THS)残りの気になるカードの感想
2013年9月19日 新カード紹介 皆さん、こんばんは。
しもべです。
THSのカード感想も今回で終わり。
秋田・・・。
とりあえず気になるカードは多いので電波デッキデザイナーとしては実に収穫に溢れた秋でした。
《ヘリオッドの槍》
:白の神ヘリオッドの神器ですね。
常在効果が《栄光の頌歌》
起動能力が《返礼》
です。
《栄光の頌歌》の完全上位交換です。
M14のアンセムが少々特殊な形ですから安定した効果を得られるのは有難いですね。
効果としては殴り合いを推奨しているようです。
ノーガード戦法をしても返礼で相手の戦力を削って行けるので勝てるという算段ですね。なら最初から《無慈悲》にしろよとか言ってはいけません。
最も厳しい点はアンセムの癖に重ね張りができない事ですよね。
限界値が低い・・・。殴り合い上等精神のカードなら尚更この点は厳しい。むしろ《勇気の道》の方が安定感はありませんが、重ねれば重ねるだけ効果も重複するため向いています・・・。
また低マナ域のトークンカードが無い点も痛いです。
[ゆとりちゃん]さんの所で挙がっていましたが《ヴィズコーパの血男爵》との相性は良さそうです。
殴り合いのリスクを絆魂で、男爵のサイズ不足を修正で補えるため互いの弱点を補えている様に見えます。
同様《鬼斬りの聖騎士》との相性も良さめ。
この様に単体で強力な物をサポートする形の方が、数に任せたウィニーよりもマッチしているように思います。
そもそも数を出せるならノーガードにする必要は無いですし・・・。
肝心のヘリオッドとの相性ですがアキレスと亀の如く微妙な距離感。
ダブルシンボルであるため信心カウントに貢献でき、生み出すトークンが3/2と一気に強力になります。
が、そもそもヘリオッドの強みは全体に「警戒」を付加できる点であり、既に攻防一体の存在。
槍で《返礼》をする事がまず余り無いのではないか?と・・・。
ヘリオッド自身も破壊不能で鉄壁の壁ですしね。
決して悪くは無い愛称なのですが良くも無い・・・。
なんだかんだ言ってますが、単体で生物除去が出来る=アドが取れる、それも継続的に出来るという意味でかなり美味しいカードである点は間違いありませんよね。
アンセムと合わせて除去が出来るのですから。伝説なので2~3枚あれば十分。
《岩への繋ぎ止め》
:「置く」除去にどれだけの価値が見出せるかに依るでしょうね。
取り敢えずStdに置いては「信心」カウントを満たすのに使えます。
《放逐する僧侶》と合わせて赤白の対生物コントロールデッキと言うのも面白いかもしれませんね。
Legacyでは一応、Enchantressの候補にはなるかもしれません。
割られない事が重要であるためデュアランに付けるわけにもいきませんが・・・。
《戦争のことば》入りのNayaカラーのEnchantressならいけるのではないでしょうか?
このカラーなら、トリックを使わないのなら《未達への旅》よりも使いやすいでしょうし。
《ヘリオッドの試練》
:取り敢えずLifeの期待の一枚です。
2マナで回復量が10点と半端ないので是非に使いたい。
AurncerでなくともLifeには《アジャニの群れ仲間》をはじめ結構+1/+1カウンター使いがいるので普通にゲイン出来そうです。
《セテッサの戦神官》
:同じくLife系の新戦力候補。
ゲイン能力が英雄化でありトリガーが軽いので結構交換たんに複数ゲイン出来そうです。
故に群れ仲間との相性は最高。
因みにこいつも当然Life型Aurancerではあり。
《万神殿の兵士》
:2マナでも良いので多色→単色なら神だった・・・。
現状何に使えばいいのか判らない無駄なKPを持つカードですね。
実に惜しい。
Stdではメリット能力が二つなのでまぁまぁ強いはず。が過剰に強くも無い。
比較的2色の強力な生物は多いので、序盤は攻撃、終盤は壁になるかもしれません。
《無効》
:環境に恵まれなかったカードと言うのは世に五万とあります(本当か?)が、これほど恵まれているカードも珍しいのではないでしょうかね?
USG、MRDと来て、再び強力(前者2つのブロックと異なり凶悪では無い所は味噌)なEnc/Atfが刷られそうな環境での再録です。
と言うより、それを見越して環境の調整役として入れているのでしょうが、それにしてもこのカード自体がEternalでも使われる程に強いので環境への強力なセーフキーパーになりますよね。
因みにアンチ宗教と言わんばかりのゼナゴスのFTも中々に好みです。
《液態化》
:効果はシンプルですが中々に強力に思えます。
1マナと展開を阻害せず、完全なアンブロッカブル。下手な環境では飛行+サイズ修正の《幽体の飛行》よりも早期決着が望めるやもしれません・・・。
ついでにほぼ確定で誘発できる占術1もよく合っていて強力。
単騎決戦を望むデッキにおける最も避けたい無駄ドローを省けるので。
《戦識の重装歩兵》とはちょうど補い合う点が逆転しているカードですね。
《モーギスの匪賊》
:つよい。
《炎の血族の盲信者》とも《地獄乗り》とも言えそうなウィニー準フィニッシャー級生物が3マナで手に入ります。
取り敢えず本体だけでも3マナ2/2速攻威嚇なので弱くは無いです。
がどうせなら《ラクドスの哄笑者》や《ラクドスの切り刻み教徒》と共に使いたいですね。
ある種《軍勢の忠節者》の黒版ですね。
黒単Beatと言うのは少々難易度が高いのでラクドスBeatのお供に。
取り敢えず本体に攻撃を捻じ込む生物は強い。
《蘇りしケンタウルス》
:結構優秀なライブラリー破壊生物。
壁としての安定したタフネスと選択可能なCiPライブラリー破壊。
アショクを使ったLOデッキで使えそうです。
《蘇りし者の密集軍》
:攻防に才立つマナレシオ優秀な生物。
個人的には《方解石のカミツキガメ》を思い起こさせます。除去耐性はかなり劣化しましたがその分オフェンシブです。
タフネス3は壁としては心許無いのですが、相手の生物との相討ちは狙えそうです。
コントロールの壁兼削り役ですね。魔鍵シリーズにも通じますね。
《毒蛇座の口づけ》
:可能性を感じなくもない1枚。
基本的には起動能力を封ずることに注力するでしょうが、マナエルフ等のシステム生物の除去にも使える。
《拘引》の黒版と考えると判り易いのですが、軽い分効果も小さい。《オリヴィア・ヴォルダーレン》等の例外を除き、システム生物は大体に置いて小型なので、大型まで止められた《拘引》を考えると・・・。
《モーギスの狂信者》
:パーフォロスは《若き紅蓮術士》を入れたBurnでよくね?とか言われていてBeatよりもコンボで想像されているようですがこちらは純Beatdown仕様。
アンコモンですがかなりKPが高し。
1ターン目から全てRのみの生物を展開すれば1体ずつだとしてもR+RR+RRR+R=7R!
