こしにくいため基本的に二色にならざるを得ない点が微妙・・・。
逆にその点を齟齬無く機能させる事が出来れば、相手の生物を何体も血祭りにあげられる為、BeatだけでなくControlでも機能しそうです。
生物が墓地に落ちる度に「占術」が使える《荒野の収穫者》は選択肢の一つですね。
「接死」と言う部分まで当て嵌めると相方になりそうなカードは幾つか余所の色に在ります。
「先制攻撃」を付与できる《素早い正義》はついでに絆魂まで備えているので、ダメージレースでも有利です。
奇襲性はありませんが《天上の鎧》は安定した戦力に繋がります。
「トランプル」を付与できる《野生の飢え》《逸脱者の歓び》《大型化》も良いですね。特に猫は除去されなければ相手の盤面を一掃できる可能性も。まぁ相手が1体のみの人柱で済ませてくれるのならどのみち大ダメージが入るので悪くは無いでしょう。
何故《狩られる者の逆襲》は落ちてしまったのか(´;ω;`)ブワッ
除去耐性を付与する《神々の思し召し》《レインジャーの悪知恵》も悪くは無いですね。微妙ですがw
第一メインorブロック生物指定前(攻撃後)に相手が除去を使ってくれるのなら《エレボスの加護》も選択肢の一つではありますが・・・。
一番相性が良いと思うのは《向う見ずな技術》《トロール皮》のAura2種。
前者は攻撃力過多で、最低複数体を要求するので相手の戦線を崩壊させられます。《神々の憤怒》で死亡する点は難点。
後者は打点の恒常とタフネスの増強/除去耐性が出来ますが2マナ再生はテンポロス。《セレズニアの魔除け》の範囲内と言う点はやや痛い。
英雄化云々は置いておいてもカスの性能ではありませんから、どうせならしっかりと使っていきたいですね。
という事で併用できるのは《狩猟の神、ナイレア》ですね。
接死+トランプルも勿論ですが、パンプで更に上乗せできるので相性は抜群です。
・・・なぜM14には《吸血鬼の夜鷲》はいないのか(´・ω・`)
という訳で2色にするならBWかBGでしょうかね?
BGの方が相性の良いカードも多いのですが、BWには《オルゾフの魔除け》と言う素晴らしいカードもあります。Brも悪くは無いですね。
Legacyでも可能性はあります。
単体ではアドは稼げませんが、上手く組めば逆に幾らでもアドを稼げますからね。最低でもスタック除去でも1体は布告できますので損はしていない。
当然ながら相性が良いのは《怨恨》。
エターナルエンチャントの神髄ですが、トランプル+接死のパワー5も十分エグイです。場を空に出来るでしょう。
当然先に挙げたエントリーでの紹介通りAurancerで使用するのが一番。《ちらつき護法印》等もありますしね。
が、普通にBGのデッキで使うだけでも十分です。
何故なら《怨恨》は単体で十分強く《タルモゴイフ》に付けるだけで除去されなければ勝てるので。BG版TheGateの様な感じになるでしょうかね?
他にTheSourceで挙がっていましたが《暗黒破》を是非一緒に使いたいですね。
連続誘発は難しいのですが、毎ターン相手の生物を減らすだけでもかなり凶悪。
LgSトークンなどのチャンプブロックを減らせますし、3/2と微妙なボディをコンバットトリックで守る事も出来ます。なにより《闇の腹心》や《若き紅蓮術士》《渋面の溶岩使い》《石鍛冶の神秘家》に部族の初動生物等非常に良い対策になるカードですので使い出が有ります。
タルモやDrS等、墓地を肥やせるカードとも相性は良いですしね。
上で挙げた《狩られる者の逆襲》は是非電波的に一度使ってみたいですねww
因みにFTは「お前の吸っている空気は、借り物なのだよ。」という物なのでてっきりその空気を奪う敵な感じなのかと思ったらイラスト的にはどう考えてもナイフで刺してますよね。
え?空気の代金代わりにお命~ってことですかね?