つまり7点。
凄いなぁ・・・。
まぁ其処まで行かなくとも普通に4点程度は飛ばせそうです。
火力も多いですし、赤単はかなり強そうです。
先人を火力に返るという意味とマナ域を考えればこの狂信者こそ《地獄乗り》の後釜に相応しいと思います。
因みに《パーフォロスの槌》があれば嘗ての《ケルドのチャンピオン》の様に火力+速攻生物が出来上がります。
これもこれで強いw
1T:《軍勢の忠節者》《ラクドスの哄笑者》/《アクロスの十字軍》
2T:《灰の盲信者》《炎樹族の使者》/《若き紅蓮術士》
3T:《ボロスの反攻者》《チャンドラのフェニックス》/《どぶ潜み》
が現実的な選択肢ですかね?
ただ、これらのデッキでやる事は決まっています。
こちらは如何に生物を並べて押し切るかで、狂信者を使うのなら生物を維持するのがアキレス腱、逆に相手は生物を捌く事が通常のBeatよりも重要になるのできっちり捌いてこられると何もできない可能性も・・・。
デッキとして見るとハイリスクハイリターンなカードかもしれません・・・。
推してる時は強いですが劣勢では目も当てられない・・・。
まぁ、赤単で後手に回っている時点で終わっていますがねw
《神々の憤怒》
:3マナ生物全体に問答無用で3点を叩き込む且つ置換リムーブの全体火力。
環境に不足しがちな貴重な全体除去ですね。
現在の《炎樹族の使者》や《復活の声》をはじめとしたBeat環境に大打撃を与えることも可能な一枚に思えます。
が、どのデッキに入るんですかね?
今のRは生物を展開して何ぼです。自陣の生物まで一掃してしまう可能性が高い。
BigManaにしてもマナAtfは少なく生物に依存しがち。
ならコントロールなら~と思いますが、そんなデッキ在りましたかね?
何より痛いのがダブルシンボルである点。
土地の多くが消え去ったたら以前のような3色どころか2色でも結構厳しいハードルのように思えますが・・・。
(本体にダメージが入らないという点は色拘束の関係上ギルドランドに頼らざるを得ない場合もあるのでその点では有難いと言えますね。)
《軍団の結集》とか?
しかもまたしても《復活の声》のバランスをこのカードで取ろうという魂胆見え見え・・・。
《統率の取れた突撃》
:コンバットトリックの典型的な効果ですが効果範囲が2体までと広い。
基本的にコンバットトリックは単体ではアドロスのカードをうまくアド損せずに使う事が求められますが、これの場合は寧ろアドを稼げますね。
もちろん2体まで狙える事はアドロス自体も防ぎやすい。
当然英雄斯様に刷られたカードなので、それらを持つ生物に使いたいですね。
1マナと軽い点が何よりも重要。
《アクロスの十字軍》《密集軍の指揮者》《運命の工作員》等アドは狙えても戦闘力が高くない物たちを使うのが常道。
《ドラゴンのマントル》
:赤には珍しいドロースペルにブレスが付いたと思えば・・・。
《加撃》《針落とし》とかを考えると全然強い。
Weenieの息切れ防止に挿しておくと面白いかも。最低アドロスは無いわけですしね。
《タイタンの力》
:変型版《粗暴の力》。
単純なコンバットトリックカードですが占術1が面白い。
アドロス→息切れと言う難点を、続くドローを良質化する事で緩和しています。
アドロス回避とは異なりますが《統率の取れた突撃》とは別の手段でリスクの減衰が行われています。
Stdでは知りませんが、Wee系のデッキの選択肢の一つになるのではないかと思います。
まぁ、《ひずみの一撃》や《シャドーの裂け目》の方が扱いやすいとは思いますが・・・。
《葉冠のドライアド》
:歌って踊れるEnc。
取り敢えずDoSと相討ちが取れるのでEnchantressにはそれだけで一定の価値がありますね。
エンチャントレスがいればアドも当然稼げるわけですし。
Legacy生物のフライヤーの大半と相打てるので《空殴り》より余程制空権を採れます。
ニンフは全体的に綺麗ですが、このカードは群を抜いて綺麗なので是非Foilが欲しいですね。
《高木の巨人》
:Std環境に存在するほぼ全てのフライヤーと相討ち以上の成果を残せる安定した戦力が魅力ですね。
マナレシオも優秀。
ただ、対飛行を考えるのなら《切り裂く風》で十分なんですよね、こちらのほうが遥かに軽いですし。
《加護のサテュロス》
:瞬足持ちの授与カード。
サイズ修正や瞬足を考えると《ウルフィーの銀心》と《ウルフィーの報復者》を足して2で割った様な生物ですね。
テンポ・コンバットトリック・カードアドの3種類のアドバンテージを確保できるカード。
どっかのフェアリー三人衆の様なカードですね。
が・・・やはり重い。
いや、4マナだと強すぎるのは判るのですが5マナは・・・。
本体の軽さは《突然の衰微》と各種火力圏内であるという痛々しさも・・・。
が、冷静に考えて3マナで瞬足パワー4の時点で弱い訳がない訳で・・・。
ただ、ある種全体除去からカヴァーが出来るという点もあり、《神々の憤怒》が難点になりそうなGに対して意味を見出せそうですね。
《精霊への挑戦》《根生まれの防衛》《覚悟+意欲》等どれも後ろ向きなので、サイドとは言え積み込みはしにくいですからね。
ライバルは《残忍な発動》。
こちらもコンバットトリックかーどであり、且つ3マナで生物に+2/+2ですからね。
因みに狂暴ながらも猫と言う萌えキャラ+マッスルながら女性と言うイラストアドが小汚いオッサンに逆風。
《定命の者の宿敵》
:性能的には誰もが考える通り、《グール樹》です。
が、個人的により近しいのは《骨塚のワーム》ですよね、墓地に5枚の生物がある時に2マナで5/5と言う性能を考えれば。
そう考えれば強いのか?と言う幻覚から目が覚めますねw
ワームは墓地の枚数は一枚以上ならいつでもキャスト出来た上に色拘束は薄かった。
墓地に依存しなければいけないとはいえ、この差は大きいです。
正直、怪物化も判りますが、そんなに簡単に墓地に生物は堪らない上に、もっと言うなら早く堪らない+溜まっても維持できない。
早く堪らないなら軽さの魅力も半減。
2~3Tに生物を3枚4枚墓地に置く事が出来ない以上《恭しき狩人》とさしてサイズは変わらないでしょう。
且つ、維持できないので余計に怪物化の力が薄い。
そういう大量に生物を落すデッキならば《夜の咆哮獣》も良い戦力にはなりそうですが・・・。
何にせよ怪物化できるかどうかに懸かってきます。
只それでも他のカードが足りない・・・。
《裂け木の恐怖》《骨までの齧りつき》が無いのは厳しいです・・・。
《霧裂きのハイドラ》
:対U生物であるハイドラ。《空殴り》/《魔女跡追い》とは・・・。
対Uで速攻で除去耐性と云うと《ガイアの復讐者》を思わせる生物ですね。
重要なのはこの生物が「速攻」を持っているという事ですね。
ファッティの難点として大きなマナを使ったけれど相手のSoc除去で落とされた(´・ω・`)
という物が多い。
テンポロスの典型ですね。
が、コイツは速攻を持っているおかげでそのような事態を避けやすい。
Xマナを最大限に生かす事も出来るわけです。同時に回避能力が無いため《狩猟の神、ナイレア》は重要。
Stdではプロテクション(U)は正直微妙ですがInsにも《アゾリウスの魔除け》やバウンスがある以上無いよりはマシでしょう。
《拘留の宝球》を躱せるのも良い。《岩への繋ぎとめ》《突然の衰微》をされたら泣く。
一応、X=3~ならいきなり試練サイクルを回収できます。
が、最低でも1+3+2=6マナが掛るためそんな状況で出しても・・・。一応《パーフォロスの試練》は火力であるため回避能力の無いこいつには有難い事かもしれません。
《円環の賢者》→《高まる残虐性》が出来ないのは非常に残念です。
代わりとして考えられるのが《歓楽者ゼナゴス》ですかね。
[+1]があればXマナ分は稼げるでしょう。
問題は、より優秀なファッティに《嵐の息吹のドラゴン》《世界を喰らう者、ポルクラノス》がいる事ですねw
前者は同様に速攻と除去耐性と怪物化による火力、後者は怪物化による盤面の支配が可能です。
殴るだけのこいつは対U以外では出番が薄そうです。速攻火力なら[0]で補えますし、ゼナゴスの奥義である[-6]と相性が悪い点もマイナス・・・。
Legacyに置いてはやはり速攻持ちのファッティと言う部分が非常に大きいです。
対PW戦で非常に強い。打ち消されない点も相成って対JtMs戦で非常に安定した戦いが期待できます。[-1]のバウンスも効きませんしね。
プロテクション(U)は速攻があるのなら不要かとも思ったのですが《瞬唱の魔道士》《悪意の大梟》にブロックされる可能性を排除できるためやはり無いよりはマシでしょう。
《突然の衰微》や《剣を鍬に》には何の耐性も無い物の、「打ち消されない」ため露払いのハンデスで躊躇なく除去を除く事が出来ます。
またJtMsを置いてフルタップしてしまう様なうっかりさんを絶望のどん底に落とす事も出来ますw
除去で怖いのはLotVと《終末》ぐらいでしょう。
残念なのはXマナの宿命ですがGSZとの相性は最悪である点ですね。
また回避能力は無いので延々とLgSトークンにブロックされます。
対Uでは優秀ですが・・・どうでしょうね?少なくとも《空殴り》よりは可能性はあると思います(彼は環境柄恵まれない)。
「打ち消されない」「速攻」とUが嫌がる事を詰め込んだカードで、後は「呪禁」があれば完璧でしたねw
とりあえず、こちらの初撃を《終末》で捌いてドヤ顔しているMiracleに叩きつけてやりたい。その時に相手が決め顔で置いたJtMsをサンドバックに出来たらされだけでもう満足です。
TheRockでも使えます(Junkでは厳しい)が、マナを考えるとPostやNicFitの方が有用ですね。
NicFitの場合はGSZ経由では持ってこれないので、BGWカラーにして《イーオスのレインジャー》にするというのも面白い。
G Stompyと言うのも意外とある選択肢かもしれませんね。
※)Legacyで生物を打ち消すスペルで真面に使われている確定カウンターはFoWぐらいしか無いというのは秘密w
《戦士の教訓》
:今回のロマン枠w(コモン編)
《統率の取れた突撃》と同じアドロスし難いスペルですが寧ろアドを稼ぐことをこちらも念頭にしていますね。
2段攻撃持ち2体に付けて4ドローだ!!
Insで本当に良かった・・・。
ただまぁ、《狩人の眼識》の方が恐らく使いやすい。PWにダメージでも良かったわけですからね。
このカードはドローよりも相手の除去を誘う事が目的でドローはそのついでぐらいに考えた方が良いと思われます。
続く中堅やフィニッシャーの前に相手の除去を切らせながらアドロスをし辛いカード。
そんな感覚で使うべきかと・・・。
《アクロスの重装歩兵》
:攻撃に参加する生物分攻撃力が増す生物で嘗てのバンドを思い出しますね。
取り敢えず最低2/2は保証されています。
《地獄乗り》宜しく、それまでに展開していた自軍を打点に昇華出来る生物です。
同セットでいる《モーギスの狂信者》はライダーと同じマナ域ですが、こいつはより小型版といった所ですね。
《アクロスの十字軍》《若き紅蓮術士》を使用したSlighBorosなんかにどうかな?と思います。
その際には類似カードの《鋳造所通りの住人》も良いかもしれません。
まぁ、1マナ域は《軍勢の忠節者》の方が遥かに優先度は高いので入らないでしょうが。
《猛火の猛士》も効果だけは素晴らしいのですがね・・・。
《英雄の記録者 》
:3マナ3/3に条件付きでキャントリップ。
どこぞの銀魚や梟を見ていると物足りないのですが、普通に考えてコイツも十分に強いんですがね・・・。
最近の生物の異常発育で感覚がおかしくなっているだけです。
トリガー的には《円環の賢者》《実験体》等の進化生物の方が英雄化生物よりも相性が良いと思います。
《荒野の収穫者》
:何故起動能力で「接死」「呪禁」をそれぞれ得る形なのでしょうか?しかも呪禁は2マナとか舐めてんの?