何処の詐欺グループの手口だw
消費者庁から怒られますよ?
《英雄の破滅》
:《闇への追放》のほぼ上位交換にして《破滅の刃》の上位種ですね。
え?《殺害》?
もうあれの話はイイでしょ!。もうStdには居なくなるのよ、済んだ話でしょもう止めてあげて!!
そもそも歴代で最低のKPを誇るあのカードの話なんて・・・(生物の質が軒並み上がる中で除去の質を軒並み下げる謎仕様の環境でしたからね)。
新しい火力が出ても誰も《焦熱の槍》の話をしないのと同じ。話す価値すらない。
でも《殺害》のイラストは好きでした。
待ちに待ったハンデス以外でPWを直接的に対処出来る黒のスペルです。
他の4色には在って、唯一盤面に置かれると何も出来ない色だった黒にも待望の対抗手段が(ノω・、) ナミダデマエミエナイ・・・
JtMsを殺るのならVindicateでも良くない?と言う意見は多いのですが、私としては、この意見に対してはYesでありNoでもあります。
破壊するだけなら問題は無いと思います。
が、より重要なのはこのカードが単色である事では無く、Insであるという事だと思います。
(《内にいる獣》?ナンノハナシデスカ?)
相手に少なくとも一度の起動能力を使用させるというのは、私はそれほど安いリスクだとは思っていません 。
悪までハンド内に破滅/Vidicateを有しているとして、最も危惧すべきは、相手に[0]ブレストをされてしまうという事です。
この行為によって相手は打消し(というかFoW/ミスディレ)を入手する可能性があり、JtMsを守るための手段を調達できる可能性があるわけです。
Vindicateの場合はこの行為にはなす術はありませんが、《英雄の破滅》ならば相手が防衛札を入手する前に処理できる可能性があるわけです。一度マウントを取られると脱出困難であるJtMsの嵌めゲーに対抗手段を得た訳です。
これは小さくは無い利点だと思うのですが?
相手が元から打消し持っていたりした場合はどのみち対応できませんし、マナを立てていない場合も意味はありませんがね・・・。
また、同時に、Cliqe等の検閲にも対応できるのも偉いと思います。
今までの黒のデッキは対抗手段が少なかったため、防衛手段がなくともJtMsを置くリスクは他のデッキよりも高くはありませんでした。今後はその舐めプレイを禁じるだけでも効果はあります。
正直、破壊するだけならば《戦慄掘り》で良い。
汎用性を考えるのなら《名誉回復》《大渦の脈動》《忘却の輪》で十分。
Insである事がこのカードの何よりの利点であるはずです。
もちろんデメリットもありますがね
Insである事は確かに便利ですが、上記のように相手が4マナに到達する事時期にJtMsを狙い撃ちするために3マナ断たせておくというのはかなりテンポロスではあるのですがね・・・。
因みに、個人的には、たしかに針でもPWの対策は十分できるのですが、「これ使うなら針で良い」と言うのは些かずれていませんかね?
《英雄の破滅》はメインで使うもので針はサイドの筈。
他のPWに対してもやはり一定の効果は持っています。
ヴェリアナは取り敢えず対消滅できなくなったという意味で除去できるのは大きいです。
他にも《ヴェールの呪いのガラク》や《遍歴の騎士、エルズペス》、MUDの《解放された者、カーン》やUBの《ボーラスの工作員、テゼレット》等対処したい物は山程あります。
しかし何より重要なのはBと言う色の対応能力が上がった事だ!!
昨今の黒は、「除去の色(笑」レベルの低除去にしか割り当てられていなかった。
特にPWと言う新カードタイプが誕生し、W/R/Gで対応できる中除去の色の黒には出来ないという切なさが常にあった。
「黒さんには《蔑み》在るじゃないですかwww」とか言われていた・・・。
しかし、いま雌伏の時は終わったのだ!!
今このあのにっくきPWどもを叩きのめすのだ。
ジークジオン!!!
真面目な話に戻りますが、
「能動」の色である黒が「受動」の選択肢を持って、同時使用/選択が出来る等になったというのはかなり大きい事ではないか?そう思います。
もちろん、だからと言って破滅>Vindicateになるという訳ではありませんがね。
また、今は基本除去の枠は《突然の衰微》が有り、これが主にハンデスとの分業制を確立していますからね。そこに追加で入れるわけにもいきません。
結局は要調整です。
個人的には十分なハンデスとPWに強いカードを揃えているのならまぁ、そこまで必要は無いかとも思います。
具体的には6~7枚のハンデスと《未練ある魂》(加えて《師範の占い独楽》/《森の知恵》)ですね。
これらがあるのなら十分にプレイングで対応できるので、まぁ3マナの単体除去など要らないのではないかと思います。
FT「運命は選ばれた少数の者を讃えるが、英雄とていずれ倒される時が来る。」
;まさにその通りで、栄枯盛衰・生者必滅、英雄でも倒されるときは来るのでしょうが・・・倒され方が蟻が踏み潰されるかの如き酷さ・・・。
ヴァンダレイ・シウバにスタンプされてるファイターよりもひどい状況。宛らゼットンになす術も無くやられた初代ウルトラマンの様です。
《エレボスの鞭》
:エレボス神のお鞭様。
「果てしなく伸びる細い影のような途方もない長さの鞭である」→禁鞭?(封神演義より)
「必要とあらばその鞭を用いて苦痛を負わせる」→マイナス修正か《炎上》の様な追撃系?
「渋る死者を絡めて彼の領域へと引き込む――もしくは引き戻す」→《鎮める者、アシュリング》の様な死んだ生物のリアニメイト?
だと思っていたのですが、結構違いましたね。
まぁ、「魂」という物を吸ったり、引き寄せたりと十分に黒らしい能力ではありますねw
常在能力は自陣への絆魂付加でした。
実は制限/時限抜きの絆魂付加の置物は初めてではないですかね?記憶違いでなければ。
また起動能力はスペルでいうのなら《浅すぎる墓穴》ですが、より近いのはALAブロックに在ったキーワード能力「蘇生」だと思います。
相手の生物まで範囲内だったらTopレアを競えましたねw
Ins速度で釣れたら神話レアを含めてトップだった・・・。
とりあえず相性と言う意味で、持ち主であるエレボスもそうですが、より凶悪であるのは《幽霊議員オブゼダート》と《霊異種》の2種ですね。
これは既に散々DN内でも解説されているため、改めて言及する必要もないかと思います。
両方とも自分で明滅できるためリムーブを回避できるルールの悪用。
オブゼさんは速攻で殴れるので攻撃力が半端ない。むしろ黒単でオブゼさん使うまでありますねw攻撃力もですが同量のゲインも出来るのでダメージレースが馬鹿らしくなる。
《スラーグ牙》も目が点でしょう。
《霊異種》は速攻は無いものの自力でいつでもブリンクできるので除去に強く、アンブロッカブル/パンプ可能であるため攻撃力ではオブゼさん以上。
何言ってるのか判らない・・・。
この方法で使用していくのならば墓地に生物を落す挙動がどうしても必要となってくるので、それらをどう補えるかでしょうね。
色は合っていないものの《神々との融和》が挙動上では良い相棒でしょうか。または《忌々しい回収》《汚濁まみれ》ですかね。
《汚濁まみれ》は問題となる墓地Hate生物を除去しながら墓地も肥やせる為ある種の理想的でもあると言えます。
他にも《ロッテスのトロール》が居れば序盤の攻防を担わせながら能動的に墓地に生物を置けます。
《群れネズミ》は面白いですがマナに余裕がないのが何とも・・・。
他には、やはり1ターン限りのリアニメイトですのでCip持ちが重要ですね。
《アスフォデルの灰色商人》ならばその2枚だけでもCipで4点ドレイン→チャンプブロックで2点ゲイン→次ターンに釣る4点ドレイン→速攻なので攻撃で2点ドレインとドレインしまくりですw
《生命散らしのゾンビ》《罪の収集者》で2度のハンデス。分野が違うのでサイドで対応。