一応生物が死ぬ度に占術1が出来るので弱くはありませんし自己完結もしています。
が、パワー2でも良かったので3マナにして欲しかったですね。そうすればナイレアのトランプルが即座に付加できたのに・・・。
4マナもするならせめてどちらかの起動能力は普通に持っていて欲しかった。
それでなくとも《海の神、タッサ》ならば3マナで毎ターン占術が付いてくるというのに・・・。
面白い使い方としては《屋根職人の反乱》の様な自動で落ちる生物を使えばその分占術で山札を掘れるところですね。
それぐらいしか使い道が無い。
が、TheSourceスレを見ていてちょっと転換。
LgS+セラピーを使うデッキなら積極的に占術を使っていけるのでデッキの安定感が抜群に高まるはず。
4枚使うようなカードでは無いですがGSZから引っ張るように2枚程度あれば十分でしょうね。
同時にNicFitでもアリと言えば有ですね。
セラピーを積極的に使っていくデッキなので占術が誘発しやすい。
BigMana系の宿命としてKPにバラつきがあるのでデッキ/引きのバランスが悪いという物が在ります。
それを積極的に改善して行けるのには価値があります。起動能力も問題なく使えるでしょうし。
が、コイツを引きたいタイミングが判らない。
恐らく入れるのならGSZからのサーチ枠に1~2枚程度ですがつまりそれは5マナがある状況。それなら他のフィニッシャーを探して来たり《激情の共感者》からサーチをしてこれる状況ですからね。
《地平線のキマイラ》
:何故かシミックカラーで出たLifeゲイン生物。
1ドローを+1ゲインに強化する素晴らしいカード。
BantカラーのLifeデッキも組めるかもしれません。
本体性能も瞬足・飛行・トランプルとどこかおかしい。
Stdでは軽いドローが無いのでお鉢が回ってくる事は無さそうです・・・。
《テューンの大天使》がいれば毎ターン+1/+1を誘発できるぐらいですかね・・・。
《水深の魔道士》も悪くはありませんがどちらにしろ重すぎる。
《死の国のケルベロス》
:5マナ6/6+アンブロッカブルとかなり凶悪な性能です。
サイズ的にはMidrange向きの生物なのですが、PiG時の効果で生物を回収できるというのが何よりも大きい。
Beatdownでこそ真価を発揮できる能力です。
その際、5ターン目着地はかなり遅いためマナ加速手段か速攻付与のカードが欲しいですね。《パーフォロスの槌》よりは直接打点になる物が欲しいのですが、《オーガの戦駆り》では適用範囲が狭すぎる。ゴブリンでは生きてはいまい・・・。
難しい・・・。
《灰燼の乗り手》
:《絶望の天使》が執政官に成ったら凶悪になりました。
2度の置物破壊を可能であり、誘発タイミングでは《隔離するタイタン》、2回と言う意味では《森滅ぼしの最長老》とも類似していますね。
とりあえずCipでパーマネントに対処出来るので禿天と同じ働きは確保されておりそれらとはすんなり交代できそうです。1マナ重いとはいえどうせ須田氏は不可能でしょうし。
ただPiG能力の方の扱いが難しいですよね・・・。逆に対処側は其処が重要です。《異端の輝き》とかですね。
スラーグ牙宜しく「場を離れたら~」だったら恐ろしい事になっていましたが・・・。
Stdではまぁ、リアニメイトするしか方策は無いですよね、月並みですが・・・。
重さだけならニクソスやゼナゴスでどうにでもなると言えなくもない範囲なのですがマルチカラーのダブルシンボル2種類の色拘束がきつ過ぎて・・・。
しかしリアニメイトするにしろスペルが不足しがち。
《オブゼダートの救済》《強行+突入》に《死の国からの救出》とKPは高い物の速度が足りない。
何より積極的に墓地に落す手段が足りない。悉くISDブロックに在りますからね。
加えて墓地対策も激しい。さらに激しくなりますし。
活躍は難しそうです・・・。
いっそ《グリセルブランド》の代わりに《墓所の怪異》デッキに入れる方がまだ良さそうですが・・・。
どうせWWまで使うのなら《放逐する僧侶》とか使って、前半は疑似除去、後半は疑似明滅とかするのも面白いですが・・・。
Legacyでは《絶望の天使》と《森滅ぼしの最長老》のほぼ良い所取りなのでこれらを採用するデッキにはもってこいですね。
また「破壊」では無く「追放」である点も強力。
下手な墓地利用に引っ掛かりが無く後腐れが有りませんし、Dredge使い歓喜の《黄泉からの橋》の保護が可能。
[ぐーん]さんが書いていらっしゃいましたが、セラピーで1枚、つって1枚、セラピーFbでさくって1枚、セラピーの効果で1枚
計ハンド2枚、場から2枚カードをリムーブ出来るんですね。
凶悪やなぁ・・・。
普段からDredge使ってる方はやはり閃く速度が段ちですわ。
ただし、やはりCip以外の部分を見ると多少不足が目立ちます。
というより既に過剰なるKPを誇る《引き裂かれし永劫、エムラクール》《グリセルブランド》がいるのでね(´・ω・`)
《御霊の足跡》などCip+PiGを強引に使う方法も上記以外にもあるにはありますが、《騙し討ち》《浅すぎる墓穴》等を用いて上の2種を使ったほうが遥かに強いんですよね・・・。
《閃光》があればまた違ったのでしょうが・・・。
コンボデッキ以外では普通にNicFitでなら運用は可能でしょう。
8マナが中盤以降には出るデッキですし、《繰り返す悪夢》を使えばCip+PiGも使う事が出来ます。
血の涙を見せてやるぜ!!
個人的にはそろそろ禿天を買うつもりでしたが危なかったです。
親和レアですが4枚使うようなカードでもないのであまり値段も気になりませんね、Legacy民的には。Foilさんは頑張ってください(^ω^)
おや?
子牛の馬車に乗せらてた天使が仲間に成りたそうにこちらを見ています。
仲間にしますか?
しもべです。
THSのカード感想も今回で終わり。
とりあえず気になるカードは多いので電波デッキデザイナーとしては実に収穫に溢れた秋でした。
《ヘリオッドの槍》
:白の神ヘリオッドの神器ですね。
常在効果が《栄光の頌歌》
起動能力が《返礼》
です。
《栄光の頌歌》の完全上位交換です。
M14のアンセムが少々特殊な形ですから安定した効果を得られるのは有難いですね。
効果としては殴り合いを推奨しているようです。
ノーガード戦法をしても返礼で相手の戦力を削って行けるので勝てるという算段ですね。なら最初から《無慈悲》にしろよとか言ってはいけません。
最も厳しい点はアンセムの癖に重ね張りができない事ですよね。
限界値が低い・・・。殴り合い上等精神のカードなら尚更この点は厳しい。むしろ《勇気の道》の方が安定感はありませんが、重ねれば重ねるだけ効果も重複するため向いています・・・。
また低マナ域のトークンカードが無い点も痛いです。
[ゆとりちゃん]さんの所で挙がっていましたが《ヴィズコーパの血男爵》との相性は良さそうです。
殴り合いのリスクを絆魂で、男爵のサイズ不足を修正で補えるため互いの弱点を補えている様に見えます。
同様《鬼斬りの聖騎士》との相性も良さめ。
この様に単体で強力な物をサポートする形の方が、数に任せたウィニーよりもマッチしているように思います。
そもそも数を出せるならノーガードにする必要は無いですし・・・。
肝心のヘリオッドとの相性ですがアキレスと亀の如く微妙な距離感。
ダブルシンボルであるため信心カウントに貢献でき、生み出すトークンが3/2と一気に強力になります。
が、そもそもヘリオッドの強みは全体に「警戒」を付加できる点であり、既に攻防一体の存在。
槍で《返礼》をする事がまず余り無いのではないか?と・・・。
ヘリオッド自身も破壊不能で鉄壁の壁ですしね。
決して悪くは無い愛称なのですが良くも無い・・・。
なんだかんだ言ってますが、単体で生物除去が出来る=アドが取れる、それも継続的に出来るという意味でかなり美味しいカードである点は間違いありませんよね。
アンセムと合わせて除去が出来るのですから。伝説なので2~3枚あれば十分。
《岩への繋ぎ止め》
:「置く」除去にどれだけの価値が見出せるかに依るでしょうね。
取り敢えずStdに置いては「信心」カウントを満たすのに使えます。
《放逐する僧侶》と合わせて赤白の対生物コントロールデッキと言うのも面白いかもしれませんね。
Legacyでは一応、Enchantressの候補にはなるかもしれません。
割られない事が重要であるためデュアランに付けるわけにもいきませんが・・・。
《戦争のことば》入りのNayaカラーのEnchantressならいけるのではないでしょうか?
このカラーなら、トリックを使わないのなら《未達への旅》よりも使いやすいでしょうし。
《ヘリオッドの試練》
:取り敢えずLifeの期待の一枚です。
2マナで回復量が10点と半端ないので是非に使いたい。
AurncerでなくともLifeには《アジャニの群れ仲間》をはじめ結構+1/+1カウンター使いがいるので普通にゲイン出来そうです。
《セテッサの戦神官》
:同じくLife系の新戦力候補。
ゲイン能力が英雄化でありトリガーが軽いので結構交換たんに複数ゲイン出来そうです。
故に群れ仲間との相性は最高。
因みにこいつも当然Life型Aurancerではあり。
《万神殿の兵士》
:2マナでも良いので多色→単色なら神だった・・・。
現状何に使えばいいのか判らない無駄なKPを持つカードですね。
実に惜しい。
Stdではメリット能力が二つなのでまぁまぁ強いはず。が過剰に強くも無い。
比較的2色の強力な生物は多いので、序盤は攻撃、終盤は壁になるかもしれません。
《無効》
:環境に恵まれなかったカードと言うのは世に五万とあります(本当か?)が、これほど恵まれているカードも珍しいのではないでしょうかね?
USG、MRDと来て、再び強力(前者2つのブロックと異なり凶悪では無い所は味噌)なEnc/Atfが刷られそうな環境での再録です。
と言うより、それを見越して環境の調整役として入れているのでしょうが、それにしてもこのカード自体がEternalでも使われる程に強いので環境への強力なセーフキーパーになりますよね。
因みにアンチ宗教と言わんばかりのゼナゴスのFTも中々に好みです。
《液態化》
:効果はシンプルですが中々に強力に思えます。
1マナと展開を阻害せず、完全なアンブロッカブル。下手な環境では飛行+サイズ修正の《幽体の飛行》よりも早期決着が望めるやもしれません・・・。
ついでにほぼ確定で誘発できる占術1もよく合っていて強力。
単騎決戦を望むデッキにおける最も避けたい無駄ドローを省けるので。
《戦識の重装歩兵》とはちょうど補い合う点が逆転しているカードですね。
《モーギスの匪賊》
:つよい。
《炎の血族の盲信者》とも《地獄乗り》とも言えそうなウィニー準フィニッシャー級生物が3マナで手に入ります。
取り敢えず本体だけでも3マナ2/2速攻威嚇なので弱くは無いです。
がどうせなら《ラクドスの哄笑者》や《ラクドスの切り刻み教徒》と共に使いたいですね。
ある種《軍勢の忠節者》の黒版ですね。
黒単Beatと言うのは少々難易度が高いのでラクドスBeatのお供に。
取り敢えず本体に攻撃を捻じ込む生物は強い。
《蘇りしケンタウルス》
:結構優秀なライブラリー破壊生物。
壁としての安定したタフネスと選択可能なCiPライブラリー破壊。
アショクを使ったLOデッキで使えそうです。
《蘇りし者の密集軍》
:攻防に才立つマナレシオ優秀な生物。
個人的には《方解石のカミツキガメ》を思い起こさせます。除去耐性はかなり劣化しましたがその分オフェンシブです。
タフネス3は壁としては心許無いのですが、相手の生物との相討ちは狙えそうです。
コントロールの壁兼削り役ですね。魔鍵シリーズにも通じますね。
《毒蛇座の口づけ》
:可能性を感じなくもない1枚。
基本的には起動能力を封ずることに注力するでしょうが、マナエルフ等のシステム生物の除去にも使える。
《拘引》の黒版と考えると判り易いのですが、軽い分効果も小さい。《オリヴィア・ヴォルダーレン》等の例外を除き、システム生物は大体に置いて小型なので、大型まで止められた《拘引》を考えると・・・。
《モーギスの狂信者》
:パーフォロスは《若き紅蓮術士》を入れたBurnでよくね?とか言われていてBeatよりもコンボで想像されているようですがこちらは純Beatdown仕様。
アンコモンですがかなりKPが高し。
1ターン目から全てRのみの生物を展開すれば1体ずつだとしてもR+RR+RRR+R=7R!