《影生まれの悪魔》で生物破壊+パワー5飛行
《忌まわしき首領》で最低でも1/1飛行ハーピーが4体。それを表裏で機能させられます。首領を直接出せるのならアップキープに自身を生け贄にする事で簡単に釣れますね。
その場合はハーピー(飛行・絆魂)×8体+パワー6の飛行・絆魂・速攻です。
重いですが、《ニクスの祭殿、ニクソス》があれば単色ならば十分可能でしょう。
Stdではリアニスペルの不足に悩まされていましたが、継続的な能力を持つ置物で解決するという逆転の発想ですねw
マルチカラーにしても良い。
《静穏の天使》《灰塵の乗り手》:盤面干渉
《虚無の王》《陰鬱の始源体》:相手からの戦力の強奪
《怒れる腹音鳴らし》:サボタージュ能力で墓地を肥やしながら、土地を投げれる
《巨大オサムシ》《トロスターニの召喚士》《ウトヴァラのヘルカイト》:継続的な戦力の拡充
と結構選択肢は豊富です。
それらのみでフィニッシャーにはなれませんが、Cipと速攻+絆魂の組み合わせで十分場を掌握しつつダメージレースも優位に運べますね。
リカバリーを考えればCipでCre/Encを回収できる《ファリカの癒し人》も2枚程なら入るやもしれません。
強いのは仕様が無いが何故か黒だけ神+武具=7マナの法則では無い・・・。
重い。
また黒虐め(仲間外れ)か。
しもべ怒りの「遺憾である」宣言!!
で、肝心のLegacyに関して、ですが、まぁ、無くは無い。
使い様はあると思います。
文字通り、全体絆魂付加はLegacyでも強力な事には変わりありません。
が、それだけでは流石にKP不足です。
より重要なのは「蘇生」の方です。
で、私はこちらの方を特に評価しています。
継戦能力が高い/リカバリー力もあるという定的な部分でも十分です。今のフェアデッキ戦は消耗戦に成りやすいですからね。
が、「どの生物にも速攻を与えて墓地から釣る」という事自体が対PW戦に強いのです。除去されたり打ち消されたりと状況を整えて出されたPWに牙を剥く事が出来ますからね。
また「ハンデス」「除去」の両方に対処できる故に特にLotVに強いと言えます。
Stdでの挙動である《幽霊議員オブゼダート》を釣る動きはLegacyでも普通に強い。
LgS等を使うなどで生物に余裕があるのなら《オルゾヴァの幽霊議員》の方が自力ブリンク持ちなので使いやすい可能性も。
3T、LotV→[-2]
4T、鞭→[+1]
5T、[-2](盤面を空にする)→オブゼを釣る。
と言うのが基本でしょうかね。
これの前に露払いを掛けておくことが重要ですが。
絆魂持ちのファッティを出すという動作を見るに《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》の挙動を連想させられます。
しかしSfM→バターよりも強力ではある物の明らかに遅い。より大雑把になった感じです。
加えて、全体絆魂は強力ですが、本当に絆魂が欲しい相手には4t目は間に合わないのでは?とも思います。
まぁ、それはSfMバターも同じですか・・・。
それらよりも強みを挙げるとしたら、ある種、SfMよりもハンデス/除去に強い(打消しには弱い)ことですかね。SfMバターは両方が揃っていて初めて機能するのでどちらかを落されるだけでも厳しかった。ですが、これの場合、生物を落されても墓地から奔らせる事が出来ます。鞭が落されたなら本来の生物を展開するだけ。
つまりカード自体の単体ごとの運用ではより強固になったとも言えなくもないという事です。
対コンボでは役立たずとかAtf対策で涙目とかは同じ・・・。
《死儀礼のシャーマン》をはじめ、墓地Hateに弱い事は無視できない点ではあります。が、それとは別にDrSだろうが軟泥だろうが見たら即除去です。墓地掃除されると困る云々とは関係なく除去するのでまぁ、そこほど気にする事ではないでしょう。
こんなところで。