つまり7点。
凄いなぁ・・・。
まぁ其処まで行かなくとも普通に4点程度は飛ばせそうです。
火力も多いですし、赤単はかなり強そうです。
先人を火力に返るという意味とマナ域を考えればこの狂信者こそ《地獄乗り》の後釜に相応しいと思います。
因みに《パーフォロスの槌》があれば嘗ての《ケルドのチャンピオン》の様に火力+速攻生物が出来上がります。
これもこれで強いw
1T:《軍勢の忠節者》《ラクドスの哄笑者》/《アクロスの十字軍》
2T:《灰の盲信者》《炎樹族の使者》/《若き紅蓮術士》
3T:《ボロスの反攻者》《チャンドラのフェニックス》/《どぶ潜み》
が現実的な選択肢ですかね?
ただ、これらのデッキでやる事は決まっています。
こちらは如何に生物を並べて押し切るかで、狂信者を使うのなら生物を維持するのがアキレス腱、逆に相手は生物を捌く事が通常のBeatよりも重要になるのできっちり捌いてこられると何もできない可能性も・・・。
デッキとして見るとハイリスクハイリターンなカードかもしれません・・・。
推してる時は強いですが劣勢では目も当てられない・・・。
まぁ、赤単で後手に回っている時点で終わっていますがねw
《神々の憤怒》
:3マナ生物全体に問答無用で3点を叩き込む且つ置換リムーブの全体火力。
環境に不足しがちな貴重な全体除去ですね。
現在の《炎樹族の使者》や《復活の声》をはじめとしたBeat環境に大打撃を与えることも可能な一枚に思えます。
が、どのデッキに入るんですかね?
今のRは生物を展開して何ぼです。自陣の生物まで一掃してしまう可能性が高い。
BigManaにしてもマナAtfは少なく生物に依存しがち。
ならコントロールなら~と思いますが、そんなデッキ在りましたかね?
何より痛いのがダブルシンボルである点。
土地の多くが消え去ったたら以前のような3色どころか2色でも結構厳しいハードルのように思えますが・・・。
(本体にダメージが入らないという点は色拘束の関係上ギルドランドに頼らざるを得ない場合もあるのでその点では有難いと言えますね。)
《軍団の結集》とか?
しかもまたしても《復活の声》のバランスをこのカードで取ろうという魂胆見え見え・・・。
《統率の取れた突撃》
:コンバットトリックの典型的な効果ですが効果範囲が2体までと広い。
基本的にコンバットトリックは単体ではアドロスのカードをうまくアド損せずに使う事が求められますが、これの場合は寧ろアドを稼げますね。
もちろん2体まで狙える事はアドロス自体も防ぎやすい。
当然英雄斯様に刷られたカードなので、それらを持つ生物に使いたいですね。
1マナと軽い点が何よりも重要。
《アクロスの十字軍》《密集軍の指揮者》《運命の工作員》等アドは狙えても戦闘力が高くない物たちを使うのが常道。
《ドラゴンのマントル》
:赤には珍しいドロースペルにブレスが付いたと思えば・・・。
《加撃》《針落とし》とかを考えると全然強い。
Weenieの息切れ防止に挿しておくと面白いかも。最低アドロスは無いわけですしね。
《タイタンの力》
:変型版《粗暴の力》。
単純なコンバットトリックカードですが占術1が面白い。
アドロス→息切れと言う難点を、続くドローを良質化する事で緩和しています。
アドロス回避とは異なりますが《統率の取れた突撃》とは別の手段でリスクの減衰が行われています。
Stdでは知りませんが、Wee系のデッキの選択肢の一つになるのではないかと思います。
まぁ、《ひずみの一撃》や《シャドーの裂け目》の方が扱いやすいとは思いますが・・・。
《葉冠のドライアド》
:歌って踊れるEnc。
取り敢えずDoSと相討ちが取れるのでEnchantressにはそれだけで一定の価値がありますね。
エンチャントレスがいればアドも当然稼げるわけですし。
Legacy生物のフライヤーの大半と相打てるので《空殴り》より余程制空権を採れます。
ニンフは全体的に綺麗ですが、このカードは群を抜いて綺麗なので是非Foilが欲しいですね。
《高木の巨人》
:Std環境に存在するほぼ全てのフライヤーと相討ち以上の成果を残せる安定した戦力が魅力ですね。
マナレシオも優秀。
ただ、対飛行を考えるのなら《切り裂く風》で十分なんですよね、こちらのほうが遥かに軽いですし。
《加護のサテュロス》
:瞬足持ちの授与カード。
サイズ修正や瞬足を考えると《ウルフィーの銀心》と《ウルフィーの報復者》を足して2で割った様な生物ですね。
テンポ・コンバットトリック・カードアドの3種類のアドバンテージを確保できるカード。
どっかのフェアリー三人衆の様なカードですね。
が・・・やはり重い。
いや、4マナだと強すぎるのは判るのですが5マナは・・・。
本体の軽さは《突然の衰微》と各種火力圏内であるという痛々しさも・・・。
が、冷静に考えて3マナで瞬足パワー4の時点で弱い訳がない訳で・・・。
ただ、ある種全体除去からカヴァーが出来るという点もあり、《神々の憤怒》が難点になりそうなGに対して意味を見出せそうですね。
《精霊への挑戦》《根生まれの防衛》《覚悟+意欲》等どれも後ろ向きなので、サイドとは言え積み込みはしにくいですからね。
ライバルは《残忍な発動》。
こちらもコンバットトリックかーどであり、且つ3マナで生物に+2/+2ですからね。
因みに狂暴ながらも猫と言う萌えキャラ+マッスルながら女性と言うイラストアドが小汚いオッサンに逆風。
《定命の者の宿敵》
:性能的には誰もが考える通り、《グール樹》です。
が、個人的により近しいのは《骨塚のワーム》ですよね、墓地に5枚の生物がある時に2マナで5/5と言う性能を考えれば。
そう考えれば強いのか?と言う幻覚から目が覚めますねw
ワームは墓地の枚数は一枚以上ならいつでもキャスト出来た上に色拘束は薄かった。
墓地に依存しなければいけないとはいえ、この差は大きいです。
正直、怪物化も判りますが、そんなに簡単に墓地に生物は堪らない上に、もっと言うなら早く堪らない+溜まっても維持できない。
早く堪らないなら軽さの魅力も半減。
2~3Tに生物を3枚4枚墓地に置く事が出来ない以上《恭しき狩人》とさしてサイズは変わらないでしょう。
且つ、維持できないので余計に怪物化の力が薄い。
そういう大量に生物を落すデッキならば《夜の咆哮獣》も良い戦力にはなりそうですが・・・。
何にせよ怪物化できるかどうかに懸かってきます。
只それでも他のカードが足りない・・・。
《裂け木の恐怖》《骨までの齧りつき》が無いのは厳しいです・・・。
《霧裂きのハイドラ》
:対U生物であるハイドラ。《空殴り》/《魔女跡追い》とは・・・。
対Uで速攻で除去耐性と云うと《ガイアの復讐者》を思わせる生物ですね。
重要なのはこの生物が「速攻」を持っているという事ですね。
ファッティの難点として大きなマナを使ったけれど相手のSoc除去で落とされた(´・ω・`)
という物が多い。
テンポロスの典型ですね。
が、コイツは速攻を持っているおかげでそのような事態を避けやすい。
Xマナを最大限に生かす事も出来るわけです。同時に回避能力が無いため《狩猟の神、ナイレア》は重要。
Stdではプロテクション(U)は正直微妙ですがInsにも《アゾリウスの魔除け》やバウンスがある以上無いよりはマシでしょう。
《拘留の宝球》を躱せるのも良い。《岩への繋ぎとめ》《突然の衰微》をされたら泣く。
一応、X=3~ならいきなり試練サイクルを回収できます。
が、最低でも1+3+2=6マナが掛るためそんな状況で出しても・・・。一応《パーフォロスの試練》は火力であるため回避能力の無いこいつには有難い事かもしれません。
《円環の賢者》→《高まる残虐性》が出来ないのは非常に残念です。
代わりとして考えられるのが《歓楽者ゼナゴス》ですかね。
[+1]があればXマナ分は稼げるでしょう。
問題は、より優秀なファッティに《嵐の息吹のドラゴン》《世界を喰らう者、ポルクラノス》がいる事ですねw
前者は同様に速攻と除去耐性と怪物化による火力、後者は怪物化による盤面の支配が可能です。
殴るだけのこいつは対U以外では出番が薄そうです。速攻火力なら[0]で補えますし、ゼナゴスの奥義である[-6]と相性が悪い点もマイナス・・・。
Legacyに置いてはやはり速攻持ちのファッティと言う部分が非常に大きいです。
対PW戦で非常に強い。打ち消されない点も相成って対JtMs戦で非常に安定した戦いが期待できます。[-1]のバウンスも効きませんしね。
プロテクション(U)は速攻があるのなら不要かとも思ったのですが《瞬唱の魔道士》《悪意の大梟》にブロックされる可能性を排除できるためやはり無いよりはマシでしょう。
《突然の衰微》や《剣を鍬に》には何の耐性も無い物の、「打ち消されない」ため露払いのハンデスで躊躇なく除去を除く事が出来ます。
またJtMsを置いてフルタップしてしまう様なうっかりさんを絶望のどん底に落とす事も出来ますw
除去で怖いのはLotVと《終末》ぐらいでしょう。
残念なのはXマナの宿命ですがGSZとの相性は最悪である点ですね。
また回避能力は無いので延々とLgSトークンにブロックされます。
対Uでは優秀ですが・・・どうでしょうね?少なくとも《空殴り》よりは可能性はあると思います(彼は環境柄恵まれない)。
「打ち消されない」「速攻」とUが嫌がる事を詰め込んだカードで、後は「呪禁」があれば完璧でしたねw
とりあえず、こちらの初撃を《終末》で捌いてドヤ顔しているMiracleに叩きつけてやりたい。その時に相手が決め顔で置いたJtMsをサンドバックに出来たらされだけでもう満足です。
TheRockでも使えます(Junkでは厳しい)が、マナを考えるとPostやNicFitの方が有用ですね。
NicFitの場合はGSZ経由では持ってこれないので、BGWカラーにして《イーオスのレインジャー》にするというのも面白い。
G Stompyと言うのも意外とある選択肢かもしれませんね。
※)Legacyで生物を打ち消すスペルで真面に使われている確定カウンターはFoWぐらいしか無いというのは秘密w
《戦士の教訓》
:今回のロマン枠w(コモン編)
《統率の取れた突撃》と同じアドロスし難いスペルですが寧ろアドを稼ぐことをこちらも念頭にしていますね。
2段攻撃持ち2体に付けて4ドローだ!!
Insで本当に良かった・・・。
ただまぁ、《狩人の眼識》の方が恐らく使いやすい。PWにダメージでも良かったわけですからね。
このカードはドローよりも相手の除去を誘う事が目的でドローはそのついでぐらいに考えた方が良いと思われます。
続く中堅やフィニッシャーの前に相手の除去を切らせながらアドロスをし辛いカード。
そんな感覚で使うべきかと・・・。
《アクロスの重装歩兵》
:攻撃に参加する生物分攻撃力が増す生物で嘗てのバンドを思い出しますね。
取り敢えず最低2/2は保証されています。
《地獄乗り》宜しく、それまでに展開していた自軍を打点に昇華出来る生物です。
同セットでいる《モーギスの狂信者》はライダーと同じマナ域ですが、こいつはより小型版といった所ですね。
《アクロスの十字軍》《若き紅蓮術士》を使用したSlighBorosなんかにどうかな?と思います。
その際には類似カードの《鋳造所通りの住人》も良いかもしれません。
まぁ、1マナ域は《軍勢の忠節者》の方が遥かに優先度は高いので入らないでしょうが。
《猛火の猛士》も効果だけは素晴らしいのですがね・・・。
《英雄の記録者 》
:3マナ3/3に条件付きでキャントリップ。
どこぞの銀魚や梟を見ていると物足りないのですが、普通に考えてコイツも十分に強いんですがね・・・。
最近の生物の異常発育で感覚がおかしくなっているだけです。
トリガー的には《円環の賢者》《実験体》等の進化生物の方が英雄化生物よりも相性が良いと思います。
《荒野の収穫者》
:何故起動能力で「接死」「呪禁」をそれぞれ得る形なのでしょうか?しかも呪禁は2マナとか舐めてんの?
一応生物が死ぬ度に占術1が出来るので弱くはありませんし自己完結もしています。
が、パワー2でも良かったので3マナにして欲しかったですね。そうすればナイレアのトランプルが即座に付加できたのに・・・。
4マナもするならせめてどちらかの起動能力は普通に持っていて欲しかった。
それでなくとも《海の神、タッサ》ならば3マナで毎ターン占術が付いてくるというのに・・・。
面白い使い方としては《屋根職人の反乱》の様な自動で落ちる生物を使えばその分占術で山札を掘れるところですね。
それぐらいしか使い道が無い。
が、TheSourceスレを見ていてちょっと転換。
LgS+セラピーを使うデッキなら積極的に占術を使っていけるのでデッキの安定感が抜群に高まるはず。
4枚使うようなカードでは無いですがGSZから引っ張るように2枚程度あれば十分でしょうね。
同時にNicFitでもアリと言えば有ですね。
セラピーを積極的に使っていくデッキなので占術が誘発しやすい。
BigMana系の宿命としてKPにバラつきがあるのでデッキ/引きのバランスが悪いという物が在ります。
それを積極的に改善して行けるのには価値があります。起動能力も問題なく使えるでしょうし。
が、コイツを引きたいタイミングが判らない。
恐らく入れるのならGSZからのサーチ枠に1~2枚程度ですがつまりそれは5マナがある状況。それなら他のフィニッシャーを探して来たり《激情の共感者》からサーチをしてこれる状況ですからね。
《地平線のキマイラ》
:何故かシミックカラーで出たLifeゲイン生物。
1ドローを+1ゲインに強化する素晴らしいカード。
BantカラーのLifeデッキも組めるかもしれません。
本体性能も瞬足・飛行・トランプルとどこかおかしい。
Stdでは軽いドローが無いのでお鉢が回ってくる事は無さそうです・・・。
《テューンの大天使》がいれば毎ターン+1/+1を誘発できるぐらいですかね・・・。
《水深の魔道士》も悪くはありませんがどちらにしろ重すぎる。
《死の国のケルベロス》
:5マナ6/6+アンブロッカブルとかなり凶悪な性能です。
サイズ的にはMidrange向きの生物なのですが、PiG時の効果で生物を回収できるというのが何よりも大きい。
Beatdownでこそ真価を発揮できる能力です。
その際、5ターン目着地はかなり遅いためマナ加速手段か速攻付与のカードが欲しいですね。《パーフォロスの槌》よりは直接打点になる物が欲しいのですが、《オーガの戦駆り》では適用範囲が狭すぎる。ゴブリンでは生きてはいまい・・・。
難しい・・・。
《灰燼の乗り手》
:《絶望の天使》が執政官に成ったら凶悪になりました。
2度の置物破壊を可能であり、誘発タイミングでは《隔離するタイタン》、2回と言う意味では《森滅ぼしの最長老》とも類似していますね。
とりあえずCipでパーマネントに対処出来るので禿天と同じ働きは確保されておりそれらとはすんなり交代できそうです。1マナ重いとはいえどうせ須田氏は不可能でしょうし。
ただPiG能力の方の扱いが難しいですよね・・・。逆に対処側は其処が重要です。《異端の輝き》とかですね。
スラーグ牙宜しく「場を離れたら~」だったら恐ろしい事になっていましたが・・・。
Stdではまぁ、リアニメイトするしか方策は無いですよね、月並みですが・・・。
重さだけならニクソスやゼナゴスでどうにでもなると言えなくもない範囲なのですがマルチカラーのダブルシンボル2種類の色拘束がきつ過ぎて・・・。
しかしリアニメイトするにしろスペルが不足しがち。
《オブゼダートの救済》《強行+突入》に《死の国からの救出》とKPは高い物の速度が足りない。
何より積極的に墓地に落す手段が足りない。悉くISDブロックに在りますからね。
加えて墓地対策も激しい。さらに激しくなりますし。
活躍は難しそうです・・・。
いっそ《グリセルブランド》の代わりに《墓所の怪異》デッキに入れる方がまだ良さそうですが・・・。
どうせWWまで使うのなら《放逐する僧侶》とか使って、前半は疑似除去、後半は疑似明滅とかするのも面白いですが・・・。
Legacyでは《絶望の天使》と《森滅ぼしの最長老》のほぼ良い所取りなのでこれらを採用するデッキにはもってこいですね。
また「破壊」では無く「追放」である点も強力。
下手な墓地利用に引っ掛かりが無く後腐れが有りませんし、Dredge使い歓喜の《黄泉からの橋》の保護が可能。
[ぐーん]さんが書いていらっしゃいましたが、セラピーで1枚、つって1枚、セラピーFbでさくって1枚、セラピーの効果で1枚
計ハンド2枚、場から2枚カードをリムーブ出来るんですね。
凶悪やなぁ・・・。
普段からDredge使ってる方はやはり閃く速度が段ちですわ。
ただし、やはりCip以外の部分を見ると多少不足が目立ちます。
というより既に過剰なるKPを誇る《引き裂かれし永劫、エムラクール》《グリセルブランド》がいるのでね(´・ω・`)
《御霊の足跡》などCip+PiGを強引に使う方法も上記以外にもあるにはありますが、《騙し討ち》《浅すぎる墓穴》等を用いて上の2種を使ったほうが遥かに強いんですよね・・・。
《閃光》があればまた違ったのでしょうが・・・。
コンボデッキ以外では普通にNicFitでなら運用は可能でしょう。
8マナが中盤以降には出るデッキですし、《繰り返す悪夢》を使えばCip+PiGも使う事が出来ます。
血の涙を見せてやるぜ!!
個人的にはそろそろ禿天を買うつもりでしたが危なかったです。
親和レアですが4枚使うようなカードでもないのであまり値段も気になりませんね、Legacy民的には。Foilさんは頑張ってください(^ω^)
おや?
子牛の馬車に乗せらてた天使が仲間に成りたそうにこちらを見ています。
仲間にしますか?